JP6165023B2 - コード短絡検出回路及びコンセント装置 - Google Patents

コード短絡検出回路及びコンセント装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6165023B2
JP6165023B2 JP2013225669A JP2013225669A JP6165023B2 JP 6165023 B2 JP6165023 B2 JP 6165023B2 JP 2013225669 A JP2013225669 A JP 2013225669A JP 2013225669 A JP2013225669 A JP 2013225669A JP 6165023 B2 JP6165023 B2 JP 6165023B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
waveform
output
detection circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013225669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015089228A (ja
Inventor
吉田 敦至
敦至 吉田
Original Assignee
河村電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 河村電器産業株式会社 filed Critical 河村電器産業株式会社
Priority to JP2013225669A priority Critical patent/JP6165023B2/ja
Publication of JP2015089228A publication Critical patent/JP2015089228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6165023B2 publication Critical patent/JP6165023B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、コード短絡を検出するコード短絡検出回路、及びコード短絡が発生したら電路を遮断する機能を備えたコンセント装置に関する。
従来より、コンセントに差し込まれたプラグから負荷に至る電路上でコード短絡が発生したら、それを検知して電路を遮断する機能を備えたコンセント装置がある。
このコード短絡は、最初は撚り線1本程度の電線が短絡する所謂ヒゲコード短絡からスタートすることが知られており、このとき電路の電圧波形をみると、独特な形状を示すことが実験により確認されている。図6はこのヒゲコード短絡が発生した場合の電圧波形を示し、Sで示すようなピーク付近から大きく切り欠いたような波形が発生する。
この電圧波形の特徴を検出することでコード短絡の発生を判断し、電路を遮断するコンセント装置を本発明者は特許文献1で提案した。
特開2012−186953号公報
しかしながら、上記特許文献1の回路構成では、次のような問題点があった。まず、整流回路において整流した電圧波形は0点(0ボルト)まで降下せずに次の半周期が始まっていた(図2(a)に示す)。そのため、ヒゲコード短絡を検出するための「特定の2値」の設定に制限が発生し、精度良くヒゲコード短絡を検出するのが難しかった。但し、これは電源回路に設けられているコンデンサが原因であり、これを省くことは電源が不安定になり他の回路への影響が出るためできない。
また、負荷機器の電源投入時に発生する突入電流が極端に大きい場合、電路電圧が大きく低下することで、この電圧変化をヒゲコード短絡発生と判断する場合があった。
更に、上記「特定の2値」は電路電圧の変動に追従して変化するのがヒゲコード短絡を高精度で検出するには好ましいが、一定値を維持するように設定されており追従して変化する構成とはなっていなかった。
そこで、本発明はこの問題点に鑑み、電源回路のコンデンサの影響を無くすと共に突入電流による誤動作を無くし、更に電路電圧が変動しても高精度でヒゲコード短絡を検出できるコード短絡検出回路、及びこのコード短絡検出回路を備えたコンセント装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明に係るコード短絡検出回路は、負荷へ商用電力を供給する電路の電圧波形を入手して全波整流する整流回路と、前記整流回路の整流電圧波形から特定の波形歪みを検出する特定歪み検出回路と、前記整流回路の整流電圧波形から前記負荷の突入電流による電圧変化を検出する突入電圧検出回路と、コード短絡の発生を判定する判定回路と、前記電路から各回路へ電源を供給する前記整流回路と独立した電源回路とを有し、前記特定歪み検出回路が、電路電圧の波高値を下回る所定の第1の閾値及び前記第1の閾値より小さい第2の閾値と前記整流電圧波形とを比較し、前記整流電圧波形の瞬時値が前記2閾値の間にある状態を検出するウインドウコンパレータ回路と、前記整流回路の出力から前記2閾値を生成するための平均値回路と、前記2閾値の間にある時間が一定時間を超えたら波形歪み発生と判定する波形歪み判定回路とを備え、前記突入電圧検出回路が、電路電圧の波高値を下回る所定の第3の閾値と前記電圧波形とを比較する回路であって、前記判定回路は、前記特定歪み検出回路が波形歪み発生と判定し、且つ前記突入電圧検出回路が前記電圧波形のピーク値が前記第3の閾値より大きいと判定した場合にコード短絡発生と判断し、コード短絡発生信号を出力することを特徴とする。
この構成によれば、整流回路は電源回路とは独立に設けられているため、コンデンサの影響を受けることが無く、出力する電圧波形を半周期毎に0ボルトに到達させることができる。よって、第2の閾値を0ボルト近くに設けても特定歪み検出回路が誤動作するようなことが無いため、高精度でコード短絡を検知することが可能となる。
また、第1及び第2の閾値はコード短絡を検出するための整流回路出力から生成されるため、電路電圧の変動に合わせて変動するよう生成でき、常に電路電圧に対して所定の割合にでき、電圧変動が発生しても高精度の判定を継続できる。
更に、突入電流により瞬間的に電路電圧の大きな低下が発生してもコード短絡発生と誤検知する事態を排除するため、どのような環境でも高精度でコード短絡を検知することが可能となる。
請求項2の発明に係るコンセント装置は、負荷が接続されるコンセントと、前記コンセントに商用電力を供給するための電路と、前記電路上に設けられて電路の開閉を行う開閉手段と、前記開閉手段を開動作させる遮断手段と、請求項1に記載のコード短絡検出回路と、前記コード短絡検出回路が出力するコード短絡発生信号を基に前記遮断手段を駆動する出力回路とを有することを特徴とする。
この構成によれば、コード短絡が発生したらそれを検知して電路を遮断してコンセント出力を停止するので、コード短絡による火災発生を確実に防止できる。
本発明によれば、整流回路は電源回路とは独立に設けられているため、コンデンサの影響を受けることが無く、出力する電圧波形を半周期毎に0ボルトに到達させることができる。よって、第2の閾値を0ボルト近くに設けても特定歪み検出回路が誤動作するようなことが無いため、高精度でコード短絡を検知することが可能となる。
また、第1及び第2の閾値はコード短絡を検出するための整流回路出力から生成されるため、電路電圧の変動に合わせて変動するよう生成でき、常に電路電圧に対して所定の割合となり、電圧変動が発生しても高精度の判定を継続できる。
更に、突入電流により瞬間的に電路電圧の大きな低下が発生してもコード短絡発生と誤検知する事態を排除するため、どのような環境でも高精度でコード短絡を検知することが可能となる。
本発明に係るコンセント装置の一例を示す回路図である。 電路電圧の整流波形を示し、(a)は従来の波形、(b)は図1の整流回路の波形である。 コード短絡発生時の特定歪み検出回路の要部波形図であり、(a)は整流回路の出力波形、(b)はウインドコンパレータ回路の出力波形、(c)は積分回路の出力波形、(d)は第1比較回路の出力波形、(e)は第1ワンショットパルス回路の出力を示している。 突入電流発生時の特定歪み検出回路の要部波形図であり、(a)は整流回路の出力波形、(b)は第1ウインドコンパレータ回路の出力波形、(c)は積分回路の出力波形、(d)は第1ワンショットパルス回路の出力を示している。 突入電圧検出回路の出力波形説明図であり、(a)は整流回路の出力波形、(b)は第2比較回路及び積分回路の出力波形、(c)は第3比較回路の出力波形をそれぞれ示している。 ヒゲコード短絡発生時の電路電圧波形図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るコンセント装置の一例を示す回路図であり、1はコンセント装置、2は商用電源、3は家電機器や照明等の負荷、4はコンセント、L1は商用電源2からコンセント装置1に至る電路、L2はコンセント4に接続されたプラグ(図示せず)から負荷3に至る負荷電路である。このコンセント装置1は通常は壁面に設置して使用される。
コンセント装置1は、図1に示すように商用電源2が接続された電路L1を接続する電源接続部からコンセント4に至る電路L3上に設けた開閉接点7、開閉接点7を開動作させるプランジャ8aを備えた電磁コイル8、電磁コイル8を駆動するための出力回路9、コード短絡を検出するコード短絡検出回路11を備えている。
コード短絡検出回路11は、電路L3を流れる商用電圧波形を全波整流するダイオードブリッジ回路から成る整流回路13、ヒゲコード短絡特有の波形を検出する特定歪み検出回路14と、負荷3を起動した際の過大な突入電流の発生により生ずる電圧降下を検出するための突入電圧検出回路15と、コード短絡発生を判定する判定回路としての第2ワンショットパルス回路16と、各回路へ電源を供給する電源回路17等により構成されている。
整流回路13は、電源回路17に設けられた整流回路17aとは独立に設けられ、近傍にコンデンサが配置されていない。この整流回路13の出力する整流波形を図2(b)に示している。尚、図2(a)は上記特許文献1の整流回路が出力する波形を示している。この図2に示すように、整流回路13が出力する整流波形は、半周期毎に0ボルトまで低下した後上昇する。
特定歪み検出回路14は、整流された電圧波形から所定の2値(第1の閾値と第1の閾値より小さい第2の閾値)を生成するための平均値回路19、生成された2閾値と比較するウインドウ・コンパレータ回路(以下、単に「コンパレータ回路」とする)20、コンパレータ回路20の出力波形を成形する波形成形回路21、波形成形回路21の出力波形を積分する第1積分回路22、第1積分回路22の出力を所定の閾値と比較する波形歪み判定回路としての第1比較回路23、第1比較回路23の出力を受けてパルス信号を出力する第1ワンショットパルス回路24を備えている。
一方、突入電圧検出回路15は、整流回路13で整流された電路電圧の瞬時値と所定の第3の閾値とを比較する第2比較回路15aと第2積分回路15bと第3比較回路15cとで構成されている。尚、第3の閾値は電路電圧のピーク値と上記第1の閾値の間で設定される。
第2ワンショットパルス回路16は、特定歪み検出回路14及び突入電圧検出回路15の出力を基にコード短絡発生を判定する。
以下、このコード短絡検出回路11の動作を具体的に説明する。図3はコード短絡発生時の特定歪み検出回路14の要部の波形を示しており、この図3を参照して説明する。尚、図3において、(a)は整流回路13の出力波形、(b)はコンパレータ回路20の出力波形、(c)は積分回路の出力波形、(d)は第1比較回路の出力波形、(e)は第1ワンショットパルス回路の出力を示している。
最初に、整流回路13により整流された電路の電圧波形が、後述する閾値を生成するための平均値回路19に入力される。このとき、抵抗により分圧(以下、10分の1に分圧された場合を説明する。)されて入力される。平均値回路19により整流回路13の出力が平均化されるが、電路電圧の変動に合わせてこの出力は変化する。
この平均化された電圧によりコンパレータ回路20の閾値が生成され、電路電圧に対して常に一定の比率となるよう閾値が設定されている。
コンパレータ回路20は、平均値回路19が出力する直流電圧により生成された閾値(高い方の第1の閾値EH、及び低い方の第2の閾値EL)と、整流回路13の分圧後の整流波形とを比較し、この2つの閾値の間に整流された電路電圧の瞬時値がある間は特定の信号を出力する。
具体的に、コンパレータ回路20は、10分の1に分圧された電路電圧波形と閾値とを比較し、波高値約14ボルトの電圧が閾値と比較される。この場合、閾値は例えば第1の閾値EH=5ボルト、第2の閾値EL=1ボルトに設定されて比較される。図3(a)は、このように設定されたコンパレータ回路20における電路L3の電圧波形と2閾値EH,ELとの関係を示している。
ヒゲコード短絡が発生すると、図6のSで示す様な切り欠き部を有する電圧波形が発生するため、この波形の発生を数ボルトから波高値の約50%となる70ボルト程度の間に数ms留まる特性を利用して判断することができる。
そこで、電路電圧の波高値に対して第1の閾値EHを約50%以下(電路電圧の波高値が約140Vであれば70V以下)、第2の閾値ELを3%以上(電路電圧の波高値が約140Vであれば4V以上)で設定する。
尚、閾値は一定値ではなく、平均値回路19により電路電圧に対して一定の比率で設定される。そのため、電路電圧が低下すれば閾値も低下する。また、第1の閾値と第2に閾値の関係は更に限定しても良く、第1固定値EHを電路電圧の約36%(50V)、第2固定値ELを電路電圧の約7%(10V)としても良好にコード短絡を検出できる。
波形成形回路21は、コンパレータ回路20の出力を受けて瞬時電圧値が第1の閾値EHと第2の閾値ELの間にある場合「H」の信号を出力し、それ以外では「L」の信号を出力する。図3(b)はこの出力を示し、監視する電路L3の電圧波形が正常な正弦波である間はT1に示す幅の狭い(時間の短い)一定の信号を出力するが、コード短絡発生時はT2に示すような幅の広い(時間の長い)信号が出力される様子を示している。
第1積分回路22は、波形成形回路21が出力する「H」の信号である矩形波を積分して図3(c)に示すような波形の信号Mを出力する。図3(c)に示すように、正常時の正弦波に対してはピーク値の小さい波形M1を出力するが、コード短絡により発生するT2の矩形波を受けてM2に示すように大きなピーク値の波形が出力される。
第1比較回路23は、積分回路22の出力を一定の電圧値(第1設定値)Th1と比較し、閾値Th1を越えたら図3(d)に示すように信号N1を出力する。図3(d)に示すように、通常の正弦波の場合は達することが無く、Sに示すような歪みが発生したら到達するような特定の値に閾値Th1は設定されている。
こうして、コード短絡時の矩形波T2の積分値M2を受けて第1比較回路23が信号N1を出力し、コンパレータ回路20の出力が「H」の信号を出力する時間が一定時間を越えた場合を検出している。
第1ワンショットパルス回路24は、図3(e)に示すように比較回路23の出力N1を受けて特定歪み検出回路14の出力信号として、信号N2を生成して図1に示すA点に出力する。
ここで、突入電流が発生した場合の特定歪み検出回路14の動作を説明する。図4は突入電流発生時の特定歪み検出回路14の要部波形図を示し、(a)は整流回路13の出力波形、(b)はコンパレータ回路20の出力波形、(c)は積分回路22の出力波形、(d)は第1ワンショットパルス回路24の出力、即ち特定歪み検出回路14の出力を示している。
突入電流が発生すると、特に大きな突入電流が発生すると電路電圧が図4(a)の電圧波形Vに示すように瞬間的に大きく低下し徐々に回復する。その結果、図4(b)に示すようにコンパレータ回路20は長時間に亘り「H」信号を出力し、第1積分回路22は図4(c)に示すように大きな積分波形Mを出力し、図4(d)に示すように第1ワンショットパルス回路24が信号N2を出力する。即ち、特定歪み検出回路14が、突入電流による電圧降下を特定歪み発生と判断してしまう。
一方、突入電流が発生した場合の突入電圧電出回路15の動作は以下の様である。図5は突入電圧検出回路15の要部の波形を示しており、この図5を参照して説明する。尚、図5において、(a)は整流回路13の出力波形、(b)は第2比較回路15a及び積分回路15bの出力波形、(c)は第3比較回路5cの出力波形をそれぞれ示している。
第2比較回路15aは、電路電圧の波高値を一定の電圧値(第3の閾値としての第2設定値)Th2と比較し、閾値Th2を越えたら図4(b)に示すように「H」の信号を出力し、それ以外では「L」の信号を出力する。第2設定値Th2は、突入電流により低下する電路電圧の最低値より大きな値に設定され、通常状態では「H」の信号を出力し、突入電流発生時は「H」を出力しない、即ち電路L3に突入電流が発生した場合のみ電路電圧のピーク値が第2設定値を超えないよう設定される。
この第2比較回路15aの出力を積分回路15bにおいて積分した波形が、第3比較回路15cにおいて更に一定の電圧値(第3設定値)Th3と比較され、電路電圧が正常でない場合に「H」の信号が出力されるのを確実に排除し、正常電圧状態では常時「H」の信号がB点に出力される。この結果、突入電流発生時は「H」の信号が出力されないことで、この状態を排除することが可能となる。
そして、第2ワンショットパルス回路16は、特定歪み検出回路14の出力、及び突入電圧検出回路15の出力を基に、双方が「H」の出力をした場合に「H」の信号を出力する。この結果、特定歪み検出回路14は上述したように突入電流発生時に「H」の信号を出力するが、突入電流検出回路15の出力が「L」であるため、出力信号は発生しない。
しかし、特定歪み検出回路14の出力、及び突入電圧検出回路15の出力の双方が「H」の信号を出力したら、出力回路9に起動信号(コード短絡発生信号)を出力し、出力回路9が電磁コイル8を駆動してプランジャ8aが引き外し動作する。その結果、開閉接点7が開動作して負荷3への電力の供給は停止される。
このように、整流回路13は電源回路17とは独立に設けられているため、コンデンサの影響を受けることが無く、出力する電圧波形を半周期毎に0ボルトに到達させることができる。よって、第2の閾値ELを0点近くに設けても特定歪み検出回路14が誤動作するようなことが無いため、高精度でコード短絡を検知することが可能となる。
また、第1の閾値EH及び第2の閾値ELは整流回路13の整流電圧から生成されるため、電路電圧の変動に合わせて変動するよう生成でき、常に電路電圧に対して所定の割合にでき、電圧変動が発生しても高精度の判定を継続できる。
更に、突入電流により瞬間的に電路電圧の大きな低下が発生してもコード短絡発生と誤検知する事態を排除するため、どのような環境でも高精度でコード短絡を検知することが可能となる。
そして、コード短絡が発生したらそれを検知して電路を遮断してコンセント出力を停止するので、コード短絡による火災発生を確実に防止できる。
尚、上記実施形態は、コード短絡検出回路11をコンセントに設けた場合を説明したが、分岐ブレーカ等の回路遮断に内蔵させても良いし、コンセントに接続して使用されるタップコンセントに内蔵させても良い。
また、コンセントに遮断機能を設けてコンセント装置とし、電路を遮断する構成としているが、コード短絡が発生したら音やLEDの発光で通知する構成としても良い。
更に、突入電流による電圧降下の判定を、第2比較回路15aによる検出に加えて第2積分回路15bを介して第3比較回路15cを更に加えて検出精度を上げているが、第2比較回路のみで判定することも可能である。
1・・コンセント装置、7・・開閉接点、9・・出力回路、11・・コード短絡検出回路、13・・整流回路、14・・特定歪み検出回路、15・・突入電圧検出回路、16・・第2ワンショットパルス回路(判定回路)、17・・電源回路、19・・平均値回路、20・・ウィンドウ・コンパレータ回路、23・・第1の比較回路(波形歪み判定回路)、24・・第1ワンショットパルス回路、EH・・第1の閾値、EL・・第2の閾値、Th2・・第3の閾値。

Claims (2)

  1. 負荷へ商用電力を供給する電路の電圧波形を入手して全波整流する整流回路と、
    前記整流回路の整流電圧波形から特定の波形歪みを検出する特定歪み検出回路と、
    前記整流回路の整流電圧波形から前記負荷の突入電流による電圧変化を検出する突入電圧検出回路と、
    コード短絡の発生を判定する判定回路と、
    前記電路から各回路へ電源を供給する前記整流回路と独立した電源回路とを有し、
    前記特定歪み検出回路が、電路電圧の波高値を下回る所定の第1の閾値及び前記第1の閾値より小さい第2の閾値と前記整流電圧波形とを比較し、前記整流電圧波形の瞬時値が前記2閾値の間にある状態を検出するウインドウコンパレータ回路と、
    前記整流回路の出力から前記2閾値を生成するための平均値回路と、
    前記2閾値の間にある時間が一定時間を超えたら波形歪み発生と判定する波形歪み判定回路とを備え、
    前記突入電圧検出回路が、電路電圧の波高値を下回る所定の第3の閾値と前記電圧波形とを比較する回路であって、
    前記判定回路は、前記特定歪み検出回路が波形歪み発生と判定し、且つ前記突入電圧検出回路が前記電圧波形のピーク値が前記第3の閾値より大きいと判定した場合にコード短絡発生と判断し、コード短絡発生信号を出力することを特徴とするコード短絡検出回路。
  2. 負荷が接続されるコンセントと、前記コンセントに商用電力を供給するための電路と、前記電路上に設けられて電路の開閉を行う開閉手段と、前記開閉手段を開動作させる遮断手段と、請求項1に記載のコード短絡検出回路と、前記コード短絡検出回路が出力するコード短絡発生信号を基に前記遮断手段を駆動する出力回路とを有することを特徴とするコンセント装置。
JP2013225669A 2013-10-30 2013-10-30 コード短絡検出回路及びコンセント装置 Active JP6165023B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013225669A JP6165023B2 (ja) 2013-10-30 2013-10-30 コード短絡検出回路及びコンセント装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013225669A JP6165023B2 (ja) 2013-10-30 2013-10-30 コード短絡検出回路及びコンセント装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015089228A JP2015089228A (ja) 2015-05-07
JP6165023B2 true JP6165023B2 (ja) 2017-07-19

Family

ID=53051486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013225669A Active JP6165023B2 (ja) 2013-10-30 2013-10-30 コード短絡検出回路及びコンセント装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6165023B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109884450B (zh) * 2019-03-19 2024-04-16 卡斯柯信号有限公司 一种检测应答器电缆状态的装置及方法
KR102369648B1 (ko) * 2019-08-16 2022-03-02 이정석 화재 사전 차단이 가능한 콘센트 모듈 및 이를 적용한 생산설비
JP7325044B2 (ja) * 2019-12-20 2023-08-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 開閉器システム、分電盤システム、制御方法、及びプログラム
CN113324853B (zh) * 2021-05-28 2024-08-13 中国建筑第八工程局有限公司 用于剪切变形检测装置及其检测方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0552777U (ja) * 1991-12-18 1993-07-13 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 ソレノイド負荷短絡検出回路
JP2001045652A (ja) * 1999-07-30 2001-02-16 Matsushita Electric Works Ltd アーク検出器
JP3771404B2 (ja) * 1999-11-26 2006-04-26 河村電器産業株式会社 配線用遮断器
JP2006302777A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Kawamura Electric Inc タップコンセント
JP2007248139A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Kawamura Electric Inc トラッキング短絡の検出方法
JP5683329B2 (ja) * 2011-03-07 2015-03-11 河村電器産業株式会社 コード短絡検出回路及びコンセント装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015089228A (ja) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8390964B2 (en) Protection apparatus and method for an isolated type power supply
JP6165023B2 (ja) コード短絡検出回路及びコンセント装置
JP5385688B2 (ja) 絶縁抵抗検出装置
KR20080095024A (ko) 컨버터 및 그 구동방법
CN107211499B (zh) 能够监测浪涌保护布置的使用的驱动器电路
JP5022668B2 (ja) Dc/dcコンバータ
US20140169050A1 (en) Blanking control circuit for controlling synchronous rectifier and method of controlling synchronous rectifier using the circuit
US20170062163A1 (en) Latching relay drive circuit
WO2018150876A1 (ja) アーク検出回路、開閉器システム、パワーコンディショナシステム及びアーク検出方法
TWI543505B (zh) Application of the input voltage detection circuit with parameter setting function in the power converter and its parameter setting and circuit protection method
JP5683329B2 (ja) コード短絡検出回路及びコンセント装置
JP6168491B2 (ja) 回路遮断器の不足電圧引き外し装置及び過電圧・不足電圧引き外し装置
US8531112B2 (en) LED driving circuit and protecting circuit thereof
JP2006246666A (ja) 空気調和機
US10845425B2 (en) Systems and methods for detecting switching circuitry failure
JP6211865B2 (ja) コード短絡検出回路及びコンセント装置
TWI555315B (zh) 電源供應裝置及電源處理方法
JP6058455B2 (ja) コード短絡検出回路、及びコンセント装置
TWI625032B (zh) 低相位突波保護器
JP2019198212A (ja) インバータ制御方法
JP2008060461A (ja) 電磁石駆動装置
KR102239083B1 (ko) 조명 장치 구동 회로 및 방법
JP6052674B2 (ja) Led点灯装置および、これを用いた照明器具,照明システム
TWI704737B (zh) 過功率保護電路、充電器及過功率保護方法
JP5587127B2 (ja) コード短絡検知回路及びコンセント装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6165023

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250