JP2013116289A - 医薬品用注射器 - Google Patents

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Abstract

【課題】医薬品用途に使用される注射器であって、内容量が少量であっても使用しやすい十分に長いストロークを有し、かつ、残留薬液が少ない注射器の提供。
【解決手段】医薬品用の注射器であって、薬液が充填される空間の総容量が0.5mL以下であり、薬液の射出に要するプランジャーロッドのストロークが20〜100mmの範囲であって、かつ、ピストンが、注射筒の本体部にある空間を超えて射出ノズル部の内部まで液密に摺動できる構造を有することを特徴とする医薬品用注射器。
【選択図】図1

Description

本発明は、医薬品用途に使用される注射器に関し、詳しくは、内容量が少量であっても使用しやすい十分に長いストロークを有し、かつ、残留薬液が少ない注射器に関する。
医薬品に使用される注射器は、その用途に応じて、容量や形状が変えられる。特に近年増加しているプレフィルドシリンジ(既充填注射器)は、製薬メーカーから販売される時点で注射器内に薬液が充填されているため、その薬液の投与に適した形状や容量に設計することができ、多様なものが提案されている。一方、近年、投与する医薬品の小容量化が進んでおり、それに伴って使用される注射器も小容量化に対応したものが要望されてきている。しかし、通常、注射器の小型化には生産上の制限があり、その製造は難しく、投与する医薬品の小容量化への対応を、例えば、1mLの薬液を収容するような場合には、3mL容量の注射器に、その満量の1/3だけ薬液を充填するようなことが行われている。
また、経済性の観点に加えて、投与量を、より正確なものにする目的で、医薬品の使用後における注射器内に残留する薬液を減らしたいという要望は以前からあり、それに関する提案も多くなされている。例えば、特許文献1では、使用できない薬液が入るデッドスペースを最小にするために、注射器筒内で使用するためのピストン状のストッパにおいて、ストッパ本体の先端に、先端方向を向いた円錐形の突出部とそれに沿って延びる少なくとも1本の不連続部(リブ等)とを設けた形状とすることを開示している。しかしながら、このような複雑な形状とした場合は、突出部が注射筒の先端に設けられた通路に確実に挿入されるとは限らず、動作不良が生じることが懸念される。また、本発明が対象とする総容量が0.5mL以下であるような極少容量の注射器用の場合には、ピストン自体が極小サイズであるため、ピストンを上記で提案されているような複雑な形状に成形加工することは困難であり、例え、通常のサイズにおいて良好な効果が得られたとしても、そのまま適用することができない等の問題がある。
特開平8−266624号公報
上記した状況下、今日の美容整形や眼科の治療に使用される注射器では、極少容量の薬液を多数回にわたって複数個所に注射するような使用方法が行われているが、特にそのような場合に、極少容量の薬液の投与を的確にできる使用し易い注射器が要望されている。このような要望に対し、本発明者らは詳細な検討をしていく過程で、下記の点に問題があると認識するに至った。上記の場合、現状では、例えば、先に述べたように、3mL容量の注射器に、その満量の1/3だけ薬液を充填したような方法で対応することも多い。しかし、このような方法で薬液を投与した場合、必然的に注射器が本来もっているピストンのストロークが短くなるため、プランジャーロッドを押し込むという感覚が希薄なものになり、また、ピストンの位置の変化を目視によって確認しようとしても、ピストンのストロークが短すぎて確認し難い場合さえ生じ、このことが、注射をした者に、確実に薬液の投与が行われたかについての大きな不安を与える原因となっていることを見出し、この点を改善することが重要であるとの認識をもつに至った。また、別の課題とし、投与する医薬品の小容量化に伴い、薬液の単位体積当たりの薬効が増加しており、投与量をより正確なものにするためには、投与後における薬液の残留量の問題は、従来にも増して重要になっている。さらに、医薬品の小容量化に伴い、薬液の単位体積当たりの単価が増加し、経済的な意味でも、従来にも増して使用後に注射器内に残留する薬液の量を減らすことへの要望が高くなっている。
従って、本発明は、上記したような、その内容量の極少量化に対応でき、従来の注射器では達成し得ない問題点を解決するためになされたものであり、より具体的には、内容量が少量でありながら、使用しやすい十分に長いストロークを有し、しかも、投与後に残留する薬液が極めて少ない注射器を提供することを本発明の目的とする。
上記の課題は、下記の本発明によって達成される。すなわち、本発明は、上記課題を解決するため、[1]注射筒とピストンとプランジャーロッドとを有する医薬品用の注射器であって、上記注射筒は、薬液が充填される空間を内部に有する円筒状の本体部分と、該本体部分の一方の端部に形成された、注射針を取り付けできる構造或いは注射針を一体的に取り付けた構造のいずれかを有する薬液を射出するための射出ノズル部と、他方の端部に形成された、ピストン及びプランジャーロッドを受け入れるための開口部と、該開口部の側端に続けて形成されたフランジ部とを有してなり、上記ピストンは、上記注射筒内部の空間を液密に摺動可能なものであり、上記プランジャーロッドは、一方の端部に上記ピストンを配置し、他方の端部にフランジが形成された構造のロッド状のものであり、上記注射筒における薬液が充填される空間の総容量が0.5mL以下であり、上記注射筒の射出ノズル部からの薬液の射出に要する上記プランジャーロッドのストロークが20〜100mmの範囲であって、かつ、上記ピストンが、上記注射筒の本体部にある空間を超えて上記射出ノズル部の内部まで液密に摺動できる構造を有することを特徴とする医薬品用注射器を提供する。
本発明によれば、医薬品用途に使用される注射器であって、内容量が少量であっても使用しやすい十分に長いストロークを有し、かつ残留薬液が少ない注射器が提供される。
本発明の注射器の一例を説明するための、その一部を断面図で示した概略図であり、プランジャーロッドを注射筒の開口部から注射筒の空間に入れた状態を示している。 本発明の別の一例の注射器の部分断面概略図である。 従来の注射器の断面概略図である。
次に、発明を実施するための最良の形態を示す図面を参照して、本発明をさらに詳しく説明する。図1に本発明の注射器の一例の概略図を示した。
図1に示したように、本発明の注射器1は、略円筒状の注射筒2、該注射筒2の内部に形成されている、薬液が充填される空間を液密に摺動可能な構造を有する略円柱状のピストン3、及び該ピストンを一方の端部(先端部)に配置させるロッド状のプランジャーロッド4を有して構成されている。以下、これらの部材について詳細に説明する。
図1に示した注射筒2は、円筒状の本体部21と、該本体部21の一方の端部(先端部)に形成された、注射針を取り付けできる構造或いは注射針を一体的に取り付けた構造のいずれかを有する薬液を射出するための射出ノズル部22と、他方の端部に形成された、ピストン及びプランジャーロッドを受け入れるための開口部23と該開口部23の側端に続けて形成されたフランジ部24とで構成されている。注射筒のフランジ部24は、開口部23の側端から15〜50mmの長さを有することが好ましい。また、本発明においては、例えば、図1に示したように、針が射出ノズル部22から不意に外れることを防ぐためのルアロック部27が射出ノズル部22の外周を取り囲むように形成されていることが好ましい。また、本発明の注射器は、その総容量が0.5mL以下であるため、プランジャーロッドが細いことから、本体部21とフランジ部24との接合部分に、図1に例示したように、本体補強部28が形成されていることが好ましい。
注射筒2には、その本体部21の内部に形成された薬液を充填するための空間(以下、本体部内腔211と呼ぶ)が設けられており、該注射筒の本体部内腔211内にプランジャーロッド4を押し込むことで生じる、該ロッド4の先端に配置したピストン3の動作によって、充填された薬液が射出ノズル部22に設けた射出口部25から射出される。本発明の注射器は、その注射筒における充填される薬液の総容量が0.5mL以下であることを要するため、本体部内腔211の内径は、従来の注射器よりも格段に小さく、また、通常の注射器に採用されている射出ノズルに関する規格であるISO594/1の射出ノズルの最小外径である約3.925mmよりも小さく設計されている。例えば、当該内径は、ピストンの外径よりもやや小さい1.0〜3.0mmであることが好ましい。また、当該内径は、均一径であることが好ましいが、成形の都合等の理由からフランジ側に向かって僅かに徐々に拡径するテーパー状であっても構わない。
また、図1に示したように、上記したような形状からなる本体部内腔211を有する注射筒2の本体部21は、射出ノズル部22に続いており、該射出ノズル部には、薬液を不図示の注射針を介して外部に射出するための射出口部25が設けられている。そして、図1に示した例では、該射出口部25の内側に、薬液を射出する方向にピストン3を摺動させた場合に、ピストン3が、射出口部25から脱落するのを防止するためにピストン3が進入できない縮径部29が形成されている。
すなわち、図1に示した例では、本体部内腔211における径と、射出ノズル部22に形成されている内腔(以下、射出ノズル部内腔221と呼ぶ)の径とが、射出口部25に近傍に設けられた上記縮径部29に至る位置まで、同一であり、ピストン3が、注射筒2の本体部にある空間(本体部内腔)を超えて射出ノズル部22の内部まで液密に摺動できる構造となっている。
図3に、従来の注射器の一例を示した。従来の注射器では、図3に示したように、その注射筒本体部内腔211の直径が射出ノズル部22の最小外径よりも大きいため、ピストン3が摺動し、その内部の薬液を射出することができる注射筒本体部内腔211と、ピストンが進入できずその中の薬液を射出することができない射出ノズル部内腔221とが明確に分かれて存在している。これに対し、本発明の注射筒では、図1に示したように、注射筒の本体部内腔211と射出ノズル部内腔221との間に、従来の注射器に見られたような段差等の境界が存在せず、ピストンが射出ノズル部内腔の縮径部29まで摺動することができる。このような構造をもつことから、本発明の注射器によれば、射出ノズル部内腔内までピストンのストローク(可動範囲)とすることができ、ストロークを長くとることができる。この結果、従来の注射器を用いて極少量の薬液を投与した場合には、投与できたか否かの確認が難しかったのに対し、本発明の注射器のプランジャーロッド4を操作した薬液の投与者は、投与していることを明確に実感でき、プランジャーロッド4の位置の変化によって薬液の投与の確認を目視によって明確にできるようになる。これに加えて、本発明の注射器を用いて極少量の薬液を投与した場合、ピストン3が、射出ノズル部の射出口部25の近傍に設けた縮径部29に至る位置まで液密に摺動する構造となっているので、注射筒2内に残留する薬液は、実質的にはこの縮径部29の内腔に残るだけとなるため、注射筒内の残留薬液を従来の注射器よりも圧倒的に少なくすることができる。
縮径部29の注射筒の軸方向に対する長さは0.2〜2.0mm程度とすることができ、好ましくは、0.5〜1.2mm程度とするとよい。また、縮径部29の内径は0.2〜1.2mm程度とすることができ、好ましくは、0.5〜1.0mm程度とするとよい。この部分の体積を本発明の一例である0.05mL用注射器(縮径部29の軸方向の長さ1.0mm、同内径0.8mm)で算出すると、その体積は、約0.50mm3であり、通常の小容量注射器(容量3mL、射出ノズル部22の長さ10.0mm、射出ノズル部内腔221の内径1.3mm)の同体積13.3mm3の1/26程度である。このことは、本発明の注射器によれば、投与後に注射筒内に残留する薬液の量を、従来の注射器に比べて圧倒的に少なくできることを意味する。本発明においては、プランジャーロッドでピストンを摺動させて薬液を射出し、射出を完了した際における注射筒内に残留する薬液量が10μL以下であることが好ましい。
注射筒2のフランジ側端部には、図1に示したように、ピストン3を本体部内腔211へ挿入する際の作業性を向上させる開口テーパー部26が形成されていることが好ましい。本発明の注射器は、総容量が0.5mL以下の極少容量のものであり、本体部内腔211の直径は、例えば、1.0〜3.0mmであるため、この開口テーパー部26によるピストン挿入の作業性の向上効果は、極めて大きなものになる。開口テーパー部の開口部分の直径はピストン直径の3〜5倍程度であることが好ましく、そのテーパー角は注射器の軸方向に対して5〜45度程度であることが好ましい。
図1に示した例では、薬液を射出するためのピストン3のストロークは、縮径部29の下端から開口テーパー部26の上端までである。本発明の注射器を用いて極少量の薬液を投与した場合のピストンのストロークは、内容量0.02〜0.5mLに対して、そのストロークが20〜100mmとなるよう設計することができる。
ピストン3は、図1に示したような円柱状のピストンの摺動面に3本のリブが等間隔に形成されたものでもよいし、リブのない円柱状のような形であっても構わない。通常、注射器用に使用されているピストンの形状であれば使用可能である。しかし、注射器自体がかなり小型化されており、ピストン自体も例えば、直径1.1〜3.5mm、長さ1.5〜3.0mm程度の大きさを要求されるため、そのような微小な形状でも歩留まりよく生産される形状であることが好ましい。
プランジャーロッド4は、一方の端部にピストンが配置され、他方の端部にプランジャーロッドを操作するためのプランジャーフランジ部42、及びこれらをつなぐ棒状(ロッド状)のプランジャー軸部41から構成されている。また、プランジャーロッドの強度を補完するために、プランジャー軸部41とプランジャーフランジ部42との結合部に補強部43が設けられていることが好ましい。プランジャーロッドも小型化されているため、同部分の強度を補い破損を防ぐためである。
なお、図1の例では、プランジャー軸部41は円柱形状に形成されている。プランジャー軸部41は、図示したような円柱形状でもよいし、従来注射器に使用されている断面十字形状等であっても構わない。
プランジャーフランジ部42は平板状であることが好ましいが、その形状は自由に設計できるものであり、平板円形状であることはもちろん、平板楕円形状、平板六角形等の多角形状とすれば、プランジャーロッドが平面上で転がってしまうことを防ぐことができ好ましい。また、その大きさは通常、プランジャーロッドの操作に使用する親指で操作がしやすいよう、直径が10〜30mm程度の円形またはその円に内接する多角形等とすることが好ましい。
図1に例示した注射器では、プランジャーフランジ部42との結合部に設けた補強部43は、ピストン係合部側からプランジャーフランジ部にかけて幅が徐々に増加する平板を90度間隔で4枚配置しているが、この形状に限定されるものではない。
ピストン3とプランジャーロッド4との接合は、従来の注射器で使用されている螺合方式や一体成形法式を採用することができる。しかし、本発明に使用するピストンやプランジャーロッドは非常に小さいものであることから、螺合方式ではその接合強度を確保することが一般に困難である。よって、ピストンとプランジャーロッドとを一体化したピストン兼プランジャーロッドを一材質で一体に成形する方法や、先に製造しておいた一方のピストンやプランジャーロッドを、他方のプランジャーロッドやピストンを成形する金型に挿入し、射出成形や圧縮成形で一体成形する方法で作製することが好ましい。
図2は、本発明の注射器の別の一例を示す概略図である。図2に例示した注射器は、注射針5が注射筒の射出ノズル部22に一体的に取り付けられている以外は、図1に示した注射器と同一の構成からなる。注射針5は、通常、ステンレス等の金属製であり、注射筒に取り付ける手段としては、注射筒2を射出成形するときに同時に金型に挿入され一体成形される方法や、注射筒2の成形後に接着剤等を使用して接着される方法等が知られている。図2に示した例では、射出口部25に注射針5が一体成形されている。そして、注射針5の針基側端部が射出口部25の内側に溶着一体化されているため、当該部分が、先に説明した縮径部と同じく、ピストン3の射出口部25からの脱落を防止する。したがって、図2に例示した注射器では、図1に例示した注射器の場合のように、縮径部29を別途設ける必要はない。
なお、この図2に示した例では、縮径部29の内腔がないかわりに、注射針5の内腔に残留薬液が生ずることとなり、図1の例よりも残留薬液が増えるようにも見える。しかし、図1の例の注射器も使用するときには別途注射針(不図示)を射出ノズル部22に装着する必要があり、いずれにしても注射針の針内腔の残留薬液は避けることができない。むしろ、図1に例示した注射器の場合は、注射針とノズル部22との接合部に、わずかながら空隙が生ずることが避けられないことが知られており、結果として、図2に例示した形態の注射器の方が、注射針の針内腔の残留薬液まで含めた残留薬液の量としては少なくなる。加えて、この図2の例の注射器は、使用時に別途注射針を装着する必要がないため即時の使用が可能であるという利点もある。
本発明の注射器を構成する注射筒2に使用される材料としては、合成樹脂が好ましく、通常、医療機器用途に使用されている環状オレフィン系樹脂や、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等を使用することができる。特に溶出特性、透明性、機械的強度等の面から、環状オレフィン系樹脂が好ましい。
本発明の注射器を構成するピストン3に使用される材料は、弾性体であって、従来医薬品用途に使用される注射器のピストンの材質として用いられるものを使用することができる。例えば、合成ゴムとしては、ブチルゴム(IIR)、塩素化ブチルゴム(CIIR)、臭素化ブチルゴム(BIIR)、部分架橋IIR、ポリブタジエンゴム(BR)、ポリイソプレンゴム(IR)、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合ゴム(EPDM)、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(SBR)、アクリルゴム(ACM)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)等、熱可塑性エラストマーとしては、例えば、ポリイソブチレン系熱可塑性エラストマー(SIBS)、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)系共重合体、スチレン−エチレンブチレン−スチレン(SEBS)系共重合体、スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)系共重合体等のスチレン系エラストマーや、エチレン−プロピレン−非共役ジエンモノマー(EPDM)系共重合体、エチレン−プロピレン(EPM)系共重合体などのオレフィン系エラストマーが挙げられる。これらのうち、ガスバリヤ性や溶出特性等から、ブチルゴムや塩素化ブチルゴム、ポリイソブチレン系エラストマーが好ましい。なお、ピストンの注射筒との摺動面、及び薬液と接する天面にPTFE等のフッ素樹脂フィルムをラミネートすることが好ましい。
本発明の注射器を構成するプランジャーロッド4に使用される材料としては、従来医薬品用途に使用される注射器のプランジャーロッドの材質として用いられるものを使用することができる。例えば、合成樹脂であって、ポリエチレン、ポリプロピレン等の汎用プラスチックである。また、ポリメチルペンテンや軟質ポリプロピレン等、比較的軟質な材料を使用することもでき、これらの材料を利用して、ピストンとプランジャーロッドとを一体化したピストン兼プランジャーロッドを作製して使用することもできる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
[実施例1]
環状オレフィン系樹脂(商品名;CZ樹脂、株式会社大協精工製)を使用して、表1に示した内径とストロークを有する図1に示した形状を有する注射筒2を作製した。注射筒2の本体部21の外径を4.2mmとし、ピストン3が、射出口部25から脱落するのを防止するための縮径部29の寸法を、長さ1.0mm、内径0.8mmとした。得られた注射筒に、塩素化ブチル系ゴムよりなり、その注射筒との摺動面及び接液面をPTFE樹脂フィルムでラミネートしてなるピストン3、及び当該ピストンと一体に成形されたポリプロピレン製プランジャーロッド4を組み合わせて、本実施例の試験用注射器1を作製した。
[実施例2〜6]
実施例1と同様にして、表1に示した内径とストロークを有する、図1(実施例2、4、6)及び図2(実施例3、5)に示した形状を有する注射筒をそれぞれ作製した。いずれの注射筒も実施例1と同様に、本体部の外径は4.2mmである。実施例2及び4の注射筒の縮径部の寸法は、実施例1と同様とした。実施例6の注射筒は、その縮径部の寸法の長さを2.0mmとした以外は実施例1の注射筒と同様とした。また、実施例3、5の注射筒は、図2に示したように、射出口部25に注射針5が一体成形されているが、ステンレス製針(29GTW相当)の寸法は、長さ25.0mm、内径0.2mmとした。そして、上記のようにして調製したそれぞれの注射筒に、実施例1で使用したのと同材料からなるラミネートピストン及びプランジャーロッドを組み合わせて、実施例2〜6の各試験用注射器を作製した。ただし、ピストンの外径とプランジャーロッドの長さは、それぞれ注射筒の寸法に合わせて変更した。
[比較例1、2]
実施例1と同様にして、表1に示した内径とストロークを有する図1に示した形状を有する注射筒を作製した。注射筒の本体部21の外径を4.2mmとし、縮径部29の寸法を、比較例1の注射筒では、長さ1.0mm、内径0.8mmとし、比較例2の注射筒では、長さ2.0mm、内径0.8mmとした。これらの注射筒に、実施例1で使用したと同材料からなるラミネートピストン及びプランジャーロッドを組み合わせて、試験用注射器を作製した。ただし、ピストンの外径とプランジャーロッドの長さは、それぞれ注射筒の寸法に合わせて変更した。
[比較例3、4]
実施例1における注射筒と同じ樹脂を使用して、表1に示した本体部内径とストロークを有する図3に示した従来の注射筒の形状を有する注射筒を作製した。いずれの注射筒2も、その外径を11.5mmとし、射出ノズル部の寸法を、長さ10mm、内径1.3mmとした。これらの注射筒に、実施例1で使用したと同材料からなるラミネートピストン及びプランジャーロッドを組み合わせて、試験用注射器を作製した。ただし、ピストンの外径とプランジャーロッドの長さは、それぞれ注射筒の寸法に合わせて変更した。
[射出量試験及び残留薬液試験]
上記で調製した各試験用注射器の外表面に、それぞれの注射器の容量の1/5ずつの等間隔で目盛りを5つ印刷し、注射器自体の重量を電子分析天秤(株式会社島津製作所製:AEG−320)で測定した。次に、注射器に、規定容量を20%超える程度の量の純水を、気泡を含まないように注意してそれぞれ充填し、その後、24時間静置して、規定容量を超えた純水がそれぞれ充填された試験用の注射器を用意した。用意した注射器をそれぞれに用いて、まず、ピストンの先端が最初の目盛りに到達するまでプランジャーロッドを押し込み、余分な純水を排出した。次に、各目盛りを注視しながら注射器内の水を重量測定用のバイアルに、1目盛りごとに射出し、その重量変化により1目盛り毎の射出量を電子分析天秤で測定した。また、射出完了後に注射器の重量を再び測定し、最初に測定しておいた注射器自体の重量との差から残留薬液の量を算出した。その結果を表1に示した。
Figure 2013116289
Figure 2013116289
表1に示したように、実施例1〜6の注射器ではいずれも、5回に分けて射出した各目盛毎の射出量のばらつきが少なく、精度よく正確な量の射出ができることが確認された。また、実施例の注射器では、残留薬液の量も、従来形状の比較例3、4の注射器による場合と比較して、その量が激減することが確認された。このことは、本実施例の注射器によれば、従来の注射器と比較して経済的にも優れる薬液の投与が可能になることを確認した。
本発明によれば、近年の総容量が0.5mL以下という極少容量の薬液の投与を的確にできる使用し易い注射器の要望に対し、薬液を投与する場合におけるピストンの移動が、十分に長いストロークを有し、この結果、薬液の単位体積当たりの薬効の増加によって、より大きな問題となっている投与量の正確性を担保でき、しかも、薬液の単位体積当たりの単価の増加に対し、より残留薬液を少なくできる注射器の提供が可能になるので、その活用が期待される。
1:注射器
2:注射筒
3:ピストン
4:プランジャーロッド
5:注射針
21:本体部
22:射出ノズル部
23:開口部
24:フランジ部
25:射出口部
26:開口テーパー部
27:ルアロック部
28:本体補強部
29:縮径部
41:プランジャー軸部
42:プランジャーフランジ部
43:補強部
211:本体部内腔
221:射出ノズル部内腔

Claims (6)

  1. 注射筒とピストンとプランジャーロッドとを有する医薬品用の注射器であって、
    上記注射筒は、薬液が充填される空間を内部に有する円筒状の本体部分と、該本体部分の一方の端部に形成された、注射針を取り付けできる構造或いは注射針を一体的に取り付けた構造のいずれかを有する薬液を射出するための射出ノズル部と、他方の端部に形成された、ピストン及びプランジャーロッドを受け入れるための開口部と、該開口部の側端に続けて形成されたフランジ部とを有してなり、
    上記ピストンは、上記注射筒内部の空間を液密に摺動可能なものであり、
    上記プランジャーロッドは、一方の端部に上記ピストンを配置し、他方の端部にフランジが形成された構造のロッド状のものであり、
    上記注射筒における薬液が充填される空間の総容量が0.5mL以下であり、
    上記注射筒の射出ノズル部からの薬液の射出に要する上記プランジャーロッドのストロークが20〜100mmの範囲であって、かつ、上記ピストンが、上記注射筒の本体部にある空間を超えて上記射出ノズル部の内部まで液密に摺動できる構造を有することを特徴とする医薬品用注射器。
  2. 前記プランジャーロッドで前記ピストンを摺動させて薬液を射出し、射出を完了した際における注射筒内に残留する薬液量が10μL以下である請求項1に記載の医薬品用注射器。
  3. 前記射出ノズル部に、注射針を固定するためのルアロック部が形成されている請求項1又は2に記載の医薬品用注射器。
  4. 前記注射筒のフランジ部が、前記開口部の側端から15〜50mmの長さを有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の医薬品用注射器。
  5. 前記プランジャーロッドと前記ピストンとが、一体化して成形されている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の医薬品用注射器。
  6. 前記注射筒が、環状オレフィン系樹脂で形成されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の医薬品用注射器。
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