JP2013113167A - 内燃機関のカバー構造 - Google Patents
内燃機関のカバー構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013113167A JP2013113167A JP2011258262A JP2011258262A JP2013113167A JP 2013113167 A JP2013113167 A JP 2013113167A JP 2011258262 A JP2011258262 A JP 2011258262A JP 2011258262 A JP2011258262 A JP 2011258262A JP 2013113167 A JP2013113167 A JP 2013113167A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rib
- internal combustion
- combustion engine
- oil
- engine body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims abstract description 41
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims abstract description 33
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims description 21
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract description 8
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 138
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
【解決手段】エンジンEのカバー構造は、エンジン本体10との間でタイミングトレーン室Sを形成してタイミングトレーン機構20を覆うチェーンケース30を備える。チェーンケース30は、側縁部31,32に設けられ、エンジン本体10に締結されるボルト挿通孔31a,31bと、壁部33からエンジン本体10に向けて突出し、タイミングトレーン機構20を潤滑する潤滑油が滞留する凹部30Aを有する可変バルブ用ボス部36及び第2オイル通路用ボス部38と、壁部33からエンジン本体10に向けて突出し、少なくとも凹部30Aの上方に設けられた第1リブ41と、有する。
【選択図】図3
Description
図1(a)及び(b)に示すように、エンジンEは、例えば、車体に横置きされたDOHC形式の直列型エンジンである。エンジンEは、エンジン本体10と、タイミングトレーン機構20と、チェーンケース30と、を主に備える。
エンジン本体10は、図2に示すように、シリンダブロック11と、ロアブロック12と、シリンダヘッド13と、ヘッドカバー14と、オイルパン15と、を有する。
シリンダブロック11は、図示は省略するが、主にシリンダボアとクランクケースとを構成する部材である。シリンダブロック11の内部には、ピストン、コンロッド、クランクシャフト16等が収容される。
ロアブロック12は、シリンダブロック11と共にクランクケースを構成する部材であり、シリンダブロック11の下方に配置される。クランクシャフト16の端部は、シリンダブロック11の側壁11aとロアブロック12の側壁12aとの間に回転可能に挟持される。
シリンダヘッド13は、シリンダブロック11と共に燃焼室を構成する部材であり、シリンダブロック11の上方に配置される。シリンダヘッド13の内部には、図示は省略するが、燃焼室に連通する吸気ポート及び排気ポートが形成されると共に、吸気ポート及び排気ポートを開閉するための吸気バルブ及び排気バルブやロッカアーム等が配置される。また、シリンダヘッド13の上方には、2本のカムシャフト17が配置される。カムシャフト17は、吸気側カムシャフト18及び排気側カムシャフト19を構成する。吸気側カムシャフト18及び排気側カムシャフト19は、互いに軸方向が平行となるように並設される。
ヘッドカバー14は、シリンダヘッド13の上部を閉塞して動弁室を構成する蓋状の部材であり、シリンダヘッド13の上方に配置される。吸気側カムシャフト18及び排気側カムシャフト19の端部は、ヘッドカバー14の側壁14aに回転可能に固定される。
オイルパン15は、エンジンE内の各部を潤滑して落下してくるオイルを受け止めるための部材であり、ロアブロック12の下方に配置される。オイルパン15の内部には、エンジンE内の各部にオイルを圧送するためのオイルポンプ15aが配置される。オイルポンプ15aのポンプ駆動軸15bの一端側は、オイルパン15の側壁15cから突出している。
タイミングトレーン機構20は、クランクシャフト16の回転力をポンプ駆動軸15bとカムシャフト17とに伝達する機構である。
タイミングトレーン機構20は、クランクスプロケット21と、カムスプロケット22A,22Bと、オイルポンプ用スプロケット23と、カム用タイミングチェーン24と、オイルポンプ用タイミングチェーン25と、可動シュー26Aと、第1固定シュー26Bと、第2固定シュー26Cと、第1油圧式テンショナ装置27と、シュー28と、第2油圧式テンショナ装置29と、を主に備える。
駆動輪であるクランクスプロケット21は、エンジン本体10の側面から突出したクランクシャフト16の一端側に固定され、クランクシャフト16と一体的に回転可能に構成された歯車部材である。クランクスプロケット21は、径の大きい第1ギア部21aと、径の小さい第2ギア部21bと、を備える。第1ギア部21aは、第2ギア部21bよりもエンジン本体10側に配設される。なお、本実施形態では、クランクスプロケット21(クランクシャフト16)は、図2における時計回り方向に回転する。
従動輪であるカムスプロケット22A,22Bは、エンジン本体10の側面から突出した2本のカムシャフト17の一端側に夫々固定され、カムシャフト17と一体的に回転可能に構成された歯車部材である。カムスプロケット22Aは、吸気側カムシャフト18に連結され、カムスプロケット22Bは、排気側カムシャフト19に連結される。カムスプロケット22A,22Bの回転に伴って、吸気側カムシャフト18及び排気側カムシャフト19が回転することにより、吸気バルブ及び排気バルブが所定のタイミングで開閉する。
タイミングチェーンたるカム用タイミングチェーン24は、クランクシャフト16の回転力をカムシャフト17に伝達する無端状のチェーンであり、クランクスプロケット21の第2ギア部21bとカムスプロケット22A,22Bとの間に掛け渡される。
摺接部材たる可動シュー26Aは、カム用タイミングチェーン24の緩み側(図2の左側)に摺接し、カム用タイミングチェーン24をガイドする弓状の長尺部材である。可動シュー26Aは、上端側がシリンダヘッド13の側壁13aに揺動自在に固定される。可動シュー26Aの下端側は、第1油圧式テンショナ装置27によってカム用タイミングチェーン24に向かって付勢される。
第1固定シュー26Bは、カム用タイミングチェーン24の張り側の部位(図1の右側の部位)に摺接し、カム用タイミングチェーン24をガイドする直線状の長尺部材である。第1固定シュー26Bは、シリンダブロック11の側壁11a及びシリンダヘッド13の側壁13aに跨って複数のボルトB,Bで固定される。
第2固定シュー26Cは、カムスプロケット22A,22Bの上方に配置され、カム用タイミングチェーン24に摺接し、カム用タイミングチェーン24をガイドする直線状の部材である。第2固定シュー26Cは、ヘッドカバー14に固定される。
第1油圧式テンショナ装置27は、可動シュー26Aをカム用タイミングチェーン24に向かって付勢することにより、カム用タイミングチェーン24の張力を略一定に調節する装置である。第1油圧式テンショナ装置27は、可動シュー26Aに当接する当接部27aと、ロアブロック12の側壁12aに固定されたハウジング27bと、ハウジング27bから突出して当接部27aを押圧するプランジャ27cと、を有する。
オイルポンプ用スプロケット23は、オイルパン15の側壁15cから突出したポンプ駆動軸15bに固定された歯車部材である。この場合、オイルポンプ用スプロケット23の回転に伴ってポンプ駆動軸15bが回転することにより、オイルポンプ15aが駆動し、高圧のオイルがオイル供給通路(図示省略)を通ってエンジン本体10内の各所に供給される。
オイルポンプ用タイミングチェーン25は、クランクシャフト16の回転力をポンプ駆動軸15bに伝達する無端状のチェーンであり、クランクスプロケット21の第1ギア部21aとオイルポンプ用スプロケット23との間に掛け渡される。
シュー28は、オイルポンプ用タイミングチェーン25の緩み側(図2の右側)に当接する部材である。シュー28の下端部は、第2油圧式テンショナ装置29に揺動自在に固定される。
第2油圧式テンショナ装置29は、シュー28をオイルポンプ用タイミングチェーン25に向かって付勢することにより、オイルポンプ用タイミングチェーン25の張力を略一定に調節する装置である。第2油圧式テンショナ装置29は、ロアブロック12の側壁12aに固定されたハウジング29aと、ハウジング29aから突出してシュー28を押圧するプランジャ29bと、ハウジング29aに形成される中空部(図示省略)に収容されるリリーフバルブ29cと、を備える。
図1に戻り、カバー部材たるチェーンケース30は、エンジン本体10の一側面に固定されており、カム用タイミングチェーン24を外側から覆う部材である。すなわち、チェーンケース30は、エンジン本体10との間でタイミングトレーン室S(図1(b)参照)を形成し、カム用タイミングチェーン24を覆っている。
チェーンケース30は、図3及び図4に示すように、断面視コ字状を呈する部材であって、幅方向(前後方向)に互いに離間する一対の側縁部31,32と、側縁部31,32を繋ぐ壁部33と、を主に備える。
側縁部31,32は、壁部33の幅方向両端部からエンジン本体10に向けて突出して形成され、エンジン本体10に当接固定される部分である。側縁部31,32には、その延在方向に沿って、複数のボルト挿通孔31a,32aが間隔を空けて貫通して形成される。側方締結部たるボルト挿通孔31a,32aは、エンジン本体10のボルト挿通孔10a(図2参照)に対応する位置に設けられる。
図5は、チェーンケース30の一部省略正面図である。
壁部33は、図3及び図5に示すように、油圧制御弁取付部34と、第1オイル通路用ボス部35と、可変バルブ用ボス部36と、ストレーナー取付部37と、第2オイル通路用ボス部38と、第1締結用ボス部39a−第3締結用ボス部39cと、複数のリブ40,40と、を主に有する。
油圧制御弁取付部34は、図5に示すように、壁部33の外面33aの上部側であって、側縁部32の近傍に設けられ、油圧制御弁(図示省略)が取り付けられる部分である。油圧制御弁取付部34は、壁部33の外面33aから所定長だけ突出して形成される。油圧制御弁取付部34には、3つの円形状の孔部34a−34cが貫通して形成される。孔部34aは、油圧制御弁のオイル供給路に連通し、孔部34bは、油圧制御弁のオイル排出路に連通し、孔部34cは、油圧制御弁のドレン部に連通する。
図6は、図3の第1オイル通路用ボス部35の周辺を示す部分拡大斜視図である。
図6に示すように、第1オイル通路用ボス部35は、壁部33の内面(エンジン本体10に対向する面)33bからエンジン本体10へ所定長だけ突出して形成される。第1オイル通路用ボス部35の突出端面は、エンジン本体10の一側面に当接する。
第1オイル通路用ボス部35は、オイル供給用ボス部35aと、オイル排出用ボス部35bと、から構成される。
図7は、図3の可変バルブ用ボス部36及び第2オイル通路用ボス部38の周辺を示す部分拡大斜視図である。
図7に示すように、本体部たる可変バルブ用ボス部36は、可変バルブタイミング機構を制御する制御弁(図示省略)が挿入される略卵状の孔部36dを有する部分である。可変バルブ用ボス部36は、壁部33の上部側であって、幅方向中央部に設けられる。可変バルブ用ボス部36は、壁部33の内面33bからエンジン本体10へ所定長だけ突出して形成された外縁部36aと、孔部36dの開口縁からエンジン本体10へ所定長だけ突出して形成された内縁部36bと、を有する。外縁部36a及び内縁部36bの突出端面は、エンジン本体10の一側面に当接する。外縁部36a及び内縁部36bの間には、溝部36cが壁部33の外面33aに向けて凹設して形成される。なお、制御弁は、可変バルブ用ボス部36の孔部36dを介して、シリンダヘッド13(図2参照)に取り付けられる。
第2オイル通路用ボス部38は、図7に示すように、可変バルブ用ボス部36に対し後斜め下側に所定間隔離間して設けられたオイル供給用ボス部38aと、オイル供給用ボス部38aと可変バルブ用ボス部36とを連結するオイル戻り用ボス部38bと、を有する。
本実施形態では、図7及び図8に示すように、第2オイル通路用ボス部38の外縁部38a1,38b1及び可変バルブ用ボス部36の外縁部36aは、一体的に連続して(一筆書き状に)形成される。また、第2オイル通路用ボス部38の溝部38a3,38b3及び可変バルブ用ボス部36の溝部36cは、一体的に連続して形成され、これらの溝部38a3,38b3,36cには、単一のシール部材43が装着(嵌合)される。
図9は、図5のストレーナー取付部37の周辺を示す部分拡大斜視図である。
図9に示すように、ストレーナー取付部37は、可変バルブ用ボス部36の下方に設けられ、ストレーナー(図示省略)が取り付けられる部分である。ストレーナー取付部37は、壁部33の外面33aから所定長だけ突出して形成される。ストレーナー取付部37には、所定の容積を有する略四角筒状の凹部37a及び円筒状の孔部37bが形成される。凹部37a及び孔部37bは、ストレーナーに連通する。
図5及び図10に示すように、第2オイル通路用ボス部38の凹部38a4は、ストレーナー取付部37の凹部37aに対し幅方向に位置をずらして設けられる。凹部38a4及び凹部37aの間には、図10に示すように、連通路33cが形成される。連通路33cの一端は、凹部38a4の側面に開口する一方、他端は、凹部37aの底面に開口する。
中央締結部たる第1締結用ボス部39a−第3締結用ボス部39cは、図7に示すように、エンジン本体10の一側面にボルト(図示省略)で固定される円筒状の部分である。各締結用ボス部39a−39cは、壁部33の内面33bからエンジン本体10へ所定長だけ突出して形成され、その突出端面がエンジン本体10の一側面に当接する。各締結用ボス部39a−39cは、可変バルブ用ボス部36及び第2オイル通路用ボス部38の周囲に互いに間隔を空けて設けられる。詳しくは、第1締結用ボス部39aは、可変バルブ用ボス部36の前方に配置される。第2締結用ボス部39bは、第1締結用ボス部39aに対し後斜め下方に所定間隔離間して設けられ、オイル供給用ボス部38aの後斜め上方に配置される。第3締結用ボス部39cは、第1締結用ボス部39a及び第2締結用ボス部39bの間で、かつこれらに対し前斜め下方又は後斜め下方に所定間隔離間して設けられ、第2オイル通路用ボス部38の下方に配置される。
リブ40は、図3及び図4に示すように、壁部33の内面33bからエンジン本体10へ突出しており、シリンダ軸線方向、直交方向、上下方向、及び前後方向等に沿って複数形成される。
リブ40は、第1リブ41と、第2リブ42と、を主に有する。
第1リブ41は、図7及び図8に示すように、上リブ部41aと、後側下リブ部41bと、前側下リブ部41cと、を有する。
図12に示すように、壁部33に沿って流れてきたオイルが上リブ部41aの下端部41a2に達すると、下端部41a2を伝って第2締結用ボス部39bに向かって流れる。
そして、図11に示すように、オイルが第2リブ42に達すると、第2リブ42を伝ってクランクスプロケット21、カム用タイミングチェーン24、及びオイルポンプ用タイミングチェーン25(図2参照)の噛み合い部に向かって流れる。
そして、図11に示すように、オイルが第2リブ42に達すると、第2リブ42を伝ってクランクスプロケット21、カム用タイミングチェーン24、及びオイルポンプ用タイミングチェーン25の噛み合い部に向かって流れる。
特に、本実施形態では、第1リブ41は、可変バルブ用ボス部36及び第2オイル通路用ボス部38の周囲を囲むように配置されるため、凹部30Aを含む可変バルブ用ボス部36及び第2オイル通路用ボス部38におけるオイルの滞留をより一層抑制できる。
特に、本実施形態では、各締結用ボス部39a−39cの間は、第1リブ41及びシール部材43の一部によって連結されることにより、第1リブ41とシール部材43の一部とが隣接して配置されるため、より一層良好なシール性を確保できる。
S タイミングトレーン室
10 エンジン本体(内燃機関本体)
20 タイミングトレーン機構
30 チェーンケース(カバー部材)
30A 凹部(潤滑油滞留部)
31 側縁部
31a ボルト挿通孔(側方締結部)
32 側縁部
32a ボルト挿通孔(側方締結部)
33 壁部
33b 内面
36 可変バルブ用ボス部(突出部、本体部)
38 第2オイル通路用ボス部
38a オイル供給用ボス部(突出部、本体部)
38b オイル戻り用ボス部(連結部)
39a 第1締結用ボス部(中央締結部)
39b 第2締結用ボス部(中央締結部)
39c 第3締結用ボス部(中央締結部)
40 リブ
41 第1リブ
41a 上リブ部
41a1 上端部
41a2 下端部
41b 後側下リブ部
41b1 上端部
41b2 下端部
41c 前側下リブ部
41c1 上端部
41c2 下端部
42 第2リブ
43 シール部材
Claims (6)
- 内燃機関本体の一側壁に設けられたタイミングトレーン機構と、前記内燃機関本体との間でタイミングトレーン室を形成して前記タイミングトレーン機構を覆うカバー部材と、を備えた内燃機関のカバー構造であって、
前記カバー部材は、
互いに離間する一対の側縁部に設けられ、前記内燃機関本体に締結される側方締結部と、
前記一対の側縁部を繋ぐ壁部の内面から前記内燃機関本体に向けて突出し、前記タイミングトレーン機構を潤滑する潤滑油が滞留する潤滑油滞留部を有する突出部と、
前記壁部の内面から前記内燃機関本体に向けて突出し、少なくとも前記潤滑油滞留部のシリンダ軸線方向上方に設けられた第1リブと、
を有することを特徴とする内燃機関のカバー構造。 - 前記突出部は、所定間隔離間して設けられた複数の本体部と、前記本体部の間を連結する連結部と、を有し、
前記潤滑油滞留部は、前記本体部及び前記連結部の上部に形成され、
前記第1リブは、前記本体部及び前記連結部の周囲を囲むように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のカバー構造。 - 前記第1リブのうち、前記潤滑油滞留部のシリンダ軸線方向上方に設けられる部分は、前記一対の側縁部のいずれか一方に向かって下り傾斜し、かつ略直線状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関のカバー構造。
- 前記突出部の突出端面は、前記内燃機関本体の一側壁に当接しており、
前記カバー部材は、前記突出部と前記内燃機関本体との間に設けられるシール部材を更に有し、
前記シール部材は、前記第1リブの近傍に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関のカバー構造。 - 前記カバー部材は、前記壁部に設けられ、前記内燃機関本体に締結される複数の中央締結部を更に有し、
前記中央締結部は、前記突出部の周囲に互いに所定間隔離間して設けられ、
前記中央締結部の間は、前記第1リブと前記シール部材の少なくとも一部とによって連結されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の内燃機関のカバー構造。 - 前記カバー部材は、前記壁部の内面から前記内燃機関本体に向けて突出し、シリンダ軸線方向に沿って延在する第2リブを更に有し、
前記第1リブは、略逆三角形状に形成され、下端部が前記第2リブに連結されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の内燃機関のカバー構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011258262A JP5592866B2 (ja) | 2011-11-25 | 2011-11-25 | 内燃機関のカバー構造 |
US13/683,553 US8714124B2 (en) | 2011-11-25 | 2012-11-21 | Cover structure for internal combustion engine |
CN201210488686.4A CN103133172B (zh) | 2011-11-25 | 2012-11-26 | 内燃机的罩结构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011258262A JP5592866B2 (ja) | 2011-11-25 | 2011-11-25 | 内燃機関のカバー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013113167A true JP2013113167A (ja) | 2013-06-10 |
JP5592866B2 JP5592866B2 (ja) | 2014-09-17 |
Family
ID=48708944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011258262A Expired - Fee Related JP5592866B2 (ja) | 2011-11-25 | 2011-11-25 | 内燃機関のカバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5592866B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015040553A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の潤滑構造 |
JP2016160833A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7101477B2 (ja) | 2017-12-27 | 2022-07-15 | 株式会社Lixil | 二重サッシ |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0874597A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-19 | Suzuki Motor Corp | 内燃機関のチェーンカバー装置 |
JP2004518844A (ja) * | 2001-02-17 | 2004-06-24 | ドクトル インジエニエール ハー ツエー エフ ポルシエ アクチエンゲゼルシヤフト | シリンダクランクケーシングを備えた内燃機関 |
JP2005042587A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関のシリンダヘッド構造 |
JP2007138960A (ja) * | 2007-02-28 | 2007-06-07 | Honda Motor Co Ltd | ケース部材の取付構造 |
JP2008175153A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Suzuki Motor Corp | 可変バルブタイミング機構付エンジン |
JP2009197780A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-09-03 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のカバー体 |
JP2010285943A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Suzuki Motor Corp | エンジンのチェーンケース構造 |
-
2011
- 2011-11-25 JP JP2011258262A patent/JP5592866B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0874597A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-19 | Suzuki Motor Corp | 内燃機関のチェーンカバー装置 |
JP2004518844A (ja) * | 2001-02-17 | 2004-06-24 | ドクトル インジエニエール ハー ツエー エフ ポルシエ アクチエンゲゼルシヤフト | シリンダクランクケーシングを備えた内燃機関 |
JP2005042587A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関のシリンダヘッド構造 |
JP2008175153A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Suzuki Motor Corp | 可変バルブタイミング機構付エンジン |
JP2007138960A (ja) * | 2007-02-28 | 2007-06-07 | Honda Motor Co Ltd | ケース部材の取付構造 |
JP2009197780A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-09-03 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のカバー体 |
JP2010285943A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Suzuki Motor Corp | エンジンのチェーンケース構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015040553A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の潤滑構造 |
JP2016160833A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5592866B2 (ja) | 2014-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7261079B2 (en) | Oil strainer support structure in engine | |
US8714124B2 (en) | Cover structure for internal combustion engine | |
US7267094B2 (en) | Lubrication system of small vehicle engine | |
US20060157004A1 (en) | Engine for motorcycle | |
JP5592866B2 (ja) | 内燃機関のカバー構造 | |
JP6244218B2 (ja) | エンジンの動弁系駆動装置 | |
JP5566989B2 (ja) | 内燃機関のカバー構造 | |
JP4953901B2 (ja) | 水冷式内燃機関のオイル冷却装置 | |
KR100890744B1 (ko) | 내연 기관 | |
JP5725931B2 (ja) | 油圧テンショナ | |
US7891328B2 (en) | Lubricating system for valve operating system | |
JP2015090149A (ja) | エンジンおよびそれを備えた鞍乗型車両 | |
JP5086202B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP5119029B2 (ja) | エンジン | |
JP6227485B2 (ja) | 内燃機関のカバー構造 | |
JP5329354B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP4628377B2 (ja) | 燃料噴射ポンプ潤滑構造 | |
JP5890357B2 (ja) | 内燃機関の潤滑構造 | |
JP6383094B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP6029705B2 (ja) | 内燃機関におけるクランク室からのオイル排出構造 | |
JP6172675B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP5315166B2 (ja) | エンジンにおける給油構造 | |
JP2012137044A (ja) | エンジン用チェーンケースの固定構造 | |
JP3689249B2 (ja) | テンショナ装置の油路構造 | |
JP2017172513A (ja) | カムチェーンガイド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131015 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140624 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140703 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140722 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5592866 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |