JPH0840087A - 車両における走行風の導入機構 - Google Patents
車両における走行風の導入機構Info
- Publication number
- JPH0840087A JPH0840087A JP20288494A JP20288494A JPH0840087A JP H0840087 A JPH0840087 A JP H0840087A JP 20288494 A JP20288494 A JP 20288494A JP 20288494 A JP20288494 A JP 20288494A JP H0840087 A JPH0840087 A JP H0840087A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling wind
- side member
- engine room
- vehicle
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、自動車等の車両において走行
風を効率良くエンジンルーム内へガイドすることにあ
る。 【構成】車体11の前面の走行風導入口13からサイド
メンバー14内へ導入した走行風を、夫々同心的な曲面
を有する複数個の曲面ガイド板19A,19B,19
C,19Dによってガイドしてエンジンルーム18内へ
吹付ける。
風を効率良くエンジンルーム内へガイドすることにあ
る。 【構成】車体11の前面の走行風導入口13からサイド
メンバー14内へ導入した走行風を、夫々同心的な曲面
を有する複数個の曲面ガイド板19A,19B,19
C,19Dによってガイドしてエンジンルーム18内へ
吹付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の車両における
エンジンルームを冷却するための走行風の導入機構に関
するものである。
エンジンルームを冷却するための走行風の導入機構に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】車両における上記走行風の導入機構は、
図3に示すように車体(1) の前面においてバンパー(2)
の下部に走行風導入口(3) を配置し、該走行風導入口
(3) からサイドメンバー(4) に導入した走行風を、該サ
イドメンバー(4) に設けた吹出口(5) からエンジン(6)
やトランスミッション(7) を収納しているエンジンルー
ム(8) 内へ吹付けるものであるが、従来では図4に詳記
するように該サイドメンバー(4) の吹出口(5) には平ら
なガイド板(9) を配置してサイドメンバー(4) 内の走行
風をエンジンルーム(8) 内へガイドしていた。
図3に示すように車体(1) の前面においてバンパー(2)
の下部に走行風導入口(3) を配置し、該走行風導入口
(3) からサイドメンバー(4) に導入した走行風を、該サ
イドメンバー(4) に設けた吹出口(5) からエンジン(6)
やトランスミッション(7) を収納しているエンジンルー
ム(8) 内へ吹付けるものであるが、従来では図4に詳記
するように該サイドメンバー(4) の吹出口(5) には平ら
なガイド板(9) を配置してサイドメンバー(4) 内の走行
風をエンジンルーム(8) 内へガイドしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の走行風の導入機構では図4矢印に示すように走行風が
吹出口(5) からエンジンルーム(8) 内へ吹出す際、吹出
口(5) の周縁およびガイド板(9) との衝突によってこの
部分で渦流や逆流を生じ、走行風が効率良くエンジンル
ーム(8) 内に導入されないと言う問題点があった。
の走行風の導入機構では図4矢印に示すように走行風が
吹出口(5) からエンジンルーム(8) 内へ吹出す際、吹出
口(5) の周縁およびガイド板(9) との衝突によってこの
部分で渦流や逆流を生じ、走行風が効率良くエンジンル
ーム(8) 内に導入されないと言う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、車体(11)前面の走行風導
入口(13)からサイドメンバー(14)内へ走行風を導入し、
該サイドメンバー(14)の所定箇所に設けられた吹出口(1
5)から該走行風をエンジンルーム(18)に吹付ける機構で
あって、該サイドメンバー(14)の吹出口(15)には夫々同
心的な曲面を有する複数個の曲面ガイド板(19A,19B,19
C,19D) を配置した車両における走行風の導入機構を提
供するものである。
を解決するための手段として、車体(11)前面の走行風導
入口(13)からサイドメンバー(14)内へ走行風を導入し、
該サイドメンバー(14)の所定箇所に設けられた吹出口(1
5)から該走行風をエンジンルーム(18)に吹付ける機構で
あって、該サイドメンバー(14)の吹出口(15)には夫々同
心的な曲面を有する複数個の曲面ガイド板(19A,19B,19
C,19D) を配置した車両における走行風の導入機構を提
供するものである。
【0005】
【作用】走行風は車体(11)の前面の走行風導入口(13)か
らサイドメンバー(14)内へ導入され、該サイドメンバー
(14)の吹出口(15)からエンジンルーム(18)内へ吹出され
るが、この際該吹出口(15)に配置されている複数個の曲
面ガイド板(19A,19B,19C,19D) によってガイドされる。
該複数個の曲面ガイド板(19A,19B,19C,19D) は夫々同心
的な曲面を有するから走行風との激しい衝突は起こら
ず、走行風は殆ど渦流や逆流を生ずることなくエンジン
ルーム(18)内へガイドされる。
らサイドメンバー(14)内へ導入され、該サイドメンバー
(14)の吹出口(15)からエンジンルーム(18)内へ吹出され
るが、この際該吹出口(15)に配置されている複数個の曲
面ガイド板(19A,19B,19C,19D) によってガイドされる。
該複数個の曲面ガイド板(19A,19B,19C,19D) は夫々同心
的な曲面を有するから走行風との激しい衝突は起こら
ず、走行風は殆ど渦流や逆流を生ずることなくエンジン
ルーム(18)内へガイドされる。
【0006】
【実施例】本発明を図1および図2に示す一実施例によ
って説明すれば、自動車の車体(11)の前面において、バ
ンパー(12)の下部には走行風導入口(13)が配置され、走
行風は該導入口(13)よりサイドメンバー(14)内に導入さ
れる。該サイドメンバー(14)に導入された走行風は吹出
口(15)からエンジン(16)やトランスミッション(17)が収
納されているエンジンルーム(18)内へ吹付けられ、この
ようにしてエンジンルーム(18)は冷却されるが、この際
該走行風は該サイドメンバー(14)の吹出口(15)に配置さ
れている複数個の曲面ガイド板(19A,19B,19C,19D) によ
ってガイドされる。該曲面ガイド板(19A,19B,19C,19D)
は夫々同心的な曲面を有しており、したがって図2矢印
に示すように走行風は該曲面ガイド板(19A,19B,19C,19
D) に激しい衝突することなく、それ故に渦流や逆流を
生ずることなくエンジンルーム(18)内へ効率良く吹付け
られる。
って説明すれば、自動車の車体(11)の前面において、バ
ンパー(12)の下部には走行風導入口(13)が配置され、走
行風は該導入口(13)よりサイドメンバー(14)内に導入さ
れる。該サイドメンバー(14)に導入された走行風は吹出
口(15)からエンジン(16)やトランスミッション(17)が収
納されているエンジンルーム(18)内へ吹付けられ、この
ようにしてエンジンルーム(18)は冷却されるが、この際
該走行風は該サイドメンバー(14)の吹出口(15)に配置さ
れている複数個の曲面ガイド板(19A,19B,19C,19D) によ
ってガイドされる。該曲面ガイド板(19A,19B,19C,19D)
は夫々同心的な曲面を有しており、したがって図2矢印
に示すように走行風は該曲面ガイド板(19A,19B,19C,19
D) に激しい衝突することなく、それ故に渦流や逆流を
生ずることなくエンジンルーム(18)内へ効率良く吹付け
られる。
【0007】
【発明の効果】したがって本発明では走行風を効率良く
エンジンルーム内へ導入することが出来る。
エンジンルーム内へ導入することが出来る。
図1および図2は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】走行風導入機構部分断面図
【図2】サイドメンバー吹出口付近の部分断面図
【図3】従来の走行風導入機構部分断面図
【図4】従来のサイドメンバー吹出口付近の部分断面図
11 車体 12 バンパー 13 走行風導入口 14 サイドメンバー 15 吹出口 18 エンジンルーム 19A,19B,19C,19D 曲面ガイド板
Claims (1)
- 【請求項1】車体前面の走行風導入口からサイドメンバ
ー内へ走行風を導入し、該サイドメンバーの所定箇所に
設けられた吹出口から該走行風をエンジンルームに吹付
ける機構であって、該サイドメンバーの吹出口には夫々
同心的な曲面を有する複数個の曲面ガイド板を配置した
ことを特徴とする車両における走行風の導入機構
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20288494A JPH0840087A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 車両における走行風の導入機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20288494A JPH0840087A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 車両における走行風の導入機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0840087A true JPH0840087A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16464803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20288494A Withdrawn JPH0840087A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 車両における走行風の導入機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0840087A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040026974A (ko) * | 2002-09-27 | 2004-04-01 | 현대자동차주식회사 | 냉각팬 후류제어에 의한 열해방지장치 |
US6786291B1 (en) * | 1999-09-29 | 2004-09-07 | Scania Cv Ab (Publ) | Motor vehicle with a front-mounted engine and air guide chassis |
EP1591293A1 (fr) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Peugeot Citroen Automobiles S.A. | Bloc avant de véhicule automobile et véhicule comportant un tel bloc avant |
WO2017212939A1 (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | 株式会社デンソー | 車両用送風システム |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP20288494A patent/JPH0840087A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6786291B1 (en) * | 1999-09-29 | 2004-09-07 | Scania Cv Ab (Publ) | Motor vehicle with a front-mounted engine and air guide chassis |
KR20040026974A (ko) * | 2002-09-27 | 2004-04-01 | 현대자동차주식회사 | 냉각팬 후류제어에 의한 열해방지장치 |
EP1591293A1 (fr) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Peugeot Citroen Automobiles S.A. | Bloc avant de véhicule automobile et véhicule comportant un tel bloc avant |
FR2869572A1 (fr) * | 2004-04-29 | 2005-11-04 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Bloc avant de vehicule automobile et vehicule comportant un tel bloc avant |
WO2017212939A1 (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | 株式会社デンソー | 車両用送風システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5678884A (en) | Air guide device with air intake openings | |
EP2489537B1 (en) | Front part of a vehicle body | |
US4635039A (en) | Low drag warning system for emergency vehicles | |
JPH0840087A (ja) | 車両における走行風の導入機構 | |
JP3355939B2 (ja) | 車両用エンジンのアンダーカバー | |
JP2002308154A (ja) | 車両のフロント下部構造 | |
JP3082660B2 (ja) | クーラーコンデンサの熱風排出構造 | |
JPH11348579A (ja) | エンジンの排気系冷却構造 | |
JP3906427B2 (ja) | 産業車両の通風装置 | |
JPS6078827A (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
CN220688118U (zh) | 泄压阀组件及车辆 | |
JPH11141965A (ja) | 空気ダクト屈曲部の空気案内構造 | |
JPS60169317A (ja) | 車両用空気調和装置のダクト構造 | |
KR102714461B1 (ko) | 차량용 공조장치 | |
JPH06255Y2 (ja) | 自動車のエンジンル−ム構造 | |
JPS60182214U (ja) | 自動車の空調装置 | |
CN218616161U (zh) | 具有弱气流的通风口装置 | |
JPH0891123A (ja) | 車両用ミラー装置 | |
CN209938309U (zh) | 一种汽车散热器导风板 | |
SU1752635A1 (ru) | Обтекатель транспортного средства | |
KR0123496Y1 (ko) | 승용자동차의 플래넘 판넬 구조 | |
JPH04979Y2 (ja) | ||
JPH0712097Y2 (ja) | ルーフベンチレーションフード | |
JP3387044B2 (ja) | 誘導空気取入れ用の開口部を有する吹き出しダクトを備えた飛散送風機 | |
JP2506990Y2 (ja) | デフロスタノズル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |