JP2011242665A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】観察者に画像が暗いと感じさせないよう配慮しつつ、表示の平均の明るさを極力低くすることが可能となる画像表示装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイにおける各画素の輝度を調節して画像を表示させる、画像表示装置であって、前記各画素の輝度に対して、前記ディスプレイ上の位置に応じた重み付けを行う、重み付け部を備え、前記重み付けにおけるウェイトは、前記ディスプレイの中央から外縁へ向かうにつれて小さくなるように、設定されている画像表示装置とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、ディスプレイにおける各画素の輝度を調節して画像を表示する、画像表示装置に関する。
近年、環境問題が重視される傾向にあり、各種電気機器の仕様について、消費電力の低減を実現するものが要望されている。このような事情は、テレビ受像機といった各種の画像表示装置についても該当する。
一般的に画像表示装置は、供給される電力を用いて発光し、得られた光を用いて画像を表示する。例えばプラズマディスプレイ装置の場合は、このような発光が画素ごとに行われる。また発光時間が画素ごとに調節され、発光時間が長いほど、その画素の見掛け上の輝度は高くなる。そして全体として画像が表示されるように、各画素の発光時間が調節される。なお、明るい画像を表示させるために、各画素の発光時間を長くすれば、その分、発光に必要な電力は増大することとなる。
液晶表示装置の場合は、供給される電力を用いてバックライトを発光させ、画素ごとにバックライトの透過度合を調節して、画像を表示させる。そのため、バックライトの輝度が高いほど、明るい画像を表示させることが可能となるが、この場合も、発光に必要な電力は増大する。このように、画像表示装置において画像の表示を明るくするためには、その分、発光に必要な電力は大きくなる。
特開2007−295358号公報
上述した通り、画像表示装置においては、表示を明るくするほど消費電力が大きくなる。そのため、消費電力を極力低減させるという観点からは、表示の明るさを出来るだけ低くすることが望まれる。例えば、プラズマディスプレイ装置の場合は、各画素の発光時間を短くすることにより、液晶表示装置の場合は、バックライトの輝度を抑えることにより、表示の明るさを極力低くすることが望まれる。
しかしその一方で、画像を表示させるにあたっては、観察者に画像が暗いと感じさせないよう配慮することも重要である。そのため、消費電力を低減させるべく、表示の明るさを低くするにあたっても、観察者に画像が暗いと感じさせないようにすることが望まれる。
本発明は上述した問題に鑑み、観察者に画像が暗いと感じさせないよう配慮しつつ、表示の平均の明るさを極力低くすることが可能となる画像表示装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像表示装置は、ディスプレイにおける各画素の輝度を調節して画像を表示させる、画像表示装置であって、前記各画素の輝度に対して、前記ディスプレイ上の位置に応じた重み付けを行う、重み付け部を備え、前記重み付けにおけるウェイトは、前記ディスプレイの中央から外縁へ向かうにつれて小さくなるように、設定されている構成とする。
ディスプレイに表示された画像を見る観察者は、通常、ディスプレイの中央に近い部分の輝度には比較的敏感となるが、ディスプレイの外縁に近い部分の輝度には比較的鈍感となる。そのため本構成によれば、観察者に画像が暗いと感じさせないよう配慮しつつ、表示の平均の明るさを極力低くすることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記ディスプレイは、電力を用いた発光を、前記画素ごとに別個に行うものであり、前記重み付け部は、前記ディスプレイの中央から外縁へ向かうにつれて小さくなるように、前記画素ごとに設定されたウェイト係数を記憶しており、前記各画素の輝度の値を表す画像データを受取って、該輝度の値の各々に前記ウェイト係数を乗じることにより、該画像データを補正する構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記ウェイト係数は、前記ディスプレイの中央から外縁へ向かうにつれて、変化率が徐々に大きくなるように設定されている構成としてもよい。また上記構成としてより具体的には、前記ディスプレイは、プラズマディスプレイである構成としてもよい。
また上記構成において、前記各画素のウェイト係数を定めるウェイトパターンの候補が複数種登録されており、前記候補のうちの何れを有効とするかが、ユーザの指示に従って決定される構成としてもよい。本構成によれば、画像の表示状態を、ユーザの好みに合わせることが可能となる。
また前記ディスプレイは液晶パネルによって形成されており、該液晶パネルの小分けされた各エリアに対応して、バックライトを発する発光装置が別個に備えられた、上記構成の画像表示装置において、前記重み付け部は、前記発光装置ごとに発光輝度を変えることにより、前記重み付けを行う構成としてもよい。
上述した通り、本発明に係る画像表示装置によれば、観察者に画像が暗いと感じさせないよう配慮しつつ、表示の平均の明るさを極力低くすることが可能となる。
第1実施形態に係る画像表示装置の構成図である。 ウェイトパターンの内容を表すグラフである。 ウェイトパターンの内容に関する説明図である。 重み付け前画像データについての説明図である。 重み付け済み画像データについての説明図である。 ウェイトパターンの内容を表すグラフである。 ウェイトパターンの内容を表すグラフである。 第2実施形態に係る画像表示装置の構成図である。 液晶パネルとエリア駆動型バックライトの構成図である。
本発明の実施形態について、第1実施形態と第2実施形態を例に挙げて、以下に詳細に説明する。
1.第1実施形態
まず、本発明の一実施形態である、第1実施形態について説明する。
[画像表示装置の構成等について]
図1は、本実施形態に係る画像表示装置の構成図である。本図に示すように、当該画像表示装置1は、端子群11、セレクタ12、画像データ処理回路13、重み付け回路14、PDP[Plasma Display Panel]ドライバ15、PDP16、制御部17、および操作部18などを備えている。
端子群11は、外部から画像データの入力を受付けるための、複数の端子から形成されている。なお画像データは、画像を形成する複数画素の各々の輝度値を含んだデータであり、ひいては、ある画像(静止画、或いは、動画の各フレーム)を特定するデータである。なお輝度値は、その画素の輝度を表す値であり、例えば、基準となる輝度に対する比で表される。
また端子群11には、様々な種類の端子を設けておくことが可能である。一例としては、アンテナに接続されてテレビ放送の信号が入力されるアンテナ端子、主にパーソナルコンピュータに接続されるPC端子、およびHDMI規格に準拠したHDMI端子などを設けておくことが可能である。なおアンテナ端子を設ける場合は、その後段側に、所望のチャンネルを選局するためのチューナを設けておくことが望ましい。
セレクタ12は、前段側が、端子群11における各端子に接続され、後段側が、画像データ処理回路13に接続されている。そしてセレクタ12は、各端子の何れか一つを、画像データ処理回路13に接続する。何れの端子を接続するかは、制御部17の指示に従って、切替えられるようになっている。これにより、各端子のうちの何れか一つが有効に設定され、この端子に入力された画像データが、画像データ処理回路13に送出されることとなる。
画像データ処理回路13は、前段側から受取った画像データに各種処理を施し、当該処理の施された画像データを、後段側に送出する。画像データ処理回路13が実行する処理の種類については、様々な形態としておくことが可能である。
一例としては、A/D変換、デコード処理、IP変換、フレームレート変換、フォーマット変換、および画質調整の各処理のうちの、全部または一部が実行されるようにしておくことが可能である。なお画像データ処理回路13によって各処理の施された画像データは、PDP16が有する画素の各々に対応した、輝度値を含むデータとなっている。
重み付け回路14は、画像データ処理回路13から受取った画像データの各輝度値に対して、重み付けを実行する。なお、当該重み付けがどのように実行されるかについては、改めて詳細に説明する。当該重み付けのなされた画像データは、PDPドライバ15に送出される。なお以下、当該重み付けがなされる直前の画像データを、便宜的に「重み付け前画像データ」と称し、当該重み付けがなされた後の画像データを、「重み付け済み画像データ」と称することがある。
PDPドライバ15は、重み付け済み画像データに基づいてPDP16を制御する。すなわちPDPドライバ15は、PDP16の有する各画素が、重み付け済み画像データに応じた輝度で発光するように、PDP16を制御する。
PDP16は、例えばハイビジョン用の1920×1080ドットのカラー画素(RGB各色の画素)が設けられた、一般的なPDPとして形成されている。ただし画素の数や種類などについては、他の態様であっても構わない。
なおPDP16には、プラズマを構成するガスの詰まった放電セルが、画素ごとに設けられている。放電セルに電力が供給されると、放電によってプラズマが生じ、その放電セルに対応する画素が発光することとなる。このようにPDP16は、電力を用いた発光を、画素ごとに別個に行うようになっている。
また画素の発光輝度(見掛け上の輝度)は、その画素の発光時間に応じたものとなる。そのため画素の発光輝度を高くするためには、その分だけ、その画素の放電セルに供給する電力(1フレームあたりの平均値)を大きくする必要がある。また逆に言えば、画素の発光輝度を低くする場合は、その分だけ、その画素の放電セルに供給する電力(画像表示装置1の消費電力の一部と見ることができる)を小さくすることが出来る。
制御部17は、例えばCPUによって形成されており、画像表示装置1が適切に動作するように、画像表示装置1の各部を制御する。また操作部18は、例えばリモートコントロール装置やボタンスイッチにより形成されており、ユーザによる操作を受付けて、この操作を表す情報を制御部17に送出する。これにより制御部17は、各部の制御動作を行うにあたり、ユーザの意図を反映させることが可能となっている。
画像表示装置1は上述した通りの構成となっており、外部から入力された画像データに各種の処理を施し、この画像データを用いて、PDP16の画面(以下、「ディスプレイ」と称することがある)に画像を表示させる。
[重み付けの具体的内容について]
先述した通り、重み付け回路14は、重み付け前画像データの各輝度値に対して重み付けを実行し、重み付け済み画像データを生成するようになっている。ここで当該重み付けは、重み付け回路14が予め記憶しているウェイトパターンに基づいて実行される。
このウェイトパターンは、ディスプレイにおける画素ごとに設定されたウェイト係数(重みを表す係数)の各々を表す情報である。なおディスプレイ上での各画素の位置は固定されているため、ウェイト係数は、ディスプレイ上の位置に応じて設定されていると見ることも出来る。そして当該重み付けは、重み付け前画像データに含まれる各画素の輝度値に、その画素に対応したウェイト係数を乗じることで実現される。
ウェイトパターンによれば、ウェイト係数は、画像の中央から外縁へ向かうにつれて、小さくなるように設定されている。より具体的には、ウェイト係数は、図2のグラフで示す内容に設定されている。
なお図2において、横軸は、画像の中央から外縁へ向かうあらゆる方向(図3に矢印で示すように、360度にわたる各方向)についての位置を表す指標として、ディスプレイの中央からの距離を、ディスプレイの中央から外縁までの距離で除した値を表している。また同じく縦軸は、ウェイト係数を表している。
図2によれば、画像の中央におけるウェイト係数は、100%となっており、画像の外縁におけるウェイト係数は、100%より小さいW%(以下の説明では、一例として80%であるとする)となっている。このようなウェイトパターンに従って輝度値の重み付けが実行されると、画像の外縁に近い部分に重点をおいて、輝度が低くなるように調整される。
図4は重み付け前画像データの輝度の状態を、図5は重み付け済み画像データの輝度の状態を、それぞれ表したものである。なおこれらの図において示した各値は、重み付け前画像データを基準としたときの、輝度の比を表している。
図5に示すように、重み付け済み画像データにおいては、画像中央の一定範囲を占めるエリアA1が、重み付け前画像データに比べて輝度が殆ど変わらないエリア(95%以上を維持)となっている。またエリアA1の周囲は、エリアA1に比べてやや輝度が低く調整されたエリアA2となっている。またエリアA2の周囲は、エリアA2に比べてやや輝度が低く調整された領域A3となっている。そしてエリアA3の周囲は、エリアA3に比べてやや輝度が低く調整された領域A4となっている。
[重み付けによる効果について]
図5などから明らかであるように、重み付け済み画像データが表す輝度の平均値は、重み付け前画像データのものに比べて、小さくなっている。そのため、重み付け済み画像データに基づいてディスプレイに画像を表示させるケースと、重み付け前画像データに基づいてディスプレイに画像を表示させると仮定したケースとを比べると、前者の方が、画像表示に必要となる電力は小さくなる。
このことから、上述した重み付けを行うことは、画像表示装置1における消費電力の削減に貢献するということが出来る。なお図5に示す形態で表示を行う場合、図4に示す形態で表示を行う場合に比べ、10%程度の消費電力の削減が見込まれる。
ところで、画像表示装置1における消費電力の削減は、先述した重み付けを行うことなく、例えば、全ての画素の輝度を一律に低く調整することによっても、実現可能であるように見える。しかしこのようにする場合、観察者は、輝度を低くしたことに伴う画像の暗さを、比較的感じ易くなる。そのため、観察者に違和感を与えないよう配慮すると、あまり輝度を低くすることは出来ず、削減できる消費電力も少なくなる。
この点、本実施形態では、ディスプレイ上の位置に応じた重み付けを行うことにより、輝度を低くしたことに伴う画像の暗さを、観察者に極力感じさせないようにすることが可能となっている。すなわち、ディスプレイに画像が表示された場合、観察者は通常、出来るだけ画像全体が視野に入るようにする。その結果、観察者の視点は、ディスプレイの中央に近い部分に集中する一方、ディスプレイの外縁に近い部分は、観察者の視点から遠くなる。
そのため図5に示す形態での画像表示がなされた場合には、観察者は、第1エリアA1のように、ディスプレイの中央に近い部分の輝度には比較的敏感となるが、第4エリアA4のように、ディスプレイの外縁に近い部分の輝度には比較的鈍感となる。その結果、図5に示す形態で表示がなされた場合であっても、観察者にとっては、図4に示す形態で表示がなされた場合に比べ、明るさの点で殆ど遜色の無い画像が表示されていると感じられる。
このように本実施形態では、観察者に画像が暗いと感じさせないよう配慮しつつ、PDP16が有する各画素の輝度を、極力低くすることが可能となっている。
[ウェイトパターンの内容について]
先述したウェイトパターンの内容については、図2に示したものに限られない。例えば、ウェイトパターンの内容としては、図6に示したものや、図7に示したものとすることも可能である。
図2に示す内容のウェイトパターンは、ウェイト係数が、ディスプレイの中央から外縁に向かって放物線を描くように設定されている。換言すれば、ディスプレイの中央から外縁へ向かうにつれて、ウェイト係数の変化率が徐々に大きくなるように設定されている。そのため当該ウェイトパターンによれば、ディスプレイに表示される画像の輝度は、中央から外縁へ向かって滑らかに変化する状態となり、観察者に出来るだけ違和感を与えないようにすることが可能である。
図6に示す内容のウェイトパターンは、ディスプレイの中央に位置する一定領域では、ウェイト係数は100%に固定されており、この一定領域の外側では、ウェイト係数はディスプレイの外縁に向かうにつれて徐々に小さくなっている。このウェイトパターンが採用される場合は、図2に示す内容のウェイトパターンが採用される場合に比べて、消費電力の削減量は小さくなる傾向にあるが、観察者に、画像の暗さを感じ難くさせることが可能となる。
また図7に示す内容のウェイトパターンは、ディスプレイ中央からディスプレイの外縁に向かうにつれて、同じ変化率で、ウェイト係数が小さくなっている。このウェイトパターンが採用される場合は、図2に示す内容のウェイトパターンが採用される場合に比べて、観察者が画像の暗さを感じ易くなる傾向にあるが、消費電力の削減量を小さくすることが容易となる。
また画像表示装置1において、ウェイトパターンの候補を複数種登録しておくようにしておいても良い。そして当該候補のうちの何れを有効とするかが、適宜、ユーザの指示に従って決定されるようにしておいても良い。
また、ウェイトパターンの内容(ウェイト係数の変化率など)が、ユーザの指示に従って更新されるようにしても良い。このようにすれば、画像の表示状態を、ユーザの好みに合わせることが可能となる。
なお、重み付け前画像データにおける輝度のレベルが一定値より高い場合、重み付けの処理が実行されても、消費電力の低減という効果が得られないことがある。しかしこの場合、重み付けの処理が実行されることによって、ディスプレイの中央に近い部分(観察者の視点が集中する部分)の輝度が、相対的に高められる。その結果、観察者にとっては、全体として輝度が上がったように感じることができる。
2.第2実施形態
次に、本発明の他の実施形態(第2実施形態)について説明する。なお説明にあたっては、第1実施形態とは異なる部分に重点を置き、第1実施形態と共通する部分については、説明を省略することがある。
図8は、本実施形態に係る画像表示装置の構成図である。本図に示すように、当該画像表示装置1は、端子群11、セレクタ12、画像データ処理回路13、制御部17、操作部18、LCDドライバ21、液晶パネル22、およびエリア駆動型バックライト23などを備えている。なお、端子群11、セレクタ12、画像データ処理回路13、制御部17(動作内容を除く)、および操作部18の構成については、基本的に第1実施形態のものと同等である。
LCDドライバ21は、画像データ処理回路13から受取った画像データ(液晶パネル22が有する画素の各々に対応した、輝度値を含むデータとなっている)に基づいて、液晶パネル22を制御する。すなわちLCDドライバ21は、液晶パネル22の各画素における光(バックライト)の透過度合を、当該画像データに応じて制御する。
液晶パネル22は、例えばハイビジョン用の1920×1080ドットのカラー画素(RGB各色の画素)が設けられた、一般的な液晶パネルとして形成されている。ただし画素の数や種類などについては、他の態様であっても構わない。周知の通り、液晶パネルは、それ自体が発光するものではなく、光の透過度合の調節によって画像を表示する。
エリア駆動型バックライト23は、液晶パネル22の裏側に設置され、バックライトを発する装置である。バックライトは、画像を表示させるべき期間において、液晶パネル22に向けて継続的に発せられる。またエリア駆動型バックライト23は、液晶パネル22の小分けされた各エリアに対応して、バックライトの発光輝度を別個に設定することが可能となっている。この点について、図9を参照しながらより詳細に説明する。
図9は、液晶パネル22とエリア駆動型バックライト23の、模式的な構成図である。本図に示すように、エリア駆動型バックライト23は、全体として平板の形状となっており、液晶パネル22に向い合うように配置されている。そして発光装置23aの複数個(ここでは、B0〜B8の9個)が、この平板の表面に、ほぼ等間隔で設置されている。
各発光装置23aは、例えば、R・G・Bの各色のLEDからなるLEDユニット(全体として白色に発光するようにしたもの)および導光板によって形成されている。各発光装置23aは、互いに独立した輝度で発光することが可能となっており、それぞれの輝度は制御部17によって制御される。
また液晶パネル22を、図9で示すようにP0〜P8の9個のエリア22aに分割して見れば、各発光装置23aは、何れかのエリア22aのほぼ真裏に配置されている。より具体的には、Bn(nは0〜8)の発光装置23aは、Pnのエリア22aのほぼ真裏に配置されている。そのため、Bnの発光装置23aが高い輝度で発光するほど、主にPnのエリア22aにおいて、画像が明るく表示されることになる。このようにBnの発光装置23aは、Pnのエリア22aに対応するように設けられており、各エリア22aに対応して、バックライトの輝度を別個に設定することが可能となっている。
そして制御部17は、各発光装置23aの発光輝度を制御するにあたり、P0のエリア(液晶パネル22の中央に位置するエリア)に対応したB0の発光装置23aについては、発光輝度を所定値α1とする。その一方で、他のエリア(P0の外側に位置するエリア)に対応したB1〜B8の各発光装置23aについては、発光輝度を、α1よりも小さい所定値α2(例えば、α1の90%程度)とする。
その結果、全ての発光装置23aの発光輝度をα1とする場合に比べて、画像表示に必要となる電力は小さくなる。このことから、各発光装置23aの発光輝度について重み付けを行うことは、画像表示装置1における消費電力の削減に貢献するということが出来る。
なお、本実施形態では、全ての発光装置23aの発光輝度を一律に低く調整することとせず、ディスプレイの外縁に近い部分の発光輝度を、ディスプレイの中央に近い部分のものに比べて小さくしている。そのため、第1実施形態の場合と同様に、観察者に画像が暗いと感じさせないよう配慮しつつ、エリア駆動型バックライト23(光源)の輝度を、極力低くすることが可能となっている。
このように本実施形態の画像表示装置1は、第1実施形態における重み付けと同趣旨の処理を、発光装置23aごとに発光輝度を変えることによって、実現するようになっている。なお発光装置23aの個数や配置形態などは、上述したものに限らず、種々の態様とすることが可能である。
3.その他
以上に説明した通り、各実施形態に係る画像表示装置1は、ディスプレイにおける各画素の輝度を調節して画像を表示させるものとなっている。そして画像表示装置1は、各画素の輝度に対して、ディスプレイ上の位置に応じた重み付けを行う機能部(重み付け部)を備え、この重み付けにおけるウェイトは、ディスプレイの中央から外縁へ向かうにつれて小さくなるように設定されている。
ディスプレイに表示された画像を見る観察者は、通常、ディスプレイの中央に近い部分の輝度には比較的敏感となるが、ディスプレイの外縁に近い部分の輝度には比較的鈍感となる。そのため画像表示装置1によれば、観察者に画像が暗いと感じさせないよう配慮しつつ、表示の平均の明るさを極力低くし、その結果、消費電力を極力抑えることが可能となっている。
なお、「中央から外縁へ向かうにつれて小さくなる」という状態は、中央から外縁に向かって値が単調減少する状態だけでなく、図6に示すもののように、一部の区間で値が変化しない状態も含まれるものとする。また、重み付けの方式としては、本実施形態のようにウェイト係数を乗じる態様の他、種々の態様の方式を採用することが可能である。
また第1実施形態に係る画像表示装置1は、ディスプレイとしてプラズマディスプレイ(電力を用いた発光を、画素ごとに別個に行うタイプのもの)が採用されているとともに、ディスプレイの中央から外縁へ向かうにつれて小さくなるように、画素ごとに設定されたウェイト係数を記憶している。そして重み付け回路14は、重み付け前画像データ(各画素の輝度の値を表す画像データ)を受取って、これらの輝度の値にウェイト係数を乗じることにより、重み付け済み画像データを生成する(重み付け前画像データを補正する)ようになっている。
また第2実施形態に係る画像表示装置1は、ディスプレイとして液晶パネル22が採用されており、この液晶パネルの小分けされた各エリア22aに対応して、バックライトを発する発光装置23aが、別個に備えられている。そしてこの画像表示装置1は、発光装置23aごとに発光輝度を変えることにより、重み付けを行うようになっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
本発明は、各種の画像表示装置に利用することができる。
1 画像表示装置
11 端子群
12 セレクタ
13 画像データ処理回路
14 重み付け回路
15 PDPドライバ
16 PDP
17 制御部
18 操作部
21 LCDドライバ
22 液晶パネル
22a エリア
23 エリア駆動型バックライト
23a 発光装置

Claims (6)

  1. ディスプレイにおける各画素の輝度を調節して画像を表示させる、画像表示装置であって、
    前記各画素の輝度に対して、前記ディスプレイ上の位置に応じた重み付けを行う、重み付け部を備え、
    前記重み付けにおけるウェイトは、
    前記ディスプレイの中央から外縁へ向かうにつれて小さくなるように、設定されていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記ディスプレイは、
    電力を用いた発光を、前記画素ごとに別個に行うものであり、
    前記重み付け部は、
    前記ディスプレイの中央から外縁へ向かうにつれて小さくなるように、前記画素ごとに設定されたウェイト係数を記憶しており、
    前記各画素の輝度の値を表す画像データを受取って、該輝度の値の各々に前記ウェイト係数を乗じることにより、該画像データを補正することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記ウェイト係数は、
    前記ディスプレイの中央から外縁へ向かうにつれて、変化率が徐々に大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ディスプレイは、プラズマディスプレイであることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記各画素のウェイト係数を定めるウェイトパターンの候補が複数種登録されており、
    前記候補のうちの何れを有効とするかが、ユーザの指示に従って決定されることを特徴とする請求項2から請求項4の何れかに記載の画像表示装置。
  6. 前記ディスプレイは液晶パネルによって形成されており、該液晶パネルの小分けされた各エリアに対応して、バックライトを発する発光装置が別個に備えられた請求項1に記載の画像表示装置であって、
    前記重み付け部は、
    前記発光装置ごとに発光輝度を変えることにより、前記重み付けを行うことを特徴とする画像表示装置。
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