JP3906427B2 - 産業車両の通風装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークリフトのような産業車両の通風装置に係り、詳しくはエンジンの冷却に用いられた冷却風を車体後方に排出するために設けられる通風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、エンジン式フォークリフトにおける通風装置を示したものである。図示のように、車体のエンジンルーム内には、エンジン21を冷却するためのラジエータ22が搭載され、そのラジエータ22に対してエンジン21で駆動される(又は電動の)冷却ファン23による冷却風を吹き付けて冷却し、そして、ラジエータ22通過後の冷却風を車体後部に搭載のカウンタウェイト24に設けた通風路25を経て車体後方へ排出するように構成している。
【0003】
ところが、通風路25から排出される冷却風は、その排出方向に指向性を持たせていない場合、四方に分散して床上の埃の巻き上げやバック走行時のオペレータへの吹きかかり(運転席はカウンタウェイト24上のやや前方に設定されている)が発生するといった不具合がある。
そのため、通風路25から排出される冷却風に指向性を持たせるようにした通風装置が提案されており、このような通風装置としては、例えば実開昭63−196725号公報を挙げることができる。この公報記載の通風装置は、排出路の開口断面積を出口付近で急激に絞るとともに、上面に屈曲部を設けて冷却風を下向きに排出するように構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報記載の通風装置の場合、オペレータに対する冷却風の吹きかかりを防止する上では有効であるが、冷却風が床側に集中して吹き出されるので、塵埃の巻き上げを助長することになり、また出口での絞り効果によって冷却風の排出性が損なわれ、冷却性能が低下するといった問題がある。
【0005】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷却性能を損なうことなく、塵埃の巻き上げ及びオペレータへの吹きかかりを防止する上で有効な産業車両の通風装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成したものである。即ち、請求項1の発明は、車体後部に搭載されるカウンタウェイトに、ラジエータ通過後の冷却風を車体後方に排出するための通風路を備えた産業車両の通風装置であって、前記通風路の出口を入口と開口断面積が等しい横長の長孔に形成し、しかも通風路の全長にわたってその開口断面積を一定に保持しつつ前記通風路に設けられた上下のそれぞれの壁面を出口に向かって狭まる下向きと上向きの斜面で構成したことを特徴とする。
【0007】
上記のように構成された請求項1の発明によれば、通風路の開口断面積がその全長にわたって一定であるため、通風性を損なわずに冷却風を円滑に排出することが可能となり、所要の冷却性能を確保することができる。
また、通風路の出口を横長の長孔となし、しかも通風路に設けられた上下のそれぞれの壁面を出口に向かって狭まる下向きと上向きの斜面で構成してあるため、出口から排出される冷却風に対して、下向きの斜面による下方向に向かう流れと上向きの斜面による上方向に向かう流れとの合流による直進的な指向性が与えられる。このため、冷却風を出口から車体後方に向かって略水平方向に排出することが可能となり、オペレータに対する吹きかかり及び床面上の塵埃の巻き上がりが防止又は低減される。
また、出口を横長の長孔としたことによって、出口から運転席及び床面までの距離が遠ざかるため、このことによってもオペレータに対する吹きかかり及び床面上の塵埃の巻き上がりの防止効果が高められる。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1記載の産業車両の通風装置において、前記出口が横に細長い長方形に形成され、しかも通風路の左右の両側壁面を出口に向かって広がる斜面で構成したことを特徴とする。
このような構成を採用したときは、通風路が曲面を持たない単純な直線的形状で形成されるため、カウンタウェイトを鋳造によって製作する場合の製作性を損なうことが少ない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。フォークリフトにおける通風装置の概略構成は図1に示す通りである。即ち、車体1のエンジンルーム内には、エンジン2を冷却するためのラジエータ3が搭載され、そのラジエータ3に対してエンジンで駆動される(又は電動の)冷却ファン4による冷却風を吹き付けて冷却し、そして、ラジエータ3通過後の冷却風を車体後部に搭載のカウンタウェイト5に設けた通風路6を経て車体後方へ排出する構成となっている。
【0010】
しかして、本実施の形態に係る通風装置においては、図2〜図4に示すように、カウンタウェイト5に設けられる通風路6を、その通風路6から排出される冷却風に対して通風性を損なうことなく、車体後方へ直進的な指向性を付与できるように構成したものであり、以下、その詳細を説明する。
【0011】
図4は図3の各切断線に沿った通風路6の各部の開口断面形状を示したものであり、図4の(a)に示す入口7は、横方向にやや長めの長方形に形成され、図4の(c)に示す出口8は、入口7よりも横方向に極めて細長い長方形に形成され、また図4の(b)に示す途中部位は、横の長さが入口7と出口8の略中間程度の長さを有する長方形に形成されている。なお、本実施の形態では、入口7は縦横の比率が約1対2の長方形に設定され、出口8は縦横の比率が約1対8の長方形に設定されている。
そして、通風路6は入口7と出口8を含む全長にわたってその開口断面積が全て等しくなるように設定されている。即ち、本実施の形態では、図2に示すように、上下の壁面6a,6bを出口8に向かって漸次狭まる斜面で形成する一方、これに対応して図3に示すように、左右両側の壁面6cを出口8に向かって漸次拡開する斜面で形成することによって開口断面積を等しく設定してある。
【0012】
本実施の形態に係る通風装置は、上記のように構成したものであり、従って、エンジン2の冷却作用に用いられたラジエータ3を通過後の冷却風は、通風路6を通って車体後方に排出される。この場合、通風路6はその開口断面積が入口7から出口8までの全長に関して一定であることから、良好な通風性が得られて冷却風が円滑に排出されることになり、所要の冷却性能を容易に確保することが可能となる。
【0013】
また、通風路6はその上下の壁面6a,6bが出口8に向かって狭まるような下向きと上向きの斜面で構成されているため、出口8から排出される冷却風の排出方向は、図2に示すように、上壁面6aに沿う下向きの流れと、下壁面6bに沿う上向きの流れが合流することで決定される両流れの合力方向、つまり略水平方向に指向される。
このため、冷却風は車体後方へ直線的に排出される結果、床面の塵埃の巻き上げ及びオペレータへの吹きかかりが防止又は低減されることになる。
なお、通風路6における左右の両側壁面6cは、出口8に向かって広がる斜面であるため、図3に示すように、冷却風が多少なりとも車体の側方に排出されるが、そのことでさしたる悪影響は生じない。
【0014】
また、本実施の形態によれば、通風路6の出口8を横長の長方形に形成したことにより、出口8の開口下縁から床面までの距離及び出口8の開口上縁から運転席までの距離がそれぞれ従来に比べて大きく(遠く)なるため、床面の塵埃の巻き上げ及びオペレータへの吹きかかりの防止又は低減効果がより高められる。
【0015】
ところで、カウンタウェイト5は一般に鋳造製品であり、従ってその成形性を考慮するならば、通風路6の形状が単純であることが望ましいものである。この点、本実施の形態によれば、通風路6は出入口7,8の形状が長方形でかつ出入口7,8間が斜面で連続する、曲面を持たない直線的な形で構成されるため、カウンタウェイト5の成形性が害されない。
【0016】
なお、本発明は、図示の実施の形態に限定するものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、図2に示すように、通風路6における上壁面6aの傾斜角を下壁面6bの傾斜角よりもやや鋭角(垂直線に対して)に設定してあるが、通風路6の上壁面6aと下壁面6bの斜面角度を一致させても良いし、冷却風の排出方向を考慮して上下で多少変えても差し支えない。また、入口7及び出口8の長方形の縦横の比率はあくまでも一例を示したに過ぎず、必要に応じて適宜変更されるものである。
【0017】
また、出口8の形状は、必ずしも長方形である必要はなく、長円形や菱形でも差し支えなく、要は横長の孔であればよい。一方、入口7の形状については、成形可能ならばどのような形状であっても差し支えなく、たとえ縦長形状であってもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、冷却性能を損なうことなく、塵埃の巻き上げ及びオペレータへの吹きかかりを防止する上で有効な産業車両の通風装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォークリフトの通風装置を示す概略側面図である。
【図2】通風路の形状を示す縦断面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】通風路の各部の開口断面形状を示す断面図であり、(a)は図3のB−B線断面を示し、(b)は図3のC−C線断面を示し、(c)は図3のD−D線断面を示す。
【図5】従来のフォークリフトにおける通風装置の説明図である。
【符号の説明】
1…車体
2…エンジン
3…ラジエータ
4…冷却ファン
5…カウンタウェイト
6…通風路
7…入口
8…出口

Claims (2)

  1. 車体後部に搭載されるカウンタウェイトに、ラジエータ通過後の冷却風を車体後方に排出するための通風路を備えた産業車両の通風装置であって、
    前記通風路の出口を入口と開口断面積が等しい横長の長孔に形成し、しかも通風路の全長にわたってその開口断面積を一定に保持しつつ前記通風路に設けられた上下のそれぞれの壁面を出口に向かって狭まる下向きと上向きの斜面で構成したことを特徴とする産業車両の通風装置。
  2. 前記出口が横に細長い長方形に形成され、しかも通風路の左右の両側壁面を出口に向かって広がる斜面で構成したことを特徴とする請求項1記載の産業車両の通風装置。
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