JP2013040153A - 多剤式毛髪処理剤、並びに該処理剤による毛髪処理方法 - Google Patents

多剤式毛髪処理剤、並びに該処理剤による毛髪処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】毛髪の柔軟性、指通りおよび手触り感が良好であり、且つ、毛髪にハリコシを与え、毛髪のボリュームアップ効果を発揮することのできる毛髪処理剤の提供。
【解決手段】毛髪に対して順次適用される第1剤および第2剤の少なくとも二剤を備え、ヘアリンス、ヘアトリートメント又はヘアコンディショニングに用いる多剤式毛髪処理剤であって、前記第1剤は、カチオン性ポリマーおよび多価アルコールを少なくとも含有し、前記第2剤は、シリコーン油、高級アルコールおよびカチオン性界面活性剤を少なくとも含有することを特徴とする多剤式毛髪処理剤とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪に対して順次適用される第1剤および第2剤の少なくとも二剤からなる多剤式毛髪処理剤、並びに該処理剤による毛髪処理方法に関する。本発明の多剤式毛髪処理剤は、ヘアリンス剤、ヘアトリートメント剤又はヘアコンディショニング剤として利用することができる。
日常のシャンプー処理により毛髪に必要な油分が毛髪の汚れと共に必要以上に洗い流されたり、ドライヤーの乾燥により損傷を受けたりして、毛髪は日々ダメージを受け続けている。加えて、近年の脱色処理や染毛処理、パーマ施術などの普及により、毛髪の損傷がより顕著に現れつつある。例えば、なめらかな風合いの損失、パサつきの増大などにより、毛髪の柔軟性や指通りが悪くなるだけでなく、広がりやすくなったり、枝毛や裂毛が生じ易くなってきている。
このような毛髪の損傷を解消するために、通常、カチオン性界面活性剤、カチオン性ポリマー、シリコーン油などの成分が、ヘアリンス剤、ヘアトリートメント剤およびヘアコンディショニング剤などの毛髪処理剤に配合されている(例えば、特許文献1〜4を参照)。
しかしながら、ヘアリンス剤、ヘアトリートメント剤およびヘアコンディショニング剤の多くは水中油型の乳化物であることから、トリートメント成分などの油性成分は水中に取り込まれた状態にある。したがって、このような毛髪処理剤は、毛髪の表面状態の違いにより油性成分が十分に付着せず、毛髪の柔軟性や指通り、手触り感を良好にする効果が十分には得られないといった問題がある。また、効果性を更に高めるために、過剰量の油性成分を配合することも可能であるが、過剰な油性成分の吸着により、使用し続けることで毛髪に蓄積し、過度のべたつきや毛髪自体が硬くなるなどの風合いの劣化に繋がるといった問題もある。
そのため、風合いを向上させる試みの一つとして、シリコーン油を主体とした多剤式の毛髪処理剤や、配合成分のイオン性を利用して、毛髪上でアニオン・カチオンコンプレックスを形成させる多剤式の毛髪処理剤が提案されている。
具体的には、還元性物質とカチオン性ポリマーとを含有する第1剤と、アニオン性界面活性剤又は両性界面活性剤と油剤とを含有する第2剤とからなる2剤式毛髪処理剤組成物(例えば、特許文献5を参照)、四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤とアミノ変性シリコーンとジアルキルエーテルと水とを含有する第1剤と、酸類と多価アルコールと水とを含有する第2剤とからなる毛髪化粧料(例えば、特許文献6を参照)、アミノ変性シリコーンを含有する第1剤と、アニオン界面活性剤とカチオン性ポリマーとを含有する第2剤とからなる多剤式毛髪処理剤(例えば、特許文献7を参照)などが提案されている。
しかしながら、これら試みによって毛髪への吸着をより高め、風合いを向上させることはできるものの、過剰な毛髪への吸着により、べたつき感が生じる、不自然な仕上がりなり風合いに劣る、毛髪からの洗い落ちに劣りべたつき感が残ってしまうといった問題がある。また、従来の試みでは、毛髪の柔軟性に優れた効果を発揮する反面、毛髪のハリコシを奪ってしまい、髪全体がボリュームダウンしてしまうといった欠点もある。
特開平7−165541号公報 特開平9−316331号公報 特開平10−7534号公報 特開2000−17173号公報 特開平4−308522号公報 特開2008−137995号公報 特開2010−215541号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、毛髪の柔軟性、指通りおよび手触り感が良好であり、且つ、毛髪にハリコシを与え、毛髪のボリュームアップ効果を発揮することのできる毛髪処理剤を提供することを課題とする。
即ち、本発明は、
〔1〕毛髪に対して順次適用される第1剤および第2剤の少なくとも二剤を備え、ヘアリンス、ヘアトリートメント又はヘアコンディショニングに用いる多剤式毛髪処理剤であって、前記第1剤は、カチオン性ポリマーおよび多価アルコールを少なくとも含有し、前記第2剤は、シリコーン油、高級アルコールおよびカチオン性界面活性剤を少なくとも含有することを特徴とする多剤式毛髪処理剤、
〔2〕前記第1剤中の前記カチオン性ポリマーが、第4級窒素含有セルロースエーテル誘導体および/又は第4級窒素含有グァーガム誘導体である前記〔1〕に記載の多剤式毛髪処理剤、
〔3〕前記第2剤中の前記シリコーン油が、鎖状シリコーン、環状シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーンおよびアルキル変性シリコーンの群から選ばれる少なくとも1種である前記〔1〕又は〔2〕に記載の多剤式毛髪処理剤、並びに
〔4〕毛髪に対して第1剤を塗布する工程と、濯ぎを行うか又は濯ぎを行わずに該毛髪に対して第2剤を塗布する工程と、該毛髪に対して濯ぎを行う工程とからなる前記〔1〕〜〔3〕の何れかに記載の多剤式毛髪処理剤による毛髪処理方法
に関する。
本発明の多剤式毛髪処理剤、並びに該処理剤による毛髪処理方法は、カチオン性ポリマーおよび多価アルコールを少なくとも含有する第1剤と、シリコーン油、高級アルコールおよびカチオン性界面活性剤を少なくとも含有する第2剤とを、毛髪に対して順次適用することにより、毛髪の柔軟性、指通りおよび手触り感に優れた効果を発揮するだけでなく、毛髪にハリコシを与え、毛髪をボリュームアップさせるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。本実施形態の毛髪処理剤は、毛髪に順次適用される第1剤および第2剤の少なくとも二剤からなる。
まず、第1剤について説明する。第1剤は、カチオン性ポリマーおよび多価アルコールを少なくとも含有する。
用いられるカチオン性ポリマーとしては、例えば、第4級窒素含有セルロースエーテル誘導体、第4級窒素含有グァーガム誘導体、第4級窒素含有コロハガム誘導体、第4級窒素含有カエサルピニアスピノサガム誘導体、第4級窒素含有ローカストビーンガム誘導体、カチオン性澱粉、ジアリル第4級アンモニウム塩重合物、ジアリル第4級アンモニウム塩・アクリルアミド共重合物、第4級化ポリビニルピロリドン誘導体、ポリグリコールポリアミン縮合物、アジピン酸・ジメチルアミノヒドロキシプロピルエチレントリアミン共重合物、カチオン化デキストランなどが挙げられる。これらカチオン性ポリマーは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いることもできる。
好適なカチオン性ポリマーとしては、第2剤中に含まれる油性成分の毛髪への吸着性を高める観点から、第4級窒素含有セルロースエーテル誘導体、第4級窒素含有グァーガム誘導体を用いることが好ましい。
具体的な第4級窒素含有セルロースエーテル誘導体としては、例えば、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・ヒドロキシエチルセルロース、塩化グリシジルトリメチルアンモニウム・ヒドロキシエチルセルロース、塩化ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム・ヒドロキシエチルセルロースなどを例示することができる。尚、これら成分は市販品を用いることができる。例えば、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロースの市販品としては、商品名:カチナール HC−200(東邦化学工業社製)、商品名:CELQUAT SC−240C(日本エヌエスシー社製)などが挙げられる。
具体的な第4級窒素含有グァーガム誘導体としては、例えば、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガムなどを例示することができる。尚、これら成分は市販品を用いることができる。例えば、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガムの市販品としては、商品名:カチナール CG−100(東邦化学工業社製)などが挙げられる。
本発明においては、上記した好適なカチオン性ポリマーの中でも、第2剤に含まれる油性成分の毛髪への吸着性を高める観点、並びに処理後の毛髪にハリコシを与える観点から、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガムを用いることがより好ましい。
カチオン性ポリマーの含有量は、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、通常、油性成分の毛髪への吸着性とハリコシを付与する観点から、第1剤中、0.1質量%以上が好ましく、より好ましくは0.3質量%以上である。また、カチオン性ポリマーの過剰な吸着に伴うごわつき感を抑える観点から、2.5質量%以下が好ましく、より好ましくは2質量%以下である。これらの観点から、カチオン性ポリマーの含有量は、0.1〜2.5質量%が好ましく、より好ましくは0.3〜2質量%である。
用いられる多価アルコールとしては、例えば、グリコール類、グリセリン類などが挙げられる。グリコール類の具体例としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオールなどを例示することができる。また、グリセリン類としては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンなどを例示することができる。これら多価アルコールは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いることもできる。
多価アルコールの含有量は、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、通常、毛髪の感触の観点から、第1剤中、0.5質量%以上が好ましく、より好ましくは1質量%以上である。また、べたつき感の観点から、20質量%以下が好ましく、より好ましくは10質量%以下である。これらの観点から、多価アルコールの含有量は、0.5〜20質量%が好ましく、より好ましくは1〜10質量%である。
また、第1剤には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上記した成分の他に通常化粧品に用いられる成分、例えば、精製水;エタノール、イソプロパノールなどの低級アルコール;モノステアリン酸グリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテルなどの非イオン性界面活性剤;塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤;ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミンオキシド、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマーなどの両性界面活性剤;(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンナトリウム)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムメタクリル酸ポリオキシエチレン(25)べへニルエーテル)クロスポリマー、(アクリル酸/ビニルピロリドン)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ポリオキシエチレン(25)べへニルエーテル)コポリマー、(ジメチルアクリルアミド/エチルトリモニウムクロリドメタクリレート)コポリマー、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン、ヘクトライト、ベントナイト、無水ケイ酸などの水溶性増粘剤;フェノキエタノール、オクトキシグリセリン、パラベンなどの防腐成分;パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルなどの紫外線吸収剤;無機顔料、パール化剤、植物抽出エキス、金属イオン封鎖剤、香料、pH調整剤などを目的に応じて適宜配合することができる。
第1剤の剤型は、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、例えば、液状、乳液状、ゲル状、フォーム状、クリーム状などの剤型を採りうる。但し、第1剤の剤型が乳化状態の場合には、第1剤中のカチオン性ポリマーによる所望の効果が低減する恐れがあるので、第1剤は乳化状以外の剤型、例えば、液状であることが好ましい。
第1剤は、毛髪に塗布した後、第2剤を塗布する前に、濯ぎを行っても、濯ぎを行わなくとも、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、第1剤中に含まれるカチオン性ポリマーをより効率的にむらなく毛髪へ吸着させる観点から、第1剤の塗布後、濯ぎを行わずに第2剤を塗布することが好ましい。但し、濯ぎを行うことを前提に第1剤を調製する場合には、濯ぎを行わないことを前提にして第1剤を調製する場合よりも、第1剤中のカチオン性ポリマーの含有量を多くすることが望ましい。非限定的に例示すれば、第1剤中のカチオン性ポリマーの含有量は、濯ぎを行う場合、0.5質量%以上2.5質量%以下が好ましく、より好ましくは0.7質量%以上2質量%以下である。また、濯ぎを行わない場合、0.1質量%以上2.0質量%以下が好ましく、より好ましくは0.3質量%以上1.5質量%以下である。
次に、第2剤について説明する。第2剤はシリコーン油、高級アルコールおよびカチオン性界面活性剤を少なくとも含有する。
用いられるシリコーン油としては、例えば、鎖状シリコーン;環状シリコーン;ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーンなどの変性シリコーンなどが挙げられる。これらシリコーン油は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いることもできる。
好適なシリコーン油としては、毛髪の柔軟性と指通りを向上させる観点から、鎖状シリコーン、環状シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーンおよびアルキル変性シリコーンの群から選ばれる少なくとも1種を用いることが好ましい。
具体的な鎖状シリコーンとしては、例えば、メチルポリシロキサン、平均重合度が650〜7000である高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチコノールなどを例示することができる。尚、これら成分は市販品を用いることができる。例えば、メチルポリシロキサンの市販品としては、商品名:SH200C、BY11−026(いずれも東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。平均重合度が650〜7000である高重合メチルポリシロキサンの市販品としては、商品名:SH200、BY11−034(いずれも東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。メチルフェニルポリシロキサンの市販品としては、商品名:KF54、KF56(いずれも信越化学社製)、商品名:SF557、SF558(いずれも東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。ジメチコノールの市販品としては、商品名:1501Fluid(東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。
具体的な環状シリコーンとしては、例えば、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサンなどを例示することができる。尚、これら成分は市販品を用いることができる。例えば、メチルシクロポリシロキサンとしては、商品名:KF9937(信越化学社製)などが挙げられる。オクタメチルシクロテトラシロキサンの市販品としては、商品名:DC344(東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。デカメチルシクロペンタシロキサンの市販品としては、商品名:SH245、DC345(いずれも東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。ドデカメチルシクロヘキサシロキサンの市販品としては、商品名:DC246(東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。
具体的なポリエーテル変性シリコーンとしては、例えば、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体、(ジメチコン/(ポリエチレングリコール−10/15))クロスポリマー、メチルポリシロキサン・セチルメチルポリシロキサン・ポリ(オキシエチレン・オキシポロピレン)・メチルポリシロキサン共重合体などを例示することができる。尚、これら成分は市販品を用いることができる。例えば、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体の市販品としては、商品名:SH3746M、SH−3771M、SH−3772M、SH−3775M(いずれも東レ・ダウコーニング社製)、商品名:KF−6011、KF−6015、KF−6016、KF−6017(いずれも信越化学社製)などが挙げられる。ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポリシロキサン共重合体の市販品としては、商品名:SH3748、SH3749(いずれも東レ・ダウコーニング社製)、商品名:KF−6012(信越化学社製)などが挙げられる。ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体の市販品としては、商品名:FZ−2222、FZ−2233、FZ−2231(いずれも東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。
具体的なアミノ変性シリコーンとしては、例えば、アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体などを例示することができる。尚、これら成分は市販品を用いることができる。例えば、アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体の市販品としては、商品名:SF3551、SF3552(いずれも東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体の市販品としては、商品名:SM8702C、SM8704C(いずれも東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体の市販品としては、商品名:SF8452C(東レ・ダウコーニング社製)などが挙げられる。
具体的なアルキル変性シリコーンとしては、例えば、カプリリルメチコン、セチルジメチコンなどを例示することができる。尚、これら成分は市販品を用いることができる。例えば、カプリリルメチコンの市販品としては、商品名:FZ−3196、SS−3408(いずれも東レ・ダウコーニング社製)、商品名:SILSOFT034(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)などが挙げられる。
シリコーン油の含有量は、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、通常、毛髪の柔軟性を確実に実感でき、優れた指通りを発揮させる観点から、第2剤中、0.1質量%以上が好ましく、より好ましくは0.5質量%以上である。また、過剰なシリコーン油の吸着に伴うべたつき感を抑える観点から、15質量%以下が好ましく、より好ましくは10質量%以下である。これらの観点から、シリコーン油の含有量は、0.1〜15質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜10質量%である。
用いられる高級アルコールとしては、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、オクチルドデカノール、バチルアルコール、ヘキシルデカノールなどの炭素数12〜22の高級アルコールを例示することができる。これら高級アルコールは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いることもできる。
高級アルコールの含有量は、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、通常、手触り感の観点から、第2剤中、1質量%以上が好ましく、より好ましくは2質量%以上である。また、塗布のし易さと安定性の観点から、15質量%以下が好ましく、より好ましくは10質量%以下である。これらの観点から、高級アルコールの含有量は、1〜15質量%が好ましく、より好ましくは2〜10質量%である。
用いられるカチオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、脂肪酸アミドアミン塩、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩、塩化ベンザルコニウムなどが挙げられる。これらカチオン性界面活性剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いることもできる。好適なカチオン性界面活性剤としては、毛髪の風合いを向上させる観点から、脂肪酸アミドアミン塩、モノアルキル4級アンモニウム塩を用いることが好ましい。
具体的な脂肪酸アミドアミン塩としては、例えば、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミドなどを例示することができる。
具体的なモノアルキル型4級アンモニウム塩としては、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ミリスチルトリメチルアンモニウム、臭化ミリスチルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベへニルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウム、塩化アルキル(20〜22)トリメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニウム、塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイルメチルアンモニウムなどを例示することができる。
カチオン性界面活性剤の含有量は、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、通常、毛髪の風合いを向上させる観点から、第2剤中、0.1質量%以上が好ましく、より好ましくは0.5質量%以上である。また、安全性と安定性の観点から、5質量%以下が好ましく、より好ましくは3質量%以下である。これらの観点から、カチオン性界面活の含有量は、0.1〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜3質量%である。
また、第2剤には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上記した成分の他に通常化粧品に用いられる成分、例えば、精製水;エタノール、イソプロパノールなどの低級アルコール;パルミチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、リノール酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリン酸イソプロピル、ラノリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、オレイン酸デシル、パルミチン酸セチル、トリミリスチン酸グリセリン、ジオレイン酸プロピレングリコール、トリイソステアリン酸グリセリン、トリイソオクタン酸グリセリン、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリン、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、ステアリン酸コレステリルなどの脂肪酸エステル油;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコールなどの多価アルコール;流動パラフィン、流動イソパラフィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、スクワラン、流動イソパラフィン、軽質パラフィン、軽質イソパラフィンなどの炭化水素油;モノステアリン酸グリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテルなどの非イオン性界面活性剤;ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミンオキシド、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマーなどの両性界面活性剤;フェノキエタノール、オクトキシグリセリン、パラベンなどの防腐成分;パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルなどの紫外線吸収剤;無機顔料、植物抽出エキス、金属イオン封鎖剤、香料、pH調整剤などを目的に応じて適宜配合することができる。
第2剤の剤型は、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、例えば、液状、乳液状、ゲル状、フォーム状、クリーム状などの剤型を採りうる。
本実施形態の毛髪処理剤は、第1剤および第2剤の少なくとも二剤を備え、第1剤および第2剤を毛髪に対して順次適用する多剤式である。第1剤を毛髪に塗布した後、次の第2剤を塗布する前に、濯ぎを行っても、或いは、濯ぎを行わなくとも構わない。好適には、第1剤を塗布後、濯ぎを行わずに第2剤を塗布し、その後濯ぎを行うことが、本発明の効果をより十分に発揮させる観点から好ましい。
本実施形態の毛髪処理剤は、ヘアリンス剤、ヘアトリートメント剤又はヘアコンディショニング剤として利用することができる。一般的に、ヘアリンス、ヘアトリートメントおよびヘアコンディショニングは、シャンプー後のウェット毛に対して行われる。しかし、本実施形態の毛髪処理剤は、付着した水分がタオルなどにより取り除かれた毛髪(タオルドライ毛又はハーフドライ毛)やシャンプー前のドライ毛に適用することでも本発明の効果を十分に発揮させることができる。
また、本実施形態の毛髪処理剤による毛髪処理において、例えば、枝毛や裂毛などの損傷が激しい毛髪の部位に対しては、第1剤による処理と第2剤による処理との間に他の処理剤を用いても良い。より具体的には、第1剤の塗布後でかつ第2剤の塗布前に、大豆リン脂質、卵黄レシチン、水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質などのリン脂質誘導体;ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル・メタクリル酸ナトリウム共重合体、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド共重合体、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体などのリン脂質重合体;ケラチン、コラーゲン、カゼイン、酵母タンパク、コンキオリン、シルク、セリシン、エラスチン、卵黄タンパク、大豆タンパク、小麦タンパク、酵母タンパクなどを加水分解して得られる加水分解タンパク;前記加水分解タンパクのアルキルカチオン化、エステル化、四級アンモニウム化、シリル化、アシル化などによって得られる加水分解タンパク質の誘導体を含有する処理剤を用いることが好ましい。かかる処理剤としては、上記した成分を0.05質量%以上5質量%以下に含有した水溶液が挙げられる。
本実施形態においては、第1剤を塗布後、濯ぎを行わずに、リン脂質誘導体、リン脂質重合体、加水分解タンパク質および加水分解たんぱく質の誘導体の群から選ばれる少なくとも1種を含有する処理剤と塗布し、濯ぎを行わずに第2剤を塗布することが好ましい。
以下、実施例および比較例を挙げて本実施形態を更に具体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。尚、配合量は質量%である。また、配合成分は純分に換算した。
(試料の調製)
表1に記した組成に従い、第1剤としての処方例1〜2を調製した。また、表2に記した組成に従い、第2剤としての処方例3〜7を調製した。
Figure 2013040153
Figure 2013040153
(試験用毛束の調製)
ブリーチ剤(商品名:ギャツビーEXハイブリーチ、マンダム社製)で脱色処理し、シャンプーで洗浄後に乾燥させた長さ約30cm,重さ10gの毛束(以下、試験用毛束という。)を以下の実施例および比較例に供した。
(実施例1〜5)
処方例1(第1剤)1.0gを試験用毛束に均一に塗布した後、濯ぎを行わずに処方例3〜7(第2剤)1.0gを個々に均一に塗布した。その後、濯ぎを行い乾燥させた。
(実施例6〜10)
処方例2(第1剤)1.0gを試験用毛束に均一に塗布した後、濯ぎを行わずに処方例3〜7(第2剤)1.0gを個々に均一に塗布した。その後、濯ぎを行い乾燥させた。
(比較例1〜3)
第1剤による処理を行わずに、処方例3〜5(第2剤)1.0gのみを試験用毛束に個々に均一に塗布した後、濯ぎを行い乾燥させた。
(比較例4)
処方例3(第1剤の代用とする)1.0gを試験用毛束に均一に塗布した後、濯ぎを行わずに処方例1(第2剤の代用とする)1.0gを均一に塗布した。その後、濯ぎを行い乾燥させた。
(比較例5,6)
処方例1(第1剤)および処方例3(第2剤)を等量混合させた混合液(比較例5)2.0g、又は処方例2(第1剤)および処方例3(第2剤)を等量混合させた混合液(比較例6)2.0gを試験用毛束に個々に均一に塗布した後、濯ぎを行い乾燥させた。
尚、分かり易さのために、実施例1〜10および比較例1〜6の各処理工程を表3にまとめた。
Figure 2013040153
(試験例1:トリートメント効果の評価)
実施例1〜10および比較例1〜6による処理直後の毛束について、下記評価基準に従い、「柔軟性」、「指通り性」および「手触り感」を官能専門パネル20名に官能評価させた。これらの結果を表4に記す。
<柔軟性の評価基準>
試験用毛束よりも柔軟性があると評価したパネラー数
◎:16名以上、○:11〜15名、△:6〜10名、×:5名以下
<指通り性の評価基準>
試験用毛束よりも指通り性に優れると評価したパネラー数
◎:16名以上、○:11〜15名、△:6〜10名、×:5名以下
<手触り感の評価基準>
試験用毛束よりも手触り感が優れると評価したパネラー数
◎:16名以上、○:11〜15名、△:6〜10名、×:5名以下
(試験例2:ハリコシの評価)
官能評価パネル20名により、ウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)を用いて、実施例1〜10および比較例1〜6による処理を施してもらい、処理直後の毛髪の「ハリコシ」について、下記評価基準に従って官能評価させた。これらの結果を表4に記す。
<ハリコシの評価基準>
処理を施していないウィッグの毛髪よりもハリコシがあると評価したパネラー数
◎:16名以上、○:11〜15名、△:6〜10名、×:5名以下
(試験例3:ボリュームアップの評価)
試験例2の評価後、同評価パネル20名により、ウィッグの毛髪の見た目を目視評価させた。これらの結果を表4に記す。
<ボリュームアップの評価基準>
処理を施していないウィッグの毛髪よりも毛髪全体のボリュームがアップしたように感じると評価したパネラー数
◎:16名以上、○:11〜15名、△:6〜10名、×:5名以下
Figure 2013040153
表4に示された結果から、第1剤および第2剤を併用した場合(実施例1〜10)は、第2剤のみを用いた場合(比較例1〜3)と比較して、処理直後における毛髪の柔軟性、指通り性および手触り感に優れていることが分かる。また、第1剤および第2剤を順次適用した場合(実施例1〜10)は、第1剤と第2剤の適用順を代えた場合(比較例4)、並びに、第1剤および第2剤の混合液を用いた場合(比較例5,6)と比較しても、上記した本発明の効果を十分に発揮していることが分かる。
更に驚くべきことに、実施例1〜10は、毛髪にハリコシを与え、毛髪をボリュームアップさせる効果を発揮するものであるのに対し、比較例1〜6では、これら本発明の特有効果を発揮できない、若しくは、十分に発揮させることができていないことも分かる。

Claims (4)

  1. 毛髪に対して順次適用される第1剤および第2剤の少なくとも二剤を備え、ヘアリンス、ヘアトリートメント又はヘアコンディショニングに用いる多剤式毛髪処理剤であって、
    前記第1剤は、カチオン性ポリマーおよび多価アルコールを少なくとも含有し、
    前記第2剤は、シリコーン油、高級アルコールおよびカチオン性界面活性剤を少なくとも含有することを特徴とする多剤式毛髪処理剤。
  2. 前記第1剤中の前記カチオン性ポリマーが、第4級窒素含有セルロースエーテル誘導体および/又は第4級窒素含有グァーガム誘導体である請求項1に記載の多剤式毛髪処理剤。
  3. 前記第2剤中の前記シリコーン油が、鎖状シリコーン、環状シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーンおよびアルキル変性シリコーンの群から選ばれる少なくとも1種である請求項1又は2に記載の多剤式毛髪処理剤。
  4. 毛髪に対して第1剤を塗布する工程と、濯ぎを行うか又は濯ぎを行わずに該毛髪に対して第2剤を塗布する工程と、該毛髪に対して濯ぎを行う工程とからなる請求項1〜3の何れかに記載の多剤式毛髪処理剤による毛髪処理方法。
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