JP5805333B1 - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5805333B1
JP5805333B1 JP2014557928A JP2014557928A JP5805333B1 JP 5805333 B1 JP5805333 B1 JP 5805333B1 JP 2014557928 A JP2014557928 A JP 2014557928A JP 2014557928 A JP2014557928 A JP 2014557928A JP 5805333 B1 JP5805333 B1 JP 5805333B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
contact
wire electrode
discharge machining
electric discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014557928A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015129043A1 (ja
Inventor
大介 関本
大介 関本
山田 邦博
邦博 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5805333B1 publication Critical patent/JP5805333B1/ja
Publication of JPWO2015129043A1 publication Critical patent/JPWO2015129043A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/08Wire electrodes
    • B23H7/10Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H2500/00Holding and positioning of tool electrodes
    • B23H2500/20Methods or devices for detecting wire or workpiece position

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

ワイヤの抵抗値に影響されることなくワイヤ電極と接触検出対象との接触を検出することができるワイヤ放電加工装置を得るべく、本発明では、ワイヤ電極(P)とワーク(W)とを相対移動させつつワイヤ電極(P)とワーク(W)との間にパルス電圧を印加するワイヤ放電加工装置において、ワイヤ電極(P)に矩形の交流信号を与える電源(1)と、ワイヤ電極(P)に接触する対象物(ワーク(W))と直列に接続されたコンデンサ(C)およびシャント抵抗(R3)と、シャント抵抗(R3)に印加される電圧の変化を検出してワイヤ電極(P)とワーク(W)との接触を検出する接触検出部(8)と、を備えるワイヤ放電加工装置を構成した。

Description

本発明は、ワイヤ放電加工装置に関するものである。
ワイヤ放電加工装置では、被加工物(以下「ワーク」)の加工を行う前段階の準備として、ワークとワイヤ電極の相対位置を判定する必要がある。そのためワイヤ放電加工装置には、ワークとワイヤ電極との接触を検出して、ワイヤ電極とワークとの相対的な位置を決定するための位置決め装置が設けられている。また、自動でワイヤ電極を張架する際、ワイヤ電極の先端位置やその状態を知る必要があるため、ワイヤ放電加工装置は、ワイヤ電極の経路の途中に設けられた検出板とワイヤ電極との接触を検出する接触検出機能を有する。
例えば、下記特許文献1に示される従来技術は、ワイヤ電極とワークとの間の電解作用によるワークの腐食や、位置決め用信号(ワイヤ電極とワークとの相対的な位置を決定するための信号)がワークへ放電することによる傷を防ぐため、ワイヤ電極と接触検出対象(ワークや接触検出板など)との間に、平均電圧が零になるような交流のパルス信号を位置決め用信号として印加し、ワイヤ電極と接触検出対象とが接触(以下「電極等の接触」)した際の前記パルス信号の電圧変化により、電極等の接触を検出するように構成されている。すなわち、電極等の接触が生じていないときには、ワークと並列に接続された抵抗(引用文献の図2に示されるR2)に印加される電圧値(電圧振幅)が所定値よりも高いため、接触検出回路では非接触状態であると判定され、電極等の接触が生じたときには、ワイヤ電極と接触検出対象が短絡することにより前記抵抗に流れる電流が低下して前記電圧値が所定値より低下するため、接触検出回路では接触状態であると判定される。
特開昭60−135127号公報
ところが、極細のワイヤ線(たとえば直径0.07mm以下のワイヤ線)がワイヤ電極として用いられる場合、位置決め用信号の供給部分(接触検出対象)とワイヤ電極との接触面積が相対的に狭くなるため、接触検出対象とワイヤ電極との接触抵抗が大きくなり、電極等の接触が生じたときの短絡電流がワイヤ電極へ流れ難くなる。また、ワイヤ電極が細くなるほどその断面積が狭くなるため、ワイヤ電極の単位長さ当たりの抵抗値が大きくなり、電極等の接触が生じたときの短絡電流がワイヤ電極へ流れ難くなる。特に位置決め用信号の供給源(位置決め用信号の電源)から接触検出対象までの距離が遠くなるほどワイヤ電極の抵抗値が増加するため短絡電流が流れ難くなる。このように極細のワイヤ電極を用いた場合、上記特許文献1に示される従来技術では、電極等の接触が生じたときのパルス信号の電圧変化が小さくなるため、電極等の接触の検出が困難になるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ワイヤの抵抗値に影響されることなくワイヤ電極と接触検出対象との接触を検出することができるワイヤ放電加工装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、極細のワイヤに矩形の交流信号を与える信号源と、前記ワイヤと接触する対象物と直列に接続されたコンデンサおよび抵抗体と、前記抵抗体に印加される電圧の変化を検出して前記ワイヤと前記対象物との接触を検出する検出部と、を備え、前記抵抗体は、前記対象物と前記ワイヤとの間である極間に直列に接続され、前記検出部は、前記ワイヤと前記対象物との接触の検知結果を絶縁して出力する絶縁素子を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、ワイヤの抵抗値に影響されることなくワイヤ電極と接触検出対象との接触を検出することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係るワイヤ放電加工装置の構成を示す図である。 図2は、図1に示される電源から出力される信号の電圧波形とシャント抵抗に印加される電圧波形を説明するための図である。 図3は、図1に示されるワイヤ放電加工装置の変形例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係るワイヤ放電加工装置の構成を示す図である。
以下に、本発明に係るワイヤ放電加工装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るワイヤ放電加工装置の構成を示す図である。ワイヤ放電加工装置は、主たる構成として、一定周期の矩形波状のパルス信号(接触判定用または位置決め用の信号)を発生させる電源1と、ワークWの加工用電源が電源1に入ったとき電源1を保護するため電源1をワイヤ電極Pから切り離すリレー2と、リレー2を介して電源1に接続されワイヤ電極Pと摺動しながら加工電圧を供給する給電子7と、一端がワークWに接続され他端がシャント抵抗Rに接続されたコンデンサCと、コンデンサCに直列に接続されたシャント抵抗(シャント抵抗R)と、シャント抵抗Rの両端に接続されシャント抵抗Rに印加される電圧の変化によりワイヤ電極Pと接触検出対象との接触を検出する接触検出部8とを有して構成されている。ワイヤボビン5から供給されるワイヤ電極Pは、予め決められた経路で金属製のプーリー3やメインテンションモータ4に張架され、給電子7を介して電源1に接続されている。
コンデンサCとシャント抵抗Rにより直列回路が形成される。この直列回路と接触検出部8は、ワイヤ電極Pと接触検出対象との接触の有無を検出して接触判定信号8aとして出力する接触検出回路16を形成する。なお、接触検出回路16は、ワイヤ電極PとワークWとの相対的な位置を決定するための位置決め手段、あるいはワイヤ電極Pと接触検出対象との接触を検出するための接触検出手段として機能する。
図2は、図1に示される電源から出力される信号の電圧波形Vsigとシャント抵抗R に印加される電圧波形VR3を説明するための図である。図1のワイヤ放電加工装置は図2の上側に示される等価回路で表すことができ、図2では、電源1から出力されるパルス信号の電圧波形Vsigとシャント抵抗Rに印加される電圧波形VR3とワイヤ電極Pの抵抗値Rとが示されている。図2の下側にはパルス信号の電圧波形Vsigとシャント抵抗Rに印加される電圧波形VR3が示されている。
図1のワイヤ放電加工装置において、ワイヤ電極Pと接触検出対象とが接触したとき、コンデンサCが充電され、シャント抵抗Rと抵抗値RとコンデンサCの静電容量とによって決まる過渡時間内ではシャント抵抗Rに電流が流れる。そのため接触検出部8はシャント抵抗Rに印加される電圧波形VR3の変化を検出することができる。また電源1からは交流の矩形波が繰返し出力されるため、ワイヤ電極Pと接触検出対象とが接触したとき、電源1のパルス信号が変化する度、すなわちパルス信号の電圧波形Vsigが立ち上がりまたは立ち下がる度に過渡応答がおこる。このときシャント抵抗Rに印加される電圧波形VR3の変化をモニタすることにより、ワイヤ電極Pと接触検出対象とが接触状態であるか非接触状態であるかを判定することができる。
電圧波形VR3の変化を具体的に説明する。電源1から出力される電圧波形Vsigの振幅をE、ワイヤ電極Pの抵抗値をR、コンデンサCに蓄えられる電荷量をq、コンデンサCの静電容量をC、シャント抵抗Rの抵抗値をR、シャント抵抗Rに流れる電流をiとした場合、振幅E、電流iは(1)式、(2)式により表される。
Figure 0005805333
Figure 0005805333
(1)式、(2)式により、過渡解は(3)式により表され、定常解は(4)式により表される。
Figure 0005805333
Figure 0005805333
したがってコンデンサCに蓄えられる電荷量qは(5)式により表される。
Figure 0005805333
矩形波のパルス信号が正負に同じ振幅で発振していると仮定したとき、初期値(t=0)における電荷量qはq=−CEで表すことができるため、A=−2CEとなる。これを(1)式に代入すると、電流iは(6)式で求めることができる。
Figure 0005805333
またシャント抵抗Rに印加される電圧波形VR3は(7)式で表される。
Figure 0005805333
(7)式から分かるとおり、ワイヤ電極Pの抵抗値Rが大きい場合でも、シャント抵抗Rの値の取り方次第で、ワイヤ電極Pと接触検出対象とが接触状態または非接触状態のときの電圧変化の幅w(図2参照)を任意に決定することができる。従って、極細のワイヤ線をワイヤ電極Pとして使用した場合に抵抗値Rが大きくなった場合でも、抵抗値を調整可能な可変抵抗器をシャント抵抗Rとして用いることにより、比較的簡単な構成でワイヤ電極Pと接触検出対象との接触の有無を検出することができる。
さらに、ワークWとワイヤ電極Pとの間に意図しない放電が生じた場合、ワークWへのダメージはその時に移動する電荷量qに依存する。そのため、静電容量C値を小さくしておくことにより、ワークWへのダメージを軽減する効果も期待できる。ただし、静電容量Cが小さすぎた場合、電圧変動の時間が短くなり信号の検出が難しくなる。そのため、コンデンサCは、適切な静電容量Cを選べるようにバリコン(可変コンデンサ)を用いることが望ましい。
また、従来技術では並列回路の形態をとっていたため、ワイヤ電極Pと接触検出対象との接触時に電圧の振幅が所定値よりも小さくなることを検出して接触判定を行っていたが、本実施の形態に係るワイヤ放電加工装置では、直列回路の形態をとっているため、ワイヤ電極Pが接触検出対象と非接触のときにはシャント抵抗Rに印加される電圧が零であり、ワイヤ電極Pが接触検出対象と接触したときにはシャント抵抗Rに印加される電圧が立ち上がる。このため本実施の形態に係るワイヤ放電加工装置は、接触信号(パルス信号)を発生させる電源1の構成部品によるバラつき(例えば発振器における振幅のバラつき)に左右され難いという特徴もある。
図3は、図1に示されるワイヤ放電加工装置の変形例を示す図である。図3に示される接触検出部8は、シャント抵抗Rに印加された電圧と予め設定された基準電圧とを比較することによりワイヤ電極Pと接触検出対象との接触の有無を判定する比較器11と、比較器11からの接触判定信号8aを絶縁して例えばNC制御装置9(図1参照)へ出力する絶縁素子(フォトカプラ12)とを有して構成されている。このように比較器11の後段にフォトカプラ12を設けることにより、万が一、接触検出部8へ加工電圧が入り込んできた場合でも、NC制御装置9を含むシステム全体の破損を防止することができる。なお、比較器11における接触の有無の判定は、前述したパルス信号の周期で行う必要があるため、接触検出部8には電源1からの信号を参照信号として取り込んでおく。
ワークWを設置する定盤(図示せず)にはさまざまな配線が接続されているため、対地に対する浮遊容量によるノイズが接触検出部8へ流れ込み易くなる。このような対策として、図示例のようにチョークコイル10を電源1とリレー2との間に挿入することで、ワイヤ電極PとワークWとの接触時以外の対地から接触検出部8へ流れ込むノイズを抑えることができ、ノイズレベルが大きい場合でも誤検出を回避することができる。
以上に説明したように本実施の形態に係るワイヤ放電加工装置は、ワイヤ(ワイヤ電極P)に矩形の交流信号を与える信号源(電源1)と、ワイヤに接触する対象物(例えばワークW)と直列に接続されたコンデンサCおよび抵抗体(シャント抵抗R)と、抵抗体に印加される電圧の変化を検出してワイヤと対象物との接触を検出する検出部(接触検出部8)と、を備える。この構成により、極細線を使用することによりワイヤの接触抵抗が増えた場合でもシャント抵抗Rの値を大きくとることにより電圧の変化が顕著になり、容易に接触を検出することができる。また、シャント抵抗Rの大きさに合わせて任意の静電容量のコンデンサCを選ぶことにより、シャント抵抗Rに印加される電圧が減衰する時定数を自由に決めることができ、コンデンサCの静電容量を小さくすれば、ワークWへのダメージを軽減することもできる。またワイヤが接触した場合にのみシャント抵抗R に電圧が印加されるため、電源1の構成部品によるバラつきに左右され難いワイヤ放電加工装置を得ることができる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係るワイヤ放電加工装置の構成を示す図である。ワイヤ放電加工装置には、加工中にワイヤ電極Pが断線した場合でも加工を継続するために、自動でワイヤ電極Pを張架するワイヤ自動供給機能が備え付けられている。この機能を実現するためには、ワイヤ電極Pが正常に経路を通過できているか、または経路上のどこかでワイヤ電極Pの先端が引っかかっていないかなどの情報が必要不可欠である。そしてワイヤ放電加工装置は、この情報をもとにワイヤ電極Pの巻き上げや送り出し、またワイヤ電極Pの張架のやり直しなどを判断する。実施の形態2に係るワイヤ放電加工装置は、この機能を実現する手段として実施の形態1の接触検出回路16を用いたものである。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図4に示されるワイヤ放電加工装置では、実施の形態1と同様にワイヤボビン5から供給されるワイヤ電極Pが予め決められた経路で金属製のプーリー3やメインテンションモータ4に張架され、ワイヤ自動供給装置14に通されている。実施の形態1との相違点は、導電性のワイヤ下部ガイド15に接触検出回路16−1が接続され、また撓み検出板13に接触検出回路16−2が接続されている点である。
図示例のように張架されたワイヤ電極Pが断線した場合、自動でワイヤ電極Pを張架するためには、先ずNC制御装置9からメインテンションモータ4に対してワイヤ電極Pを送り出す指令が出力される。メインテンションモータ4により送り出されたワイヤ電極Pがワイヤ経路の途中で引っ掛かることなくワイヤ下部ガイド15を通過した場合、シャント抵抗R3−1に電圧が印加され、接触検出部8−1ではその電圧値によりワイヤ電極Pがワイヤ下部ガイド15を通過できたことが検出される。
ワイヤ電極Pを送り出しているときにワイヤ電極Pの先端がワイヤ経路の途中で引っ掛かった場合、ワイヤ電極Pは、メインテンションモータ4とワイヤ自動供給装置14との間で撓み、撓み検出板13に接触する。このとき、撓み検出板13に接続されたシャント抵抗R3−2には電圧が印加され、接触検出部8−2ではその電圧値によりワイヤ電極Pが撓み検出板13に接触していること、すなわちワイヤ電極Pの撓みが生じていることが検出される。ワイヤ電極Pの撓みが検出された場合、接触検出部8−2からNC制御装置9に対して接触判定信号8aが出力され、接触判定信号8aを受信したNC制御装置9は、ワイヤ電極Pを巻き上げて再びワイヤ電極Pの張架を試みるようにインテンションモータ4を制御する。このようにして連続的な自動運転が実現される。
以上に説明したように本実施の形態に係るワイヤ放電加工装置は、ワイヤ下部ガイド15に接続された接触検出回路16−1と撓み検出板13に接続された接触検出回路16−2とを備えるため、ワイヤ自動供給機能を達成することができる。
なお、本発明の実施の形態は、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、ワイヤ放電加工装置に適用可能であり、特に、ワイヤの抵抗値に影響されることなくワイヤ電極と接触検出対象との接触を検出することができる発明として有用である。
1 電源、2 リレー、3 プーリー、4 メインテンションモータ、5 ワイヤボビン、6 リレー、7 給電子、8 接触検出部(検出部)、8a 接触判定信号、9 NC制御装置、10 チョークコイル、11 比較器、12 フォトカプラ、13 撓み検出板、14 ワイヤ自動供給装置、15 ワイヤ下部ガイド、16,16−1,16−2
接触検出回路。

Claims (5)

  1. 極細のワイヤに矩形の交流信号を与える信号源と、
    前記ワイヤと接触する対象物と直列に接続されたコンデンサおよび抵抗体と、
    前記抵抗体に印加される電圧の変化を検出して前記ワイヤと前記対象物との接触を検出する検出部と、
    を備え、
    前記抵抗体は、前記対象物と前記ワイヤとの間である極間に直列に接続され
    前記検出部は、前記ワイヤと前記対象物との接触の検知結果を絶縁して出力する絶縁素子を備えたことを特徴とするワイヤ放電加工装置。
  2. 前記コンデンサは可変コンデンサであることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。
  3. 前記対象物と前記ワイヤとの間の極間と前記信号源との間に挿入されるコモンモードチョークコイルを備えたことを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。
  4. 前記検出部は、被加工物の下部に配置され前記ワイヤをガイドするワイヤ下部ガイドを前記対象物として、前記ワイヤと前記ワイヤ下部ガイドとの接触を検出することを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。
  5. 前記検出部は、ワイヤ自動供給装置の上部に配置された撓み検出板を前記対象物として、前記ワイヤと前記撓み検出板との接触を検出することを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。
JP2014557928A 2014-02-28 2014-02-28 ワイヤ放電加工装置 Active JP5805333B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/055154 WO2015129043A1 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 ワイヤ放電加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5805333B1 true JP5805333B1 (ja) 2015-11-04
JPWO2015129043A1 JPWO2015129043A1 (ja) 2017-03-30

Family

ID=54008406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014557928A Active JP5805333B1 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 ワイヤ放電加工装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5805333B1 (ja)
WO (1) WO2015129043A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105290548B (zh) * 2015-11-27 2017-07-18 扬州大学 多轴联动超声调制微细电解加工系统
TWI566867B (zh) * 2015-12-31 2017-01-21 Excetek Technologies Co Ltd Method for reducing the stray capacitance of a wire-cut electric discharge machine and a wire-cut electric discharge machine capable of reducing stray capacitance
WO2017183209A1 (ja) * 2016-04-22 2017-10-26 三菱電機株式会社 電力変換装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135127A (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 Fanuc Ltd 放電加工機の位置出し用電源装置
JPS6311220A (ja) * 1986-07-02 1988-01-18 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置
JP2006224215A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Seibu Electric & Mach Co Ltd ワイヤ放電加工機
JP2010052092A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Fanuc Ltd 電極ピンの切り離し・押し当て検出機能を備えたワイヤ放電加工機
JP2010188455A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Kanai Hiroaki 放電加工用ワイヤ
JP2013129048A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Fanuc Ltd 自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135127A (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 Fanuc Ltd 放電加工機の位置出し用電源装置
JPS6311220A (ja) * 1986-07-02 1988-01-18 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置
JP2006224215A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Seibu Electric & Mach Co Ltd ワイヤ放電加工機
JP2010052092A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Fanuc Ltd 電極ピンの切り離し・押し当て検出機能を備えたワイヤ放電加工機
JP2010188455A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Kanai Hiroaki 放電加工用ワイヤ
JP2013129048A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Fanuc Ltd 自動結線パラメータの自動選択機能を備えたワイヤ放電加工機

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2015129043A1 (ja) 2017-03-30
WO2015129043A1 (ja) 2015-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8975554B2 (en) Wire electric discharge machine capable of detecting machining state
JP4833197B2 (ja) 放電加工機の電源制御装置
JP5805333B1 (ja) ワイヤ放電加工装置
US8735762B2 (en) Wire electric discharge machine capable of detecting machining state and determining average voltage in machining gap
JP4347251B2 (ja) ワイヤカット放電加工機の加工液面検出装置
US9950378B2 (en) Wire electric discharge machine
JP2010194693A (ja) ワイヤ放電加工機
US20160069938A1 (en) Input voltage detection circuit with a parameter setting function applied in a power converter and parameter setting and circuit protecting method thereof
US20160039025A1 (en) Wire electric discharge machine determining whether or not electrical discharge machining of workpiece can be performed
US9533365B2 (en) Electric discharge machining apparatus
CN104339068B (zh) 焊接电源的缩颈检测控制方法
JP6165023B2 (ja) コード短絡検出回路及びコンセント装置
EP3812073A2 (en) Wire electrical discharge machine and control method
CN113891772B (zh) 电弧焊接方法以及电弧焊接装置
JP6632736B2 (ja) 通電状態判定装置
CN115297984A (zh) 多线放电加工机、多线放电加工系统
US20230201940A1 (en) Wire electric discharge machine and wire electric discharge machining method
JP7126356B2 (ja) 放電加工機、および、放電加工機の電流検出回路
CN207873355U (zh) 电焊机控制电路及电焊机
JP4459649B2 (ja) インバータ制御式のアーク溶接電源
JP2016206079A (ja) 電磁流量計の励磁コイル短絡判定方法
JP5504069B2 (ja) 短絡検出装置及び加工機械

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5805333

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250