JPH0712097Y2 - ルーフベンチレーションフード - Google Patents
ルーフベンチレーションフードInfo
- Publication number
- JPH0712097Y2 JPH0712097Y2 JP1987189434U JP18943487U JPH0712097Y2 JP H0712097 Y2 JPH0712097 Y2 JP H0712097Y2 JP 1987189434 U JP1987189434 U JP 1987189434U JP 18943487 U JP18943487 U JP 18943487U JP H0712097 Y2 JPH0712097 Y2 JP H0712097Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- roof
- ventilation hood
- outside air
- air intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車室内の換気を目的とするルーフベンチレ
ーションフードの改良に関する。
ーションフードの改良に関する。
(従来の技術) 従来、車室内の換気を目的として設けられたルーフベン
チレーションフードは、車室上方に設置され、車体進行
方向に外気取入口を開口し、フード内外気取入口と相反
するV字形状のベンチェリー板を垂設し、その後方に蓋
を付設した車室内と連通させたベンチレーターを穿設す
ると共に、上記カバーをルーフパネル表面に間隙を持た
せながら取り付けてなるもの(実開昭58-73007号)があ
る。
チレーションフードは、車室上方に設置され、車体進行
方向に外気取入口を開口し、フード内外気取入口と相反
するV字形状のベンチェリー板を垂設し、その後方に蓋
を付設した車室内と連通させたベンチレーターを穿設す
ると共に、上記カバーをルーフパネル表面に間隙を持た
せながら取り付けてなるもの(実開昭58-73007号)があ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものにおいて、実開昭58-730
07号(実公昭61-34893号)の場合、まず外気取入口には
速度に応じて点灯するインディケーターランプが外気取
入口上部に載置されるものであるから、車両の走行速度
によっては、上記外気取入口上部に設けるインディケー
ターランプ近傍において取入れられる気流に乱れが生
じ、十分に車室内に外気が取り入れられなかったり、ま
た、整流作用がないために生じる乱流によって、風切り
音が特に外部への流出間隙とベンチェリー板の先部にお
いて増大し、車室内のおける静粛性が著しく損なわれる
ものである。そこで、この考案は、上記従来のもののも
つ欠点を改善するものであり、フード内において取入れ
る気流の方向性を整え、乱流の原因となる気流を外部に
導出することにより、効率的にしかも静かに車室内にお
ける換気を行おうとするものである。
07号(実公昭61-34893号)の場合、まず外気取入口には
速度に応じて点灯するインディケーターランプが外気取
入口上部に載置されるものであるから、車両の走行速度
によっては、上記外気取入口上部に設けるインディケー
ターランプ近傍において取入れられる気流に乱れが生
じ、十分に車室内に外気が取り入れられなかったり、ま
た、整流作用がないために生じる乱流によって、風切り
音が特に外部への流出間隙とベンチェリー板の先部にお
いて増大し、車室内のおける静粛性が著しく損なわれる
ものである。そこで、この考案は、上記従来のもののも
つ欠点を改善するものであり、フード内において取入れ
る気流の方向性を整え、乱流の原因となる気流を外部に
導出することにより、効率的にしかも静かに車室内にお
ける換気を行おうとするものである。
(課題を解決するための手段) そのために、外気取入口に配置されたインディケーター
ランプの側面より、フード内のベンチェリー板に連なる
よう整流板を付設すると共に、上記ベンチェリー板の略
中央に外方と連通する排出孔を設けてなるものである。
ランプの側面より、フード内のベンチェリー板に連なる
よう整流板を付設すると共に、上記ベンチェリー板の略
中央に外方と連通する排出孔を設けてなるものである。
(作用) 以上の構成を具えるので、外気取入口から流入した気流
は、内部のベンチェリー板に連なるインディケーターラ
ンプ側面の整流板によって方向性を整えられながら、内
部へ流入すると共に、外気取入口の開口方向とは相反す
る方向に開口したベンチェリー板により、方向性を変化
させつつ車室内に流入させる上、ベンチェリー板の内方
前端部に設けた排出孔により、発生しやすい乱流を外部
へ排除できるので風切り音を低下させることができる。
は、内部のベンチェリー板に連なるインディケーターラ
ンプ側面の整流板によって方向性を整えられながら、内
部へ流入すると共に、外気取入口の開口方向とは相反す
る方向に開口したベンチェリー板により、方向性を変化
させつつ車室内に流入させる上、ベンチェリー板の内方
前端部に設けた排出孔により、発生しやすい乱流を外部
へ排除できるので風切り音を低下させることができる。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に詳細に説明する。
(1)はこの考案の実施例を具えるキャブ部であり、こ
のキャブ部(1)のルーフパネル(2)に密着させると
共に、その外気吸入口(7)がフロントガラス(13)に
沿うようにルーフベンチレーションフード(3)を取付
ける。このルーフベンチレーションフード(3)は、車
体進行方向に外気吸入口(7)が、ルーフインディケー
ターランプ(5)と交互に開口しているものであり、こ
の外気吸入口(7)から吸入された気流は、ルーフイン
デケーターランプ(5)から一体に連続している整流板
(12)によって、外気吸入口(7)とは相反する方向に
開口しているU字状のベンチェリー板(10)に内壁(1
4)に沿ってダクト(11)内を誘導されるものである。
その後、気流は車室内(9)へ通じる導入孔(16)及び
吹出口(8)を通って、車室内(9)へ吹込む一方、U
字形形状のベンチェリー板(10)の排出孔(15)まで達
した気流は、そのまま車体進行方向とは逆に開口した排
出孔(6)より外方へ排除されるため、乱流の発生によ
る騒音の増大を防止できるものである。
(1)はこの考案の実施例を具えるキャブ部であり、こ
のキャブ部(1)のルーフパネル(2)に密着させると
共に、その外気吸入口(7)がフロントガラス(13)に
沿うようにルーフベンチレーションフード(3)を取付
ける。このルーフベンチレーションフード(3)は、車
体進行方向に外気吸入口(7)が、ルーフインディケー
ターランプ(5)と交互に開口しているものであり、こ
の外気吸入口(7)から吸入された気流は、ルーフイン
デケーターランプ(5)から一体に連続している整流板
(12)によって、外気吸入口(7)とは相反する方向に
開口しているU字状のベンチェリー板(10)に内壁(1
4)に沿ってダクト(11)内を誘導されるものである。
その後、気流は車室内(9)へ通じる導入孔(16)及び
吹出口(8)を通って、車室内(9)へ吹込む一方、U
字形形状のベンチェリー板(10)の排出孔(15)まで達
した気流は、そのまま車体進行方向とは逆に開口した排
出孔(6)より外方へ排除されるため、乱流の発生によ
る騒音の増大を防止できるものである。
(考案の効果) 以上のとおり、ルーフベンチレーションフードの付設に
伴って発生するフード内における乱流による風切り音を
低下して、車室内の騒音を低減させ、さらに乱流によっ
て阻害されやすい吸気気流を効果的に車室内へ送り込む
ことができる優れた効果をもつものである。
伴って発生するフード内における乱流による風切り音を
低下して、車室内の騒音を低減させ、さらに乱流によっ
て阻害されやすい吸気気流を効果的に車室内へ送り込む
ことができる優れた効果をもつものである。
第1図は、この考案の実施例を具えたキャブ部の正面
図、第2図は、その側方からの部分拡大図、さらに第3
図は、この考案の実施例であるルーフベンチレーション
フードの裏面方向からの透視図である。 1……キャブ部、2……ルーフパネル、3……ルーフベ
ンチレーションフード、4……係止部、5……ルーフイ
ンディケーターランプ、6……排出孔、7……外気吸入
口、8……吹出口、9……車室、10……ベンチェリー
板、11……ダクト部、12……整流板、13……フロントガ
ラス、14……内壁、15……内方前端部、16……導入孔
図、第2図は、その側方からの部分拡大図、さらに第3
図は、この考案の実施例であるルーフベンチレーション
フードの裏面方向からの透視図である。 1……キャブ部、2……ルーフパネル、3……ルーフベ
ンチレーションフード、4……係止部、5……ルーフイ
ンディケーターランプ、6……排出孔、7……外気吸入
口、8……吹出口、9……車室、10……ベンチェリー
板、11……ダクト部、12……整流板、13……フロントガ
ラス、14……内壁、15……内方前端部、16……導入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−40110(JP,U) 実公 昭61−34893(JP,Y2) 実公 昭51−39960(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】外気吸入口に交互に配置されたルーフイン
ディケータランプ間に開口しルーフインジケーターラン
プの側壁よりなる整流板と整流板に連なるU字状のベン
チュリー板によってダクト部を形成し、上記ベンチュリ
ー板の内方前端部に車体進行とは逆方向に向い、外部に
開口し、かつ内部と連通する排出孔を設けると共に、そ
の後方に車室内へ通じる導入孔を配置してなるルーフベ
ンチレーションフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987189434U JPH0712097Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | ルーフベンチレーションフード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987189434U JPH0712097Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | ルーフベンチレーションフード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0194114U JPH0194114U (ja) | 1989-06-21 |
JPH0712097Y2 true JPH0712097Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31480464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987189434U Expired - Lifetime JPH0712097Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | ルーフベンチレーションフード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712097Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5139960U (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-25 | ||
JPS6134893U (ja) * | 1984-08-03 | 1986-03-03 | 哲夫 鈴木 | 携帯用ミニ灰皿 |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP1987189434U patent/JPH0712097Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0194114U (ja) | 1989-06-21 |
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