JP2012054108A - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012054108A
JP2012054108A JP2010195938A JP2010195938A JP2012054108A JP 2012054108 A JP2012054108 A JP 2012054108A JP 2010195938 A JP2010195938 A JP 2010195938A JP 2010195938 A JP2010195938 A JP 2010195938A JP 2012054108 A JP2012054108 A JP 2012054108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide plate
display device
liquid crystal
light guide
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010195938A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Kishimoto
信之 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2010195938A priority Critical patent/JP2012054108A/ja
Publication of JP2012054108A publication Critical patent/JP2012054108A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】温度が変化しても光源と導光板との距離を一定に保つ表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置100は、画像を表示する液晶パネル110と、液晶パネル110を収容するフロントシャーシ210およびリアシャーシ220と、フロントシャーシ210およびリアシャーシ220の内部に配置された光源130と、光源130が出射する光を液晶パネル110へ導く導光板120と、光源130を支持する支持部を形成する光源実装基板140、ヒートスプレッダ150およびホルダー170と、を備える。ホルダー170は、光学シート160を介して導光板120に固定されている。ヒートスプレッダ150は、リアシャーシ220に対し相対移動可能なように、リアシャーシ220に接触する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶テレビ、液晶ディスプレイなどの液晶表示装置に代表される表示装置に関する。
近年、液晶表示装置は、テレビジョンやパソコンのモニタなどに広く用いられている。液晶表示装置は、一般的に、対向する透明基板の間に液晶が挟持されて形成される液晶パネルと、液晶パネルに光を照射する照明装置と、を備える。液晶パネルは、表示領域を有する表面と、表面と反対側の裏面とを有する。照明装置は通常、液晶パネルの裏面側に光を照射し、背面から液晶を照明する。このような照明装置は、バックライトと呼ばれている。
バックライトには、エッジライト方式(サイドライト方式、導光板方式とも呼ばれる)と、直下型方式とがある。エッジライト方式は、冷陰極蛍光ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lighting:CCFL)や発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)などの光源を、液晶パネルの側面に配置して、光源から出る光を導光板で液晶パネル背面全体に導く方式である。直下型方式は、光源を液晶パネル背面に配置し、光源から出る光を直接液晶パネル背面に照射する方式である。近年、液晶表示装置の低消費電力化、薄型化に対するニーズが高まっており、そのため、液晶表示装置では、LEDを光源とするエッジライト方式が使用されることが多くなっている。
光源としてLEDを使用したエッジライト方式の液晶表示装置では、発熱密度の高いLEDが、液晶パネルの側面に多数個集中して配置される。そのため、液晶表示装置の運転時に点灯するLEDからの発熱によって、光源の周囲が高温状態となる。この発熱を適切に放熱しなければ、LEDの寿命が短縮する、液晶パネルの表示品質が低下するなどの問題が発生する。したがって、エッジライト方式の液晶表示装置では、光源において発生する熱を効率よく放熱させることが求められている。
たとえば特開2003−114431号公報(特許文献1)では、光源と、光源からの光を導光させる導光板と、導光板の裏面に配され導光板に入射した光を反射させる反射シートと、光源の一側面を囲むように配され光源からの光を反射させて導光板に入射させるリフレクタと、反射シートの裏面からリフレクタの一側面にまで及ぶように配されて光源の熱を放熱させる放熱板とを備える、照明ユニットを用いた液晶表示装置が開示されている。
一方、導光板や、表示パネルと導光板との間に配置される光学シートは、通常樹脂材料で作成されており、熱膨張率が金属と大きく異なる。そのため、液晶表示装置の運転時に点灯される光源からの発熱によって、導光板が熱膨張して反りが発生し、輝度の均一性が崩れて液晶パネルの表示品質につながる問題がある。そこで従来、このような導光板の反りを解決するための手段として、導光板の伸縮を吸収する反射シートを備える液晶表示装置が提案されている(たとえば、特開2008−299181号公報(特許文献2)参照)。
特開2003−114431号公報 特開2008−299181号公報
しかしながら、特許文献2に開示される液晶表示装置の場合、伸縮性を有する反射シートを介在させて導光板と光源とが配置されており、光源と導光板との間の距離が温度変化に従って変化する。そのため、光源から出射され導光板へ至る光が安定せず、光学特性が劣化し、液晶パネルの表示品質の低下につながるという問題があった。
本発明は上記のような課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、温度が変化しても光源と導光板との距離を一定に保つことを可能とする、表示装置を提供することである。
本発明に係る表示装置は、画像を表示する表示パネルと、表示パネルを収容する筐体と、筐体の内部に配置された光源と、光源が出射する光を表示パネルへ導く導光板と、光源を支持する支持部と、を備える。支持部は、導光板に固定されており、筐体に対し相対移動可能なように、筐体に接触する。
上記表示装置において、導光板と筐体とは、同一材料で形成されていてもよい。導光板は第一の材料で形成されており、筐体は第一の材料と熱膨張率の異なる第二の材料で形成されていてもよい。
上記表示装置において、支持部は、筐体に接触して光源で発生した熱を筐体へ伝達する伝熱部材を含んでもよい。
上記表示装置において、支持部には、長孔が形成されており、表示装置は、長孔を貫通して配置され筐体と支持部とを締結する締結部材をさらに備えてもよい。また支持部は、筐体により挟持されていてもよい。また支持部は、筐体に磁着していてもよい。
上記表示装置において、支持部は、筐体の外表面に接触してもよい。
上記表示装置において、支持部は、光源が出射する光を反射して導光板へ入射させるリフレクタを含んでもよい。
上記表示装置において、導光板は、導光板の対称軸に沿って筐体に固定されていてもよい。
本発明の表示装置によると、光源の発熱に伴って温度が変化しても、光源と導光板との距離を一定に保つことができる。
本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の構成を示す分解斜視図である。 図1に示す液晶表示装置の平面図である。 図2中のIII−III線に沿う液晶表示装置の断面図である。 図2中のIV−IV線に沿う液晶表示装置の断面図である。 図2中のV−V線に沿う液晶表示装置の、低温時の断面図である。 図2中のV−V線に沿う液晶表示装置の、高温時の断面図である。 実施の形態2に係る液晶表示装置の断面図である。 実施の形態3に係る液晶表示装置の断面図である。 実施の形態4に係る液晶表示装置の断面図である。 実施の形態5に係る液晶表示装置の分解斜視図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置100の構成を示す分解斜視図である。図2は、図1に示す液晶表示装置100の平面図である。図3は、図2中のIII−III線に沿う液晶表示装置100の断面図である。図4は、図2中のIV−IV線に沿う液晶表示装置100の断面図である。図1〜4を参照して、光源130が左右二方向に配置されている実施の形態1の液晶表示装置100の構成について説明する。
図1中の矢印に示すように、本明細書中において、前面とは、光を外部に照射する側の液晶表示装置100の一方の面をいい、背面とは、前面と反対側の液晶表示装置100の他方の面をいう。図1に示す各構成要素が順に積層されるように組み合わされて矩形箱型に形成される液晶表示装置100の厚み方向を、前後方向という。液晶表示装置100の前後方向において、前面に向かう側の方向を前面側といい、背面に向かう側の方向を背面側という。
液晶表示装置100は、平面形状が略矩形の箱型に組み立てられ、当該矩形の長辺方向を左右方向といい、当該矩形の短辺方向を上下方向という。左右方向の一方側を左側といい、他方側を右側という。上下方向の一方側を上側といい、他方側を下側という。これらの「前」「後」「左」「右」「上」「下」とは、全て相対的な方向を示すものであり、液晶表示装置100の実際の配置がこれらの方向に制限されるものではない。
表示装置の一例である液晶表示装置100は、液晶パネル110と、導光板120と、光源130と、光源実装基板140と、ヒートスプレッダ150と、を主要構成要素として備える。液晶表示装置100は、その他の構成要素として、光学シート160と、ホルダー170と、反射板180と、クッション190と、回路基板200と、フロントシャーシ210と、リアシャーシ220と、を備える。
次に、実施の形態1の液晶表示装置100の各構成要素の機能と配置とについて説明する。液晶表示装置100は、一対の光源130を備える。光源130は、フロントシャーシ210とリアシャーシ220とにより形成される液晶表示装置100の筐体の内部に配置されている。一対の光源130の一方は、液晶表示装置100の左側の端部に配置され、他方は液晶表示装置100の右側の端部に配置される。
光源130は、たとえば、異なるスペクトルの発光波長を有する複数のLEDなどで構成されている。光源130は、液晶表示装置100の左右方向の両端部において上下方向に並べられて配置された、複数のLEDを有する。光源130は、矩形板状の光源実装基板140に取り付けられている。液晶表示装置100の左側に配置された光源130は、光源実装基板140の右側へ向く表面に装着される。液晶表示装置100の右側に配置された光源130は、光源実装基板140の左側へ向く表面に装着される。光源130は、液晶表示装置100の中心側へ向く光源実装基板140の表面に取り付けられている。
液晶表示装置100は、一対の光源実装基板140を備える。光源実装基板140は、その厚み方向が左右方向に沿い、長手方向が上下方向に沿い、短手方向が前後方向に沿うように配置されている。複数の光源130は、光源実装基板140の長手方向に沿って直線状に配置されている。光源実装基板140は、光源130で発生する熱を効率よく伝達して外部を放熱できるように、放熱性の高い材料、たとえばアルミニウムなどの金属材料により形成されている。
液晶表示装置100は、一対のヒートスプレッダ150を備える。光源130で発生する熱は光源実装基板140を通じ、ヒートスプレッダ150により拡散される。ヒートスプレッダ150は、液晶表示装置100の前後方向に直交する面に沿って配置される矩形板状の下方部154と、左右方向に直交する面に沿って配置される矩形板状の立上り部155とを有する。立上り部155は、下方部154の左右方向の外側の端部に取り付けられる。下方部154は、立上り部155の背面側の端部に取り付けられる。ヒートスプレッダ150は、図3に示すように、L字形状の断面を有する。
光源実装基板140に対して液晶表示装置100の左右方向の外側に、ヒートスプレッダ150の立上り部155が配置されている。立上り部155は、光源実装基板140の、光源130が装着されている表面と反対側の裏面に、面接触する。光源実装基板140と立上り部155との間には、接触性をよくして接触熱抵抗を低減するために、伝熱シートを配置してもよい。下方部154は、リアシャーシ220に面接触する。ヒートスプレッダ150は、リアシャーシ220に接触して光源130で発生した熱をリアシャーシ220へ伝達する、伝熱部材としての機能を有する。
下方部154には、下方部154を厚み方向に貫通する、複数の長孔156が形成されている。長孔156は、図1に示すように、その長手方向が液晶表示装置100の左右方向に沿って延びるように形成されている。一対のヒートスプレッダ150の各々に、複数の(図1に示す例では四箇所の)長孔156が形成される。図1に示す長孔156は、ヒートスプレッダ150の下方部154の上下方向の端部に二箇所ずつ形成され、当該二箇所の長孔156が左右方向に延びる同一直線上に形成されている。
ヒートスプレッダ150は、たとえば銅やアルミニウムなどに代表される、熱伝導率の良い金属材料を用いて形成される。さらに、より熱伝導率の良い材料(たとえば、自励振動型ヒートパイプなど)をヒートスプレッダ150として用いることもできる。ヒートスプレッダ150の熱伝導性を向上させることで、光源130で発生し光源実装基板140を介してヒートスプレッダ150の立上り部155へ伝えられる熱を、立上り部155から板状の下方部154の面全体の広い範囲へ拡散することが可能となる。
液晶表示装置100は、一対のホルダー170を備える。ホルダー170は、液晶表示装置100の前後方向に直交する面に沿う矩形板状の上方部171と、左右方向に直交する面に沿う矩形板状の側方部172とを有する。上方部171は、側方部172の前面側の端部に取り付けられる。側方部172は、上方部171の左右方向の外側の端部に取り付けられる。ホルダー170は、図3に示すように、L字形状の断面を有する。
ヒートスプレッダ150の立上り部155に対して液晶表示装置100の左右方向の外側に、ホルダー170の側方部172が配置されている。側方部172は、立上り部155の外側の面に面接触する。ホルダー170の上方部171は、リアシャーシ220との間に、ヒートスプレッダ150の立上り部155を挟持する。上方部171は、ヒートスプレッダ150の下方部154との間に、光源実装基板140を挟持する。上方部171は、光学シート160を介在させて、導光板120に固定される。
ホルダー170は、図4に示すように、上方部171から背面側へ延びる爪173を有する。爪173は、たとえば上方部171の背面側の面から直立する棒状の突起である。液晶表示装置100の左側のホルダー170に二箇所の爪173が形成され、右側のホルダー170に二箇所の爪173が形成される。爪173は、ホルダー170の上方部171の上下方向の両端部に設けられ、二つの爪173が上下方向に沿って並べられるように配置されている。
導光板120と光源130との間に介在して設けられるホルダー170は、導光板120と光源130との間の距離を変化させないために、熱膨張率の小さい材料で形成されるのが望ましい。しかし、熱によるホルダー170の膨張および収縮がホルダー170の寸法に影響が及ぼさない程度に小さいのであれば、任意の材料によりホルダー170を形成してもよい。たとえば、ポリカーボネートなどに代表される樹脂材料を用いてホルダー170を形成してもよい。
光源実装基板140と、ヒートスプレッダ150と、ホルダー170とは、任意の固定手段を用いて固定され、一体の構造物を形成している。光源実装基板140とヒートスプレッダ150とホルダー170とは、光源130を支持する支持部を形成する。たとえば、光源実装基板140とヒートスプレッダ150とホルダー170とは、互いに対応する位置に図示しないねじ穴が形成され、ねじなどの締結部材で締結されることにより一体に固定されてもよい。またたとえば、光源実装基板140とヒートスプレッダ150とホルダー170とは、溶着または接着されることにより一体に固定されてもよく、インサート成形により一体化されてもよい。
液晶表示装置100は、一枚の矩形板状の導光板120を備える。導光板120は、透光性を有する材料から形成され、たとえばアクリルなどの透明な樹脂材料から形成されている。点光源であるLEDが上下方向に沿って複数個配置された光源130は、導光板120の左右方向の両側の側面123に光を入射する。導光板120の左右方向両側の側面123は、光源130から放射された光が導光板120の内部へ入射する、光入射面として使用される。
導光板120の背面側の裏面122には、図示しない微細な凹凸が形成されている。光源130から出た光は、導光板120の内部を伝播するとき、これらの微細な凹凸で乱反射される。これにより、光源130から導光板120へ入射された光が拡散されて、導光板120の前面側の矩形状の表面121全体から光が出射される。導光板120の前面側の表面121は、光が導光板120から外部へ出射される、光出射面として使用される。導光板120は、光入射面から入射した入射光を反射させて、表面121の全体から光を出射させる機能を有する。導光板120は、点光源であるLEDが直線状に並べられた線状の光源130から出た光を面光源に変換する光学素子として機能する。
導光板120の背面側には、反射板180が配置される。反射板180は、導光板120の裏面122と対向するように配置され、導光板120の内部を伝播する散乱光の裏面122へ進む成分を反射し、導光板120の表面121側へ導く。この反射板180の作用によって、より効率的に導光板120が表面121から光を出射できるように、液晶表示装置100は構成されている。
導光板120の前面側には、光学シート160が配置される。光学シート160は具体的には、拡散シート161、レンズシート162、偏光シート163などを含む。これらの各シートの光学特性は、それぞれの機能のために最適に調整される。各シートの枚数、配置順などは、必要に応じて、種々の組み合わせで用いられる。
図1および図4に示すように、光学シート160の各々には、シートの対向する二辺が切り欠かれた切欠きが形成されている。導光板120には、前面側の表面が窪んだ窪みが形成されている。ホルダー170の爪173は、光学シート160に形成された切欠きの内部を貫通し、導光板120の窪みの内部に嵌合する。これにより、光学シート160は、導光板120とホルダー170の上方部171との間に挟持され、導光板120に対して固定されている。
液晶パネル110は、導光板120の前面側に配置される。液晶パネル110は、液晶表示装置100の筐体の内部に収容される。矩形板状の液晶パネル110は、導光板120の光出射面を覆うように配置される。表示パネルの一例である液晶パネル110は、背面側に配置された導光板120から光を照射されて、その前面側の表面に設けられた表示領域に画像を表示する。導光板120は、光源130が出射する光を液晶パネル110へ導く。
液晶パネル110の平面形状の縁部に形成される額縁領域に、矩形枠状のクッション190が配置される。クッション190は、ホルダー170の上方部171の前面側に配置され、上方部171と液晶パネル110とによって挟持される。他のクッション190が液晶パネル110の前面側に配置され、液晶パネル110とフロントシャーシ210とによって挟持される。クッション190は、伸縮性に優れるゴムなどの弾性材料により形成されており、液晶表示装置100に外部から応力が加えられるとき液晶パネル110に作用する応力を低減して、液晶パネル110の破損を抑制する。
液晶パネル110の前面側には、フロントシャーシ210が配置されている。フロントシャーシ210は、液晶パネル110の額縁領域を覆う上面部213と、上面部213の左右方向および上下方向の縁部から背面側へ延びる側面部212とを有する。上面部213の中央部には、開口部211が形成されている。上面部213は、矩形板状の部材の中央部が矩形に開口されて、枠状に形成されている。上面部213は、クッション190を介在させて、液晶パネル110の表面の縁部に対向する。側面部212は、四枚の矩形板状の部材の各々の端部が組み合わされて形成され、矩形箱状の液晶表示装置100の側面側の周囲を覆うように配置される。
リアシャーシ220は、矩形板状の底面部221と、底面部221の周辺から前面側へ立設された側面部222とを有する。リアシャーシ220の側面部222の外周面は、フロントシャーシ210の側面部212の内周面に面接触する。フロントシャーシ210とリアシャーシ220とは、溶着または接着などにより固定されてもよいが、側面部212,222に図示しないねじ穴が設けられてねじなどの締結部材で締結されることにより、取り外し可能に固定されるのが望ましい。
フロントシャーシ210とリアシャーシ220とは、側面部212,222が固定されることにより、一体の箱型の構造物である液晶表示装置100の筐体を形成する。フロントシャーシ210とリアシャーシ220とは、任意の材料から形成されている。フロントシャーシ210とリアシャーシ220とは、導光板120を形成する樹脂材料と同一の樹脂材料で形成されていてもよい。またはフロントシャーシ210とリアシャーシ220とは、導光板120を形成する第一の材料としての樹脂材料とは熱膨張率の異なる第二の材料により形成されてもよく、第二の材料は金属材料などの高い熱伝導率を有し放熱性に優れる材料であるのが望ましい。
リアシャーシ220の底面部221の前面側の面には、回路基板200が配置される。回路基板200は、図示しないねじなどの締結部材でリアシャーシ220に締結されている。
図2中に一点鎖線で示すX軸は、平面視した液晶表示装置100の上下方向の中心線を示す。Y軸は、平面視した液晶表示装置100の左右方向の中心線を示す。導光板120は、このX軸とY軸との少なくともいずれか一方に沿って、リアシャーシ220に固定されている。導光板120の平面形状が形成する矩形形状に対し、X軸およびY軸は、当該矩形の中心を通り矩形の各辺と平行な線を形成する。X軸およびY軸は、導光板120の平面形状が形成する矩形の対称軸となる直線を形成する。導光板120は、その対称軸に沿ってリアシャーシ220に固定されている。
たとえば導光板120の左右方向の中心線を成すY軸に沿う、導光板120の上下方向の両端部に図示しないねじ穴を形成し、当該ねじ穴にねじなどの締結部材を挿通して、導光板120とリアシャーシ220とを締結してもよい。この場合、導光板120の背面側に配置された反射板180と、導光板120の前面側に配置された光学シート160と、もまた、導光板120と一体としてリアシャーシ220に固定されてもよい。
以上のような構成を備える液晶表示装置100の、光源130が点灯されて発熱したときの挙動について、以下説明する。図5は、図2中のV−V線に沿う液晶表示装置100の、低温時の断面図である。図6は、図2中のV−V線に沿う液晶表示装置100の、高温時の断面図である。
図5および図6に示す通り、ヒートスプレッダ150の下方部154には、左右方向に長い長孔156が設けられている。長孔156をより多数形成すれば、ヒートスプレッダ150とリアシャーシ220との間の接触熱抵抗を低減でき、液晶表示装置100の内部から外部へより効率よく放熱できるため望ましい。但し、長孔156の個数を増加させると、長孔156の形成およびヒートスプレッダ150とリアシャーシ220との取り付けに係る工数が増加し、コストが増加する。そのため、液晶表示装置100の放熱性能と製造コストとの観点から、長孔156の最適な個数および配置が決定されてもよい。
ボルト300は、リアシャーシ220の底面部221の背面側から装着され、ボルト300の頭部は底面部221の背面側の面に取り付けられる。ボルト300の軸部は、底面部221を厚み方向に貫通するように形成された孔を経由し、長孔156の内部を貫通して配置され、ヒートスプレッダ150と反射板180との間の空間にまで延びる。この空間において、ナット310がボルト300と結合される。このようにして、ヒートスプレッダ150は、ボルト300およびナット310などの締結部材によって、リアシャーシ220と締結される。
このとき、ボルト300とナット310とは、ヒートスプレッダ150とリアシャーシ220とを完全に固定するように締結されない。たとえば、リアシャーシ220の底面部221にねじ穴が形成され、このねじ穴にボルト300がねじ込まれてボルト300がリアシャーシ220に固定されてもよい。一方ナット310はこのとき、ナット310とヒートスプレッダ150の下方部154との間に僅かな隙間を形成するように配置されて、ボルト300に結合されてもよい。
ヒートスプレッダ150とリアシャーシ220とを完全に固定せず、ヒートスプレッダ150とリアシャーシ220とが互いに動ける遊嵌状態を確実に形成するために、ナット310には袋ナットを用いてもよい。この場合、袋ナットにボルト300を最大ねじ込んだときのボルト300の頭部と袋ナットとの間隔が、リアシャーシ220の厚みとヒートスプレッダ150との厚みとの合計よりも大きくなるように、ボルト300と袋ナットとの寸法を選定することができる。このようにすれば、ボルト300と袋ナットとの締め込み過ぎによりヒートスプレッダ150のリアシャーシ220に対するスムーズな相対移動が阻害されることなく、ヒートスプレッダ150とリアシャーシ220とを取り付けることができる。
このようなボルト300とナット310との結合によって、ヒートスプレッダ150は、リアシャーシ220に面接触するが、リアシャーシ220に対して相対的に左右方向へ移動可能な状態とされる。ヒートスプレッダ150は、リアシャーシ220に対し相対的に摺動可能に、リアシャーシ220に接触する。
図5と図6とを比較して、光源130からの発熱によって導光板120の温度が上昇し導光板120が熱膨張した状態が図6に示され、これに対し図5には常温の状態の導光板120が示される。たとえば導光板120がリアシャーシ220を形成する材料よりも熱膨張係数の大きい材料で形成されている場合、導光板120の線膨張率がリアシャーシ220よりも大きいので、導光板120の熱変形量がより大きくなる。また導光板120とリアシャーシ220とを同一の樹脂材料で形成した場合でも、光源130からの熱伝達により導光板120の方が温度が相対的に高くなるために、導光板120の熱変形量がより大きくなる。そのため、導光板120とリアシャーシ220との間に熱変形量の相違が発生し、導光板120はリアシャーシ220に対して相対的に熱変形する。
光学シート160およびホルダー170を介在させて導光板120に固定されたヒートスプレッダ150は、導光板120の熱膨張および熱収縮により、左右方向に移動する。つまり、導光板120が熱により膨張するとき、図6に示すように、ヒートスプレッダ150はリアシャーシ220に対し右方向に相対移動する。導光板120が熱収縮するとき、図5に示すように、ヒートスプレッダ150はリアシャーシ220に対し左方向に相対移動する。
左右方向に延びる長孔156がヒートスプレッダ150に形成されており、長孔156の内部にボルト300が挿通されてヒートスプレッダ150とリアシャーシ220とが結合されているので、リアシャーシ220に対してヒートスプレッダ150は相対的にスライド移動可能とされている。そのため、導光板120の温度変化時に、導光板120は周囲の部材によって熱変形を妨げられることなく、自在に熱膨張および熱収縮することができる。したがって、光源130の点灯時の発熱に伴って導光板120に反りなどの変形が発生することを、抑制することができる。
一方、光源130と導光板120とは、光源実装基板140およびホルダー170を介在させて一体に固定されているので、温度が変化しても光源130と導光板120の側面123との間の距離は変化しない。つまり、光源130の点灯時の発熱により導光板120の温度が変化しても、光源130と導光板120との距離を一定に保つことができる。したがって、光源130から導光板120へ入射される光の特性を一定に保つことができるので、導光板120から液晶パネル110へ向けて照射される光の光学特性を安定させ、液晶表示装置100の表示品質を安定させた、高品質な液晶表示装置100を提供することができる。
本実施の形態の液晶表示装置100ではさらに、導光板120がその対称軸に沿ってリアシャーシ220に固定されていることにより、リアシャーシ220に対する導光板120の配置を一定に保つことができる。導光板120がリアシャーシ220によって拘束されず自由に移動可能とされた場合、熱膨張および収縮を繰り返すうちに、導光板120とリアシャーシ220との位置がずれる可能性がある。左右方向に延びる長孔156によってリアシャーシ220に対し左右方向に相対移動可能な導光板120の場合、左右方向の導光板120の中心線(すなわち図2に示すY軸)に沿って導光板120をリアシャーシ220に固定すれば、導光板120が熱膨張および収縮を繰り返しても、導光板120とリアシャーシ220との位置ずれを防止できる。したがって、導光板120が熱変形を繰り返した後でも導光板120とリアシャーシ220との位置関係を保つことができる。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2に係る液晶表示装置100の断面図である。図3に示す実施の形態1の液晶表示装置と比較して、実施の形態2の液晶表示装置100は、リアシャーシ220の構成において異なっている。
具体的には、実施の形態2のリアシャーシ220は、実施の形態1と同様の底面部221を有する。リアシャーシ220の底面部221の縁部がフロントシャーシ210に固定され、フロントシャーシ210とリアシャーシ220とは一体の筐体を形成する。リアシャーシ220はさらに、底面部221から前面側に突き出して設けられた挟持部223を有する。ヒートスプレッダ150の下方部154は、リアシャーシ220の底面部221と挟持部223とにより前後方向に挟持されている。リアシャーシ220は、ヒートスプレッダ150を挟み込む形状に、形成されている。リアシャーシ220は、ヒートスプレッダ150の下方部154を厚み方向に挟持する、底面部221と挟持部223とを有する。ヒートスプレッダ150は、底面部221と挟持部223との間で、リアシャーシ220に対して相対移動可能にリアシャーシ220に対して接触している。
実施の形態2のヒートスプレッダ150は、リアシャーシ220の底面部221と挟持部223とにより挟み込まれることで、底面部221と平行にスライド移動することができ、かつ、前後方向の動きを拘束されている。そのため、ヒートスプレッダ150には、図5および図6に示す長孔は形成されず、かつ、リアシャーシ220とヒートスプレッダ150とを結合するための締結部材は省略されている。
したがって、実施の形態2の液晶表示装置100では、実施の形態1と同様に、導光板120の変形を抑制でき、かつ、導光板120へ入射される光の光学特性を安定させることができるので、高品質な液晶表示装置100を提供できる。加えて、リアシャーシ220とヒートスプレッダ150とを繋ぐボルトおよびナットなどの締結部材の数を低減でき、液晶表示装置100の部品点数を低減できるので、部品コストを削減することができる。ボルトの頭部がリアシャーシ220の背面側へ突出することがないので、液晶表示装置100を薄型化することができる。
ヒートスプレッダに長孔を形成する場合、長孔によりリアシャーシ220に対するヒートスプレッダ150の相対移動範囲が規定されるので、長孔の配置および形状を適切に設計する必要がある。実施の形態2の構成では、ヒートスプレッダ150に長孔を形成しないので、長孔の配置および形状を設計する必要がなく、ヒートスプレッダ150の設計を簡略化することができる。さらに、ヒートスプレッダ150に長孔を形成する工程、および、長孔を経由して締結部材を締結する工程を省略できるので、液晶表示装置100の製造工程を簡略化することができる。
なお、実施の形態1では、ヒートスプレッダ150がリアシャーシ220に対して締結部材によりスライド移動可能に結合される例について説明し、実施の形態2では、ヒートスプレッダ150がリアシャーシ220に挟持されてスライド移動可能に結合される例について説明した。本発明の液晶表示装置は、これらの例に限られず、光源130を支持する支持部の、筐体を形成するフロントシャーシ210および/またはリアシャーシ220に対する相対移動を可能とする、任意の手段を備えてもよい。
たとえば、ヒートスプレッダ150とリアシャーシ220とを強磁性体の金属材料により形成し、ヒートスプレッダ150とリアシャーシ220との少なくともいずれか一方が永久磁石を含む構成としてもよい。この場合、ヒートスプレッダ150がリアシャーシ220に磁着して、ヒートスプレッダ150はリアシャーシ220に対してスライド移動可能な状態に設けられる。このようにすれば、リアシャーシ220とヒートスプレッダ150とを繋ぐ締結部材と締結部材が挿通される長孔とを省略でき、液晶表示装置100の構成を簡略化できる。かつ、挟持部223を形成する必要もないため、液晶表示装置100のさらなる薄型化が可能となる。
(実施の形態3)
図8は、実施の形態3に係る液晶表示装置100の断面図である。実施の形態3の液晶表示装置100は、実施の形態1,2に示すホルダー170の替わりにリフレクタ230を使用した点で、実施の形態1,2と異なっている。実施の形態3において、リフレクタ230は、光源130を支持する支持部に含まれる。支持部は、光源実装基板140と、ヒートスプレッダ150と、リフレクタ230とを含む。
リフレクタ230は、光源130を取り囲むように光源実装基板140に固定された中空筒形状の筒部231を有する。リフレクタ230は、筒部231の内周面において、光源130が出射する光を反射して導光板120へ入射させる機能を有する。筒部231が光源130を取り囲むように配置され、光源130が搭載されている光源実装基板140に筒部231の一方の端部が接触し、筒部231の他方の端部は導光板120の側面123に接触する。
光源130から出射された光は、直接、または筒部231の内周面に反射することにより、導光板120の側面123へ導かれる。したがって、光源130から導光板120の側面123へ、効率よく光を入射させることができる。より効率よく光源130から導光板120へ光を導くためには、筒部231の内周面は円筒形状に形成されるのが望ましい。
リフレクタ230はまた、液晶表示装置100の左右方向における外側の筒部231の端部から左右方向に延びる板状の壁部232と、液晶表示装置100の内側の筒部231の端部から左右方向に延びる板状の壁部233とを有する。壁部233は、光学シート160を介在させて、導光板120に固定される。壁部232は、フロントシャーシ210に面接触する。壁部232には、壁部232を厚み方向に貫通する、長手方向が液晶表示装置100の左右方向に沿って延びる長孔が形成されている。
リフレクタ230の壁部232は、ねじなどの締結部材によってフロントシャーシ210と結合される。ヒートスプレッダ150とリアシャーシ220との結合と同様に、リフレクタ230とフロントシャーシ210とは、互いに完全に固定されず、リフレクタ230とフロントシャーシ210とが互いに動ける状態に保たれる。リフレクタ230は、フロントシャーシ210に対し、相対的に左右方向に摺動可能に、フロントシャーシ210に接触する。リフレクタ230は、フロントシャーシ210に対し、相対的にスライド移動可能に設けられている。
以上の構成を備える実施の形態3の液晶表示装置100では、導光板120が温度変化して熱膨張および収縮するとき、導光板120に固定されたヒートスプレッダ150はリアシャーシ220に対して左右方向に相対移動し、導光板120に固定されたリフレクタ230はフロントシャーシ210に対して左右方向に相対移動可能する。したがって、実施の形態1と同様に、温度変化に伴う導光板120の変形を抑制でき、かつ、導光板120へ入射される光の光学特性を安定させることができるので、高品質な液晶表示装置100を提供することができる。
(実施の形態4)
図9は、実施の形態4に係る液晶表示装置100の断面図である。実施の形態3では、フロントシャーシ210にリフレクタ230が接触する構成を有する液晶表示装置が述べられたが、実施の形態4の液晶表示装置100は、リフレクタ230の替わりにヒートスプレッダ150をフロントシャーシ210に接触させる形状とした点で、実施の形態3とは異なっている。
図9に示すように、実施の形態4のヒートスプレッダ150は、リアシャーシ220の外側へ回り込み、リアシャーシ220の外側の表面である外表面224に接触する。ヒートスプレッダ150はまた、フロントシャーシ210の上面部213の背面側の面に接触している。
この場合において、ヒートスプレッダ150のフロントシャーシ210に接する部分には、左右方向に長い長孔が形成される。フロントシャーシ210とヒートスプレッダ150とは、ねじなどの締結部材で互いにスライド移動可能に結合される。そのため、ヒートスプレッダ150は、導光板120の熱膨張および収縮によりフロントシャーシ210とリアシャーシ220との両方に対し左右方向に移動可能な状態で、フロントシャーシ210とリアシャーシ220とに取り付けられている。
このようにすれば、上述した実施の形態と同様に、導光板120が温度変化して熱膨張および収縮するとき、ヒートスプレッダ150はフロントシャーシ210とリアシャーシ220との両方に対して左右方向に相対移動する。そのため、温度変化に伴う導光板120の変形を抑制でき、かつ、導光板120へ入射される光の光学特性を安定させることができるので、高品質な液晶表示装置100を提供することができる。
加えて、光源130が発生する熱を、ヒートスプレッダ150を経由してフロントシャーシ210とリアシャーシ220との両方に拡散させ、より効率よく放熱することができるので、液晶表示装置100の放熱性をより向上させることができる。また、ヒートスプレッダ150を、リアシャーシ220の外表面224に接触させ、リアシャーシ220に対し背面側に配置することにより、ヒートスプレッダ150が液晶表示装置100の外部に露出する構成となる。したがって、外気の対流による放熱効果によりヒートスプレッダ150から直接外気へ放熱することができるので、液晶表示装置100の放熱性を一層向上させることができる。さらに、ヒートスプレッダ150に放熱フィンを形成して放熱面積を増加させることが可能となり、この場合さらに大きな放熱効果を得ることができ、光源130の発熱量が増大した場合にも対応可能な液晶表示装置100を提供することができる。
(実施の形態5)
図10は、実施の形態5に係る液晶表示装置100の分解斜視図である。実施の形態1〜4においては、光源130が液晶表示装置の左右方向の両端部の二箇所に配置されている例について説明した。実施の形態5では、光源130が液晶表示装置100の左側、右側および下側の三方向にある例の構成と配置について示す。
図10に示すように、液晶表示装置100は、三つのヒートスプレッダ151,152,153を備える。ヒートスプレッダ151は、導光板120に対し左側に配置された光源130を保持する光源実装基板140の、左側の面に面接触する。ヒートスプレッダ152は、導光板120に対し下側に配置された光源130を保持する光源実装基板140の、下側の面に面接触する。ヒートスプレッダ153は、導光板120に対し右側に配置された光源130を保持する光源実装基板140の、右側の面に面接触する。液晶表示装置100は、実施の形態1で説明した一対のホルダー170に加えて、ヒートスプレッダ152と導光板120との間に介在するホルダー174を備える。
導光板120に対し左右方向に配置されたヒートスプレッダ151,153には、左右方向に延びる長孔が設けられている。導光板に対し下方向に配置されたヒートスプレッダ152には、上下方向に延びる長孔が設けられている。ヒートスプレッダ151,152,153はそれぞれ、リアシャーシ220の底面部221と、ボルト300およびナット310などの締結部材で互いにスライド移動可能に結合されている。
そのため、ヒートスプレッダ151,153は、導光板120の熱膨張および収縮によりリアシャーシ220に対し左右方向に移動可能な状態で、リアシャーシ220に取り付けられている。ヒートスプレッダ152は、導光板120の熱膨張および収縮によりリアシャーシ220に対し上下方向に移動可能な状態で、リアシャーシ220に取り付けられている。
このようにすれば、導光板120が温度変化して熱膨張および収縮するとき、ヒートスプレッダ151,153はリアシャーシ220に対して左右方向に相対移動し、ヒートスプレッダ152はリアシャーシ220に対して上下方向に相対移動する。そのため、温度変化に伴う導光板120の変形を抑制でき、かつ、導光板120へ入射される光の光学特性を安定させることができるので、高品質な液晶表示装置100を提供することができる。
実施の形態5では光源130が液晶表示装置100の左右方向と下方向との三方向にある場合について記載した。本発明の液晶表示装置では、導光板120に対して光源130が配置される方向に、ヒートスプレッダをフロントシャーシ210またはリアシャーシ220に対して相対的にスライド可能状態で取り付けることで、同様の効果を奏することができる。つまり、光源130の数および方向は、上記実施の形態で説明された例に限定されるものではない。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、各実施の形態の構成を適宜組合せてもよい。また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 液晶表示装置、110 液晶パネル、120 導光板、121 表面、122 裏面、123 側面、130 光源、140 光源実装基板、150,151,152,153 ヒートスプレッダ、154 下方部、155 立上り部、156 長孔、160 光学シート、170 ホルダー、171 上方部、172 側方部、173 爪、180 反射板、190 クッション、200 回路基板、210 フロントシャーシ、211 開口部、212 側面部、213 上面部、220 リアシャーシ、221 底面部、222 側面部、223 挟持部、224 外表面、230 リフレクタ、231 筒部、232,233 壁部、300 ボルト、310 ナット。

Claims (10)

  1. 画像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルを収容する筐体と、
    前記筐体の内部に配置された光源と、
    前記光源が出射する光を前記表示パネルへ導く導光板と、
    前記光源を支持する支持部と、を備え、
    前記支持部は、前記導光板に固定されており、前記筐体に対し相対移動可能なように接触する、表示装置。
  2. 前記導光板と前記筐体とは、同一材料で形成されている、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記導光板は、第一の材料で形成されており、
    前記筐体は、前記第一の材料と熱膨張率の異なる第二の材料で形成されている、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記支持部は、前記筐体に接触して前記光源で発生した熱を前記筐体へ伝達する伝熱部材を含む、請求項1から請求項3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記支持部には、長孔が形成されており、
    前記長孔を貫通して配置され前記筐体と前記支持部とを締結する締結部材をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記支持部は、前記筐体により挟持されている、請求項1から請求項4のいずれかに記載の表示装置。
  7. 前記支持部は、前記筐体に磁着している、請求項1から請求項4のいずれかに記載の表示装置。
  8. 前記支持部は、前記筐体の外表面に接触する、請求項1から請求項7のいずれかに記載の表示装置。
  9. 前記支持部は、前記光源が出射する光を反射して前記導光板へ入射させるリフレクタを含む、請求項1から請求項8のいずれかに記載の表示装置。
  10. 前記導光板は、前記導光板の対称軸に沿って前記筐体に固定されている、請求項1から請求項9のいずれかに記載の表示装置。
JP2010195938A 2010-09-01 2010-09-01 表示装置 Withdrawn JP2012054108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010195938A JP2012054108A (ja) 2010-09-01 2010-09-01 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010195938A JP2012054108A (ja) 2010-09-01 2010-09-01 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012054108A true JP2012054108A (ja) 2012-03-15

Family

ID=45907212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010195938A Withdrawn JP2012054108A (ja) 2010-09-01 2010-09-01 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012054108A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3179072U (ja) * 2012-08-02 2012-10-11 オリオン電機株式会社 表示パネルアッセンブリまたは該表示パネルアッセンブリを有する表示装置
JP2013015814A (ja) * 2011-07-06 2013-01-24 Samsung Electronics Co Ltd 表示装置
KR20130122882A (ko) * 2012-05-01 2013-11-11 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치
WO2013179828A1 (ja) * 2012-05-29 2013-12-05 シャープ株式会社 表示装置、及びテレビ受信装置
WO2013191047A1 (ja) * 2012-06-19 2013-12-27 シャープ株式会社 表示装置、及びテレビ受信装置
WO2014021209A1 (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置
WO2014021304A1 (ja) * 2012-08-03 2014-02-06 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置
WO2014024740A1 (ja) * 2012-08-06 2014-02-13 シャープ株式会社 表示装置、及びテレビ受信装置
WO2014148363A1 (ja) * 2013-03-19 2014-09-25 堺ディスプレイプロダクト株式会社 バックライト装置、及び表示装置
JP2014206603A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 船井電機株式会社 表示装置及び表示装置の光軸調整方法
WO2014207936A1 (ja) * 2013-06-28 2014-12-31 堺ディスプレイプロダクト株式会社 光源装置及び表示装置
WO2015045814A1 (ja) * 2013-09-24 2015-04-02 堺ディスプレイプロダクト株式会社 光源モジュール及び表示装置
JP2015069708A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 Necライティング株式会社 照明装置
CN104603680A (zh) * 2012-03-22 2015-05-06 Ttm有限公司 背光单元
WO2015063832A1 (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 堺ディスプレイプロダクト株式会社 表示装置
EP2913708A1 (en) * 2014-02-28 2015-09-02 Funai Electric Co., Ltd. Display device
JP2016100197A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 株式会社東芝 映像表示装置
CN105650554A (zh) * 2016-03-25 2016-06-08 安徽泽润光电有限公司 Led面板灯及其灯条安装结构
JPWO2014069267A1 (ja) * 2012-10-29 2016-09-08 ソニー株式会社 表示装置

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016085464A (ja) * 2011-07-06 2016-05-19 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. 表示装置
JP2013015814A (ja) * 2011-07-06 2013-01-24 Samsung Electronics Co Ltd 表示装置
US9541702B2 (en) 2011-07-06 2017-01-10 Samsung Display Co., Ltd. Display device
JP2015514292A (ja) * 2012-03-22 2015-05-18 ティーティーエム カンパニー リミテッド バックライトユニット
CN104603680B (zh) * 2012-03-22 2017-07-28 Ttm有限公司 背光单元
CN104603680A (zh) * 2012-03-22 2015-05-06 Ttm有限公司 背光单元
CN107092131A (zh) * 2012-03-22 2017-08-25 Ttm有限公司 背光单元
JP2017162819A (ja) * 2012-03-22 2017-09-14 ティーティーエム カンパニー リミテッド バックライトユニット
KR101967661B1 (ko) * 2012-05-01 2019-04-11 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치
KR20130122882A (ko) * 2012-05-01 2013-11-11 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치
WO2013179828A1 (ja) * 2012-05-29 2013-12-05 シャープ株式会社 表示装置、及びテレビ受信装置
WO2013191047A1 (ja) * 2012-06-19 2013-12-27 シャープ株式会社 表示装置、及びテレビ受信装置
WO2014021209A1 (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置
US9581757B2 (en) 2012-07-30 2017-02-28 Sharp Kabushiki Kaisha Lighting device, display device and television device
JP3179072U (ja) * 2012-08-02 2012-10-11 オリオン電機株式会社 表示パネルアッセンブリまたは該表示パネルアッセンブリを有する表示装置
WO2014021304A1 (ja) * 2012-08-03 2014-02-06 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置
CN104508355A (zh) * 2012-08-03 2015-04-08 夏普株式会社 照明装置、显示装置以及电视接收装置
US9323087B2 (en) 2012-08-06 2016-04-26 Sharp Kabushiki Kaisha Display apparatus and television receiver
WO2014024740A1 (ja) * 2012-08-06 2014-02-13 シャープ株式会社 表示装置、及びテレビ受信装置
US9955592B2 (en) 2012-10-29 2018-04-24 Saturn Licensing Llc Display device
JPWO2014069267A1 (ja) * 2012-10-29 2016-09-08 ソニー株式会社 表示装置
WO2014148363A1 (ja) * 2013-03-19 2014-09-25 堺ディスプレイプロダクト株式会社 バックライト装置、及び表示装置
JP2014206603A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 船井電機株式会社 表示装置及び表示装置の光軸調整方法
US9851498B2 (en) 2013-06-28 2017-12-26 Sakai Display Products Corporation Light source device and display apparatus
WO2014207936A1 (ja) * 2013-06-28 2014-12-31 堺ディスプレイプロダクト株式会社 光源装置及び表示装置
JPWO2015045814A1 (ja) * 2013-09-24 2017-03-09 堺ディスプレイプロダクト株式会社 光源モジュール及び表示装置
US9739932B2 (en) 2013-09-24 2017-08-22 Sakai Display Products Corporation Light source module and display apparatus
WO2015045814A1 (ja) * 2013-09-24 2015-04-02 堺ディスプレイプロダクト株式会社 光源モジュール及び表示装置
CN105579896B (zh) * 2013-09-24 2019-04-16 堺显示器制品株式会社 光源模块和显示装置
CN105579896A (zh) * 2013-09-24 2016-05-11 堺显示器制品株式会社 光源模块和显示装置
JP2015069708A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 Necライティング株式会社 照明装置
WO2015063832A1 (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 堺ディスプレイプロダクト株式会社 表示装置
EP2913708A1 (en) * 2014-02-28 2015-09-02 Funai Electric Co., Ltd. Display device
JP2016100197A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 株式会社東芝 映像表示装置
CN105650554A (zh) * 2016-03-25 2016-06-08 安徽泽润光电有限公司 Led面板灯及其灯条安装结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012054108A (ja) 表示装置
EP1785764B1 (en) Display unit with heat dissipation capability
KR101398499B1 (ko) 백라이트 유닛 및 표시 기기
WO2012001998A1 (ja) 照明装置及びそれを備えた画像表示装置
KR20100035624A (ko) 액정표시장치 및 이를 구비하는 텔레비전 장치
JP2006310221A (ja) エッジ入力型バックライト及び液晶表示装置
JP4385891B2 (ja) 表示装置
JP4777469B1 (ja) 照明装置及びそれを備えた画像表示装置
WO2013143128A1 (zh) 背光模组及使用该背光模组的液晶显示装置
WO2013166747A1 (zh) 背光模组
JP2011243486A (ja) バックライトユニット及び液晶表示装置
KR101513360B1 (ko) 액정 표시 장치
JP5556856B2 (ja) 面状光源装置および液晶表示装置
JP2010177076A (ja) タンデム型面光源装置及びそれを用いた液晶表示装置
JP2011180287A (ja) 表示装置
WO2014075357A1 (zh) 一种采用直下式背光的液晶模组及液晶显示器
JP2015092235A (ja) 液晶表示装置
WO2012001999A1 (ja) 照明装置及びそれを備えた画像表示装置
JP2006058486A (ja) 放熱装置及び表示装置
JP2012014948A (ja) 照明装置及びそれを備えた画像表示装置
JP4862251B2 (ja) 放熱装置及び表示装置
JP2013218125A (ja) 液晶表示装置
JP5098778B2 (ja) 照明装置、液晶表示装置及び電子機器
US9335039B2 (en) Display device
KR101227597B1 (ko) 백라이트 유닛 및 이를 구비하는 액정표시장치와 텔레비전 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20131105