JP2006267314A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示装置を構成する表示ユニットを交換した時に、輝度の変換データや色度の変換データを全て書き換えなくても、表示装置の色調を再調整できるようにする。
また、複数個の表示ユニットを組み合わせて表示モジュールを構成する場合に、表示モジュールを構成する全ての発光素子に対する輝度と色度の調整を容易にする。
【解決手段】 表示モジュール全体の輝度と色度を変換する第1の色変換手段(22)と、表示ユニット内の輝度と色度を変換する第2の色変換手段(32)とを備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の表示ユニットで以て画面ないしは表示部(表示モジュール)が構成される表示装置に関し、特に上記表示部全体の色調を均一化する技術に関する。
従来の表示装置では、画素毎の色度を均一にするために、色調を補正したい発光素子に供給されている補正電流の一部を、同じ画素内の他のいずれか1つの発光素子に切り替えて供給するようにしている(例えば特許文献1)。
特開2003−99003号公報(図3)
このような表示装置にあっては、表示装置を構成する発光素子の1つが故障したり劣化したりした際に、表示装置を構成する表示ユニットを新品と交換して再度表示装置全体の色調を調整しなくてはならない時に、表示装置を構成する発光素子の全てに対する調整を行う必要がある。そのために、輝度の変換データや色度の変換データを全て書き換えなくてはならないという問題点があった。
また、複数個の表示ユニットを組み合わせて表示モジュールを構成する場合に、表示モジュールを構成する全ての発光素子に対して輝度と色度を調整する必要があるので、調整が困難になるという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、表示ユニットを交換した時に、輝度の変換データや色度の変換データを全て書き換えなくても、表示装置の色調を再調整できるようにすることを第一の目的としている。
さらに、この発明は、複数個の表示ユニットを組み合わせて表示モジュールを構成する場合に、表示モジュールを構成する全ての発光素子に対する輝度と色度の調整を容易にすることを第二の目的としている。
本発明は、複数個の表示ユニットが配列されて表示モジュールを構成する表示装置であって、前記表示ユニットの表示特性情報に基づいて表示ユニット毎に求められ、表示ユニット間に発生する色のばらつきをなくすことを目的とした第1の色変換用のパラメータを含む情報を格納する第1の記憶手段と、画像データ及び前記第1の色変換用のパラメータを取得し、前記画像データを前記第1の色変換用のパラメータに基づいて色変換して、第1の色変換後の画像データを出力する第1の色変換手段とを備え、前記表示ユニットの各々が、複数の色調の発光素子が画素毎に配置されている発光部と、前記発光素子の色彩特性情報に基づいて画素毎に求められ、表示ユニット内部に発生する色のばらつきをなくすことを目的とした第2の色変換用のパラメータを含む情報を格納する第2の記憶手段と、前記第1の色変換後の画像データ及び前記第2の色変換用のパラメータを取得し、前記第1の色変換後の画像データを前記第2の色変換用のパラメータに基づいて色変換する第2の色変換手段とを備えることを特徴とする表示装置を提供する。
請求項1に係る発明によれば、表示モジュール(20)に対して第1の色変換手段(22)を備え、表示ユニット(30a、30b)内に第2の色変換手段(32)を備えることにより、表示ユニット(30a、30b)を交換した時に、第1の色変換パラメータ(P1)と、交換した表示ユニットに備えられた第2の色変換パラメータ(P2)を書き換えるだけで、表示装置の色調を再調整できる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
(A) 表示装置1000の構成
図1は本発明の実施の形態1の表示装置1000を示す模式的な構成図である。
図1に示される表示装置1000は、表示モジュール20と、表示モジュール20の外部に配置された画像データ生成部10とを備える。
表示モジュール20は、例えばマトリックス状に配置された表示ユニット30a〜30iと、表示ユニット30a〜30iの外部に配置された画像データ受信部21と、第1の色変換手段22と、第1の記憶手段23と、画像データ送信部24とを備える。
図示の例では、9個の表示ユニット30a〜30iが3行3列のマトリクスをなすように配列されているが、行数、列数はそれぞれ3以外であっても良く、互いに異なっていても良い。
表示ユニット30a〜30iの各々は、互いに同一の構成を有し、図2に示されるように、画像データ受信部31と、第2の色変換手段32と、第2の記憶手段33と、画像データ変換部34と、駆動部35と、発光部36とを備える。
発光部36は、マトリクス状に配列された複数の画素が成り、各画素が複数の互いに異なる色調の発光素子から成る。各画素は例えば、1個の赤色の発光素子と、1個の緑色の発光素子と、1個の青色の発光素子とから成る。各発光素子は例えば発光ダイオード(LED)で構成される。なお、上記のように、各画素が複数の発光素子からなる構成とする代わりに、各画素が一つの発光素子からなる構成の場合にも本発明を適用することができる。
表示ユニット30a〜30i又は表示装置1000の表示光を発する。
図3に、赤色、緑色及び青色の色調の発光ダイオードLR、LG、LBで構成された画素PXの一例を示す。
図示の画素が複数個、例えばマトリクス状に配置され、各画素の各色のLEDに流す電流を調整することにより、各画素に所望の色を表示させている。
図1に示される第1の色変換手段22は、表示ユニット30a〜30i相互間に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的とした、輝度及び色度の変換を行うものであり、第1の記憶手段23には、第1の色変換手段22で行う色変換(輝度及び色度の変換)のためのパラメータ(第1の輝度色度変換パラメータ)P1を含む情報が格納されている。第1の色変換用のパラメータP1は、表示ユニット30a〜30i相互間に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的としたもので、表示ユニット30〜30iの表示特性情報に基づいて表示ユニット毎に求められたものである。
図2に示される第2の色変換手段32は、表示ユニット30a〜30iの各々の内部に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的とした、輝度及び色度の変換を行うものであり、第2の記憶手段33には、第2の色変換手段32で行う色変換(輝度及び色度の変換)のためのパラメータ(第2の輝度色度変換パラメータ)P2を含む情報が格納されている。第2の輝度色度変換パラメータP2は、表示ユニット30a〜30iの各々の内部に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的とし、発光素子の色彩特性情報に基づいて画素毎に求められたものである。
画像データ受信部21は、画像データ生成部10から伝送ライン10Lを介して供給される画像データDを受信して第1の色変換手段22へ受け渡し、これとともに、画像データ受信部21内で生成した表示ユニットの機器番号I1を第1の記憶手段23に送信する。
第1の色変換手段22は、画像データDと共に第1の記憶手段23が送信する表示ユニットの機器番号I1とそれに対応する第1の輝度色度変換パラメータP1を受信する。
そして、第1の輝度色度変換パラメータP1に基づいて画像データDの輝度と色度を変換し、変換後の画像データ(「第1の色変換後の画像データ」と言うことがある)D1と表示ユニットの機器番号I1を画像データ送信部24に出力する。
画像データ送信部24は、画像データD1を、表示ユニット30a〜30iの中で、表示ユニットの機器番号I1に該当するものに送信する。
第1の輝度色度変換パラメータP1を用いて画像データDを画像データD1に変換することで、画像データDを表示モジュール20に出力させた時に表示ユニット30a〜30i間で発生する輝度と色度のばらつきをなくすことができる。なお、第1の記憶手段23に記憶されている第1の輝度色度変換パラメータP1は、表示ユニットの機器番号I1に応じて切り替えられるような構成になっている。
表示ユニットの機器番号I1に該当する表示ユニット30a〜30i内部の画像データ受信部31は、画像データD1を受信して第2の色変換手段32へ受け渡し、これとともに、画像データ受信部31内で発生した発光部36の画素番号K2を第2の記憶手段33に送信する。第2の色変換手段32は、画像データD1と共に第2の記憶手段33が送信する発光部36の画素番号K2とそれに対応する第2の輝度色度変換パラメータP2を受信する。そして、第2の輝度色度変換パラメータP2に基づいて画像データD1の輝度と色度を変換し、変換後の画像データ(「第2の色変換後の画像データ」と言うことがある)D2と発光部36の画素番号K2を出力する。画像データ変換部34は画像データD2と発光部36の画素番号K2を受信して、画像データD2を発光部36の表示素子(ここではLED)に適した駆動信号D3に変換し、これと発光部36の画素番号K2を出力する。駆動部35は、駆動信号D3に基づいて、発光部36を構成する発光素子の中で発光部36の画素番号K2に該当するものを駆動する。
第2の輝度色度変換パラメータP2を用いて画像データD1を画像データD2に変換することで、画像データD1を表示ユニット30a〜30iに出力させた時に表示ユニット30a〜30i内部で発生する輝度と色度のばらつきをなくすことができる。なお、第2の記憶手段33に記憶されている第2の輝度色度変換パラメータP2は、発光部36の画素番号K2毎に切り替えられるような構成になっている。
以上に示したように、表示ユニット30a〜30iの各々に第2の色変換手段32を備えることにより、表示ユニット30a〜30iのいずれかを交換した時に、第1の輝度色度変換パラメータP1と、交換した表示ユニット(30a〜30iのいずれか)に備えられた第2の輝度色度変換パラメータP2を書き換えるだけで、表示装置1000の色調を再調整できる。
(A−1) 画像データ生成部10の構成
図4に画像データ生成部10の模式的な構成図を示す。画像データ生成部10は、アナログ−デジタル変換部(以下「A/D変換部」とも呼ぶ。また図中では「A/D」と記す)11と、画像信号処理部12と、画像データ送信部13とを備える。
画像データ生成部10へ入力されたアナログの画像信号Sは、まずA/D変換部11によりデジタル信号に変換される。そして、デジタル変換後の画像データに対して、画像信号処理部12が入力信号の特性又は表示ユニット30a〜30iの特性に合わせてγ変換や解像度変換等のデジタル画像処理を行う。その後、画像データ送信部13は、画像データDを伝送ライン10Lを介して表示モジュール20へ送信する。
(B) 第2の色変換手段32における輝度色度変換方法
ここでは、式(1)に示すように、3×1の行列の形で表された画像データD1を、3×3の行列Hで変換することで、3×1の行列の形で表された画像データD2を導出する。式(1)で、Rは画像データD1の赤色の信号値であり、Gは画像データD1の緑色の信号値であり、Bは画像データD1の青色の信号値であり、Rは画像データD2の赤色の信号値であり、Gは画像データD2の緑色の信号値であり、Bは画像データD2の青色の信号値である。
Figure 2006267314
(C) 第2の輝度色度変換パラメータP2の設定方法
式(1)で、3×3の行列Hで画像データを変換するためには、第2の輝度色度変換パラメータP2を3×3の行列Hで表す必要がある。以下、その設定方法について説明する。
3×3の行列Hは式(2)のように設定される。式(2)で、XRmeas,YRmeas,ZRmeasは発光部36を構成する赤色の発光素子の発光量を最大にして、緑色及び青色の発光素子の発光量をゼロにした場合の三刺激値の測定値であり、XGmeas,YGmeas,ZGmeasは発光部36を構成する緑色の発光素子の発光量を最大にして、赤色及び青色の発光素子の発光量をゼロにした場合の三刺激値の測定値であり、XBmeas,YBmeas,ZBmeasは発光部36を構成する青色の発光素子の発光量を最大にして、赤色及び緑色の発光素子の発光量をゼロにした場合の三刺激値の測定値であり、XRtarget2,YRtarget2,ZRtarget2は赤色の表示ユニット30a〜30i内部のターゲット色の三刺激値であり、XGtarget2,YGtarget2,ZGtarget2は緑色の表示ユニット30a〜30i内部のターゲット色の三刺激値であり、XBtarget2,YBtarget2,ZBtarget2は青色の表示ユニット30a〜30i内部のターゲット色の三刺激値である。
Figure 2006267314
式(2)で、XRmeas,YRmeas,ZRmeas,XGmeas,YGmeas,ZGmeas,XBmeas,YBmeas,ZBmeasは、発光部36の画素番号K2毎に異なる値をとる。このため、第2の輝度色度変換パラメータP2は発光部36の画素番号K2毎に異なる行列をとるので、発光部36の画素番号K2毎に第2の輝度色度変換パラメータP2を切り替える必要がある。
(D) 第1の色変換手段22における輝度色度変換方法
ここでは、式(3)に示すように、3×1の行列の形で表された画像データDを、3×3の行列Hで変換することで、3×1の行列の形で表された画像データD1を導出する。式(3)で、Rは画像データDの赤色の信号値であり、Gは画像データDの緑色の信号値であり、Bは画像データDの青色の信号値であり、Rは画像データD1の赤色の信号値であり、Gは画像データD1の緑色の信号値であり、Bは画像データD1の青色の信号値である。
Figure 2006267314
(E)第1の輝度色度変換パラメータP1の設定方法
式(3)で、3×3の行列Hで画像データを変換するためには、第1の輝度色度変換パラメータP1を3×3の行列Hで表す必要がある。以下、その設定方法について説明する。
3×3の行列Hは式(4)のように設定される。式(4)で、XRtarget2,YRtarget2,ZRtarget2は赤色の表示ユニット30a〜30i内部のターゲット色の三刺激値であり、XGtarget2,YGtarget2,ZGtarget2は緑色の表示ユニット30a〜30i内部のターゲット色の三刺激値であり、XBtarget2,YBtarget2,ZBtarget2は青色の表示ユニット30a〜30i内部のターゲット色の三刺激値であり、XRtarget1,YRtarget1,ZRtarget1は赤色の表示ユニット30a〜30i間のターゲット色の三刺激値であり、XGtarget1,YGtarget1,ZGtarget1は緑色の表示ユニット30a〜30i間のターゲット色の三刺激値であり、XBtarget1,YBtarget1,ZBtarget1は青色の表示ユニット30a〜30i間のターゲット色の三刺激値である。
Figure 2006267314
表示ユニット30a〜30i間で輝度と色度の変換をした後に、表示ユニット30a〜30i内部で輝度と色度の変換をする。このため、式(4)に示すように、3×3の行列Hは、表示ユニット30a〜30i内部のターゲット色の三刺激値と表示ユニット30a〜30i間のターゲット色の三刺激値で構成される。
式(4)で、XRtarget2,YRtarget2,ZRtarget2,XGtarget2,YGtarget2,ZGtarget2,XBtarget2,YBtarget2,ZBtarget2は、表示ユニット30a〜30i毎に異なる値をとる。このため、第1の輝度色度変換パラメータP1は表示ユニット30a〜30i毎に異なる行列をとるので、表示ユニット30a〜30i毎に第1の輝度色度変換パラメータP1を切り替える必要がある。
また、表示ユニット30a〜30iの中で、一つの表示ユニット(例えば30a)を交換する時に、表示ユニット30a〜30i間のターゲット色の三刺激値を変えない場合、第1の輝度色度変換パラメータP1の中で書き換える必要のある部分は、表示ユニット30aの機器番号I1に対応する部分のみである。
このように、表示モジュール20に対して第1の色変換手段22を備え、表示ユニット30a〜30i内に第2の色変換手段32を備えることにより、表示モジュール20全体の輝度と色度を調整でき、表示装置1000全体として均一な色調の画像を得ることができる。
また、表示ユニット30a〜30i毎に第2の色変換手段32を備えることにより、表示ユニット30a〜30iのいずれを交換した時に、第1の輝度色度変換パラメータP1と、交換した表示ユニット(30a〜30iのいずれか)に備えられた第2の輝度色度変換パラメータP2を書き換えるだけで、表示装置1000の色調を再調整できる。
この効果により、例えば、工場や実験室内で交換する表示ユニット(例えば30a)内部の輝度と色度を調整した上で、その表示ユニット(30a)を据え付け場所に持って行き、表示モジュール20に組み込んでから、表示モジュール20全体の輝度と色度を調整することも可能になる。
さらに、複数個の表示ユニット30a〜30iを組み合わせて表示モジュール20を構成する場合に、第2の色変換手段32で表示ユニット30a〜30i毎に輝度と色度を調整してから、表示ユニット30a〜30iを組み合わせて第1の色変換手段22で表示モジュール20全体の輝度と色度を調整ことが可能になり、表示モジュール20全体の輝度と色度を一括して調整する時と比較して、表示モジュール20全体の輝度と色度の調整が容易になる。
この効果により、例えば、工場や実験室内で表示ユニット30a〜30i内部の輝度と色度を調整した上で、表示ユニット30a〜30iを据え付け場所に持って行き、表示モジュール20を組み立ててから、表示モジュール20全体の輝度と色度を調整することも可能になる。
また、発光部36を構成する画素の個数等、組み合わせる表示ユニット30a〜30iの構成に関わらず、表示モジュール20全体の輝度と色度を調整することが容易となる。
以上のように、実施の形態1の表示装置は、表示モジュール(20)に対して輝度及び色度の変換を行う第1の色変換手段(22)を備え、表示ユニット(30a〜30iのいずれか)内に輝度及び色度の変換を行う第2の色変換手段(32)を備えることにより、表示ユニット30a〜30iのいずれかを交換した時に、第1の輝度色度変換パラメータ(P1)と、交換した表示ユニット(30a〜30iのいずれか)に備えられた第2の輝度色度変換パラメータ(P2)を書き換えるだけで、表示装置の色調を再調整できる。
実施の形態2.
実施の形態1の表示装置1000においては、表示モジュール20内部に表示ユニット30a〜30iを1段だけ設けて、表示ユニット30a〜30i内部に第2の色変換手段32を設けたが、表示ユニットを複数段設けて、各段の表示ユニットに対して色変換手段を設けてもよい。以下、表示ユニットをN段(Nは2以上の整数)設けると仮定して、その具体的な方法について説明する。なお、以下の説明では、図1の表示装置1000との相違点を中心に述べるものとし、既述の構成要素と同等の構成要素には同一の符号を付してその説明を援用するに留める。
(A) 表示装置1000Bの構成
図5は本発明の実施の形態2の表示装置1000Bを示す模式的な構成図である。図5に示すように、表示装置1000Bは、表示モジュール20Bと、既述の画像データ生成部10とを備える。また、表示モジュール20Bは、例えばマトリックス状に配置された第1段の表示ユニット40a〜40iと、既述の画像データ受信部21と、既述の第1の色変換手段22と、既述の第1の記憶手段23と、既述の画像データ送信部24とを備える。
第n段(nは、1≦n≦N−1を満たす整数)の表示ユニット50a〜50iの各々は、図6に示すように、例えばマトリックス状に配置された第(n+1)段の表示ユニット60a〜60iと、既述の画像データ受信部41と、第(n+1)の色変換手段42と、第(n+1)の記憶手段43と、画像データ送信部44とを備える。
第N段の表示ユニット70a〜70iの各々は、図7に示すように、画像データ受信部51と、第(N+1)の色変換手段52と、第(N+1)の記憶手段53と、画像データ変換部54と、駆動部55と、発光部56を備える。
図5に示される第1の色変換手段22は、第1段の表示ユニット40a〜40i相互間に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的とした、輝度及び色度の変換を行うものであり、第1の記憶手段23には、第1の色変換手段22で行う色変換(輝度及び色度の変換)のためのパラメータ(第1の輝度色度変換パラメータ)P1を含む情報が格納されている。第1の色変換用のパラメータP1は、第1段の表示ユニット40a〜40i相互間に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的としたもので、表示ユニット40〜40iの表示特性情報に基づいて表示ユニット毎に求められたものである。
図6に示される第(n+1)の色変換手段42は、第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i相互間に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的とした、輝度及び色度の変換を行うものであり、第(n+1)の記憶手段43には、第(n+1)の色変換手段42で行う色変換(輝度及び色度の変換)のためのパラメータ(第(n+1)の輝度色度変換パラメータ)Poを含む情報が格納されている。第(n+1)の色変換用のパラメータ(Po)は、第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i相互間に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的としたもので、第(n+1)段の表示ユニット60a〜60iの表示特性情報に基づいて表示ユニット毎に求められたものである。
図7に示される第(N+1)の色変換手段52は、第N段の表示ユニット70a〜70iの各々の内部に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的とした、輝度及び色度の変換を行うものであり、第(N+1)の記憶手段53には、第(N+1)の色変換手段52で行う色変換(輝度及び色度の変換)のためのパラメータ(第(N+1)の輝度色度変換パラメータ)POを含む情報が格納されている。第(N+1)の輝度色度変換パラメータPOは、第N段の表示ユニット70a〜70iの各々の内部に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的とし、発光素子の色彩特性情報に基づいて画素毎に求められたものである。
(B) 第(N+1)の色変換手段52における輝度色度変換方法
ここでは、式(5)に示すように、3×1の行列の形で表された画像データDNを、3×3の行列HN+1で変換することで、3×1の行列の形で表された画像データDOを導出する。式(5)で、Rは画像データDNの赤色の信号値であり、Gは画像データDNの緑色の信号値であり、Bは画像データDNの青色の信号値であり、RN+1は画像データDOの赤色の信号値であり、GN+1は画像データDOの緑色の信号値であり、BN+1は画像データDOの青色の信号値である。
Figure 2006267314
(C) 第(N+1)の輝度色度変換パラメータPOの設定方法
式(5)で、3×3の行列HN+1で画像データを変換するためには、第(N+1)の輝度色度変換パラメータPOを3×3の行列HN+1で表す必要がある。以下、その設定方法について説明する。
3×3の行列HN+1は式(6)のように設定される。式(6)で、XRmeas,YRmeas,ZRmeasは発光部56を構成する赤色の発光素子の発光量を最大にして、緑色及び青色の発光素子の発光量をゼロにした場合の三刺激値の測定値であり、XGmeas,YGmeas,ZGmeasは発光部56を構成する緑色の発光素子の発光量を最大にして、赤色及び青色の発光素子の発光量をゼロにした場合の三刺激値の測定値であり、XBmeas,YBmeas,ZBmeasは発光部56を構成する青色の発光素子の発光量を最大にして、赤色及び緑色の発光素子の発光量をゼロにした場合の三刺激値の測定値であり、XRtargetN+1,YRtargetN+1,ZRtargetN+1は赤色の第N段の表示ユニット70a〜70i内部のターゲット色の三刺激値であり、XGtargetN+1,YGtargetN+1,ZGtargetN+1は緑色の第N段の表示ユニット70a〜70i内部のターゲット色の三刺激値であり、XBtargetN+1,YBtargetN+1,ZBtargetN+1は青色の第N段の表示ユニット70a〜70i内部のターゲット色の三刺激値である。
Figure 2006267314
式(6)で、XRmeas,YRmeas,ZRmeas,XGmeas,YGmeas,ZGmeas,XBmeas,YBmeas,ZBmeasは、発光部56の画素番号KO毎に異なる値をとる。このため、第(N+1)の輝度色度変換パラメータPOは発光部56の画素番号KO毎に異なる行列をとるので、発光部56の画素番号KO毎に第(N+1)の輝度色度変換パラメータPOを切り替える必要がある。
(D) 第(n+1)の色変換手段42における輝度色度変換方法
ここでは、式(7)に示すように、3×1の行列の形で表された画像データDを、3×3の行列Hで変換することで、3×1の行列の形で表された画像データD1を導出する。式(7)で、Rnは画像データDnの赤色の信号値であり、Gnは画像データDnの緑色の信号値であり、Bnは画像データDnの青色の信号値であり、Rn+1は画像データDoの赤色の信号値であり、Gn+1は画像データDoの緑色の信号値であり、Bn+1は画像データDoの青色の信号値である。
Figure 2006267314
(E) 第(n+1)の輝度色度変換パラメータPoの設定方法
式(7)で、3×3の行列Hn+1で画像データを変換するためには、第(n+1)の輝度色度変換パラメータPoを3×3の行列Hn+1で表す必要がある。以下、その設定方法について説明する。
3×3の行列Hn+1は式(8)のように設定される。式(8)で、XRtargetn+2,YRtargetn+2,ZRRtargetn+2は赤色の第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i内部のターゲット色の三刺激値であり、XGRtargetn+2,YGRtargetn+2,ZGRtargetn+2は緑色の第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i内部のターゲット色の三刺激値であり、XBRtargetn+2,YBRtargetn+2,ZBRtargetn+2は青色の第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i内部のターゲット色の三刺激値であり、XRRtargetn+1,YRRtargetn+1,ZRRtargetn+1は赤色の第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i間のターゲット色の三刺激値であり、XGRtargetn+1,YGRtargetn+1,ZGRtargetn+1は緑色の第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i間のターゲット色の三刺激値であり、XBRtargetn+1,YBRtargetn+1,ZBRtargetn+1は青色の第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i間のターゲット色の三刺激値である。
Figure 2006267314
第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i間で輝度と色度の変換をした後に第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i内部で輝度と色度の変換をする。このため、式(8)に示すように、3×3の行列Hn+1は、第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i内部のターゲット色の三刺激値と第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i間のターゲット色の三刺激値で構成される。
式(8)で、XRRtargetn+2,YRRtargetn+2,ZRRtargetn+2,XGRtargetn+2,YGRtargetn+2,ZGRtargetn+2,XBRtargetn+2,YBRtargetn+2,ZBRtargetn+2は、第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i毎に異なる値をとる。このため、第(n+1)の輝度色度変換パラメータPoは第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i毎に異なる行列をとるので、第(n+1)段の表示ユニット60a〜60i毎に第(n+1)の輝度色度変換パラメータPoを切り替える必要がある。
以上述べた実施の形態2の表示装置は、表示モジュールに対して輝度及び色度の変換を行う第1の色変換手段を備え、表示モジュール内部に備えられた複数段の表示ユニット各段に対して輝度及び色度の変換を行う色変換手段を備えることにより、第n段の表示ユニットを交換した時に、第nの輝度色度変換パラメータと、交換した第n段の表示ユニットに備えられた輝度色度変換パラメータを書き換えるだけで、表示装置の色調を再調整できる。
実施の形態3.
実施の形態1の表示装置1000では、表示ユニット30a〜30i内部に輝度と色度の変換を行う第2の色変換手段32を設けたが、代わりに、輝度の変換を行い色度の変換を行わない第2の色変換手段37を設けても良い。
すなわち、表示ユニット30a〜30i内部では輝度のみ変換する構成にすることも可能である。以下、その具体的な方法について説明する。
(A) 表示装置1000Cの構成
図8は本発明の実施の形態3の表示装置1000Cを示す模式的な構成図である。図8に示すように、表示装置1000Cは、表示モジュール20Cと、既述の画像データ生成部10とを備える。また、表示モジュール20Cは、例えばマトリックス状に配置された表示ユニット80a〜80iと、既述の画像データ受信部21と、既述の第1の色変換手段22と、既述の第1の記憶手段23と、既述の画像データ送信部24とを備える。
表示ユニット80a〜80iの各々は、図9に示されるように構成されている。図示の表示ユニットは、図2に示す表示ユニット(30a〜30iの各々)と同様であるが、第2の色変換手段32の代りに、第2の色変換手段37を備える。
図8に示される第1の色変換手段22は、表示ユニット80a〜80i相互間に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的とした、輝度および色度の変換を行うものであり、第1の記憶手段23には、第1の色変換手段22で行う色変換(輝度及び色度の変換)のためのパラメータ(第1の輝度色度変換パラメータ)P3が格納されている。第1の色変換用のパラメータP3は、表示ユニット80a〜80i相互間に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的としたもので、表示ユニット80〜80iの表示特性情報に基づいて表示ユニット毎に求められたものである。
図9に示される第2の色変換手段37は、表示ユニット80a〜80iの各々の内部に発生する輝度のばらつきをなくすことを目的とした、輝度のみの変換を行うものであり、第2の記憶手段33には、第2の色変換手段37で行う色変換(輝度の変換)のためのパラメータ(第2の輝度変換パラメータ)P4を含む情報が格納されている。第2の輝度色度変換パラメータP4は、表示ユニット80a〜80iの各々の内部に発生する輝度のばらつきをなくすことを目的とし、発光素子の色彩特性情報に基づいて画素毎に求められたものである。
表示ユニットの機器番号I1に該当する表示ユニット80a〜80i内部の画像データ受信部31は、画像データD1を受信して第2の色変換手段37へ受け渡し、これとともに画像データ受信部31内で生成した発光部36の画素番号K4を第2の記憶手段33に送信する。第2の色変換手段37は、画像データD1と共に第2の記憶手段33が送信する発光部36の画素番号K4とそれに対応する第2の輝度変換パラメータP4を受信する。そして、第2の輝度変換パラメータP4に基づいて画像データD1の輝度を変換し、変換後の画像データ(第2の色変換後の画像データ)D4と発光部36の画素番号K4を出力する。画像データ変換部34は画像データD4と発光部36の画素番号K4を受信して、画像データD4を発光部36の表示素子(ここではLED)に適した駆動信号D5に変換し、これと発光部36の画素番号K4を出力する。駆動部35は、駆動信号D5に基づいて、発光部36を構成する発光素子の中で発光部36の画素番号K4に該当するものを駆動する。
第2の輝度変換パラメータP4を用いて画像データD1を画像データD4に変換することで、画像データD1を表示ユニット80a〜80iに出力させた時に表示ユニット80a〜80i内部で発生する輝度のばらつきをなくすことができる。このばらつきをなくすために、第2の輝度変換パラメータP4には、画像データD4を表示ユニット80a〜80iに出力させた時の輝度のターゲット値の情報が含まれている。また、第2の記憶手段33に記憶されている第2の輝度変換パラメータP4は、発光部36の画素番号K2毎に切り替えられるような構成になっている。
以上に示したように、表示ユニット80a〜80i毎に第2の色変換手段37を備えることにより、表示ユニット80a〜80iのいずれかを交換した時に、第1の輝度色度変換パラメータP1と、交換した表示ユニット(80a〜80iのいずれか)に備えられた第2の輝度変換パラメータP4を書き換えるだけで、表示装置1000Cの色調を再調整できる。
(B) 第2の色変換手段37における輝度変換方法
ここでは、式(9)に示すように、3×1の行列の形で表された画像データD1を、3×3の行列Hで変換することで、3×1の行列の形で表された画像データD4を導出する。式(9)で、Rは画像データD1の赤色の信号値であり、Gは画像データD1の緑色の信号値であり、Bは画像データD1の青色の信号値であり、R4は画像データD4の赤色の信号値であり、G4は画像データD4の緑色の信号値であり、B4は画像データD4の青色の信号値である。
Figure 2006267314
(C) 第2の輝度変換パラメータP4の設定方法
式(9)で、3×3の行列Hで画像データを変換するためには、第2の輝度変換パラメータP4を3×3の行列Hで表す必要がある。以下、その設定方法について説明する。
3×3の行列Hは、式(10)のように設定される。式(10)で、YRmeasは発光部36を構成する赤色の発光素子の発光量を最大にして、緑色及び青色の発光素子の発光量をゼロにした場合の輝度の測定値であり、YGmeasは発光部36を構成する緑色の発光素子の発光量を最大にして、赤色及び青色の発光素子の発光量をゼロにした場合の輝度の測定値であり、YBmeasは発光部36を構成する青色の発光素子の発光量を最大にして、赤色及び緑色の発光素子の発光量をゼロにした場合の輝度の測定値であり、YRtarget4は赤色の表示ユニット80a〜80i内部のターゲット色の輝度であり、YGtarget4は緑色の表示ユニット80a〜80i内部のターゲット色の輝度であり、YBtarget4は青色の表示ユニット80a〜80i内部のターゲット色の輝度である。
Figure 2006267314
式(10)で、YRmeas,YGmeas,YBmeasは、発光部36の画素番号K4毎に異なる値をとる。このため、第2の輝度変換パラメータP4は発光部36の画素番号K4毎に異なる行列をとるので、発光部36の画素番号K4毎に第2の輝度変換パラメータP4を切り替える必要がある。
式(10)で、YRtarget4,YGtarget4,YBtarget4の設定方法としては、例えば、発光部36を構成する全ての発光素子におけるYRmeas,YGmeas,YBmeasの最小値をとる方法が挙げられる。
(D) 第1の色変換手段22における輝度色度変換方法
ここでは、式(11)に示すように、3×1の行列の形で表された画像データDを、3×3の行列Hで変換することで、3×1の行列の形で表された画像データD1を導出する。式(11)で、Rは画像データDの赤色の信号値であり、Gは画像データDの緑色の信号値であり、Bは画像データDの青色の信号値であり、Rは画像データD1の赤色の信号値であり、Gは画像データD1の緑色の信号値であり、Bは画像データD1の青色の信号値である。
Figure 2006267314
(E) 第1の輝度色度変換パラメータP3の設定方法
式(11)で、3×3の行列Hで画像データを変換するためには、第1の輝度色度変換パラメータP3を3×3の行列Hで表す必要がある。以下、その設定方法について説明する。
3×3の行列Hは式(12)のように設定される。式(12)で、XRtarget4,YRtarget4,ZRtarget4は赤色の表示ユニット80a〜80i内部のターゲット色の三刺激値であり、XGtarget4,YGtarget4,ZGtarget4は緑色の表示ユニット40a〜40i内部のターゲット色の三刺激値であり、XBtarget4,YBtarget4,ZBtarget4は青色の表示ユニット80a〜80i内部のターゲット色の三刺激値であり、XRtarget1,YRtarget1,ZRtarget1は赤色の表示ユニット80a〜80i間のターゲット色の三刺激値であり、XGtarget1,YGtarget1,ZGtarget1は緑色の表示ユニット80a〜80i間のターゲット色の三刺激値であり、XBtarget1,YBtarget1,ZBtarget1は青色の表示ユニット80a〜80i間のターゲット色の三刺激値である。
Figure 2006267314
表示ユニット80a〜80i間で輝度と色度の変換をした後に表示ユニット80a〜80i内部で輝度と色度の変換をする。このため、式(12)に示すように、3×3の行列Hは、表示ユニット80a〜80i内部のターゲット色の三刺激値と表示ユニット80a〜80i間のターゲット色の三刺激値で構成される。
式(12)で、XRtarget4,YRtarget4,ZRtarget4,XGtarget4,YGtarget4,ZGtarget4,XBtarget4,YBtarget4,ZBtarget4は、表示ユニット80a〜80i毎に異なる値をとる。このため、第1の輝度色度変換パラメータP3は表示ユニット80a〜80i毎に異なる行列をとるので、表示ユニット80a〜80i毎に第1の輝度色度変換パラメータP3を切り替える必要がある。
また、表示ユニット80a〜80iの中で、一つの表示ユニット(例えば80a)を交換する時に、表示ユニット80a〜80i間のターゲット色の三刺激値を変えない場合、第1の輝度色度変換パラメータP3の中で書き換える必要のある部分は、交換した表示ユニット(80a)の機器番号I1に対応する部分のみである。
表示ユニット80a〜80i内部のターゲット色の三刺激値の設定方法として、例えば、以下に示す方法が挙げられる。
まず、YRtarget4,YGtarget4,YBtarget4として、前述のように、発光部36を構成する全ての発光素子におけるYRmeas,YGmeas,YBmeasの最小値を設定する。
次に、赤色の表示ユニット80a〜80i内部のターゲット色の色度xRtarget4,yRtarget4として、発光部36を構成する赤色の発光素子の発光量を最大にして、緑色及び青色の発光素子の発光量をゼロにした場合の色度の測定値xRmeas,yRmeasの平均値を設定する。
また、緑色の表示ユニット80a〜80i内部のターゲット色の色度xGtarget4,yGtarget4として、発光部36を構成する緑色の発光素子の発光量を最大にして、赤色及び青色の発光素子の発光量をゼロにした場合の色度の測定値xGmeas,yGmeasの平均値を設定する。さらに、青色の表示ユニット80a〜80i内部のターゲット色の色度xBtarget4,yBtarget4として、発光部36を構成する青色の発光素子の発光量を最大にして、赤色及び緑色の発光素子の発光量をゼロにした場合の色度の測定値xBmeas,yBmeasの平均値を設定する。
最後に、XRtarget4,ZRtarget4,XGtarget4,ZGtarget4,XBtarget4,ZBtarget4を、式(13)から導出する。
Figure 2006267314
表示モジュール20Cに対して第1の色変換手段22を備え、表示ユニット80a〜80i内に第2の色変換手段37を備えることにより、表示モジュール20C全体の輝度と色度を調整でき、表示装置1000C全体として均一な色調の画像を得ることができる。
また、表示ユニット80a〜80i毎に第2の色変換手段37を備えることにより、一つの表示ユニット(例えば80a)を交換した時に、第1の輝度色度変換パラメータP1と、交換した表示ユニット(80a)に備えられた第2の輝度変換パラメータP4を書き換えるだけで、表示装置1000Cの色調を再調整できる。
この効果により、例えば、工場や実験室内で交換する表示ユニット(例えば80a)内部の輝度を調整した上で、その表示ユニット(80a)を据え付け場所に持って行き、表示モジュール20Cに組み込んでから、表示モジュール20C全体の輝度と色度を調整することも可能になる。
さらに、複数個の表示ユニット80a〜80iを組み合わせて表示モジュール20Cを構成する場合に、第2の色変換手段37で表示ユニット80a〜80i毎に輝度を調整してから、表示ユニット80a〜80iを組み合わせて第1の色変換手段22で表示モジュール20C全体の輝度と色度を調整することが可能になり、表示モジュール20C全体の輝度と色度を一括して調整する時と比較して、表示モジュール20C全体の輝度と色度の調整が容易になる。
この効果により、例えば、工場や実験室内で表示ユニット80a〜80i内部の輝度を調整した上で、表示ユニット80a〜80iを据え付け場所に持って行き、表示モジュール20Cを組み立ててから、表示モジュール20C全体の輝度と色度を調整することも可能になる。
また、発光部36を構成する画素の個数等、組み合わせる表示ユニット80a〜80iの構成に関わらず、表示モジュール20C全体の輝度と色度を調整することが容易となる。
以上のように実施の形態3の表示装置は、表示モジュールに対して輝度及び色度の変換を行う第1の色変換手段を備え、表示ユニット内に第2の輝度の変換を行う色変換手段を備えることにより、表示ユニットを交換した時に、第1の輝度色度変換パラメータと、交換した表示ユニットに備えられた第2の輝度変換パラメータを書き換えるだけで、表示装置の色調を再調整できる。
実施の形態4.
実施の形態3の表示装置1000Cにおいては、表示モジュール20C内部に表示ユニット80a〜80iを1段だけ設けて、表示ユニット80a〜80i内部に第2の色変換手段37を設けたが、表示ユニットを複数段設けて、各段の表示ユニットに対して色変換手段を設けてもよい。以下、表示ユニットをN段(Nは2以上の整数)設けると仮定して、その具体的な方法について説明する。
(A) 表示装置1000Dの構成
図10は本発明の実施の形態4の表示装置1000Dを示す模式的な構成図である。図10に示すように、表示装置1000Dは、表示モジュール20Dと、既述の画像データ生成部10とを備える。また、表示モジュール20Dは、例えばマトリックス状に配置された第1段の表示ユニット90a〜90iと、既述の画像データ受信部21と、既述の第1の色変換手段22と、既述の第1の記憶手段23と、既述の画像データ送信部24とを備える。
第n段(nは、1≦n≦N−1を満たす整数)の表示ユニット100a〜100iの各々は、図11に示すように、例えばマトリックス状に配置された第(n+1)段の表示ユニット110a〜110iと、既述の画像データ受信部41と、第(n+1)の色変換手段47と、第(n+1)の記憶手段43と、画像データ送信部44とを備える。
第N段の表示ユニット120a〜120iは、図12に示すように、画像データ受信部51と、第(N+1)の色変換手段57と、第(N+1)の記憶手段53と、画像データ変換部54と、駆動部55と、発光部56を備える。
図10に示される第1の色変換手段22は、第1段の表示ユニット90a〜90i相互間に発生する輝度及び色度のばらつきをなくすことを目的とした、輝度及び色度の変換を行うものであり、第1の記憶手段23には、第1の色変換手段22で行う色変換(輝度及び色度の変換)のためのパラメータ(第1の輝度色度変換パラメータ)P3を含む情報が格納されている。第1の色変換用のパラメータP3は、第1段の表示ユニット90a〜90i相互間に発生する輝度と色度のばらつきをなくすことを目的としたもので、表示ユニット90a〜90iの表示特性情報に基づいて表示ユニット毎に求められたものである。
図11に示される第(n+1)の色変換手段47は、第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i相互間に発生する輝度のばらつきをなくすことを目的とした輝度のみの変換を行うものであり、第(n+1)の記憶手段43には、第(n+1)の色変換手段47で行う色変換(輝度の変換)のためのパラメータ(第(n+1)の輝度変換パラメータ)Po’を含む情報が格納されている。第(n+1)の色変換用のパラメータPo’は、第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i相互間に発生する輝度のばらつきをなくすことを目的としたもので、第(n+1)段の表示ユニット110a〜110iの表示特性情報に基づいて表示ユニット毎に求められたものである。
図12に示される第(N+1)の色変換手段57は、第N段の表示ユニット120a〜120iの各々の内部に発生する輝度のばらつきをなくすことを目的とした、輝度のみの変換を行うものであり、第(N+1)の記憶手段53には、第(N+1)の色変換手段57で行う色変換(輝度のみの変換)のためのパラメータ(第(N+1)の輝度変換パラメータ)PO’を含む情報が格納されている。第(N+1)の輝度変換パラメータPO’は、第N段の表示ユニット120a〜120iの各々の内部に発生する輝度のばらつきをなくすことを目的とし、発光素子の色彩特性情報に基づいて画素毎に求められたものである。
(B) 第(N+1)の色変換手段57における輝度変換方法
ここでは、式(14)に示すように、3×1の行列の形で表された画像データDN’を、3×3の行列HN+1’で変換することで、3×1の行列の形で表された画像データDO’を導出する。式(14)で、RN’は画像データDN’の赤色の信号値であり、GN’は画像データDN’の緑色の信号値であり、BN’は画像データDN’の青色の信号値であり、RN+1’は画像データDO’の赤色の信号値であり、GN+1’は画像データDO’の緑色の信号値であり、BN+1’は画像データDO’の青色の信号値である。
Figure 2006267314
(C) 第(N+1)の輝度変換パラメータPO’の設定方法
式(14)で、3×3の行列N+1’で画像データを変換するためには、第(N+1)の輝度変換パラメータPO’を3×3の行列N+1’で表す必要がある。以下、その設定方法について説明する。
3×3の行列N+1’は式(15)のように設定される。式(15)で、YRmeasは発光部56を構成する赤色の発光素子の発光量を最大にして、緑色及び青色の発光素子の発光量をゼロにした場合の輝度の測定値であり、YGmeasは発光部56を構成する緑色の発光素子の発光量を最大にして、赤色及び青色の発光素子の発光量をゼロにした場合の輝度の測定値であり、YBmeasは発光部56を構成する青色の発光素子の発光量を最大にして、赤色及び緑色の発光素子の発光量をゼロにした場合の輝度の測定値であり、YRtargetN+1’は赤色の第N段の表示ユニット120a〜120i内部のターゲット色の輝度であり、YGtargetN+1’は緑色の第N段の表示ユニット120a〜120i内部のターゲット色の輝度であり、YBtargetN+1’は青色の第N段の表示ユニット120a〜120i内部のターゲット色の輝度である。
Figure 2006267314
式(15)で、YRmeas,YGmeas,YBmeasは、発光部56の画素番号KO’毎に異なる値をとる。このため、第(N+1)の輝度変換パラメータPO’は発光部56の画素番号KO’毎に異なる行列をとるので、発光部56の画素番号KO’毎に第(N+1)の輝度変換パラメータPO’を切り替える必要がある。
(D) 第(n+1)の色変換手段47における輝度変換方法
ここでは、式(16)に示すように、3×1の行列の形で表された画像データDn’を、3×3の行列Hn+1’で変換することで、3×1の行列の形で表された画像データDo’を導出する。式(16)で、Rn’は画像データDn’の赤色の信号値であり、Gn’は画像データDn’の緑色の信号値であり、Bn’は画像データDn’の青色の信号値であり、Rn+1’は画像データDo’の赤色の信号値であり、Gn+1’は画像データDo’の緑色の信号値であり、Bn+1’は画像データDo’の青色の信号値である。
Figure 2006267314
(E) 第(n+1)の輝度変換パラメータPo’の設定方法
式(16)で、3×3の行列Hn+1’で画像データを変換するためには、第(n+1)の輝度変換パラメータPoを3×3の行列Hn+1’で表す必要がある。以下、その設定方法について説明する。
3×3の行列Hn+1’は式(17)のように設定される。式(17)で、YRRtargetn+2’は赤色の第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i内部のターゲット色の輝度であり、YGRtargetn+2’は緑色の第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i内部のターゲット色の輝度であり、YBRtargetn+2’は青色の第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i内部のターゲット色の輝度であり、YRtargetn+1’は赤色の第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i間のターゲット色の輝度であり、YGtargetn+1’は緑色の第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i間のターゲット色の輝度であり、YBtargetn+1’は青色の第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i間のターゲット色の輝度である。
Figure 2006267314
第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i間で輝度の変換をした後に第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i内部で輝度の変換をする。このため、式(17)に示すように、3×3の行列Hn+1’は、第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i内部のターゲット色の三刺激値と第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i間のターゲット色の三刺激値で構成される。
式(17)で、YRRtargetn+2’,YGRtargetn+2’,YBRtargetn+2’は、第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i毎に異なる値をとる。このため、第(n+1)の輝度変換パラメータPo’は第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i毎に異なる行列をとるので、第(n+1)段の表示ユニット110a〜110i毎に第(n+1)の輝度変換パラメータPo’を切り替える必要がある。
以上述べた実施の形態4の表示装置は、表示モジュールに対して輝度及び色度の変換を行う第1の色変換手段を備え、表示モジュール内部に備えられた複数段の表示ユニット各段に対して輝度の変換を行う色変換手段を備えることにより、第n段の表示ユニットを交換した時に、第nの輝度変換パラメータと、交換した第n段の表示モジュールに備えられた輝度変換パラメータを書き換えるだけで、表示装置の色調を再調整できる。
本発明の実施の形態1の表示装置の模式的な構成図である。 実施の形態1における表示ユニット30a〜30iの各々の構成を示すブロック図である。 赤色、緑色及び青色の色調の発光ダイオードLR、LG、LBで構成された画素PXの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1の表示装置内の画像データ生成部の模式的な構成図である。 本発明の実施の形態2の表示装置の模式的な構成図である。 実施の形態2における第n段の表示ユニット50a〜50iの各々の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における第N段の表示ユニット70a〜70iの各々の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3の表示装置の模式的な構成図である。 実施の形態3における表示ユニット80a〜80iの各々の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4の表示装置の模式的な構成図である。 実施の形態4における第n段の表示ユニット100a〜100iの各々の構成を示すブロック図である。 実施の形態4における第N段の表示ユニット110a〜110iの各々の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 画像データ生成部、 10L 伝送ライン、 11 アナログ−デジタル変換部(A/D)、 12 画像信号処理部、 13,24,44 画像データ送信部、 20,20B,20C,20D 表示モジュール、 21,31,41,51 画像データ受信部、 22 第1の色変換手段、 23 第1の記憶手段、 30a〜30i,80a〜80i 表示ユニット、 32 第2の色変換手段、 33 第2の記憶手段、 34,54 画像データ変換部、 35,55 駆動部、 36,56 発光部、 37 第2の色変換手段、 40a〜40i,90a〜90i 第1段の表示ユニット、 42 第(n+1)の色変換手段、 43 第(n+1)の記憶手段、 47 第(n+1)の色変換手段、 50a〜50i,100a〜100i 第n段の表示ユニット、 52 第(N+1)の色変換手段、 53 第(N+1)の記憶手段、 57 第(N+1)の色変換手段、 60a〜60i,110a〜110i 第(n+1)段の表示ユニット、 70a〜70i,120a〜120i 第N段の表示ユニット、 1000,1000B,1000C,1000D 表示装置、 S アナログの画像信号、 D,D1,D2,D3,Dn,Do,DN,DO,DP,D4,D5,Dn’,Do’,DN’,DO’,DP’ 画像データ、 I1,Io,Io’ 機器番号、 K2,KO,K4,KO’ 画素番号、 P1,P3 第1の輝度色度変換パラメータ、 P2 第2の輝度色度変換パラメータ、 Po 第(n+1)の輝度色度変換パラメータ、 PO 第(N+1)の輝度色度変換パラメータ、 P4 第2の輝度変換パラメータ、 Po’ 第(n+1)の輝度変換パラメータ、 PO’ 第(N+1)の輝度変換パラメータ。

Claims (8)

  1. 複数個の表示ユニットが配列されて表示モジュールを構成する表示装置であって、
    前記表示ユニットの表示特性情報に基づいて表示ユニット毎に求められ、表示ユニット間に発生する色のばらつきをなくすことを目的とした第1の色変換用のパラメータを含む情報を格納する第1の記憶手段と、
    画像データ及び前記第1の色変換用のパラメータを取得し、前記画像データを前記第1の色変換用のパラメータに基づいて色変換して、第1の色変換後の画像データを出力する第1の色変換手段とを備え、
    前記表示ユニットの各々が、
    複数の色調の発光素子が画素毎に配置されている発光部と、
    前記発光素子の色彩特性情報に基づいて画素毎に求められ、表示ユニット内部に発生する色のばらつきをなくすことを目的とした第2の色変換用のパラメータを含む情報を格納する第2の記憶手段と、
    前記第1の色変換後の画像データ及び前記第2の色変換用のパラメータを取得し、前記第1の色変換後の画像データを前記第2の色変換用のパラメータに基づいて色変換する第2の色変換手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1の色変換用のパラメータが、表示ユニット間に発生する輝度と色度のばらつきをなくすことを目的としたものであり、
    前記第1の色変換手段が、前記パラメータに基いて前記色変換として、輝度および色度の変換を行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2の色変換用のパラメータが、表示ユニット内部に発生する輝度と色度のばらつきをなくすことを目的としたものであり、
    前記第2の色変換手段が、前記第2の色変換のパラメータに基いて、輝度および色度の変換を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記第2の色変換用のパラメータが、表示ユニット内部に発生する輝度のばらつきをなくすことを目的としたものであり、
    前記第2の色変換手段が、前記第2の色変換のパラメータに基いて、輝度の変換を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  5. 表示モジュールが複数個の第1段の表示ユニットの配列により構成され、
    第n段(nは、1≦n≦N−1を満たす整数。ここで、Nは2以上の整数)の表示ユニットが、複数個の第(n+1)段の表示ユニットの配列により構成され、
    前記第1段の表示ユニットの表示特性情報に基づいて前記第1段の表示ユニット毎に求められ、第1段の表示ユニット間に発生する色のばらつきをなくすことを目的とした第1の色変換用のパラメータを含む情報を格納する第1の記憶手段と、
    画像データ及び前記第1の色変換用のパラメータを取得し、前記画像データを前記第1の色変換用のパラメータに基づいて色変換して、第1の色変換後の画像データを出力する第1の色変換手段とを備え、
    前記第n段の表示ユニットの各々が、
    前記第(n+1)段の表示ユニットの表示特性情報に基づいて第(n+1)段の表示ユニット毎に求められ、第(n+1)段の表示ユニット間に発生する色のばらつきをなくすことを目的とした第(n+1)の色変換用のパラメータを含む情報を格納する第(n+1)の記憶手段と、
    第nの色変換後の画像データ及び前記第(n+1)の色変換用のパラメータを取得し、第nの色変換後の画像データを前記第(n+1)の色変換用のパラメータに基づいて色変換する第(n+1)の色変換手段とを備え、
    前記第N段の表示ユニットの各々が、
    複数の色調の発光素子が画素毎に配置されている発光部と、
    前記発光素子の色彩特性情報に基づいて画素毎に求められ、第N段の表示ユニット内部に発生する色のばらつきをなくすことを目的とした第(N+1)の色変換用のパラメータを含む情報を格納する第(N+1)の記憶手段と、
    第Nの色変換後の画像データ及び前記第(N+1)の色変換用のパラメータを取得し、第Nの色変換後の画像データを前記第(N+1)の色変換用のパラメータに基づいて色変換する第(N+1)の色変換手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  6. 前記第1の色変換用のパラメータが、前記第1段の表示ユニット間に発生する輝度と色度のばらつきをなくすことを目的としたものであり、
    前記第1の色変換手段が、前記第1の色変換用のパラメータに基づいて輝度および色度の変換を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記第(n+1)の色変換用のパラメータが、前記第(n+1)段の表示ユニット間に発生する輝度と色度のばらつきをなくすことを目的としたものであり、
    前記第(n+1)の色変換手段が、前記第(n+1)の色変換用のパラメータに基づいて輝度および色度の変換を行い、
    前記第(N+1)の色変換用のパラメータが、前記第N段の表示ユニット内部に発生する輝度と色度のばらつきをなくすことを目的としたものであり、
    前記第(N+1)の色変換手段が、前記第(N+1)の色変換用のパラメータに基いて、輝度及び色度の変換を行う
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の表示装置。
  8. 前記第(n+1)の色変換用のパラメータが、前記第(n+1)段の表示ユニット間に発生する輝度のばらつきをなくすことを目的としたものであり、
    前記第(n+1)の色変換手段が、前記第(n+1)の色変換用のパラメータに基づいて輝度の変換を行い、
    前記第(N+1)の色変換用のパラメータが、前記第N段の表示ユニット内部に発生する輝度のばらつきをなくすことを目的としたものであり、
    前記第(N+1)の色変換手段が、前記第(N+1)の色変換用のパラメータに基いて、輝度の変換を行う
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の表示装置。
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