JP2017172513A - カムチェーンガイド - Google Patents

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Koichiro Matsushita
耕一朗 松下
宏次 松井
Koji Matsui
宏次 松井
大野 直人
Naoto Ono
直人 大野
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Abstract

【課題】クランクシャフトと平行な一対のカムシャフトを備える内燃機関において、カムチェーンガイドにより、下流側のカムスプロケットとカムチェーンとの噛み合い部への十分なオイル供給を可能とする。【解決手段】内燃機関1のクランクシャフト11とそれに平行に配置された一対の上流側、下流側カムシャフト2i,2eとに掛け回され、クランクシャフトの駆動力を一対のカムシャフトへ伝達するカムチェーン4を、一対のカムシャフトにそれぞれ設けられた上流側、下流側カムスプロケット21i,21eの間でガイドするカムチェーンガイド7において、カムチェーンガイドは、カムチェーンを上方から覆うように内燃機関のシリンダヘッド13上に立設され、カムチェーンガイドの外側には、その周囲を流れるオイルを集めるオイル捕集部75が設けられ、内側には、捕集したオイルを下流側カムスプロケットへ給油するオイル給油部76が設けられた。【選択図】図2

Description

本発明は、一対の上流側、下流側カムスプロケットの間のカムチェーンガイドに関する。
DOHC(ダブル・オーバーヘッド・カムシャフト)式の内燃機関において、カムシャフトに設けられたカムスプロケットからのカムチェーンの脱落や、歯飛びを防止するために、カムチェーンガイドを設けたものが、例えば下記特許文献1に示されている。
しかしながら、下記特許文献1に示されたものにおいては、カムチェーンが1番目に噛み合う上流側のカムシャフトのカムスプロケットにおいて、カムチェーンが保持していたオイルが遠心力で飛ばされるため、カムチェーンが2番目に噛み合う下流側のカムシャフトのカムスプロケットとの噛み合い部ではオイル給油が不足する場合がある。
特開平9−273429号公報(図1〜図5)
上記従来技術に鑑み、本願発明は、クランクシャフトと平行に配置されたカムチェーンの走行方向に対して上流側、下流側となる一対のカムシャフトを備える内燃機関、例えばDOHC式の内燃機関において、カムチェーンガイドにより、オイルを積極的に下流側のカムスプロケット側に誘導することで下流側のカムスプロケットとカムチェーンとの噛み合い部への十分なオイル供給を可能とするカムチェーンガイドを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、内燃機関のクランクシャフトと同クランクシャフトに平行に配置された一対の上流側、下流側カムシャフトとに掛け回され、前記クランクシャフトの駆動力を前記上流側、下流側カムシャフトへ伝達する無端のカムチェーンを、前記上流側、下流側カムシャフトにそれぞれ設けられた上流側、下流側カムスプロケットの間でガイドするカムチェーンガイドにおいて、
前記カムチェーンガイドは、前記カムチェーンを上方から覆うように前記内燃機関のシリンダヘッド上に立設され、前記カムチェーンガイドの外側には、同カムチェーンガイドの周囲を流れるオイルを集めるオイル捕集部が設けられ、前記カムチェーンガイドの内側には、前記オイル捕集部にて捕集したオイルを前記下流側カムスプロケットへ給油するオイル給油部が設けられたことを特徴とするカムチェーンガイドである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカムチェーンガイドにおいて、前記オイル捕集部と前記オイル給油部との間には前記オイル捕集部で捕集されたオイルを前記カムチェーンガイドの内側に通過させるための第1の開口部が設けられたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のカムチェーンガイドにおいて、前記内燃機関のヘッドカバーの内面に向けた延出部によって構成されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のカムチェーンガイドにおいて、前記カムチェーンガイドは板状部材を成形した本体部を有し、前記延出部は同本体部の上面の一部が切り起されて前記ヘッドカバーの内面に向けて立ち上げられた第1の舌片で形成され、前記本体部は同第1の舌片の立ち上げによって生じた第2の開口部を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のカムチェーンガイドにおいて、前記カムチェーンガイドの前記延出部は、前記ヘッドカバーの内面に当接しないように延出したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のカムチェーンガイドにおいて、前記カムチェーンガイドにおいて前記オイル給油部は、前記下流側カムスプロケットの上端より下方且つ前記下流側カムシャフトの軸線よりも上方に設けられると共に、前記下流側カムスプロケットの回転方向において、同下流側カムスプロケットと前記カムチェーンとの噛み合い部よりも手前で前記下流側カムスプロケットへ給油するように配置されたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のカムチェーンガイドにおいて、前記カムチェーンガイドは板状部材を成形した本体部を有し、前記オイル給油部は前記下流側カムスプロケットと対峙する前記本体部の側面の一部が切り起されて前記下流側カムスプロケットに向けて立ち上げられた第2の舌片で形成され、前記本体部は同第2の舌片の立ち上げによって生じた第3の開口部を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明のカムチェーンガイドによれば、カムチェーンガイドにオイル捕集部を設け、オイル捕集部にて捕集したオイルを、下流側カムスプロケットへ供給するオイル給油部を設けることで、下流側カムスプロケットを介して下流側カムスプロケットとカムチェーンとの噛み合い部に積極的なオイル供給をすることができ、カムチェーンに十分なオイル量を保持させることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、カムチェーンガイドのオイル捕集部とオイル給油部との間に第1の開口部が設けられたことで、オイル捕集部で捕集されたオイルがカムチェーンガイドの内側に設けられたオイル給油部に供給され易くなり、カムチェーンガイドの内側に位置している下流側カムスプロケットへの給油が容易になる。
請求項3の発明によれば、請求項1または請求項2の発明の効果に加え、オイル捕集部をカムチェーンガイドの上面において内燃機関のヘッドカバーの内面に向けた延出部で構成したことで、内燃機関のヘッドカバーの内面を流れるオイルを積極的に捕集してカムチェーンガイドへ流すことができる。
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の効果に加え、延出部がカムチェーンガイドの本体部の一部を切り起して形成された舌片なので、形成が容易であり、部品製造コストを抑えることができる。
また、舌片の立ち上げで生じた第2の開口部を通って、カムチェーンガイドの外側からオイルが内側に設けられたオイル給油部に供給され易くなる。
請求項5の発明によれば、請求項1ないし請求項4のいずれか一項の発明の効果に加え、オイル捕集部をなす延出部が内燃機関のヘッドカバーの内面に当接しないので、ヘッドカバー等、他の部品の組み付け公差の設定が容易となり、部品製造コストを抑えることができる。
請求項6の発明によれば、請求項1ないし請求項5のいずれか一項の発明の効果に加え、下流側カムスプロケットの回転方向において、下流側カムスプロケットとカムチェーンとの噛み合い部よりも手前で下流側カムスプロケットへオイルを給油することで、下流側カムスプロケットとカムチェーンの間に十分なオイルを供給することができる。
請求項7の発明によれば、請求項6の発明の効果に加え、オイル給油部がカムチェーンガイドの本体部の側面を切り起して形成された舌片なので、形成が容易であり、部品製造コストを抑えることができる。
また、舌片の立ち上げで生じた第3の開口部を通って、カムチェーンガイドの外側からオイルが内側に設けられたオイル給油部に供給され易くなる。
本実施形態のカムチェーンガイド7を備えた内燃機関1を右方から見たカムチェーンチャンバ17を示す断面図である。 図1のシリンダヘッド13とヘッドカバー14周辺の拡大図である。 図2中III−III矢視による、ヘッドカバー14を外して示すシリンダヘッド13およびカムチェーンガイド7の上面図である。 なお、図2は、本図中II−II矢視図に相当する。 図2の排気側カムスプロケット21eの上部およびその周辺のカムチェーンガイド7の拡大側面図である。 図3中V−V矢視、V′−V′矢視、V′′−V′′矢視を合成した排気側カムスプロケット21eおよびカムチェーンガイド7の立面断面図である。 図5において、カムチェーンガイド7のオイル捕集部75、オイル給油部76等は図3中V−V矢視、右脚部73はV′−V′矢視、排気側カムシャフト2e、排気側カムスプロケット21eはV′′−V′′矢視による。
図1から図5に基づき、本発明に係る一実施形態のカムチェーンガイドにつき説明する。
なお、本明細書の説明および特許請求の範囲における前後左右上下等の向きは、本実施形態に係るカムチェーンガイドを備えた内燃機関を自動二輪車等の小型車両に搭載した状態での車両の向きに従うものとする。
また、図中矢印FRは車両前方を、LHは車両左方を、RHは車両右方を、UPは車両上方を、それぞれ示す。
図1に、本実施形態の内燃機関1を、図示しない車両に搭載された状態の姿勢で示す。
本実施形態に係る内燃機関1は、そのクランク軸11を、搭載される車両である図示しない自動二輪車の車幅方向、すなわち左右方向に配向させて自動二輪車に搭載された、DOHC(ダブル・オーバーヘッド・カムシャフト)式の空冷1気筒4ストロークサイクル内燃機関である。
図1は、本実施形態のカムチェーンガイド7を備えた内燃機関1を右方から見たカムチェーンチャンバ17を示す断面図であり、クランク軸11を車幅方向に配置して軸支するクランクケース10は、クランク軸11を中心に分割面10aで上下に分割される上下割りに構成され、上側クランクケース10Aの上部にはシリンダブロック12が一体に成形されている。
シリンダブロック12にはシリンダヘッド13が重ねられ締結されて幾らか前方に傾いて立設され、シリンダヘッド13の上にはヘッドカバー14が被せられ、締結されている。
カムチェーンチャンバ17は、後述のカムチェーン4をクランク軸11と後述の吸気側カムシャフト2iおよび排気側カムシャフト2eとに掛け回すために、クランクケース10、シリンダブロック12、シリンダヘッド13内の側部に、本実施形態では右部に通して形成された伝動室である。
一方、下側クランクケース10Bの下にはオイルパン15が取り付けられる。
上側クランクケース10Aと下側クランクケース10Bとの間には、クランク軸11が回動自在に支承されている。クランク軸11は、上側クランクケース10Aのシリンダブロック12内に設けられた図示されないシリンダ内を摺動する図示されないピストンの上下動により、図1において時計方向へ回転駆動されるようになっている。
シリンダヘッド13の上端部13aにおいて、ヘッドカバー14との間には、吸気側カムシャフト2iと排気側カムシャフト2eとが一対となってクランク軸11と平行に回動自在に支承されている。
すなわち、吸気側カムシャフト2iと排気側カムシャフト2eは、それぞれの図示しないベアリングの下半分がシリンダヘッド13の上端部13aのカムシャフト受け13bに支持され、上半分がシリンダヘッド13の上端部13aに締結されたカムシャフトキャップ13cによって上方から固定支持されている。
シリンダヘッド13内には、内燃機関1の図示されない燃焼室が設けられており、燃焼室には燃焼室内の吸気、排気を制御するための図示されない吸気弁および排気弁が設けられていて、吸気弁および排気弁はそれぞれ、前記の一対の吸気側カムシャフト2iと排気側カムシャフト2eに設けられたカム面20(図3参照)により、吸気側カムシャフト2iと排気側カムシャフト2eの回動に伴ってそれぞれリフト量および開閉のタイミングが制御されるようになっている。
下側クランクケース10B内には、クランク軸11の動力により駆動される図示しないオイルポンプが設けられており、クランク軸11よりオイルポンプが駆動されると、オイルパン715内に貯留されたオイルが、図示しないストレーナを経て吸入されて、オイルポンプから図示しない供給油路を通じて、内燃機関1の各所に送られるようになっている。
クランク軸11には、一対をなす吸気側カムシャフト2iと排気側カムシャフト2eの駆動部材としての駆動スプロケット16が設けられ、吸気側カムシャフト2iと排気側カムシャフト2eのそれぞれには従動部材としての吸気側カムスプロケット21i、排気側カムスプロケット21eが設けられ、無端伝動帯としてのカムチェーン4が掛け回されている。図1〜図4中の矢印Cは、カムチェーン4の走行方向を示している。
すなわち、カムチェーン4の走行方向に対して、吸気側カムシャフト2iが上流側カムシャフトとなり、その吸気側カムスプロケット21iが上流側カムスプロケットとしてカムチェーン4と噛み合い、排気側カムシャフト2eが下流側カムシャフトとなり、その排気側カムスプロケット21eが下流側カムスプロケットとしてカムチェーン4と噛み合う。
ピストンの上下動により、図1の図示において時計方向で回転駆動されるクランク軸11の回転トルクが、掛け回されたカムチェーン4を介して、一対の吸気側カムシャフト(本発明における「上流側カムシャフト」)2iと排気側カムシャフト(本発明における「下流側カムシャフト」)2eに伝達され、内燃機関1の燃焼行程の所定のタイミングで、吸気弁および排気弁が所定のタイミングで開閉されるようになっている。
そのように所定のタイミングで吸気弁、排気弁が開閉されるためには、カムチェーン4の張力が常に適正に保たれる必要がある。
一方、運転者の急な加減速によるクランク軸11の回転速度の急激な変化や、路面からの走行抵抗の変化により、カムチェーン4に振動が発生することがある。
本実施形態では、図1に示される右側面視で、駆動スプロケット16の時計方向の回転により、カムチェーン4は、駆動スプロケット16、吸気側カムスプロケット21i、排気側カムスプロケット21eの順に噛み合って走行するが、駆動スプロット16から送出される側の、駆動スプロケット16と吸気側カムスプロケット(本発明のおける「上流側カムスプロケット」)21iとの間のカムチェーン4は弛緩側となり、駆動スプロケット16により牽引される側の、排気側カムスプロケット(本発明における「下流側カムスプロケット」)21eと駆動スプロケット16との間のカムチェーン4は緊張側となる。
上述のカムチェーン4の振動を防止して一定の張力を与えるために、内燃機関1には、カムチェーン4の弛緩側、すなわち駆動スプロケット16と吸気側カムスプロケット21iとの間のカムチェーン4に沿って、カムチェーン4を所定圧力で押圧するためのカムチェーンテンショナ機構5が設けられ、カムチェーン4の緊張側には走行するカムチェーン4を摺動案内するカムチェーンガイドスリッパ50が設けられている。
カムチェーンテンショナ機構5は、走行するカムチェーン4を押圧し摺動案内するカムチェーンテンショナスリッパ51と、カムチェーンテンショナスリッパ51を所定圧力で押圧する油圧テンショナ52を備えている。
また、本実施形態においては、上述のカムチェーンテンショナ機構5とカムチェーンガイドスリッパ50に加えて、図1に、詳しくは図1のシリンダヘッド13とヘッドカバー14周辺の拡大図である図2に示されるように、カムチェーンの走行方向において上流側カムスプロケットである吸気側カムスプロケット21iと、下流側カムスプロケットである排気側カムスプロケット21eとの間でカムチェーン4をガイドし、各カムスプロケット21i、21eからのカムチェーン4の脱落や、歯飛びを防止するためのカムチェーンガイド7が設けられている。
カムチェーンガイド7は、金属製の板状部材を成形した本体部70が、吸気側カムスプロケット21iと排気側カムスプロケット21eとの間のカムチェーン4をその走行方向に沿って上方から覆うようにシリンダヘッド13内に立設され、カムチェーン4を囲む本体部70の内側には、環状のカムチェーン4の外周に沿って、カムチェーン4の走行方向に延在し、カムチェーン4をガイドする樹脂製のガイドシュー71が取り付けられている。
なお、カムチェーンガイド7は、金属製以外の樹脂製等であってもよい。
ガイドシュー71には、カムチェーン4に沿う下面と反対側の面、すなわち上面に、前後2個所に係止突起71aが形成されており、係止突起71aは、カムチェーンガイド7の本体部70のカムチェーン4を囲む上面に開けられた係合開口77に挿入される。
係合開口77は、係止突起71aの頂部に設けられた返し71bよりもやや小さく形成されているが、返し71bも含む係止突起71aの頂部の弾性変形によって係止突起71aの頂部が挿入されるとともに、返し71bによってガイドシュー71の脱落が防止されて、ガイドシュー71が本体部70に組み付けられている。
カムチェーンガイド7の本体部70は、ガイドシュー71を抱くように折り曲げられて、カムチェーン4の走行方向に対する両側方において、下方に延出する2本の左脚部72i、72eと1本の右脚部73を備えている。
図2、3、5に示されるように、前後2本の吸気側カムスプロケット21i側の左脚部72iと、排気側カムスプロケット21e側の左脚部72eは、それぞれカムシャフトキャップ13cを締結するキャップボルト13dによって、カムシャフトキャップ13c上に共締めで締結固定される。
1本の右脚部73は、特に図5に明示されるようにシリンダヘッド13におけるカムチェーンチャンバ17の外周壁17a側の取付けボス17bに締結される。
それらによってカムチェーンガイド7は、シリンダヘッド13上に精度高く立設されている。
そして、カムチェーンガイド7は、シリンダヘッド13の上部に被せられ締結されるヘッドカバー14の内部に収納される。
本実施形態のカムチェーンガイド7は、一対となる上流側の吸気側カムスプロケット21iと、下流側の排気側カムスプロケット21eとの間のカムチェーン4に対して上述のように設けられたことで、各カムスプロケット21i、21eからのカムチェーン4の脱落や、歯飛びを防止することができるが、更にカムチェーン4等に対する潤滑のためのオイルの供給上の効果的な構成を備えている。
詳しく図4、図5に示されるように、カムチェーンガイド7の本体部70のカムチェーン4に面する側と反対側(以下、「外側」という)には、ヘッドカバー14の内面14aに向けて延出部74が形成され、オイルポンプから内燃機関1の各所に給油された後カムチェーンチャンバ17中に漂い、カムチェーンガイド7の周囲を流れるオイル滴やオイルミストの状態のオイルを集めるオイル捕集部75を構成している。
だだし、延出部74は、ヘッドカバー14の内面14aには当接しない範囲で延出するように設定されている。
また、カムチェーンガイド7の本体部70のカムチェーン4に面する側(以下、「内側」という)には、オイル捕集部75にて捕集したオイルを下流側カムスプロケットである排気側カムスプロケット21eへ給油するためのオイル給油部76が設けられている。
オイル給油部76は、排気側カムスプロケット21e側の左脚部72eの内側に、排気側カムスプロケット21eに向けて突出して設けられており、排気側カムスプロケット21eの上端22より下方で排気側カムシャフト2eの軸線Xeよりも上方に設けられており、また、排気側カムスプロケット21eの回転方向Reにおいて、排気側カムスプロケット21eとカムチェーン4との噛み合い部40eよりも手前で排気側カムスプロケット21eへ給油するように配置されている。
カムチェーンガイド7の本体部70においてオイル捕集部75とオイル給油部76との間には、カムチェーンガイド7の本体部70の外側のオイル捕集部75で捕集されたオイルを、カムチェーンガイドの本体部70の内側に通過させるための連通部(本発明における「第1の開口部」)81が、本体部70の上面に四角形状の開口として設けられている。
図4に示されるように、連通部81の下方には、連通部81より幅広に位置してオイル給油部76が設けられているので、捕集されたオイルが連通部81を通過して、本体部70の内側に設けられたオイル給油部76に到達し易くなっている。
図2中III−III矢視による、ヘッドカバー14を外して示すシリンダヘッド13およびカムチェーンガイド7の上面図である図3、図2の排気側カムスプロケット21eの上部およびその周辺のカムチェーンガイド7の拡大側面図である図4、および図3中V−V矢視、V′−V′矢視、V′′−V′′矢視を合成した排気側カムスプロケット21eおよびカムチェーンガイド7の立面断面図である図5を参照して、本実施形態のオイル捕集部75の構造についてさらに詳しく説明する。
なお、図5において、カムチェーンガイド7のオイル捕集部75、オイル給油部76等は図3中V−V矢視、右脚部73はV′−V′矢視、排気側カムシャフト2e、排気側カムスプロケット21eはV′′−V′′矢視による。
オイル捕集部75を構成する延出部74は、本体部70の上面の一部が、多角形の1辺を残して切り起す所謂「切り起し加工」によって、ヘッドカバー14の内面14aに向けて立ち上げられた第1の舌片70aで形成されている。
別部材を取付けて延出部74を形成してもよいが、本体部から切り起された第1の舌片70aで形成することで、工作や部品構成が単純化されている。
また、第1の舌片70aの立ち上げによって、本体部70の上面には、カムチェーンガイド7の外側と内側とを連通する上面開口(本発明における「第2の開口部」)82が形成される。
なお、本実施形態においては、ガイドシュー71の排気側カムスプロケット21e側の係合突起71aを挿入するための本体部70の係合開口77の一部が、第1の舌片70aの立ち上げによって本体部70の上面に形成される上面開口82と重なって位置するので、上面開口82を拡張する形で係合開口77が形成されている。
また、連通部81は、上面開口82に隣接して四角形状の打ち抜き部として形成される。
また、図3から図5を参照して、本実施形態のオイル給油部76の構造について更に詳しく説明する。
オイル給油部76は排気側カムスプロケット21eと対峙する本体部70の排気側カムスプロケット21e側の左脚部72eの側面の一部が、多角形の1辺を残して切り起す所謂「切り起し加工」によって、切り起されて排気側カムスプロケット21eに向けて立ち上げられた第2の舌片70bで形成されている。
別部材を取付けてオイル給油部76を形成してもよいが、本体部70の排気側カムスプロケット21e側の左脚部72eから切り起された第2の舌片70bで形成することで、工作や部品構成が単純化されている。
また、第2の舌片70bの立ち上げによって、本体部70の排気側カムスプロケット21e側の左脚部72eの側面には、カムチェーンガイド7の外側と内側とを連通する側面開口(本発明における「第3の開口部」)83が形成される。
以上、本発明の一実施形態に係るカムチェーンガイドの構成につき説明したが、以下、本実施形態のカムチェーンガイド7の特徴と作用効果をまとめて述べる。
すなわち、内燃機関1のクランクシャフト11とクランクシャフト11に平行に配置された一対の吸気側、排気側カムシャフト2i、2eとに掛け回され、クランクシャフト11の駆動力を吸気側、排気側カムシャフト2i、2eへ伝達する無端のカムチェーン4を、吸気側、排気側カムシャフト2i、2eにそれぞれ設けられた吸気側、排気側カムスプロケット21i、21eの間でガイドするカムチェーンガイド7において、カムチェーンガイド7は、カムチェーン4を上方から覆うように内燃機関1のシリンダヘッド13上に立設され、カムチェーンガイド7の外側には、カムチェーンガイド7の周囲を流れるオイルを集めるオイル捕集部75が設けられ、カムチェーンガイド7の内側には、オイル捕集部75にて捕集したオイルを排気側カムスプロケット21eへ給油するオイル給油部76が設けられている。
クランク軸11の駆動スプロケット16から発して走行するカムチェーン4が1番目に噛み合う上流側カムスプロケットとなる吸気側カムスプロケット21iとカムチェーン4との噛み合い部40iでは、カムチェーンチャンバ17内を走行中のカムチェーン4自体にカムチェーンチャンバ17内に飛散したオイルが捕集されており、噛み合い部40iへのオイル供給は十分行われる。
しかし、1番目の噛み合い部40iでの回転遠心力等でオイルが飛ばされるため、カムチェーン4が2番目に噛み合う下流側カムスプロケットである排気側カムスプロケット21eとカムチェーン4との噛み合い部40eではオイル給油が不足する恐れがあった。
本実施形態では、カムチェーンガイド7にオイル捕集部75を設け、カムチェーンガイド7の周囲を流れるオイルをオイル捕集部75にて捕集し、捕集したオイルを排気側カムスプロケット21eへ供給するオイル給油部76を設けることで、排気側カムスプロケット21eを介して排気側カムスプロケット21eとカムチェーン4との噛み合い部40eに積極的なオイル供給をすることができ、カムチェーン4に十分なオイル量を保持させることができる。
また、オイル捕集部75とオイル給油部76との間には、オイル捕集部75で捕集されたオイルをカムチェーンガイド7の内側に通過させるための連通部81が設けられている。
そのため、オイル捕集部75で捕集されたオイルがカムチェーンガイド7の内側に設けられたオイル給油部76に供給され易くなり、カムチェーンガイド7の内側に位置している排気側カムスプロケット21eへの給油が容易になる。
また、オイル捕集部75は、カムチェーンガイド7の上面に設けられ、内燃機関1のヘッドカバー14の内面14aに向けた延出部74によって構成されている。
そのため、内燃機関1のヘッドカバー14の内面14aを流れるオイル滴やオイルミストの状態のオイルを積極的に捕集してカムチェーンガイド7へ流すことができる。
また、カムチェーンガイド7は板状部材を成形した本体部70を有し、延出部74は本体部70の上面の一部が切り起されてヘッドカバー14の内面14aに向けて立ち上げられた第1の舌片70aで形成され、本体部70は第1の舌片70aの立ち上げによって生じた上面開口82を備えている。
そのように、延出部74がカムチェーンガイド7の本体部70の一部を切り起して形成された舌片70aなので、形成が容易であり、部品製造コストを抑えることができる。
また、舌片70aの立ち上げで生じた上面開口82を通って、カムチェーンガイド7の外側からオイルが内側に設けられたオイル給油部76に供給され易くなる。
また、カムチェーンガイド7の延出部74は、内燃機関1のヘッドカバー14の内面14aに当接しないように延出しているので、ヘッドカバー14等、他の部品の組み付け公差の設定が容易となり、部品製造コストを抑えることができる。
また、カムチェーンガイド7においてオイル給油部76は、下流側カムスプロケットである排気側カムスプロケット21eの上端22より下方且つ排気側カムシャフト2eの軸線Xeよりも上方に設けられると共に、排気側カムスプロケット21eの回転方向Reにおいて、排気側カムスプロケット21eとカムチェーン4との噛み合い部40eよりも手前で排気側カムスプロケット21eへ給油するように配置されている。
そのため、排気側カムスプロケット21eとカムチェーン4との間に十分なオイルを供給することができる。
そして、カムチェーンガイド7は板状部材を成形した本体部70を有し、オイル給油部76は下流側カムスプロケットである排気側カムスプロケット21eと対峙する本体部70の側面の一部が切り起されて排気側カムスプロケット21eに向けて立ち上げられた第2の舌片70bで形成され、本体部70は第2の舌片70bの立ち上げによって生じた側面開口83を備えている。
そのように、オイル給油部76がカムチェーンガイド7の本体部70の側面を切り起して形成された舌片70bなので、形成が容易であり、部品製造コストを抑えることができる。
また、舌片70bの立ち上げで生じた側面開口83を通って、カムチェーンガイド7の外側からオイルが内側に設けられたオイル給油部76に供給され易くなる。
以上、本発明に係る一実施形態のカムチェーンガイドにつき説明したが、本発明の態様が上記実施形態に限定されず、各請求項の発明の要旨の範囲で、多様な態様で実施されるものを含むことは勿論である。
例えば、本発明に係る内燃機関は、車載用に限られず、また、空冷に限らず水冷、油冷も含み、1気筒に限らず直列多気筒でもよく、クランク軸に平行な1対のカムシャフトを備える内燃機関であればよい。また、クランクケースは上下割りのものに限られず、左右割りのものであってもよい。
上流側カムシャフト、上流側カムスプロケットが排気側のものであり、下流側カムシャフト、下流側カムスプロケットが吸気側のものである場合も、本発明に含まれる。
請求項4および請求項4を引用する範囲の下位の請求項、ならびに請求項7を除き、カムチェーンガイドの本体は板状部材で成形されたもの限られない。
なお、各機器の左右の配置は、説明の便宜上、図示のものに特定して記載したが、上記実施形態に示すものと左右逆となる配置のものであってもよく、本発明に含まれる。
1…内燃機関、2i…吸気側カムシャフト(本発明における「上流側カムシャフト」)、2e…排気側カムシャフト(本発明における「下流側カムシャフト」)、4…カムチェーン、5…カムチェーンテンショナ機構、7…カムチェーンガイド、10…クランクケース、11…クランク軸、12…シリンダブロック、13…シリンダヘッド、13a…上端部、13b…カムシャフト受け、13c…カムシャフトキャップ、13d…キャップボルト、14…ヘッドカバー、14a…内面、16…駆動スプロケット、17…カムチェーンチャンバ、17a…外周壁、17b…取付けボス、21i…吸気側カムスプロケット(本発明のおける「上流側カムスプロケット」)、21e…排気側カムスプロケット(本発明における「下流側カムスプロケット」)、22…上端、40e…噛み合い部、70…本体部、70a…第1の舌片、70b…第2の舌片、71…ガイドシュー、71a…係止突起、71b…返し、72i…(吸気側カムスプロケット21i側の)左脚部、72e…(排気側カムスプロケット21e側の)左脚部、73…右脚部、74…延出部、75…オイル捕集部、76…オイル給油部、77…係合開口、81…連通部(本発明における「第1の開口部」)、82…上面開口(本発明における「第2の開口部」)、83…側面開口(本発明における「第3の開口部」)、C…カムチェーン4の走行方向、Xe…排気側カムシャフト2eの軸線、Re…排気側カムスプロケット21eの回転方向

Claims (7)

  1. 内燃機関(1)のクランクシャフト(11)と同クランクシャフト(11)に平行に配置された一対の上流側、下流側カムシャフト(2i,2e)とに掛け回され、前記クランクシャフト(11)の駆動力を前記上流側、下流側カムシャフト(2i,2e)へ伝達する無端のカムチェーン(4)を、前記上流側、下流側カムシャフト(2i,2e)にそれぞれ設けられた上流側、下流側カムスプロケット(21i,21e)の間でガイドするカムチェーンガイド(7)において、
    前記カムチェーンガイド(7)は、前記カムチェーン(4)を上方から覆うように前記内燃機関(1)のシリンダヘッド(13)上に立設され、
    前記カムチェーンガイド(7)の外側には、同カムチェーンガイド(7)の周囲を流れるオイルを集めるオイル捕集部(75)が設けられ、
    前記カムチェーンガイド(7)の内側には、前記オイル捕集部(75)にて捕集したオイルを前記下流側カムスプロケット(21e)へ給油するオイル給油部(76)が設けられたことを特徴とするカムチェーンガイド。
  2. 前記オイル捕集部(75)と前記オイル給油部(76)との間には前記オイル捕集部(75)で捕集されたオイルを前記カムチェーンガイド(7)の内側に通過させるための第1の開口部(81)が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のカムチェーンガイド。
  3. 前記オイル捕集部(75)は、前記カムチェーンガイド(7)の上面に設けられ、
    前記内燃機関(1)のヘッドカバー(14)の内面(14a)に向けた延出部(74)によって構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカムチェーンガイド。
  4. 前記カムチェーンガイド(7)は板状部材を成形した本体部(70)を有し、前記延出部(74)は同本体部(70)の上面の一部が切り起されて前記ヘッドカバー(14)の内面(14a)に向けて立ち上げられた第1の舌片(70a)で形成され、前記本体部(70)は同第1の舌片(70a)の立ち上げによって生じた第2の開口部(82)を備えることを特徴とする請求項3に記載のカムチェーンガイド。
  5. 前記カムチェーンガイド(7)の前記延出部(74)は、前記ヘッドカバー(14)の内面(14a)に当接しないように延出したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のカムチェーンガイド。
  6. 前記カムチェーンガイド(7)において前記オイル給油部(76)は、前記下流側カムスプロケットの上端より下方且つ前記下流側カムシャフトの軸線よりも上方に設けられると共に、
    前記下流側カムスプロケット(21e)の回転方向(Re)において、同下流側カムスプロケット(21e)と前記カムチェーン(4)との噛み合い部(40e)よりも手前で前記下流側カムスプロケット(21e)へ給油するように配置されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のカムチェーンガイド。
  7. 前記カムチェーンガイド(7)は板状部材を成形した本体部(70)を有し、前記オイル給油部(76)は前記下流側カムスプロケット(21e)と対峙する前記本体部(70)の側面の一部が切り起されて前記下流側カムスプロケット(21e)に向けて立ち上げられた第2の舌片(70b)で形成され、前記本体部(70)は同第2の舌片(70b)の立ち上げによって生じた第3の開口部(83)を備えることを特徴とする請求項6に記載のカムチェーンガイド。
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