JP2011122062A - トレッド用ゴム組成物及びそれを用いたスタッドレスタイヤ - Google Patents

トレッド用ゴム組成物及びそれを用いたスタッドレスタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2011122062A
JP2011122062A JP2009281012A JP2009281012A JP2011122062A JP 2011122062 A JP2011122062 A JP 2011122062A JP 2009281012 A JP2009281012 A JP 2009281012A JP 2009281012 A JP2009281012 A JP 2009281012A JP 2011122062 A JP2011122062 A JP 2011122062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
mass
rubber
rubber composition
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009281012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5563284B2 (ja
Inventor
Noboru Wakabayashi
昇 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2009281012A priority Critical patent/JP5563284B2/ja
Publication of JP2011122062A publication Critical patent/JP2011122062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5563284B2 publication Critical patent/JP5563284B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • Y02T10/862

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】良好な加工性、氷雪上での操縦安定性を有するとともに、耐摩耗性及び省燃費性をバランス良く得ることができるスタッドレスタイヤのトレッド用ゴム組成物、及びそれをトレッドに用いたスタッドレスタイヤを提供する。
【解決手段】下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム及び希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムを含有し、スタッドレスタイヤに使用されるトレッド用ゴム組成物に関する。
[化1]
Figure 2011122062

(式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子、アルキル基又は環状エーテル基を表す。nは整数を表す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、スタッドレスタイヤに用いるトレッド用ゴム組成物、及びそれを用いたトレッドを有するスタッドレスタイヤに関する。
氷雪路面走行用としてスパイクタイヤの使用やタイヤへのチェーンの装着がなされてきたが、粉塵問題などの環境問題の観点からこれにかわる氷雪路面走行用タイヤとしてスタッドレスタイヤが開発されている。スタッドレスタイヤでは、氷雪上でのグリップ性能を確保するために材料面及び設計面での工夫がされ、引っ掻き効果を持つ素材を配合すること、発泡ゴムを使用すること、など種々の手法が用いられている。
しかし、これらの方法ではタイヤの耐摩耗性能が低下するという問題がある。一方、環境問題の観点からタイヤの省燃費化も重要課題となっている。そのため、良好な氷雪上での操縦安定性(氷雪上でのグリップ性能)を有しつつ、耐摩耗性能及び省燃費性能をバランス良く両立できることが望まれている。
特許文献1〜3には、変性ブタジエンゴム、変性スチレンブタジエンゴムなどの変性ゴムを用いて省燃費性などを改善することが提案されている。しかし、これらのゴム組成物では、良好な操縦安定性(氷雪上)を有しながら、耐摩耗性及び省燃費化を両立する点について、未だ改善する余地がある。
特開2001−114939号公報 特開2005−126604号公報 特開2005−325206号公報
本発明は、前記課題を解決し、良好な加工性、氷雪上での操縦安定性を有するとともに、耐摩耗性及び省燃費性をバランス良く改善できるスタッドレスタイヤのトレッド用ゴム組成物、及びそれをトレッドに用いたスタッドレスタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム及び希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムを含有し、スタッドレスタイヤに使用されるトレッド用ゴム組成物に関する。
Figure 2011122062
(式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子、アルキル基又は環状エーテル基を表す。nは整数を表す。)
上記ゴム成分100質量%に対して、上記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴムの含有量が5〜70質量%、上記希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムの含有量が5〜70質量%、ブタジエンゴムの合計含有量が10〜80質量%であることが好ましい。
上記ゴム成分100質量部に対して、シリカを10〜100質量部含有することが好ましい。
上記乗用車用スタッドレスタイヤのトレッドに使用されることが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物をトレッドに用いたスタッドレスタイヤに関する。
本発明によれば、特定化合物により変性されたブタジエンゴム及び希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムを併用したゴム組成物であるので、良好な加工性、操縦安定性(氷雪上)を有するとともに、耐摩耗性及び省燃費性をバランスよく両立できる。従って、該ゴム組成物をトレッドに使用することにより、操縦安定性(氷雪上)、耐摩耗性及び省燃費性に優れたスタッドレスタイヤを提供できる。
本発明のトレッド用ゴム組成物(スタッドレスタイヤ用)は、上記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム(以下「変性BR」ともいう)と、希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴム(以下、「希土類系BR」ともいう)とを含有する。変性BR及び希土類系BRを併用することで、引っ掻き効果を有する材料を配合した場合であっても、耐摩耗性の低下を抑制することができる。また、同時に優れた省燃費性も得られるため、これらの性能を高次元で両立できる。更に、併用した場合には、引っ掻き材料を配合しなくても良好な氷雪上での操縦安定性が得られるので、該ゴム組成物をトレッドに適用することで、耐摩耗性、省燃費性、操縦安定性(氷雪上)に優れたスタッドレスタイヤを提供できる。
上記式(1)で表される化合物において、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基(−COOH)、メルカプト基(−SH)又はこれらの誘導体を表す。上記アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基等の炭素数1〜4のアルキル基等が挙げられる。上記アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ基等の炭素数1〜8のアルコキシ基(好ましくは炭素数1〜6、より好ましくは炭素数1〜4)等が挙げられる。なお、アルコキシ基には、シクロアルコキシ基(シクロヘキシルオキシ基等の炭素数5〜8のシクロアルコキシ基等)、アリールオキシ基(フェノキシ基、ベンジルオキシ基等の炭素数6〜8のアリールオキシ基等)も含まれる。
上記シリルオキシ基としては、例えば、炭素数1〜20の脂肪族基、芳香族基が置換したシリルオキシ基(トリメチルシリルオキシ基、トリエチルシリルオキシ基、トリイソプロピルシリルオキシ基、ジエチルイソプロピルシリルオキシ基、t−ブチルジメチルシリルオキシ基、t−ブチルジフェニルシリルオキシ基、トリベンジルシリルオキシ基、トリフェニルシリルオキシ基、トリ−p−キシリルシリルオキシ基等)等が挙げられる。
上記アセタール基としては、例えば、−C(RR′)−OR″、−O−C(RR′)−OR″で表される基を挙げることができる。前者としては、メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、ブトキシメチル基、イソプロポキシメチル基、t−ブトキシメチル基、ネオペンチルオキシメチル基等が挙げられ、後者としては、メトキシメトキシ基、エトキシメトキシ基、プロポキシメトキシ基、i−プロポキシメトキシ基、n−ブトキシメトキシ基、t−ブトキシメトキシ基、n−ペンチルオキシメトキシ基、n−ヘキシルオキシメトキシ基、シクロペンチルオキシメトキシ基、シクロヘキシルオキシメトキシ基等を挙げることができる。R、R及びRとしては、アルコキシ基が好ましい。これにより、耐摩耗性及び省燃費性を両立できる。
及びRのアルキル基としては、例えば、上記アルキル基と同様の基を挙げることができる。R及びRとしては、アルキル基(好ましくは炭素数1〜3、より好ましくは炭素数1〜2)が好ましい。これにより、耐摩耗性及び省燃費性を両立できる。
及びRの環状エーテル基としては、例えば、オキシラン基、オキセタン基、オキソラン基、オキサン基、オキセパン基、オキソカン基、オキソナン基、オキセカン基、オキセト基、オキソール基等のエーテル結合を1つ有する環状エーテル基、ジオキソラン基、ジオキサン基、ジオキセパン基、ジオキセカン基等のエーテル結合を2つ有する環状エーテル基、トリオキサン基等のエーテル結合を3つ有する環状エーテル基等が挙げられる。なかでも、エーテル結合を1つ有する炭素数2〜7の環状エーテル基が好ましく、エーテル結合を1つ有する炭素数3〜5の環状エーテル基がより好ましい。また、環状エーテル基は環骨格内に不飽和結合を有していないことが好ましい。
n(整数)としては、2〜5が好ましい。これにより、耐摩耗性及び省燃費性を両立できる。更には、nは2〜4がより好ましく、3が最も好ましい。nが1以下であると変性反応が阻害される場合があり、nが6以上であると変性剤としての効果が薄れる。
上記式(1)で表される化合物の具体例としては、3−アミノプロピルジメチルメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルエチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルジメチルエトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルジメチルブトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジブトキシシラン、ジメチルアミノメチルトリメトキシシラン、2−ジメチルアミノエチルトリメトキシシラン、3−ジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン、4−ジメチルアミノブチルトリメトキシシラン、ジメチルアミノメチルジメトキシメチルシラン、2−ジメチルアミノエチルジメトキシメチルシラン、3−ジメチルアミノプロピルジメトキシメチルシラン、4−ジメチルアミノブチルジメトキシメチルシラン、ジメチルアミノメチルトリエトキシシラン、2−ジメチルアミノエチルトリエトキシシラン、3−ジメチルアミノプロピルトリエトキシシラン、4−ジメチルアミノブチルトリエトキシシラン、ジメチルアミノメチルジエトキシメチルシラン、2−ジメチルアミノエチルジエトキシメチルシラン、3−ジメチルアミノプロピルジエトキシメチルシラン、4−ジメチルアミノブチルジエトキシメチルシラン、ジエチルアミノメチルトリメトキシシラン、2−ジエチルアミノエチルトリメトキシシラン、3−ジエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、4−ジエチルアミノブチルトリメトキシシラン、ジエチルアミノメチルジメトキシメチルシラン、2−ジエチルアミノエチルジメトキシメチルシラン、3−ジエチルアミノプロピルジメトキシメチルシラン、4−ジエチルアミノブチルジメトキシメチルシラン、ジエチルアミノメチルトリエトキシシラン、2−ジエチルアミノエチルトリエトキシシラン、3−ジエチルアミノプロピルトリエトキシシラン、4−ジエチルアミノブチルトリエトキシシラン、ジエチルアミノメチルジエトキシメチルシラン、2−ジエチルアミノエチルジエトキシメチルシラン、3−ジエチルアミノプロピルジエトキシメチルシラン、4−ジエチルアミノブチルジエトキシメチルシラン、下記式(2)〜(9)で表される化合物等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、省燃費性の改善効果が高いという点から、3−ジエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、下記式(2)で表される化合物が好ましい。
Figure 2011122062
上記式(1)で表される化合物(変性剤)によるブタジエンゴムの変性方法としては、特公平6−53768号公報、特公平6−57767号公報、特表2003−514078号公報等に記載されている方法等、従来公知の手法を用いることができる。例えば、ブタジエンゴムと変性剤とを接触させればよく、ブタジエンゴムを重合し、該重合体ゴム溶液中に変性剤を所定量添加する方法、ブタジエンゴム溶液中に変性剤を添加して反応させる方法等が挙げられる。
変性されるブタジエンゴム(BR)としては特に限定されず、高シス含有量のBR、シンジオタクチックポリブタジエン結晶を含有するBRなどを使用できる。また、特表2003−514078号公報等に記載されているランタン系列希土類含有化合物を含む触媒を用いて重合して得られたBRも使用できる。
変性BRのビニル含量は、好ましくは35質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下である。ビニル含量が35質量%を超えると、低発熱性が損なわれる傾向がある。ビニル含量の下限は特に限定されない。
ゴム成分100質量%中の変性BRの含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上、更に好ましくは20質量%以上である。5質量%未満であると、転がり抵抗の増加が顕著になる傾向がある。該変性BRの含有量は、好ましくは70質量%以下、より好ましくは60質量%以下、更に好ましくは50質量%以下である。70質量%を超えると、加工性の悪化が顕著になる傾向がある。
本発明では、希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴム(希土類系BR)が使用されるが、上記希土類元素系触媒としては、公知のものを使用でき、例えば、ランタン系列希土類元素化合物、有機アルミニウム化合物、アルミノキサン、ハロゲン含有化合物、必要に応じてルイス塩基を含む触媒が挙げられる。なかでも、ランタン系列希土類元素化合物としてネオジム(Nd)含有化合物を用いたNd系触媒が特に好ましい。
ランタン系列希土類元素化合物としては、原子番号57〜71の希土類金属のハロゲン化物、カルボン酸塩、アルコラート、チオアルコラート、アミド等が挙げられる。なかでも、前述のとおり、Nd系触媒の使用が高シス含量、低ビニル含量のBRが得られる点で好ましい。
有機アルミニウム化合物としては、AlR(式中、R、R、Rは、同一若しくは異なって、水素又は炭素数1〜8の炭化水素基を表す。)で表されるものを使用できる。アルミノサンとしては、鎖状アルミノキサン、環状アルミノキサンが挙げられる。ハロゲン含有化合物としては、AlX 3−k(式中、Xはハロゲン、Rは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基又はアラルキル基、kは1、1.5、2又は3を表す。)で表されるハロゲン化アルミニウム;MeSrCl、MeSrCl、MeSrHCl、MeSrClなどのストロンチウムハライド;四塩化ケイ素、四塩化錫、四塩化チタン等の金属ハロゲン化物が挙げられる。ルイス塩基は、ランタン系列希土類元素化合物を錯体化するのに用いられ、アセチルアセトン、ケトン、アルコール等が好適に用いられる。
上記希土類元素系触媒は、ブタジエンの重合の際に、有機溶媒(n−ヘキサン、シクロヘキサン、n−ヘプタン、トルエン、キシレン、ベンゼン等)に溶解した状態で用いても、シリカ、マグネシア、塩化マグネシウム等の適当な担体上に担持させて用いてもよい。重合条件としては、溶液重合又は塊状重合のいずれでもよく、好ましい重合温度は−30〜150℃であり、重合圧力は他の条件に依存して任意に選択してもよい。
上記希土類系BRは、ムーニー粘度ML1+4(100℃)が好ましくは35以上、より好ましくは40以上である。35未満であると、未加硫ゴム組成物の粘度が低く、加硫後に適正な厚みを確保できないおそれがある。該ムーニー粘度は、好ましくは55以下、より好ましくは50以下である。55を超えると、未加硫ゴム組成物が硬くなりすぎて、スムーズなエッジで押し出すことが困難になるおそれがある。
なお、ムーニー粘度は、ISO289、JIS K6300に準じて測定される。
上記希土類系BRは、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が好ましくは1.2以上、より好ましくは1.5以上である。1.2未満であると、加工性の悪化が顕著になる傾向がある。該Mw/Mnは、好ましくは5以下、より好ましくは4以下である。5を超えると、耐摩耗性の改善効果が少なくなる傾向がある。
上記希土類系BRのMwは、好ましくは30万以上、より好ましくは50万以上であり、また、好ましくは150万以下、より好ましくは120万以下である。更に、上記希土類系BRのMnは、好ましくは10万以上、より好ましくは15万以上であり、また、好ましくは100万以下、より好ましくは80万以下である。MwやMnが下限未満であると、耐摩耗性が低下したり、転がり抵抗が悪化する傾向がある。上限を超えると、加工性の悪化が懸念される。
なお、本発明において、Mw、Mnは、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)を用い、標準ポリスチレンより換算した値である。
上記希土類系BRのシス含量は、好ましくは90質量%以上、より好ましくは93質量%以上、更に好ましくは95質量%以上である。90質量%未満であると、耐摩耗性が低下し、耐摩耗性及び省燃費性を両立できないおそれがある。
上記希土類系BRのビニル含量は、好ましくは1.8質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、特に好ましくは0.3質量%以下である。1.8質量%を超えると、耐摩耗性が低下し、耐摩耗性及び省燃費性を両立できないおそれがある。
なお、本発明において、変性BR、希土類系BRのビニル含量(1,2−結合ブタジエン単位量)及びシス含量(シス−1,4−結合ブタジエン単位量)は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定できる。
ゴム成分100質量%中の希土類系BRの含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上、更に好ましくは20質量%以上である。5質量%未満であると、耐摩耗性が低下する傾向がある。該希土類系BRの含有量は、好ましくは70質量%以下、より好ましくは60質量%以下、更に好ましくは50質量%以下である。70質量%を超えると、加工性の悪化が顕著になる傾向がある。
本発明において、BRの合計含有量(上記変性BR、希土類系BR及び他のBR(他の変性BR、非変性BRなど)の合計量)は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは30質量%以上である。10質量%未満であると、氷上グリップ性及び耐摩耗性が悪化する傾向がある。該BRの合計含有量は、好ましくは80質量%以下、より好ましくは70質量%以下、更に好ましくは60質量%以下である。80質量%を超えると、加工性が悪化する傾向がある。
ゴム組成物に使用されるBR以外のゴム成分としては、例えば、NR、ENR、SBR、イソプレンゴム(IR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルニトリル(NBR)、イソモノオレフィンとパラアルキルスチレンとの共重合体のハロゲン化物等を使用できる。なかでも、低温時の特性(氷上グリップ性)の点から、変性BR及び希土類系BRとともに、NR、IRを使用することが好ましい。
NRとしては特に限定されず、例えば、SIR20、RSS♯3、TSR20等、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。
ゴム成分100質量%中のNRの含有量は、好ましくは15質量%以上、より好ましくは
20質量%以上、更に好ましくは25質量%以上である。15質量%未満であると、破壊強度や加工性が悪化する傾向がある。該NRの含有量は、好ましくは85質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは75質量%以下である。85質量%を超えると、耐摩耗性が悪化する傾向がある。
本発明のゴム組成物は、シリカを含むことが好ましい。これにより、省燃費性、操縦安定性が改善されるため、本発明の効果を良好に得ることができる。シリカとしては、例えば、湿式法で製造されたシリカ、乾式法で製造されたシリカなどが挙げられるが、特に制限はない。
シリカのチッ素吸着比表面積(NSA)は、好ましくは70m/g以上、より好ましくは90m/g以上、更に好ましくは110m/g以上である。70m/g未満であると、耐摩耗性が低下する傾向がある。また、シリカのNSAは、好ましくは200m/g以下、より好ましくは180m/g以下、更に好ましくは160m/g以下である。200m/gを超えると、配合したゴムの粘度が大幅に上昇し、加工性が悪化するおそれがある。
なお、シリカのNSAは、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
シリカの含有量は、上記ゴム成分100質量部に対して、好ましくは10質量部以上、より好ましくは20質量部以上、更に好ましくは30質量部以上である。10質量部未満であると、転がり抵抗が悪化する傾向がある。該シリカの含有量は、好ましくは100質量部以下、より好ましくは90質量部以下、更に好ましくは80質量部以下である。100質量部を超えると、加工性が悪化する傾向がある。
上記ゴム組成物は、シリカとともにシランカップリング剤を含むことが好ましい。
シランカップリング剤としては、ゴム工業において、従来からシリカと併用される任意のシランカップリング剤を使用することができ、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)ジスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)ジスルフィド等が挙げられる。なかでも、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィドが好ましい。
シランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは2質量部以上、より好ましくは3質量部以上である。2質量部未満では、シランカップリング剤の添加効果が充分得られないおそれがある。また、該シランカップリング剤の含有量は、好ましくは20質量部以下、より好ましくは15質量部以下である。20質量部を超えると、補強性及び耐摩耗性が低下するおそれがある。
カーボンブラックとしては特に限定されず、SAF、ISAF、HAF、FF、GPFなどが挙げられる。カーボンブラックの配合により、補強性が付与され、特に耐摩耗性が改善されるため、本発明の効果を良好に得ることができる。
カーボンブラックのチッ素吸着比表面積(NSA)は、90m/g以上が好ましく、100m/g以上がより好ましく、110m/g以上が更に好ましい。90m/g未満であると、耐摩耗性の低下が顕著になる傾向がある。また、カーボンブラックのNSAは、160m/g以下が好ましく、140m/g以下がより好ましく、130m/g以下が更に好ましい。160m/gを超えると、加工性が悪化する傾向がある。
なお、カーボンブラックのNSAは、JIS K6217のA法によって求められる。
カーボンブラックの含有量は、上記ゴム成分100質量部に対して、好ましくは3質量部以上、より好ましくは5質量部以上、更に好ましくは10質量部以上である。3質量部未満であると、光によるゴムの劣化が起こるおそれがある。該カーボンブラックの含有量は、好ましくは100質量部以下、より好ましくは50質量部以下、更に好ましくは30質量部以下である。100質量部を超えると、転がり抵抗の悪化が顕著になる傾向がある。
本発明において、シリカ及びカーボンブラックの合計含有量は、上記ゴム成分100質量部に対して、好ましくは30質量部以上、より好ましくは40質量部以上、更に好ましくは50質量部以上である。30質量部未満であると、耐摩耗性の悪化が顕著になる傾向がある。該合計含有量は、好ましくは120質量部以下、より好ましくは110質量部以下、更に好ましくは100質量部以下である。120質量部を超えると、転がり抵抗の悪化が顕著になる傾向がある。
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、従来ゴム工業で使用される配合剤、例えば、ステアリン酸、酸化防止剤、老化防止剤、酸化亜鉛、硫黄、加硫促進剤等を含有してもよい。
本発明のゴム組成物は、スタッドレスタイヤのトレッドに好適に使用できる。
本発明のゴム組成物を用い、通常の方法で空気入りタイヤ(スタッドレスタイヤ)を製造することができる。すなわち、前記ゴム組成物を用いてトレッドなどの各タイヤ部材を作製し、他の部材とともに貼り合わせ、タイヤ成型機上にて加熱加圧することにより製造できる。
本発明のスタッドレスタイヤは、乗用車、ライトトラック、バン、スポーツユーティリティビークル(SUV)などに使用でき、なかでも、乗用車に好適に使用できる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
NR:天然ゴム(RSS#3)
変性BR(BR(1)):住友化学(株)製の変性ブタジエンゴム(ビニル含量:15質量%、R、R及びR=−OCH、R及びR=−CHCH、n=3)
Nd系BR(BR(2)):ランクセス(株)製のCB24(Nd系触媒を用いて合成したBR、シス含量:96質量%、ビニル含量:0.7質量%、ML1+4(100℃):45、Mw/Mn:2.69、Mw:50万、Mn:18.6万)
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN220(チッ素吸着比表面積(NSA):125m/g)
シリカ:Rhodia社製のZeosil 1115MP(CTAB比表面積:105m/g、BET比表面積:115m/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
プロセスオイル:H&R(株)製のTDAEオイル
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックN
老化防止剤:住友化学工業(株)製のアンチゲン6C(N−1,3−ジメチルブチル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸「椿」
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤CZ:大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
実施例1〜7及び比較例1〜4
表1〜2に示す配合内容に従い、1.7Lバンバリーミキサーを用いて、配合材料のうち、硫黄及び加硫促進剤以外の材料を150℃の条件下で5分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄及び加硫促進剤を添加し、2軸オープンロールを用いて、80℃の条件下で3分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。
得られた未加硫ゴム組成物を170℃で12分間プレス加硫し、加硫ゴムシートを得た。
また、得られた未加硫ゴム組成物をトレッド形状に成形して、他のタイヤ部材と貼り合せ、150℃で30分間加硫することにより、試験用タイヤ(スタッドレスタイヤ)を作製した。
得られた未加硫ゴム組成物、加硫ゴムシート、試験用タイヤを使用して、下記の評価を行った。それぞれの試験結果を表1〜2に示す。
(転がり抵抗指数)
(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用いて、温度70℃、初期歪み10%、動歪み2%、周波数10Hzの条件下で、加硫ゴムシートの損失正接(tanδ)を測定し、比較例1のtanδを100として、下記計算式により指数表示した。指数が大きいほど、省燃費性が良好である。
(転がり抵抗指数)=(比較例1のtanδ)/(各配合のtanδ)×100
(耐摩耗性)
ランボーン摩耗試験機((株)岩本製作所製)を用い、温度20℃、試験時間5分、試験表面速度80m/分、落砂量15g/分、荷重4.0kgf及びスリップ率20%の条件にて、各加硫ゴムシートの容積損失量(摩耗量)を測定した。摩耗量が小さいほど耐摩耗性に優れている。
(操縦安定性)
試験用タイヤを車両(国産FF2000cc)の全輪に装着して氷上テストコースを実車走行し、ドライバーの官能評価により操縦安定性を評価した。10点を満点とし、比較例1を6点として相対評価を行った。数値が大きいほど、操縦安定性(氷雪上)に優れることを示す。
(加工性)
加工性の評価結果は生産性の指標として用いることができる。評価は、押出生地の形状及び加工のしやすさを目視で、以下の基準で3段階評価した。
○:問題なく加工でき、加工性が良好である。
△:生地の状態は劣るが、加工は可能である。
×:生地の状態が悪く、シート加工ができない。
Figure 2011122062
Figure 2011122062
表2から、変性BR及びNd系BRを併用した実施例では、両立が困難な省燃費性及び耐摩耗性をバランス良く両立できた。また、氷雪上での操縦安定性も良好であった。一方、これらの成分を併用していない比較例では、省燃費性及び耐摩耗性を高次元で両立できず、操縦安定性も劣っていた。更に、加工性が悪化しているものも存在した。

Claims (5)

  1. 下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム及び希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムを含有し、スタッドレスタイヤに使用されるトレッド用ゴム組成物。
    Figure 2011122062
    (式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子、アルキル基又は環状エーテル基を表す。nは整数を表す。)
  2. ゴム成分100質量%に対して、前記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴムの含有量が5〜70質量%、前記希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムの含有量が5〜70質量%、ブタジエンゴムの合計含有量が10〜80質量%である請求項1記載のトレッド用ゴム組成物。
  3. ゴム成分100質量部に対して、シリカを10〜100質量部含有する請求項1又は2記載のトレッド用ゴム組成物。
  4. 乗用車用スタッドレスタイヤのトレッドに使用される請求項1〜3のいずれかに記載のトレッド用ゴム組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のゴム組成物をトレッドに用いたスタッドレスタイヤ。
JP2009281012A 2009-12-10 2009-12-10 トレッド用ゴム組成物及びそれを用いたスタッドレスタイヤ Active JP5563284B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009281012A JP5563284B2 (ja) 2009-12-10 2009-12-10 トレッド用ゴム組成物及びそれを用いたスタッドレスタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009281012A JP5563284B2 (ja) 2009-12-10 2009-12-10 トレッド用ゴム組成物及びそれを用いたスタッドレスタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011122062A true JP2011122062A (ja) 2011-06-23
JP5563284B2 JP5563284B2 (ja) 2014-07-30

Family

ID=44286261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009281012A Active JP5563284B2 (ja) 2009-12-10 2009-12-10 トレッド用ゴム組成物及びそれを用いたスタッドレスタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5563284B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012165038A1 (ja) * 2011-05-30 2012-12-06 住友ゴム工業株式会社 トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2013023568A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
DE102012219426A1 (de) 2011-10-25 2013-04-25 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Kautschukzusammensetzung für Reifen und Luftreifen
JP2013082840A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Asahi Kasei Chemicals Corp 変性共役ジエン系重合体組成物、トレッド用組成物、サイドウォール用組成物及びタイヤ
JP2013139522A (ja) * 2012-01-04 2013-07-18 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物、並びにウインタータイヤ又はスタッドレスタイヤ
JP2013249423A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd スタッドレスタイヤ用ゴム組成物及びスタッドレスタイヤ
JP2014105295A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2014189774A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Sumitomo Rubber Ind Ltd ベーストレッド用ゴム組成物
US9365703B2 (en) 2012-06-12 2016-06-14 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Rubber composition for tread, and pneumatic tire
WO2018159621A1 (ja) * 2017-03-01 2018-09-07 住友ゴム工業株式会社 スタッドレスタイヤ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000344955A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd 変性ジエン系ゴム組成物
JP2001158837A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Bridgestone Corp ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP2002114874A (ja) * 2000-10-05 2002-04-16 Sumitomo Rubber Ind Ltd 変性ジエン系ゴム組成物
JP2002309038A (ja) * 2001-04-09 2002-10-23 Toyo Tire & Rubber Co Ltd スタッドレス配合ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2005344000A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 重荷重用スタッドレスタイヤ用トレッドゴム組成物および重荷重用スタッドレスタイヤ
JP2008214608A (ja) * 2007-02-09 2008-09-18 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴム組成物

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000344955A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd 変性ジエン系ゴム組成物
JP2001158837A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Bridgestone Corp ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP2002114874A (ja) * 2000-10-05 2002-04-16 Sumitomo Rubber Ind Ltd 変性ジエン系ゴム組成物
JP2002309038A (ja) * 2001-04-09 2002-10-23 Toyo Tire & Rubber Co Ltd スタッドレス配合ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2005344000A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 重荷重用スタッドレスタイヤ用トレッドゴム組成物および重荷重用スタッドレスタイヤ
JP2008214608A (ja) * 2007-02-09 2008-09-18 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴム組成物

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012165038A1 (ja) * 2011-05-30 2012-12-06 住友ゴム工業株式会社 トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
US9403971B2 (en) 2011-05-30 2016-08-02 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Rubber composition for tread, and pneumatic tire
JP2013023568A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2013082840A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Asahi Kasei Chemicals Corp 変性共役ジエン系重合体組成物、トレッド用組成物、サイドウォール用組成物及びタイヤ
DE102012219426A1 (de) 2011-10-25 2013-04-25 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Kautschukzusammensetzung für Reifen und Luftreifen
JP2013139522A (ja) * 2012-01-04 2013-07-18 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物、並びにウインタータイヤ又はスタッドレスタイヤ
JP2013249423A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd スタッドレスタイヤ用ゴム組成物及びスタッドレスタイヤ
US9365703B2 (en) 2012-06-12 2016-06-14 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Rubber composition for tread, and pneumatic tire
JP2014105295A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2014189774A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Sumitomo Rubber Ind Ltd ベーストレッド用ゴム組成物
WO2018159621A1 (ja) * 2017-03-01 2018-09-07 住友ゴム工業株式会社 スタッドレスタイヤ
JPWO2018159621A1 (ja) * 2017-03-01 2019-12-19 住友ゴム工業株式会社 スタッドレスタイヤ
JP7095596B2 (ja) 2017-03-01 2022-07-05 住友ゴム工業株式会社 スタッドレスタイヤ
US11433705B2 (en) 2017-03-01 2022-09-06 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Studless tire

Also Published As

Publication number Publication date
JP5563284B2 (ja) 2014-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5563284B2 (ja) トレッド用ゴム組成物及びそれを用いたスタッドレスタイヤ
JP5706963B2 (ja) トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5097862B1 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP6352748B2 (ja) タイヤ
JP4921625B2 (ja) 変性ジエン系ゴム組成物
EP2511334B1 (en) Tyre rubber composition and pneumatic tyre
JP5576438B2 (ja) ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5563281B2 (ja) サイドウォール用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5638936B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及びスタッドレスタイヤ
JP5536539B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5457165B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2008214608A (ja) ゴム組成物
JP2010270207A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP2016065160A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびタイヤ
JP7134587B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびタイヤ
JP2011144323A (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2001114939A (ja) 変性ブタジエンゴム組成物
JP2011122024A (ja) トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5662231B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5503302B2 (ja) トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP6208422B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2018150507A (ja) タイヤ用ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP2014105293A (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JPWO2013046850A1 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP7403207B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5563284

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250