JP2013085545A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】グレンタンク8と、グレンタンク8に一端が接続され、グレンタンク8に貯溜された穀粒を他端から排出する排出用縦オーガ30と、を備え、排出用縦オーガ30を、機体外側に向けて傾動可能となるようにグレンタンク8に相対回動可能に接続するとともに、グレンタンク8及び排出用縦オーガ30の両方を支持しながら機体フレーム2に対して垂直軸周りに相対回動可能な支持部材51を設けた。
【選択図】図3
Description
また、グレンタンクと排出用縦オーガとを接続部材を介して接続させている。排出用縦オーガは、接続部材に対して相対的に回動可能であり、穀粒の排出時には外側に向かって傾倒させることができる。
一方、グレンタンクは、接続部材に設けられ垂直方向に延設された軸を中心として側方に回動可能であり、メンテナンス時には開放させることができる。
グレンタンク8は、箱状に形成されており、後方の高さが一段低くなるように形成されている。グレンタンク8の底部内には穀粒を排出するコンベア等からなる穀粒排出装置18が設けられている。グレンタンク8はその後面下端付近に排出孔31が設けられている。
排出用縦オーガ30は、他端に穀粒排出孔32を有しており、穀粒排出孔32は、収納時に右方向(機体外側)を向いて開口するように形成されている。グレンタンク8の後部と排出用縦オーガ30の間の左部には機体フレーム2から柱状の支持フレーム2aが立設されている。
また、排出用縦オーガ30の前側側面であってフック33よりも上方には、縦オーガ側係合部材34が設けられている。縦オーガ側係合部材34は板状の部材で水平前左側方に突設され、縦オーガ側係合部材34の平面視略中央部には係合孔34a(図6参照)が設けられている。
また、排出用縦オーガ30の中途部右側(機体外側)側面には、平面視略U字状に棒材を折り曲げ形成されて、作業者が排出用縦オーガ30を傾動する際に把持するための傾動用把手38が設けられている。作業者は、傾動用把手38を把持して機体外側へ排出用縦オーガ30を傾動させ、穀粒排出孔32を図示せぬ袋等の上部へ移動させて穀粒を排出させることができる。
グレンタンク8及び排出用縦オーガ30を接続するための接続部材41は、側面視L字状の管材であり、前方に向いて開放したグレンタンク側開口部42と、上方に向いて開放した排出用縦オーガ側開口部43とを有している。グレンタンク側開口部42はグレンタンク8の排出孔31に軸心を合わせて嵌合され、排出用縦オーガ30が前後中心軸周りに側方へ回動可能に固定されている。また、排出用縦オーガ側開口部43はフランジ43aを有しており、フランジ43aを排出用縦オーガ30の下端に設けられたフランジ30aと重ね合わせて、ねじ等で締結することにより固設されている。
接続部材41の後端下部には、傾動軸45が設けられている。傾動軸45は前後水平方向であって、グレンタンク8内の下部に前後方向に設けられた穀粒排出装置18のコンベア軸心の後延長上に配設され、排出用縦オーガ30の傾動時の軸となる部材であり、接続部材41の後面から後方に向けて突設されている。
支持部材51は、平面視略台形状の底板部51aと、底板部51a前端から上方へ突設させた接続部材支持部51bと、底板部51a後端から上方へ突設させた傾動軸受部51cとから構成されている。つまり、支持部材51は板材を側面視略U字状に折り曲げ形成されている。
また、排出用縦オーガ収納部材61の左前部には、上面から下面に貫通する貫入孔61bが設けられ、排出用縦オーガ収納部材61の右上面の前後中途部には、挿入孔61cが設けられている。貫入孔61b及び挿入孔61cにはそれぞれピンで構成した係合部材65を貫入可能としている。そして、貫入孔61bの位置に合わせて支持フレーム2aの上面に図示せぬ支持フレーム側貫入孔が開口され、該支持フレーム側貫入孔と貫入孔61bとに係合部材65を貫入することで、グレンタンク8を支持フレーム2aに固定可能としている。
一方、図5及び図7に示すように、排出用縦オーガ30が垂直状態(収納状態)である場合において、排出用縦オーガ30の排出用縦オーガ収納部材61の上面よりも高い位置から排出用縦オーガ収納部材61側に向けて縦オーガ側係合部材34が突設されている。該縦オーガ側係合部材34には、前記挿入孔61cの位置と平面視で一致するように係合孔34aが開口され、挿入孔61cと係合孔34aに係合部材65を貫入して排出用縦オーガ30を排出用縦オーガ収納部材61に固定可能としている。
グレンタンク8は、図3及び図8の実線で示すように、収納時においては、機体フレーム2の右側上に配置されており、その後面下部に設けられた排出孔31は後方を向いて開口しており、前方に向いて開放した接続部材41のグレンタンク側開口部42と回動可能に接続されている。また、排出用縦オーガ収納部材61の貫入孔61bに係合部材65が貫入されており、支持フレーム2aと排出用縦オーガ収納部材61とが固定されている。排出用縦オーガ収納部材61は、グレンタンク8後面に固設されているので、グレンタンク8は、排出用縦オーガ収納部材61を介して機体フレーム2に固定され、係合部材65を抜かない限り回動することができないように構成されている。こうしてグレンタンク8が意図せず側方に回動しないように構成している。なお、グレンタンク8の前部上とサンバイザー20の支持フレームの間に連結部材が連結されて、強固にグレンタンク8を機体フレームに固定している。
グレンタンク8は、最大で収納時の状態から約90°側方へ回動できる。
このように構成することにより、グレンタンク8の開放と排出用縦オーガ30の傾倒が同時に行われるのを防止することができる。このように、係合部材65は、グレンタンク8が収納状態にある場合におけるグレンタンク8の機体フレーム2への固定と、グレンタンク8が開放状態にある場合における排出用縦オーガ30の傾倒の防止という二つの用途に用いることができる。係合部材65はいずれか一方の貫入孔に挿入されるため紛失のおそれもない。
排出用縦オーガ30が収納状態にある場合は、図10の二点鎖線に示すように、排出用縦オーガ30が垂直回動軸46の軸周りに回動させることができる。しかし、排出用縦オーガ30が傾倒した状態では、図11の二点鎖線に示すように、排出用縦オーガ30及びグレンタンクが垂直回動軸46の軸周りに回動すると突出板37が支持フレーム2aと接触し、回動できないように形成されている。
このように構成することにより、排出用縦オーガ30が傾倒している場合に、グレンタンク8の回動を禁止することができる。
このように構成することにより、グレンタンク8を側方に回動(開放)させた場合、グレンタンク8と一体的に排出用縦オーガ30も回動するため、グレンタンク8と排出用縦オーガ30との接続が解除されて開口部が露出することがなく、穀粒がこぼれ落ちるのを防止することができる。
このように構成することにより、排出用縦オーガ30は、グレンタンク8の排出孔31及び支持部材51の傾動軸受部51cによって両側から軸支されることになるため、当該排出用縦オーガ30の取り付け強度を向上させることができる。また、排出用縦オーガ30及びグレンタンク8をコンパクトに配置することができる。
このように構成することにより、グレンタンク8が収納位置にある場合には、係合部材65によってグレンタンク8を収納位置に保持し、グレンタンク8を開放させる場合には、係合部材65によって排出用縦オーガ30を収納位置に保持することができる。このようにして、グレンタンク8の開放と排出用縦オーガの傾倒が同時に行われるのを防止することができる。また、そのための部材を1つの係合部材65で兼用することができる。
このように構成することにより、排出用縦オーガ30が傾倒している場合にはグレンタンク8の回動(開放)を禁止することで、重量バランスの悪化を防止することができる。
8 グレンタンク
10 エンジンルーム
12 座席シート
20 サンバイザー
30 排出用縦オーガ
37 突出板(規制部材)
45 傾動軸
51 支持部材
65 係合部材
Claims (4)
- グレンタンクと、
前記グレンタンクに一端が接続され、前記グレンタンクに貯溜された穀粒を他端から排出する排出用縦オーガと、を備え、
前記排出用縦オーガを、機体外側に向けて傾動可能となるように前記グレンタンクに相対回動可能に接続するとともに、前記グレンタンク及び排出用縦オーガの両方を支持しながら機体フレームに対して垂直軸周りに相対回動可能な支持部材を設けたコンバイン。 - 前記支持部材は、排出用縦オーガの傾動軸を、グレンタンクと反対側から軸支するものとした請求項1に記載のコンバイン。
- 前記グレンタンクが収納位置にある場合には前記グレンタンクと機体フレームとを係合させるとともに、グレンタンクを開放させる場合には前記グレンタンクと垂直方向に立設された状態の排出用縦オーガとを係合させる係合部材を備えた請求項1または2に記載のコンバイン。
- 前記排出用縦オーガが傾倒している場合には、機体フレームと係合してグレンタンク及び排出用縦オーガが回動するのを規制する規制部材を設けた請求項1から3のいずれか一項に記載のコンバイン。
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