JPH0211206Y2 - - Google Patents

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JPH0211206Y2
JPH0211206Y2 JP20163484U JP20163484U JPH0211206Y2 JP H0211206 Y2 JPH0211206 Y2 JP H0211206Y2 JP 20163484 U JP20163484 U JP 20163484U JP 20163484 U JP20163484 U JP 20163484U JP H0211206 Y2 JPH0211206 Y2 JP H0211206Y2
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duct
demister
vehicle
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side demister
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のデミスタ兼換気装置に関す
る。
(従来技術) 従来、第4図に示すように、車室内のインスト
ルメントパネル1内に配設されたダクト2を、ド
アボデー3の上端面に開口するサイドデミスタグ
リル4に接続して、該グリル4からホツトエア等
をドアウインドガラス5に吹き付けて、曇りなど
を除去するサイドデミスタが提案されている(実
開昭58−99167号公報参照)。
また、第5図に示すように、インストルメント
パネル1内に配設された排気ダクト6に連通する
吸込口7を、インストルメントパネル1内に取付
け、排気口8を、車両の走行によつて吸引負圧が
生じる部分に臨ませた換気装置も提案されている
(実開昭58−35410号公報参照)。
(考案の目的) 本考案は、ドアボデーに設けられたサイドデミ
スタグリルを、換気用の吸込口として有効に利用
することを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、ブロアやヒータコア等から
なる空調装置本体からダクトを介して、ドアボデ
ーの上端面に開口するサイドデミスタグリルに、
空調エアを導くようになつている車両の空調装置
において、上記ドアボデー内の上記サイドデミス
タ用ダクトに一端が開口され、他端が車外へ開口
する排気ダクトが、該ドアボデー内に設けられて
いて、該排気ダクト内に開閉弁が配設されて構成
されたものである。
(考案の効果) 本考案によれば、開閉弁を閉じると、サイドデ
ミスタ用ダクトからサイドデミスタグリルにホツ
トエア等が供給される一方、開閉弁を開くと、サ
イドデミスタグリルと排気ダクトとが連通して、
自動車の走行負圧によりサイドデミスタグリルが
吸込口の作用をして車室内が換気されるようにな
る。
従つて、サイドデミスタグリルを換気用の吸込
口として兼用化できるので、換気用の吸込口を別
に設ける必要がなくなる。
また、サイドデミスタグリルが車室内の上部に
向いているので、車室内の上部を有効に換気する
ことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例の添付図面について詳細
に説明する。
第1図に示すように、車室内のインストルメン
トパネル10内には、ブロア11やヒータコア1
2等の空調装置13が配置されていて、ブロア1
1とヒータコア12とはダクト14で連結され、
ヒータコア12には、左右に分岐したサイドデミ
スタ用ダクト15,15が連結され、ダクト15
は、インストルメントパネル10の側部開口に連
結されている。
一方、ドアボデー17には、該ドアボデー17
の上端面に開口するサイドデミスタグリル18が
取付けられている。該サイドデミスタグリル18
には、ドア閉時に、インストルメントパネル10
の側部開口に気密に連結されるサイドデミスタ用
ダクト19が設けられている。
上記ドアボデー17内には、一端20aがサイ
ドデミスタ用ダクト19に連結され、他端20b
が、ドアアウタ17aに形成された開口17bに
連結されて車外に通じる排気ダクト20が設けら
れている。
上記ドアアウタ17aの開口17bには、第2
図に示すように、ドアボデー17のサイドプロテ
クタ21と連続する排気グリル22が取付けられ
ている。
上記排気ダクト20内には、第3図に示すよう
に、排気ダクト20を開閉する開閉弁23がヒン
ジピン26で枢着されていて、該開閉弁23は、
インストルメントパネル10に配設されたレバー
等の操作によりワイヤー24を介して開閉操作さ
れる。
なお、開閉弁23の開閉と連動して逆に開閉す
る開閉弁(図示せず)を、インストルメントパネ
ル10のダクト15内に設けてもよい。
上記のような構成であれば、開閉弁23が閉じ
られていると、空調装置13のホツトエア等が、
白ぬきの矢印で示すように、インストルメントパ
ネル10側のダクト15からドアボデー17側の
ダクト19を介してサイドデミスタグリル18か
ら吹き出され、ドアウインドガラス25の曇り等
が除去されるようになる。
つぎに、空調装置13が停止された状態で、レ
バー等の操作により開閉弁23を開くと、排気グ
リル22には、自動車の走行によつて吸引負圧が
生じるようになるので、車室内の空気が、黒ぬり
の矢印で示すように、サイドデミスタグリル18
から排気ダクト20を介して排気グリル22から
車外へ排出され、車室内が換気されるようにな
る。
このように、開閉弁23の切換えにより、サイ
ドデミスタグリル18を換気用の吸込口として兼
用化でき、また、サイドデミスタグリル18が車
室内の上部を換気するのに適した方向を向いてい
ることから、車室内の上部が有効に換気されるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデミスタ兼換気装置を装
備した車室内の斜視図、第2図はドアボデーの斜
視図、第3図は開閉弁の斜視図、第4図は従来の
サイドデミスタを装備した車室内の斜視図、第5
図は従来の換気装置を装備した車室内の斜視図で
ある。 10……インストルメントパネル、13……空
調装置、15……ダクト、17……ドアボデー、
18……サイドデミスタグリル、19……サイド
デミスタ用ダクト、20……排気ダクト、22…
…排気グリル、23……開閉弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブロアやヒータコア等からなる空調装置本体か
    らダクトを介して、ドアボデーの上端面に開口す
    るサイドデミスタグリルに、空調エアを導くよう
    になつている車両の空調装置において、 上記ドアボデー内の上記サイドデミスタ用ダク
    トに一端が開口され、他端が車外へ開口する排気
    ダクトが、該ドアボデー内に設けられていて、該
    排気ダクト内に開閉弁が配設されていることを特
    徴とする自動車のデミスタ兼換気装置。
JP20163484U 1984-12-24 1984-12-24 Expired JPH0211206Y2 (ja)

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JP20163484U JPH0211206Y2 (ja) 1984-12-24 1984-12-24

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JP20163484U JPH0211206Y2 (ja) 1984-12-24 1984-12-24

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Publication Number Publication Date
JPS61109814U JPS61109814U (ja) 1986-07-11
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