JPH0696514B2 - 皮膚化粧料 - Google Patents

皮膚化粧料

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JPH0696514B2
JPH0696514B2 JP62176907A JP17690787A JPH0696514B2 JP H0696514 B2 JPH0696514 B2 JP H0696514B2 JP 62176907 A JP62176907 A JP 62176907A JP 17690787 A JP17690787 A JP 17690787A JP H0696514 B2 JPH0696514 B2 JP H0696514B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、老化防止効果(荒肌改善効果、角質改善効
果、保湿効果等)と美肌効果に優れた皮膚化粧料に関す
る。
(従来技術) 従来より、乾燥した老化皮膚を改善する為に、皮膚に適
度な水分と油分を与える親水性の皮膚保湿剤と油性の皮
膚柔軟剤とを皮膚化粧料に配合することが知られてい
る。しかしながらグリセリン、プロピレングリコール等
の皮膚保湿剤は皮膚の最外層である角質層の水分を吸収
して、かえって皮膚の水分を損失する原因となり、ま
た、流動パラフィン、ワセリン等の皮膚柔軟剤は、表皮
からの水分蒸散を充分に防ぐ程度に皮膚化粧料に含有せ
しめるときには、皮膚の正常なる新陳代謝を阻害する原
因となるなどの欠点を有していた。
即ち、これらの配合剤の物理的作用による表皮への水分
補給あるいは表皮よりの水分蒸散防止では、皮膚の水分
保持機能を亢進するまでには至らなかった。
近年では、特開昭61-260008号公報、特開昭61-271205号
公報などに記載の如く、皮膚を始めとする生体組織中に
存在することが知られているセラミド類の化粧料への応
用が提案されているが、これらの成分を単独で配合して
なる皮膚化粧料を、皮膚に適用したとしても皮膚の水分
保持機能を亢進させることは未だ充分ではなかった。
また、ヒアルロン酸を始めとする酸性ムコ多糖類は、特
公昭33-500号公報、特公昭51-11178号公報、特開昭54-5
2733号公報にみられるように保湿剤として皮膚化粧料の
成分として応用されているが、酸性ムコ多糖類単独では
皮膚の表面の水分量を調節するのみであり、皮膚内部の
水分保持機能を亢進し、美肌効果を発現する程には至ら
なかった。
(発明の開示) そこで、本発明者等は、上述の現状に鑑み、鋭意研究を
重ねた結果、セラミド、グルコシルセラミド、ガラクト
シルセラミドの群より選択された少なくとも一種と、ヒ
アルロン酸、コンドロイチン4硫酸、コンドロイチン6
硫酸、デルマタン硫酸、ヘパリン、ヘパラン硫酸からな
る酸性ムコ多糖類及びその塩の群より選択された少なく
とも一種とを配合した皮膚化粧料は、本発明が目的とし
ている老化防止効果(荒肌改善効果、角質改善効果、保
湿効果等)と美肌効果を顕著に発現することを見出し、
本発明を完成するに至った。
皮膚の水分は、真皮から表皮の基底細胞層、更に角質層
へと外層に向うにつれて減少する水分含量の勾配に沿っ
て、常に皮膚内部から外層部へ移動し、角質層を通じて
外部へ蒸散しているが、この水分蒸散は主に顆粒層頂部
の層板顆粒から角質層に及び緻密な細胞組織からなる防
御機能(バリヤー機能)により制御されており、該蒸散
量(不感蒸泄値、以下TWL値と略記する)は例えば健常
な皮膚の正常な状態における前腕部皮表では0.2〜0.3mg
/cm2/hrの範囲、通常は0.25mg/cm2/hr程度以下に保持さ
れている。これに対して、通常にみられる乾燥皮膚(ド
ライスキン)あるいは老化皮膚にみられる乾燥皮膚で
は、その程度に応じてTWL値は上記の範囲の上限値もし
くはそれより大きな値を示し、皮膚の水分保持機能が低
下していることが認められる。これはそれら乾燥皮膚の
場合、角質層の防御機能による通常の制御限界を超えた
状態にあるか、あるいは該防御機能が衰えていることに
由来するものである。
従って、角質層及び層板顆粒の組織を緻密化し、その防
御機能を賦活することができれば、これによって皮膚の
水分保持機能が亢進され、皮膚は健常な状態に保持され
ると共に、更に乾燥皮膚の改善ないしは修復が可能とな
るのである。
そこで、本発明者等は、セラミド、グルコシルセラミ
ド、ガラクトシルセラミド並びに酸性ムコ多糖類及びそ
の塩類のヒト皮膚に対する作用効果に関して鋭意研究し
た結果、後記特定のこれらのセラミド類と、酸性ムコ多
糖類及び/又はその塩を、化粧料基剤中に同時に配合
し、皮膚に適用した時には、皮膚の表面及び皮膚の最外
層である角質層に強い親和性を示し、それらの構造を緻
密化し、老化皮膚を改善する作用を有することを認め、
皮膚それ自体の水分保持機能を亢進することにより、乾
燥皮膚を改善し、あるいは皮膚を健常な状態に保持して
その老化を防ぎ、皮膚に湿潤性(しっとり感)、平滑性
(滑らか感)、弾力性を与える美肌効果を有することを
見出し本発明を完成するに至った。本発明の皮膚化粧料
の場合、従来の皮膚化粧料のごとく前記の皮膚湿潤剤、
皮膚柔軟剤を多量に配合する必要がなく、皮膚の正常な
生理機能が防げられる虞れがない。
(発明の目的) 即ち、本発明の目的は、荒肌改善効果、角質改善効果、
保湿効果等の皮膚老化防止効果と美肌効果(実用テス
ト)に優れた皮膚化粧料を提供することにある。
(発明の構成) 本発明は、セラミド、グルコシルセラミド、ガラクトシ
ルセラミドの少なくとも一種と、ヒアルロン酸、コンド
ロイチン4硫酸、コンドロイチン6硫酸、デルマタン硫
酸、ヘパリン、ヘパラン硫酸からなる酸性ムコ多糖類及
びその塩の群より選択された少なくとも一種とを配合し
てなる皮膚化粧料に関するものである。
(構成の具体的な説明) 本発明に用いるセラミド、グルコシルセラミド、ガラク
トシルセラミドは、人、豚、牛、馬、羊などの哺乳動物
の表皮に微量存在する化合物であって(バイオケミスト
リー、アンド、ファジオロジー、オブ、ザ、スキン、第
363頁〜第381頁、Biochemistry and Physiology of the
Skin,Oxford University Press,Inc.1983 New York,ジ
ャーナル、オブ、リピッド、リサーチ第24巻1983等を参
照)、これらの動物表皮より通常の抽出方法にて得るこ
とが可能である。本発明においては、特開昭61-271205
号公報や生化学実験書(脂質の生化学、生化学実験講
座、第3巻、20〜21頁、1974年、日本生化学会編、東京
化学同人)に記載されている構造方法により得られるセ
ラミド、グルコシルセラミド、ガラクトシルセラミドを
用いることができる。ここでセラミドは、N−アシルス
フィンゴシン、N−(α−ヒドロキシアシル)−フィト
スフィンゴン、N−アシルフィトスフィンゴシンなどの
混合物である。
また、グルコシルセラミドは主にN−アシルグルコシル
スフィンゴシン、N−(α−ヒドロキシアシル)−グル
コシルフィトスフィンゴン、N−(α−ヒドロキシアシ
ル)−グルコシルフィンゴシン、N−(アシル−ω−ヒ
ドロキシアシル)グルコシルスフィンゴシンなどの混合
物である。ガラクトシルセラミドは主にN−アシルガラ
クトシルスフィンゴシン、N−(α−ヒドロキアシル)
−ガラクトシルフィトスフィンゴシン、N−(α−ヒド
ロキシアシル)−ガラクトシルスィンゴシンなどの混合
物である。
本発明に用いる酸性ムコ多糖類としては、ヒアルロン
酸、デルマタン硫酸、コンドロイチン4硫酸、コンドロ
イチン6硫酸、ヘパリン、ヘパラン硫酸等が使用可能で
あり、その他ケラタン硫酸、コンドロイチン、コンドロ
イチン4,6硫酸も使用可能である。それらはいずれもは
公知の物質であって、軟骨、関節、眼球、皮膚その他の
結合組織に基質成分であり、蛋白質と結合して動物体内
に広く分布している。
本発明に用いる酸性ムコ多糖類の分子量は、ヒアルロン
酸が100,000〜5000,000、デルマタン硫酸、コンドロイ
チン4硫酸、コンドロイチン6硫酸が10,000〜50,000、
ヘパリン、ヘパラン硫酸が7,000〜20,000のものであ
る。
本発明に用いる酸性ムコ多糖類の塩としては、前記ムコ
多糖類のリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などの
アルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩などの
アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノール
アミン塩、ジイソプロパノールアミン塩等のアルカノー
ルアミン塩、リジン塩、アルギニン塩、ヒスチジン塩等
の塩基性アミノ酸塩が好ましいものとして挙げられる。
また、これらの酸性ムコ多糖類は遊離状の酸としても使
用できる。
セラミド、グルコシルセラミド、ガラクトシルセラミド
の配合量は皮膚化粧料(組成物)の総量を基準として0.
01〜3.0重量%(以下、Wt%と略記する)の範囲が好適
である。酸性ムコ多糖類及びその塩類の配合量は皮膚化
粧料の総量を基準として0.01〜3.0Wt%の範囲が好適で
ある。ここで、両成分の配合量がそれぞれ0.01Wt%未満
では効果が充分に達成されず、一方3.0Wt%を超えても
その増加分に見合った効果の向上は望めない。
本発明の皮膚化粧料は、例えばローション類、乳液類、
クリーム類、パック類等に適用することができる。尚、
本発明の皮膚化粧料には上記の他に色素、香料、防腐
剤、界面活性剤、顔料、抗酸化剤等を本発明の目的を達
成する範囲内で適宜配合することができる。
(実施例) 以下実施例にて本発明を説明する。本発明の皮膚化粧料
の皮膚老化防止効果を評価するために用いた荒肌改善効
果試験、角質改善効果試験、保湿効果試験(TWL値低減
率)、美肌効果試験(実用テスト)は下記の通りであ
る。
(1)荒肌改善効果試験 荒れ肌、乾燥皮膚及び老人性乾皮症状を訴える中高年被
験者20名の下脚を対象として4週間連続塗布効果を調べ
た。被験者の左側下脚試験部位に1日1回約1gの試料を
塗布し、試験開始前及び終了後の皮膚の状態を下記の判
定基準により肉眼判定した。右側下脚は試料を塗布せず
対照とした。
試験前後の試験部位と対照部位の判定結果を比較し、皮
膚乾燥度が2段階以上改善された場合(例えば、+→
−、++→±)を有効、1段階改善された場合をやや有
効、変化がなかった場合を無効とした。試験結果は有
効、やや有効となった被験者の人数で示した。
(2)角質層改善効果試験 前述の荒肌改善効果試験開始前及び終了後の被験者皮膚
にスコッチテープ(ニチバンメンディングテープ)を接
着し、これを剥離した時テープに付着した角質細胞の状
態を走査型電子顕微鏡によって詳細に調べ、下記の基準
によって皮膚角質細胞抗剥離性を解析し、角質層改善効
果(角質細胞抗剥離性増大効果)を求めた。
評価は、4週間連続塗布後の試験部位の評価点と対象部
位のそれとの差が2点以上の場合を有効、1点の場合を
やや有効、0点の場合を無効とした。試験結果は、20人
中有効、やや有効となった被験者の人数で示した。
(3)保湿効果試験(TWL値低減率) 前述の荒肌改善効果試験開始及び終了後の被験者皮膚を
対象として4週間連続塗布前及び塗布後のTWL値及びTWL
値の低減率(水分保持機能亢進効果)を下記の如く算出
して、保湿効果を調べた。
TWL値 密閉した皮表上の空気の一定時間内の温度変化を電気抵
抗にて測定する方法を用いた。
即ち、被試験者の皮表を測定用セルで密閉し、セルに強
制乾燥した空気を通気してセル内を乾燥空気で充分置換
した後、乾燥空気の通気を停止してその時点でのセル内
の相対温度RHs(%)を求め、次いで10分間放置して再
びセル内の相対温度RH10(%)を測定し、この時の温度
変化から下記の式によりTWL値(mg/cm2/hr)を算出し
た。
但し、Dt:測定温度下(t℃)での空気中の 飽和水蒸気の密度(mg/l) V:セルの容積(l) S:測定面積(cm2) TWL値の低減率 TWL値の低減率は、試料塗布前後のTWL値、TWLA及びTWLB
を下記の式に代入して算出した。
TWL値低減率=(1−TWLB/TWLA)×100(%) TWLA:試料塗布前のTWL値 TWLB:試料塗布後のTWL値 TWL値の低減率が20%以上の場合を「有効」、低減率が2
0%未満の場合を「無効」とした。試験結果は、20人中
の「有効」であった被験者の人数で表示した。
(4)美肌効果試験(実用テスト) 荒れ肌、乾燥肌及び老人性乾皮症状等を訴える中高年女
子被験者20人が試料を1日2回(朝・夕)連続3ケ月間
使用後の効果を評価した。試験結果は、皮膚の湿潤性、
平滑性、弾力性の各項目に対して、「皮膚に潤いが生じ
た」、「皮膚が滑らかになった」、「皮膚に張りが生じ
た」と回答した人数で示した。
実施例1〜12、比較例1〜9 〔二層型スキンローション〕 下記の組成の如く、二層型スキンローション基剤にセラ
ミド(以下、Cerと略記する)、グルコシルセラミド
(以下、CluCと略記する)、ガラクトシルセラミド(以
下、GalCと略記する)と、ヒアルロン酸(以下、HAと略
記する)、ヒアルロン酸ナトリウム(以下、HANと略記
する)、ヒアルロン酸Lアルギニン(以下、HAAと略記
する)、デルマタン硫酸(以下、DSと略記する)、デル
マタン硫酸カリウム(以下、DSKと略記する)、コンド
ロイチン4硫酸ナトリウム(以下、C4SNと略記する)、
コンドロイチン4硫酸L−リジン(以下、C4SLと略記す
る)、コンドロイチン6硫酸カリウム(以下、C6SKと略
記する)、ヘパリン(以下、Hepと略記する)、ヘパラ
ン硫酸(以下、HSと略記する)などの酸性ムコ多糖類と
をそれぞれ第1,2票に記載の如く配合した各試料を調製
し、各試験に使用した。
(1)組成 (2)調製法 (C)成分のセラミド類を予め(A)成分中に、(D)
成分の酸性ムコ多糖類等を(B)成分中に溶解した後、
(A)成分と(B)成分を各々80℃に加温溶解したもの
を混合した。次いで攪拌しつつ30℃迄冷却して各ローシ
ョンを調製した。
(3)特性 各二層型スキンローションの諸試験を実施した結果を第
1,2表右欄に記載した。
比較例1〜9のセラミド類或いは酸性ムコ多糖類等を単
独配合した化粧料と比較して、両成分を同時に配合した
実施例1〜12の本発明の皮膚化粧料は諸試験の全てに亘
って良好なる結果が認められた。
実施例13〜25、比較例10〜20 〔スキンクリーム〕 実施例1と同様に、下記の組成にて各々のスキンクリー
ムを調製し、諸試験を実施した結果を第3、4表に示し
た。
(1)組成 (2)調製法 (C)成分のセラミド類を予め(A)成分中に、(D)
成分の酸性ムコ多糖類等を(B)成分中に溶解した後、
(A)成分と(B)成分を各々80℃に加温溶解したもの
を混合した。次いで攪拌しつつ30℃まで冷却して各スキ
ンクリームを調製した。
(3)特性 第3、4表に示す如く、本発明の皮膚化粧料である実施
例13〜26のスキンクリームは、比較例10〜18と比較して
諸特性の全てに亘って優れていることは明らかであり、
配合特性に於いても異常は認められなかった。
なお、比較例19として、セラミド0.2wt%、高分子量ヒ
アルロン酸ナトリウム(平均分子量600万)0.3wt%を含
有させたクリーム、及び比較例20として、ラムノリピド
0.2wt%、ヒアルロン酸ナトリウム(平均分子量12万)
0.3wt%を含有させたクリームについて、荒れ肌、乾燥
肌及び老人性皮症状を訴える中高年女子被験者20名に対
し、試料を1日3回(朝・昼・夕)連続4週間使用さ
せ、短期連用試験により弾力性に関して評価した。その
結果、皮膚に張りが生じたと回答した人数は、比較例19
では9名、比較例20では4名であった。一方、実施例25
として、セラミド0.2wt%、低分子量ヒアルロン酸ナト
リウム(平均分子量12万)0.3wt%を含有させたクリー
ムについて、同様に弾力性に関して評価したところ、皮
膚に張りが生じたと回答した人数は12名であった。
(発明の効果) 以上記載の如く、本発明は、皮膚機能を亢進し、皮膚の
老化防止に顕著な効果を発現する優れた有用な皮膚化粧
料を提供することが明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミド、グルコシルセラミド、ガラクト
    シルセラミドの少なくとも一種と、平均分子量100,000
    〜5000,000のヒアルロン酸、平均分子量10,000〜50,000
    のデルマタン硫酸、コンドロイチン4硫酸およびコンド
    ロイチン6硫酸、平均分子量7,000〜20,000のヘパリ
    ン、ヘパラン硫酸及びその塩の分子量の酸性ムコ多糖類
    の群より選択された少なくとも一種とを配合してなる皮
    膚化粧料。
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