JP2013157731A - 受光回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】実施形態は、消費電力を低減した受光回路を提供する。
【解決手段】実施形態に係る受光回路は、MOSFETと、光信号により誘起される電圧を前記MOSFETのゲート・ソース間に印加し、前記MOSFETをON/OFF制御する第1の受光素子と、前記MOS型FETの閾値電圧を制御する第2の受光素子と、を備える。さらに、前記MOSFETのゲートとソースと間に設けられた第1の放電経路と、前記MOSFETのバックゲートとソースとの間に設けられた第2の放電経路と、を備える。
【選択図】図1

Description

実施形態は、受光回路に関する。
フォトカップラや光データリンクなど光を用いて信号を伝送する装置では、受光回路の低消費電力化が求められている。例えば、受光素子と、TIA(Trans Impedance Amplifier)と、を入力段に含むアナログ型の受信回路は、信号のオフ時にも電流が流れるため消費電力が大きい。これに対し、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成されるディジタル回路を用いることにより、消費電力を低減することが可能である。
特開2005−167361号公報
実施形態は、消費電力を低減した受光回路を提供する。
実施形態に係る受光回路は、MOSFETと、光信号により誘起される電圧を前記MOSFETのゲート・ソース間に印加し、前記MOSFETをON/OFF制御する第1の受光素子と、前記光信号を受けて前記MOSFETのバックゲート電圧を変化させ、前記MOS型FETの閾値電圧を制御する第2の受光素子と、を備える。
第1実施形態に係る受光回路を表す回路図である。 第1実施形態に係る受光回路の動作を表す模式図である。 第1実施形態の変形例に係る受光回路を表す回路図である。 第2実施形態に係る受光回路を表す回路図である。 第2実施形態の変形例に係る受光回路を表す回路図である。 第2実施形態の別の変形例に係る受光回路を表す回路図である。 第3実施形態に係る受光回路を表す回路図である。 第4実施形態に係る受光回路を表す回路図である。 第5実施形態に係る受光回路を表す回路図である。 第6実施形態に係る受光回路を表す回路図である。 第6実施形態の変形例に係る受光回路を表す回路図である。 第7実施形態に係る受光回路を表す回路図である。 第8実施形態に係る受光回路を表す回路図である。 第8実施形態の変形例に係る受光回路を表す回路図である。 第9実施形態に係る受光回路を表す回路図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面中の同一部分には同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。
(第1実施形態)
図1(a)および図1(b)は、それぞれ、第1実施形態に係る受光回路10および20を表す回路図である。
図1(a)に示す受光回路10は、MOSFET11と、第1の受光素子13と、第2の受光素子15と、を備える。
第1の受光素子13は、光信号を受け、その光信号により誘起される電圧をMOSFET11のゲート・ソース間に印加する。これにより、MOSFET11をON/OFF制御する。
第2の受光素子15は、光信号を受けてMOSFET11のバックゲート電圧を変化させ、MOSFET11の閾値電圧を制御する。本実施形態では、光信号により誘起される電圧をMOSFET11のバックゲート・ソース間に印加する。
さらに、MOSFET11のゲートとソースとの間に設けられた第1の放電経路と、MOSFET11のバックゲートとソースとの間に接続された第2の放電経路と、を備える。
具体的には、MOFFET11は、nチャネルMOSFETであり、そのソースは、接地端子3に接続され、ドレインは、出力端子5に接続される。
第1の受光素子13のカソードは、接地端子3に接続され、第1の受光素子13のアノードは、MOSFET11のゲートに接続される。一方、第2の受光素子15のカソードは、接地端子3に接続され、第2の受光素子15のアノードは、MOSFET11のバックゲートに接続される。
MOSFET11のゲート・ソース間には、第1の放電経路である抵抗R1が設けられる。また、MOSFET11のバックゲート・ソース間には、第2の放電経路である抵抗R2が設けられる。
ここで、第1の受光素子13および第2の受光素子15は、共に太陽電池モードで動作するフォトダイオード(Photo Diode:PD)であり、光信号を同時に受光し同期して動作する。また、以下の実施形態においても同様である。
図1(b)に示す受光回路20は、MOSFET21と、第1の受光素子23と、第2の受光素子25と、を備える。MOFFET21は、pチャネルMOSFETであり、そのソースは、接地端子3に接続され、ドレインは、出力端子5に接続される。
第1の受光素子23のアノードは、接地端子3に接続され、第1の受光素子23のカソードは、MOSFET21のゲートに接続される。一方、第2の受光素子25のアノードは、接地端子3に接続され、第2の受光素子25のカソードは、MOSFET21のバックゲートに接続される。第1の受光素子23および第2の受光素子25は、共に太陽電池モードで動作するPDであり、光信号を同時に受光し同期して動作する。
MOSFET21のゲート・ソース間には、第1の放電経路である抵抗R1が設けられる。また、MOSFET21のバックゲート・ソース間には、第2の放電経路である抵抗R2が設けられる。
図2は、受光回路10の動作を表す模式図である。例えば、MOSFET11の閾値電圧VTHおよびゲート・ソース間電圧VGSの時間変化を表している。
太陽電池モードで動作する第1の受光素子13が光信号を受けると(光:ON)、アノード電圧が上昇し、MOSFET11のゲート・ソース間電圧VGSが高くなる。一方、第2の受光素子15も同時に光信号を受信し、MOSFET11のバックゲート電圧を上昇させる。これにより、MOSFET11の閾値電圧VTHが低下する。MOSFET11は、VTHとVGSとが交差する時点tONでOFF状態からON状態へ反転する。
続いて、光信号が消えると(光:OFF)、第1の受光素子13の出力電流が0(ゼロ)Aとなり、MOSFET11のゲートから抵抗R1を介して電荷が放電され、ゲート・ソース間電圧VGSが低下する。同時に、第2の受光素子15の出力電流も0Aとなり、バックゲートから第2の放電経路を介して電荷が放電される。これにより、MOSFET11の閾値電圧VTHが上昇する。そして、MOSFET11は、VTHとVGSとが交差する時点tOFFでON状態からOFF状態へ反転する。
第2の受光素子15は、光信号により誘起された電圧により、MOSFET11のバックゲート電圧を上昇させ、閾値電圧VTHを低下させる。これにより、本来の閾値電圧(バックゲート電圧が0Vの場合)よりも低い電圧VONおよびVOFFにより、MOSFET11をON/OFF制御することが可能となる。
受光回路20では、MOSFET21のゲート・ソース間および閾値電圧VTHがマイナス電位となる点が受光回路10と異なるが、MOSFET21のバックゲートに第2の受光素子25の起電圧を印加することにより閾値電圧を変化させ、ON/OFF制御を容易にすることができる。
例えば、特許文献1には、太陽電池モードで動作する受光素子を備えた半導体リレーが開示されている。この例では、直列に接続された複数段のPDによりMOSFETを動作させる。これに対し、本実施形態では、1段のPDによりMOSFETのON/OFF制御が可能である。
これにより、例えば、第1および第2の受光素子の占める面積の割合を小さくして、チップサイズの小型化を図ることができる。また、複数のPDを直列接続した回路を構成するためには、SOI(Silicon on Insulator)等、特別な構造を用いる必要があるが、本実施形態に係る受光回路は、単純な回路構成により実現できる。
図3(a)および図3(b)は、それぞれ第1実施形態の変形例に係る受光回路30および40を表す回路図である。受光回路30および40は、それぞれデプレッション型MOSFETを備える。
図3(a)に示す受光回路30は、MOSFET31と、第1の受光素子33と、第2の受光素子35と、を備える。MOFFET31は、nチャネルMOSFETであり、そのソースは接地端子3に接続され、ドレインは出力端子5に接続される。
第1の受光素子33のアノードは、接地端子3に接続され、第1の受光素子33のカソードは、MOSFET31のゲートに接続される。一方、第2の受光素子35のアノードは、接地端子3に接続され、第2の受光素子35のカソードは、MOSFET31のバックゲートに接続される。
MOSFET31のゲート・ソース間には、第1の放電経路である抵抗R1が設けられる。また、MOSFET31のバックゲート・ソース間には、第2の放電経路である抵抗R2が設けられる。
ここでは、MOSFET31の動作極性の違いにより、第1の受光素子33および第2の受光素子35の接続が受光回路10と異なるが、バックゲート電圧により閾値電圧を制御する動作と、その効果は同じである。
図3(b)に示す受光回路40は、MOSFET41と、第1の受光素子43と、第2の受光素子45と、を備える。MOFFET41は、pチャネルMOSFETであり、そのソースは接地端子3に接続され、ドレインは出力端子5に接続される。
第1の受光素子43のカソードは、接地端子3に接続され、アノードは、MOSFET41のゲートに接続される。一方、第2の受光素子45のカソードは、接地端子3に接続され、アノードは、MOSFET41のバックゲートに接続される。
MOSFET41のゲート・ソース間には、第1の放電経路である抵抗R1が設けられる。また、MOSFET41のバックゲート・ソース間には、第2の放電経路である抵抗R2が設けられる。
ここでは、MOSFET41がpチャネルであり、それに合わせて第1の受光素子43および第2の受光素子45の極性を変えているが、バックゲート電圧により閾値電圧を制御する効果は、受光回路30と同じである。
(第2実施形態)
図4(a)および図4(b)は、それぞれ第2実施形態に係る受光回路50および55を表す回路図である。
図4(a)に示す受光回路50は、MOSFET51と、第1の受光素子53と、を備える。MOFFET51は、nチャネルMOSFETであり、そのソースは接地端子3に接続され、ドレインは出力端子5に接続される。
第1の受光素子53のカソードは、接地端子3に接続される。一方、第1の受光素子53のアノードは、MOSFET51のゲートおよびバックゲートに接続される。また、 MOSFET51のゲート・ソース間には、第1の放電経路である抵抗R1が設けられる。
図4(b)に示す受光回路55は、MOSFET57と、第1の受光素子59と、を備える。MOFFET57は、pチャネルMOSFETであり、そのソースは接地端子3に接続され、ドレインは出力端子5に接続される。
第1の受光素子59のアノードは、接地端子3に接続される。一方、第1の受光素子59のカソードは、MOSFET57のゲートおよびバックゲートに接続される。また、 MOSFET57のゲート・ソース間には、第1の放電経路である抵抗R1が設けられる。
本実施形態では、第1の受光素子と、第2の受光素子と、が同一の受光素子である。バックゲート電圧により閾値電圧を制御する動作と、その効果は、受光回路10および20とそれぞれ同じである。
図5は、第2実施形態の変形例に係る受光回路60を表す回路図である。同図に示すように、受光回路60は、第1のMOSFET61と、第2のMOSFET63と、を含む出力段と、第1の受光素子65と、を備える。
出力段において、第2のMOSFET63は、第1のMOSFET61に直列に接続される。そして、第1のMOSFET61と、第2のMOSFET63と、の接続点において、ハイおよびローの電圧を交互に出力する。
第1の受光素子65は、第1のMOSFET61および第2のMOSFET63のそれぞれのゲートと、第1のMOSFET61のソースと、の間に、光信号により誘起される電圧を印加する。これにより、出力段の出力をハイおよびローのいずれか一方から他方に反転させる。
本実施形態では、第1の受光素子65は、第1のMOSFET61のバックゲート・ソース間に光信号により誘起された電圧を印加し、第1のMOSFET61の閾値電圧を制御する。
第1のMOSFET61は、nチャネル型MOSFETであり、第2のMOSFET63は、pチャネル型MOSFETである。そして、受光回路60の出力段は、pチャネル型MOSFETと、nチャネル型MOSFETと、を含むCMOS構造を有する。第1の受光素子65のカソードは、接地端子3に接続され、アノードは、第1のMOSFET61のゲートとバックゲート、および、第2のMOSFET63のゲートに接続される。
ここでは、第1のMOSFET61のバックゲートに第1の受光素子65の起電圧が印加され、閾値電圧VTHが変化する。その効果は、受光回路10と同じである。
図6は、第2実施形態の別の変形例に係る受光回路70を表す回路図である。受光回路70は、第1のMOSFET71と、第2のMOSFET73とを含み、CMOS構成を有する出力段と、第1の受光素子75と、を備える。
第1のMOSFET71は、nチャネルMOSFETであり、第2のMOSFET73は、pチャネルMOSFETである。そして、第1のMOSFET71は、デプレッション型MOSFETであり、第2のMOSFET73は、エンハンスメント型MOSFETである。第2のMOSFET73は、電源端子Vdd側に配置され、第1のMOSFET71に直列に接続される。
第1の受光素子75のカソードは、接地端子3に接続され、アノードは、第1のMOSFET71のゲートおよびバックゲートに接続する。さらに、pチャネルMOSFET77と、そのゲートおよびドレインに接続した電流源79を、出力段に並置する。そして、第2のMOSFET73のゲートと、MOSFET77のゲートと、が接続され、カレントミラー回路を構成する。
すなわち、第1のMOSFET71と、第2のMOSFET73と、の間の接続点における出力は、電流源79の電流と、第1のMOSFET71を流れる電流と、の大小で切替わる。そして、第1のMOSFET71のバックゲート・ソース間に第1の受光素子75の起電圧を印加することにより閾値電圧を変化させ、第1のMOSFET71における電流制御を容易にする。
また、図示はしないが第1のMOSFET71にエンハンスメント型nチャネルMOSFETを用いても、同様な機能の受光回路を構成することが可能である。
(第3実施形態)
図7(a)および図7(b)は、それぞれ第3実施形態に係る受光回路80および90を表す回路図である。
図7(a)に示す受光回路80は、MOSFET81と、第1の受光素子83と、第2の受光素子85と、を備える。MOFFET81は、nチャネルMOSFETであり、そのソースは接地端子3に接続され、ドレインは出力端子5に接続される。
第1の受光素子83のカソードは、接地端子3に接続され、アノードは、MOSFET81のゲートに接続される。一方、第2の受光素子85のカソードは、電源端子Vdd接続され、アノードは、MOSFET81のバックゲートに接続される。
MOSFET81のゲート・ソース間には、第1の放電経路である抵抗R1が設けられる。また、MOSFET81のバックゲート・ソース間には、第2の放電経路である抵抗R2が設けられる。
第2の受光素子85は、電源端子Vddに接続され、光信号を受けて光電流を出力するPDモードで動作する。そして、第2の受光素子85と、抵抗R2と、の間の接続点の電圧、すなわち、バックゲート電圧を上昇させ、MOSFET81の閾値電圧VTHを低下させる。これにより、MOSFET81のON/OFF制御を容易にする。
図7(b)に示す受光回路90は、MOSFET91と、第1の受光素子93と、第2の受光素子95と、を備える。MOFFET91は、pチャネルMOSFETであり、そのソースは接地端子3に接続され、ドレインは出力端子5に接続される。
第1の受光素子93のアノードは、接地端子3に接続され、カソードは、MOSFET91のゲートに接続される。一方、第2の受光素子95のカソードは、MOSFET91のバックゲートに接続され、アノードはマイナス電源端子Veeに接続される。さらに、第2の受光素子95のカソードは、抵抗R3を介して接地端子3に接続される。MOSFET91のゲート・ソース間には、第1の放電経路である抵抗R1が設けられる。
ここでは、第2の受光素子95は、マイナス電源端子Veeに接続され、光信号を受けて光電流を出力するPDモードで動作する。そして、第2の受光素子95と、抵抗R3と、の間の接続点の電圧、すなわち、バックゲート電圧を上昇させ、MOSFET91の閾値電圧VTHを上昇させる。これにより、MOSFET91のON/OFF制御を容易にする。
(第4実施形態)
図8(a)は、第4実施形態に係る受光回路100を表す回路図である。同図に示すように、受光回路100は、第1のMOSFET101と、第2のMOSFET103と、を含む出力段と、第1の受光素子105と、第2の受光素子107と、を備える。
第2のMOSFET103は、第1のMOSFET101に直列に接続される。出力段は、第1のMOSFET101と、第2のMOSFET103と、の接続点において、ハイおよびローの電圧を交互に出力する。
第1の受光素子105は、光信号を受け、その光信号により誘起される電圧を、第1のMOSFET101のゲート・ソース間に印加する。第2の受光素子107は、第1の受光素子105と同時に光信号を受け、その光信号により誘起される電圧を第2のMOSFET103のゲート・ソース間に印加する。そして、出力段の出力をハイ(High:H)およびロー(Low:L)のいずれか一方から他方に反転させる。
さらに、第1のMOSFET101のゲートとソースとの間に設けられた第1の放電経路と、第2のMOSFET103のゲートとソースとの間に設けられた第2の放電経路と、を備える。
具体的には、第1のMOSFET101は、エンハンスメント型のnチャネルMOSFETであり、接地端子3の側に配置される。第2のMOSFET103は、デプレッション型のnチャネルMOSFETであり、電源端子Vdd側に配置される。そして、第1のMOSFET101のソース端子は、接地端子に接続され、そのドレイン端子は、第2のMOSFET103のソース端子に接続される。第2のMOSFET103のドレイン端子は、電源端子Vddに接続される。
第1の受光素子105は、そのカソードが接地端子3に接続され、アノードが第1のMOSFET101のゲートに接続される。一方、第2の受光素子107は、そのアノードが接地端子3に接続され、カソードが第2のMOSFET103のゲートに接続される。
さらに、第1の放電経路である抵抗R4が、第1のMOSFET101のゲート・ソース間に接続される。また、第2の放電経路である抵抗R5が、第2のMOSFET103のゲート・ソース間に接続される。
ここで、第1の受光素子105および第2の受光素子107は、それぞれ、太陽電池モードで動作するものとし、その起電圧をVBEとする。そして、第1のMOSFET101および第2のMOSFET103の閾値電圧VTHとの間に、次の式(1)が成り立つものとする。

|VTH|<BE ・・・(1)

これにより、第1の受光素子105により、第1のMOSFET101をON/OFF制御することが可能となる。また、第2の受光素子107により、第2のMOSFET103をON/OFF制御することが可能となる。
次に、受光回路100の動作を説明する。まず、光照射がないとき、第1の受光素子105に起電力は発生せず、第1のMOSFET101のゲート・ソース間電圧VGS1は0(ゼロ)Vであり、エンハンスメント型の第1のMOSFET101は、OFF状態となる。同様に、第2の受光素子107にも起電力が発生せず、第2のMOSFET103のゲート・ソース間電圧VGS2は0Vとなり、デプレッション型の第2のMOSFET103は、ON状態となる。
これにより、第1のMOSFET101と、第2のMOSFET103と、の間の出力電圧VOUTは、H(=Vdd)となる。正確には、電源電圧Vddから第2のMOSFET103のドレインソース電圧VDS2を引いた電圧となるが、以下の説明では、VDS2は、十分小さいものとして無視する。
一方、光照射があるとき、第1の受光素子105に起電力が生じ、その両端に起電圧VBEが発生する。このため、第1のMOSFET101のゲート電圧が上昇し、VGS1は正となり、第1のMOSFET101はON状態となる。同様に、第2の受光素子107にも起電力が生じ、第2のMOSFET103のゲート電圧が降下する。これにより、VGS2は負となり、第2のMOSFET103はOFF状態となる。そして、出力電圧VOUTは、L(=0V)になる。
また、光照射がなくなったとき、第2のMOSFET103のゲート・ソース間に溜まった電荷は、放電抵抗R5を介して放電される。一方、第1のMOSFET101のゲート-ソース間に溜まった電荷は、放電抵抗R4を介して放電される。
表1は、第1のMOSFET101、第2のMOSFET103および出力電圧VOUTを示している。
Figure 2013157731
このように、本実施形態では、第1の受光素子105および第2の受光素子107が、光信号を受けて太陽電池モードで動作し、それぞれ第1のMOSFET101および第2のMOSFET103をON/OFF制御する。そして、出力電圧VOUTの反転時以外は、第1のMOSFET101および第2のMOSFET103が同時にONしないため、静的な電流は流れない。このため、受光回路100では、平均的な消費電力を抑制することができる。
図8(b)は、第4実施形態の変形例に係る受光回路150を表す回路図である。受光回路150では、受光回路100の第1の受光素子105および第2の受光素子107に代えて、それぞれ第1の受光素子115および第2の受光素子117が配置される。第1の受光素子115および第2の受光素子117は、それぞれ直列接続された複数のフォトダイオード(PD)を含んでいる。これにより、受光回路100よりも高い起電力VBEを、第1のMOSFET101及び第2のMOSFET103に印加することができる。
(第5実施形態)
図9は、第5実施形態に係る受光回路200を表す回路図である。受光回路200は、第1のMOSFET201と、第2のMOSFET203と、を含む出力段と、第1の受光素子205と、第2の受光素子207と、を備える。
第1のMOSFET201は、デプレッション型のpチャネルMOSFETであり、そのドレイン端子が接地され、ソース端子は、第2のMOSFET203のドレイン端子に接続される。第2のMOSFET203は、エンハンスメント型のpチャネルMOSFETであり、そのドレイン端子は、電源端子Vddに接続される。
第1の受光素子205は、そのカソードが電源端子Vddに接続され、アノードが第1のMOSFET201のゲートに接続される。一方、第2の受光素子207は、そのアノードが電源端子Vddに接続され、カソードが第2のMOSFET203のゲートに接続される。
さらに、第1の放電経路である抵抗R6が、第1のMOSFET201のゲート・ソース間に接続される。また、第2の放電経路である抵抗R7が、第2のMOSFET203のゲート・ソース間に接続される。
本実施形態では、第1の受光素子205は、太陽電池モードで動作し、光信号を受けて第1のMOSFET201のゲート電圧を制御する。一方、第2の受光素子207は、太陽電池モードで動作し、光信号により誘起された電圧を第2のMOSFET203のゲート・ソース間に印加する。
受光回路200の光照射有無による、動作状態を表2に示す。
Figure 2013157731
光照射があるとき、第1の受光素子205に光電流が流れ、第1のMOSFET201のゲート電圧がVdd+VBEになるまでゲート・ソース間の容量を充電する。このため、VGS1は正となり、第1のMOSFET201はOFF状態となる。第2の受光素子207には起電圧VBEが生じ、第2のMOSFET203のゲート電圧が降下する。これにより、VGS2は負となり、第2のMOSFET203はON状態となる。そして、出力電圧VOUTは、H(=Vdd)となる。この場合も、VBEと、第1のMOSFET201および第2のMOSFET203の閾値電圧|VTH|は、式(1)の条件を満足する。
一方、光照射がなくなったとき、第1の受光素子205に光電流は流れず、第1のMOSFET201のゲート電圧が低下し、ソース間電圧VGS1は0(ゼロ)Vとなる。そして、第1のMOSFET201は、ON状態に反転する。第2の受光素子207には起電力が発生せず、第2のMOSFET203のゲート電圧が上昇する。ゲート・ソース間電圧VGS2が0Vとなり、第2のMOSFET203はOFF状態となる。これにより、第1のMOSFET201と、第2のMOSFET203と、の間の出力電圧VOUTは、L(=0V)となる。
第1のMOSFET201のゲート・ソース間に溜まった電荷は、放電抵抗R6を介して放電される。一方、第2のMOSFET203のゲート-ソース間に溜まった電荷は、放電抵抗R7を介して放電される。
本実施形態では、第1のMOSFET201および第2のMOSFET203は、出力電圧VOUTの反転時以外は同時にONしない。このため、静的な電流は流れず、受光回路200の平均的な消費電力が抑制される。
(第6実施形態)
図10は、第6実施形態に係る受光回路300を表す回路図である。受光回路300は、第1のMOSFET301と、第2のMOSFET303と、を含む出力段と、第1の受光素子311と、第2の受光素子313と、を備える。さらに、受光回路300は、第1のMOSFET301のバックゲート側に設けられた第3の受光素子315と、第2のMOSFET303のバックゲート側に設けられた第4の受光素子317と、を備える。
第1のMOSFET301は、エンハンスメント型のnチャネルMOSFETであり、接地端子3の側に配置される。第2のMOSFET303は、デプレッション型のnチャネルMOSFETであり、電源端子Vdd側に配置される。そして、第1のMOSFET301のソース端子は、接地端子3に接続され、そのドレイン端子は、第2のMOSFET303のソース端子に接続される。第2のMOSFET303のドレイン端子は、電源端子Vddに接続される。
第1の受光素子311は、そのカソードが接地端子3に接続され、アノードが第1のMOSFET301のゲートに接続される。一方、第2の受光素子313は、そのアノードが接地端子3に接続され、カソードが第2のMOSFET303のゲートに接続される。
さらに、第1の放電経路である抵抗R8が、第1のMOSFET301のゲート・ソース間に接続される。また、第2の放電経路である抵抗R9が、第2のMOSFET303のゲート・ソース間に接続される。
第3の受光素子315は、そのカソードが接地端子3に接続され、アノードが第1のMOSFET301のバックゲートに接続される。第4の受光素子317は、そのアノードが接地端子3に接続され、カソードが第2のMOSFET303のバックゲートに接続される。
さらに、第3の放電経路である抵抗R10が、第1のMOSFET301のバックゲート・ソース間に接続される。また、第4の放電経路である抵抗R11が、第2のMOSFET303のバックゲート・ソース間に接続される。
本実施形態では、第3の受光素子315が第1のMOSFET301の閾値電圧を低下させ、第4の受光素子317が第2のMOSFET303の閾値電圧を上昇させる。このため、第1の受光素子311および第2の受光素子313の起電圧VBEと、第1のMOSFET301および第2のMOSFET303の閾値電圧VTHと、の間の大小関係が、

|VBE|<|VTH| ・・・(2)

であっても、第1の受光素子311により、第1のMOSFET301をON/OFF制御することができる。また、第1の受光素子313により、第2のMOSFET303をON/OFF制御することができる。
受光回路300の動作は、表1に示す受光回路100の動作と同じである。本実施形態でも、静的な電流を抑制した低消費電力の動作が可能である。
光照射がないとき、第1のMOSFET301はOFF状態であり、第2のMOSFET303はON状態である。第1〜第4の受光素子が光を受けると、第1のMOSFET301をON状態、第2のMOSFET303をOFF状態に反転させ、出力電圧VOUTをL(=0V)に反転させる。
光照射があるとき、第3の受光素子315に起電圧VBEが生じ、第1のMOSFET301のバックゲート電圧が高くなる。このため、閾値電圧VTHが低下し、式(2)に示す状態であっても、第1の受光素子311の起電圧VBEにより第1のMOSFET301をON状態に反転させることが可能となる。また、第4の受光素子317にも起電圧−VBEが生じ、第2のMOSFET303のバックゲート電圧を低下させる。これにより、第2のMOSFET303の閾値電圧VTHが上昇し、すなわち、絶対値|VTH|が小さくなり、第2の受光素子313の起電圧−VBEにより第2のMOSFET303をOFF状態に反転させることが可能となる。
なお、第1の受光素子311のアノードを第1のMOSFET301のバックゲートに接続し、第3の受光素子315および抵抗R10を省略する構成も可能である。また、第2の受光素子313のカソードを第2のMOSFET303のバックゲートに接続し、第4の受光素子317および抵抗R11を省略する構成も可能である。
図11は、第6実施形態の変形例に係る受光回路400を表す回路図である。受光回路400では、受光回路300における第1〜第4の各放電経路の抵抗R8〜11を、ゲート・ソース間をショートしたデプレッション型のnチャネルMOSFET421、423、425および427に置き換えている。
MOSFET421〜427は、常時ON状態であり、第1のMOSFET301のゲート・ソース間およびバックゲート・ソース間、第2のMOSFET303のゲート・ソース間およびバックゲート・ソース間に溜まった電荷を、抵抗を用いた放電経路より速く放電することができる。そして、ゲート電圧が下がり切る時間を短くすることができる。
(第7実施形態)
図12は、第7実施形態に係る受光回路500を表す回路図である。受光回路500は、第1のMOSFET501と、第2のMOSFET503と、を含む出力段と、第1の受光素子511と、第2の受光素子513と、を備える。さらに、受光回路500は、第1のMOSFET501のバックゲート側に設けられた第3の受光素子515と、第2のMOSFET503のバックゲート側に設けられた第4の受光素子517と、を備える。
第1のMOSFET501は、デプレッション型のpチャネルMOSFETであり、そのドレイン端子が接地され、ソース端子は、第2のMOSFET503のドレイン端子に接続される。第2のMOSFET503は、エンハンスメント型のpチャネルMOSFETであり、そのソース端子は、電源端子Vddに接続される。
第1の受光素子511は、そのカソードが電源端子Vddに接続され、アノードが第1のMOSFET501のゲートに接続される。一方、第2の受光素子513は、そのアノードが電源端子Vddに接続され、カソードが第2のMOSFET503のゲートに接続される。
さらに、第1の放電経路である抵抗R12が、第1のMOSFET501のゲート・ソース間に接続される。また、第2の放電経路である抵抗R13が、第2のMOSFET203のゲート・ソース間に接続される。
第3の受光素子515は、そのカソードが電源端子Vddに接続され、アノードが第1のMOSFET501のバックゲートに接続される。第2の受光素子517は、そのアノードが電源端子Vddに接続され、カソードが第2のMOSFET503のバックゲートに接続される。
さらに、第3の放電経路である抵抗R14が、第1のMOSFET501のバックゲート・ソース間に接続される。また、第4の放電経路である抵抗R15が、第2のMOSFET503のバックゲート・ソース間に接続される。
本実施形態では、第1の受光素子511は、太陽電池モードで動作し、光信号を受けて第1のMOSFET501のゲート電圧を制御する。一方、第2の受光素子513は、太陽電池モードで動作し、光信号により誘起された電圧VBEを第2のMOSFET503のゲート・ソース間に印加する。
さらに、第3の受光素子515は、太陽電池モードで動作し、光信号を受けて第1のMOSFET501のバックゲート電圧を制御する。一方、第2の受光素子517は、太陽電池モードで動作し、光信号により誘起された電圧VBEを第2のMOSFET503のバックゲート・ソース間に印加する。
受光回路500の動作は、表2に示す受光回路200の動作と同じである。本実施形態でも、静的な電流を抑制した低消費電力の動作が可能である。
光照射がないとき、第1のMOSFET501はON状態であり、第2のMOSFET503はOFF状態にある。第1〜第4の受光素子が光を受けると、第1のMOSFET501をOFF状態、第2のMOSFET503をON状態に反転させ、出力電圧VOUTをH(=Vdd)に反転させる。
光照射があるとき、第3の受光素子515は光電流を流し、第1のMOSFET501のバックゲート電圧をVdd+VBEに上昇させる。このため、閾値電圧VTHが上昇する。第1のMOSFET501をOFF状態に反転させることが容易になる。また、第4の受光素子517には、起電圧VBEが生じ、第2のMOSFET503のバックゲート電圧を低下させる。これにより、第2のMOSFET503の閾値電圧が上昇し、すなわち、絶対値|VTH|が小さくなり、第2の受光素子の起電圧VBEにより第2のMOSFET503をON状態に反転させることが可能となる。
(第8実施形態)
図13は、第8実施形態に係る受光回路600を表す回路図である。受光回路600は、第1のMOSFET601と、第2のMOSFET603と、を含む出力段を備える。そして、第1のMOSFET601を制御する第3のMOSFET605と、第3のMOSFET605を制御する第1の受光素子611と、第2のMOSFET603を制御する第2の受光素子613と、を備える。
第1のMOSFET601は、エンハンスメント型のnチャネルMOSFETであり、そのソース端子が接地され、ドレイン端子は、第2のMOSFET603のソース端子に接続される。第2のMOSFET603は、デプレッション型のnチャネルMOSFETであり、そのドレイン端子は、電源端子Vddに接続される。
第1のMOSFET601のゲート・ソース間には、第1の放電経路である抵抗R17が設けられる。また、第2のMOSFET603のゲート・ソース間には、第2の放電経路である抵抗R18が設けられる。
第1の受光素子611は、そのアノードが接地端子に接続され、カソードが第3のMOSFET605のゲートに接続される。第3のMOSFETは、エンハンスメント型のpチャネルMOSFETであり、そのソース端子は電源端子Vddに接続される。また、第3のMOSFET605のドレイン端子は、第1のMOSFET601のゲートに接続される。第3のMOSFET605のゲート・ソース間には、第5の放電経路である抵抗R16が設けられる。
第2の受光素子613は、そのアノードが接地端子に接続され、カソードが第2のMOSFET603のゲートに接続される。
受光回路600では、第1の受光素子611は、PDモードで動作し、第3のMOSFET605をON/OFF制御する。第2の受光素子613は、太陽電池モードで動作し、第2のMOSFET603をON/OFF制御する。
次に、受光回路600の動作を説明する。
まず、光照射のないとき、第1の受光素子611には光電流が流れず、抵抗R16にも電流が流れない。このため、第3のMOSFET605のゲート・ソース間電圧VGS3は0Vとなり、第3のMOSFET605はOFF状態である。そして、第1のMOSFET601のゲート電圧も上昇せず、第1のMOSFET601のゲート・ソース間電圧VGS2は0Vであり、第1のMOSFET601はOFF状態にある。第2の受光素子613においても起電力が発生せず、第2のMOSFET603のゲート・ソース間電圧VGS2は0Vとなり、第2のMOSFET603は、ON状態となる。
そして、第1のMOSFET601と、第2のMOSFET603と、の間の接続点における出力電圧VOUTは、H(=Vdd)となる。
一方、光照射がある場合には、第1の受光素子611に光電流が流れるため、抵抗R16に電圧降下が生じ、第3のMOSFET605のゲート電圧が降下する。そして、第3のMOSFET605のゲート・ソース間電圧VGS3が、閾値電圧VTHよりも低くなると、第3のMOSFET605はON状態となる。このため、第1のMOSFET601のゲート電圧が上昇し、VGS2が正になると、第1のMOSFET601がON状態となる。同時に、第2の受光素子613には起電力が生じ、そのアノード・カソード間に起電圧VBEが発生する。このため、第2のMOSFET603のゲート電圧が降下し、VGS2が負になると、第2のMOSFET603はOFF状態になる。そして、出力電圧VOUTは、L(=0V)に反転する。
再び、光照射がなくなると、第3のMOSFET605がOFF状態となり、第1のMOSFET601のゲート・ソース間に溜まった電荷は、抵抗R17を介して放電される。これにより、VGS1が0Vとなり、第1のMOSFET601はOFF状態になる。第2の受光素子613の起電力も無くなり、第2のMOSFET603のゲート・ソース間に溜まった電荷も抵抗18を介して放電され、VGS2が低下する。これにより、第2のMOSFET603はON状態となる。
上記の動作状態を表3に示す。
Figure 2013157731
本実施形態では、光照射が開始されると、電源端子Vddと接地端子との間に、第3のMOSFET605と、抵抗R17と、を介した電流パスが出来てしまうため、静的な電流が流れてしまうが、光照射が無い場合は、電源端子Vddと接地端子との間に電流パスが生じない。このため、静的な電流が抑制され、動作時の平均的な消費電力を低減することができる。
図14は、第8実施形態の変形例に係る受光回路700を表す回路図である。受光回路700では、第1の受光素子611のカソードが、第3のMOSFET605のゲートおよびバックゲートに接続されている。また、第3のMOSFET605のドレイン端子と、第1のMOSFET601のゲートと、の間に抵抗R19が挿入されている。そして、第3のMOSFET605のドレイン端子が、抵抗19を介して第1のMOSFET601のバックゲートにも接続される。さらに、第2の受光素子613のカソードが、第2のMOSFET603のゲートおよびバックゲートに接続される。
受光回路700の動作は、表3に示す受光回路600と同じであるが、第1のMOSFET601、第2のMOSFET603、第3のMOSFET605のバックゲートに電圧が印加されることにより、閾値電圧VTHが低減される。これにより、各MOSFETのON/OFF制御が容易になる。そして、第2の受光素子613の起電圧VBEが、第2のMOSFET603の閾値電圧VTHの絶対値より小さくても、第2のMOSFET603をON/OFF制御することが可能となる。
さらに、第3のMOSFET605のドレイン端子と、第1のMOSFET601と、の間に抵抗R19を挿入したことにより、第1のMOSFET601のゲート電位が下がる。これにより、光照射が無くなった場合に、第1のMOSFET601のゲート・ソース間に溜まった電荷を、抵抗R17を介してすばやく放電することができる。すなわち、受光回路600に比べ、第1のMOSFET601のONからOFF状態への移行が速くなる。そして、出力電圧VOUTのLからHへのスイッチングを速くすることができる。
(第9実施形態)
図15は、第9実施形態に係る受光回路800を表す回路図である。受光回路800は、第1のMOSFET801と、第2のMOSFET803と、を含む出力段を備える。そして、第1のMOSFET801と第2のMOSFET803とを制御する第3のMOSFET805と、第3のMOSFET805を制御する第1の受光素子811と、を備える。
第1のMOSFET801は、エンハンスメント型のnチャネルMOSFETであり、そのソース端子が接地され、ドレイン端子は、第2のMOSFET803のドレイン端子に接続される。第2のMOSFET803は、エンハンスメント型のpチャネルMOSFETであり、そのソース端子は、電源端子Vddに接続される。
第1の受光素子811は、アノードが接地端子3に接続され、カソードが第3のMOSFET805のゲートに接続される。
第3のMOSFET805は、エンハンスメント型のpチャネルMOSFETであり、そのソースが電源端子Vddに接続される。そして、第3のMOSFET805のドレインは、第1のMOSFET801および第2のMOSFET803のゲートに接続される。また、第3のMOSFET805のドレインは、デプレッション型のnチャネルMOSFET807を介して、接地端子3に接続されている。MOSFET807は、ゲート・ソース間が短絡されており、常時ON状態にある。また、第3のMOSFET805のゲート・ソース間には、第5の放電経路である抵抗R20が設けられている。
受光回路800では、第1の受光素子811は、PDモードで動作し、光照射があると光電流が流れる。これにより、抵抗R20に電圧降下が生じて第3のMOSFET805のゲート電圧が低下し、第3のMOSFET805はON状態になる。そして、第3のMOSFET805のドレイン電流ID1と、MOSFET807のドレイン電流ID2との間に、

D1>ID2 ・・・(3)

の関係が成立する場合、第1のMOSFET801および第2のMOSFET803のゲート電圧が上昇する。これにより、第1のMOSFET801のゲート・ソース間電圧VGS1は正になり、第1のMOSFET801はON状態となる。一方、第2のMOSFET803のゲート・ソース間電圧VGS2は0Vに近づき、第2のMOSFET803はOFF状態となる。よって、第1のMOSFET801と第2のMOSFET803との間の出力電圧VOUTは、L(=0V)となる。
光照射が無い場合、第1の受光素子811に光電流は流れないため、抵抗20の電圧降下は生じない。したがって、第3のMOSFET805のVGS3は0Vであり、第3のMOSFET805はOFF状態となる。MOSFET807は、常時ONであるため、第1のMOSFET801および第2のMOSFET803のゲート電圧が降下する。これにより、第1のMOSFET801のVGS1は0Vとなり、第1のMOSFET801はOFF状態となる。一方、第2のMOSFET803のVGS2は負となり、第2のMOSFET801はON状態となる。よって、出力電圧VOUTは、H(=Vdd)となる。
上記の受光回路800の動作を表4に示す。
Figure 2013157731
本実施形態では、第1の受光素子811をPDモードで動作させ、第1のMOSFET801および第2のMOSFET803をON/OFF制御する。このため、受光回路800は、高速動作する。すなわち、太陽電池モードで動作させる場合に比べて、逆バイアスのかかるPDモードの方が、接合容量が小さくなり動作が速くなる。また、第1のMOSFET801および第2のMOSFET803をCMOS動作させることにより、消費電力を低減することができる。
以上、第1〜第9の実施形態について説明したが、実施形態はこれらに限定される訳ではない。例えば、第6の実施形態に示したように、各放電経路には、抵抗に代えてデプレッション型のMOSFETを用いることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
(付記1)
第1のMOSFETと、前記第1のMOSFETに直列に接続された第2のMOSFETと、を含み、前記第1のMOSFETと、前記第2のMOSFETと、の接続点において、ハイおよびローの電圧を交互に出力する出力段と、
前記第1のMOSFETをON/OFF制御する第1の受光素子と、前記第2のMOSFETをON/OFF制御する第2の受光素子と、
を備えた受光回路。
(付記2)
第1のMOSFETと、前記第1のMOSFETに直列に接続された第2のMOSFETと、を含み、前記第1のMOSFETと、前記第2のMOSFETと、の接続点において、ハイおよびローの電圧を交互に出力する出力段と、
前記第1のMOSFETをON/OFF制御する第1の受光素子と、前記第2のMOSFETをON/OFF制御する第2の受光素子と、
を備え、
前記第1の受光素子および前記第2の受光素子の少なくともいずれか一方は、太陽電池モードで動作する受光回路。
(付記3)
前記第1のMOSFETのゲートとソースとの間に設けられた第1の放電経路と、
前記第2のMOSFETのゲートとソースとの間に設けられた第2の放電経路と、を備えた付記1または2記載の受光回路。
(付記4)
前記第1の受光素子および前記第2の受光素子の他方は、PDモードで動作する付記2または3に記載の受光回路。
(付記5)
前記第1の受光素子および前記第2の受光素子の両方が、太陽電池モードで動作する付記2または3に記載の受光回路。
(付記6)
前記第1のMOSFETのバックゲートに接続され第3の受光素子と、
前記第2のMOSFETのバックゲートに接続された第4の受光素子と、
をさらに備え、
前記第3の受光素子および前記第4の受光素子の少なくともいずれか一方は、太陽電池モードで動作する付記2〜5のいずれか1つに記載の受光回路。
(付記7)
前記第1のMOSFETのバックゲートとソースとの間に設けられた第3の放電経路と、
前記第2のMOSFETのバックゲートとソースとの間に設けられた第4の放電経路と、
を備えた付記6記載の受光回路。
(付記8)
前記第3の受光素子および前記第4の受光素子の他方は、PDモードで動作する付記6または7に記載の受光回路。
(付記9)
前記第3の受光素子および前記第4の受光素子の両方が、太陽電池モードで動作する付記6または7に記載の受光回路。
(付記10)
前記第1のMOSFETのゲート電圧を制御する第3のMOSFETをさらに備え、
前記第1の受光素子は、前記第3のMOSFETのゲート電圧を制御することにより、前記第1のMOSFETをON/OFF制御する付記2〜4のいずれか1つに記載の受光回路。
(付記11)
前記第1のMOSFET、前記第2のMOSFETおよび前記第3のMOSFETにおいて、バックゲートがゲートに接続された付記10記載の受光回路。
(付記12)
前記第1のMOSFETおよび前記第2のMOSFETの一方はエンハンスメント型FETであり、他方はデプレッション型FETである付記1〜11のいずれか1つに記載の受光回路。
(付記13)
第1のMOSFETと、前記第1のMOSFETに直列に接続された第2のMOSFETと、を含み、前記第1のMOSFETと、前記第2のMOSFETと、の接続点において、ハイおよびローの電圧を交互に出力する出力段と、
前記第1のMOSFETのゲート電圧と、前記第2のMOSFETのゲート電圧と、を制御する第3のMOSFETと、
光信号を受けて前記第3のMOSFETのゲート電極を変化させ、前記出力段の出力を前記ハイおよび前記ローのいずれか一方から他方に反転させる受光素子と、
を備えた受光回路。
(付記14)
前記前記第1のMOSFETおよび前記第2のMOSFETの一方はPチャネル型MOSFETであり、他方はNチャネル型MOSFETである付記13記載の受光回路。
3・・・接地端子、 5・・・出力端子、 11、21、31、41、51、57、81、91・・・MOSFET、 61、71、101、201、301、501、601、801・・・第1のMOSFET、 63、73、103、203、303、503、603、803・・・第2のMOSFET、 13、23、33、43、53、59、65、75、83、93、105、115、205、311、511、611、811・・・第1の受光素子、 15、25、35、45、107、117、207、313、513、613・・・第2の受光素子、 79・・・電流源、315、515・・・第3の受光素子、317、517・・・第4の受光素子、421、423、424、427、605、805、807・・・MOSFET、 10、20、30、40、50、55、60、70、80、90、100、150、200、300、400、500、600、700、800・・・受光回路

Claims (6)

  1. MOSFETと、
    光信号により誘起される電圧を前記MOSFETのゲート・ソース間に印加し、前記MOSFETをON/OFF制御する第1の受光素子と、
    前記MOSFETの閾値電圧を制御する第2の受光素子と、
    を備えた受光回路。
  2. 前記第2の受光素子は、前記光信号により誘起される電圧を前記MOSFETのバックゲート・ソース間に印加し、前記MOSFETの閾値電圧を制御する請求項1記載の受光回路。
  3. 前記第2の受光素子は、前記光信号を受けて前記MOSFETのバックゲート電圧を変化させ前記MOSFETの閾値電圧を制御する請求項1記載の受光回路。
  4. 前記MOSFETのゲートとソースとの間に設けられた第1の放電経路と、
    前記MOSFETのバックゲートとソースとの間に設けられた第2の放電経路と、
    をさらに備えた請求項1〜3のいずれか1つに記載の受光回路。
  5. 前記第1の受光素子と、前記第2の受光素子と、が同一の受光素子である請求項1記載の受光回路。
  6. 第1のMOSFETと、前記第1のMOSFETに直列に接続された第2のMOSFETと、を含み、前記第1のMOSFETと、前記第2のMOSFETと、の接続点において、ハイおよびローの電圧を交互に出力する出力段と、
    前記第1のMOSFETおよび前記第2のMOSFETのゲートに光信号により誘起される電圧を印加し、前記出力段の出力を前記ハイおよび前記ローのいずれか一方から他方に反転させる受光素子と、
    を備え、
    前記受光素子は、前記第1のMOSFETおよび前記第2のMOSFETの少なくともいずれか一方のバックゲート・ソース間に前記光信号により誘起された電圧を印加し、少なくとも前記いずれか一方の閾値電圧を制御する受光回路。
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