JP2013071273A - シール型熱転写受像シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 透明な被転写体に対し、鮮明な熱転写画像を形成し、意匠、装飾効果の高い印画物として、任意の物体に貼付することができるシール型熱転写受像シートを提供する。
【解決手段】 離型シート2の上に、少なくとも粘着剤層3、受容層5の順に積層したシール型熱転写受像シート1において、熱または水分を加えることで、粘着性を発生する粘着剤から、前記粘着剤層が形成されていることを特徴とするものである。上記の受容層が透明な被転写体に対し、熱接着(ヒートシール)して、鮮明な熱転写画像を形成し、意匠、装飾効果の高い印画物(シールタイプ)が形成できる。さらに、粘着剤層に熱または水分を加えることで、粘着性を発現させて、任意の物体にそのシール型熱転写受像シートを貼付することが容易にできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シール型熱転写受像シートに関し、更に詳しくは、離型シートの上に、少なくとも粘着剤層、受容層の順に積層し、該受容層に熱転写画像を形成後に、受容層を接着層として、透明な被転写体に対し、熱転写画像付きのシール型熱転写受像シートを接着でき、さらに、シール型熱転写受像シートが積層された被転写体の離型シートを剥がして、任意の物体に、貼り付けることができるシール型熱転写受像シートに関するものである。
従来、種々の熱転写記録方法が知られているが、それらの中でも、昇華転写用染料を記録材とし、これをポリエステルフィルム等の基材上に適当なバインダーで担持させた染料層を有する熱転写シートから、昇華染料で染着可能な被転写材、例えば、紙やプラスチックフィルム等に染料受容層を形成した熱転写受像シート上に昇華染料を熱転写し、各種のフルカラー画像を形成する方法が提案されている。この場合には、加熱手段として、プリンターのサーマルヘッドによる加熱によって、3色または4色の多数の加熱量が調整された色ドットを熱転写受像シートの受容層に転移させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラーを再現するものである。このように形成された画像は、使用する色材が染料であることから、非常に鮮明で、かつ透明性に優れているため、得られる画像は中間色の再現性や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラビア印刷による画像と同様であり、かつフルカラー写真画像に匹敵する高品質画像の形成が可能である。
また、マルチメディアに関連した様々なハードおよびソフトの発達により、上記の熱転写方法は、コンピューターグラフィックス、衛星通信による静止画像そしてCD−ROMその他に代表されるデジタル画像及びビデオ等のアナログ画像のフルカラーハードコピーシステムとして、その市場を拡大している。
この熱転写方法による熱転写受像シートの具体的な用途は、多岐にわたっている。例えば、印刷の校正刷り、画像の出力、CAD/CAMなどの設計およびデザインなどの出力、CTスキャンや内視鏡カメラなどの各種医療用分析機器、測定機器の出力用途そしてインスタント写真の代替として、また身分証明書やIDカード、クレジットカード、その他カード類への顔写真などの出力、さらに遊園地、ゲームセンター、博物館、水族館などのアミューズメント施設における合成写真、記念写真としての用途など多岐になってきている。
上記のような用途の多様化の中で、任意の対象物に熱転写画像を有するシール(ラベル)を貼り付けて使用する要望があり、例えば、特許文献1では、基材に、装飾効果が高いホログラムパターンを有するシートを用いた熱転写受像シートで、基材裏面に粘着剤層を有するシール型熱転写受像シートが示されている。また、特許文献2には、受容層と基材との間に、金属成分や蛍光性を有する含有した着色層を設け、基材の裏面に粘着剤層を設けたシール型熱転写受像シートが示され、意匠、装飾効果の高いことが記載されている。
また、熱転写受像シートの用途として、透明な基材の一方の面上に受容層を設け、該受容層に熱転写画像を形成し、該受容層の上に白色層を設けた印画物が知られている。この印画物は、透明な基材の受容層面の反対側から画像を視認する。
透明な基材が、受容層面の反対側にレンチキュラーレンズを有する場合は、見る角度によって二画像以上の画像を視認でき、あるいは立体画像を観賞できる。(例えば、特許文献3、4、5参照。)
しかしながら、透明な基材を通して画像を視認する印画物を、他の物体に貼付して使用するのに適したシール型の熱転写受像シートについては、これまでに充分に検討されていなかった。
特許第4372969号公報 特許第4372974号公報 特開平6−282019号公報 特開平11−142995号公報 特開平2011−62893号公報
したがって、上記の問題を解決するために本発明の目的は、透明な被転写体に対し、鮮明な熱転写画像を形成し、意匠、装飾効果の高い印画物として、任意の物体に貼付することができるシール型熱転写受像シートを提供することである。
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、請求項1として、離型シートの上に、少なくとも粘着剤層、受容層の順に積層したシール型熱転写受像シートにおいて、熱または水分を加えることで、粘着性を発生する粘着剤から、前記粘着剤層が形成されていることを特徴とするものである。上記の受容層が透明な被転写体に対し、熱接着(ヒートシール)して、鮮明な熱転写画像を形成し、意匠、装飾効果の高い印画物(シールタイプ)が形成できる。さらに、粘着剤層に熱または水分を加えることで、粘着性を発現させて、任意の物体にそのシール型熱転写受像シートを貼付することが容易にできる。
請求項2として、前記の粘着剤層と受容層との間に、隠蔽層を設けたことを特徴とするものである。これにより、熱転写画像を有する透明な被転写体をシールとして、貼り付ける対象物体の表面と受容層との間に、隠蔽層を有するので、隠蔽層を例えば、白色にすれば、熱転写画像が浮き出て鮮明になる。また、隠蔽層を対象物体の表面の色に合わせれば、該物体に違和感のない熱転写画像を形成できる。また請求項3として、前記の粘着剤が、コア・シェル構造を有するエマルション型の粘着剤であり、シェル部は粘着性が低い高分子乳化剤からなり、コア部の中にはアクリル系モノマーを重合したアクリル系の粘着性ポリマーを含有することを特徴とするものである。これにより、粘着剤層は、加熱前は粘着性をもたないが、加熱後に強い粘着性をもち、その粘着性を利用して、任意の物体に、熱転写画像を有する透明な被転写体(レンチキュラーレンズシートなど)を、シールとして貼り付けることが容易にできる。
本発明のシール型熱転写受像シートは、上記構成をとることにより、透明な被転写体に対し、鮮明な熱転写画像を形成し、また意匠、装飾効果の高い印画物として、任意の物体に貼付することができる。
本発明のシール型熱転写受像シートである一つの実施形態を示す概略図である。 本発明のシール型熱転写受像シートを使用して、レンチキュラーレンズシート上に、熱転写画像を有したシールを、物体に貼り付けた状態を示す概略図である。
次に、発明の実施の形態について、詳述する。
図1に、本発明のシール型熱転写受像シートである一つの実施形態を示す。図1は、シール型熱転写受像シート1の概略断面図であり、離型シート2の一方の面に粘着剤層3、隠蔽層4、受容層5を順に積層した構成である。その受容層5に、染料層を基材上に有する熱転写シートを用いて、熱転写画像を形成した後に、透明な被転写体に、例えばレンチキュラーレンズシートに熱転写画像の形成されたシール型熱転写受像シートを貼り付ける。その後、粘着剤層を離型シートを介し加熱または水を加えて、粘着性を発生させ、そのシール型熱転写受像シート1から離型シート2を剥がして、露出した粘着剤層3により、後述する任意の物体に貼り付けることができる。
図示したシール型熱転写受像シートで、粘着剤層で貼り付ける物体の表面自体が不透明であれば(隠蔽性を有していれば)、隠蔽層を設ける必要がない。また、隠蔽層4と受容層5との間に、平滑性を有する、あるいはクッション性を有する中間層を設ける等、本発明のシール型熱転写受像シートの熱転写画像の品質、粘着剤層の性能などに影響がでない程度に、層を追加することが可能である。
図2に本発明のシール型熱転写受像シートを使用して、レンチキュラーレンズシート上に、熱転写画像を有したシールを、物体に貼り付けた状態を示す概略断面図であり、シール型熱転写受像シートは図1に示すものを使用した。但し、受容層5には熱転写画像6を形成したシール型熱転写受像シートであり、そのシール型熱転写受像シートの受容層5と、レンチキュラーレンズシート7とを、受容層5とレンチキュラーレンズシートのレンズ(8)側と反対側とが接するように、重ねて、加熱及び加圧して、受容層5、隠蔽層4、粘着剤層3、離型シート2の積層体をレンチキュラーレンズシート7に、受容層5をヒートシール層として機能させ、接着させる。図示した印画物10は、上記の積層体で離型シート2側から加熱した後に、離型シート2を剥がして、粘着性を発現した粘着剤層3を露出させ、その粘着剤層3と、任意の物体9(例えば、スマートフォンの表示面の反対面)を重ねて、加圧して、物体9上に、粘着剤層3、隠蔽層4、受容層5、レンチキュラーレンズシート7が積層された印画物10が得られる。これにより、隠蔽層4を背景として、受容層5に形成された熱転写画像6がレンチキュラーレンズシートのレンズにより、観察者の目には、立体画像として観察できる。
以下、本発明のシール型熱転写受像シートを構成する各層について、詳細に説明する。
(離型シート)
離型シート2は、下記に挙げる基材表面に、離型層を形成して用意することができる。その基材としては、従来公知のプラスチックフィルムでよく、例えばポリエチレンテレフタレートフィルム、基材内部にミクロボイドを有するポリエチレンテレフタレートフィルム等が挙げられる。また、グラシン紙または顔料コート紙にポリエチレン等をラミネートしたポリラミ原紙や、ポリプロピレン等を主成分とした合成紙を使用することもできる。離型層は、上記の基材の上に、シリコーン系剥離剤やワックス系剥離剤を乾燥時で0.03g/m2〜0.20g/m2塗布して形成することができる。
離型シートの粘着剤層、隠蔽層、受容層の設けられる面とは反対の面に、必要に応じて背面層を従来公知の方法で設けることができる。背面層は、シール型熱転写受像シートの受容層に、熱転写プリンターでサーマルヘッド等の加熱により熱転写画像を形成する際、受像シートの搬送性を向上させるため、あるいは粘着剤層を加熱して粘着性を発生する時、離型シートを介して粘着剤層を加熱する際、離型シートの耐熱性を向上させるため等に、従来から背面層に用いられている樹脂と同様の樹脂によって設けることができる。
(粘着剤層)
本発明のシール型熱転写受像シートの粘着剤層3は、離型シートの上に形成し、その粘着剤層の上に、受容層を積層していくので、室温では粘着性を有していなく、熱あるいは水を加えることで、粘着性を発現する粘着剤により形成する。この粘着剤は、溶媒中に、液体である粘着成分が分散したエマルション(乳濁液)から形成されるものであることが好ましく、粘着成分がコア内にあり、その粘着成分を粘着性の低い高分子乳化剤からなるシェルにより包み込んだ、いわゆるコア・シェル構造のエマルション型粘着剤から構成することが特に好ましい。上記の熱を加えることで、粘着性を発現する際、熱として100〜140℃程度の範囲が実用しやすく好ましい。
上記のシェル部を構成する材料は、粘着性が低いものとして、カルボキシル基またはスルホン酸基を有するラジカル重合性単量体(モノマー)単位を含む共重合体などが挙げられる。例えば、α、β−エチレン性不飽和カルボン酸単位および疎水性のラジカル重合性単量体単位を主な構成単位とする共重合体が好ましく使用される。
また、コア内の材料としては、ラジカル重合性単量体の乳化重合によって得られる重合体が上げられる。好ましい重合体としては、(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするラジカル重合性単量体(以下、「アクリル系単量体」という。)の乳化重合物、エチレン及びビニルエステルを主成分とするラジカル重合性単量体(以下、「エチレン−ビニルエステル系単量体」という。)の乳化共重合物、共役ジエン単量体およびこの共役ジエン単量体と共重合可能な単量体(以下、「共役ジエン系単量体」という。)を主成分とするラジカル重合性単量体の乳化共重合物などが挙げられる。上記のコア内の材料のガラス転移温度(Tg)は約−20℃以下にすることが好ましい。それは粘着成分としての十分な粘着性をもたせるためである。
それに対して、上記のシェル部を構成する材料のTgは、−20℃以上15℃以下が好ましい。シェル部の材料のTgが−20℃未満であると、得られる粘着剤層が室温下で乾燥しても、粘着性を有し、一方でそのTgが15℃を越えると、粘着性を発現させるための温度が、150℃以上のように、高くなり、好ましくない。
本発明の粘着剤層を構成するエマルション型粘着剤は、上記のカルボキシル基またはスルホン酸基を有するラジカル重合性単量体(モノマー)単位を含む共重合体の存在下に、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とするラジカル重合性単量体を水性媒体中に均一に分散させ、重合開始剤を用いて乳化重合させることにより、水性重合体エマルションとして作製することができる。かかる乳化重合においては、上記のカルボキシル基またはスルホン酸基を有するラジカル重合性単量体(モノマー)単位を含む共重合体が界面活性剤(乳化剤)として機能するので、乳化重合時に界面活性剤などの使用量を通常の乳化重合の場合よりも少量とすることができ、所望により乳化剤は一切使用しないことも可能である。但し、粘着剤層を加熱により粘着性を発現させるものではなく、水を加えることにより、粘着性を発現させたい場合は、上記の乳化重合時に、一般的な乳化剤を添加させればよい。
上記に説明した粘着剤層を構成するエマルション型粘着剤として、東亞合成(株)製の感熱ラベル用粘着剤アロンタックTT−1212、1214などが市販されているので、それを使用して、本発明のシール型熱転写受像シートの粘着剤層を形成することができる。粘着剤層の形成はグラビアコート、グラビアリバースコート、ロールコート等の公知の手段により行うことができ、粘着剤層の塗工量は乾燥状態で5〜50g/m2程度が好ましい。但し、粘着剤層が加熱により粘着性を発現するものを使用する場合、その粘着剤層の塗工、乾燥時の温度は40℃程度に抑えて高温にならないようにしておく必要がある。
(隠蔽層)
本発明のシール型熱転写受像シートにおける隠蔽層4は、転写された印画物に適度な隠蔽性と光拡散性をもたせる働きがあり、着色剤である顔料と、バインダー樹脂から構成される。また顔料のみでは、隠蔽層のバインダー樹脂の経時変化や耐光性の低下による着色化が生じる場合があるので、色調調整剤としての着色剤も添加することが好ましい。
これによって、任意の物体に貼付した画像の鮮明性を高める事ができる。
バインダー樹脂は、いずれの樹脂を用いてもよく、好ましい樹脂としては、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポリエステル、ポリスチレン、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂、及びこれらの変性体、そして、公知の樹脂の各種共重合体を用いることができる。また、これらの樹脂を複数ブレンドしたものを用いることも可能である。また、上記の樹脂の一部架橋樹脂が挙げられる。
また、顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム等の金属酸化物があげられる。尚、酸化チタンは、ルチル型酸化チタンとアナターゼ型酸化チタンがあるが、隠蔽性等を考慮すると、アナターゼ型の酸化チタンを用いることが好ましい。
バインダーと顔料の比率は、バインダー100部に対して30部〜300部が好ましい。顔料の比率が上記未満の場合は、隠蔽性に劣る。また、顔料の比率が上記の値を越えた場合には、加工安定性に劣るとともに、形成した塗膜が非常に脆くなり、耐久性に劣り好ましくない。この隠蔽層には、必要に応じて蛍光増白剤、各種着色染料等の添加剤を添加することができる。このように染料等により着色された隠蔽層は、シール型熱転写受像シートの最終的に粘着剤層で貼り付ける物体の表面の色相に合わせることが、該物体に違和感のない熱転写画像を形成できるため、好ましい。
さらに、隠蔽層と粘着剤層及び受容層との接着性を付与するための手段として、隠蔽層に用いるバインダー樹脂に適した各種の硬化剤を添加することも可能である。例えば、使用するバインダー樹脂が水酸基を含有する樹脂の場合には、硬化剤として各種のイソシアネートを用いることが好ましい。
また、隠蔽層には、色相調整剤が添加されていても良い。色相調整剤とは、隠蔽性をさらに高める機能を有するものである。本発明の色相調整剤としては、特に制限無く公知の材料を使用することができるが、例えば、キノン系、アゾ系、トリアリールメタン系、シアニン系、フタロシアニン系、およびインジゴ系からなる着色剤の群から選択される少なくとも1種を含有させることができる。優れた隠蔽性が得られるという観点からは、アントラキノン系の色剤が特に好ましい。
また、隠蔽層には、蛍光増白剤を添加することができる。蛍光増白剤は、スチルベンゼン系化合物、ピラゾリン系化合物等のような蛍光増白効果のある既知の化合物を使用することができる。また、隠蔽層には、シリカ、アルミナ、クレイ、タルク、炭酸カルシウムまたは硫酸バリウム等の無機充填材、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、フッ素樹脂またはシリコーン樹脂等の樹脂粒子(プラスチックピグメント)の充填材を添加して、隠蔽性を向上させることができる。隠蔽層の形成は、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロールコート等の公知の手段により行うことができ、乾燥状態で0.5〜2.0g/m2程度が好ましい。
(受容層)
本発明におけるシール型熱転写受像シートの受容層5は、熱転写シートから移行してくる昇華染料を受容し、形成された画像を維持する為のものである。さらに、本発明のシール型熱転写受像シートは、透明な被転写体と接着するために、受容層は熱により、接着性を発生する接着層(ヒートシール層)としても機能するものである。受容層を形成する為の樹脂としては、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。
また、熱転写シートとの離型性を向上させるために、受容層中に離型剤を含有することができる。離型剤としてはポリエチレンワックス、アミドワックス、テフロン(登録商標)パウダー等の固形ワックス類、フッ素系またはリン酸エステル系界面活性剤、シリコーンオイル、反応性シリコーンオイル、硬化型シリコーンオイル等の各種変性シリコーンオイル、各種シリコーン樹脂などが挙げられるが、シリコーンオイルが好ましい。上記シリコーンオイルとしては油状のものも用いることができるが、硬化型のものを用いても良い。硬化型シリコーンオイルとしては反応硬化型、光硬化型、触媒硬化型等が挙げられるが、反応硬化型、触媒硬化型のシリコーンオイルが特に好ましい。
本発明のシール型熱転写受像シートでは、受容層は熱転写シートの染料層との離型性をもちながら、またレンチキュラーレンズシート等の透明な被転写体上に積層した時の被転写体との接着性をもつことが要求されるので、上記のシリコーンオイルを添加する場合、その添加量は受容層を構成する樹脂の0.5〜15質量%にすることが望ましい。なお、受容層を形成する際に、シリコーンオイルを添加して形成すると、塗布後に表面にシリコーンオイルがブリードアウトするが、これを硬化させても離型剤層を形成することができる。
上記の如き熱可塑性樹脂及び他の必要な添加剤、例えば、離型剤等を加えたものを、適当な有機溶剤に溶解し、あるいは有機溶剤や水に分散した分散体を、例えばグラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の形成手段により塗布及び乾燥して、受容層を形成することができる。このように形成される受容層の塗布量は、通常、乾燥状態で0.5〜50g/m2程度、好ましくは2〜10g/m2である。また、このような受容層は連続被覆であることが好ましいが、不連続の被覆として形成してもよい。
(絵柄層)
本発明のシール型熱転写受像シートでは、受容層と隠蔽層の間に、絵柄層を設けることができ、被転写体に貼付されたシール型熱転写受像シートの隠蔽層の上で、その絵柄層のロゴマークや地紋などの絵柄を観察できる。その絵柄層は、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷等の公知の手段により印刷して形成することができ、絵柄層の印刷量は乾燥状態で0.5〜2.0g/m2程度が好ましい。
絵柄を形成する材料として、蛍光染料、蛍光顔料など、可視光では見えないが特定波長の光の照射で認識できるものを使用した場合は、セキュリティ性向上の観点から好ましい。
(レンチキュラーレンズシート)
本発明のシール型熱転写受像シートに熱転写画像を形成した後に、その熱転写画像を有する受容層、隠蔽層などが積層したシール型熱転写受像シートが接着する、透明な被転写体の一つとして、レンチキュラーレンズシート7が挙げられる。そのレンチキュラーレンズシートは、従来から知られた方法により製造して使用することができる。例えば、アクリル樹脂、スチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル−スチレン共重合体樹脂等からなる透明樹脂である成型用樹脂を用いて、押出し成型法、射出成型法、プレス成型法などで加工して、レンチキュラーレンズシートを製造して用意することができる。
次に実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。以下、特に断りのない限り、部又は%は質量基準である。
(実施例1)
離型シート2として、上質紙(45g/m2)にポリエチレンの合成樹脂をラミネートした(厚さが乾燥時で20g/m2)ポリラミ紙のポリエチレンの面に、溶剤型のシリコーン樹脂からなる剥離剤を乾燥質量が2g/m2になるように塗布、乾燥させたものを使用した。その離型シートの剥離剤の塗布面に、グラビアコート法で、下記組成の粘着剤層形成用塗工液を、乾燥後20g/m2になるように塗布し、40℃1分間乾燥して粘着剤層3を形成した。次いで、この粘着剤層の上に、グラビアコート法で、下記組成の隠蔽層形成用塗工液を、乾燥後1.0g/m2になるように塗布し、乾燥して隠蔽層4を形成した。
(粘着剤層形成用塗工液)
・感熱粘着剤(非粘着性の高分子乳化剤を用いて、粘着性ポリマーとなるアクリル系モノマーを重合したコア−シェル構造のエマルション) 100部
(アロンタックTT−1214、東亞合成(株)製)
(隠蔽層形成用塗工液1)
・ポリエステル樹脂 33部
(バイロン200、東洋紡績(株)製)
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 27部
(CNL、日信化学工業(株)製)
・イソシアネート硬化剤 15部
(XEL硬化剤、ザ・インクテック(株)製)
・アナターゼ型酸化チタン 75部
(TCA−888、トーケムプロダクツ社製)
・トルエン 50部
・メチルエチルケトン 50部
上記の隠蔽層の上に、グラビアコート法で、下記組成の受容層形成用塗工液を、乾燥後3.0g/m2になるように塗布し、乾燥して受容層5を形成して、実施例1のシール型熱転写受像シート1を作製した。
(受容層形成用塗工液)
・塩酢ビ系樹脂 100部
(VB603 日信化学工業(株)製)
・ポリエーテル変性シリコーン 10.5部
(KF615A 信越化学工業(株)製)
・エポキシ架橋剤 5部
(KX512 ナガセケムテックス(株)製)
・水 400部
(実施例2)
上記の実施例1のシール型熱転写受像シートにおいて、隠蔽層4と受容層5との間に、下記条件にて、絵柄層を形成して、実施例2のシール型熱転写受像シート1を作製した。
グレー(灰色)のグラビアインキを用いて、「DNP」のロゴマークを一文字が6ポイントの大きさで、また「DNP」の単位で、上下方向、左右方向で、それぞれ5mmの間隔をおいて、縦方向及び横方向に多数配列させて、グラビア印刷により、絵柄層を形成した。
また実施例1のシール型熱転写受像シートにおける隠蔽層形成用塗工液1を以下に示す隠蔽層形成用塗工液2に変更して、その他は実施例1の形成条件と同様にした。
(隠蔽層形成用塗工液2)
・ポリエステル樹脂 13.1部
(WR−905、日本合成化学(株)製)
・アナターゼ型酸化チタン 75部
(TCA−888、トーケムプロダクツ社製)
・蛍光増白剤(ベンゾイミダゾール誘導体) 0.39部
(製品名チノパールIJT、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
・水/イソプロピルアルコール(質量比2/1) 60部
(実施例3)
上記の実施例2にシール型熱転写受像シートにおいて、隠蔽層形成用塗工液2を以下に示す隠蔽層形成用塗工液3に変更して、その他は実施例2の形成条件と同様にして、実施例3のシール型熱転写受像シートを作製した。
(隠蔽層形成用塗工液3)
・ポリエステル樹脂 33部
(バイロン200、東洋紡績(株)製)
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 27部
(CNL、日信化学工業(株)製)
・イソシアネート硬化剤 15部
(XEL硬化剤、ザ・インクテック(株)製)
・酸化チタン(アナターゼ型) 75部
(KA−10、チタン工業製)
・ベンゾオキサゾール系蛍光増白剤 0.5部
(Uvitex OB、CIBA GEIGY社製)
・アントラキノン系青色染料 0.3部
(Kayaset Blue−N、日本化薬製)
・アントラキノン系赤色染料 0.3部
(Macrolex red Vioret R、Bayer社製)
・トルエン 50部
・メチルエチルケトン 50部
(比較例1)
離型シートとして、上質紙(45g/m2)にポリエチレンの合成樹脂をラミネートした(厚さが乾燥時で20g/m2)ポリラミ紙のポリエチレンの面に、溶剤型のシリコーン樹脂からなる剥離剤を乾燥質量が2g/m2になるように塗布、乾燥させたものを使用した。その離型シートの剥離剤の塗布面に、下記組成の粘着剤層形成用塗工液を用い、グラビアコート法で、乾燥後20g/m2になるように塗布し、乾燥して粘着剤層を形成した。次いで、この粘着剤層の上に、グラビアコート法で、実施例1における隠蔽層形成条件と同様にして、隠蔽層を形成したが、粘着剤層がグラビア版に取られて(粘着剤層が粘着性を有するため)、隠蔽層が均一な膜にならないで、ムラが多く、その後の受容層を設けることもなく、満足できるシール型熱転写受像シートを作製することができなかった。
(粘着剤層形成用塗工液)
・アクリル共重合体 48部
(綜研化学株式会社製、SKダイン1310L)
・硬化剤(綜研化学株式会社製、硬化剤E−AX) 0.36部
・酢酸エチル 51.64部
上記の実施例1〜3と比較例1のシール型熱転写受像シートと、VDS製カードプリンターCX210用熱転写シートを用い、サーマルプリンター(VDS製、カードプリンターCX210により、顔写真を色分解して得たイエロー、マゼンタ及びシアンの各画像情報に従って、イエロー、マゼンタ及びシアンの各染料をシール型熱転写受像シートの受容層に転写することにより、シール型熱転写受像シートの受容層にフルカラーの顔写真画像を形成した。
被転写体としてのレンチキュラーレンズシート7は、以下のように作製して用意した。188μm厚さのポリエチレンテレフタレートの支持体の片面に、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート樹脂PETG(SKケミカル製)と接着性樹脂(アドマー、商品名、三菱化学(株)製)を、共押出して、その樹脂シートとエンボスロールの間に供給し、積層し、レンチキュラーレンズが形成されたレンチキュラーレンズシート(厚み340μm)を得た。このレンチキュラーレンズシートは、レンズ形状として、半径150μm、レンズ高さ70μm、ピッチ254μmである。
上記の実施例1〜3と比較例1の熱転写画像を形成したシール型熱転写受像シートと、上記のレンチキュラーレンズシートとを、受容層とレンチキュラーレンズシートのレンズ側と反対側とが接するように、重ねて、サーマルプリンター(VDS製、カードプリンターCX210)を用い、シール型熱転写受像シートの受容層、隠蔽層、粘着剤層、離型シートをレンチキュラーレンズシートに熱接着させることにより、熱転写画像を有するレンチキュラーレンズシートを作製した。その熱転写画像を有するレンチキュラーレンズシートの離型シート側に表面温度120℃に加熱したアイロンを1分間当てて、その離型シートを剥がし、露出した粘着剤層と、スマートフォンの表示面と反対面を、重ねて、加圧して、熱転写画像を有するレンチキュラーレンズシート付きの物体(スマートフォン)を作製した。
実施例1〜3により得られた熱転写画像を有するレンチキュラーレンズシート付きの物体(スマートフォン)は、熱転写画像に異常がなく、鮮明な立体画像を観賞でき、意匠、装飾効果を有するものであった。また、実施例2、3は、裏面にロゴマークを有したレンチキュラーレンズシート付きの物体(スマートフォン)であり、宣伝効果を有するものであった。また、実施例3で得られた熱転写画像を有するレンチキュラーレンズシート付き物体(スマートフォン)は、特に熱転写画像の鮮明性が高いものであった。
1 シール型熱転写受像シート
2 離型シート
3 粘着剤層
4 隠蔽層
5 受容層
6 熱転写画像
7 レンチキュラーレンズシート
8 レンチキュラーレンズ
9 物体
10 印画物

Claims (3)

  1. 離型シートの上に、少なくとも粘着剤層、受容層の順に積層したシール型熱転写受像シートにおいて、熱または水分を加えることで、粘着性を発生する粘着剤から、前記粘着剤層が形成されていることを特徴とするシール型熱転写受像シート。
  2. 前記の粘着剤層と受容層との間に、隠蔽層を設けたことを特徴とする請求項1に記載するシール型熱転写受像シート。
  3. 前記の粘着剤が、コア・シェル構造を有するエマルション型の粘着剤であり、シェル部は粘着性が低い高分子乳化剤からなり、コア部の中にはアクリル系モノマーを重合したアクリル系の粘着性ポリマーを含有することを特徴とする請求項1または2に記載するシール型熱転写受像シート。
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