JP2013157164A - リチウムイオン二次電池用非水電解液、およびリチウムイオン二次電池 - Google Patents

リチウムイオン二次電池用非水電解液、およびリチウムイオン二次電池 Download PDF

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Abstract

【課題】 低温環境下での放電特性および常温環境下での充放電サイクル特性が良好なリチウムイオン二次電池と、該リチウムイオン二次電池を構成し得る非水電解液とを提供する。
【解決手段】 少なくとも、エチレンカーボネート、エチルメチルカーボネートおよびジエチルカーボネートを溶媒として含有しており、エチレンカーボネート、エチルメチルカーボネートおよびジエチルカーボネートの量の合計を100体積%としたとき、エチレンカーボネートの量aが27〜32体積%であり、エチルメチルカーボネートの量b(体積%)とジエチルカーボネートの量c(体積%)との関係が、0.8≦b/c≦6.0であるリチウムイオン二次電池用非水電解液と、正極、負極、セパレータおよび非水電解液を有し、前記非水電解液が本発明のリチウムイオン二次電池用非水電解液であるリチウムイオン二次電池により、前記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、低温環境下での放電特性および常温環境下での充放電サイクル特性が良好なリチウムイオン二次電池と、該リチウムイオン二次電池を構成し得る非水電解液に関するものである。
リチウムイオン二次電池に係る非水電解液には、有機溶媒にリチウム塩を溶解させた溶液が一般に使用されているが、その有機溶媒には、例えば非水電解液の導電性を高めるために、エチレンカーボネートなどの環状カーボネートと、エチルメチルカーボネートやジエチルカーボネートなどの鎖状エステルとを併用する場合がある(特許文献1、2など)。
また、リチウムイオン二次電池においては、その適用機器の広がりに伴って、例えば、低温環境下で使用することが求められる場合もある。よって、そのような環境下で使用される機器に適用されるリチウムイオン二次電池では、常温下のみならず、低温環境下でも良好な放電特性を有していることが要求される。
このような要求に応え得るものとして、例えば、特許文献3には、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート並びに鎖状エステルとして少なくともエチルメチルカーボネートおよびジエチルカーボネートを含有し、かつこれらの含有量を特定した溶媒を含む非水電解液を用いた電池が提案されている。特許文献3に記載の電池は、−20℃程度の環境下でも良好に放電し得るものである。
特開2007−5148号公報 特開2011−192580号公報 特開2009−54284号公報
しかしながら、リチウムイオン二次電池には、更に低温の環境下で使用する必要が生じることも予想され、特許文献3に記載の技術においても、かかる点において未だ改善の余地を残している。
また、その一方で、リチウムイオン二次電池の低温環境下での放電特性の向上を求めすぎると、例えば常温環境下での充放電サイクル特性が損なわれる虞もある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、低温環境下での放電特性および常温環境下での充放電サイクル特性が良好なリチウムイオン二次電池と、該リチウムイオン二次電池を構成し得る非水電解液とを提供することにある。
前記目的を達成し得た本発明のリチウムイオン二次電池用非水電解液は、少なくとも、エチレンカーボネート、エチルメチルカーボネートおよびジエチルカーボネートを溶媒として含有しており、エチレンカーボネート、エチルメチルカーボネートおよびジエチルカーボネートの量の合計を100体積%としたとき、エチレンカーボネートの量aが27〜32体積%であり、エチルメチルカーボネートの量b(体積%)とジエチルカーボネートの量c(体積%)との関係が、0.8≦b/c≦6.0であることを特徴とするものである。
また、本発明のリチウムイオン二次電池は、正極、負極、セパレータおよび非水電解液を有しており、前記非水電解液が、本発明のリチウムイオン二次電池用非水電解液であることを特徴とするものである。
本発明によれば、低温環境下での放電特性および常温環境下での充放電サイクル特性が良好なリチウムイオン二次電池と、該リチウムイオン二次電池を構成し得る非水電解液とを提供することができる。
実施例1および比較例5のリチウムイオン二次電池の−30℃における放電容量測定時における放電容量と電池電圧との関係を表すグラフである。 本発明のリチウムイオン二次電池の一例を模式的に示す図で、(a)はその平面図、(b)はその部分縦断面図である。 図2に示すリチウムイオン二次電池の斜視図である。
図1に、本発明のリチウムイオン二次電池(後記の実施例1)および本発明外のリチウムイオン二次電池(同比較例5)の、−30℃で放電したときの放電容量と電池電圧との関係を表すグラフを示している。図1に示すように、リチウムイオン二次電池を放電すると、その初期に電池電圧が一旦低下し、その後電池電圧が上昇するといった現象が見られる。
リチウムイオン二次電池の有する非水電解液の溶媒は、通常、低温になるほど粘度が上昇したり固化したりする。そのため、リチウムイオン二次電池は、低温になるほど内部抵抗が増大することから、放電のために電流値を上げると、放電初期の電池電圧の低下が非常に大きくなる。リチウムイオン二次電池の適用機器には、駆動可能な電圧の下限値があるため、放電初期の電圧の低下が大きいと、この下限値を下回ってしまい、電池の放電および機器が早期に停止する。
本発明のリチウムイオン二次電池は、非水電解液溶媒の組成を適正化することで、図1に示すように、例えば−30℃程度の非常に低い温度環境下において、放電初期の電圧の低下の程度を小さくして、適用機器の駆動可能な電圧の下限値を下回り難くし、これにより、低温環境下で使用される機器に適用されても、放電が停止することなく良好に継続できるようにすると共に、常温環境下での充放電サイクル特性も良好に維持できるようにしている。
本発明のリチウムイオン二次電池に係る非水電解液には、例えば、リチウム塩を有機溶媒に溶解した溶液が使用される。
そして、非水電解液に係る溶媒は、少なくとも、エチレンカーボネート(EC)、エチルメチルカーボネート(EMC)およびジエチルカーボネート(DEC)を含有しており、EC、EMCおよびDECの量の合計を100体積%としたとき、ECの量aが27体積%以上32体積%以下であり、EMCの量b(体積%)とDECの量c(体積%)との関係が、0.8≦b/c≦6.0である。このような溶媒を有する非水電解液を用いてリチウムイオン二次電池を構成することで、低温環境下においても放電初期の電圧の低下を小さくすることができ、かつ充放電サイクル特性も良好に維持できる。
すなわち、EC、EMCおよびDECの合計100体積%中のECの量aが少なすぎたり、多すぎたりすると、例えば−30℃程度の低温環境下での放電初期の電圧低下が大きくなり、この電池を機器に適用した場合に、この電圧低下が生じた時点で放電が停止してしまい、電池容量を十分に引き出すことができない虞がある。
また、前記b/cの値が小さすぎると、例えば−30℃程度の低温環境下での放電初期の電圧低下が大きくなって、この電池を機器に適用した場合に、この電圧低下が生じた時点で放電が停止してしまい、電池容量を十分に引き出すことができなくなったり、常温環境下での充放電サイクル特性が低下したりする虞がある。更に、前記b/cの値が多すぎると、常温環境下での充放電サイクル特性が低下する虞がある。前記b/cの値は、1.0以上であることがより好ましく、また、5.0以下であることがより好ましい。
また、本発明に係る非水電解液においては、EC、EMCおよびDECの量の合計を100体積%としたとき、ECの量a(体積%)とEMCの量b(体積%)とが、b/a≧1の関係を満たすことが好ましい。これにより、リチウムイオン二次電池の低温環境下での放電初期の電圧低下の抑制効果と、常温環境下での充放電サイクル特性の維持効果が、より良好となる。前記b/aの値は、1.2以上であることがより好ましく、また、2.0以下であることがより好ましい。
更に、本発明に係る非水電解液においては、EC、EMCおよびDECの量の合計を100体積%としたとき、ECの量a(体積%)とDECの量c(体積%)とが、c/a≧1の関係を満たすことが好ましい。これにより、リチウムイオン二次電池の常温環境下での充放電サイクル特性が、より良好となる。前記c/aの値は、1.5以下であることが好ましい。
非水電解液の溶媒には、EC、EMCおよびDEC以外の有機溶媒を使用してもよい。このような有機溶媒としては、例えば、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネートなどの環状カーボネート;ジメチルカーボネートなどの鎖状カーボネート;プロピオン酸メチルなどの鎖状エステル;γ−ブチロラクトンなどの環状エステル;ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、1,3−ジオキソラン、ジグライム、トリグライム、テトラグライムなどの鎖状エーテル;ジオキサン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフランなどの環状エーテル;エチレングリコールサルファイトなどの亜硫酸エステル類;などが挙げられる。
ただし、非水電解液におけるEC、EMCおよびDECの合計量が少なくなりすぎると、電池の低温環境下での放電特性の向上と常温環境下での充放電サイクル特性の維持とを両立する本発明の効果が小さくなる虞がある。よって、非水電解液全量100質量%中におけるEC、EMCおよびDECの合計量は、80質量%以上であることが好ましく、84質量%以上であることがより好ましい。非水電解液の溶媒に、EC、EMCおよびDEC以外の有機溶媒を使用する場合にも、非水電解液全量中におけるEC、EMCおよびDECの合計量が、前記の値を満足するように調整することが好ましい。
非水電解液に用いるリチウム塩としては、溶媒中で解離してLiイオンを形成し、電池として使用される電圧範囲で分解などの副反応を起こしにくいものであれば特に制限はない。例えば、LiClO、LiPF、LiBF、LiAsF、LiSbFなどの無機リチウム塩、LiCFSO、LiCFCO、Li(SO、LiN(CFSO、LiC(CFSO、LiC2n+1SO(n≧2)、LiN(RfOSO〔ここでRfはフルオロアルキル基〕などの有機リチウム塩などを用いることができる。
このリチウム塩の非水電解液中の濃度は、0.6〜1.8mol/lとであることが好ましく、0.9〜1.6mol/lであることがより好ましい。
前記の非水電解液には、電池の安全性や充放電サイクル性、高温貯蔵性といった特性をより向上させる目的で、ビニレンカーボネート類、1,3−プロパンサルトン、ジフェニルジスルフィド、シクロヘキシルベンゼン、ビフェニル、フルオロベンゼン、t−ブチルベンゼンなどの添加剤を適宜加えることもできる。
本発明のリチウムイオン二次電池は、正極、負極、セパレータおよび非水電解液を有しており、非水電解液が前記のものであればよく、その他の構成および構造については特に制限はなく、従来から知られているリチウムイオン二次電池で採用されている構成および構造を適用することができる。
正極には、例えば、集電体の片面または両面に、正極活物質、バインダおよび導電助剤などを含有する正極合剤層を有する構造のものを使用することができる。
正極活物質には、LiCoOなどのリチウムコバルト酸化物;LiMnO、LiMnOなどのリチウムマンガン酸化物;LiNiOなどのリチウムニッケル酸化物;LiCo1−xNiOなどの層状構造のリチウム含有複合酸化物;LiMn、Li4/3Ti5/3などのスピネル構造のリチウム含有複合酸化物;LiFePOなどのオリビン構造のリチウム含有複合酸化物;前記の酸化物を基本組成とし各種元素で置換した酸化物;などを使用することができる。
正極合剤層に係るバインダには、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、カルボキシメチルセルロース(CMC)などが好適に用いられる。また、正極合剤層に係る導電助剤としては、例えば、天然黒鉛(鱗片状黒鉛など)、人造黒鉛などの黒鉛(黒鉛質炭素材料);アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラックなどのカ−ボンブラック;炭素繊維;などの炭素材料などが挙げられる。
正極は、例えば、正極活物質、バインダおよび導電助剤などを、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)などの溶剤に分散させたペースト状やスラリー状の正極合剤含有組成物を調製し(ただし、バインダは溶剤に溶解していてもよい)、これを集電体の片面または両面に塗布し、乾燥した後に、必要に応じてカレンダー処理を施す工程を経て製造される。ただし、正極は、前記の製造方法で製造されたものに限定される訳ではなく、他の方法で製造したものであってもよい。
また、正極には、必要に応じて、リチウムイオン二次電池内の他の部材と電気的に接続するためのリード体を、常法に従って形成してもよい。
正極合剤層の厚みは、例えば、集電体の片面あたり10〜100μmであることが好ましい。また、正極合剤層の組成としては、例えば、正極活物質の量が60〜95質量%であることが好ましく、バインダの量が1〜15質量%であることが好ましく、導電助剤の量が3〜20質量%であることが好ましい。
正極の集電体は、従来から知られているリチウムイオン二次電池の正極に使用されているものと同様のものが使用でき、例えば、厚みが10〜30μmのアルミニウム箔が好ましい。
負極には、例えば、負極活物質およびバインダ、更には必要に応じて導電助剤を含有する負極合剤からなる負極合剤層を、集電体の片面または両面に有する構造のものが使用できる。
負極活物質としては、例えば、黒鉛、熱分解炭素類、コークス類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物の焼成体、メソカーボンマイクロビーズ、炭素繊維、活性炭、リチウムと合金化可能な金属(Si、Snなど)またはその合金、酸化物などが挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を用いることができる。
また、負極のバインダおよび導電助剤には、正極に使用し得るものとして先に例示したものと同じものが使用できる。
負極は、例えば、負極活物質およびバインダ、更には必要に応じて使用される導電助剤を、NMPや水などの溶剤に分散させたペースト状やスラリー状の負極合剤含有組成物を調製し(ただし、バインダは溶剤に溶解していてもよい)、これを集電体の片面または両面に塗布し、乾燥した後に、必要に応じてカレンダー処理を施す工程を経て製造される。ただし、負極は、前記の製造方法で製造されたものに限定される訳ではなく、他の方法で製造したものであってもよい。
また、負極には、必要に応じて、リチウムイオン二次電池内の他の部材と電気的に接続するためのリード体を、常法に従って形成してもよい。
負極合剤層の厚みは、例えば、集電体の片面あたり10〜100μmであることが好ましい。また、負極合剤層の組成としては、例えば、負極活物質を80.0〜99.8質量%とし、バインダを0.1〜10質量%とすることが好ましい。更に、負極合剤層に導電助剤を含有させる場合には、負極合剤層における導電助剤の量を0.1〜10質量%とすることが好ましい。
負極の集電体としては、銅製やニッケル製の箔、パンチングメタル、網、エキスパンドメタルなどを用い得るが、通常、銅箔が用いられる。この負極集電体は、高エネルギー密度の電池を得るために負極全体の厚みを薄くする場合、厚みの上限は30μmであることが好ましく、機械的強度を確保するために下限は5μmであることが望ましい。
本発明のリチウムイオン二次電池に係るセパレータには、80℃以上(より好ましくは100℃以上)170℃以下(より好ましくは150℃以下)において、その孔が閉塞する性質(すなわちシャットダウン機能)を有していることが好ましく、通常のリチウムイオン二次電池などで使用されているセパレータ、例えば、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン製の微多孔膜を用いることができる。セパレータを構成する微多孔膜は、例えば、PEのみを使用したものやPPのみを使用したものであってもよく、また、PE製の微多孔膜とPP製の微多孔膜との積層体であってもよい。
本発明のリチウムイオン二次電池に係るセパレータの厚みは、例えば、10〜30μmであることが好ましい。
セパレータの空孔率としては、電解液の保液量を確保してイオン透過性を良好にするために、乾燥した状態で、30%以上であることが好ましい。一方、セパレータ強度の確保と内部短絡の防止の観点から、セパレータの空孔率は、乾燥した状態で、70%以下であることが好ましい。なお、セパレータの空孔率:P(%)は、セパレータの厚み、面積あたりの質量、構成成分の密度から、下記(1)式を用いて各成分iについての総和を求めることにより計算できる。
P ={1−(m/t)/(Σa・ρ)}×100 (1)
ここで、前記式中、a:全体の質量を1としたときの成分iの比率、ρ:成分iの密度(g/cm)、m:セパレータの単位面積あたりの質量(g/cm)、t:セパレータの厚み(cm)である。
前記の正極と前記の負極と前記のセパレータとは、正極と負極との間にセパレータを介在させて重ねた積層電極体や、更にこれを渦巻状に巻回した巻回電極体の形態で本発明のリチウム電池に使用することができる。
本発明のリチウムイオン二次電池の形態としては、スチール缶やアルミニウム缶などを外装缶として使用した筒形(角筒形や円筒形など)などが挙げられる。また、金属を蒸着したラミネートフィルムを外装体としたソフトパッケージ電池とすることもできる。
本発明のリチウムイオン二次電池は、例えば−30℃といった極めて低い温度環境下においても、放電初期の電圧の低下が小さく、機器内で放電を良好に継続できることから、このような低温環境下で使用される機器の電源用途に好適に用いることができ、また、常温環境下での充放電サイクル特性も良好であることから、常温環境下で使用される各種機器の電源用途など、従来から知られているリチウムイオン二次電池が適用されている各種用途と同じ用途にも好ましく用いることができる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は、本発明を制限するものではない。
実施例1
<非水電解液の調製>
ECとEMCとDECとを、これらの合計量100体積%中、EC:30体積%、EMC:35体積%およびDEC:35体積%で含有する混合溶媒に、LiPFとVCとを添加してLiPFの濃度が13.7質量%で、VCの濃度が1.9質量%の非水電解液を調製した。
<正極の作製>
正極活物質であるLiCoO:85質量部、導電助剤であるアセチレンブラック:10質量部、およびバインダであるPVDF:5質量部を、NMPを溶剤として均一になるように混合して、正極合剤含有ペーストを調製した。このペーストを、集電体となる厚み15μmのアルミニウム箔の両面に、塗布長が表面320mm、裏面250mmになるように間欠塗布し、乾燥した後、カレンダー処理を行って、全厚が150μmになるように正極合剤層の厚みを調整し、幅43mmになるように切断して、長さ340mm、幅43mmの正極を作製した。更にこの正極のアルミニウム箔の露出部にリード体を取り付けた。
<負極の作製>
また、負極活物質である黒鉛:90質量部と、バインダであるPVDF:5質量部とを、NMPを溶剤として均一になるように混合して負極合剤含有ペーストを調製した。この負極合剤含有ペーストを、銅箔からなる厚み10μmの集電体の両面に、塗布長が表面200mm、裏面260mmになるように間欠塗布し、乾燥した後、カレンダー処理を行って全厚が142μmになるように負極合剤層の厚みを調整し、幅45mmになるように切断して、長さ330mm、幅45mmの負極を作製した。更にこの負極の銅箔の露出部にリード体を取り付けた。
<電池の組み立て>
前記の正極を、厚みが16μmの微孔性ポリエチレンセパレータ(空孔率:41%)を介して前記の負極に重ね、渦巻状に巻回した後、扁平状になるように加圧して扁平状巻回構造の電極体とし、この電極体をポリプロピレン製の絶縁テープで固定した。次に、外寸が厚み4.0mm、幅34mm、高さ50mmのアルミニウム合金製の角形の電池ケースに前記電極体を挿入し、リード体の溶接を行うとともに、アルミニウム合金製の蓋板を電池ケースの開口端部に溶接した。その後、蓋板に設けた注入口から前記非水電解液を注入し、1時間静置した後注入口を封止して、図2に示す構造で、図3に示す外観のリチウムイオン二次電池を得た。
ここで図2および図3に示す電池について説明すると、図2の(a)は平面図、(b)はその部分断面図であって、図2(b)に示すように、正極1と負極2はセパレータ3を介して渦巻状に巻回した後、扁平状になるように加圧して扁平状の電極巻回体6として、角形(角筒形)の電池ケース4に非水電解液と共に収容されている。ただし、図2では、煩雑化を避けるため、正極1や負極2の作製にあたって使用した集電体としての金属箔や非水電解液などは図示していない。
電池ケース4はアルミニウム合金製で電池の外装体を構成するものであり、この電池ケース4は正極端子を兼ねている。そして、電池ケース4の底部にはPEシートからなる絶縁体5が配置され、正極1、負極2およびセパレータ3からなる扁平状電極巻回体6からは、正極1および負極2のそれぞれ一端に接続された正極リード体7と負極リード体8が引き出されている。また、電池ケース4の開口部を封口するアルミニウム合金製の封口用蓋板9にはポリプロピレン製の絶縁パッキング10を介してステンレス鋼製の端子11が取り付けられ、この端子11には絶縁体12を介してステンレス鋼製のリード板13が取り付けられている。
そして、この蓋板9は電池ケース4の開口部に挿入され、両者の接合部を溶接することによって、電池ケース4の開口部が封口され、電池内部が密閉されている。また、図2の電池では、蓋板9に非水電解液注入口14が設けられており、この非水電解液注入口14には、封止部材が挿入された状態で、例えばレーザー溶接などにより溶接封止されて、電池の密閉性が確保されている(従って、図2および図3の電池では、実際には、非水電解液注入口14は、非水電解液注入口と封止部材であるが、説明を容易にするために、非水電解液注入口14として示している)。更に、蓋板9には、電池の温度が上昇した際に内部のガスを外部に排出する機構として、開裂ベント15が設けられている。
この実施例1の電池では、正極リード体7を蓋板9に直接溶接することによって外装缶5と蓋板9とが正極端子として機能し、負極リード体8をリード板13に溶接し、そのリード板13を介して負極リード体8と端子11とを導通させることによって端子11が負極端子として機能するようになっているが、電池ケース4の材質などによっては、その正負が逆になる場合もある。
図3は前記図2に示す電池の外観を模式的に示す斜視図であり、この図3は前記電池が角形電池であることを示すことを目的として図示されたものであって、この図2では電池を概略的に示しており、電池の構成部材のうち特定のものしか図示していない。また、図2においても、電極体の内周側の部分は断面にしていない。
実施例2
ECとEMCとDECとの混合溶媒の組成を、EC:30体積%、EMC:55体積%およびDEC:15体積%に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
実施例3
LiPFの濃度を9.96質量%に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
実施例4
ECとEMCとDECとの混合溶媒の組成を、EC:28体積%、EMC:32体積%およびDEC:40体積%に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
実施例5
ECとEMCとDECとの混合溶媒の組成を、EC:27体積%、EMC:35体積%およびDEC:38体積%に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
実施例6
ECとEMCとDECとの混合溶媒の組成を、EC:30体積%、EMC:60体積%およびDEC:10体積%に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
実施例7
ECとEMCとDECとの混合溶媒の組成を、EC:31体積%、EMC:58体積%およびDEC:11体積%に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
実施例8
ECとEMCとDECとの混合溶媒の組成を、EC:32体積%、EMC:58体積%およびDEC:10体積%に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
比較例1
ECとEMCとDECとの混合溶媒の組成を、EC:33体積%、EMC:8体積%およびDEC:59体積%に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
比較例2
ECとEMCとDECとの混合溶媒の組成を、EC:30体積%、EMC:65体積%およびDEC:5体積%に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
比較例3
ECとEMCとDECとの混合溶媒の組成を、EC:30体積%、EMC:25体積%およびDEC:45体積%に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
比較例4
ECとEMCとDECとの混合溶媒の組成比を、体積比で、EC:EMC:DEC=1:1:1に変更した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
比較例5
DECを使用せずに、ECとEMCを、これらの合計量100体積%に対して、EC:25体積%およびEMC:75体積%とし、更にプロピレンカーボネート(PC)を、非水電解液全量100質量%中に5.5質量%となる量で添加した以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
比較例6
PCの添加量を、非水電解液全量100質量%中に10.3質量%となる量に変更した以外は、比較例5と同様にして非水電解液を調製し、この非水電解液を用いた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池を作製した。
実施例および比較例のリチウムイオン二次電池について、下記の各評価を行った。
<低温環境下での放電特性評価>
実施例および比較例の各電池について、23℃で、750mAの電流値で電池電圧が4.2Vになるまで定電流充電を行い、続いて4.2Vで電流値が20mAになるまで定電圧充電を行った後、366mAの電流値で3秒放電し、続いて66mAの電流値で3秒放電し、続いて25mAの電流値で54秒放電する一連の放電操作を、電池電圧が3.0Vになるまで繰り返して、放電容量(23℃容量)を測定した。
次に、23℃容量測定後の各電池について、23℃容量測定時と同じ条件で充電を行い、温度を−30℃に変更した以外は23℃容量測定時と同じ条件で放電を行って、放電容量(−30℃容量)を測定した。そして、各電池について、−30℃容量を23℃容量で除した値を百分率で表して、−30℃/23℃容量比率を求めた。また、これらの−30℃/23℃容量比率を元に、以下の基準に従って各電池の低温環境下での放電特性を評価した。
(低温環境下での放電特性の評価基準)
◎ : −30℃/23℃容量比率が15%以上、
○ : −30℃/23℃容量比率が10%以上15%未満、
△ : −30℃/23℃容量比率が5%以上10%未満、
× : −30℃/23℃容量比率が5%未満。
<充放電サイクル特性>
実施例および比較例の各電池について、23℃で、750mAの電流値で電池電圧が4.2Vになるまで定電流充電を行い、続いて4.2Vで電流値が20mAになるまで定電圧充電を行った後、375mAの定電流で電池電圧が3.0Vになるまで放電を行う一連の操作を1サイクルとして、これを繰り返し、500サイクル目の放電容量を求め、この放電容量を1サイクル目の放電容量で除した値を百分率で表して、容量維持率を求めた。そして、これらの容量維持率を元に、以下の基準に従って各電池の充放電サイクル特性(常温環境下での充放電サイクル特性)を評価した。
(充放電サイクル特性の評価基準)
◎ : 容量維持率が80%以上、
○ : 容量維持率が75%以上80%未満、
△ : 容量維持率が70%以上75%未満、
× : 容量維持率が70%未満。
実施例および比較例のリチウムイオン二次電池に係る非水電解液の溶媒組成を表1に示し、前記の各評価結果を表2に示す。また、実施例1および比較例5のリチウムイオン二次電池の−30℃容量測定時の放電容量と電池電圧との関係を表すグラフを図1に示している。なお、比較例4のリチウムイオン二次電池に係る非水電解液の溶媒は、前記の通り、その組成比が、体積比で、EC:EMC:DEC=1:1:1であるが、表1では、これらの合計100体積%中のEC、EMCおよびDECの量について、便宜上、いずれも「33体積%」と記載している。
Figure 2013157164
Figure 2013157164
表1および表2から明らかなように、ECとMECとDECとを適正な組成で含有する非水電解液を用いた実施例1〜8のリチウムイオン二次電池は、−30℃/23℃容量比率が大きく、低温環境下での放電特性が良好であり、また、充放電サイクル特性評価時の容量維持率が高く、充放電サイクル特性も良好である。
これに対し、EC量が多すぎ、かつb/c値が小さすぎる非水電解液を用いた比較例1の電池、b/c値が小さすぎる非水電解液を用いた比較例3の電池、およびEC量が多すぎる非水電解液を用いた比較例4の電池は、−30℃/23℃容量比率が小さく、低温環境下での放電特性が劣っている。また、b/c値が大きすぎる非水電解液を用いた比較例2の電池、およびECの量が少なく、比較的多くの量のPCを使用した非水電解液を用いた比較例6の電池は、充放電サイクル特性評価時の容量維持率が低く、充放電サイクル特性が劣っている。更に、ECの量が少なく、比較的少なめにPCを使用した非水電解液を用いた比較例5の電池は、−30℃/23℃容量比率が小さく、低温環境下での放電特性が劣っており、また、充放電サイクル特性評価時の容量維持率が低く、充放電サイクル特性も劣っている。
なお、図1から明らかなように、実施例1のリチウムイオン二次電池は、放電初期の電池電圧の低下が抑えられているのに対し、比較例5の電池では、放電初期の電池電圧の低下が大きく、この低下によって放電の終止条件である3.0Vを早期に下回ってしまい、それ以後の放電が進まなかったために、実施例1の電池よりも−30℃/23℃容量比率が小さくなっている。
1 正極
2 負極
3 セパレータ

Claims (4)

  1. リチウムイオン二次電池に使用される非水電解液であって、
    少なくとも、エチレンカーボネート、エチルメチルカーボネートおよびジエチルカーボネートを溶媒として含有しており、
    エチレンカーボネート、エチルメチルカーボネートおよびジエチルカーボネートの量の合計を100体積%としたとき、エチレンカーボネートの量aが27〜32体積%であり、エチルメチルカーボネートの量b(体積%)とジエチルカーボネートの量c(体積%)との関係が、0.8≦b/c≦6.0であることを特徴とするリチウムイオン二次電池用非水電解液。
  2. エチレンカーボネート、エチルメチルカーボネートおよびジエチルカーボネートの量の合計を100体積%としたとき、エチレンカーボネートの量a(体積%)とエチルメチルカーボネートの量b(体積%)との関係が、b/a≧1である請求項1に記載のリチウムイオン二次電池用非水電解液。
  3. エチレンカーボネート、エチルメチルカーボネートおよびジエチルカーボネートの量の合計を100体積%としたとき、エチレンカーボネートの量a(体積%)とジエチルカーボネートの量c(体積%)との関係が、c/a≧1である請求項1または2に記載のリチウムイオン二次電池用非水電解液。
  4. 正極、負極、セパレータおよび非水電解液を有するリチウムイオン二次電池であって、 前記非水電解液が、請求項1〜3のいずれかに記載のリチウムイオン二次電池用非水電解液であることを特徴とするリチウムイオン二次電池。

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