JP2013129048A - 自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機 - Google Patents

自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機 Download PDF

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Abstract

【課題】リトライ位置カウンタ機能のワイヤリトライ位置・回数のデータを基に典型的な原因を判定し、リトライ原因別に条件化されたパラメータセットの中から、自動的に最適条件を選択する事でより一層の省力化、自動化を実現する自動結線パラメータセットの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機を提供すること。
【解決手段】デフォルトの切断条件を読み込み、切断処理を実行し、結線処理を実行し、結線成功か否か判断し、結線成功(YES)の場合は自動結線モードの処理を終了し、結線が成功しなかった場合、切断条件自動選択処理を実行し、切断条件自動選択処理で選択したパラメータセットを新規デフォルトの切断条件とするか否かを判断し、新規デフォルトの切断条件とする場合には新規のデフォルトの切断条件として記憶し、自動結線モードを終了する。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動ワイヤ結線動作中のワイヤ切断状態の傾向を判定し切断条件の自動選択機能を有するワイヤ放電加工機に関する。
ワイヤ放電加工における自動結線は、そのプロセスとして、断線発生又は次加工のための切断−巻戻し−先端切断−結線動作−失敗の場合リトライ繰り返し−上,下ダイスガイド結線−ディテクト部による結線検出により完了となる。
自動結線は2つの工程からなる。その一つの工程であるワイヤ電極線の先端の切断は、ワークの加工中の断線により生じるワイヤ電極線の先端の屈曲やワーク(図示せず)の上下でワイヤ電極線を保持する上,下ダイスガイドに引っかかり易いワイヤ電極線の表面の傷を除去し、ワイヤ電極線のスムーズな結線に必要なきれいな(つまり、真直性があり表面が滑らかな)先端を再生する為に実施される。
ワイヤ切断動作は通常アニールする事で行われるが、本方式ではアニールするワイヤ電極線を自動結線ユニット上下に配した一対の通電電極でクランプ後、アニールトルクを付与しつつ通電し、電気抵抗発熱によりアニールされたワイヤ電極線を制御されたブレーキローラによりワイヤ巻戻し方向へ切断開始トルクを発生させ切断する。同時期に上パイプ内に噴射される切断エアは、ワイヤ電極線の切断位置を確定すると共に、切断したワイヤ電極線の真直性を安定させる重要な役割を持つ。特許文献1には、通電切断方法によるワイヤ切断機構を備えたワイヤ放電加工機において、通電切断時のアニール効果を効率良く利用できる技術が開示されている。
先端部の切断が完了したワイヤ電極線は、決められたシーケンスに従って順次上ダイスガイド―ワーク―下ダイスガイド―下ダイスガイドローラ−下パイプ―フィード部(ピンチローラ,フィードローラ―結線完了検出板により自動結線は完了する。
同時に自動結線動作は、リトライの結線失敗位置と回数を示すリトライ位置カウンタ機能によって結線状態、傾向を常時モニタリングされている。そのためワイヤ自動結線に問題があり特定の箇所でのリトライが多発する場合、その箇所特有の結線不良要因は経験や実験を通して予め特定されているのでスムーズに原因究明が可能である。特許文献2には、ワイヤ放電加工機のワイヤ電極線が通過する各機構部の部位の異常状態の程度を、その各部位が固有に持つワイヤ電極線の詰まり易さの特性に対応して表示する技術が開示されている。また、特許文献3には、ワイヤ放電加工機械におけるワイヤ障害発生位置検出方法の技術が開示されている。
特開平6−304819号公報 特開平7−112328号公報 特開平7−24643号公報
自動結線のシーケンスは、予め設定された一連のパラメータに従って作動する為、最適な機械調整及びワイヤ電極の品質による安定的な結線環境を前提としており、良好な切断可能領域のマージンは比較的小さい。そのためマージンを超える問題が発生し、初期値として設定されたデフォルトのパラメータでは対処できない場合、切断・結線不良が発生し最終的にアラーム停止まで深刻化してしまう可能性があった。
また、現行の放電加工機械が備えた自動結線の機能では、リトライ位置カウンタ機能のモニタリングにより原因を迅速に絞り込む事は可能であるものの、最終的な修正はオペレータによる手動での切断・結線パラメータ修正を前提としている。このため、オペレータ個人レベルでの経験差、知識差によって、ワイヤ電極線の同じ切断、結線不良要因への対応にばらつきがあり作業効率の面で問題があった。またワークの加工の自動化推進の面からも、リトライ位置カウンタ機能はモニタリング機能のみに限定されており、不具合の能動的修正とは基本的に直接関連付けが考えられていなかった。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、ワイヤ放電加工機においてデフォルトのデータとして設定されている切断・結線パラメータが自動結線に適していないため、特定の位置でリトライが多発傾向にある場合、リトライ位置カウンタ機能のワイヤリトライ位置・回数のデータを基に典型的な原因を判定し、リトライ原因別に条件化されたパラメータセットの中から、自動的に最適条件を選択する事で修正作業を手動から自動化すると共にエラーの監視からオペレータを開放し、より一層の省力化、自動化を実現する自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機を提供することを課題とする。
本願の請求項1に係る発明は、ワイヤ電極を自動結線するワイヤ放電加工機の自動結線装置において、自動結線を行う条件を決定する複数のパラメータに従って自動結線を実行する実行部と、前記実行部による前記自動結線により結線が失敗した際に、前記ワイヤ電極の走行経路における結線失敗区間を検出するワイヤ電極線結線失敗区間検出部と、前記ワイヤ電極線結線失敗区間における結線の失敗回数をカウントして記憶するするカウント・記憶部と、前記複数のパラメータの組合せであるパラメータセットを前記ワイヤ電極線結線失敗区間に対応付けて記憶したパラメータセット記憶部と、予め設定された結線動作でも結線が成功しなかった場合、前記カウント・記憶部に記憶されたカウント値に基づいて、自動結線動作を行うためのデフォルト条件を前記パラメータセット記憶部に記憶したワイヤ電極線結線失敗区間に対応したパラメータセットから選択して切り換えるパラメータセット切り換え部と、を有することを特徴とする自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機である。
請求項2に係る発明は、オペレータに警告するメッセージを前記ワイヤ電極線結線失敗区間に対応付けて記憶したメッセージ記憶部を有し、前記パラメータセット切り換え部でパラメータセットを切り換えた後、前記ワイヤ電極線結線失敗区間で結線に失敗した場合、前記メッセージ記憶部に記憶したワイヤ電極線結線失敗区間に対応したメッセージを表示する表示部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機である。
本発明により、ワイヤ放電加工機においてデフォルト条件のデータとして設定されている切断・結線パラメータが自動結線に適していないため、特定の位置でリトライが多発傾向にある場合、リトライ位置カウンタ機能のワイヤリトライ位置・回数のデータを基に典型的な原因を判定し、リトライ原因別に条件化されたパラメータセットの中から、自動的に最適条件を選択する事で修正作業を手動から自動化すると共にエラーの監視からオペレータを開放し、より一層の省力化、自動化を実現する自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機を提供できる。
ワイヤ電極の自動結線を行う基本構成を説明する図である。 ワイヤ放電加工機の概要を説明する図である。 リトライを行うことになった不具合発生位置(リトライ位置)とリトライ発生原因を説明する図である。 断線条件を自動選択する処理を説明するフローチャートである。 図4をより詳細に説明する図である。 リトライ発生位置(A1,A2)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。 リトライ発生位置(A3)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。 リトライ発生位置(A4,A5)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。 リトライ発生位置(A6,A7)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。 リトライ発生位置(A6,A7)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。 リトライ発生位置(A8)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。 リトライ発生位置(A9)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。 リトライ発生位置(A10)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1はワイヤ電極の自動結線を行う基本構成を説明する図である。
ワイヤ放電加工における自動結線は、そのプロセスとして、断線発生又は次加工のための切断−巻戻し−先端切断−結線動作−失敗の場合リトライ繰り返し−上,下ダイスガイド結線−ディテクト部による結線検出により完了となる。
自動結線は2つの工程からなる。その一つの工程であるワイヤ電極線8の先端の切断は、ワークの加工中の断線により生じるワイヤ電極線8の先端の屈曲やワーク(図示せず)の上下でワイヤ電極線8を保持する上,下ダイスガイド18,21に引っかかり易いワイヤ電極線8の表面の傷を除去し、ワイヤ電極線8のスムーズな結線に必要なきれいな(つまり、真直性があり表面が滑らかな)先端を再生する為に実施される。
ワイヤ切断動作は通常アニールする事で行われるが、本方式ではアニールするワイヤ電極線8を自動結線ユニット上下に配した一対の通電電極(チャック電極部12,13とディテクト電極部17)でクランプ後、アニールトルク3を付与しつつ通電し、電気抵抗発熱によりアニールされたワイヤ電極線8を制御されたブレーキローラ7によりワイヤ巻戻し方向2へ切断開始トルク4を発生させ切断する。同時期に上パイプ14内に噴射される切断エア15は、ワイヤ電極線8の切断位置を確定すると共に、切断したワイヤ電極線8の真直性を安定させる重要な役割を持つ。
先端部の切断が完了したワイヤ電極線8の自動結線は、その切断した先端部が決められたシーケンスに従って順次上ダイスガイド18―ワーク(図示せず)―下ダイスガイド21―下ガイドローラ22−下パイプ23―フィード部(ピンチローラ24,フィードローラ25)―結線完了検出板26に到達することにより完了する。
同時に自動結線動作は、リトライの結線失敗位置と回数を示すカウント値をカウントして記憶するリトライ位置カウンタ機能によって結線状態、傾向を常時モニタリングされている。そのためワイヤ自動結線に問題があり特定の箇所でのリトライが多発する場合、その箇所特有の結線不良要因は経験や実験を通して予め特定されているのでスムーズに原因究明が可能である。なお、上記モニタリング機能は、ワイヤ放電加工機において公知のものであり詳細な説明を省略する。
ワイヤ自動結線のプロセスはワイヤ電極線8の切断と結線に分かれているが、ワイヤ電極線8の結線性を高める要因は基本的にワイヤ電極線8の切断の品質向上にある。適切な切断パラメータで切断されたワイヤ電極線8は高い真直性を持ち、切断電極(チャック電極部12,13)によるワイヤ傷(ワイヤ電極線8の表面にできる傷)も最小限に抑制される事で、上ダイスガイド18から結線完了検出板26を用いた結線検出を行うフィード部(24,25)までスムーズなワイヤ電極線8の送りが可能となり、高い結線性を実現する。
ワイヤ電極線8の切断品質の向上に有効なパラメータは下記のとおりである。後述するように、下記の切断品質に影響するパラメータをリトライ要因ごとに条件化して自動選択要素とする。
アニールトルク3:通電によるアニールで熱したワイヤ電極線8を引張り、真直ぐにす
る切断張力である。
切断開始トルク4:アニールで真直ぐになったワイヤを引張トルクにより先端部で溶断
する切断張力である。
切断トルク5:切断開始トルク4でワイヤ電極線8が切れない場合、強制的に過大なト
ルクをかける切断張力である。
切断エア15:アニールされたワイヤ電極線8の上パイプ14先端を除いて冷却し、ワ
イヤ先端部に残ったアニール残留部分を切断開始トルク4で引張溶断で
きるように位置調整する。
本発明では、リトライ位置カウンタ機能のリトライ位置毎にワイヤ電極線8のリトライ発生原因を関連付け、その対策となるワイヤ切断用パラメータ条件を用意することで自動的に選択できるようにする。また結線不良の原因には、ワイヤ電極線8の品質不良、切断電極の消耗、ガイド詰りや自動結線ユニットの組立不良のようなパラメータ条件には含まない要因もあるので同時にアラームとして教示する。
図2はワイヤ放電加工機の概要を説明する図である。
ワイヤ放電加工機の制御装置50は、マイクロプロセッサからなる中央演算処理装置(以下、単に「CPU」という)51を備えており、CPU51にはプログラムメモリ52,データメモリ53、液晶ディスプレイLCDを備えた操作盤54及び入出力回路55が各々バス56を介して接続されている。
プログラムメモリ52には、ワイヤ放電加工機の各部及びワイヤ放電加工機の制御装置50自信を制御するための種々のプログラムが格納されている。また、データメモリには加工プログラムに付随した位置データ、その他の加工条件を定める各種設定データが格納されると共に、CPU51が行う各種計算のためのデータの一時記憶用のメモリとしても利用される。また、エンコーダ71の出力パルスを計算するレジスタ領域および障害発生位置データを記憶するレジスタ領域を有している。
入出力回路55には、ワークテーブル駆動部60、加工電源部61、ワイヤ切断電源部62、ワイヤ巻上げ/巻取り制御部63、ワイヤ送り制御部64、エンコーダ71、ワイヤ断線検出部65、電極機能切換部66、ワイヤ撓み検出部67、ワイヤ通過検出部68、表示装置69、およびその他のワイヤ放電加工各部を制御する各部移動制御部70が各々接続されている。
ワークテーブル駆動部60及び加工電源部61は周知の構成を有するものであり、加工実行時には通常の方式に従って各々制御される。ワイヤ切断電源部62は、結線時にワイヤ電極線8を上パイプ14内の加熱領域で切断する為に、チャック電極部12,13とディテクト電極部17に必要な電力を供給するものである。加工ワイヤ巻上げ/巻取り制御部63はワイヤ巻取りロールを駆動するモータ及び巻上げモータを駆動するものである(図示省略)。
また、ワイヤ送り制御部64はワイヤ送りロールを駆動するモータの駆動制御を行なう部分であり、該モータの回転量がエンコーダ71によって検出される。ワイヤ断線検出部65は、加工実行中に断線が発生した際にこれを検知するもので、従来方式(例えば、ワイヤに流れる電流を検知する方式や巻き取りロールのテンションを検出する方式等)の機構が利用される。
電極機能切換部66は、チャック電極部12、13の機能をワイヤ切断電極とワイヤ通過検出電極のいずれかに切換選択する為のもので、ワイヤ通過検出部68は、ワイヤ電極線8がワイヤ通過検出用電源(図示せず)に接続された際に、ワイヤ電極線8の電位を検出するものである。一方、ワイヤ撓み検出部67は、前述したワイヤ撓み検出電極(図示せず)に接続され、該電極の電位を検出するもので、該電極とワイヤとの接触/非接触を該電極の電位の変化で判別する。
表示装置69は種々の形態でワイヤ障害位置情報を表示する為の表示装置であり、プログラムメモリ52に格納される表示プログラムに応じて、例えばワイヤ障害発生箇所をリアルタイムに警告表示したり、区間別の障害発生頻度をグラフで表わしたりする際に用い
られる。そして、各部移動制御部70は、切断用電極であるチャック電極部12,13の開閉、ワイヤ電極線8の結線時の上パイプ14の降下移動等を制御する部分を一括して表わしたものである。
ワイヤ放電加工機の制御装置50のメモリ内には、ワイヤ結線障害の位置検出/記録用のプログラム、自動結線処理を行なう為のプログラム等が格納されている。これによってワイヤ放電加工機は自動結線装置を備えているといえる。これらのプログラムを備えることは公知の技術であるので説明を省略する。これらのプログラムを備えることは、請求項1の自動結線を行う条件を決定する複数のパラメータに従って自動結線を実行する実行部と、前記実行部による前記自動結線により決算が失敗した際に、ワイヤ電極の走行経路における結線失敗区間を検出するワイヤ電極線結線失敗区間検出部と、前記ワイヤ電極線結線失敗区間における結線の失敗回数をカウントして記憶するカウント・記憶部とを備えることに対応する。なお、本実施形態では、CPU51をワークテーブル位置のNC制御と共用する構成を採用しているので、断線位置検出/記録処理はタスク処理で行なわれる。
図3は、リトライを行うことになった不具合発生位置(以下、「リトライ発生位置」という)とリトライ発生原因を説明する図である。切断関連パラメータの調整不足によるリトライ発生位置とその原因を関連させて説明する。符号A1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8,A9,A10は、リトライを行うことになった不具合発生位置であるリトライ発生位置を示している。ここで位置とは図3に示されるように所定の幅を持った区間を意味する。一方、1−A1,A2、1−A3、1−A4,A5、2a―A6,A7、2b−A6,A7、4−A6、2−A8,3−A9、4−A9、3−A10はリトライ発生原因を示している。
以下、リトライ発生位置とリトライ発生原因を対応させて説明する。
(リトライ発生位置A1,A2)
図6はリトライ発生位置(A1,A2)とリトライ発生原因(1−A1,A2)の関連性を説明する図である。図1も参照しながら説明する。符号101は切断開始トルク値が過大に設定されていること、符号102は切断エア圧の値が適正圧力であること、符号103はワイヤ電極線8がテンション検出ローラ9とピンチローラ10を通過時に過大設定の切断開始トルクにより経路形状クセが付くこと、符号104は経路形状クセ、符号105は経路形状クセが失敗検出電極11に接触してリトライとなること、を示している。
<リトライ発生原因1−A1,A2>
ワイヤ電極線8の切断時、符号101に示されるように切断開始トルク4が過大に設定されることより、アニールされて軟らかくなったワイヤ電極線8が強く引っ張られる。この場合、テンション検出ローラ9とピンチローラ10の間の部分で、2つのローラ9,10の通過形状が曲がりクセとなってワイヤ電極線8に付いてしまい、湾曲したクセの部分が失敗検出電極11に接触して、ワイヤ電極線8の結線の不具合発生つまりリトライになる。
(リトライ発生位置A3)
リトライ発生位置A3について図7を用いて説明する。符号111は切断開始トルク値が過小に設定されていること、符号112は切断エア圧が過小設定されていること、符号113はワイヤ電極線8が加熱状態で且つ切断までに時間がかかるため、ワイヤ電極線8の先端が溶断変形してしまうこと、を示している。
<リトライ発生原因1−A3>
符号111,112に示されるように、切断エア15の圧力と切断開始トルク4が過少である場合、切断開始時にワイヤ電極線8の先端は上パイプ14内で冷却不足による過熱状態となり、且つトルクの引きが弱いため、パイプヘッド16のノズル付近で溶断し、ワイヤ電極線8の先端部が変形硬化してワイヤ電極線8が上ダイスガイド18を通過するのが困難となる。
(リトライ発生位置A4,A5)
図8はリトライ発生位置(A4,A5)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。符号121は切断開始トルク値が適正または過小に設定されていること、符号122は切断エア圧力が過大設定されていること。符号124は切断エア圧過大による過冷却により切断トルクの大きな力で切断するため、ワイヤ電極線8が破断屈曲してガイド通過時に詰まること、を示している。
<リトライ発生原因1−A4,A5>
符号122に示されるように切断エア15の圧力が過大で、かつ、切断開始トルク4が適正あるは弱い場合、ワイヤ電極線8は切断エア15の圧力が過大なことにより過冷却され切れ難くなり、切断開始トルク4から強力な切断トルク5に切り替わるため、強く引っ張られたワイヤ電極線8の先端部が応力で強く屈曲または破断してしまい、上ダイスガイド18を通過する時に耐磨耗性の高いPCD(焼結ダイヤモンド)19面に先端が接触し座屈してしまい結線不良となる。
(リトライ発生位置A6〜A8)
図9はリトライ発生位置(A6〜A8)とリトライ発生原因(A6−A7−a)の関連性を説明する図である。符号131は切断開始トルク値が適正または過小設定であること、符号132は切断エアが過大設定であること、符号133は切断エア圧過大による過冷却で切断時に応力が発生するため、反動でワイヤ電極が屈曲して真直性が失われること、を示している。
<リトライ発生原因2a−A6,A7>
切断エア15の圧力が過大である場合、ワイヤ電極線8は過冷却で切れ難くなり強く引っ張られたワイヤ先端部が反動でカールしてしまい真直性が損なわれるため下ダイスガイド(21)中心にワイヤを送ることができない。
また、図10はリトライ発生位置(A6〜A8)とリトライ発生原因(A6―A7―b)の関連性を説明する図である。符号141は切断開始トルク値が過大設定であること、符号142は切断エアの圧力が適正またはやや過大設定であること、符号143は切断開始トルクが過大なことにより切断時に応力が発生するため、反動でワイヤ電極線8が屈曲し真直性が失われることを示している。
<2b−A6,A7>
切断開始トルク4が過大である場合、切断時強く引っ張られたワイヤ先端部が応力でカールしてしまい真直性が損なわれる。このため、下ダイスガイド21中心にワイヤ電極線8を送ることができない。
(リトライ発生位置A8)
図11はリトライ位置とリトライ発生原因(2−A8)の関連性を説明する図である。符号151は切断開始トルク値が過大設定であること、符号152は切断エア15の圧力が適正またはやや過大に設定されていること、符号153はワイヤ電極線8がテンション検出ローラ9とピンチローラ10を通過時に、過大設定の切断開始トルクにより経路形状クセが下ダイスガイド21に接触して詰まることを示している。
<リトライ発生原因2−A8>
切断開始トルク4の過大により、切断時テンション検出ローラ9−ピンチローラ10部分でアニールされて軟らかくなったワイヤ電極線8が強く引っ張られた時、2つのローラ9,10の通過形状が曲がりクセとなってワイヤ電極線8に付いてしまい、湾曲したクセの部分が下ダイスガイド21通過時にPCD(焼結ダイヤモンド)20面に引っかかり易くなって通過不良を起こす。
(リトライ発生位置A9)
図12はリトライ発生位置(A9)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。符号161は切断開始トルク値がやや過大に設定されていること、符号162は切断エアの圧力が適正あるいはやや過小に設定されていること、符号163はチャック部電極の微小放電により電極転写傷が発生し、過大設定の切断トルクによってワイヤ電極に傷が転写されやすくなること、符号164はワイヤ転写傷が上ダイスガイド18に接触して詰まってしまうことを示している。
<リトライ発生原因3−A9>
切断開始トルク4が過大で、切断エア15が過小で冷却不足となりアニール時のワイヤ電極線8の高温化で、切断電極(12,13)に付着する金属粉の増大と微小放電の増大で、切断電極(12,13)の損耗が早まり、切断開始時にワイヤ電極線8に付く転写傷が深化する。このため、上ダイスガイド(18)通過時にPCD(焼結ダイヤモンド)(19)面に接触しワイヤ詰まりを起こす。
(リトライ発生位置A10)
図13はリトライ発生位置(A10)とリトライ発生原因の関連性を説明する図である。符号171は切断開始トルク値がやや過大に設定されていること、符号172は切断開始トルク値が過大に設定されることによって切断時に応力が発生するため、反動でワイヤ電極線8が屈曲して真直性が失われることを示している。符号173は屈曲ワイヤが下パイプ23内で抵抗となってフィード手前で座屈詰まりを起こすか不規則方向に送られて脱線することを示している。
<リトライ発生原因3−A10>
切断開始トルク4が過大に設定されることでワイヤ電極線8の先端部分が応力で大きくカールしている場合、下パイプ23内部通過時にカールしたワイヤ電極線8が抵抗となって、フィードローラ25手前の出口でワイヤ電極線8が座屈して結線不良を起こす、またはフィードローラ25で脱線し結線完了検出板26に触れず結線距離オーバーを引き起こす。
本発明において、ワイヤ自動結線パラメータの自動選択方法は、リトライ位置カウンタ機能の各リトライ位置に表示されるリトライ回数が同じ位置で規定回数に達した場合、硬線、軟線、細線その他特殊線およびワイヤ線径等ワイヤ線種毎に設定されているデフォルトパラメータに対して、上ダイスガイド18―下ダイスガイド21―ワークー下ガイドローラ22―下パイプ23―フィード部(25,24)のワイヤ走行経路において、リトライ位置をA1からA10に分割されている各リトライ位置特有のリトライ原因を回避できる様に設定されたパラメータ選択条件を自動選択する。
<リトライ発生原因4−A6>
自動選択機能による切断条件切換後もワイヤ真直性が改善せず、下ダイスガイド21で結線エラーになる場合、ディテクト電極部17のワイヤ電極線8を中心とした電極接触位置調整または、ディテクト電極部17のセッティング及び自動結線ユニットの組付け点検メッセージをオペレータに警告するために操作画面に表示する。
<リトライ発生原因4−A9>
自動選択機能による切断条件切換後もA9でリトライが多発し状態が改善しない場合、ワイヤが中心に来る様、切断電極(12,13,17)接触位置とワイヤ保持の押込み量を調整する。またはワイヤ金属粉と微小放電により切断電極(12,13)が損耗しているためチャック電極の検査及び交換のメッセージをオペレータに警告するために操作画面に表示する。
次に、本発明に係るリトライ発生原因に対応した対策を自動的に選択する処理を図4,図5を用いて説明する。
ワイヤ電極線8のリトライ対策にはそれぞれ原因傾向に適したパラメータのセットである選択条件a,b,cをワイヤ放電加工機の制御装置内のメモリに用意し、aを試行した後、リトライが継続する場合にはbまたはcへ切り替えて再試行する。以下、それぞれのリトライ発生原因別に説明する(図5参照)。
<リトライ発生原因1−A1,A2>
アニール、切断開始トルクパラメータを適正値に下げる。⇒選択条件1a,b
<リトライ発生原因1−A1,A2>
選択条件a,bの適正化に加え失敗検出電極の検出までの時間を長くする。⇒選択条件1c
<リトライ発生原因1−A3>
切断エア、アニール、切断開始トルクパラメータを適正値に上げる。⇒選択条件2a,b
<リトライ発生原因1−A4,A5>
切断エア、アニール、切断開始トルクパラメータを適正値に下げる。⇒選択条件3a,b
<リトライ発生原因2a−A6,A7>
切断エア、アニール、切断開始トルクパラメータを適正値に下げる。⇒選択条件4a,b
<リトライ発生原因2b−A6,A7>
切断エア、アニール、切断開始トルクパラメータを適正値に下げる。⇒選択条件5a,b
<リトライ発生原因2−A8>
アニール、切断開始トルクパラメータを適正値に下げる。⇒選択条件6a,b
<リトライ発生原因3−A9>
アニール、切断開始トルクパラメータを適正値に下げる。⇒選択条件7a
<リトライ発生原因3−A9>
上記適正化及びチャック部切断電極の通電までの時間的猶予を長くする。⇒選択条件7b
<リトライ発生原因3−A10>
アニール、切断開始トルクパラメータを適正値に下げる。⇒選択条件8a,b
<リトライ発生原因4−A9>
チャック電極部の調整及び電極の交換メッセージを操作画面に表示。
<リトライ発生原因4−A10>
自動結線ユニット、ディテクト電極部の調整メッセージを操作画面に表示。
上述したようにリトライ発生原因に対応した対策を自動的に選択する。
図4は断線条件を自動選択する処理を説明するフローチャートである。以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSA01]デフォルトの切断条件を読み込む。
●[ステップSA02]切断処理を実行する。
●[ステップSA03]結線処理を実行する。
●[ステップSA04]結線成功か否か判断し、結線成功(YES)の場合は自動結線モードの処理を終了し、結線が成功しなかった場合、ステップSA05へ移行する。
●[ステップSA05]切断条件自動選択処理を実行する。
●[ステップSA06]選択したパラメータのセットを新規デフォルトの切断条件とするか否かを判断し、新規デフォルトの切断条件とする場合にはステップSA07へ移行し、新規デフォルトの切断条件としない場合には自動結線モードを終了する。
●[ステップSA07]新規のデフォルトの切断条件として記憶し、自動結線モードを終了する。
上述のフローチャートを補足して説明する。
ステップSA04の処理は、ワイヤ電極線8が断線した場合に行われる結線処理であって、ワイヤ電極線8の先端部の巻き取りおよび巻き戻しのみによる結線処理、ワイヤ電極線8の先端部の切断および切断して得られた先端部の巻き取りおよび巻き戻しによる結線処理を含む。この処理はワイヤ放電加工機の自動結線処理において行われる処理である。
ステップSA05の処理を補足して説明する。図5に示されるように、ワイヤ電極線8のリトライ対策にはそれぞれ原因や傾向に適した選択条件a,b,cを用意し、aを試行した後、リトライが継続する場合にはbまたはcへ切り替えて再試行する。なお、ある原因や傾向ついて選択条件a,b,cの3つの階層になっている。図5に示される選択条件1a〜8a、選択条件1b〜8b、選択条件1cは、複数のパラメータの組合せであるパラメータセットとして、ワイヤ電極線結線失敗区間に対応付けてワイヤ放電加工機のメモリに格納されている(請求項1のパラメータセット記憶部に対応する)。
全てのステップSA05の切断条件自動選択処理の実行において、リトライ多発区間(リトライ多発位置)から位置特有の切断状態及び原因を判定し、リトライ多発位置がA1―A5、A6−A8、A9−A10に場合分けされ、リトライ発生原因を解消する選択条件を選択することによって自動結線を行うためのパラメータセットを切り換えて、リトライを実行する。パラメータセットを切り換えて結線が成功した場合に、切り換えられたパラメータセットを自動結線の新規のデフォルト条件としてもよい。
選択条件を予め設定された回数変更しても結線に成功しない場合、<リトライ発生原因4−A9>チャック部電極の調整及び電極の交換メッセージを操作画面に表示、あるいは、<リトライ発生原因4−A10>自動結線ユニット、ディテクト部電極の調整メッセージを操作画面に表示など、予め設定された警告表示をワイヤ放電加工機を制御そる制御装置に備わった表示装置に表示するようにしてもよい。
1 ワイヤ巻取方向
2 ワイヤ巻戻し方向
3 アニールトルク
4 切断開始トルク
5 切断トルク
6 ピンチローラ
7 ブレーキローラ
8 ワイヤ電極線
9 テンション検出ローラ
10 ピンチローラ
11 失敗検出電極
12 チャック電極部(通電側)
13 チャック電極部(クランプ側)
14 上パイプ
15 切断エア
16 パイプヘッド
17 ディテクト電極部
18 上ダイスガイド
19 PCD部
20 PCD部
21 下ダイスガイド
22 下ガイドローラ
23 下パイプ
24 ピンチローラ
25 フィードローラ
26 結線完了検出板

50 制御装置
51 中央演算処理装置(CPU)
52 プログラムメモリ
53 データメモリ
54 操作盤(LCD)
55 入出力回路
60 ワークテーブル駆動部
61 加工電源部
62 ワイヤ切断電源部
63 ワイヤ巻上げ/巻取り制御部
64 ワイヤ送り制御部
65 ワイヤ断線検出部
66 電極機能切換部
67 ワイヤ撓み検出部
68 ワイヤ通過検出部
69 表示装置
70 各部移動制御部
71 エンコーダ

Claims (2)

  1. ワイヤ電極を自動結線するワイヤ放電加工機の自動結線装置において、
    自動結線を行う条件を決定する複数のパラメータに従って自動結線を実行する実行部と、前記実行部による前記自動結線により結線が失敗した際に、前記ワイヤ電極の走行経路における結線失敗区間を検出するワイヤ電極線結線失敗区間検出部と、
    前記ワイヤ電極線結線失敗区間における結線の失敗回数をカウントして記憶するするカウント・記憶部と、
    前記複数のパラメータの組合せであるパラメータセットを前記ワイヤ電極線結線失敗区間に対応付けて記憶したパラメータセット記憶部と、
    予め設定された結線動作でも結線が成功しなかった場合、前記カウント・記憶部に記憶されたカウント値に基づいて、自動結線動作を行うためのデフォルト条件を前記パラメータセット記憶部に記憶したワイヤ電極線結線失敗区間に対応したパラメータセットから選択して切り換えるパラメータセット切り換え部と、
    を有することを特徴とする自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機。
  2. オペレータに警告するメッセージを前記ワイヤ電極線結線失敗区間に対応付けて記憶したメッセージ記憶部を有し、
    前記パラメータセット切り換え部でパラメータセットを切り換えた後、前記ワイヤ電極線結線失敗区間で結線に失敗した場合、前記メッセージ記憶部に記憶したワイヤ電極線結線失敗区間に対応したメッセージを表示する表示部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機。
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