JP2013179113A - レーザ光源モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】
レーザ光源モジュールの高輝度化に伴うレーザ素子の温度上昇が課題となっており、レーザ素子温度上昇を抑えるとともに光軸の傾きを防ぐ信頼性の高いレーザ光源モジュールを提供する。
【解決手段】
レーザ発光部であるレーザ素子と、このレーザ素子を固定する金属製のレーザホルダと、前記レーザ素子からのレーザ光を受光するレーザ受光素子と、前記レーザ光を反射させてスクリーンを走査させるミラー素子と、前記レーザ光の光軸上に配置される光学素子とを保持する筺体と、この筺体に熱的に接続される放熱部を備えたレーザ光源モジュールにおいて、前記レーザホルダと前記筺体とを熱的に接続する熱伝導部材を設け、この熱伝導部材に凸部を形成するとともに、前記熱伝導部材のバネ性と前記凸部で前記レーザホルダをレーザ射出方向と同一方向の前記筐体に圧接したもの。
【選択図】図2

Description

本発明はレーザ光を走査ミラーにより2次元的に走査することで画像を表示させるレーザ光源モジュールに関する。
レーザ光源モジュールとは走査型表示装置に搭載されるものである。この走査型表示装置は、レーザ素子から射出したレーザ光をミラー素子によってスクリーン上に2次元的に走査させて画像を表示するものである。このような表示装置では、表示される画像の明るさを向上することが求められており、レーザ出力を増大させる必要がある。しかしながらレーザ出力の増大を図ろうとすると、レーザ素子の温度上昇が大きくなるという課題を生じる。
レーザ素子温度が高くなると、レーザ素子の発振波長が変化するため画質が低下し、さらには寿命が短くなるため、レーザ光源モジュールとしての性能が低下する。そのため、レーザ素子の放熱性を高める構造が重要となっている。
一般的には、熱電冷却素子や小型のファンと組み合わせることで、レーザ素子の過度な温度上昇を抑制している。しかし、小型の走査型表示装置に搭載されるレーザ光源モジュールは、バッテリーで駆動させるため、消費電力の低減が求められている。
そのため、冷却に使用する電力を削減する必要があり、熱を拡散する基板と熱的に接続することで、冷却に電力を使用することなくレーザ素子の温度上昇を低減する構造が検討されている。
例えば、特許文献1では、表示装置の光源となるLEDと金属製の筺体間を熱伝導部材で接続し、放熱面積を増大させている。
また、特許文献2では光モジュールのリードをモジュール側面に配置することで、モジュール底面と基板の接触できる構造とし、モジュールの熱を基板へ伝わりやすい構造としている。
特開2009−204692号公報 特開2003−273438号公報
上記の従来技術では、熱源となるLEDあるいは1つのレーザ素子と放熱部を熱的に接続することでレーザ素子の過度な温度上昇を防いでいる。しかし、レーザ素子を表示装置の光源とするレーザ光源モジュールでは、複数のレーザ光を高精度に合成する必要がある。
これはレーザ素子の射出方向がずれると、像を正確に表示することができなくなるためであり、光軸の傾きを抑制する構造が必要となる。上記従来技術では、いずれも光軸方向に対して熱伝導部材が垂直に取り付けられており、熱伝導部材の温度上昇による変形によって光軸が傾くという課題があった。
本発明の目的は、レーザ素子の過度な温度上昇を防ぐと同時に、温度上昇によるレーザ光の光軸の傾きを抑制する構造とすることで、信頼性の高いレーザ光源モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、レーザ発光部であるレーザ素子と、このレーザ素子を固定する金属製のレーザホルダと、前記レーザ素子からのレーザ光を受光するレーザ受光素子と、前記レーザ光を反射させてスクリーンを走査させるミラー素子と、前記レーザ光の光軸上に配置される光学素子とを保持する筺体と、この筺体に熱的に接続される放熱部を備えたレーザ光源モジュールにおいて、前記レーザホルダと前記筺体とを熱的に接続する熱伝導部材を設け、この熱伝導部材に凸部を形成するとともに、前記熱伝導部材のバネ性と前記凸部で前記レーザホルダをレーザ射出方向と同一方向の前記筐体に圧接したものである。
また上記目的を達成するために本発明は好ましくは、前記熱伝導部材の端部設けられた係止爪と、前記筐体に設けられた凹部とを備え、この凹部と前記係止爪とが係止すると良い。
また上記目的を達成するために本発明は好ましくは、前記凸部を前記レーザホルダに設けると良い。
また上記目的を達成するために本発明は好ましくは、前記熱伝導部材の一端を前記放熱部に係止すると良い。
本発明によれば、レーザ素子の過度な温度上昇を防ぐと同時に、温度上昇によるレーザ光の光軸の傾きを抑制する構造とすることで、信頼性の高いレーザ光源モジュールを提供できる。
本発明の実施例1に係るレーザ光源モジュールの概略斜視図である。 図1のA−A’断面の一部を示す概略断面図である。 従来例におけるレーザホルダ固定部の概略断面図である。 本発明の実施例2に係るレーザ光源モジュールの概略斜視図である。 本発明の実施例2に係るレーザ光源モジュールのレーザホルダ固定部の概略上面図である。 本発明の実施例3に係るレーザ光源モジュールのレーザホルダの固定部の概略断面図である。 本発明の実施例4に係るレーザ光源モジュールのレーザホルダの固定部の概略断面図である。
さて、走査型表示装置は例えば携帯電話で撮影した映像を直ちに全員で見たいなどの要求があった場合、時間場所に関係なくスクリーンに投射できる携帯型の小型画像出力装置である。この装置は高画質のデジタルカメラを備えた携帯電話の普及から、将来的には重要拡大として有望視されている。
この走査型表示装置はプロジェクション画像表示装置と同じように、RGBの光源を備え、このRGBが同時に発光するため光源の発熱が大きい。また上述したように、鮮明な画像を再生するためにはRGBの明るさを高くする必要があり、そのためには高い発熱が発生してしまう。しかしながら小型が大きな特徴の走査型表示装置は光源を冷却するためのファンを取り付けるスペースがないばかりか、駆動源のバッテリーもファンを動かすだけの容量がない。
そのためには、走査型表示装置では光源の熱を効率良く筐体から放熱板に伝えて熱を拡散させることが望ましい。そのためには、例えば、一般的に行われるように、レーザホルダと放熱板との間に熱伝導性グリースを介在させることが考えられる。しかしその場合、グリースの塗布バランスが悪いと厚みに誤差が生じ、光軸がずれてしまい低画質の画像を再生してしまうことになる。またレーザホルダと放熱板との密着を良くするためネジを使用した場合、ネジ締め付け力の誤差によってやはり光軸のずれが発生してしまう可能性があった。
そこで、本発明の発明者らはレーザホルダに対して放熱板を光軸方向に均等に押し付ける構造を種々検討した結果、以下のごとき実施例を得た。
以下、本発明の一実施例を図にしたがって説明する。
第一の実施例を、図を用いて以下に詳細を説明する。
図1は、本発明によるレーザ光源モジュールの第一の実施例を示す概略斜視図である。
図1において、レーザ光源モジュール1にはレーザ発光部である3個のレーザ素子3が取り付けられている。この3個のレーザ素子3はレーザホルダ4によってそれぞれ保持されている。
レーザホルダ4は筐体2に対して接着剤12(図2に示す)を介して固定されている。走査ミラー5はレーザ光源モジュール1からのレーザ光13をスクリーン(図示せず)上に走査するものである。ミラー7はレーザ光8を合成し、走査ミラー5に導くためのものである。受光素子6は筺体2に保持されている。熱伝導部材10はレーザホルダ4と筺体2とを熱的に接続するものである。
上記のレーザ素子3及びレーザホルダ4は、赤(R)/緑(G)/青(B)のいずれかで構成されている。また、走査ミラー5は、例えばミラー面を回転させ、レーザ素子3から出射したレーザ光8をスクリーン上で2次元的に走査するMEMS (Micro Electro Mechanical System)ミラーとして良い。また、レーザ素子3の温度上昇を低減するため、筺体2は熱伝導グリース9(図2に示す)を介して放熱部16と熱的に接続されている。11は後述するが、熱伝導部材10に設けられてレーザホルダ凸部である。
各構成要素の材料は、たとえば筺体2およびレーザホルダ4はマグネシウムダイカスト、亜鉛ダイカスト、アルミダイカストとしてもよい。また、熱伝導部材10は熱伝導率が高く、レーザホルダを圧接させるためにバネ性に優れていることが望ましく、例えば銅、アルミニウムとするとよい。放熱部16は筺体2からの熱を拡散するため、筺体2の底面よりも広い面積とし、さらに熱伝導率が高いことが望ましく、例えば銅、アルミニウム等の金属板、あるいはグラファイトシート等の熱伝導シートとしてよい。
ここで、レーザ光源モジュール1による画像の表示方法を説明する。
R/G/Bそれぞれのレーザ素子3から射出されたレーザ光8がミラー7によって合成され、走査ミラー5に入射する。入射されたレーザ光8は走査ミラー5の駆動によって合成され、合成されたレーザ光8はスクリーン(図示せず)上に2次元的に走査させる。その際、R/G/Bそれぞれのレーザ素子3の変調を同期させることで、カラーの2次元像が形成される。
図2は図1のA−A’断面の一部を示す概略断面図である。
図2において、レーザ素子3はレーザホルダ4に固定され、レーザホルダ4は筺体2に接着材12によって接着固定されている。熱伝導部材10の両端には係止爪18が形成され、この係止爪18が筺体2に形成した凹部17に係止される。筺体2の底面には熱伝導部材10と筺体2の底面が略同一の高さとなるような深さの溝19を形成されている。筐体2と熱伝導部材10との間には熱伝導グリース9が介在されている。
熱伝導部材10のレーザホルダ4に対向する面には凸部11が形成されている。この凸部11は熱伝導部材10を折り曲げて一体に形成されたものである。この熱伝導部材10は、バネ性を有する板状の金属板である。このバネ性により熱伝導板10は接着材を用いなくても、熱伝導部材10の係止爪18を筺体2の凹部17に係止することで、凸部11がレーザホルダ4と接触し、さらにレーザ射出方向13に圧接される。
つまり、熱伝導部材10を筺体2に固定する場合、熱伝導部材10に設けられた2つの凸部11がレーザホルダ4の面に押し付け(圧接)られ、さらに熱伝導部材10を押し付けると熱伝導部材10自体のバネ性によって撓んで係止爪18が凹部17に入り込む。このようにして固定されたレーザ素子3は熱伝導部材10のバネ性と2つの凸部11によってレーザ射出方向13に押されるため光軸がずれることはない。またレーザ素子3の熱はレーザホルダ4に圧接している凸部11から熱伝導部材10に伝わり、係止爪18から筐体2へと伝熱されて放熱部16から外気へと放熱される。
なお、本実施例では熱伝導部材の凸部11とレーザホルダ4の圧接点を2つにしたが必ずしも2つでなくともよく、3つとしてもよい。しかし、凸部11による接点の重心はレーザ射出方向13と同一線上となることが望ましい。また、熱伝導部材10の両端と筺体2の固定方法は、熱伝導部材の係止爪18による係止でなくともよく、ねじ止め、あるいは接着剤によって固定してもよい。また、熱伝導部材10はR/G/Bすべてのレーザ素子3に取り付けなくともよく、発熱量の大きいレーザ素子3のみに取り付けてもよい。
図3は従来の構造を有するレーザ光源モジュール1を示し、図1に示すA−A’断面と同じ断面の概略断面図である。なお、レーザ素子3の放熱経路を図3に従来例として示し、従来のレーザ光源モジュール1の放熱経路について説明する。
図3において、従来の構造では、レーザ素子3で生じた熱は、接着材12を介して筺体2に伝えられる。筺体2に伝えられた熱は熱伝導グリース9を介して放熱部16へ伝わって放熱部16で拡散され、最終的には空気中に放熱される。さらに、レーザホルダ4と放熱部16との間には熱伝導グリース9が充填されてレーザホルダ4から放熱部16へ熱を伝わりやすくしている。
しかしながら、接着材12および熱伝導グリース9は金属製のレーザホルダ4や筺体2に比べて熱伝導率が小さいため、筺体2および放熱部16へ熱が伝わりにくく、レーザ素子3の温度が上昇しやすい。また、レーザ素子3及びレーザホルダ4の温度上昇に伴い、熱伝導グリース9の温度が上昇し、熱伝導グリース9の膨張によってレーザホルダ14を押し上げる変形が生じてしまう。そのため、レーザ射出方向13が傾き、3色のレーザ光のスポットがずれることで正確な像を表示することができなくなるという課題があった。
これに対し、第一の実施例を適用したレーザ光源モジュール1では、レーザホルダ4と筺体2の間を熱伝導率の高い熱伝導部材10によって熱的に接続されているので筺体2へ熱を伝わりやすくし、レーザ素子3の温度上昇を低減することができる。また、熱伝導部材10が筺体2の底面と略同一高さとなっているため、筺体2と放熱部16との間に充填された熱伝導グリース9の層を薄くすることができので、筺体2から放熱部16へ熱が伝わりやすくできる。
また、レーザホルダ4と放熱部16との間に熱伝導グリース9を充填する必要が無くなり、熱伝導部材10によってレーザホルダ4をレーザ射出方向13と同一方向に圧接しているため、レーザ素子3の温度上昇によるレーザ射出方向の傾きを抑制でき、信頼性の高いレーザ光源モジュールを提供することができる。
さらに、熱伝導部材10はバネ性を有しているため、レーザ光源モジュール1を組み立てる際に、接着材12の厚さやレーザホルダ4の位置にばらつきがあっても、レーザ射出方向13に圧接することができ、組立が容易な構造とすることができる。
図4は本発明の実施例2に係るレーザ光源モジュールの概略斜視図である。
図5は本発明の実施例2に係るレーザ光源モジュールのレーザホルダ固定部の概略上面図である。
図4、図5において、本実施例では第一の実施例と同様に、レーザ光源モジュール1にはレーザ発光部である3個のレーザ素子3が取り付けられている。この3個のレーザ素子3は保持するレーザホルダ4にそれぞれ保持されている。
レーザホルダ4は筐体2に対して接着剤12(図5に示す)を介して固定されている。走査ミラー5はレーザ光源モジュール1からのレーザ光8をスクリーン(図示せず)上に走査するものである。ミラー7はレーザ光8を走査ミラー5に導くためのものである。受光素子6は筺体2に保持されている。熱伝導部材10はレーザホルダ4と筺体2とを熱的に接続するものである。レーザ素子3の温度上昇を低減するため、筺体2には熱伝導グリース9を介して放熱部16が熱的に接続されている。11は後述するが、熱伝導部材10に設けられてレーザホルダ凸部である。
実施例1ではレーザホルダ4と筺体2とを熱的に接続する熱伝導部材10を筺体2の底面に係止した。しかし本実施例では筺体2の側面に凹部17(図5には図示していないが、図2の凹部17に相当)を形成し、熱伝導部材10の係止爪18によって係止したものである。また本実施例ではレーザホルダ4と放熱部16との間には熱伝導グリース9が充填されていない。
このように、本実施例によれば、レーザホルダ4と筺体2の間を熱伝導率の高い熱伝導部材10によって熱的に接続することで筺体2へ熱を伝わりやすくし、レーザ素子3の温度上昇を低減することができる。また、レーザホルダ4と放熱部16の間に熱伝導グリース9を充填していないことと、熱伝導部材10によってレーザホルダ4をレーザ射出方向13と同一方向に圧接しているため、レーザ素子3の温度上昇によるレーザ射出方向の傾きを抑制でき、信頼性の高いレーザ光源モジュールを提供することができる。
さらに、熱伝導部材10はバネ性を有していることから、レーザ光源モジュール1を組み立てる際に、接着材12の厚さやレーザホルダ4の位置にばらつきがあっても、レーザ射出方向13に圧接することができ、組立が容易な構造とすることができる。
図6は本発明の実施例3に係るレーザ光源モジュールのレーザホルダの固定部の概略断面図である。
図6において、本実施例では第一の実施例と同様に、レーザ光源モジュール1にはレーザ発光部である3個のレーザ素子3が取り付けられている。この3個のレーザ素子3は保持するレーザホルダ4にそれぞれ保持されている。
レーザホルダ4は筐体2に対して接着剤12を介して固定されている。熱伝導部材10はレーザホルダ4と筺体2とを熱的に接続するものである。レーザ素子3の温度上昇を低減するため、筺体2には熱伝導グリース9を介して放熱部16が熱的に接続されている。
実施例1と2では熱伝導部材10に凸部を設けたが、本実施例ではレーザホルダ4に凸部14を形成したものである。
本実施例によれば、熱伝導部材10によってレーザホルダの凸部14が圧接されることで、筺体2へ熱が伝わりやすくなり、レーザ素子3の温度上昇を低減することができる。また、熱伝導部材10を設けたことにより、レーザホルダ4と放熱部16との間に熱伝導グリース9を充填する必要が無い。したがって、熱伝導部材10によってレーザホルダ4をレーザ射出方向13と同一方向に圧接することができ、レーザ素子3の温度上昇によるレーザ射出方向の傾きを抑制できる。これにより、信頼性の高いレーザ光源モジュールを提供することができる。
図7は本発明の実施例4に係るレーザ光源モジュールのレーザホルダの固定部の概略断面図である。
図7において、本実施例では第一の実施例と同様に、レーザ光源モジュール1にはレーザ発光部である3個のレーザ素子3が取り付けられている。この3個のレーザ素子3は保持するレーザホルダ4にそれぞれ保持されている。
レーザホルダ4は筐体2に対して接着剤12を介して固定されている。熱伝導部材10はレーザホルダ4と筺体2とを熱的に接続するものである。レーザ素子3の温度上昇を低減するため、筺体2には熱伝導グリース9を介して放熱部16が熱的に接続されている。
実施例1と2と3では熱伝導部材10を筺体2に係止したが本実施例では熱伝導部材10の一端を放熱部16に係止したものである。
これにより本実施例によれば、第一の実施例に比べて、放熱部16に熱伝導率の高い熱伝導部材10を介して直接熱を伝えることができるため放熱効果が向上し、レーザ素子3の温度上昇をさらに低減できる。
また、熱伝導部材10を設けたことにより、レーザホルダ4と放熱部16との間に熱伝導グリース9を充填する必要が無い。したがって、熱伝導部材10によってレーザホルダ4をレーザ射出方向13と同一方向に圧接することができ、レーザ素子3の温度上昇によるレーザ射出方向の傾きを抑制できる。これにより、信頼性の高いレーザ光源モジュールを提供することができる。
以上のごとく本発明によれば、熱伝導部材によってレーザ素子をレーザ射出方向に圧接することで、レーザ素子で生じた熱を金属製のレーザホルダから筺体に熱伝導率の高い熱伝導部材を介して伝えることができるため、レーザ素子の過度な温度上昇を抑制することができる。さらに、レーザホルダがレーザ射出方向に圧接されていることから、レーザ射出方向の傾きを抑制することができる。そのため、明るく、高画質の画像を表示することが可能になる。
1…レーザ光源モジュール、2…筺体、3…レーザ素子、4…レーザホルダ、5…走査ミラー、6…受光素子、7…ミラー、8…レーザ光、9…熱伝導グリース、10…熱伝導部材、11…熱伝導部材凸部、12…接着剤、13…レーザ射出方向、14…レーザホルダ凸部、15…放熱部、16…放熱部、17…筺体凹部、18…係止爪、19…筺体溝。

Claims (5)

  1. レーザ発光部であるレーザ素子と、このレーザ素子を固定する金属製のレーザホルダと、前記レーザ素子からのレーザ光を受光するレーザ受光素子と、前記レーザ光を反射させてスクリーンを走査させるミラー素子と、前記レーザ光の光軸上に配置される光学素子とを保持する筺体と、この筺体に熱的に接続される放熱部を備えたレーザ光源モジュールにおいて、
    前記レーザホルダと前記筺体とを熱的に接続する熱伝導部材を設け、この熱伝導部材に凸部を形成するとともに、
    前記熱伝導部材のバネ性と前記凸部で前記レーザホルダをレーザ射出方向と同一方向の前記筐体に圧接したことを特徴とするレーザ光源モジュール。
  2. 請求項1記載のレーザ光源モジュールにおいて、
    前記熱伝導部材の端部設けられた係止爪と、前記筐体に設けられた凹部とを備え、この凹部と前記係止爪とが係止することを特徴とするレーザ光源モジュール。
  3. 請求項1記載のレーザ光源モジュールにおいて、
    前記凸部を前記レーザホルダに設けたことを特徴とするレーザ光源モジュール。
  4. 請求項1記載のレーザ光源モジュールにおいて、
    前記熱伝導部材の一端を前記放熱部に係止したことを特徴とするレーザ光源モジュール。
  5. 請求項1から請求項3のうちいずれかに記載のレーザ光源モジュールを有する走査型画像表示装置。
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