JP2013003406A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013003406A
JP2013003406A JP2011135514A JP2011135514A JP2013003406A JP 2013003406 A JP2013003406 A JP 2013003406A JP 2011135514 A JP2011135514 A JP 2011135514A JP 2011135514 A JP2011135514 A JP 2011135514A JP 2013003406 A JP2013003406 A JP 2013003406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
unit
correction amount
color
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011135514A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Wakisaka
憲司 脇坂
Rei Mizue
伶 水江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2011135514A priority Critical patent/JP2013003406A/ja
Publication of JP2013003406A publication Critical patent/JP2013003406A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】同時視認可能な第1及び第2ディスプレイに表示される画面の色味についてユーザの違和感を低減することができる電子機器を提供する。
【解決手段】ユーザからの操作に応じて、第1ディスプレイが表示する画像における色味の補正する補正量を決定する第1補正量決定部と、第2ディスプレイが表示する画像における色味の補正する補正量を決定する第2補正量決定部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、同時視認可能な2つのディスプレイを備える電子機器に関する。
従来、画像、文字列等を表示するためのディスプレイを備える電子機器がある。
従来のディスプレイを有する電子機器は、例えば、特許文献1に記載されているように、電子機器を利用するユーザの好みに合わせて、ディスプレイにおける、画像の明るさ、画像の色味(色合いともいう)等を調整する表示制御装置を有している。
特開2002−91413号公報
ところで、同時視認可能な2つのディスプレイを備え、これら2つのディスプレイのそれぞれに画像を表示する機能を有する電子機器がある。
このような電子機器においては、これら2つのディスプレイにおける製造上の品質ばらつき等に起因して、一方のディスプレイに表示される画像の色味と、他方のディスプレイに表示される画像の色味とが、互いに異なるものとなってしまうことがある。そして、このことによって、これら2つのディスプレイのそれぞれに画像を表示する場合に、一方のディスプレイに表示される画像の色味と、他方のディスプレイに表示される画像の色味とが、互いに異なったものとなってしまい、ユーザは、これらの画像における色味について違和感を覚えてしまうことがある。
特に、2つのディスプレイを用いて1つの画像を表示する機能を有する電子機器においては、この違和感は顕著なものとなる。
そこで、本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、2つのディスプレイを用いて画像を表示する場合において色味の違和感を低減することができる電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る電子機器は、同時視認可能な第1及び第2ディスプレイを備える電子機器であって、前記第1ディスプレイが表示する画像における色成分毎の第1補正量を決定する第1補正量決定部と、前記第1補正量決定部によって決定された前記第1補正量に基づく画像を前記第1ディスプレイに表示させる第1表示制御部と、前記第2ディスプレイが表示する画像における色成分毎の第2補正量を決定する第2補正量決定部と、前記第2補正量決定部によって決定された前記第2補正量に基づく画像を前記第2ディスプレイに表示させる第2表示制御部とを有することを特徴とする。
本発明に係る電子機器によると、色味の違和感を低減することができるようになる。
(a)第1形態の携帯電話機100の斜視図、(b)第1形態から第2形態へ変形途中の携帯電話機100の斜視図、(c)第2形態の携帯電話機100の斜視図 携帯電話機100の主要な回路構成を示す回路図 画像表示機能部を構成する主要な機能ブロックの機能ブロック図 第1白色テーブルのデータ構成図 第1白色ターゲット画像の模式図 12色の色の組み合わせの4つのパターンを模式的に示す模式図 第1LUTの一例についてのデータ構成図 (a)R入力値701とR出力値702との対応関係を示す相関図、(b)G入力値703とG出力値704との対応関係を示す相関図、(c)B入力値705とB出力値706との対応関係を示す相関図 調整テーブルの構成図 補正値更新処理のフローチャート 単体補正値更新処理のフローチャート 補正値更新処理において、第1LCD215に表示される白色ターゲット画像と第2LCD225に表示される白色ターゲット画像とを模式的に示す模式図
<実施の形態>
<全体構成>
以下、本発明に係る電子機器の一実施形態として、主表面に第1タッチパネル106を有する第1筐体101と、主表面に第2タッチパネル107を有する第2筐体102と、連結アーム103とを備え、連結アーム103が第1筐体101と第2筐体102とを形態変更自在に連結することで、第1形態と第2形態とに選択的に変形自在となる携帯電話機100について説明する。
図1(a)、(b)、(c)は、それぞれ、第1形態の携帯電話機100の斜視図、第1形態から第2形態へ変形途中の携帯電話機100の斜視図、第2形態の携帯電話機100の斜視図である。
図1(a)に示されるように、携帯電話機100の第1形態は、第1筐体101と第2筐体102とが互いに重なり合うことで、外部から視認されるタッチパネルが、第1タッチパネル106のみとなる形態である。
図1(c)に示されるように、携帯電話機100の第2形態は、第1筐体101の主表面と第2筐体の主表面とが同一平面になるように、第1筐体101と第2筐体102とが互いに横に並ぶことで、第1タッチパネル106と第2タッチパネル107とが、外部から同時視認可能となる形態である。
この携帯電話機100は、通話機能に加えて、インターネットサイト閲覧機能、デジタルテレビ受信機能等を有し、第2形態において、第1タッチパネル106と第2タッチパネル107とを用いて、1つの画像を表示することができる。そして、さらに、第2形態において、第1タッチパネル106と第2タッチパネル107とを用いて行われるユーザからの操作に応じて、第1タッチパネル106の表示する画像の色味と、第2タッチパネル107の表示する画像の色味とを補正する機能を有している。
以下、携帯電話機100の構成の詳細について、図面を参照しながら説明する。
<ハードウエア構成>
図2は、携帯電話機100の主要な回路構成を示す回路図である。
同図に示されるように、携帯電話機100は、通信用アンテナ231と送受信回路201と変復調回路202とテレビ用アンテナ232とテレビ受信回路205とプロセッサ204とスピーカ207とレシーバ208とメモリ209と第1タッチパッドコントローラ(touchpad controller)211と第1タッチパッド212と第1LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ213と第1LCD215と第2タッチパッドコントローラ221と第2タッチパッド222と第2LCDコントローラ223と第2LCD225とから構成されている。そして、第1タッチパッド212と第1LCD215とは、互いに重なり合って配置されることで第1タッチパネル106を形成し、第2タッチパッド222と第2LCD225とは、互いに重なり合って配置されることで第2タッチパネル107を形成している。
通信用アンテナ231は、送受信回路201に接続され、外部の基地局との間で行われる、携帯電話向け周波数帯(例えば、2GHz帯)の信号の送受信に用いられるアンテナである。
送受信回路201は、通信用アンテナ231と変復調回路202とに接続され、プロセッサ204によって制御され、通信用アンテナ231を利用して、外部の基地局から送信された携帯電話向け周波数帯の信号を受信する機能と、通信用アンテナ231を用いて、変復調回路202から送られてきた携帯電話向け周波数帯の信号を外部の基地局に送信する機能とを有する。
変復調回路202は、送受信回路201とプロセッサ204とに接続され、プロセッサ204によって制御され、送受信回路201が受信した受信信号を復調して、プロセッサ204へ送る機能と、プロセッサから送られて来た信号を変調して、送受信回路201に送る機能とを有している。
テレビ用アンテナ232は、テレビ受信回路205に接続され、地上デジタルテレビ放送信号の受信に用いられるアンテナである。
テレビ受信回路205は、テレビ用アンテナ232とプロセッサ204とに接続され、プロセッサ204によって制御され、テレビ用アンテナ232を利用して、地上デジタルテレビ放送を受信する機能を有する。
スピーカ207は、プロセッサ204に接続され、プロセッサ204から送られる電気信号を、音声に変換する機能を有する。
レシーバ208は、プロセッサ204に接続され、入力される音声を電気信号に変換してプロセッサ204へ送る機能を有する。
第1タッチパッド212は、第1タッチパッドコントローラ211に接続され、第1タッチパッドコントローラ211によって制御され、透明電極(例えば、ITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ)製)を備える透明なタッチパッドであって、第1LCD215の上に重ねられて配置されている。
第1タッチパッドコントローラ211は、第1タッチパッド212とプロセッサ204とに接続され、プロセッサ204によって制御され、第1タッチパッド212を制御する機能と、第1タッチパッド212を用いて行われるユーザ操作を、電気信号に変換してプロセッサ204に送る機能とを有する。
第1LCD215は、第1LCDコントローラ213に接続され、第1LCDコントローラ213によって制御される液晶ディスプレイであって、第1タッチパッド212の下に重ねられて配置されている。
第1LCDコントローラ213は、第1LCD215とプロセッサ204とに接続され、プロセッサ204によって制御され、プロセッサ204から送られてくる画像信号に基づく画像を、第1LCD215に表示させる機能を有する。
第2タッチパッド222は、第2タッチパッドコントローラ221に接続され、第2タッチパッドコントローラ221によって制御され、透明電極(例えば、ITO製)を備える透明なタッチパッドであって、第2LCD225の上に重ねられて配置されている。
第2タッチパッドコントローラ221は、第2タッチパッド222とプロセッサ204とに接続され、プロセッサ204によって制御され、第2タッチパッド222を制御する機能と、第2タッチパッド222を用いて行われるユーザ操作を、電気信号に変換してプロセッサ204に送る機能とを有する。
第2LCD225は、第2LCDコントローラ223に接続され、第2LCDコントローラによって制御される液晶ディスプレイであって、第2タッチパッド222の下に重ねられて配置されている。
第2LCDコントローラ223は、第2LCD225とプロセッサ204とに接続され、プロセッサ204によって制御され、プロセッサ204から送られてくる画像信号に基づく画像を、第2LCD225に表示させる機能を有する。
メモリ209は、プロセッサ204に接続され、プロセッサ204の動作を規定するプログラムと、プロセッサ204が利用するデータとを記憶する。
プロセッサ204は、変復調回路202とテレビ受信回路205とスピーカ207とレシーバ208とメモリ209と第1タッチパッドコントローラ211と第1LCDコントローラ213と第2タッチパッドコントローラ221と第2LCDコントローラ223とに接続され、メモリ209に記憶されているプログラムを実行することで、送受信回路201と変復調回路202とテレビ受信回路205と第1タッチパッドコントローラ211と第1LCDコントローラ213と第2タッチパッドコントローラ221と第2LCDコントローラ223とを制御して、携帯電話機100に様々な機能を実現させる機能を有する。
ここで、様々な機能とは、例えば、通話機能、インターネットサイト閲覧機能、デジタルテレビ受信機能、表示画像における色味の補正機能等である。
以下、図面を用いて、プロセッサ204が、メモリ209に記憶されているプログラムを実行することで実現される、携帯電話機100の機能について説明する。
ここでは、携帯電話機100が有する機能のうち、通話機能、インターネットサイト閲覧機能、デジタルテレビ受信機能等は、従来の携帯電話機と同様の機能であるので、ここではこれらの説明を省略し、特徴的な機能である表示画像における色味の補正機能を中心に説明する。
この携帯電話機100は、通常動作モードと補正動作モードとの2つの動作モードを有し、色味補正機能は、携帯電話機100が補正動作モードである場合に限って実現される機能である。
<機能構成>
図3は、携帯電話機100が行う処理のうち、第1LCD215と第2LCD225とを用いて画像を表示させる処理を担う機能ブロック(以下、「画像表示機能部」と呼ぶ。)を構成する主要な機能ブロックの機能ブロック図である。
同図に示される通り、画像表示機能部は、表示画像生成部301とディスプレイ間輝度調整部302と調整テーブル保持部303と第1入力受付部311と第1補正値更新部312と第1白色テーブル保持部313と第1LUT(Look Up Table)314と第1輝度補正部315と第1γ変換部316と第1表示部317と第2入力受付部321と第2補正値更新部322と第2白色テーブル保持部323と第2LUT324と第2輝度補正部325と第2γ変換部326と第2表示部327とから構成される。
表示画像生成部301は、プロセッサ204がプログラムを実行することで実現され、第1補正値更新部312と第1輝度補正部315と第2補正値更新部322と第2輝度補正部325とに接続され、変復調回路202によって復調される復調信号、テレビ受信回路205によって受信される受信信号、第1補正値更新部312から送出される信号、第2補正値更新部322から送出される信号等に基づいて、第1表示部317に表示させる画像の画像データ、及び第2表示部318に表示させる画像の画像データを生成する機能を有する。
ここで、画像データとは、第1表示部317、又は第2表示部327に表示させる画像を構成する画素それぞれについての、0〜255の256階調からなるR(Red:赤色)輝度値と、0〜255の256階調からなるG(Green:緑色)輝度値と、0〜255の256階調からなるB(Blue:青色)輝度値とから構成されるデータのことを言う。
第1入力受付部311は、プロセッサ204によって制御される第1タッチパッドコントローラ211と第1タッチパッド212とによって実現され、第1補正値更新部312に接続され、第1タッチパッド212を用いて行われるユーザ操作に基づくユーザ操作コマンドを生成して、第1補正値更新部312へ出力する機能を有する。
第1白色テーブル保持部313は、メモリ209の記憶領域の一部の領域として実装される記憶領域であって、第1補正値更新部312に接続され、下記第1白色テーブルを記憶する機能を有する。
図4は、第1白色テーブル保持部313が記憶する第1白色テーブルのデータ構成を示すデータ構成図である。
第1白色テーブルは、色を特定する色IDと、色を表現する3原色の輝度値(ここでは、R輝度値とG輝度値とB輝度値)とを対応付けて記憶しているテーブルである。
同図に示される通り、第1白色テーブルは、r1〜r8、g1〜g8、b1〜b8、y1〜y8、c1〜c8、m1〜m8の計48種類の色IDで特定される色それぞれについての、R輝度値とG輝度値とB輝度値とを対応付けて記憶している。
以下、表記の簡略化のため、r1という色IDで特定される色をr1色と呼び、他の色についても同様の呼び方をすることとする。
ここで、これら48個の色のそれぞれは、少なくとも1つの輝度値が255となる色である。そして、r1色〜r8色のそれぞれは、R輝度値が255となり、他の輝度値のそれぞれが、数字順に5階調ずつ少なくなっていく色である。g1色〜g8色のそれぞれは、G輝度値が255となる同様の色であり、b1色〜b8色のそれぞれは、B輝度値が255となる同様の色であり、y1色〜y8色のそれぞれは、R輝度値とG輝度値とが255となる同様の色であり、c1色〜c8色のそれぞれは、G輝度値とB輝度値とが255となる同様の色であり、m1色〜m8色のそれぞれは、R輝度値とB輝度値とが255となる同様の色である。
第1白色テーブルによると、例えば、色IDがr1で特定される色は、R輝度値が255、G輝度値が250、B輝度値が250となっていることが分かる。
再び図3に戻って、画像表示機能部の説明を続ける。
第1補正値更新部312は、プロセッサ204がプログラムを実行することで実現され、第1入力受付部311と表示画像生成部301と第1白色テーブル保持部313と第1LUT保持部314とに接続され、以下の機能を有する。
機能1:携帯電話機100が通常動作モードである場合において、第1入力受付部311から、携帯電話機100の動作モードを補正動作モードに設定する旨の操作コマンドが入力されるときに、携帯電話機100の動作モードを、通常動作モードから補正動作モードへ変更する機能。
機能2:携帯電話機100の動作モードが補正動作モードである場合に、第1入力受付部311から入力されるユーザ操作コマンドに応じて、第1白色テーブル保持部313に記憶されている第1白色テーブルを参照して、第1表示部317に表示させる第1白色ターゲット画像(後述)を生成するための信号(以下、「第1ターゲット画像信号」と呼ぶ。)を生成して、表示画像生成部301に出力する機能。
機能3:携帯電話機100の動作モードが補正動作モードである場合に、第1入力受付部311から入力されるユーザ操作コマンドに応じて、第1LUT保持部314に保持される第1LUT(後述)を更新する機能。
機能4:携帯電話機100が補正動作モードである場合において、所定の条件が満たされたときに(後述の補正値更新処理における、ステップS1050の処理が終了したときに対応)、携帯電話機100の動作モードを、補正動作モードから通常動作モードへ変更する機能。
図5は、第1補正値更新部312によって生成される第1ターゲット画像信号に基づいて生成されこととなる、第1白色ターゲット画像の模式図である。
この第1白色ターゲット画像は、第1LCD215の表示領域全体に表示される画像である。
同図において、第1表示領域アイコン511〜第12表示領域アイコン522は、それぞれ、第1白色テーブル保持部313が記憶する第1白色テーブルに、輝度と対応付けられて記憶されている48種類の色のうちの一色を表示するアイコンである。
第1白色ターゲット画像は、これら12個の表示領域アイコンによって、同時に12色の色が表示されることとなる。
第1表示領域アイコン511〜第12表示領域アイコン522が表示する12色の色の組み合わせは、以下で説明する4つのパターンのうちのいずれかのパターンとなるように設定されている。
図6は、第1表示領域アイコン511〜第12表示領域アイコン522が表示する12色の色の組み合わせの4つのパターンを模式的に示す模式図である。
同図において、第1パターン601〜第4パターン604は、それぞれ、第1表示領域アイコン511〜第12表示領域アイコン522が表示する12色の色の組み合わせパターンを示している。
同図に示されるように、第1パターン601は、上列から順に、表示領域アイコンのそれぞれが、r1色〜r4色、g1色〜g4色、b1色〜b4色を表示するパターンとなっており、第2パターン602は、上列から順に、表示領域アイコンのそれぞれが、r5色〜r8色、g5色〜g8色、b5色〜b8色を表示するパターンとなっており、第3パターン603は、上列から順に、表示領域アイコンのそれぞれが、y1色〜y4色、c1色〜c4色、m1色〜m4色を表示するパターンとなっており、第4パターン604は、上列から順に、表示領域アイコンのそれぞれが、y5色〜y8色、c5色〜c8色、m5色〜m8色を表示するパターンとなっている。
再び図5に戻って、第1白色ターゲット画像の説明を続ける。
nextアイコン583とbackアイコン582とは、それぞれ、第1タッチパッド212の主表面をユーザからタッチされることで、ユーザからの、第1表示領域アイコン511〜第12表示領域アイコン522が表示する12色の色の組み合わせのパターンを、現在表示しているパターンから、他のパターンに変更する操作を、第1入力受付部311が受け付けるためのアイコンである。
第1白色ターゲット画像において、第1パターン601の色表示パターンが表示されている場合には、ユーザによってnextアイコン583がタッチされることで、表示する色表示パターンを次パターンである第2パターン602に変更するという操作が、第1入力受付部311によって受け付けられ、ユーザによってbackアイコン582がタッチされることで、表示する色表示パターンを前パターンである第4パターン604に変更するという操作が、第1入力受付部311によって受け付けられる。
第1白色ターゲット画像において、第2パターン602の色表示パターンが表示されている場合には、ユーザによってnextアイコン583がタッチされることで、表示する色表示パターンを次パターンである第3パターン603に変更するという操作が、第1入力受付部311によって受け付けられ、ユーザによってbackアイコン582がタッチされることで、表示する色表示パターンを前パターンである第1パターン604に変更するという操作が、第1入力受付部311によって受け付けられる。
第1白色ターゲット画像において、第3パターン603の色表示パターンが表示されている場合には、ユーザによってnextアイコン583がタッチされることで、表示する色表示パターンを次パターンである第4パターン604に変更するという操作が、第1入力受付部311によって受け付けられ、ユーザによってbackアイコン582がタッチされることで、表示する色表示パターンを前パターンである第2パターン602に変更するという操作が、第1入力受付部311によって受け付けられる。
第1白色ターゲット画像において、第4パターン604の色表示パターンが表示されている場合には、ユーザによってnextアイコン583がタッチされることで、表示する色表示パターンを次パターンである第1パターン602に変更するという操作が、第1入力受付部311によって受け付けられ、ユーザによってbackアイコン582がタッチされることで、表示する色表示パターンを前パターンである第3パターン603に変更するという操作が、第1入力受付部311によって受け付けられる。
白画面表示領域581は、第1表示領域アイコン511〜第12表示領域アイコン522に表示されている色のうち、第1タッチパッド212の主表面をユーザからタッチされることで選択された表示領域アイコンの色を表示する領域である、そして、表示される色をユーザが視認しやすいように、白画面表示領域581の面積は、色表示領域の面積よりも10倍程度の大きさとなっている。なお、この白画面表示領域581の面積は、第1白色ターゲット画像の面積のうちの1/3程度を占める。
OKアイコン584とCANCELアイコン585とは、それぞれ、第1タッチパッド212の主表面をユーザからタッチされることで、ユーザからの操作を、第1入力受付部311が受け付けるためのアイコンである。
再び図3に戻って、画像表示機能部の説明を続ける。
第1LUT保持部314は、メモリ209の記憶領域の一部の領域として実装される記憶領域であって、第1補正値更新部312と第1輝度補正部315とディスプレイ間輝度調整部302とに接続され、下記第1LUTを記憶する機能を有する。
図7は、第1LUT保持部314が記憶する第1LUTの一例についてのデータ構成を示すデータ構成図である。
第1LUTは、第1輝度補正部315に入力される、R輝度値、G輝度値、B輝度値のそれぞれの入力値と、第1輝度補正部315から出力されるR輝度値、G輝度値、B輝度値のそれぞれの出力値との対応関係を記憶するテーブルである。
同図に示されるように、第1LUTは、0〜255の値となる256種類のR入力値701のそれぞれと、256種類のR出力値702のそれぞれとを対応付けて記憶し、0〜255の値となる256種類のG入力値703のそれぞれと、256種類のG出力値704のそれぞれとを対応付けて記憶し、0〜255の値となる256種類のB入力値705のそれぞれと、256種類のB出力値706のそれぞれとを対応付けて記憶している。
図8(a)、(b)、(c)は、それぞれ、図7に示される第1LUTの一例についての、R入力値701とR出力値702との対応関係を示す相関図、G入力値703とG出力値704との対応関係を示す相関図、B入力値705とB出力値706との対応関係を示す相関図である。
図8(a)、(b)、(c)に示されるように、R入力値701とR出力値702との対応関係は、R入力値701の変化量とR出力値702の変化量とが比例する関係となっており、G入力値703とG出力値704との対応関係は、G入力値703の変化量とG出力値704の変化量とが比例する関係となっており、B入力値705とB出力値706との対応関係は、B入力値705の変化量とB出力値706の変化量とが比例する関係となっている。
このように、第1補正値更新部312は、第1LUTを更新する際に、対応する色入力値と色出力値との関係が、比例関係となるように更新する。
再び図3に戻って、画像表示機能部の説明を続ける。
第1輝度補正部315は、プロセッサ204がプログラムを実行することで実現され、表示画像生成部301と第1LUT保持部314と第1γ変換部316とに接続され、以下の機能を有する。
機能1:携帯電話機100が通常動作モードである場合に、第1LUT保持部314に記憶されている第1LUTを参照して、表示画像生成部301から入力される画素データのR輝度値、G輝度値、B輝度値それぞれを補正して、補正された画素データとして、第1γ変換部316へ出力する機能。
ここで、第1輝度補正部315の行う輝度値の補正とは、入力される輝度値を入力値として、第1LUT保持部314に記憶されている第1LUTにおいて対応付けられている出力値を読み出し、読み出した出力値を、補正後の輝度値として出力する処理のことを言う。
機能2:携帯電話機100が補正動作モードである場合に、表示画像生成部301から入力される画素データを、そのまま第1γ変換部316へ出力する機能。
第1γ変換部316は、プロセッサ204によって制御される第1LCDコントローラ213によって実現され、第1輝度補正部315と第1表示部317とに接続され、第1輝度補正部315から入力された補正された画素データに対してγ補正を行う機能を有する。ここでは、γ補正におけるガンマ値は、例えば2.2となっている。
第1表示部317は、第1LCD215によって実現され、第1γ変換部316から出力されるγ補正後の画素データを画像として表示する機能を有する。
第2入力受付部321は、プロセッサ204によって制御される第2タッチパッドコントローラ221と第2タッチパッド222とによって実現され、第2補正値更新部322に接続され、第2タッチパッド222を用いて行われるユーザ操作に基づくユーザ操作コマンドを生成して、第2補正値更新部322に出力する機能を有する。
第2白色テーブル保持部323は、メモリ209の記憶領域の一部の領域として実装される記憶領域であって、第2補正値更新部322に接続され、第1白色テーブルと同様のテーブルである第2白色テーブルを記憶する機能を有する。
第2補正値更新部322は、プロセッサ204がプログラムを実行することで実現され、第2入力受付部321と表示画像生成部301と第2白色テーブル保持部323と第2LUT保持部324とに接続され、以下の機能を有する。
機能1:携帯電話機100の動作モードが補正動作モードである場合に、第2入力受付部321から入力されるユーザ操作コマンドに応じて、第2白色テーブル保持部323に記憶されている第2白色テーブルを参照して、第2表示部327に表示させる、第1白色ターゲット画像と同様の画像である第2白色ターゲット画像を生成するための信号(以下、「第2ターゲット画像信号」と呼ぶ。)を生成して、表示画像生成部301に出力する機能。
機能2:携帯電話機100の動作モードが補正動作モードである場合に、第2入力受付部321から入力されるユーザ操作コマンドに応じて、第2LUT保持部324に保持される、第1LUTと同様のテーブルである第2LUTを更新する機能。
第2LUT保持部324は、メモリ209の記憶領域の一部の領域として実装される記憶領域であって、第2補正値更新部322と第2輝度補正部325とディスプレイ間輝度調整部302とに接続され、第2LUTを記憶する機能を有する。
第2輝度補正部325は、プロセッサ204がプログラムを実行することで実現され、表示画像生成部301と第2LUT保持部324と第2γ変換部326とに接続され、第2LUT保持部324に記憶されている第2LUTを参照して、表示画像生成部301から入力される画素データのR輝度値、G輝度値、B輝度値それぞれを補正して、補正された画素データとして、第2γ変換部326へ出力する機能を有する。
ここで、第2輝度補正部325の行う輝度値の補正は、第1輝度補正部315の行う輝度値と同様の補正である。
第2γ変換部326は、プロセッサ204によって制御される第2LCDコントローラ223によって実現され、第2輝度補正部325と第2表示部327とに接続され、第1γ変換部によって行われるγ補正と同様のγ補正を行う機能を有する。
第2表示部327は、第2LCD225によって実現され、第2γ変換部326から出力されるγ補正後の画素データを画像として表示する機能を有する。
調整テーブル保持部303は、メモリ209の記憶領域の一部の領域として実装される記憶領域であって、ディスプレイ間輝度調整部302に接続され、下記調整テーブルを記憶する機能を有する。
図9は、調整テーブル保持部303が記憶する調整テーブルのデータ構成を示すデータ構成図である。
同図において、G輝度値差901は、第1LUT保持部314に記憶されている第1LUTにおけるG出力値704(図7参照)の最大値と第2LUT保持部324に記憶されている第2LUTにおけるG出力値704の最大値との差である。
第1LCD輝度調整比率902は、第1LCD215に表示される画像の輝度を下げる補正を行うために利用される調整比率である。
第2LCD輝度調整比率902は、第2LCD225に表示される画像の輝度を下げる補正を行うために利用される調整比率である
同図に示されるように、調整テーブルは、G輝度値差901と第1LCD輝度調整比率902と第2LCD輝度調整比率903とを対応付けて記憶しているテーブルである。
この調整テーブルによると、例えば、「−40未満」となるG輝度値差901は、「100%」となる第1LCD輝度調整比率902と、「80%」となる第2LCD輝度調整比率903とに対応付けられていることがわかる。
ディスプレイ間輝度調整部302は、プロセッサ204がプログラムを実行することで実現され、第1補正値更新部312と第2補正値更新部322と調整テーブル保持部303と第1LUT保持部314と第2LUT保持部324とに接続され、以下の機能を有する。
機能1:第1LUT保持部314に記憶されている第1LUTと、第2LUT保持部324に記憶されている第2LUTとを参照して、G輝度値差を算出する機能。
機能2:G輝度値差を算出した場合に、調整テーブル保持部303に記憶されている調整テーブルから、算出したG輝度値差に対応する、第1LCD輝度調整比率902と第2LCD輝度調整比率903とを読み出して、読み出した第1LCD輝度調整比率902を、第1LUT保持部314に記憶されている第1LUTの、R出力値702のそれぞれとG出力値704のそれぞれとB出力値706のそれぞれとに掛けることで、第1LUT保持部314に記憶されている第1LUTの、R出力値702のそれぞれとG出力値704のそれぞれとB出力値706のそれぞれとを更新し、読み出した第2LCD輝度調整比率903を、第2LUT保持部324に記憶されている第2LUTの、R出力値702のそれぞれとG出力値704のそれぞれとB出力値706のそれぞれとに掛けることで、第2LUT保持部324に記憶されている第2LUTの、R出力値702のそれぞれとG出力値704のそれぞれとB出力値706のそれぞれとを更新する機能。
以上のように構成される画像表示機能部は、下記補正値更新処理を実行することで、色味の補正機能を実現する。
以下、画像表示機能部の行う補正値更新処理について、図面を用いて説明する。
<補正値更新処理>
補正値更新処理は、携帯電話機100が、第1LCD215と第2LCD225とが同時視認可能となる第2形態においてなされる処理であって、ユーザからの操作に応じて、第1LCD215に表示される画像の色味の補正に用いられる第1LUTと、第2LCD225に表示される画像の色味の補正に用いられる第1LUTとを更新する処理である。
図10は、画像表示機能部の行う補正値更新処理のフローチャートである。
補正値更新処理は、携帯電話機100が通常動作モードである場合において、第2形態であるときに、携帯電話機100を利用するユーザから、第1入力受付部311を用いて、携帯電話機100の動作モードを補正動作モードに設定する旨の操作がなされることで開始される。
補正値更新処理が開始されると、第1入力受付部311は、携帯電話機100の動作モードを補正動作モードに設定する旨の操作コマンドを生成して、第1補正値更新部312へ出力し、第1補正値更新部312は、携帯電話機100の動作モードを、通常動作モードから補正動作モードへ変更する(ステップS1000)。
携帯電話機100の動作モードが、補正動作モードへ変更されると、画像機能処理部は、第1表示部の単体補正処理と第2表示部の単体補正処理とを開始する(ステップS1010、ステップS1020)。
第1表示部の単体補正処理と第2表示部の単体補正処理とは、互いに同様な処理なので、ここでは、代表して、第1表示部の単体補正処理について、以下、図面を用いて説明する。
図11は、画像機能処理部の行う第1表示部の単体補正処理のフローチャートである。
この第1表示部の単体補正処理は、第2LCD225に表示される画像の色味の補正処理から独立して、ユーザからの操作に応じて、第1LCD215に表示される画像の色味を補正する処理である。
第1表示部の単体補正処理が開始されると、第1補正値更新部312は、第1ターゲット画像信号を生成して、表示画像生成部301に出力し、表示画像生成部301は、第1白色ターゲット画像の画素データを生成して、第1輝度補正部315に出力する。
第1輝度補正部315は、第1白色ターゲット画像の画素データを受け取ると、携帯電話機が補正動作モードとなっているので、受け取った画素データをそのまま第1γ変換部316へ出力し、第1γ変換部316は、受け取った画素データに対してγ補正を行って、第1表示部317へ出力する。すると、第1表示部317は、第1LCD215に第1白色ターゲット画像を表示する(ステップS1100)。
図12は、第1LCD215に、第1表示部の単体補正処理が開始された直後の第1白色ターゲット画像が表示され、第2LCD225に、第2表示部の単体補正処理が開始された直後の第2白色ターゲット画像が表示されている状態を模式的に示す模式図である。
同図に示されるように、第1LCD215に表示される第1白色ターゲット画像と、第2LCD225に表示される第2白色ターゲット画像とは、互いに近接して並んで表示されることとなる。
また、第1LCD215に表示される第1白色ターゲット画像と、第2LCD225に表示される第2白色ターゲット画像とは、第1表示部の単体補正処理が開始された直後には、それぞれ、12個の表示領域アイコンに表示する色の組み合わせが、第1パターン601(図6参照)となり、それぞれの白画面表示領域581に、R輝度値が255、G輝度値が255、B輝度値が255となる白色が表示されるように設定されている。
再び図11に戻って、第1表示部の単体補正処理についての説明を続ける。
ステップS1100の処理が終了すると、第1補正値更新部312は、第1入力受付部311から、ユーザによって第1入力受付部311に対してなされる、OKアイコン884(図12参照)へのタッチ操作に基づいて生成されるユーザ操作コマンド(以下、「OK操作コマンド」と呼ぶ。)が入力されたか否かを調べる(ステップS1110)。このOK操作コマンドは、ユーザからの肯定の旨を示す操作を受け付けたことによって生成される操作コマンドのことである。
ステップS1110の処理において、OK操作コマンドが入力されていなかった場合に(ステップS1110:No)、第1補正値更新部312は、第1入力受付部311から、ユーザによって第1入力受付部311に対してなされる、12個の表示領域アイコンのいずれかへのタッチ操作に基づいて生成されるユーザ操作コマンド(以下、「色選択操作コマンド」と呼ぶ。)が入力されたか否かを調べる(ステップS1120)。
ステップS1120の処理において、色選択操作コマンドが入力されていた場合に(ステップS1120:Yes)、第1補正値更新部312は、タッチ操作された表示領域アイコンに表示されている色の色ID(例えば、第1表示領域アイコン811がr1色を表示している場合において、r1表示領域アイコン811がタッチされた場合には、r1)を、一時的に記憶して(ステップS1130)、その色IDの示す色が白画面表示領域881に表示されることとなる第1白色ターゲット信号を生成して、表示画像生成部301に出力する。
すると、第1表示部317には、白画面表示領域881に、タッチ操作された表示領域アイコンに表示されている色が表示されることとなる(ステップS1140)。
ステップS1120の処理において、色選択操作コマンドが入力されていなかった場合に(ステップS1120:No)、第1補正値更新部312は、第1入力受付部311から、ユーザによって第1入力受付部311に対してなされる、nextアイコン883へのタッチ操作に基づいて生成されるユーザ操作コマンド(以下、「next操作コマンド」と呼ぶ。)が入力されたか否かを調べる(ステップS1150)。
ステップS1150の処理において、next操作コマンドが入力されていた場合に(ステップS1150:Yes)、第1補正値更新部312は、12個の表示領域アイコンが表示する12色の色の組み合わせパターンが次パターンとなる第1白色ターゲット信号を生成して、表示画像生成部301に出力する。
すると、第1表示部317には、12色の色の組み合わせが次パターンに変更された第1白色ターゲット画像が表示されることとなる(ステップS1160)。
ステップS1150の処理において、next操作コマンドが入力されていなかった場合に(ステップS1150:No)、第1補正値更新部312は、第1入力受付部311から、ユーザによって第1入力受付部311に対してなされる、backアイコン882へのタッチ操作に基づいて生成されるユーザ操作コマンド(以下、「back操作コマンド」と呼ぶ。)が入力されたか否かを調べる(ステップS1170)。
ステップS1170の処理において、back操作コマンドが入力されていた場合に(ステップS1170:Yes)、第1補正値更新部312は、12個の表示領域アイコンが表示する12色の色の組み合わせパターンが前パターンとなる第1白色ターゲット信号を生成して、表示画像生成部301に出力する。
すると、第1表示部317には、12色の色の組み合わせが前パターンに変更された第1白色ターゲット画像が表示されることとなる(ステップS1180)。
ステップS1140の処理が終了した場合、ステップS1160の処理が終了した場合、ステップS1180の処理が終了した場合、又は、ステップS1170の処理において、back操作コマンドが入力されていなかった場合(ステップS1170:No)に、画像機能処理部は、再びステップS1110の処理に戻って、ステップS1110以下の処理を繰り返す。
ステップS1110の処理において、OK操作コマンドが入力されていた場合に(ステップS1110:Yes)、第1補正値更新部312は、一時的に記憶している色IDで示される色のR輝度値と、G輝度値と、B輝度値とが、それぞれ、第1LUT保持部314に記憶されている第1LUTにおける、R出力値の最大値と、G出力値の最大値と、B出力値の最大値となるように更新する(ステップS1190)。
この際、第1補正値更新部312は、対応する色入力値と色出力値との関係が比例関係となるように演算処理を行うことで、R出力値のそれぞれと、G出力値のそれぞれと、B出力値のそれぞれとを算出して更新する。
ステップS1190の処理が終了すると、画像機能処理部は、その第1表示部の単体補正処理を終了する。
再び図10に戻って、画像表示機能部の行う補正値更新処理の説明を続ける。
ステップS1010とステップS1020との処理において、第1表示部の単体補正処理と第2表示部の単体補正処理とが開始されると、画像機能部は、開始された第1表示部の単体補正処理と、開始された第2表示部の単体補正処理との双方が終了するまで、ステップS1010〜ステップS1030:Noの処理を繰り返す。
ステップS1030の処理において、第1表示部の単体補正処理と、第2表示部の単体補正処理との双方が終了した場合に(ステップS1030:Yes)、ディスプレイ間輝度調整部302は、第1LUT保持部314に記憶されている第1LUTと、第2LUT保持部324に記憶されている第2LUTとを参照して、G輝度値差を算出する(ステップS1040)。
ディスプレイ間輝度調整部302は、G輝度値差を算出すると、調整テーブル保持部303に記憶されている調整テーブルから、算出したG輝度値差に対応する、第1LCD輝度調整比率902と第2LCD輝度調整比率903とを読み出して、読み出した第1LCD輝度調整比率902に基づいて、第1LUT保持部314に記憶されている第1LUTを更新し、読み出した第2LCD輝度調整比率903に基づいて、第2LUT保持部324に記憶されている第2LUTを更新する(ステップS1050)。
ステップS1050の処理が終了すると、第1補正値更新部312は、携帯電話機100の動作モードを、補正動作モードから通常動作モードへ変更し(ステップS1060)、画像表示機能部は、その補正値更新処理を終了する。
<まとめ>
携帯電話機100は、補正値更新処理において、第1LCD215に表示する第1白色ターゲット画像と、第2LCD225に表示する第2白色ターゲット画像とが、図12に示されるように、近接して並んで表示されることとなる。このことにより、携帯電話機100を利用するユーザは、第1白色ターゲット画像に表示されている色と、第2白色ターゲット画像に表示されている色とを、目視にて直接比較することができる。
また、携帯電話機100を利用するユーザは、補正値更新処理において、第1LCD215において表示される48種類の色IDで特定される色と、第2LCD225において表示される48色の色IDで特定される色とのうち、互いに色味が似通った色の組み合わせを選択するだけで、第1LCD215に表示される画像の色味と、第2LCD225に表示される画像の色味とを、違和感のないものとすることができる。
さらには、補正値更新処理において、ステップS1040の処理とステップ1050の処理とが行われることとなるため、第1LCD215に表示される画像における各画素の平均輝度と、第2LCD225に表示される画像における各画素の平均輝度との差が、比較的大きなものとなってしまうことがない。
つまり、本実施形態によれば、同時視認可能な2つのディスプレイを備え、これら2つのディスプレイのそれぞれに画像を表示する機能を有する電子機器において、これら2つのディスプレイにおける製造上の品質ばらつき等に起因して、一方のディスプレイに表示される画像の色味と、他方のディスプレイに表示される画像の色味とが、互いに異なるものとなってしまっても、色味の違和感を低減することができる。
<補足>
以上、本発明に係る電子機器の一実施形態として、実施の形態において、携帯電話機100を例として説明したが、以下のように変形することも可能であり、本発明は上述した実施の形態通りの電子機器に限られないことはもちろんである。
(1)実施の形態において、携帯電話機100は、図1(a)に示される第1形態と、図1(c)に示される第2形態とに選択的に変形自在となる構成の例であったが、携帯電話機100が、外部から同時視認可能となる2つのディスプレイを備えていれば、必ずしも、図1(a)に示される第1形態と、図1(c)に示される第2形態とに選択的に変形自在となる構成の携帯電話機に限られる必要はない。
例えば、第1ディスプレイを有する第1筐体と、第2ディスプレイを有する第2筐体と、これら筐体を回転可能に支持するヒンジ部とを備える折り畳み式携帯電話機、第1ディスプレイを有する第1筐体と、第2ディスプレイを有する第2筐体と、これら筐体をスライド可能に支持するヒンジ部とを備えるスライド式携帯電話機等が考えられる。
(2)実施の形態において、携帯電話機100は、第1LCD215と第1タッチパッド212とが、互いに重ね合わされて配置されている構成の例について説明したが、第1LCD215は、ディスプレイとしての機能を有していれば必ずしもLCDである必要はなく、例えば、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイであっても構わない。さらには、第1タッチパッド212は、ユーザからの操作を受け付ける機能があれば、必ずしも、第1LCD215に重ねられているタッチパッドである必要はなく、例えば、第1LCD215と重ね合わされていない位置に配置されているキーボードであっても構わない。
第2LCD225と第2タッチパッド222とについても同様である。
(3)実施の形態において、携帯電話機100は、第1補正値更新部312が、第1表示部の単体補正処理におけるステップS1190の処理において、第1LUT保持部314に記憶されている第1LUTの更新を、対応する色入力値と色出力値との関係が比例関係となるように演算処理を行うことで、R出力値のそれぞれと、G出力値のそれぞれと、B出力値のそれぞれとを算出することで行う構成の例について説明したが、対応する色入力値と色出力値との関係が比例関係となるように、R出力値のそれぞれと、G出力値のそれぞれと、B出力値のそれぞれとを決定することができれば、必ずしも算出によって決定する必要はなく、例えば、第1白色テーブル313に記憶されている第1白色テーブルが記憶する48種類の色IDのそれぞれについての、R出力値のそれぞれと、G出力値のそれぞれと、B出力値のそれぞれとを記憶するLUTを予め記憶しておき、記憶しているLUTの中から、対応するLUTを選択して、選択したLUTから、R出力値のそれぞれと、G出力値のそれぞれと、B出力値のそれぞれとを読み出すことで、R出力値のそれぞれと、G出力値のそれぞれと、B出力値のそれぞれとを決定する構成であっても構わない。
第2補正値更新部322についても同様である。
(4)実施の形態において、携帯電話機100は、ユーザによる一色の選択を、単体補正値更新処理におけるステップS1110の処理〜ステップS1190の処理によって行われる構成の例について説明したが、ユーザが一色を選択することができる処理であれば、必ずしも、単体補正値更新処理におけるステップS1110の処理〜ステップS1190の処理によって行われる必要はない。
例えば、ユーザの選択対象となる色表示領域アイコンの組が、最初は、互いに輝度差が大きくなる組み合わせとなるような色アイコンの中から、ユーザに色表示領域アイコンを選択させ、次に、そのユーザが選択した色表示領域に比較的近い色となる組み合わせとなるような色表示領域アイコン群の中から、最終的にユーザが選択することとなる色表示領域アイコンを選択させるといったような、2段階でユーザに一色の選択を行わせる構成であっても構わない。これは、例えば、比較的輝度差が大きくなる色の組み合わせのパターンと、そのパターンに含まれる色のそれぞれについての、比較的輝度差が小さくなる色の組み合わせパターンとを予め準備しておくことで実現することができる。
(5)実施の形態において、携帯電話機100は、補正値更新処理において、第1LCD215に第1白色ターゲット画像を表示し、第2LCD225に第2白色ターゲット画像を表示して、ユーザに、第1LCD215に表示される画像の色味の補正量と、第2LCD225に表示される画像の色味の補正量とを決定させる構成の例について説明したが、通常動作モードにおける、第1LCD215に表示される画像の色味と、第2LCD225に表示される画像の色味とについての違和感を低減することができれば、必ずしも、ユーザに、第1LCD215に表示される画像の色味の補正量と、第2LCD225に表示される画像の色味の補正量との双方を決定させる構成に限られる必要はない。例えば、一方のLCDに表示される画像の色味を基準として、この基準となる色味に合うように、他方のLCDに表示される画像の色味を補正する補正量を決定させる構成が考えられる。より具体的には、例えば、第1LCD215の全面に、R輝度値が255、G輝度値が255、B輝度値が255となる色を表示させ、第2LCDに、第2ターゲット画像を表示させて、この状態で、ユーザに、第1LCD215に表示されている色と同じ色味の色の色表示領域アイコンを、第2ターゲット画像の中から選択させるという構成等が考えられる。
(6)実施の形態において、電子機器が携帯電話機である場合の例について説明したが、外部から同時視認可能となる2つのディスプレイを備えていれば、必ずしも携帯電話機に限られる必要はなく、例えば、通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)であっても構わないし、携帯ゲーム機であっても構わない。
(7)以下、さらに本発明の一実施形態に係る携帯通信端末の構成及びその変形例と各効果について説明する。
(a)本発明の一実施形態に係る携帯通信端末は、同時視認可能な第1及び第2ディスプレイを備える電子機器であって、前記第1ディスプレイが表示する画像における色成分毎の第1補正量を決定する第1補正量決定部と、前記第1補正量決定部によって決定された前記第1補正量に基づく画像を前記第1ディスプレイに表示させる第1表示制御部と、
前記第2ディスプレイが表示する画像における色成分毎の第2補正量を決定する第2補正量決定部と、前記第2補正量決定部によって決定された前記第2補正量に基づく画像を前記第2ディスプレイに表示させる第2表示制御部とを有することを特徴とする。
上述の構成を備える本実施形態に係る電子機器によると、ユーザは、第1ディスプレイに表示されている画像と第2ディスプレイに表示されている画像とを同時視認する場合において、第1ディスプレイに表示されている画像の色味と、第2ディスプレイに表示されている画像の色味とについて違和感を覚えるときに、第1補正量決定部を用いて第1ディスプレイに表示される画像の色味の補正量を決定し、第2補正量決定部を用いて第2ディスプレイに表示される画像の色味の補正量を決定することができる。このことにより、ユーザは、上記違和感を低減することができるようになる。
(b)また、前記第1補正量決定部は、前記第1ディスプレイに、輝度が互いに異なる、色成分毎の複数のサンプル画像を表示させる第1サンプル表示部と、前記第1ディスプレイに表示されている前記複数のサンプル画像のうちの1つのサンプル画像の指定を受ける、第1指定受付部とを有し前記第1補正量の決定を、前記第1指定受付部が指定を受けた1つのサンプル画像をなす色における色成分毎の輝度に基づいて行い、前記第2補正量決定部は、前記第2ディスプレイに、輝度が互いに異なる、色成分毎の複数のサンプル画像を表示させる第2サンプル表示部と、前記第2ディスプレイに表示されている前記複数のサンプル画像のうちの1つのサンプル画像の指定を受ける、第2指定受付部とを有し前記第2補正量の決定を、前記第2指定受付部が指定を受けた1つのサンプル画像をなす色における色成分毎の輝度に基づいて行うとしてもよい。
これにより、この電子機器を利用するユーザは、第1ディスプレイに表示される複数のサンプル画像のうちから1つのサンプル画面を指定することで、第1補正量を決定することができ、第2ディスプレイに表示される複数のサンプル画像のうちから1つのサンプル画面を指定することで、第2補正量を決定することができるようになるため、比較的容易な手続きで、これら第1補正量と第2補正量とを決定することができるようになる。
(c)また、前記第1補正量決定部は、前記第1指定受付部が指定を受けた1つのサンプル画像をなす色を、前記第1ディスプレイにおける、当該サンプル画像の表示領域よりも広い所定の領域に表示させる第1指定色表示部を有し、前記第2補正量決定部は、前記第2指定受付部が指定を受けた1つのサンプル画像をなす色を、前記第2ディスプレイにおける、当該サンプル画像の表示領域よりも広い所定の領域に表示させる第2指定色表示部とを有するとしてもよい。
これにより、この電子機器を利用するユーザは、第1指定受付部を介して指定した1つのサンプル画像を、比較的容易に視認することができるようになり、また、第2指定受付部を介して指定した1つのサンプル画像を、比較的容易に視認することができるようになる。
(d)また、前記第1補正量決定部は、前記第1補正量の決定を肯定する旨の第1肯定操作を受け付ける、第1肯定操作受付部を有し、前記第1補正量の決定を、前記第1指定受付部が前記1つのサンプル画像の指定を受け付けた場合において、前記第1肯定操作受付部が前記第1肯定操作を受け付けたときに限って行い、前記第2補正量決定部は、前記第2補正量の決定を肯定する旨の第2肯定操作を受け付ける、第2肯定操作受付部を有し、前記第2補正量の決定を、前記第2指定受付部が前記1つのサンプル画像の指定を受け付けた場合において、前記第2肯定操作受付部が前記第2肯定操作を受け付けたときに限って行うとしてもよい。
これにより、この電子機器は、第1補正量の決定と第2補正量の決定とに、ユーザからの肯定的な意思表示を反映させることができる。
(e)また、前記第1ディスプレイが表示する画像を構成する画素それぞれにおける色成分のそれぞれは、赤色成分と緑色成分と青色成分とであり、前記第1サンプル表示部は、前記第1ディスプレイに表示させる複数のサンプル画像のそれぞれを、赤色成分と緑色成分と青色成分とのうちの少なくとも1つが最大輝度となる色からなる画像とし、前記第2ディスプレイが表示する画像を構成する画素それぞれにおける色成分のそれぞれは、赤色成分と緑色成分と青色成分とであり、前記第2サンプル表示部は、前記第2ディスプレイに表示させる複数のサンプル画像のそれぞれを、赤色成分と緑色成分と青色成分とのうちの少なくとも1つが最大輝度となる色からなる画像とするとしてもよい。
これにより、この電子機器は、サンプル画像の色を、同じ色味を持つ、ディスプレイに表示可能な色の中で、最も明るい色とすることができる。
(f)また、前記第1サンプル表示部は、前記複数のサンプル画像を、サンプル画像のそれぞれが互いにアレイ状に並ぶよう表示させ、前記第2サンプル表示部は、前記複数のサンプル画像を、サンプル画像のそれぞれが互いにアレイ状に並ぶように表示させるとしてもよい。
これにより、この電子機器を利用するユーザは、アレイ状に表示される複数のサンプル画像の中から、1つのサンプル画像の選択を行うこととなり、比較的容易に、比較的確実にサンプル画像の選択を行うことができるようになる。
(g)また、前記第1表示制御部は、前記第1補正量決定部が、前記第1補正量を決定した場合において、前記第1表示制御部が前記第1ディスプレイに表示させる白色の輝度が、前記第2表示制御部が前記第2ディスプレイに表示させる白色の輝度よりも高くなるとき、及び、前記第2補正量決定部が、前記第2補正量を決定した場合において、前記第1表示制御部が前記第1ディスプレイに表示させる白色の輝度が、前記第2表示制御部が前記第2ディスプレイに表示させる白色の輝度よりも高くなるとき、前記第1ディスプレイが表示する白色の輝度が、前記第2ディスプレイにおける白色の輝度と同程度となるように、前記第1ディスプレイへの画像の表示を行い、前記第2表示制御部は、前記第1補正量決定部が、前記第1補正量を決定した場合において、前記第2表示制御部が前記第2ディスプレイに表示させる白色の輝度が、前記第1表示制御部が前記第1ディスプレイに表示させる白色の輝度よりも高くなるとき、及び、前記第2補正量決定部が、前記第2補正量を決定した場合において、前記第2表示制御部が前記第2ディスプレイに表示させる白色の輝度が、前記第1表示制御部が前記第1ディスプレイに表示させる白色の輝度よりも高くなるとき、前記第2ディスプレイが表示する白色の輝度が、前記第1ディスプレイにおける白色の輝度と同程度となるように、前記第2ディスプレイへの画像の表示を行うとしてもよい。
これにより、この電子機器は、第1ディスプレイに表示させる白色の輝度と、第2ディスプレイに表示させる白色の輝度とを、互いに同程度なものとすることができる。
(h)また、主表面に前記第1ディスプレイを有する第1筐体と、主表面に前記第2ディスプレイを有する第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1筐体と前記第2筐体とが互いに重なる第1形態と、前記第1筐体の主表面と前記第2筐体の主表面とで平面を形成する第2形態とに変更自在に連結する連結アームとを備えるとしてもよい。
これにより、この電子機器は、その形態を変形することができるようになる。
本発明は、2つ以上のディスプレイを有する電子機器に広く利用することができる。
100 携帯電話機
101 第1筐体
102 第2筐体
103 連結アーム
106 第1タッチパネル
107 第2タッチパネル
301 表示画像生成部
302 ディスプレイ間調整部
303 調整テーブル保持部
311 第1入力受付部
312 第1補正値更新部
313 第1白色テーブル保持部
314 第1LUT保持部
315 第1輝度補正部
316 第1γ変換部
317 第1表示部
301 表示画像生成部
302 ディスプレイ間調整部
303 調整テーブル保持部
321 第2入力受付部
322 第2補正値更新部
323 第2白色テーブル保持部
324 第2LUT保持部
325 第2輝度補正部
326 第2γ変換部
327 第2表示部

Claims (8)

  1. 同時視認可能な第1及び第2ディスプレイを備える電子機器であって、
    前記第1ディスプレイが表示する画像における色成分毎の第1補正量を決定する第1補正量決定部と、
    前記第1補正量決定部によって決定された前記第1補正量に基づく画像を前記第1ディスプレイに表示させる第1表示制御部と、
    前記第2ディスプレイが表示する画像における色成分毎の第2補正量を決定する第2補正量決定部と、
    前記第2補正量決定部によって決定された前記第2補正量に基づく画像を前記第2ディスプレイに表示させる第2表示制御部とを有する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1補正量決定部は、
    前記第1ディスプレイに、輝度が互いに異なる、色成分毎の複数のサンプル画像を表示させる第1サンプル表示部と、
    前記第1ディスプレイに表示されている前記複数のサンプル画像のうちの1つのサンプル画像の指定を受ける、第1指定受付部とを有し
    前記第1補正量の決定を、前記第1指定受付部が指定を受けた1つのサンプル画像をなす色における色成分毎の輝度に基づいて行い、
    前記第2補正量決定部は、
    前記第2ディスプレイに、輝度が互いに異なる、色成分毎の複数のサンプル画像を表示させる第2サンプル表示部と、
    前記第2ディスプレイに表示されている前記複数のサンプル画像のうちの1つのサンプル画像の指定を受ける、第2指定受付部とを有し
    前記第2補正量の決定を、前記第2指定受付部が指定を受けた1つのサンプル画像をなす色における色成分毎の輝度に基づいて行う
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第1補正量決定部は、
    前記第1指定受付部が指定を受けた1つのサンプル画像をなす色を、前記第1ディスプレイにおける、当該サンプル画像の表示領域よりも広い所定の領域に表示させる第1指定色表示部を有し、
    前記第2補正量決定部は、
    前記第2指定受付部が指定を受けた1つのサンプル画像をなす色を、前記第2ディスプレイにおける、当該サンプル画像の表示領域よりも広い所定の領域に表示させる第2指定色表示部とを有する
    ことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記第1補正量決定部は、
    前記第1補正量の決定を肯定する旨の第1肯定操作を受け付ける、第1肯定操作受付部を有し、
    前記第1補正量の決定を、前記第1指定受付部が前記1つのサンプル画像の指定を受け付けた場合において、前記第1肯定操作受付部が前記第1肯定操作を受け付けたときに限って行い、
    前記第2補正量決定部は、
    前記第2補正量の決定を肯定する旨の第2肯定操作を受け付ける、第2肯定操作受付部を有し、
    前記第2補正量の決定を、前記第2指定受付部が前記1つのサンプル画像の指定を受け付けた場合において、前記第2肯定操作受付部が前記第2肯定操作を受け付けたときに限って行う
    ことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 前記第1ディスプレイが表示する画像を構成する画素それぞれにおける色成分のそれぞれは、赤色成分と緑色成分と青色成分とであり、
    前記第1サンプル表示部は、前記第1ディスプレイに表示させる複数のサンプル画像のそれぞれを、赤色成分と緑色成分と青色成分とのうちの少なくとも1つが最大輝度となる色からなる画像とし、
    前記第2ディスプレイが表示する画像を構成する画素それぞれにおける色成分のそれぞれは、赤色成分と緑色成分と青色成分とであり、
    前記第2サンプル表示部は、前記第2ディスプレイに表示させる複数のサンプル画像のそれぞれを、赤色成分と緑色成分と青色成分とのうちの少なくとも1つが最大輝度となる色からなる画像とする
    ことを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 前記第1サンプル表示部は、前記複数のサンプル画像を、サンプル画像のそれぞれが互いにアレイ状に並ぶよう表示させ、
    前記第2サンプル表示部は、前記複数のサンプル画像を、サンプル画像のそれぞれが互いにアレイ状に並ぶように表示させる
    ことを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 前記第1表示制御部は、前記第1補正量決定部が、前記第1補正量を決定した場合において、前記第1表示制御部が前記第1ディスプレイに表示させる白色の輝度が、前記第2表示制御部が前記第2ディスプレイに表示させる白色の輝度よりも高くなるとき、及び、前記第2補正量決定部が、前記第2補正量を決定した場合において、前記第1表示制御部が前記第1ディスプレイに表示させる白色の輝度が、前記第2表示制御部が前記第2ディスプレイに表示させる白色の輝度よりも高くなるとき、前記第1ディスプレイが表示する白色の輝度が、前記第2ディスプレイにおける白色の輝度と同程度となるように、前記第1ディスプレイへの画像の表示を行い、
    前記第2表示制御部は、前記第1補正量決定部が、前記第1補正量を決定した場合において、前記第2表示制御部が前記第2ディスプレイに表示させる白色の輝度が、前記第1表示制御部が前記第1ディスプレイに表示させる白色の輝度よりも高くなるとき、及び、前記第2補正量決定部が、前記第2補正量を決定した場合において、前記第2表示制御部が前記第2ディスプレイに表示させる白色の輝度が、前記第1表示制御部が前記第1ディスプレイに表示させる白色の輝度よりも高くなるとき、前記第2ディスプレイが表示する白色の輝度が、前記第1ディスプレイにおける白色の輝度と同程度となるように、前記第2ディスプレイへの画像の表示を行う
    ことを特徴とする請求項6記載の電子機器。
  8. 主表面に前記第1ディスプレイを有する第1筐体と、
    主表面に前記第2ディスプレイを有する第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを、前記第1筐体と前記第2筐体とが互いに重なる第1形態と、前記第1筐体の主表面と前記第2筐体の主表面とで平面を形成する第2形態とに変更自在に連結する連結アームとを備える
    ことを特徴とする請求項6記載の電子機器。
JP2011135514A 2011-06-17 2011-06-17 電子機器 Pending JP2013003406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011135514A JP2013003406A (ja) 2011-06-17 2011-06-17 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011135514A JP2013003406A (ja) 2011-06-17 2011-06-17 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013003406A true JP2013003406A (ja) 2013-01-07

Family

ID=47672030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011135514A Pending JP2013003406A (ja) 2011-06-17 2011-06-17 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013003406A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219630A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 三菱電機株式会社 液晶マルチ画面表示装置および液晶マルチ画面制御装置
JP2017016685A (ja) * 2016-09-08 2017-01-19 株式会社中川ケミカル 色の配列表示方法、色の配列表示を行わせるプログラム

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06332439A (ja) * 1993-05-26 1994-12-02 Hitachi Ltd マルチ画面表示装置
JPH06332429A (ja) * 1993-05-20 1994-12-02 Toshiba Corp 高品質文字パターンの作成方法及び高品質文字の出力装置
JP2001324971A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Nec Corp マルチ画面表示装置及びその色バランス制御方法
JP2002091413A (ja) * 2000-09-19 2002-03-27 Sharp Corp 表示制御装置
JP2006186662A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Toshiba Corp 投射型画像表示装置および同装置の色補正方法
JP2006267314A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Mitsubishi Electric Corp 表示装置
JP2007235506A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Pioneer Electronic Corp 画像調整装置および画像調整方法
JP2008058613A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画像表示システム、色補正装置、および色補正方法
JP2008299066A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Pentel Corp 表示装置の表示調整方法
JP2009288455A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Canon Inc 表示制御装置およびオーバードライブ駆動用パラメータの決定方法
JP2010088016A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Mitsubishi Electric Corp 表示装置の色調整システムおよび印刷物
JP2011102874A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Kyocera Corp 表示装置
JP2011112781A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06332429A (ja) * 1993-05-20 1994-12-02 Toshiba Corp 高品質文字パターンの作成方法及び高品質文字の出力装置
JPH06332439A (ja) * 1993-05-26 1994-12-02 Hitachi Ltd マルチ画面表示装置
JP2001324971A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Nec Corp マルチ画面表示装置及びその色バランス制御方法
JP2002091413A (ja) * 2000-09-19 2002-03-27 Sharp Corp 表示制御装置
JP2006186662A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Toshiba Corp 投射型画像表示装置および同装置の色補正方法
JP2006267314A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Mitsubishi Electric Corp 表示装置
JP2007235506A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Pioneer Electronic Corp 画像調整装置および画像調整方法
JP2008058613A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画像表示システム、色補正装置、および色補正方法
JP2008299066A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Pentel Corp 表示装置の表示調整方法
JP2009288455A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Canon Inc 表示制御装置およびオーバードライブ駆動用パラメータの決定方法
JP2010088016A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Mitsubishi Electric Corp 表示装置の色調整システムおよび印刷物
JP2011102874A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Kyocera Corp 表示装置
JP2011112781A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219630A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 三菱電機株式会社 液晶マルチ画面表示装置および液晶マルチ画面制御装置
JP2017016685A (ja) * 2016-09-08 2017-01-19 株式会社中川ケミカル 色の配列表示方法、色の配列表示を行わせるプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3040967B1 (en) Color adjustment method and device
RU2451393C2 (ru) Мобильный терминал связи и способ его работы
US7429988B2 (en) Methods and apparatus for convenient change of display characters on a handheld device
AU2016202714A1 (en) Mobile terminal, display apparatus and control method thereof
US8952978B2 (en) Display device, viewing angle control method, computer program storage device with viewing angle control program, and mobile terminal
JP2006185273A (ja) 表示方法、携帯端末装置及び表示プログラム
CN106935191B (zh) 显示控制方法及电子设备
JPWO2003062976A1 (ja) メニュー項目選択装置及び方法
JP2013140353A (ja) ディスプレイ装置及び映像表示方法
WO2005104532A1 (ja) 表示装置
JP5146318B2 (ja) 表示方法、表示システム、携帯通信端末、及び表示コントローラ
US9686749B2 (en) Portable terminal and display control method
JP4919722B2 (ja) 携帯情報端末
JP5178045B2 (ja) 携帯端末装置
JP2000010702A (ja) 画面表示メニューの選択方法および装置
EP4109914A1 (en) Display control method, display control device and storage medium
JP2014222841A (ja) 画像表示装置
JP2011242665A (ja) 画像表示装置
US20090303257A1 (en) Mobile terminal device and display control method
JP2013003406A (ja) 電子機器
JP2009237373A (ja) 画質調整装置、携帯端末装置及びプログラム
JP2010286783A (ja) 自発光表示装置及び自発光表示方法
US20070291024A1 (en) Viewing-Angle Control Device, Display Apparatus, Method for Controlling Viewing-Angle Control Device, Viewing-Angle Control Program, and Storage Medium Storing the Program
JP5458524B2 (ja) 携帯端末
WO2005122119A1 (en) Display for a mobile terminal for wireless communication

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140210

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150331