JP2013023568A - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】低燃費性、グリップ性能、破壊強度をバランスよく改善できるタイヤ用ゴム組成物、及びこれを用いた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】下記式(1)で表される化合物で変性された変性ブタジエンゴム、シリカ、軟化点−20〜150℃のレジン及び凝固点10℃以下の可塑剤を含むタイヤ用ゴム組成物に関する。
[化1]
Figure 2013023568

【選択図】なし

Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関する。
近年、タイヤ用ゴム組成物に対して、転がり抵抗を低減すること、優れたグリップ性能を発揮することなどが要求されている。
グリップ性能を向上させる方法として、粒子径が小さいカーボンブラックを用いる方法、種々の軟化剤を用いる方法が知られている。しかし、いずれもヒステリシスロスが大きくなり、転がり抵抗が大きくなってしまう。
転がり抵抗を小さくする方法として、含水ケイ酸を充填剤として用いる方法が知られている。しかし、含水ケイ酸を用いると、同程度の比表面積を有するカーボンブラックを用いる場合と比較して、ゴム組成物の貯蔵弾性率が小さくなり、グリップ性能が悪化する。含水ケイ酸の増量や比表面積の増大などにより、貯蔵弾性率を高められるが、やはり転がり抵抗が大きくなってしまう。このように、転がり抵抗の低減とグリップ性能の向上は互いに背反する関係にあり、両性能を高度に両立できるゴム組成物は未だに存在しない。
また、タイヤ用ゴム組成物には、破壊強度も要求される。優れた破壊強度を得る方法として、充填剤を増量する方法が知られているが、転がり抵抗が大きくなってしまう。このように、低燃費性(低転がり抵抗)、グリップ性能、破壊強度をバランスよく改善することは困難であった。
特許文献1では、特定の可塑剤、樹脂などを用いることにより高いグリップ性能が得られる技術が提案されているが、低燃費性、グリップ性能、破壊強度をバランスよく改善する点については検討されていない。
特開2004−137463号公報
発明は、前記課題を解決し、低燃費性、グリップ性能、破壊強度をバランスよく改善できるタイヤ用ゴム組成物、及びこれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、下記式(1)で表される化合物で変性された変性ブタジエンゴム、シリカ、軟化点−20〜150℃のレジン及び凝固点10℃以下の可塑剤を含むタイヤ用ゴム組成物に関する。
Figure 2013023568
(式(1)中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子又はアルキル基を表す。nは整数を表す。)
ゴム成分100質量部に対して、前記レジンの含有量が0.1〜20質量部、及び前記可塑剤の含有量が0.1〜20質量部であることが好ましい。
前記ゴム組成物は天然ゴムを含み、前記ゴム成分100質量%中の前記天然ゴムの含有量が50〜90質量%、前記変性ブタジエンゴムの含有量が10〜50質量%であることが好ましい。
また、前記ゴム組成物は、前記ゴム成分100質量部に対して、シリカを10〜100質量部含み、前記シリカ100質量部に対して、シランカップリング剤を0.8質量部以上含むことが好ましい。
前記ゴム組成物は、前記レジン及び前記可塑剤の混合物を配合して得られることが好ましい。
前記ゴム組成物は、トレッドとして使用されることが好ましい。
本発明はまた、前記ゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤに関する。
本発明によれば、特定の化合物で変性された変性ブタジエンゴム、シリカ、軟化点−20〜150℃のレジン及び凝固点10℃以下の可塑剤を含むタイヤ用ゴム組成物であるので、低燃費性、グリップ性能、破壊強度がバランスよく改善された空気入りタイヤを提供できる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、下記式(1)で表される化合物で変性された変性ブタジエンゴム(変性BR)、シリカ、軟化点−20〜150℃のレジン及び凝固点10℃以下の可塑剤を含む。
Figure 2013023568
(式(1)中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基(−COOH)、メルカプト基(−SH)又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子又はアルキル基を表す。nは整数を表す。)
上記変性BRとしては、特開2010−111753号公報などに記載されているものが挙げられる。
式(1)において、優れた低燃費性、グリップ性能、破壊強度が得られるという点から、R、R及びRとしてはアルコキシ基が好適である(好ましくは炭素数1〜8、より好ましくは炭素数1〜6、更に好ましくは炭素数1〜4、特に好ましくは炭素数1〜2のアルコキシ基)。R及びRとしてはアルキル基(好ましくは炭素数1〜3のアルキル基)が好適である。nは、好ましくは1〜5、より好ましくは2〜4、更に好ましくは3である。好ましい化合物を使用することにより、前述の性能バランスを顕著に改善できる。
式(1)で表される化合物の具体例としては、2−ジメチルアミノエチルトリメトキシシラン、3−ジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン、2−ジメチルアミノエチルトリエトキシシラン、3−ジメチルアミノプロピルトリエトキシシラン、2−ジエチルアミノエチルトリメトキシシラン、3−ジエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、2−ジエチルアミノエチルトリエトキシシラン、3−ジエチルアミノプロピルトリエトキシシランなどが挙げられる。なかでも、前述の性能を良好に改善できる点から、3−ジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン、3−ジメチルアミノプロピルトリエトキシシラン、3−ジエチルアミノプロピルトリメトキシシランが好ましい。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
式(1)で表される化合物によるブタジエンゴムの変性方法としては、特公平6−53768号公報、特公平6−57767号公報などに記載されている方法など、従来公知の手法を使用できる。例えば、ブタジエンゴムと該化合物とを接触させることで変性でき、具体的には、アニオン重合によるブタジエンゴムの調製後、該ゴム溶液中に該化合物を所定量添加し、ブタジエンゴムの重合末端(活性末端)と該化合物とを反応させる方法などが挙げられる。
上記変性BRのビニル含量は、好ましくは35質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下である。ビニル含量が35質量%を超えると、低発熱性が損なわれる傾向がある。上記ビニル含量の下限は特に限定されないが、1質量%以上、10質量%以上であってもよい。1質量%未満であると、充分な低燃費性が得られないおそれがある。
なお、ビニル含量(1,2−結合ブタジエン単位量)は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定できる。
ゴム成分100質量%中の変性BRの含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは30質量%以上である。10質量%未満であると、充分な低燃費性が得られないおそれがある。該含有量は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは50質量%以下である。90質量%を超えると、充分な破壊強度が得られない傾向がある。
変性BR以外に本発明で使用できるゴム成分としては、特に限定されず、天然ゴム(NR)、エポキシ化天然ゴム(ENR)、非変性BR、スチレンブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルニトリル(NBR)、イソモノオレフィンとパラアルキルスチレンとの共重合体のハロゲン化物などを使用できる。なかでも、良好な破壊強度が得られ、前述の性能バランスを顕著に改善できるという点からNRが好ましい。また、1,2−シンジオタクチックポリブタジエン結晶を含むBRを用いてもよい。
NRとしては特に限定されず、例えば、SIR20、RSS♯3、TSR20など、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。
ゴム成分100質量%中のNRの含有量は、好ましくは50質量%以上、より好ましくは55質量%以上である。50質量%未満であると、充分なゴム強度、低燃費性が得られない傾向がある。該含有量は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは70質量%以下である。90質量%を超えると、ガラス転移温度(Tg)が大きくなり、転がり抵抗が低下する傾向がある。
本発明のゴム組成物は、特定の軟化点を有するレジン及び特定の凝固点を有する可塑剤を含有する。変性BR及びシリカを含む配合系において、該レジンと該可塑剤を併用することで、低燃費性、グリップ性能、破壊強度を顕著に改善できる。
上記レジンの軟化点は、−20℃以上、好ましくは0℃以上である。−20℃未満であると、破壊強度の悪化を引き起こすおそれがある。また、該軟化点は、150℃以下、好ましくは120℃以下、より好ましくは20℃以下である。150℃を超えると、低燃費性を充分に改善できない傾向がある。
なお、本明細書において、軟化点とは、JIS K6220:2001に規定される軟化点を環球式軟化点測定装置で測定し、球が降下した温度である。
上記レジンとしては上記軟化点を満たすものであれば特に制限されずに使用でき、芳香族系石油樹脂(C9留分による樹脂)、クマロンインデン樹脂、テルペン系樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、ロジン樹脂、フェノール系樹脂、石油系レジン(C5留分による樹脂)などが挙げられる。なかでも、優れた低燃費性、グリップ性能、破壊強度が得られるという点から、クマロンインデン樹脂が好ましい。
上記レジンの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.5質量部以上、更に好ましくは3質量部以上である。0.1質量部未満では、低発熱性の改善効果が充分に得られないおそれがある。また、上記レジンの含有量は、好ましくは20質量部以下、より好ましくは10質量部以下である。20質量部を超えると、充分な低燃費性が得られないおそれがある。また、ブルームのおそれや、混練り、押出し工程における作業性が悪化するおそれがある。
上記可塑剤の凝固点は、好ましくは−100℃以上、より好ましくは−80℃以上である。−100℃未満であると、破壊強度が悪化する傾向がある。また、該凝固点は、10℃以下、好ましくは0℃以下である。10℃を超えると、破壊強度が悪化する傾向がある。また、グリップ性能の改善効果が充分に得られないおそれがある。
なお、本明細書において、凝固点とは、下記方法で測定された値である。
試料(可塑剤)をアルミニウムセルの中に密閉し、当該アルミニウムセルを示差走査熱量測定器((株)島津製作所製、DSC−60A)のサンプルホルダーに挿入した後、当該サンプルホルダーを窒素雰囲気下10℃/分で150℃まで加熱しながら吸熱ピークを観察し、得られた吸熱ピークを凝固点とした。
上記可塑剤としては特に限定されず、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリス(2−エチルヘキシル)ホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェートなどのリン酸エステル系化合物;ジイソデシルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジイソノニルフタレートなどのフタル酸エステル系化合物;トリス(2−エチルヘキシル)トリメリテートなどのトリメリット酸エステル系化合物;ジブチルアジペート、ジイソブチルアジペート、ビス(2−エチルヘキシル)アジペート、ジイソデシルアジペート、ビス(2−エチルヘキシル)アゼレート、ビス(2−エチルヘキシル)セバケートなどの脂肪族二塩基酸エステル系化合物;メチルアセチルリシノレートなどのリシノール酸エステル系化合物;グリセリルトリアセテートなどの酢酸エステル系化合物;N−ブチルベンゼンスルホンアミドなどのスルホンアミド系化合物;などが挙げられる。なかでも、優れた低燃費性、グリップ性能、破壊強度が得られるという点から、脂肪族二塩基酸エステル系、リン酸工ステル系化合物が好ましく、ビス(2−エチルヘキシル)セバケート、トリブチルホスフェート、トリス(2−エチルヘキシル)ホスフェートがより好ましく、ビス(2−エチルヘキシル)セバケートが更に好ましい。
可塑剤の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.5質量部以上、更に好ましくは3質量部以上である。0.1質量部未満では、低発熱性の改善効果が充分に得られないおそれがある。また、上記レジンの含有量は、好ましくは20質量部以下、より好ましくは10質量部以下である。20質量部を超えると、充分な低燃費性が得られないおそれがある。また、ブルームのおそれがある。
レジン及び可塑剤の合計含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは3質量部以上、より好ましくは8質量部以上である。該合計含有量は、好ましくは20質量部以下、より好ましくは12質量部以下である。上記範囲内であると、低燃費性、グリップ性能、破壊強度が良好に得られる。
レジン及び可塑剤の合計100質量%中の可塑剤の含有量は、好ましくは20質量%以上、より好ましくは40質量%以上であり、好ましくは80質量%以下、より好ましくは60質量%以下である。上記範囲内であると、優れた低燃費性、グリップ性能、破壊強度が得られる。
また、上記レジンと上記可塑剤は、上記レジン及び上記可塑剤の混合物として使用されることが好ましい。これにより、分散不良による低燃費性の低下や凝集塊形成による破壊強度の低下の懸念を払拭でき、優れた低燃費性、破壊強度が得られる。
上記混合物は、上記レジン及び上記可塑剤を公知の方法により混合することで調整でき、例えば、上記レジン及び上記可塑剤を溶解可能な温度(例えば、50〜200℃)で混合すればよい。
シリカとしては特に限定されず、例えば、乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水ケイ酸)などが挙げられるが、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
シリカのチッ素吸着比表面積(NSA)は、30m/g以上が好ましく、150m/g以上がより好ましい。30m/g未満では、補強性が小さく、耐摩耗性が低下する傾向がある。また、該NSAは、300m/g以下が好ましく、200m/g以下がより好ましい。300m/gを超えると、シリカの分散性が悪く、低燃費性が悪化する傾向がある。
なお、シリカの窒素吸着比表面積は、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
シリカの平均一次粒子径は、好ましくは10nm以上、より好ましくは15nm以上である。10nm未満の場合、低燃費性及び加工性が悪化する傾向がある。また、該平均一次粒子径は、好ましくは40nm以下、より好ましくは30nm以下である。40nmを超えると、破壊強度が低下する傾向がある。
なお、シリカの平均一次粒子径は、例えば、シリカを電子顕微鏡で観察し、任意の粒子50個について粒子径を測定し、その平均値より求めることができる。
シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは10質量部以上、より好ましくは20質量部以上である。10質量部未満であると、低燃費性、グリップ性能、破壊強度をバランスよく改善できないおそれがある。該含有量は、好ましくは100質量部以下、より好ましくは40質量部以下である。100質量部を超えると、シリカのゴムへの分散が困難になり、ゴムの加工性が悪化する傾向がある。また、充分な低燃費性が得られないおそれがある。
本発明では、シランカップリング剤を使用することが好ましい。シランカップリング剤としては、例えば、スルフィド系、メルカプト系、ビニル系、アミノ系、グリシドキシ系、ニトロ系、クロロ系シランカップリング剤などが挙げられる。なかでも、本発明の効果が良好に得られるという理由から、スルフィド系が好ましい。
スルフィド系シランカップリング剤としては、低燃費性、グリップ性能、破壊強度が良好に得られるという理由から、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)ジスルフィドが好ましい。
シランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは0.8質量部以上、より好ましくは5質量部以上、更に好ましくは8質量部以上であり、好ましくは15質量部以下、より好ましくは10質量部以下である。上記範囲内であると、低燃費性、グリップ性能、破壊強度が良好に得られる。
本発明のゴム組成物はカーボンブラックを含むことが好ましい。これにより、良好な補強性が得られ、低燃費性、グリップ性能、破壊強度が良好に得られる。カーボンブラックとしては特に限定されず、GPF、HAF、ISAF、SAFなどが挙げられる。
カーボンブラックの窒素吸着比表面積(NSA)は30m/g以上が好ましく、70m/g以上がより好ましい。30m/g未満では、充分な補強性が得られない傾向がある。250m/g以下が好ましく、150m/g以下がより好ましく、90m/g以下が更に好ましい。250m/gを超えると、加工性、低燃費性が悪化する傾向がある。
なお、カーボンブラックのNSAは、JIS K 6217−2:2001によって求められる。
カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは10質量部以上、より好ましくは20質量部以上である。10質量部未満では、充分な補強性が得られないおそれがある。該含有量は、好ましくは60質量部以下、より好ましくは50質量部以下、更に好ましくは30質量部以下である。60質量部を超えると、充分な低燃費性が得られないおそれがある。
シリカ及びカーボンブラックの合計含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは20質量部以上、より好ましくは40質量部以上である。該合計含有量は、好ましくは120質量部以下、より好ましくは60質量部以下である。上記範囲内であると、低燃費性、グリップ性能、破壊強度が良好に得られる。
シリカ及びカーボンブラックの合計100質量%中のシリカの含有量は、好ましくは30質量%以上、より好ましくは50質量%以上であり、好ましくは90質量%以下、より好ましくは70質量%以下である。上記範囲内であれば、低燃費性、グリップ性能、破壊強度が高次元でバランス良く得られる。
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、ゴム組成物の製造に一般に使用される配合剤、例えば、ステアリン酸、各種老化防止剤、酸化亜鉛、ワックス、オイル、硫黄などの加硫剤、加硫促進剤などを適宜配合できる。
本発明のゴム組成物は、一般的な方法で製造される。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで前記各成分を混練りし、その後加硫する方法などにより製造できる。該ゴム組成物は、サイドウォール、トレッドなど、タイヤの各部材に使用でき、なかでも、トレッド(特にベーストレッド)に使用することが好ましい。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法で製造できる。すなわち、前記成分を配合したゴム組成物を、未加硫の段階でタイヤの各部材(トレッドなど)の形状にあわせて押出し加工し、他のタイヤ部材とともに、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成できる。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することでタイヤが得られる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
NR:TSR20
BR(1):住友化学(株)製の変性ブタジエンゴム(変性BR)(ビニル含量:15質量%、R、R及びR=−OCH、R及びR=−CHCH、n=3の化合物により変性)
BR(2):日本ゼオン(株)製のNipol BR1220(ビニル含量:1質量%、非変性)
カーボンブラック:東海カーボン(株)製のシーストNH(NSA:74m/g)
シリカ:デグッサ社製のULTRASIL VN3(NSA:175m/g、平均一次粒子径:15nm)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi75(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド)
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸「椿」
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックN
アロマオイル:(株)ジャパンエナジー製のプロセスX−140
レジン(1):Rutgers Chemicals社製のNOVARES C10(クマロンインデン樹脂、軟化点:5〜15℃)
レジン(2):Rutgers Chemicals社製のNOVARES C100(クマロンインデン樹脂、軟化点:95〜105℃)
レジン(3):Rutgers Chemicals社製のNOVARES C140(クマロンインデン樹脂、軟化点:135〜145℃)
レジン(4):Rutgers Chemicals社製のNOVARES C160(クマロンインデン樹脂、軟化点:155〜165℃)
プリブレンド物(1)〜(6):下記製造例1
可塑剤(1):大八化学工業(株)製のビス(2−エチルヘキシル)セバケート (DOS、凝固点:−62℃)
可塑剤(2):大八化学工業(株)製のトリス(2−エチルヘキシル)ホスフェート (TOP、凝固点:−70℃以下)
可塑剤(3):大八化学工業(株)製のトリブチルホスフェート (TBP、凝固点:−80℃以下)
可塑剤(4):大八化学工業(株)製のエチルフタリルエチルグリコレート (凝固点:13℃)
硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤(1):大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
加硫促進剤(2):大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(N,N’−ジフェニルグアニジン)
(製造例1)
下記の混合比率に従い、レジン(レジン(1)〜(3))及び可塑剤(可塑剤(1))を混合した後、130℃〜150℃で加熱混合し、溶解させ、プリブレンド物(1)〜(6)を調製した。なお、DSCスペクトルを用いてレジン単体のピークが消失していることを確認した後、ゴム練りに使用した。
プリブレンド物(1) レジン(1):可塑剤(1)=1:1
プリブレンド物(2) レジン(2):可塑剤(1)=1:1
プリブレンド物(3) レジン(3):可塑剤(1)=1:1
プリブレンド物(4) レジン(1):可塑剤(1)=3:7
プリブレンド物(5) レジン(2):可塑剤(1)=3:7
プリブレンド物(6) レジン(3):可塑剤(1)=3:7
なお、上記混合比率は、薬品の質量部の比率を表す。
表1〜2に示す配合処方にしたがって薬品を混練り配合し、未加硫ゴム組成物を得た。そして、得られた未加硫ゴム組成物を170℃で15分間プレス加硫し、加硫ゴム組成物を得た。
また、上記未加硫ゴム組成物をトレッドの形状に成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせて未加硫タイヤを形成し、170℃の条件下で10分間プレス加硫し、試験用タイヤ(サイズ195/65R15)を製造した。
得られた加硫ゴム組成物及び試験用タイヤについて以下に示す試験方法により評価し、結果を表1〜2に示した。
(転がり抵抗)
上記加硫ゴム組成物を(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータを用いて、周波数10Hz、初期歪み10%及び動歪2%の条件下で、70℃における加硫ゴムシートの損失正接(tanδ)を測定し、比較例1を100とし、下記計算式により、各配合のtanδを指数表示した(転がり抵抗指数)。なお、転がり抵抗指数が大きいほど、発熱が小さく、低発熱性に優れることを示す。
(転がり抵抗指数)=(比較例1のtanδ)/(各配合のtanδ)×100
(破壊強度)
JIS K6251「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて、上記加硫ゴム組成物からなる3号ダンベル型試験片の破断強度(TB)及び破断時伸び(EB)を測定し、得られた測定結果から破壊エネルギー(TB×EB/2)を算出した。そして、比較例1を100とし、以下の計算式により、各配合の破壊エネルギーをそれぞれ指数表示した。なお、破壊強度指数が大きいほど、機械的強度が高く、破壊強度に優れることを示す。
(破壊強度指数)=(各配合の破壊エネルギー)/(比較例1の破壊エネルギー)×100
(グリップ性能)
上記試験用タイヤを用いて、ドライアスファルト路面のテストコースにて実車走行を行なった。その際における操舵時のコントロールの安定性をテストドライバーが評価し、比較例1を100として指数表示をした。数値が大きいほどドライ路面におけるグリップ性能が高いことを示す。
Figure 2013023568
Figure 2013023568
特定の化合物で変性された変性ブタジエンゴム、シリカ、軟化点−20〜150℃のレジン及び凝固点10℃以下の可塑剤を用いた実施例では、低燃費性、グリップ性能、破壊強度がバランスよく改善された。
特に、レジンとしてレジン(1)を用いた場合に優れた性能が得られ、低軟化点のものを用いることで、前述の性能バランスを顕著に改善できることが明らかとなった。また、レジンと可塑剤をあらかじめブレンドしたものを使用することで、転がり抵抗、破壊強度を一層改善でき、前述の性能バランスが高い次元で得られることが明らかとなった。なお、レジンと可塑剤を1:1でブレンドした場合に、特に優れた性能が得られた。

Claims (7)

  1. 下記式(1)で表される化合物で変性された変性ブタジエンゴム、シリカ、軟化点−20〜150℃のレジン及び凝固点10℃以下の可塑剤を含むタイヤ用ゴム組成物。
    Figure 2013023568
    (式(1)中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子又はアルキル基を表す。nは整数を表す。)
  2. ゴム成分100質量部に対して、前記レジンの含有量が0.1〜20質量部、及び前記可塑剤の含有量が0.1〜20質量部である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 天然ゴムを含み、前記ゴム成分100質量%中の前記天然ゴムの含有量が50〜90質量%、前記変性ブタジエンゴムの含有量が10〜50質量%である請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 前記ゴム成分100質量部に対して、シリカを10〜100質量部含み、
    前記シリカ100質量部に対して、シランカップリング剤を0.8質量部以上含む請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  5. 前記レジン及び前記可塑剤の混合物を配合して得られる請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  6. トレッドとして使用される請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤ。
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