JP2011038437A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストンが下死点から上死点へ移動する間に生ずるクランク室内の過大な負圧を確実に抑制できること。
【解決手段】密閉型のクランク室34を形成するクランクケース24と、スカート部37を備えたシリンダ25とが接合され、スカート部37を含むシリンダ25内でピストン38が往復運動し、この往復運動がクランク室34内のクランクシャフトの回転運動に変換される内燃機関であって、シリンダ25のスカート部37と、このスカート部の外側におけるクランクケース24の壁63との間に空間64が形成され、この空間64とクランク室外であるカムチェーン室48とを連通する連通溝65が、シリンダ25とクランクケース24の少なくとも一方に設けられたものである。
【選択図】 図5

Description

この発明は、内燃機関、特に密閉型のクランク室を備えた内燃機関に関する。
従来の4サイクルエンジンは、ピストンが下死点から上死点へ移動する際に、密閉型のクランク室内に負圧が生じ、ピストンの上昇を阻害していた。これに対処するため、特許文献1に記載のように、クランク室の内外を連通するバランシング孔をシリンダの側壁に設けることで、上述のようなクランク室内の負圧の上昇を防止する内燃機関が開示されている。
特開昭61−182406号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の内燃機関では、ピストンがシリンダの下部に位置するときにバランシング孔が閉塞されるため、ピストン上昇中であってもバランシング孔が開口するまでは、クランク室内の負圧抑制の効果が得られないという課題がある。
また、ピストンによるバランシング孔の閉塞を回避する方法として、クランク室にバランシング孔を設けることも考え得る。しかし、内燃機関に用いられるエンジンの潤滑オイルは、シリンダなどの磨耗により生じる磨耗粉が混入する場合があり、この磨耗粉がバランシング孔を閉塞する恐れがある。従って、潤滑オイルの油面付近やクランクシャフトの回転による飛沫が届く範囲にバランシング孔を設けることは好ましくない。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、ピストンが下死点から上死点へ移動する間に生ずるクランク室内の過大な負圧を確実に抑制できる内燃機関を提供することにある。
本発明は、密閉型のクランク室を形成するクランクケースと、スカート部を備えたシリンダとが接合され、前記スカート部を含む前記シリンダ内でピストンが往復運動し、この往復運動が前記クランク室内のクランクシャフトの回転運動に変換される内燃機関であって、前記シリンダの前記スカート部と、このスカート部の外側における前記クランクケースの壁との間に空間が形成され、この空間とクランク室外とを連通する連通手段が、前記シリンダと前記クランクケースとの少なくとも一方に設けられたことを特徴とするものである。
本発明によれば、シリンダのスカート部と、このスカート部の外側におけるクランクケースの壁との間に形成される空間はクランク室の一部であり、この空間が連通手段を介してクランク室外と連通している。また、連通手段がスカート部の外側に設けられるので、クランク室内で潤滑オイルが飛散した場合にも、このオイルの飛沫が連通手段を閉塞することがない。これらの結果、ピストンが下死点から上死点へ移動する間に生ずるクランク室内の過大な負圧を、連通手段を用いて確実に抑制できる。
本発明に係る内燃機関の一実施形態である4サイクル単気筒エンジンを搭載した自動二輪車を示す左側面図。 図1のエンジンを示す左側面図。 図2のエンジンにおいてマグネットカバーを取り外した状態を示す左側面図。 図2のIV−IV線に沿う断面図。 図4のV部を拡大して示す拡大断面図。 図4のシリンダを示す斜視図。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る内燃機関の一実施形態である4サイクル単気筒エンジンを搭載した自動二輪車を示す左側面図である。この自動二輪車は、例えばオフロードを走行可能な車両である。
この自動二輪車10では、車体フレーム11の前部に、前輪12及びフロントフォーク13を車両に対して回動自在に軸支するヘッドパイプ14が設けられている。このヘッドパイプ14の後部に、下方に延出するダウンチューブ15と、後方へ延出するメインフレーム16とが例えば溶接により設けられる。ダウンチューブ15は、下方へ延出されたのち後方へ折れ曲がり、メインフレーム16の下端に連結される。メインフレーム16の後方にはシートレール17が配設される。このシートレール17は、メインフレーム16の中央部に締結されて後方へ延びるアッパレール18と、メインフレーム16の下部から後方上側へ延びるロアレール19とが、それぞれの先端部で互いに連結され、メインフレーム16の一部とアッパレール18とロアレール19とで囲まれた空間が、側方視で三角形状を成すように構成される。
また、メインフレーム16にはピボット軸20が設けられ、このピボット軸20にスイングアーム21が揺動自在に枢支され、このスイングアーム21に後輪22が回転自在に軸支される。この後輪22は、後述のエンジン23の駆動力により図示しないドライブチェーン等を介して回転駆動される。
メインフレーム16とダウンチューブ15に囲まれた空間に、内燃機関としてのエンジン23が搭載される。このエンジン23は、クランクケース24の前部とダウンチューブ15を連結する前部マウントブラケット28と、クランクケース24の後部とメインフレーム16を連結する後部マウントブラケット29と、シリンダヘッド26とメインフレーム16を連結する上部マウントブラケット30とを用いて、車体フレーム11に強固に固定される。
エンジン23のシリンダヘッド26の後部には、アクセル操作に連動してエンジン23への燃料供給量を変化させる、例えばスロットルバルブなどを備えた燃料調整装置31が接続され、この燃料調整装置31の後部に、エアクリーナ32が接続されている。エアクリーナ32は、燃料調整装置31へ清浄な空気を供給するものであり、その上面をアッパレール18に、その下面をロアレール19に、それぞれブラケット(不図示)を介してボルトで締結される。そして、このエアクリーナ32の上方にシート33が配置され、このシート33はシートレール17により支持される。
図2、図3及び図4に示すように、エンジン23は4サイクル単気筒エンジンであり、このエンジン23の下部にクランクケース24が、このクランクケース24の上面にシリンダ25が、シリンダ25の上面にシリンダヘッド26が順次配置され、これらのクランクケース24、シリンダ25及びシリンダヘッド26が、シリンダヘッド26からクランクケース24までを貫通する貫通ボルト(不図示)を用いて一体に連結されている。そして、シリンダヘッド26の上部にヘッドカバー27が固定される。
クランクケース24は密閉型のクランク室34を形成し、このクランク室34内にクランクシャフト35が軸受部36により回転自在に軸支されている。また、シリンダ25は、図6にも示すようにスカート部37が下方へ延設される。このスカート部37を含むシリンダ25内に、ピストン38(図4)が往復運動するシリンダボア部39が形成される。シリンダ25は、スカート部37をクランクケース24内に挿入した状態でこのクランクケース24に接合される。また、ピストン38がコンロッド40を介してクランクシャフト35に連結されることで、ピストン38の往復運動がクランクシャフト35の回転運動に変換される。
シリンダヘッド26には、シリンダ25内に連通する吸気ポート41(図3)と排気ポート42(図4)が設けられる。吸気ポート41に配設された吸気バルブは吸気側カムシャフト(共に図示せず)により、また、排気ポート42に配設された排気バルブ43は排気側カムシャフト44により、それぞれ任意のタイミングで開閉するよう設定されている。
吸気側カムシャフトと排気側カムシャフト44のそれぞれにはドリブンスプロケット46が回転一体に取り付けられ、これらのドリブンスプロケット46とクランクシャフト45のドライブスプロケット45との間にカムチェーン47が巻き掛けられる。これにより、吸気バルブ及び排気バルブ43はクランクシャフト35の動力により、前述の如く任意のタイミングで開閉される。また、クランクケース24、シリンダ25及びシリンダヘッド26には、カムチェーン47を収容するカムチェーン室48が連続して形成されている。
図3に示す吸気ポート41は、エンジン23の後方で燃料供給装置31に連結し、この燃料供給装置31の後方にエアクリーナ32が連結される。また、排気ポート42は、図1に示すように、エンジンの前方でエキゾーストパイプ49に連結される。このエキゾーストパイプ49は車両後方へ延び、その先端部にサイレンサ50が接続される。
前記クランクケース24は、図4に示すように、左側クランクケース24Lと右側クランクケース24Rとが接合されて構成される。クランクシャフト35を軸支する軸受部36は、左側クランクケース24Lと右側クランクケース24Rのそれぞれに配置されている。また、左側クランクケース24Lにマグネットカバー51が、右側クランクケース24Rにクラッチカバー52がそれぞれ装着される。
クランクシャフト35の車両右端にはプライマリドライブギア53が回転一体に嵌合される。クラッチカバー52内には、プライマリドライブギア53と、このプライマリドライブギア53の車両後方に配置されたクラッチ(不図示)とが収容される。プライマリドライブギア53は、クラッチの外周に設けられたプライマリドリブンギア(不図示)に噛み合う。これにより、エンジン23の駆動力、つまりクランクシャフト35の回転力が、プライマリドライブギア53、プライマリドリブンギア、クラッチ、トランスミッション及びドライブチェーン(共に図示せず)を介して後輪22へ伝達される。
クランクシャフト35の車両左端には、フライホイールマグネット54が回転一体に嵌合される。このフライホイールマグネット54はカップ形状に構成され、このフライホイールマグネット54の内側に、マグネットカバー51に固着されたステータ55が配設される。このステータ55は、磁石の周囲にコイルが配設されてなり、クランクシャフト35の回転によりフライホイールマグネット54がステータ55の周囲を回転することで発電がなされる。発生した電力は、車両に搭載された図示しないバッテリーに蓄電される。
尚、前記トランスミッションは、図2に示すように、クランクケース24の後部において、クランク室34と区画して設けられたミッション室57に収容される。また、図4に示す前記フライホイールマグネット54及びステータ55は、クランクケース24(左側クランクケース24L)とマグネットカバー51とで画成されたマグネット室58に収容されている。更に、このマグネット室58には、図3に示すようにスタータ機構56を構成するギア列が収容されている。
上述のエンジン23の潤滑方式はいわゆるドライサンプ潤滑方式であり、図2に示すエンジン23の後部に設けられたミッション室57をオイルタンクとして機能させる。
つまり、図3及び図4に示すように、マグネット室58にはスカベンジポンプ59が収容される。このマグネット室58の底部に貯留した潤滑オイルは、スカベンジポンプ59によりストレーナ60を介して吸引されて回収され、ミッション室57へ送給される。潤滑オイルは、ミッション室57の底部に一定量貯留されて、各減速ギアの潤滑に供される。更に、この潤滑オイルは、ミッション室57の底部に形成された開口(不図示)から、右側クランクケース24Rの側壁に設置された図示しないフィードポンプによって、吸気側カムシャフト及び排気側カムシャフト44の摺動面、クランクシャフト35の軸受部36並びにピストンジェット(不図示)などへ供給されて、これらの各部を潤滑した後、クランク室34またはマグネット室58へ滴下される。
ここで、ピストンジェットは、ピストン38のスカート部の下方からこのピストン38の底部を臨むようにクランクケース24の上部に設けられ、ピストン38の底部へ向かって潤滑オイルを噴射するものである。これにより、ピストン38が潤滑され、且つ冷却される。
クランク室34に滴下された潤滑オイルは、ピストン38が上死点から下死点へ移動するときのクランク室34内の圧力変動(正圧)により、リード弁61(図3)が開弁されて、マグネット室58へ排出される。このリード弁61は、クランク室34とマグネット室58とを連通するオイル連通孔62に設けられ、クランク室34からマグネット室58への潤滑オイルの流れのみを許容する一方向弁(逆止弁)である。このリード弁61は、ピストン38が下死点から上死点へ移動する間には閉弁する。
ところで、図4及び図5に示すように、クランクケース24とシリンダ25との接合状態では、シリンダ25のスカート部37と、このスカート部37の外側におけるクランクケース24の壁63との間に空間64が形成される。この空間64は、密閉構造のクランク室34の一部であり、この空間64に隣接して前記カムチェーン室48が設けられている。このカムチェーン室48は、クランク室34外の空間である。
そして、前記空間64とカムチェーン室48とを連通する連通手段としての連通溝65が、クランクケース24とシリンダ25の少なくとも一方に設けられる。本実施の形態では、クランクケース24とシリンダ25との接合面におけるシリンダ側接合面66に前記連通溝65が形成される。この連通溝65は、クランクケース24とシリンダ25の接合面におけるクランクケース側接合面67に形成されてもよく、またシリンダ側接合面66とクランクケース側接合面67の両者に互いに対向して形成されてもよい。
連通溝65が存在しない場合には、クランク室34が密閉構造であり、且つピストン38が下死点から上死点へ移動する間にリード弁61が閉弁状態となるため、このときクランク室34には過大な負圧が発生する。これに対し、本実施の形態では、空間64とカムチェーン室48とを連通する連通溝65が形成されたことで、ピストン38が下死点から上死点へ移動する間にも、クランク室34内に過大な負圧が生ずることが防止される。
従って、本実施の形態は次の効果を奏する。
シリンダ25のスカート部37と、このスカート部37の外側におけるクランクケース24の壁63との間に形成された空間64はクランクケース34の一部であり、この空間64が連通溝65を介して、クランク室34外であるカムチェーン室48と連通している。また、連通溝65がスカート部67の外側に設けられているので、クランク室34内で潤滑オイルが飛散した場合にも、この潤滑オイルの飛沫が連通溝65に侵入して、このオイル中の摩耗粉が連通溝65を閉塞することがない。更に、シリンダ25のシリンダボア部39内を往復運動するピストン38によっても連通溝65が閉塞されることがない。これらの結果、ピストン38が下死点から上死点へ移動する間に生ずるクランク室34内の過大な負圧を、連通溝65を用いて確実に抑制できる。このため、上死点へ向かって移動するピストン38の移動を妨げる力がクランク室34内に生じなくなり、ポンピングロスを低減できるので、エンジン23の始動性及び加速特性を向上させることができる。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本実施の形態では、連通手段がクランクケース24とシリンダ25との接合面に形成された連通溝65の場合を述べたが、この接合面に配設されるガスケットに切欠きまたは溝を形成するなどの形状変更を施すことで連通手段を構成してもよい。
また、本実施の形態では、クランクケース24とシリンダ25との接合面に連通手段としての連通溝65が形成されるものを述べたが、この連通手段は、例えば、シリンダ25のスカート部37の外側に位置する壁63に貫通して貫通孔として形成され、この貫通孔により、壁63の両側に位置する空間64とカムチェーン室48とを連通するものでもよい。
また、本実施の形態では、エンジン23が4サイクル単気筒エンジンの場合を述べたが、4サイクル多気筒エンジンであってもよい。更に、エンジン23が2サイクルエンジンの場合にも本発明を適用できる。
23 エンジン(内燃機関)
24 クランクケース
25 シリンダ
34 クランク室
35 クランクシャフト
37 スカート部
38 ピストン
48 カムチェーン室(クランク室外)
63 壁
64 空間
65 連通溝(連通手段)
66 シリンダ側接合面
67 クランクケース側接合面

Claims (4)

  1. 密閉型のクランク室を形成するクランクケースと、スカート部を備えたシリンダとが接合され、前記スカート部を含む前記シリンダ内でピストンが往復運動し、この往復運動が前記クランク室内のクランクシャフトの回転運動に変換される内燃機関であって、
    前記シリンダの前記スカート部と、このスカート部の外側における前記クランクケースの壁との間に空間が形成され、この空間とクランク室外とを連通する連通手段が、前記シリンダと前記クランクケースとの少なくとも一方に設けられたことを特徴とする内燃機関。
  2. 前記クランク室外が、クランク室に隣接して設けられたカムチェーン室であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記連通手段は、クランクケースとシリンダとの接合面におけるシリンダ側接合面とクランクケース側接合面との少なくとも一方に形成された連通溝であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  4. 前記連通手段は、クランクケースとシリンダとの接合面に配設されたガスケットに設けられたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
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