JP2013064969A - 偏光性積層フィルムおよび偏光板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材フィルムの一方の面にプライマー溶液を塗工してプライマー層を形成するプライマー層形成工程と、上記プライマー層の上にポリビニルアルコール系樹脂層を形成し、上記基材フィルム、上記プライマー層および上記ポリビニルアルコール系樹脂層をこの順で備えた積層フィルムを得る、ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程と、上記積層フィルムを延伸する延伸工程と、上記積層フィルムの上記ポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色して偏光子層とする染色工程とをこの順で含む、上記基材フィルム、上記プライマー層および上記偏光子層をこの順で備えた偏光性積層フィルムの製造方法製造方法である。
【選択図】図1
Description
ここで、好ましいエポキシ樹脂の配合量は、溶媒である水100重量部に対して0.2〜5.5重量部程度であり、好ましいポリビニルアルコール系樹脂の配合量は、水100重量部に対して1〜25重量部程度であることが記載されていることから、プライマー溶液中のエポキシ樹脂の濃度としては0.16〜5.16重量%となっている。しかし、この組成では、プライマー層を設けた後に一旦巻き取る場合に、ブロッキング(巻き取ったフィルム同士の圧着)が発生してしまう場合や、プライマー層を設けた後にフィルム搬送用のガイドロールやニップロールへプライマー層がくっ付いて、フィルム搬送に不具合が発生してしまう場合があった。
上記プライマー層の上にポリビニルアルコール系樹脂層を形成し、上記基材フィルム、上記プライマー層および上記ポリビニルアルコール系樹脂層をこの順で備えた積層フィルムを得る、ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程と、
上記積層フィルムを延伸する延伸工程と、
上記積層フィルムの上記ポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色して偏光子層とする染色工程とをこの順で含む、
上記基材フィルム、上記プライマー層および上記偏光子層をこの順で備えた偏光性積層フィルムの製造方法であって、
上記プライマー溶液中のエポキシ系架橋剤の濃度が0.1重量%未満である偏光性積層フィルムの製造方法である。
上記プライマー溶液はポリビニルアルコール系樹脂を含むことが好ましい。
上記プライマー層の上記延伸工程前の厚さが0.05〜1.0μm以下であることが好ましい。
上記の製造方法によって得られた偏光性積層フィルムの上記基材フィルム側とは反対側の面に保護フィルムを貼合する保護フィルム貼合工程と、
上記基材フィルムを偏光性積層フィルムから剥離する基材フィルム剥離工程と、
をこの順で含む、偏光板の製造方法にも関する。
基材フィルムに用いる樹脂としては、例えば、透明性、機械的強度、熱安定性、延伸性などに優れる熱可塑性樹脂が用いられ、それらのTg(ガラス転移温度)またはTm(融点)に応じて適切な樹脂を選択できる。熱可塑性樹脂の具体例としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂(ノルボルネン系樹脂)、(メタ)アクリル系樹脂、セルロースエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、およびこれらの混合物、共重合物などが挙げられる。これらの中でも、特に、ポリオレフィン系樹脂が好適に用いられる。
また、これらの共重合物や、水酸基の一部を他種の置換基などで修飾された物なども挙げられる。これらの中でも、セルローストリアセテートが特に好ましい。セルローストリアセテートは多くの製品が市販されており、入手容易性やコストの点でも有利である。セルローストリアセテートの市販品の例としては、フジタック(登録商標)TD80(富士フィルム(株)製)、フジタック(登録商標)TD80UF(富士フィルム(株)製)、フジタック(登録商標)TD80UZ(富士フィルム(株)製)、フジタック(登録商標)TD40UZ(富士フィルム(株)製)、KC8UX2M(コニカミノルタオプト(株)製)、KC4UY(コニカミノルタオプト(株)製)などが挙げられる。
基材フィルムの偏光子層が形成される側の表面には、基材フィルムとポリビニルアルコール系樹脂層との密着性を向上させるために、プライマー層が形成される。プライマー層を構成する材料としては、基材フィルムとポリビニルアルコール系樹脂層との両方にある程度強い密着力を発揮する材料であれば特に限定されない。たとえば、透明性、熱安定性、延伸性などに優れる熱可塑性樹脂が用いられる。具体的には、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂が挙げられるが、これらに限定されるものではない。中でも、密着性がよいポリビニルアルコール系樹脂が好ましく用いられる。
偏光子層は、具体的には、一軸延伸されたポリビニルアルコール系樹脂層に二色性色素を吸着配向させたものである。
けん化度が80.0モル%未満であると、一般に偏光板にした後の耐水性・耐湿熱性が低下する傾向がある。また、ケン化度が99.5モル%を超えるポリビニルアルコール系樹脂を使用した場合には、一般に染色速度が遅くなる傾向があり、十分な偏光性能を有する偏光性積層フィルムが得られない場合や、製造において通常の数倍もの時間を要する場合がある。
ケン化度(モル%)=(水酸基の数)÷(水酸基の数+酢酸基の数)×100
ケン化度が高いほど、水酸基の割合が高いことを示しており、すなわち結晶化を阻害する酢酸基の割合が低いことを示している。
保護フィルムは、光学機能を有さない単なる保護フィルムであってもよく、位相差フィルムや輝度向上フィルムといった光学機能を併せ持つ保護フィルムであってもよい。
上記偏光板は、実用に際して他の光学層を積層した偏光板として用いることができる。
また、上記保護フィルムがこれらの光学層の機能を有していてもよい。
図1は、偏光性積層フィルムの製造方法の一実施形態を示すフローチャートである。図1に示されるように、本実施形態の偏光性積層フィルムの製造方法は、
基材フィルムの一方の面にプライマー溶液を塗工してプライマー層を形成するプライマー層形成工程(S10)と、
上記プライマー層が形成された基材フィルムを一旦巻き取り(S20)、
巻き取られた上記プライマー層が形成された基材フィルムを再度巻き出した後、上記プライマー層の上にポリビニルアルコール系樹脂層を形成し、上記基材フィルム、上記プライマー層および上記ポリビニルアルコール系樹脂層をこの順で備えた積層フィルムを得る、ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程(S30)と、
上記積層フィルムを延伸する延伸工程(S40)と、
上記積層フィルムの上記ポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色して偏光子層とする染色工程(S50)とをこの順番で実施される。
基材フィルムの一方の面にプライマー溶液を塗工してプライマー層を形成するプライマー層形成工程(S10)と、
上記プライマー層が形成された基材フィルムを、ロールによりポリビニルアルコール系樹脂層形成工程を行う場所に搬送(S20’)した後、
上記プライマー層の上にポリビニルアルコール系樹脂層を形成し、上記基材フィルム、上記プライマー層および上記ポリビニルアルコール系樹脂層をこの順で備えた積層フィルムを得る、ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程(S30’)と、
上記積層フィルムを延伸する延伸工程(S40)と、
上記積層フィルムの上記ポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色して偏光子層とする染色工程(S50)とがこの順番で実施される。
図3は偏光板の製造方法の一実施形態を示すフローチャートである。図3に示されるように、本実施形態の偏光板の製造方法は、
図1に示される上記偏光性積層フィルムの製造方法と同様の工程(S10〜S50)と、
偏光性積層フィルムの上記基材フィルム側とは反対側の面に保護フィルムを貼合する保護フィルム貼合工程(S60)と、
上記基材フィルムを偏光性積層フィルムから剥離する基材フィルム剥離工程(S70)とをこの順に備える。
図2に示される上記偏光性積層フィルムの製造方法と同様の工程(S10〜S50)と、
偏光性積層フィルムの上記基材フィルム側の面とは反対側の面に保護フィルムを貼合する保護フィルム貼合工程(S60)と、
上記基材フィルムを偏光性積層フィルムから剥離する基材フィルム剥離工程(S70)とをこの順に備える。
以下、図1〜図4におけるS10〜S70、S20’およびS30’の各工程について、詳しく説明する。なお、図1および図3のS10〜S50の各工程は同様の工程であり、図2および図4のS10〜S50の各工程は同様の工程である。
ここでは、基材フィルムの一方の表面上にプライマー層を形成する。
プライマー層を設けた後は、一旦、プライマー層が形成された基材フィルムを巻き取る。なお、例えば、ライン上に塗工器が二つ以上あるような装置であれば巻き取ることなく、連続して塗工することが可能である。
プライマー層を設けた後、基材フィルムは、巻き取られることなく、例えば、ニップロール、サクションロールなどのロールによって駆動力を伝えられ次工程に搬送される。ニップロールはフィルムを挟み込むため塗工面がロール面に接することになるが、フィルムが滑りにくく、大きな駆動力を与えることが出来るという点でニップロールの使用が好ましい。ニップロールの材質はゴムやステンレスなどがあるが、フィルムへのダメージを少なくするためゴム製が好ましい。次工程までのフィルム経路はガイドロールによって形成される。装置のスペースによって様々であるが、フィルムが弛むのを防止するため張力を保てるようガイドロールは互いに近距離に配置され、千鳥状に配置されるのが好ましい。ガイドロールは平滑性のよさからステンレススチール製研磨ロールが好ましく用いられる。
ここでは、一旦巻き取られたプライマー層が形成された基材フィルムを再度引き出して、プライマー層の表面上にポリビニルアルコール系樹脂からなる樹脂層を形成する。これにより、基材フィルムにプライマー層を介してポリビニルアルコール系樹脂層が積層されてなる積層フィルムが得られる。
ここでは、プライマー層の表面上にポリビニルアルコール系樹脂からなる樹脂層を形成する。これにより、基材フィルムにプライマー層を介してポリビニルアルコール系樹脂層が積層されてなる積層フィルムが得られる。
ここでは、基材フィルムおよびポリビニルアルコール系樹脂層からなる積層フィルムを乾式延伸する。好ましくは、5倍より大きく、かつ17倍以下の延伸倍率となるように一軸延伸する。さらに好ましくは、5倍より大きく、かつ8倍以下の延伸倍率となるように一軸延伸する。延伸倍率が5倍以下だと、一般にポリビニルアルコール系樹脂層が十分に配向しないため、結果として、偏光子層の偏光度が十分に高くならない場合がある。一方、延伸倍率が17倍を超える場合、一般に延伸時の積層フィルムの破断が生じ易くなると同時に、延伸後の積層フィルムの厚みが必要以上に薄くなり、後工程での加工性・ハンドリング性が低下することが懸念される。延伸工程(S40)における延伸処理は、一段での延伸に限定されることはなく多段で行うこともできる。多段で行う場合は、延伸処理の全段を合わせて、5倍より大きい延伸倍率となるように延伸処理を行う。
縦延伸方式としては、ロール間延伸方法、圧縮延伸方法などが挙げられ、横延伸方式としてはテンター法などが挙げられる。
ここでは、延伸フィルムのポリビニルアルコール系樹脂層を、二色性色素で染色する。
二色性色素としては、たとえば、ヨウ素や有機染料などが挙げられる。有機染料としては、たとえば、レッドBR、レッドLR、レッドR、ピンクLB、ルビンBL、ボルドーGS、スカイブルーLG、レモンイエロー、ブルーBR、ブルー2R、ネイビーRY、グリーンLG、バイオレットLB、バイオレットB、ブラックH、ブラックB、ブラックGSP、イエロー3G、イエローR、オレンジLR、オレンジ3R、スカーレットGL、スカーレットKGL、コンゴーレッド、ブリリアントバイオレットBK、スプラブルーG、スプラブルーGL、スプラオレンジGL、ダイレクトスカイブルー、ダイレクトファーストオレンジS、ファーストブラックなどが使用できる。これらの二色性物質は、一種類でも良いし、二種類以上を併用しても良い。
ここでは、上記の工程を経て得られた偏光性積層フィルムの偏光子層の基材フィルム側とは反対側の面に、保護フィルムを貼合する。偏光子層と保護フィルムとを貼合する方法としては、粘着剤層や接着剤層を介して偏光子層と保護フィルムを貼合する方法が挙げられる。保護フィルムとして適した材料は、上述の偏光板の構成の説明で述べた通りである。
粘着剤層を構成する粘着剤は、通常、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、シリコーン系樹脂などをベースポリマーとし、そこに、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、アジリジン化合物などの架橋剤を加えた組成物からなる。さらに、粘着剤中に微粒子を配合して、光散乱性を示す粘着剤層を形成することもできる。
接着剤層を構成する接着剤としては、たとえば、ポリビニルアルコール系樹脂水溶液、水系二液型ウレタン系エマルジョン接着剤などを用いた水系接着剤が挙げられる。中でもポリビニルアルコール系樹脂水溶液が好適に用いられる。接着剤として用いるポリビニルアルコール系樹脂には、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルをケン化処理して得られるビニルアルコールホモポリマーのほか、酢酸ビニルとこれに共重合可能な他の単量体との共重合体をケン化処理して得られるビニルアルコール系共重合体、さらにはそれらの水酸基を部分的に変性した変性ポリビニルアルコール系重合体などがある。水系接着剤には、多価アルデヒド、水溶性エポキシ化合物、メラミン系化合物、ジルコニア化合物、亜鉛化合物などが添加剤として添加されてもよい。このような水系の接着剤を用いた場合、それから得られる接着剤層は、通常1μmよりもはるかに薄く、通常の光学顕微鏡で断面を観察しても、その接着剤層は事実上観察されない。
ケン化処理としては、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムのようなアルカリの水溶液に浸漬する方法が挙げられる。
保護フィルム貼合工程(S60)の後に、基材フィルムを偏光性積層フィルムから剥離する基材フィルム剥離工程(S70)が行われる。基材フィルムの剥離方法は特に限定されるものでなく、通常の粘着剤付偏光板で行われる剥離フィルム剥離工程と同様の方法を採用できる。保護フィルム貼合工程(S60)の後、そのまますぐに剥離してもよいし、一度ロール状に巻き取った後、別に剥離工程を設けて剥離してもよい。
図2に示す製造方法にしたがって、偏光板を作製した。
基材フィルムとしては、厚み100μmの未延伸のポリプロピレン(PP)フィルムを用いた。
(1) 300mm×220mm以上の大きさのプライマー層を塗工したフィルムを用意する。
(2) プライマー塗工面と基材フィルム(PP)面が接触するようにプライマー塗工フィルムを重ねる。
(3) 重ねたフィルムを300mm×220mmのガラスの間に挟み、2kgの重さを乗せ、40℃のオーブンに投入する。
(4) 9日後にとりだし、フィルムを剥がして100mm×100mmにおけるブロッキング部の占める面積の割合を百分率で評価する。
剥がす際にとくにひっかかりは感じなかった。
ポリビニルアルコール粉末(クラレ(株)製、平均重合度2400、ケン化度98.0〜99.0モル%、商品名:PVA124)を95℃の熱水中に溶解させ濃度8重量%のポリビニルアルコール水溶液を調製した。得られた水溶液を上記プライマー層の上にバーコーターを用いて塗工し80℃で20分間乾燥させ、基材フィルム、プライマー層およびポリビニルアルコール系樹脂層からなる三層の積層フィルムを作成した。ポリビニルアルコール系樹脂層(ポリビニルアルコールからなる樹脂層)の厚さは、15μmであった。
(1) 得られた積層フィルムを、幅方向100mm×長さ方向40mmにカットする。
(2) カットしたサンプルを、150℃下でのオートグラフ(SHIMAZU社製 AG−1)で引っ張り速度300mm/minで延伸(初期チャック間30mm)し、ポリビニルアルコール層の剥離が発生する延伸倍率を調査する。
結果を表1に示す。
上記PVA系樹脂層形成工程で得られた積層フィルムを、テンター延伸機で縦一軸方向に5.8倍延伸した。このときポリビニルアルコール層の剥離は見られなかった。
延伸された積層フィルムを、60℃の温浴に60秒浸漬した後、30℃のヨウ素とヨウ化カリウムの混合水溶液である染色溶液(水100重量部に対して、ヨウ素0.3重量部、ヨウ化カリウム5重量部)に300秒浸漬した後、10℃の純水で余分なヨウ素液を洗い流した。次いで、76℃のホウ酸とヨウ化カリウムの混合水溶液である架橋溶液(水100重量部に対して、ホウ酸8重量部、ヨウ化カリウム5重量部)に300秒浸漬させた。その後、10℃の純水で4秒間洗浄し、50℃で300秒間の乾燥を行い、偏光性積層フィルムを得た。延伸・染色後の偏光性積層フィルムにおけるポリビニルアルコール系樹脂層(偏光子層)の厚さは、7.4μmであった。
上記偏光性積層フィルムの偏光子の側に、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて保護フィルム(コニカミノルタオプト(株)製のTAC:KC4UY、厚さ40μm)を貼合し、80℃で5分間乾燥させることにより、基材フィルムと保護フィルムが付いた保護フィルム付き偏光性積層フィルムを得た。
基材フィルムを手で剥離した。基材フィルムは容易に剥離され、保護フィルム、接着剤層、偏光子層、プライマー層の四層からなる偏光板を得た。得られた偏光板における偏光子層の厚さは、上記偏光性積層フィルムにおける偏光子層の厚さと同様に7.4μmであった。
基材フィルムとしては、実施例1と同様に、厚み100μmの未延伸のポリプロピレンフィルムを用いた。
このプライマー層が形成された基材フィルムについて、実施例1と同様にしてブロッキング実験を行った。また、実施例1と同様にしてポリビニルアルコール層を形成した積層フィルムについて、延伸性の確認実験をおこなった。結果を表1に示す。
(プライマー層形成工程)
基材フィルムとしては、実施例1と同様に、厚み100μmの未延伸のポリプロピレンフィルムを用いた。
このプライマー層が形成された基材フィルムについて、実施例1と同様にしてブロッキング実験を行った。また、実施例1と同様にしてポリビニルアルコール層を形成した積層フィルムについて、延伸性の確認実験をおこなった。結果を表1に示す。
プライマー溶液中のエポキシ系架橋剤を配合量を、ポリビニルアルコール粉末6重量部に対して1重量部としたこと以外は、比較例1と同様にして0.3μmのプライマー層を形成した。このとき、プライマー溶液中のエポキシ系架橋剤の濃度は0.14重量%であった。
このプライマー層が形成された基材フィルムについて、実施例1と同様にしてブロッキング実験を行った。また、実施例1と同様にしてポリビニルアルコール層を形成した積層フィルムについて、延伸性の確認実験をおこなった。結果を表1に示す。
本実施例では、プライマー溶液に対する架橋剤として、有機金属化合物(チタン錯体)である”オルガチックス−TC310(商品名)”(松本製薬工業(株)製、有効成分(化学構造:(HO)2Ti[OCH(CH3)COOH]2)44重量%、イソプロピルアルコール40重量%および水16重量%の溶液)を使用した。
また、実施例1と同様にしてPVA樹脂層形成工から基材剥離工程までを実施して、保護フィルム、接着剤層、偏光子層、プライマー層の四層からなる偏光板を得た。得られた偏光板における偏光子層の厚さは7.6μmであった。
本実施例では、架橋剤として、水分散性ポリイソシアネート系架橋剤(DIC(株)製、商品名:バーノックDWN−5000、固形分離度約80重量%のジエチレングリコールジメチルエーテル溶液)を使用した。
また、実施例1と同様にして、PVA樹脂層形成工程から基材剥離工程までを実施して、保護フィルム、接着剤層、偏光子層、プライマー層の四層からなる偏光板を得た。得られた偏光板における偏光子層の厚さは7.5μmであった。
完全ケン化PVA(平均重合度約1700、ケン化度99.6モル%以上)を95℃の水に溶解させてポリビニルアルコール水溶液を調製し、室温まで冷やした後、ジアルデヒド系架橋剤であるグリオキザール水溶液(39重量%水溶液)を加えて撹拌し、プライマー溶液を調製した。完全ケン化PVA:水:グリオキザール水溶液の重量比が5:100:0.6となるようにした。このとき、プライマー溶液中のグリオキザールの固形分濃度は0.23重量%であった。
また、実施例1と同様にしてPVA樹脂層形成工から基材剥離工程までを実施して、保護フィルム、接着剤層、偏光子層、プライマー層の四層からなる偏光板を得た。得られた偏光板における偏光子層の厚さは7.8μmであった。
実施例3〜5において、プライマー層が形成された基材フィルムに対して、実施例1と同様のブロッキング実験を行った。結果を表2に示す。
実施例1と同種の長尺の基材フィルムを用意しコロナ処理を施した。コロナ処理を施した面に実施例1で使用したプライマー液を塗工し80℃で2分乾燥させ厚さ0.3μmのプライマー層を形成した。プライマー層を形成した後、一旦巻き取りロールを作製した。ロール作製後一日経過した後、巻き出した際にブロッキングはなく、問題なく次のPVA樹脂形成工程に移ることができた。結果を表3に示す。
実施例6と同様にして長尺の基材フィルムに厚さ0.3μmのプライマー層を形成した。プライマー層を形成した後、巻き取ることなく次工程にフィルムを搬送した。搬送はニップロールとガイドロールによって行った。ニップロール及びガイドロールの面がプライマー層に接する機会があったが、特に引っ付くなどの不具合なく次のPVA樹脂層形成工程に移ることが出来た。結果を表3に示す。
実施例6とは比較例1で使用したプライマー液を使用したこと以外は同様にして長尺の基材フィルムに厚さ0.3μmのプライマー層を形成した。プライマー層を形成した後、一旦巻き取りロールを作製した。ロール作製後一日経過した後、巻き出した際にブロッキングが発生しプライマー層表面が荒れ、品質が著しく劣る結果となった。結果を表3に示す。
Claims (12)
- 基材フィルムの一方の面にプライマー溶液を塗工してプライマー層を形成するプライマー層形成工程と、
前記プライマー層の上にポリビニルアルコール系樹脂層を形成し、前記基材フィルム、前記プライマー層および前記ポリビニルアルコール系樹脂層をこの順で備えた積層フィルムを得る、ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程と、
前記積層フィルムを延伸する延伸工程と、
前記積層フィルムの前記ポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色して偏光子層とする染色工程とをこの順で含む、
前記基材フィルム、前記プライマー層および前記偏光子層をこの順で備えた偏光性積層フィルムの製造方法であって、
前記プライマー溶液中のエポキシ系架橋剤の濃度が0.1重量%未満である偏光性積層フィルムの製造方法。 - 前記プライマー層形成工程で得られたプライマー層が形成された基材フィルムを一旦巻き取り、巻き取られた前記プライマー層が形成された基材フィルムを再度巻き出した後、ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程を行う、請求項1に記載の製造方法。
- 前記プライマー層形成工程で得られたプライマー層が形成された基材フィルムをロールによりポリビニルアルコール系樹脂層形成工程を行う場所に搬送した後、ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程を行う、請求項1に記載の製造方法。
- 前記プライマー層形成工程と前記搬送と前記ポリビニルアルコール系樹脂層形成工程とは、この順で連続して実施される、請求項3に記載の製造方法。
- 前記基材フィルムはポリオレフィン系樹脂からなる、請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
- 前記プライマー溶液はポリビニルアルコール系樹脂を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
- 前記プライマー溶液の溶媒は、基材フィルムとの溶解性の低いものである、請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
- 前記延伸工程における延伸倍率が5倍より大きい、請求項1〜7のいずれかに記載の製造方法。
- 前記プライマー層の前記延伸工程前の厚さが0.05〜1.0μm以下である、請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法。
- 前記ポリビニルアルコール系樹脂層の前記延伸工程前の厚さが3〜30μmである、請求項1〜9のいずれかに記載の製造方法。
- 前記偏光子層の厚さが10μm以下である、請求項1〜10のいずれかに記載の製造方法。
- 偏光子層、および、該偏光子層の一方の面に形成された保護フィルムを備える偏光板の製造方法であって、
請求項1〜11のいずれかに記載の製造方法によって得られた偏光性積層フィルムの前記基材フィルム側とは反対側の面に保護フィルムを貼合する保護フィルム貼合工程と、
前記基材フィルムを偏光性積層フィルムから剥離する基材フィルム剥離工程と、
をこの順で含む、偏光板の製造方法。
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