JP2013111943A - 熱転写箔およびその製造方法 - Google Patents
熱転写箔およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013111943A JP2013111943A JP2011262620A JP2011262620A JP2013111943A JP 2013111943 A JP2013111943 A JP 2013111943A JP 2011262620 A JP2011262620 A JP 2011262620A JP 2011262620 A JP2011262620 A JP 2011262620A JP 2013111943 A JP2013111943 A JP 2013111943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- thermal transfer
- transfer foil
- resin
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】本発明の熱転写箔は、基材と、該基材の一方の面上に、離型層と、電離放射線硬化性官能基としてビニル基、(メタ)アクリロイル基、アリル基、およびエポキシ基から選ばれる少なくとも1種を有するポリマーと、無機粒子の表面に反応性官能基を有する反応性無機粒子および/または反応性異形無機粒子と、多官能イソシアネートとを含むインキ組成物から形成される、ハードコート層と、アクリルポリオールと多官能イソシアネートが反応してなる樹脂と、熱可塑性樹脂とを含んでなるアンカーコート層と、熱可塑性樹脂を含んでなる受容層とをこの順に有してなるものである。
【選択図】図1
Description
基材と、該基材の一方の面上に、
離型層と、
電離放射線硬化性官能基としてビニル基、(メタ)アクリロイル基、アリル基、およびエポキシ基から選ばれる少なくとも1種を有するポリマーと、無機粒子の表面に反応性官能基を有する反応性無機粒子および/または反応性異形無機粒子と、多官能イソシアネートとを含むインキ組成物から形成される、ハードコート層と、
アクリルポリオールと多官能イソシアネートが反応してなる樹脂と、熱可塑性樹脂とを含んでなるアンカーコート層と、
熱可塑性樹脂を含んでなる受容層と
をこの順に有してなる、熱転写箔が提供される。
上記の熱転写箔によって加飾された加飾層を有してなる、加飾成形品が提供される。
下記の工程(1)〜(3):
(1)基材と、該基材の一方の面上に、
離型層と、
電離放射線硬化性官能基としてビニル基、(メタ)アクリロイル基、アリル基、およびエポキシ基から選ばれる少なくとも1種を有するポリマーと、無機粒子の表面に反応性官能基を有する反応性無機粒子および/または反応性異形無機粒子と、多官能イソシアネートとを含むインキ組成物から形成される、ハードコート層と、
アクリルポリオールと多官能イソシアネートが反応してなる樹脂と、熱可塑性樹脂とを含んでなるアンカーコート層と、
熱可塑性樹脂を含んでなる受容層と
をこの順に有してなる透明箔を用意する工程と、
(2)基材シートと、該基材シートの一方の面上に、剥離層と、インク層とをこの順に有してなるインクリボンを用意する工程と、
(3)該透明箔の受容層上に、該インクリボンを用いた熱転写プリンターによって、該インク層を転写して、装飾層を形成する工程と
を含んでなる、熱転写箔の製造方法が提供される。
下記の工程(4)〜(7):
(4)上記の熱転写箔の製造方法により製造された熱転写箔を用意する工程と、
(5)インモールド成形用金型内に、該熱転写箔を挿入する工程と、
(6)該金型内に溶融した射出樹脂を射出注入する工程と、
(7)該熱転写箔と、該射出樹脂とを一体化させて、樹脂成形体の表面上に加飾層を形成する工程と
を含んでなる、加飾成形品の製造方法が提供される。
下記の工程(8)〜(10):
(8)上記の熱転写箔の製造方法により製造された熱転写箔を用意する工程と、
(9)成形樹脂体上に、前記熱転写箔を当接する工程と、
(10)当接したまま熱圧によりロール転写する工程と、
を含んでなる、加飾成形品の製造方法が提供される。
本発明の熱転写箔は、基材と、該基材の一方の面上に、少なくとも、離型層と、ハードコート層と、アンカーコート層と、受容層とをこの順に有してなるものである。好ましい態様によれば、受容層上に装飾層をさらに有してもよく、装飾層上に接着層をさらに有してもよい。また、基材の他方の面上に、帯電防止層をさらに有してもよい。本発明の一態様によれば、帯電防止層/基材/離型層/ハードコート層/アンカーコート層/受容層/装飾層/接着層の順序で形成されてなる層構成を有する熱転写箔が提供される。本発明の熱転写箔は、加飾成形品のインモールド成形やインサート成形等の射出成形用またはロール転写用として好適に使用される。
本発明における基材としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体などのビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチルなどのアクリル系樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体、三酢酸セルロース、セロファン、ポリカーボネート、ポリウレタン系などのエラストマー系樹脂などによるものが利用される。これらのうち、成形性および剥離性が良好である点から、ポリエステル系樹脂、特にポリエチレンテレフタレート(以下「PET」ということがある。)が好ましい。基材の厚さとしては、成形性や形状追従性、取り扱いが容易であるとの観点から、25〜150μmの範囲が好ましく、さらに38〜100μmの範囲がより好ましい。
本発明における離型層は、少なくともハードコート層と、アンカーコート層と、受容層と、装飾層とを有し、好ましくは接着層をさらに有する転写層が、基材からの剥離を容易に行うために設けられる層である。離型層を設けることで、本発明の熱転写箔から転写層を確実かつ容易に被転写体へ転写させ、帯電防止層と、基材と、離型層とを有する剥離シートを確実に剥離することができる。離型層に用いられる離型剤としては、メラミン樹脂系離型剤、シリコーン系離型剤、フッ素樹脂系離型剤、セルロース樹脂系離型剤、尿素樹脂系離型剤、ポリオレフィン樹脂系離型剤、パラフィン系離型剤、アクリル樹脂系離型剤、およびこれらの複合型離型剤等の離型剤が好ましい。これらのなかで、アクリル樹脂系離型剤およびポリオレフィン樹脂系離型剤が好ましく、アクリル−ポリエチレン系などのこれらを複合したものが特に好ましい。
本発明におけるハードコートは、転写層が熱転写箔から樹脂成形体へと転写された後は、加飾成形品の最外層となり、摩耗や光、薬品等から成形品や装飾層を保護するための層である。ハードコート層は、電離放射線硬化性官能基としてビニル基、(メタ)アクリロイル基、アリル基、およびエポキシ基から選ばれる少なくとも1種を有するポリマーと、無機粒子の表面に反応性官能基を有する反応性無機粒子および/または反応性異形無機粒子と、多官能イソシアネートとを含むインキ組成物から形成されるものである。このインキを、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、およびグラビアリバースロールコーティング法等の公知の手段により塗布・乾燥させて形成することができる。なお、電離放射線硬化性とは、電磁波または荷電粒子線の中で分子を架橋・重合させうるエネルギー量子を有するもの、すなわち、紫外線または電子線等の照射により励起して、重合反応を生じることにより架橋・硬化する性能のことである。また、電離放射線硬化性官能基とは、上記電離放射線硬化性を発現しうる官能基のことである。
本発明におけるアンカーコート層は、ハードコート層と受容層との密着性を向上させるために設けられる層である。アンカーコート層は、アクリルポリオールと多官能イソシアネートが反応してなる樹脂と、熱可塑性樹脂とを含むものである。熱可塑性樹脂としては、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース誘導体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、および塩素化ポリオレフィン樹脂等が挙げられ、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体が好ましい。アクリルポリオールと多官能イソシアネートが反応してなる樹脂であるウレタン樹脂と、熱可塑性樹脂とによってアンカーコート層を形成することで、アンカーコート層の多官能イソシアネートの少なくとも一部と、受容層のアクリルポリオールおよび/または熱可塑性樹脂の少なくとも一部と反応および/または粘接着し、アンカーコート層と受容層の密着性を向上することができる。また、ハードコート層の電離放射線硬化性樹脂とアンカーコート層のアクリルポリオールと多官能イソシアネートが反応してなる樹脂(ウレタン樹脂)との親和性、アンカーコート層の熱可塑性樹脂と受容層の熱可塑性樹脂との親和性により、ハードコート層、アンカーコート層、および受容層の各層間の密着性を向上させることができる。
本発明における受容層は、アンカーコート層へ直接印画できないため、熱転写による絵柄形成時にインクリボンから転写されるインク層を受容層上に形成および保持するためのものである。アンカーコート層との密着性と装飾層を形成する熱転写性多色インクとの密着性が求められるためアンカーコート層と装飾層の両方に親和性のある樹脂を使用することが好ましい。受容層は、熱可塑性樹脂を含むものであり、アクリルポリオールをさらに含んでもよい。熱可塑性樹脂としては、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース誘導体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、および塩素化ポリオレフィン樹脂等が挙げられ、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体が好ましい。アンカーコートと同様の熱可塑性樹脂を用いることで、アンカーコート層と受容層の密着性をより向上することができる。
本発明における装飾層は、熱転写箔の意匠性を付与するために設けられる層であり、模様、文字、およびパターン状の絵柄等を表現する柄層である。柄としては、例えば、木目、石目、布目、砂目、幾何学模様、文字、ストライプ状やグラデーションの絵柄等が挙げられる。なお、より深みのある意匠を表現するために、例えば絵柄層間に透明アンカーコート層及び/または透明メジウム層を挟むような層順とするなどの工夫を施してもよい。好ましい態様によれば、インク層を有するインクリボンを用いた熱転写プリンターによって、該インク層が転写して形成されるものである。このように熱転写により装飾層を形成することで、小ロット多品種での製造に対応でき、グラデーション等の複雑な意匠を表現することができる。また、印画する画像は、デジタル情報での画像処理工程のみであり、一般の製版、印版等の工程が不要となり、工程数の低減による納期の短縮および設備の不要によるコストの低減を実現することができる。
本発明における接着層は、装飾層を接着性よく樹脂成形体に転写するための層である。本発明において、接着層は、樹脂を含むものであり、添加剤等をさらに含んでもよい。接着層の形成に用いる樹脂としては、樹脂成形体の素材に適した感熱性または感圧性の樹脂を適宜選択して用いることができる。例えば、樹脂成形体の材質が、ポリフェニレンオキサイド−ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、およびスチレン系樹脂の場合には、これらの樹脂と親和性のあるアクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、およびポリアミド系樹脂等を用いることが好ましい。また、樹脂成形体の材質が、ポリプロピレン樹脂の場合には、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、および環化ゴム、クマロンインデン樹脂等を使用することが好ましい。
本発明における帯電防止層は、加飾成形品の製造工程、特に転写工程において、転写箔への異物の付着を防止するために形成される層である。本発明において、帯電防止層は、アルミニウム、金、銀、銅、ニッケル等の金属、酸化錫、酸化インジウム、酸化錫ドープ酸化インジウム(ITO)等の金属酸化物、および黒鉛等からなる導電性物質の粉末または微薄片、あるいは導電性ポリマーを含むものであり、界面活性剤等の添加剤をさらに含んでもよい。
本発明において、インクリボンは、透明箔(装飾層形成前の状態の熱転写箔)の受容層上に、熱転写プリンターを用いて装飾層を形成するためのものである。熱転写箔の製造に用いるインクリボンは、基材シートと、該基材シートの一方の面に、少なくとも、剥離層と、インク層とをこの順に有し、インク層上に、接着層および帯電防止層をこの順にさらに有してもよい。また、基材シートの他方の面に耐熱滑性層をさらに有するものがよい。好ましい態様によれば、耐熱滑性層/基材シート/剥離層/インク層/接着層/帯電防止層の順序で形成されてなる層構成を有するインクリボンを用いるのがよい。また、他の態様によれば、インクリボンには、インク層と、金、銀、銅、亜鉛、および黄銅等の金属を蒸着により設けた金属蒸着層とを連続した1枚の基材シート上に面順次に設けてもよい。
本発明に用いられるインクリボンを構成する基材シートの材料は、従来公知のものを使用することができ、また、それ以外のものであっても、ある程度の耐熱性と強度とを有していれば使用することができる。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリイミド、ナイロン、酢酸セルロース、アイオノマー等の樹脂フィルム、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類、不織布等が挙げられる。これらを単独で使用してもよいし、これらを任意に組み合わせた積層体を使用してもよい。これらの中でも、薄膜化可能で安価な汎用性プラスチックであるポリエチレンテレフタレートが好ましい。
本発明に用いられるインクリボンを構成するインク層は、樹脂と、着色剤とを含むものであればよく、公知の種々のインク層を用いることができる。本発明においては、インク層を有するインクリボンを用いた熱転写プリンターによって、透明箔の受容層上に、インク層を転写させて装飾層を形成することができる。
本発明に用いられるインクリボンを構成する耐熱滑性層は、基材シートのインク層と反対側の面に設けられるものであり、熱転写プリンターのサーマルヘッドの熱によるスティキングやシワ等の悪影響を防止するためのものである。耐熱滑性層は、主に耐熱性樹脂からなるものである。耐熱性樹脂としては、例えば、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体樹脂、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンまたはエポキシのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、セルロースナイトレート樹脂、セルロースアセテートプロピオネート樹脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、セルロースアセテート−ヒドロジエンフタレート樹脂、酢酸セルロース樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、および塩素化ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。
本発明に用いられるインクリボンを構成する剥離層は、熱転写の際に、インク層が基材シートからの剥離を容易に行うために設けられた層である。また、熱転写によりインクリボンから熱透明箔へと転写されて、熱転写箔を形成した後は、熱転写箔の装飾層を保護するものである。また、加飾成形品を製造する際には、樹脂成形体の表面に接着する役割を果たすものである。本発明において、剥離層は、樹脂を含むものであり、添加剤等をさらに含んでもよい。剥離層の形成に用いる樹脂としては、熱可塑性樹脂を用いて形成するのがよい。例えば、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース誘導体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、および塩素化ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。
本発明の熱転写箔の製造方法は、下記の工程(1)〜(3):
(1)基材と、該基材の一方の面上に、
離型層と、
電離放射線硬化性官能基としてビニル基、(メタ)アクリロイル基、アリル基、およびエポキシ基から選ばれる少なくとも1種を有するポリマーと、無機粒子の表面に反応性官能基を有する反応性無機粒子および/または反応性異形無機粒子と、多官能イソシアネートとを含むインキ組成物から形成される、ハードコート層と、
アクリルポリオールと多官能イソシアネートが反応してなる樹脂と、熱可塑性樹脂とを含んでなるアンカーコート層と、
熱可塑性樹脂を含んでなる受容層と
をこの順に有してなる透明箔を用意する工程と、
(2)基材シートと、該基材シートの一方の面上に、剥離層と、インク層とをこの順に有してなるインクリボンを用意する工程と、
(3)該透明箔の受容層上に、該インクリボンを用いた熱転写プリンターによって、該インク層を転写して、装飾層を形成する工程と
を含んでなるものである。このような製造工程により熱転写箔の装飾層を形成することで、他の印刷方法で必要な一般の製版、印版等の工程を省き、工程数および設備の削減によりコストの低減を図ることができる。
本発明の加飾層を有する加飾成形品は、上記の熱転写箔、好ましくはより深みのある意匠を表現するために例えば絵柄層間に透明アンカー層及び/または透明メジウム層を挟むような層順とするなどの工夫をした熱転写箔を用いて、上記の射出成形同時転写加飾法により成形するのがよい。好ましい態様によれば、加飾成形品の製造方法は、下記の工程(4)〜(7):
(4)上記の熱転写箔の製造方法により製造された熱転写箔を用意する工程と、
(5)インモールド成形用金型内に、該熱転写箔を挿入する工程と、
(6)該金型内に溶融した射出樹脂を射出注入する工程と、
(7)該熱転写箔と、該射出樹脂とを一体化させて、樹脂成形体の表面上に加飾層を形成する工程と
を含むものである。さらに、樹脂成形体を冷却して金型から取り出した後、該転写箔の剥離シートを剥離することにより、加飾成形品を得ることができる。このような製造工程により加飾成形品を製造することで、樹脂成形体の表面にグラデーション等の複雑な意匠を表現することができる。
下記の工程(8)〜(11):
(8)上記の熱転写箔の製造方法により製造された熱転写箔を用意する工程と、
(9)成形樹脂体上に、前記熱転写箔を当接する工程と、
(10)当接したまま熱圧によりロール転写する工程と、
を含むものであってもよい。さらに、該転写箔の剥離シートを剥離することにより、加飾成形品を得ることができる。このような製造工程により加飾成形品を製造することで、樹脂成形体の表面にグラデーション等の複雑な意匠を表現することができる。
透明箔の作製
まず、基材として、38μmの厚さのPETフィルム(東レ(株)製、商品名:F99)を用意した。この基材の一方の面に、グラビアリバースコート法によって、下記組成の離型層用インキを塗工量1g/m2塗工して、離型層を形成した。次いで、該離型層上に、グラビアリバースコート法によって、下記組成のハードコート層用インキを塗工量12g/m2で塗工して、ハードコート層を形成した。そして、該ハードコート層に水銀燈から紫外線を照射して、未反応のアクリレート(アクリロイル)基が残る程度に架橋硬化させた。
離型層用インキ1の組成
・メラミン樹脂系離型主剤(大日精化(株)製、商品名:EX−114Dメジウム):
100質量部
・硬化剤(大日精化(株)製、商品名:PTC NO.7硬化剤): 10質量部
ハードコート層用インキ1の組成
・紫外線硬化樹脂(成分:ウレタンアクリレート系プレポリマー、大日精化(株)製、商品名:セイカビーム EXF−HT−S) 60質量部
・反応性無機粒子(反応性コロイダルシリカ粒子、平均粒子径d50:44nm、日産化学工業(株)製、商品名:MIBK−SD−L) 40質量部
・多官能イソシアネート系硬化剤(成分:ヘキサンメチレンジイソシアネート、大日精化(株)製、商品名:PTC−RC3 硬化剤): 10質量部
アンカーコート層用インキ1の組成
・アクリルポリオール系樹脂(大日精化(株)製、商品名:TM−VMAC):60質量部
・多官能イソシアネート系硬化剤(成分:ヘキサンメチレンジイソシアネート、大日精化(株)製、商品名:PTC−RC3 硬化剤): 25質量部
・塩化ビニル酢酸ビニル共重合体(DNPファインケミカル(株)製、商品名:SAニス)
15質量部
受容層用インキ1の組成
・アクリルポリオール系樹脂(大日精化(株)製、商品名:TM−VMAC):80質量部
・塩化ビニル酢酸ビニル共重合体(DNPファインケミカル(株)製、商品名:SAニス)
20質量部
帯電防止層用インキ1の組成
・導電性ポリマー(ナガセケムテックス(株)製、商品名:デナトロン) 20質量部
・純水(和光純薬(株)製、商品名:純水) 30質量部
なお、上記の帯電防止層用インキは、適宜、水にて希釈し、帯電防止層用インキを除く各インキは、適宜、有機溶剤にて希釈して用いた。
まず、混合樹脂と、着色剤とを下記の組成で有機溶剤に溶解させてインク層用インキを調製した。次に、4.5μmの厚さのPET基材シートの一方の面に、下記組成の剥離層用インキを用いて、グラビアリバースコート法によって、0.3μmの厚さの剥離層を形成した。続いて、該剥離層上に、上記のインク層用インキを用いて、グラビアリバースコート法によって、0.5μmの厚さのインク層を形成した。そして、該インク層上に、インキを用いて、グラビアリバースコート法によって、0.3μmの厚さの接着層を形成した。以上により、基材シート/剥離層/インク層/接着層の順序で形成されてなる層構成を有するインクリボンを作製した。
インク層用インキ1の組成
・アクリル系樹脂と塩酢ビ系樹脂の混合樹脂100質量部に着色剤(下記)のいずれかを40質量部混合したカラーインキ材料(DNPファインケミカル(株)製、CR700シリーズ)
剥離層用インキ(インクリボン)1の組成
・アクリル系樹脂と塩酢ビ系樹脂の混合樹脂(DNPファインケミカル(株)製、剥離ニスDX): 100質量部
接着層用インキ1の組成
・アクリル系樹脂(三菱レイヨン(株)製、BR83): 100質量部
上記で作製した透明箔1の受容層上に、サーマルヘッドを搭載した熱転写プリンターと上記で作製したインクリボンとを用いて、インクリボンのインク層を順次転写させて、装飾層を形成した。以上により、帯電防止層/基材/離型層/ハードコート層/アンカーコート層/受容層/装飾層/接着層の順序で形成されてなる層構成を有する熱転写箔1を作製した。なお、熱転写箔1の装飾層上に形成された接着層は、インクリボンの剥離層が転写したものである。
アンカーコート層用インキの組成を下記のとおりにした以外は、実施例1と同様にして熱転写箔2を作製した。
アンカーコート層用インキ2の組成
・アクリルポリオール系樹脂(大日精化(株)製、商品名:TM−VMAC):75質量部
・多官能イソシアネート系硬化剤(成分:ヘキサンメチレンジイソシアネート、大日精化(株)製、商品名:PTC−RC3 硬化剤): 15質量部
・塩化ビニル酢酸ビニル共重合体(DNPファインケミカル(株)製、商品名:SAニス)
10質量部
アンカーコート層用インキの組成を下記のとおりにした以外は、実施例1と同様にして熱転写箔3を作製した。
アンカーコート層用インキ3の組成
・アクリルポリオール系樹脂(大日精化(株)製、商品名:TM−VMAC):60質量部
・多官能イソシアネート系硬化剤(成分:ヘキサンメチレンジイソシアネート、大日精化(株)製、商品名:PTC−RC3 硬化剤): 20質量部
・塩化ビニル酢酸ビニル共重合体(DNPファインケミカル(株)製、商品名:SAニス)
20質量部
受容層用インキの組成を下記のとおりにした以外は、実施例1と同様にして熱転写箔4を作製した。
受容層用インキ2の組成
・塩化ビニル酢酸ビニル共重合体(DNPファインケミカル(株)製、商品名:SAニス)
100質量部
受容層用インキとして、上記の受容層用インキ2を用いた以外は、実施例2と同様にして熱転写箔5を作製した。
受容層用インキとして、上記の受容層用インキ2を用いた以外は、実施例3と同様にして熱転写箔6を作製した。
アンカーコート層用インキの組成を下記のとおりにした以外は、実施例1と同様にして熱転写箔7を作製した。
アンカーコート層用インキ5の組成
・アクリルポリオール系樹脂(大日精化(株)製、商品名:TM−VMAC):75質量部
・塩化ビニル酢酸ビニル共重合体(DNPファインケミカル(株)製、商品名:SAニス)
20質量部
アンカーコート層用インキの組成を下記のとおりにした以外は、実施例1と同様にして熱転写箔8を作製した。
アンカーコート層用インキ6の組成
・塩化ビニル酢酸ビニル共重合体(DNPファインケミカル(株)製、商品名:SAニス)
100質量部
・多官能イソシアネート系硬化剤(成分:ヘキサンメチレンジイソシアネート、大日精化(株)製、商品名:PTC−RC3 硬化剤): 10質量部
上記で作製した熱転写箔について、(1)表面硬度、(2)各層間の密着性、および(3)立体形状追従性の各評価を行った。
上記で作製した熱転写箔を、マイクロスライドガラス(プレクリン水縁磨、松浪ガラス工業(株)製、商品名:S7213)にローラーを用いてラミネートした。その後、鉛筆引掻き塗膜硬さ試験機((株)東洋精機製作所製、商品名:D−NP)、および鉛筆引掻き値試験用鉛筆(三菱鉛筆(株)製)を用いて鉛筆硬度を測定した。
上記で作製した熱転写箔を、110℃に加温したヒートシーラーでABS樹脂板とヒートシールした。その後、15mm巾にカットして、テンシロン(オリエンテック(株)製、商品名:RTA−1T)を用いて50mm/minで引っ張り、各層のどの界面で剥離が起こるか否かを確認した。
評価基準
・○:熱転写箔の接着層とABS樹脂板が剥離し、ハードコート層、アンカーコート層、および受容層の密着性が十分であった。
・△:ハードコート層とアンカーコート層の間、あるいはアンカーコート層と受容層の間で剥離が一部起こり、各層間の密着性が十分とは言えなかった。
・×:ハードコート層とアンカーコート層の間、あるいはアンカーコート層と受容層の間で剥離が起こり、各層間の密着性が不十分であった。
上記で作製した熱転写箔を、インモールド成形用金型内に挿入し、溶融樹脂を金型内に流し込んで(射出成形して)、インモールド成形を行い、加飾層を有する加飾成形品を得た。得られた成形品について、射出成形後のコーナー部外観およびゲート直下外観の観察を行った。評価基準は下記の通りである。
評価基準
・○:外観上問題がなかった。
・△:微細な塗装割れや軽微な白化が認められた。
・×:著しい塗装割れや白化が認められた。
20 基材
30 離型層
40 ハードコート層
50 アンカーコート層
60 受容層
70 装飾層
80 接着層
90 帯電防止層
110 転写層
120 剥離シート
210 インクリボン
220 基材シート
230 剥離層
240 インク層
250 接着層
260 帯電防止層
270 耐熱滑性層
310 透明箔
Claims (16)
- 基材と、前記基材の一方の面上に、
離型層と、
電離放射線硬化性官能基としてビニル基、(メタ)アクリロイル基、アリル基、およびエポキシ基から選ばれる少なくとも1種を有するポリマーと、無機粒子の表面に反応性官能基を有する反応性無機粒子および/または反応性異形無機粒子と、多官能イソシアネートとを含むインキ組成物から形成される、ハードコート層と、
アクリルポリオールと多官能イソシアネートが反応してなる樹脂と、熱可塑性樹脂とを含んでなるアンカーコート層と、
熱可塑性樹脂を含んでなる受容層と
をこの順に有してなる、熱転写箔。 - 前記受容層に含まれる熱可塑性樹脂が、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体である、請求項1に記載の熱転写箔。
- 前記アンカーコート層に含まれる熱可塑性樹脂が、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体である、請求項1または2に記載の熱転写箔。
- 前記アンカーコート層が、50〜80質量%のアクリルポリオールと10〜30質量%の多官能イソシアネートが反応してなる樹脂と、0質量%超過30質量%以下の熱可塑性樹脂とを含んでなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱転写箔。
- 前記無機粒子が、シリカ粒子である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱転写箔。
- 前記電離放射線硬化性官能基を有するポリマーが、アクリル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、およびポリエーテル(メタ)アクリレートから選ばれる少なくとも1種からなるポリマーである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱転写箔。
- 前記受容層が、アクリルポリオールをさらに含んでなる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱転写箔。
- 前記アンカーコート層の多官能イソシアネートの少なくとも一部と、前記受容層のアクリルポリオールおよび/または熱可塑性樹脂の少なくとも一部とが反応および/または粘接着してなる、請求項7に記載の熱転写箔。
- 前記受容層上に、装飾層をさらに有してなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の熱転写箔。
- 前記装飾層が、インク層を有するインクリボンを用いた熱転写プリンターによって、前記インク層が転写して形成されたものである、請求項9に記載の熱転写箔。
- 前記装飾層上に、接着層をさらに有してなる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の熱転写箔。
- 前記基材の他方の面上に、帯電防止層をさらに有してなる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の熱転写箔。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の熱転写箔によって加飾された加飾層を有してなる、加飾成形品。
- 下記の工程(1)〜(3):
(1)基材と、前記基材の一方の面上に、
離型層と、
電離放射線硬化性官能基としてビニル基、(メタ)アクリロイル基、アリル基、およびエポキシ基から選ばれる少なくとも1種を有するポリマーと、無機粒子の表面に反応性官能基を有する反応性無機粒子および/または反応性異形無機粒子と、多官能イソシアネートとを含むインキ組成物から形成される、ハードコート層と、
アクリルポリオールと多官能イソシアネートが反応してなる樹脂と、熱可塑性樹脂とを含んでなるアンカーコート層と、
熱可塑性樹脂を含んでなる受容層と
をこの順に有してなる透明箔を用意する工程と、
(2)基材シートと、前記基材シートの一方の面上に、剥離層と、インク層とをこの順に有してなるインクリボンを用意する工程と、
(3)前記透明箔の受容層上に、前記インクリボンを用いた熱転写プリンターによって、前記インク層を転写して、装飾層を形成する工程と
を含んでなる、熱転写箔の製造方法。 - 下記の工程(4)〜(7):
(4)請求項14に記載の熱転写箔の製造方法により製造された熱転写箔を用意する工程と、
(5)インモールド成形用金型内に、前記熱転写箔を挿入する工程と、
(6)前記金型内に溶融した射出樹脂を射出注入する工程と、
(7)前記熱転写箔と、前記射出樹脂とを一体化させて、樹脂成形体の表面上に加飾層を形成する工程と
を含んでなる、加飾成形品の製造方法。 - 下記の工程(8)〜(10):
(8)請求項14に記載の熱転写箔の製造方法により製造された熱転写箔を用意する工程と、
(9)成形樹脂体上に、前記熱転写箔を当接する工程と、
(10)当接したまま熱圧によりロール転写する工程と、
を含んでなる、加飾成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011262620A JP2013111943A (ja) | 2011-11-30 | 2011-11-30 | 熱転写箔およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011262620A JP2013111943A (ja) | 2011-11-30 | 2011-11-30 | 熱転写箔およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013111943A true JP2013111943A (ja) | 2013-06-10 |
Family
ID=48707971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011262620A Pending JP2013111943A (ja) | 2011-11-30 | 2011-11-30 | 熱転写箔およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013111943A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013154505A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写箔およびその製造方法 |
WO2016052628A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | 大日本印刷株式会社 | 加飾シート |
JP2016097668A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 大日本印刷株式会社 | 転写箔 |
JP2016221968A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 大日本印刷株式会社 | 転写箔 |
WO2017057328A1 (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 大日本印刷株式会社 | 転写箔 |
WO2019146603A1 (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 住友ベークライト株式会社 | 化粧板 |
CN110893735A (zh) * | 2019-09-24 | 2020-03-20 | 擎雷(上海)防伪科技有限公司 | 一种耐高温/耐磨防伪烫印膜及其制备方法 |
JP2020093198A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 関西ペイント株式会社 | 複層塗膜形成方法 |
JP2021049648A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-04-01 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写シート、第1熱転写シートと第2転写シートとの組合せ、熱転写シートと中間転写媒体との組合せ、第1熱転写シートと第2熱転写シートと中間転写媒体との組合せ、印画物の製造方法及び印画物 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054459A (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-14 | Konica Corp | 感熱転写記録用受像シート |
JPH1178266A (ja) * | 1997-09-02 | 1999-03-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱破壊転写箔及び感熱記録媒体 |
JP2001072950A (ja) * | 1998-12-10 | 2001-03-21 | Oji Paper Co Ltd | 粘着シート |
JP2003154796A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-05-27 | Toppan Printing Co Ltd | 転写シート |
JP2006316223A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Aica Kogyo Co Ltd | ハードコート剤及びハードコートフィルム |
JP2008188866A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 中間転写記録媒体、及び画像形成方法 |
JP2009067013A (ja) * | 2007-09-18 | 2009-04-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 中間転写記録媒体、及び転写された被転写体 |
JP2010082860A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Dainippon Printing Co Ltd | ハードコートフィルム及びハードコートフィルムの製造方法 |
JP2011088421A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 転写加飾フィルム及びその製造方法並びにそれを用いた加飾成形品及びその製造方法 |
-
2011
- 2011-11-30 JP JP2011262620A patent/JP2013111943A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054459A (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-14 | Konica Corp | 感熱転写記録用受像シート |
JPH1178266A (ja) * | 1997-09-02 | 1999-03-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱破壊転写箔及び感熱記録媒体 |
JP2001072950A (ja) * | 1998-12-10 | 2001-03-21 | Oji Paper Co Ltd | 粘着シート |
JP2003154796A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-05-27 | Toppan Printing Co Ltd | 転写シート |
JP2006316223A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Aica Kogyo Co Ltd | ハードコート剤及びハードコートフィルム |
JP2008188866A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 中間転写記録媒体、及び画像形成方法 |
JP2009067013A (ja) * | 2007-09-18 | 2009-04-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 中間転写記録媒体、及び転写された被転写体 |
JP2010082860A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Dainippon Printing Co Ltd | ハードコートフィルム及びハードコートフィルムの製造方法 |
JP2011088421A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 転写加飾フィルム及びその製造方法並びにそれを用いた加飾成形品及びその製造方法 |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013154505A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写箔およびその製造方法 |
US10583635B2 (en) | 2014-09-30 | 2020-03-10 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Decorative sheet |
WO2016052628A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | 大日本印刷株式会社 | 加飾シート |
KR102536612B1 (ko) | 2014-09-30 | 2023-05-24 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 가식 시트 |
KR20170063522A (ko) * | 2014-09-30 | 2017-06-08 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 가식 시트 |
JPWO2016052628A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2017-08-10 | 大日本印刷株式会社 | 加飾シート |
CN107074009A (zh) * | 2014-09-30 | 2017-08-18 | 大日本印刷株式会社 | 装饰片 |
US11084256B2 (en) | 2014-09-30 | 2021-08-10 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Decorative sheet |
JP2016097668A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 大日本印刷株式会社 | 転写箔 |
JP2016221968A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 大日本印刷株式会社 | 転写箔 |
WO2017057328A1 (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 大日本印刷株式会社 | 転写箔 |
US10549513B2 (en) | 2015-09-28 | 2020-02-04 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Transfer film |
JP6119947B1 (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-26 | 大日本印刷株式会社 | 転写箔 |
WO2019146603A1 (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 住友ベークライト株式会社 | 化粧板 |
JP7298164B2 (ja) | 2018-01-26 | 2023-06-27 | 住友ベークライト株式会社 | 化粧板 |
JP2020093198A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 関西ペイント株式会社 | 複層塗膜形成方法 |
JP2021049648A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-04-01 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写シート、第1熱転写シートと第2転写シートとの組合せ、熱転写シートと中間転写媒体との組合せ、第1熱転写シートと第2熱転写シートと中間転写媒体との組合せ、印画物の製造方法及び印画物 |
CN110893735A (zh) * | 2019-09-24 | 2020-03-20 | 擎雷(上海)防伪科技有限公司 | 一种耐高温/耐磨防伪烫印膜及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013111943A (ja) | 熱転写箔およびその製造方法 | |
CN107074009B (zh) | 装饰片 | |
JP6051507B2 (ja) | 熱転写箔およびその製造方法 | |
JP2013154509A (ja) | 熱転写箔およびその製造方法 | |
JP5824725B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物 | |
JP5659539B2 (ja) | インキ組成物及びこれを用いた加飾シート | |
JP2013193298A (ja) | 転写箔および装飾成形品 | |
JP3955599B2 (ja) | マットハードコート用転写シートおよびマットハードコート成形品の製造方法 | |
JP5633247B2 (ja) | 加飾シート | |
JP5803625B2 (ja) | 熱転写箔およびその製造方法 | |
JP2015163434A (ja) | 加飾シート | |
JP5879978B2 (ja) | 熱転写箔およびその製造方法 | |
JP5556211B2 (ja) | 加飾成形品の製造方法 | |
JP5732779B2 (ja) | 加飾シート | |
JP2015163435A (ja) | 加飾シート | |
JP2013208858A (ja) | 熱転写箔およびその製造方法 | |
JP5950189B2 (ja) | 熱転写インクシートおよび熱転写箔 | |
JP5741995B2 (ja) | 転写箔およびその製造方法 | |
JP5630186B2 (ja) | 転写箔およびその製造方法 | |
JP2015214031A (ja) | 転写フィルムおよび装飾成形品 | |
JP2013154505A (ja) | 熱転写箔およびその製造方法 | |
WO2015129721A1 (ja) | 加飾シート | |
JP5659538B2 (ja) | インキ組成物及びこれを用いた加飾シート | |
JP6011925B2 (ja) | 熱転写箔およびそれを用いた加飾成形体 | |
JP2015214029A (ja) | 転写フィルムおよび装飾成形品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140919 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150724 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150909 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160122 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160531 |