JP2011122024A - トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】転がり抵抗特性、操縦安定性、ウェッドスキッド性能及び耐摩耗性がバランス良く得られるトレッド用ゴム組成物、及びそれを用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム及び希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムを含むゴム成分と、シリカとを含有し、上記ゴム成分100質量部に対する上記シリカの含有量が10〜150質量部であるトレッド用ゴム組成物に関する。
[化1]
Figure 2011122024

(式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子、アルキル基又は環状エーテル基を表す。nは整数を表す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、トレッド用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関する。
従来より、タイヤの転がり抵抗を低減(転がり抵抗特性を改善)させることにより、車の低燃費化が行なわれてきた。近年、車の低燃費化への要求がますます強くなってきており、タイヤ部材の中でも、タイヤにおける占有比率の高いトレッドを製造するためのゴム組成物に対して、転がり抵抗特性の改善が要求されている。
転がり抵抗特性を改善する方法として、カーボンブラック等の補強用充填剤の含有量を減量させる方法が知られている。しかし、この場合、ゴム組成物の硬度が低下することでタイヤが軟化し、ハンドリング性能(操縦安定性)やウェットスキッド性能が低下したり、耐摩耗性が低下したりするという問題があった。
特許文献1〜3には、変性ブタジエンゴム、変性スチレンブタジエンゴムなどの変性ゴムを用いて転がり抵抗を低減することが提案されている。しかし、これらのゴム組成物では、転がり抵抗特性、操縦安定性、ウェットスキッド性能及び耐摩耗性をバランス良く改善する点について、未だ改善する余地がある。
特開2001−114939号公報 特開2005−126604号公報 特開2005−325206号公報
本発明は、前記課題を解決し、転がり抵抗特性、操縦安定性、ウェッドスキッド性能及び耐摩耗性がバランス良く得られるトレッド用ゴム組成物、及びそれを用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム及び希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムを含むゴム成分と、シリカとを含有し、上記ゴム成分100質量部に対する上記シリカの含有量が10〜150質量部であるトレッド用ゴム組成物に関する。
Figure 2011122024
(式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子、アルキル基又は環状エーテル基を表す。nは整数を表す。)
上記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴムは、ビニル含量が35質量%以下であり、上記希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムは、シス含量が95質量%以上、ビニル含量が1.8質量%以下であることが好ましい。
上記ゴム成分100質量%に対して、上記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴムの含有量が10質量%以上、上記希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムの含有量が10質量%以上であることが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤに関する。
本発明によれば、特定化合物により変性されたブタジエンゴム及び希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムを併用するとともに、所定量のシリカを含有するゴム組成物であるので、転がり抵抗特性、操縦安定性、ウェッドスキッド性能及び耐摩耗性がバランス良く得られる。従って、該ゴム組成物をトレッドに使用することにより、転がり抵抗特性、操縦安定性、ウェッドスキッド性能及び耐摩耗性がバランス良く改善された空気入りタイヤを提供できる。
本発明のゴム組成物は、上記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム(以下「変性BR」ともいう)と、希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴム(以下、「希土類系BR」ともいう)とを含有する。変性BR及び希土類系BRを併用するとともに、所定量のシリカを含有することで、ゴム組成物の硬度を維持しながら、転がり抵抗特性を改善することができる。これにより、従来は転がり抵抗特性に対して背反する性能であった操縦安定性、ウェッドスキッド性能及び耐摩耗性を確保することができ、各性能がバランス良く得られる。
上記式(1)で表される化合物において、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基(−COOH)、メルカプト基(−SH)又はこれらの誘導体を表す。上記アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基等の炭素数1〜4のアルキル基等が挙げられる。上記アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ基等の炭素数1〜8のアルコキシ基(好ましくは炭素数1〜6、より好ましくは炭素数1〜4)等が挙げられる。なお、アルコキシ基には、シクロアルコキシ基(シクロヘキシルオキシ基等の炭素数5〜8のシクロアルコキシ基等)、アリールオキシ基(フェノキシ基、ベンジルオキシ基等の炭素数6〜8のアリールオキシ基等)も含まれる。
上記シリルオキシ基としては、例えば、炭素数1〜20の脂肪族基、芳香族基が置換したシリルオキシ基(トリメチルシリルオキシ基、トリエチルシリルオキシ基、トリイソプロピルシリルオキシ基、ジエチルイソプロピルシリルオキシ基、t−ブチルジメチルシリルオキシ基、t−ブチルジフェニルシリルオキシ基、トリベンジルシリルオキシ基、トリフェニルシリルオキシ基、トリ−p−キシリルシリルオキシ基等)等が挙げられる。
上記アセタール基としては、例えば、−C(RR′)−OR″、−O−C(RR′)−OR″で表される基を挙げることができる。前者としては、メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、ブトキシメチル基、イソプロポキシメチル基、t−ブトキシメチル基、ネオペンチルオキシメチル基等が挙げられ、後者としては、メトキシメトキシ基、エトキシメトキシ基、プロポキシメトキシ基、i−プロポキシメトキシ基、n−ブトキシメトキシ基、t−ブトキシメトキシ基、n−ペンチルオキシメトキシ基、n−ヘキシルオキシメトキシ基、シクロペンチルオキシメトキシ基、シクロヘキシルオキシメトキシ基等を挙げることができる。R、R及びRとしては、アルコキシ基が好ましい。これにより、各性能の改善効果を高めることができる。
及びRのアルキル基としては、例えば、上記アルキル基と同様の基を挙げることができる。R及びRとしては、アルキル基(好ましくは炭素数1〜3、より好ましくは炭素数1〜2)が好ましい。これにより、各性能の改善効果を高めることができる。
及びRの環状エーテル基としては、例えば、オキシラン基、オキセタン基、オキソラン基、オキサン基、オキセパン基、オキソカン基、オキソナン基、オキセカン基、オキセト基、オキソール基等のエーテル結合を1つ有する環状エーテル基、ジオキソラン基、ジオキサン基、ジオキセパン基、ジオキセカン基等のエーテル結合を2つ有する環状エーテル基、トリオキサン基等のエーテル結合を3つ有する環状エーテル基等が挙げられる。なかでも、エーテル結合を1つ有する炭素数2〜7の環状エーテル基が好ましく、エーテル結合を1つ有する炭素数3〜5の環状エーテル基がより好ましい。また、環状エーテル基は環骨格内に不飽和結合を有していないことが好ましい。
n(整数)としては、2〜5が好ましい。これにより、各性能の改善効果を高めることができる。更には、nは2〜4がより好ましく、3が最も好ましい。nが1以下であると変性反応が阻害される場合があり、nが6以上であると変性剤としての効果が薄れる。
上記式(1)で表される化合物の具体例としては、3−アミノプロピルジメチルメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルエチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルジメチルエトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルジメチルブトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジブトキシシラン、ジメチルアミノメチルトリメトキシシラン、2−ジメチルアミノエチルトリメトキシシラン、3−ジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン、4−ジメチルアミノブチルトリメトキシシラン、ジメチルアミノメチルジメトキシメチルシラン、2−ジメチルアミノエチルジメトキシメチルシラン、3−ジメチルアミノプロピルジメトキシメチルシラン、4−ジメチルアミノブチルジメトキシメチルシラン、ジメチルアミノメチルトリエトキシシラン、2−ジメチルアミノエチルトリエトキシシラン、3−ジメチルアミノプロピルトリエトキシシラン、4−ジメチルアミノブチルトリエトキシシラン、ジメチルアミノメチルジエトキシメチルシラン、2−ジメチルアミノエチルジエトキシメチルシラン、3−ジメチルアミノプロピルジエトキシメチルシラン、4−ジメチルアミノブチルジエトキシメチルシラン、ジエチルアミノメチルトリメトキシシラン、2−ジエチルアミノエチルトリメトキシシラン、3−ジエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、4−ジエチルアミノブチルトリメトキシシラン、ジエチルアミノメチルジメトキシメチルシラン、2−ジエチルアミノエチルジメトキシメチルシラン、3−ジエチルアミノプロピルジメトキシメチルシラン、4−ジエチルアミノブチルジメトキシメチルシラン、ジエチルアミノメチルトリエトキシシラン、2−ジエチルアミノエチルトリエトキシシラン、3−ジエチルアミノプロピルトリエトキシシラン、4−ジエチルアミノブチルトリエトキシシラン、ジエチルアミノメチルジエトキシメチルシラン、2−ジエチルアミノエチルジエトキシメチルシラン、3−ジエチルアミノプロピルジエトキシメチルシラン、4−ジエチルアミノブチルジエトキシメチルシラン、下記式(2)〜(9)で表される化合物等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、転がり抵抗特性の改善効果が高いという点から、3−ジエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、下記式(2)で表される化合物が好ましい。
Figure 2011122024
上記式(1)で表される化合物(変性剤)によるブタジエンゴムの変性方法としては、特公平6−53768号公報、特公平6−57767号公報、特表2003−514078号公報等に記載されている方法等、従来公知の手法を用いることができる。例えば、ブタジエンゴムと変性剤とを接触させればよく、ブタジエンゴムを重合し、該重合体ゴム溶液中に変性剤を所定量添加する方法、ブタジエンゴム溶液中に変性剤を添加して反応させる方法等が挙げられる。
変性されるブタジエンゴム(BR)としては特に限定されず、高シス含有量のBR、シンジオタクチックポリブタジエン結晶を含有するBRなどを使用できる。また、特表2003−514078号公報等に記載されているランタン系列希土類含有化合物を含む触媒を用いて重合して得られたBRも使用できる。
変性BRのビニル含量は、好ましくは35質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下である。ビニル含量が35質量%を超えると、転がり抵抗特性が悪化する傾向にある。ビニル含量の下限は特に限定されない。
ゴム成分100質量%中の変性BRの含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上である。10質量%未満であると、転がり抵抗特性を充分に改善できないおそれがある。該変性BRの含有量の上限は特に限定されないが、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは30質量%以下である。90質量%を超えると、希土類系BRの含有量が少なくなるため、ゴム強度が不充分となるおそれがある。
本発明のゴム組成物では、希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴム(希土類系BR)が使用されるが、上記希土類元素系触媒としては、公知のものを使用でき、例えば、ランタン系列希土類元素化合物、有機アルミニウム化合物、アルミノキサン、ハロゲン含有化合物、必要に応じてルイス塩基を含む触媒が挙げられる。なかでも、ランタン系列希土類元素化合物としてネオジム(Nd)含有化合物を用いたNd系触媒が特に好ましい。
ランタン系列希土類元素化合物としては、原子番号57〜71の希土類金属のハロゲン化物、カルボン酸塩、アルコラート、チオアルコラート、アミド等が挙げられる。なかでも、前述のとおり、Nd系触媒の使用が高シス含量、低ビニル含量のBRが得られる点で好ましい。
有機アルミニウム化合物としては、AlR(式中、R、R、Rは、同一若しくは異なって、水素又は炭素数1〜8の炭化水素基を表す。)で表されるものを使用できる。アルミノサンとしては、鎖状アルミノキサン、環状アルミノキサンが挙げられる。ハロゲン含有化合物としては、AlX 3−k(式中、Xはハロゲン、Rは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基又はアラルキル基、kは1、1.5、2又は3を表す。)で表されるハロゲン化アルミニウム;MeSrCl、MeSrCl、MeSrHCl、MeSrClなどのストロンチウムハライド;四塩化ケイ素、四塩化錫、四塩化チタン等の金属ハロゲン化物が挙げられる。ルイス塩基は、ランタン系列希土類元素化合物を錯体化するのに用いられ、アセチルアセトン、ケトン、アルコール等が好適に用いられる。
上記希土類元素系触媒は、ブタジエンの重合の際に、有機溶媒(n−ヘキサン、シクロヘキサン、n−ヘプタン、トルエン、キシレン、ベンゼン等)に溶解した状態で用いても、シリカ、マグネシア、塩化マグネシウム等の適当な担体上に担持させて用いてもよい。重合条件としては、溶液重合又は塊状重合のいずれでもよく、好ましい重合温度は−30〜150℃であり、重合圧力は他の条件に依存して任意に選択してもよい。
上記希土類系BRは、ムーニー粘度ML1+4(100℃)が好ましくは35以上、より好ましくは40以上である。35未満であると、未加硫ゴム組成物の粘度が低く、加硫後に適正な厚みを確保できないおそれがある。該ムーニー粘度は、好ましくは55以下、より好ましくは50以下である。55を超えると、未加硫ゴム組成物が硬くなりすぎて、スムーズなエッジで押し出すことが困難になるおそれがある。
なお、ムーニー粘度は、ISO289、JIS K6300に準じて測定される。
上記希土類系BRは、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が好ましくは2.3以上、より好ましくは2.5以上である。2.3未満であると、ロール巻き付き性が悪化し、熱入れしにくくなる傾向がある。該Mw/Mnは、好ましくは3.5以下、より好ましくは3.0以下である。3.5を超えると、押し出し時にエッジ切れが発生しやすくなる傾向がある。
上記希土類系BRのMwは、好ましくは50×10以上、より好ましくは55×10以上であり、また、好ましくは70×10以下、より好ましくは65×10以下である。更に、上記希土類系BRのMnは、好ましくは18×10以上、より好ましくは20×10以上であり、また、好ましくは30×10以下、より好ましくは25×10以下である。MwやMnが下限未満であると、未加硫ゴム組成物の粘度が低く、加硫後に適正な厚みを確保できないおそれがある。上限を超えると、加工時に発熱し、ゴム焼け(スコーチ)が発生しやすくなる傾向がある。
なお、本発明において、Mw、Mnは、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)を用い、標準ポリスチレンより換算した値である。
上記希土類系BRのシス含量は、好ましくは95質量%以上、より好ましくは97質量%以上である。上記範囲内であれば、耐摩耗性の改善効果を高めることができる。シス含量の上限は特に限定されない。
上記希土類系BRのビニル含量は、好ましくは1.8質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、特に好ましくは0.3質量%以下である。1.8質量%を超えると、転がり抵抗特性が悪化する傾向がある。ビニル含量の下限は特に限定されない。
なお、本発明において、変性BR、希土類系BRのビニル含量(1,2−結合ブタジエン単位量)及びシス含量(シス−1,4−結合ブタジエン単位量)は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定できる。
ゴム成分100質量%中の希土類系BRの含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上である。10質量%未満であると、ゴム強度が不充分となるおそれがある。該希土類系BRの含有量の上限は特に限定されないが、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは30質量%以下である。90質量%を超えると、変性BRの含有量が少なくなるため、転がり抵抗特性を充分に改善できないおそれがある。
BRの合計含有量(上記変性BR、希土類系BR及び他のBR(他の変性BR、非変性BRなど)の合計量)は、好ましくは15質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは25質量%以上である。15質量%未満であると、転がり抵抗特性を充分に改善できないおそれがある。該BRの合計含有量は、好ましくは60質量%以下、より好ましくは50質量%以下、更に好ましくは40質量%以下である。60質量%を超えると、グリップ性能が著しく低下するおそれがある。
本発明のゴム組成物に使用されるBR以外のゴム成分としては、例えば、天然ゴム(NR)、エポキシ化天然ゴム(ENR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルニトリル(NBR)、イソモノオレフィンとパラアルキルスチレンとの共重合体のハロゲン化物等を使用できる。なかでも、グリップ性能、加工性を改善できるという点から、変性BR及び希土類系BRとともに、SBR、NRを使用することが好ましい。
SBRとしては特に限定されず、乳化重合スチレンブタジエンゴム(E−SBR)、溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR)等、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。なかでも、転がり抵抗特性の改善効果が大きいという点から、分子中に2個以上のエポキシ基を有する多官能化合物により変性(カップリング)され、水酸基やエポキシ基が導入された変性SBRが好ましい。このような変性SBRとしては、旭化成ケミカルズ(株)製のE15等を使用することができる。
SBRのビニル含量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは30質量%以上である。ビニル含量が10質量%未満であると、加工性が悪化する傾向がある。該ビニル含量は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは70質量%以下である。ビニル含量が90質量%を超えると、ゴム強度が低下する傾向がある。
なお、本発明において、SBRのビニル含量は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定できる。
SBRのスチレン含量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上、更に好ましくは20質量%以上である。スチレン含量が5質量%未満であると、グリップ性能が著しく低下するおそれがある。該スチレン含量は、好ましくは60質量%以下、より好ましくは50質量%以下、更に好ましくは40質量%以下である。スチレン含量が60質量%を超えると、発熱性が著しく上昇し、転がり抵抗特性が悪化する傾向がある。
なお、本発明において、SBRのスチレン含量は、H−NMR測定により算出される。
ゴム成分100質量%中のSBRの含有量は、好ましくは30質量%以上、より好ましくは40質量%以上、更に好ましくは50質量%以上である。30質量%未満であると、充分なウェットスキッド性能を確保することができず、各性能をバランス良く改善することが困難となるおそれがある。SBRの含有量は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下である。90質量%を超えると、変性BRの含有量が少なくなるため、転がり抵抗特性を充分に改善できないおそれがある。
本発明のゴム組成物は、シリカを含有する。これにより、転がり抵抗特性及び操縦安定性が改善されるため、本発明の効果を良好に得ることができる。シリカとしては、例えば、乾式法シリカ(無水シリカ)、湿式法シリカ(含水シリカ)などが挙げられる。なかでも、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
シリカのチッ素吸着比表面積(NSA)は、好ましくは40m/g以上、より好ましくは70m/g以上、更に好ましくは110m/g以上である。40m/g未満であると、破壊強度が低下する傾向がある。また、シリカのNSAは、好ましくは220m/g以下、より好ましくは200m/g以下である。220m/gを超えると、シリカが分散しにくくなり、加工性が悪化するおそれがある。
なお、シリカのNSAは、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
シリカの含有量は、上記ゴム成分100質量部に対して、10質量部以上、好ましくは20質量部以上である。10質量部未満であると、シリカを配合した効果が充分に得られないおそれがある。該シリカの含有量は、150質量部以下、好ましくは120質量部以下、より好ましくは100質量部以下、更に好ましくは80質量部以下である。150質量部を超えると、シリカが分散しにくくなり、加工性が悪化するおそれがある。
上記ゴム組成物は、シリカとともにシランカップリング剤を含むことが好ましい。
シランカップリング剤としては、ゴム工業において、従来からシリカと併用される任意のシランカップリング剤を使用することができ、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド等のスルフィド系、3−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどのメルカプト系、ビニルトリエトキシシランなどのビニル系、3−アミノプロピルトリエトキシシランなどのアミノ系、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシランのグリシドキシ系、3−ニトロプロピルトリメトキシシランなどのニトロ系、3−クロロプロピルトリメトキシシランなどのクロロ系等が挙げられる。なかでも、スルフィド系が好ましく、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィドがより好ましい。
シランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.5質量部以上である。0.1質量部未満では、破壊強度が大きく低下する傾向がある。また、該シランカップリング剤の含有量は、好ましくは10質量部以下、より好ましくは5質量部以下である。10質量部を超えると、コストの増加に見合った効果が得られない傾向がある。
カーボンブラックとしては特に限定されず、SAF、ISAF、HAF、FF、GPFなどが挙げられる。カーボンブラックの配合により、補強性が付与され、特に耐摩耗性が改善されるため、本発明の効果を良好に得ることができる。
カーボンブラックのチッ素吸着比表面積(NSA)は、30m/g以上が好ましく、50m/g以上がより好ましい。30m/g未満であると、充分な補強性が得られない傾向がある。また、カーボンブラックのNSAは、250m/g以下が好ましく、150m/g以下がより好ましい。250m/gを超えると、未加硫時の粘度が高くなり、加工性が悪化する傾向がある。また、転がり抵抗特性が悪化する傾向もある。
なお、カーボンブラックのNSAは、JIS K6217のA法によって求められる。
カーボンブラックの含有量は、上記ゴム成分100質量部に対して、好ましくは5質量部以上、より好ましくは7質量部以上、更に好ましくは10質量部以上である。5質量部未満であると、カーボンブラックを配合した効果が充分に得られないおそれがある。該カーボンブラックの含有量は、好ましくは100質量部以下、より好ましくは80質量部以下、更に好ましくは60質量部以下である。100質量部を超えると、発熱性が著しく大きくなる傾向がある。
本発明において、シリカ及びカーボンブラックの合計含有量は、上記ゴム成分100質量部に対して、好ましくは15質量部以上、より好ましくは40質量部以上、更に好ましくは60質量部以上である。15質量部未満であると、充分な補強性が得られない傾向がある。該合計含有量は、好ましくは250質量部以下、より好ましくは150質量部以下、更に好ましくは120質量部以下である。250質量部を超えると、未加硫時の粘度が高くなり、加工性が著しく悪化する傾向がある。
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、従来ゴム工業で使用される配合剤、例えば、ステアリン酸、酸化防止剤、老化防止剤、酸化亜鉛、硫黄、加硫促進剤、ワックス、軟化剤等を必要に応じて配合してもよい。
本発明のゴム組成物を用い、通常の方法で空気入りタイヤを製造することができる。すなわち、前記ゴム組成物を用いてトレッドを作製し、他の部材とともに貼り合わせ、タイヤ成型機上にて加熱加圧することにより製造できる。
本発明の空気入りタイヤは、乗用車、トラック、バス、バイク(2輪車)、飛行機などに使用でき、なかでも、乗用車に好適に使用できる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
SBR:旭化成ケミカルズ(株)製のE15(分子中に2個以上のエポキシ基を有する多官能化合物により変性(カップリング)したS−SBR、スチレン含量:23質量%、ビニル含量:63質量%)
非変性BR(BR(1)):宇部興産(株)製のBR150B(シス含量:95.8質量%、ビニル含量:2.0質量%)
変性BR(BR(2)):住友化学(株)製の変性ブタジエンゴム(ビニル含量:15質量%、R、R及びR=−OCH、R及びR=−CHCH、n=3)
Nd系BR(BR(3)):ランクセス(株)製のCB24(Nd系触媒を用いて合成したBR、シス含量:95.4質量%、ビニル含量:0.2質量%、ML1+4(100℃):44、Mw/Mn:2.7、Mw:59.7×10、Mn:22.2×10
カーボンブラック:東海カーボン(株)製のシーストNH(チッ素吸着比表面積(NSA):74m/g)
シリカ:デグッサ社製のULTRASIL VN3(チッ素吸着比表面積(NSA):175m/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi75(ビス(3−トリエトキシシリルプロピルジスルフィド)
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸「椿」
軟化剤:H&R社製のVivatec500
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックN
硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤(1):大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
加硫促進剤(2):大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(N,N’−ジフェニルグアニジン)
実施例1〜6及び比較例1〜6
表1に示す配合処方にしたがい、バンバリーミキサーを用いて、硫黄及び加硫促進剤以外の薬品を4分間混練りし、混練り物を得た。つぎに、オープンロールを用いて、得られた混練り物に硫黄及び加硫促進剤を添加し、4分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。さらに、得られた未加硫ゴム組成物を170℃の条件下で12分間プレス加硫し、加硫ゴムシートを得た。
上記加硫ゴムシートを用いて以下の評価を行った。その結果を表1及び2に示す。
(粘弾性試験)
(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータを用いて、周波数10Hz、初期歪み10%及び動歪み2%の条件下で、30℃における上記加硫ゴムシートの複素弾性率E及び損失正接tanδと、0℃における上記加硫ゴムシートの損失正接tanδとを測定した。そして、比較例1の測定結果を100とし、下記計算式により指数表示した。なお、低発熱性指数が大きいほど、転がり抵抗特性に優れることを示し、剛性指数が大きいほど、操縦安定性に優れることを示し、ウェット指数が大きいほど、ウェットスキッド性能に優れることを示す。
(低発熱性指数)=(比較例1のtanδ(30℃))/(各配合のtanδ(30℃))×100
(剛性指数)=(各配合のE)/(比較例1のE)×100
(ウェット指数)=(各配合のtanδ(0℃))/(比較例1のtanδ(0℃))×100
(耐摩耗性)
ランボーン摩耗試験機を用いて、温度20℃、スリップ率20%及び試験時間2分間の条件下で上記加硫ゴムシートのランボーン摩耗量を測定した。そして、測定したランボーン摩耗量から容積損失量を計算し、下記計算式により、各配合の容積損失量を指数表示した。なお、ランボーン摩耗指数が大きいほど、耐摩耗性に優れることを示す。
(ランボーン摩耗指数)=(比較例1の容積損失量)/(各配合の容積損失量)×100
Figure 2011122024
Figure 2011122024
表1及び2より、変性BR及びNd系BRを併用するとともに、所定量のシリカを配合した実施例では、比較例と比較して、転がり抵抗特性、操縦安定性、ウェットスキッド性能及び耐摩耗性がバランス良く改善された。

Claims (4)

  1. 下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム及び希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムを含むゴム成分と、シリカとを含有し、
    前記ゴム成分100質量部に対する前記シリカの含有量が10〜150質量部であるトレッド用ゴム組成物。
    Figure 2011122024
    (式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子、アルキル基又は環状エーテル基を表す。nは整数を表す。)
  2. 前記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴムは、ビニル含量が35質量%以下であり、
    前記希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムは、シス含量が95質量%以上、ビニル含量が1.8質量%以下である請求項1記載のトレッド用ゴム組成物。
  3. 前記ゴム成分100質量%に対して、前記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴムの含有量が10質量%以上、前記希土類元素系触媒を用いて合成されたブタジエンゴムの含有量が10質量%以上である請求項1又は2記載のトレッド用ゴム組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤ。
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