JP2013137601A - 構造物の防犯システムおよびそれを備えたエレベータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】監視カメラ51及びその画像判定部2と、センサ53及びそのセンサ判定部4とを用いてエレベータかご等の構造物の異常挙動を検知するシステムであって、所定の大きさの信号源を構造物に加えた時のセンサの出力信号をセンササンプル信号として取り込むサンプル信号収集部5を備える。また、閾値計算部6は、センサの出力信号における変化の量をセンサ出力信号変化量としたとき、予め登録しておいた比較用の参照値に対するセンササンプル信号の変化量の比αが大きくなるほどセンサ判定部4で用いる異常挙動判定用の閾値πを大きくし、αが小さくなるほど閾値を小さくするような、前記比と予め登録された基準閾値とをパラメータとして用いる所定の計算式によって構造物に応じた閾値を算出する。
【選択図】図2
Description
(1)一つは、監視対象となる構造物に設置され、構造物内の人物を撮影する監視カメラと、前記監視カメラで撮影された人物を画像認識して人物の異常挙動を判定する画像判定部と、前記構造物に設置され、構造物内の人物の異常挙動を検知するためのセンサと、前記センサの出力信号を異常挙動判定に必要な信号に加工処理し、この加工処理された信号を異常挙動判定用の閾値と比較して異常挙動判定を行うセンサ判定部と、を備えた構造物の防犯システムにおいて、
所定の大きさの信号源を前記構造物に加えた時の前記センサの出力信号をセンササンプル信号として取り込むサンプル信号収集部と、
前記センサの出力信号における変化の量をセンサ出力信号変化量としたとき、予め登録しておいた比較用の参照値に対する前記センササンプル信号のセンサ出力信号変化量のピーク値の比が大きくなるほど前記閾値を大きくし、前記比が小さくなるほど前記閾値を小さくするような、前記比と予め登録された基準閾値とをパラメータとして用いる所定の計算式によって前記構造物に応じた前記閾値を算出する閾値計算部と、を有することを特徴とする。
(2)もう一つは、上記同様の監視カメラと、画像判定部と、異常挙動検知用のセンサと、センサ判定部とを備えた防犯システムにおいて、
前記構造物の型式及び仕様の少なくとも一つを指定する構造物情報入力部と、
前記型式及び仕様の少なくとも一方に関して複数の型式或いは仕様が登録されており、且つそれらに関連づけて異常挙動検知用の複数の閾値がそれぞれ登録されているデータを有するデータ保存部と、
前記構造物情報入力部で指定された前記型式及び仕様の少なくとも一つに応じて前記閾値を前記データから検索して設定する閾値設定部と、を有することを特徴とする。
(3)本発明の副次的目的を達成するために、次のような構成も提案される。
前記サンプル信号収集部は、前記構造物の正常時における前記センサの出力信号に関して前記基準のセンサ出力信号と同一条件のものを正常時センササンプル信号として収集し、
前記閾値計算部は、前記基準のセンサ出力信号変化量のピーク値に対する前記正常時センササンプル信号のセンサ出力信号変化量のピーク値の比と、前記基準の正常時異常度頻度分布と、前記センサの異常挙動判定用の前記閾値とから、前記正常時センササンプル信号の正常時異常度頻度分布と前記センサ判定部による異常時挙動判定の誤報率とについても算出し、その誤報率を、ディスプレイを介して表示するように構成されていることを特徴とする。
[数1]
α=ω/ωo
以下に述べるように、信号源を利用したセンサ出力信号変化量のピーク値(かご50と代表かごのセンサ出力信号変化量のピーク値)の比αは、かご50と代表かごのかご床54に同じ力Fを加えた時の、センサ出力信号変化量ΔWの比にあたることを説明する。まず、かご50内のかご床54に大きさFの何らかの力が加わった時、センサ出力信号変化量ΔWに対して、FとΔWの間を数2式のバネのモデルで扱う。
[数2]
ΔW=κ´F
数2式におけるκ´はかご50のバネ定数κの逆数(1/κ)である。数2式のバネのモデルを適用した理由は、乗客の動作により発生した振動の力がかご50内のかご床54および支持台55に伝わると、センサ(ここでは、渦電流式荷重センサ)53と支持台55との間の隙間が変化する現象が、バネの上に錘を載せて揺らす現象と同じ構成をもつからである。代表かごでも同様に、数3式のバネのモデルを立てる。数3式において、κ´oは代表かごのバネ定数κoの逆数(1/κo)である。
[数3]
ΔW=κ´oF
ここで、上記した信号源(錘60、加振器61など)によりセンサ53に与えられる力の大きさの最大値をFsとすると、信号源の力の大きさはかご50でも代表かごでも同じFsである。そして、このときにセンサ出力信号変化量はピーク値となる。よって、かご50ならびに代表かごにおいて信号源から与えられる力の最大値Fsによるセンサ出力信号変化量のピーク値ωならびにωoとFsの間には、数4式ならびに数5式が成立する。
[数4]
ω=κ´Fs
[数5]
ωo=κ´oFs
数4式から数5式を除算することによって、数1式の比αと、バネ定数の逆数κ´ならびにκ´oの間に数6式の関係が成立することがわかる。
[数6]
α=ω/ωo=κ´/κ´o
ここで、数2式において力Fを一定とすると、センサ出力信号変化量ΔWはバネ定数の逆数κ´に比例する。すなわち、かご床54に加える力Fが一定のとき、バネ定数の逆数κ´が大きいほどΔWは大きくなる。よって比αは、かご床54に一定の大きさの力Fを加えた時の、かご50の代表かごに対するセンサ出力信号変化量ΔWの比である。
[数7]
P=βκ´Fa
[数8]
Po=βκ´oFa
数7式,数8式において、βは比例係数であって、Faは異常挙動する乗客の動きがかご床54に及ぼす力の代表値である。数7式,数8式が成立することは、次の2つの前提条件に基づく。1つ目の前提条件は力Faが数2式に従うことである。この前提条件は、かご50内における乗客の動きによる振動の力が、上記した信号源(錘、加振器)の力と同じくかご床54および支持台55を通じてセンサ53に伝わることに基づく。2つ目の前提条件は、センサ出力信号変化量ΔWに、異常度P,Poが比例することである。この前提条件は、センサ判定部4の説明で述べた通り、異常度P,Poが標準偏差等のセンサ出力信号変化量ΔWの統計量であるために満たされる。以上2つの前提条件が満たされることによって、異常行動が発生したときのかご床54に加わる力Faとセンサ出力信号変化量ΔWの間には数2式の関係が成り立ち、異常度P,PoがこのΔWに比例することで数7式,数8式が満たされる。
[数9]
P/Po=κ´/κ´o=α
ここで、代表かごにおける基準閾値πoの求め方について図9のグラフを使って説明する。また、この基準閾値πoに上記の比αを乗じてかご50における閾値πが求まることも図10のグラフを使って説明する。
[数10]
π=απo
かご50におけるセンサ判定部4は、上記した比αが求められると、比αと基準閾値πoを用いて、数10式の閾値計算式によりかご50における閾値πを計算する。これをグラフで表せば図10のようになる。
[数11]
π=ηαπo
例えば、比αが最大で真値より20%ばらつくと想定される時、数10式の右辺にマージン係数ηを0.83=(100/120)を乗じておけば、比αが真値よりも20%大きくなってしまったときでも相殺されて、閾値πが誤って過剰に大きくなることを抑止できる。閾値πが過剰に大きくなることを抑止できれば、失報率(符号92で示す領域)が過剰に大きくなることを抑止できる。なお、以上の閾値πへのマージンの与え方はあくまで一例であり、他の方法で閾値πを小さく修正してもよい。例えば、比αが1より大きいときには、比αの平方根を取り、比αが1よりも小さいときは2乗するように変換すれば、閾値πは数10で計算した時よりも小さくなる。このように、比αが1より大きいときと小さいときとで閾値計算式を変えるようにしてもよい。
[数12]
γ=ρ/ρo
次に、かご50の正常時の異常度の頻度分布(正常時異常度頻度分布)と比γから誤報率を計算する(S22)。ここで、「正常時の異常度」とは、正常時のかごの振動の強さ(本実施例では、センサ53の出力信号の変化量)を、その統計量を計算することで既述した異常さを表す尺度(異常度)に加工して示したものであり、それは異常挙動を意味するものではない。この正常時の異常度の頻度分布、すなわち正常時異常度頻度分布のデータは、正常時の昇降動作時のセンサ出力信号変化量を収集して作成されるものであり、代表かごのもの(図13の符号181で示すもの)が予め基準の正常時異常度頻度分布としてデータベースに格納されている。図13には、代表かごの正常時の異常度の頻度分布(正常時異常度頻度分布)181と、かご50の正常時の異常度の頻度分布191とが示されている。かご50の頻度分布191は、予め登録されている代表かごの頻度分布181に上記した比γ(γは数12式或いは数13式のものが使用される)を乗じることで図13のグラフで示す位置にシフトする。
[数13]
P/Po=γ
図13を用いて、S22で誤報の生じる領域192を求める処理について説明する。図13において、正常時のあらゆるケースでの異常度が数13式に従うことと、予め代表かごの正常時の異常度の頻度分布181が予め登録されていることから、かご50の正常時の異常度の頻度分布(正常時異常度頻度分布)191は頻度分布(基準の正常時量異常度頻度分布)181を比γ倍することで計算できる。異常度頻度分布191のうち、センサ判定部4の既述した異常挙動判定用の閾値πがこの正常時の異常度頻度分布191の或る点にかかるときに、πを超過する領域192の正常時異常度を誤って異常挙動が生じている異常度と判定してしまい、いわゆる誤報が発生する領域192となる。異常度頻度分布191全体の面積に対する領域192の占める割合が誤報率となる。
[数14]
Ec=Ei×Ew
誤報率Ec、Eiを見れば、従来の画像判定部2の単体の誤報率Eiから、センサ判定部4ならびに総合判定部7を加えた時の誤報率Ecの改善の程度を容易に測ること可能となる。
[数15]
Mc=Mi+Mw
閾値計算部16は、また、画像判定部2の異常判定の閾値を幾通りか変えた時の画像判定部2の誤報率ならびに失報率を(Ei1,Mi1),(Ei2,Mi2)等のように計算し、同様にセンサ判定部4の異常判定の閾値を幾通りか変えたときのセンサ判定部4の誤報率ならびに失報率を(Ew1,Mw1),(Ew2,Mw2)等のように求めておき、総合判定部7の誤報率Ecならびに失報率Mcの評価が最も良くなる画像判定部2ならびにセンサ判定部4の異常判定の閾値の組合せを選択してもよい。誤報率Ecならびに失報率Mcの評価には、失報率Mcを目標値以下にしながら、誤報率Ecを最小にすることが考えられるが、これに限らない。閾値計算部16は以上の過程で求めた画像判定部2ならびにセンサ判定部4の異常判定の閾値を、それぞれ画像判定部2ならびにセンサ判定部4に設定する。
[数16]
κ´=(no/n) κ´o
例えば、他の例として、型式により防振ゴムのバネ係数hが変わり、かご50が代表かごよりも硬質なゴムを適用した時にも同様に、かご床54に同じ力Fが加わった時のセンサ出力信号変化量ΔWが小さくなることを考慮して、κ´を小さく補正する(数17式)。数17式において、hoは、代表かごの防振ゴムのバネ係数である。
[数17]
κ´=(ho/h) κ´o
入力部211もしくは入力部212の両方に入力があったときは、両者の影響を相乗させる。したがって、数6式から、次の数18式が導かれ、比αを計算することができ、数10式を用いて閾値πが計算できる。
[数18]
α=κ´/κ´o=(no/n)×(ho/h)
尚、ユーザインタフェース200に、入力部211、入力部212の防振ゴムの条件以外にも、かご50の外枠の数や材質のような他の構造物の条件の入力部を設け、数11式における他の構造物の条件から、マージン係数ηを決め、閾値πを計算してもよい。ただし、ここでは数11式のマージン係数ηの値の範囲0〜1に限らず、前記マージン係数ηに相当した係数は0以上の任意の値をとってよい。
Claims (14)
- 監視対象となる構造物に設置され、構造物内の人物を撮影する監視カメラと、
前記監視カメラで撮影された人物を画像認識して人物の異常挙動を判定する画像判定部と、
前記構造物に設置され、構造物内の人物の異常挙動を検知するためのセンサと、
前記センサの出力信号を異常挙動判定に必要な信号に加工処理し、この加工処理された信号を異常挙動判定用の閾値と比較して異常挙動判定を行うセンサ判定部と、を備えた構造物の防犯システムにおいて、
所定の大きさの信号源を前記構造物に加えた時の前記センサの出力信号をセンササンプル信号として取り込むサンプル信号収集部と、
前記センサの出力信号における変化の量をセンサ出力信号変化量としたとき、予め登録しておいた比較用の参照値に対する前記センササンプル信号のセンサ出力信号変化量のピーク値の比が大きくなるほど前記閾値を大きくし、前記比が小さくなるほど前記閾値を小さくするような、前記比と予め登録された基準閾値とをパラメータとして用いる所定の計算式によって前記構造物に応じた前記閾値を算出する閾値計算部と、を有することを特徴とする構造物の防犯システム。 - 請求項1において、
前記センサが前記構造物の下部に設置された荷重センサであり、
前記信号源が、落下により前記構造物の床に衝撃を加える錘、前記床の面上に置いて前記床に振動を与える加振器、及び作業員の動作のうち少なくとも一つであることを特徴とする構造物の防犯システム。 - 請求項1または2において、
前記比較用の参照値は前記所定の大きさの信号源を代表構造物に加えた時のセンサ出力信号変化量のピーク値であり、前記基準閾値は前記代表構造物における閾値であることを特徴とする構造物の防犯システム。 - 請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記所定の計算式は、前記予め登録された基準閾値に前記比を係数として乗じた計算式、或いは更にマージン係数を乗じた計算式であることを特徴とする構造物の防犯システム。 - 請求項1ないし4のいずれか1項において、
前記閾値計算部は、前記参照値に対する前記センササンプル信号の比が1より大きいときと小さいときとで前記所定の計算式を変えることを特徴とする構造物の防犯システム。 - 請求項1ないし5のいずれか1項において、
さらに、前記防犯システムは、予め構造物を代表する代表構造物に関する正常時の特定の条件で得られる前記センサの出力信号の変化の量を基準のセンサ出力信号変化量として登録しており、且つ正常時の前記代表構造物に関するセンサ出力信号変化量から前記センサ判定部で加工した異常度の頻度分布を基準の正常時異常度頻度分布として登録しており、
前記サンプル信号収集部は、前記構造物の正常時における前記センサの出力信号に関して前記基準のセンサ出力信号と同一条件のものを正常時センササンプル信号として収集し、
前記閾値計算部は、前記基準のセンサ出力信号変化量のピーク値に対する前記正常時センササンプル信号のセンサ出力信号変化量のピーク値の比と、前記基準の正常時異常度頻度分布と、前記センサの異常挙動判定用の前記閾値とから、前記正常時センササンプル信号の正常時異常度頻度分布と前記センサ判定部による異常時挙動判定の誤報率とについても算出し、その誤報率を、ディスプレイを介して表示するように構成されていることを特徴とする構造物の防犯システム。 - 請求項6において、
さらに、前記防犯システムは、前記代表構造物に関する正常時の特定の条件で得られる前記監視カメラの映像における特定の指標を基準のカメラ出力信号として予め登録しており、且つ正常時の前記代表構造物に関する前記監視カメラの映像中における前記特定の指標の出力信号の変化量から前記センサ判定部で加工した異常度の頻度分布を基準の正常時カメラ異常度頻度分布として登録しており、
前記サンプル信号収集部は、前記構造物の正常時における前記監視カメラの出力信号に関して前記基準のカメラ出力信号と同一条件のものを正常時カメラサンプル信号として収集し、
前記閾値計算部は、前記基準のカメラ出力信号に対する前記正常時カメラサンプル信号の比と、前記基準の正常時カメラ異常度頻度分布と、前記監視カメラによる異常挙動判定用の閾値とから、正常時カメラサンプル信号の正常時カメラ異常度頻度分布と前記画像判定部の異常時挙動判定の誤報率とについても算出し、その誤報率を、ディスプレイを介して表示するように構成されていることを特徴とする構造物の防犯システム。 - 請求項7において、
前記閾値計算部は、前記センサ出力信号のセンサ出力信号変化量に対する前記異常挙動判別用の閾値および前記カメラ出力信号に対する前記異常挙動判別用の閾値とに関して、異常挙動を見逃す割合である失報率と正常挙動を異常挙動と誤って判断する誤報率との評価が総合的に最も良くなる計算式を用いて、前記両閾値の良好な値の組み合わせを選択する機能を有することを特徴とする構造物の防犯システム。 - 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の構造物の防犯システムを備え、前記構造物がエレベータのかごであることを特徴とするエレベータ。
- 監視対象となる構造物に設置され、構造物内の人物を撮影する監視カメラと、
前記監視カメラで撮影された人物を画像認識して人物の異常挙動を判定する画像判定部と、
前記構造物に設置され、構造物内の人物の異常挙動を検知するためのセンサと、
前記センサの出力信号を異常挙動判定に必要な信号に加工処理し、この加工処理された信号を異常挙動判定用の閾値と比較して異常挙動判定を行うセンサ判定部と、を備えた構造物の防犯システムにおいて、
前記構造物の型式及び仕様の少なくとも一つを指定する構造物情報入力部と、
前記型式及び仕様の少なくとも一方に関して複数の型式或いは仕様が登録されており、且つそれらに関連づけて異常挙動検知用の複数の閾値がそれぞれ登録されているデータを有するデータ保存部と、
前記構造物情報入力部で指定された前記型式及び仕様の少なくとも一つに応じて前記閾値を前記データから検索して設定する閾値設定部と、を有することを特徴とする構造物の防犯システム。 - 請求項10において、
前記データ保存部は、前記仕様に対応したパラメータと前記パラメータを用いた前記閾値を求めるための計算式とが登録されており、
前記閾値設定部は、前記構造物情報入力部により前記仕様が指定されると、前記仕様に対応したパラメータと前記パラメータを用いた前記閾値を求めるための前記計算式により前記閾値を算出することを特徴とする構造物の防犯システム。 - 請求項10または11において、前記センサが荷重センサであり、前記型式がエレベータの型式であることを特徴とする構造物の防犯システム。
- 請求項12において、前記仕様がエレベータかごの防振ゴムに関する個数及び型式の少なくとも1つであることを特徴とする構造物の防犯システム。
- 請求項10ないし13のいずれか1項に記載の構造物の防犯システムを備え、
前記構造物がエレベータのかごであることを特徴とするエレベータ。
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