JP2012525685A - 充填された間隙を有するタイル状エレクトロルミネッセンスデバイス - Google Patents

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Abstract

発光均一性を向上させると共に周囲光からの反射を低減するタイル状エレクトロルミネッセンスデバイスが、第1のデバイスタイルの縁と第2のデバイスタイルの縁との間に間隙を残して、該第1のデバイスタイルの該縁の一部は該第2のデバイスタイルの該縁の一部に隣接し、各デバイスタイルは、屈折率及び透明度を有する基板と、実質的にランバートである分布に従って光を放出するエレクトロルミネッセンスダイオードとを備え、それにより、光は、第1のタイルの基板の表面に対する傾斜角に沿ってかつ第1のデバイスタイルの縁を通して向けられる、第1のエレクトロルミネッセンスデバイスタイル及び第2のエレクトロルミネッセンスタイルと、隣接する第1のデバイスタイルの縁と第2のデバイスタイルの縁との間の間隙内に位置し、屈折率及び透明度が、基板に一致した、充填材とを備える。

Description

本発明は、複数のタイルを含む面発光(area-emissive)LEDフラットパネルデバイスに関する。特に、本発明は、ELフラットパネルディスプレイシステムの発光均一性を向上させること、及び周囲光からの反射を低減することに関する。
電子ディスプレイシステムは、一般に、情報、特に動きを含むか又は双方向性を提供する情報を表示するために用いられる。通常のディスプレイシステムは、サイズが、移動デバイスで用いられる小型ディスプレイから、多数の人が見ることができる非常に大型のディスプレイまで及ぶ。一般に、大型のディスプレイほど小型のディスプレイより高価である。更に、非常に大型のフラットパネルディスプレイ(例えば、対角線がおよそ3メートルを上回る)フラットパネルディスプレイをモノリシック基板上に作製することはできない。こうした非常に大型のディスプレイは、通常、個々の点光源発光ダイオードを大型のバックプレーン内に配置するか、又はより小さいディスプレイを合わせてタイル状に並べることによって作製される。例えば、複数のビデオディスプレイを用いるビデオウォールは、電子媒体で頻繁に見られる。代替的に、大型のタイル状高解像度ディスプレイを作成するために用いられる複数のプロジェクターシステムもまた市販されている。複数の液晶ディスプレイを含むタイル状フラットパネルディスプレイもまた知られている。しかしながら、こうしたディスプレイには、通常、タイル間に目に見える継目があり、その結果、画質が満足のいかないものとなる。
本技術分野では、タイル継目の問題を解決するさまざまな手法について述べられている。「Tiled Display Device」と題する特許文献1には、大型基板と可撓性被覆層との間に複数の隣接するLCDディスプレイを接着することが記載されている。ディスプレイと大型基板及び可撓性被覆層両方との間に接着剤が配置され、この接着剤は、理想的には、大型基板、可撓性被覆層及びLCDパネルと一致する光学特性を有し、構造内の光の閉じ込めが防止される。更に、大型基板及び可撓性被覆層がLCDに取り付けられる際、接着剤は、隣接するLCDの間の間隙を充填し、この構造内の光の反射又は散乱を防止する。積層されたLCD構造の両側に、直交直線偏光を用いる偏光子シートが設けられている。構造全体の後方にモノリシックバックライトが設けられている。この構造では、LCDパネルの間に、大型基板と可撓性被覆層との間に挟装された接着剤が存在することにより、大型基板と可撓性被覆層との間の光を反射又は屈折させる可能性がある光学面が制限される。したがって、この接着剤は、バックライトからの光が2つの偏光シートの間を通過する際にその光の反射又は屈折を防止して偏光損失を防止する機能を提供する。しかしながら、この接着剤は、この機能を達成するように可撓性被覆層と大型基板との間に適切に挟装されなければならない。この構成では、光は第1の偏光子によって偏光され、この構造を通過する際に影響を受けないため、第2の偏光子は、LCDパネル間の領域に光が一切放出されないように、バックライトから隣接するLCDパネル間の間隙を通過する光を有効に吸収する。この材料の目的が、タイルの間の領域の付近においてバックライトによって放出される光が一切デバイスを通過しないことを確実にすることであるため、この材料の透明性については論じられておらず、したがってこの材料は不透明である可能性がある。また、この方式の充填材はUV硬化性であり、そのため、LCDタイルの両側及びそれらの間に配置される接着剤を硬化するために、光をデバイス内に通すことが可能でなければならない。
「Flat Panel Displays having Tiles and Visually Imperceptible Gaps There Between」と題する特許文献2もまた、LCDタイル状構造について記載している。LCDタイル及び他の光学部品と共に接着層が、背面基板と正面カバープレートとの間に配置されている。この特許において述べられているように、タイル間隙の上にマスキング要素が配置され、光がバックライトからLCDパネル間の間隙内に入ることが防止される。この場合もまた、この構成により、バックライトから放出される光がLCDパネルタイル間に現れることが防止される。
OLEDディスプレイデバイスもまた、普及してきており、タイル状ディスプレイシステムで採用されている。発光素子を形成する発光材料の薄膜を組み込んだ発光ダイオード(LED)は、フラットパネルディスプレイデバイスにおいて多くの利点を有し、光学系において有用である。Tang他による特許文献3は、有機LED発光素子のアレイを含む有機LED(OLED)カラーディスプレイを示している。代替的に、無機材料が採用され、多結晶半導体マトリックスに燐光体結晶又は量子ドットを含むことができる。発光薄膜材料に対する電荷の注入、輸送又は遮断を制御するために、有機材料又は無機材料の他の薄膜も採用することができ、それは本技術分野において既知である。それらの材料は、封入するカバー層又はカバープレートと共に、電極間の基板上に配置される。電流が発光材料を通過するときに、画素から光が放出される。放出される光の周波数は、使用される材料の性質によって決まる。こうしたディスプレイでは、光は、基板を通じて放出される(ボトムエミッター)か若しくは封止カバーを通じて放出される(トップエミッター)か又は両方を通るように放出される。
LCDタイル状ディスプレイシステムの光学構造は、通常、有機発光ダイオード(OLED)デバイス等の面発光エレクトロルミネッセンス(EL)デバイスの光学構造に十分に適合されておらず、それは、限られた光路内における交差偏光子及び液晶変調器の使用が、ELディスプレイからの光の直接変調及び放出とは基本的に異なるためである。タイル状LCDでは、光は、バックライトから放出され、タイル内のLCDによって変調されずにパネル間に放出される。しかしながら、ELデバイスでは、光は、各タイル内に放出され、タイル間の領域内には放出されない。更に、LCDでは、バックライトからの光は、LCDパネルを通過する際に基板に対して垂直に向けられる。しかしながら、ELデバイスの基板に入る光の角度は、通常、ランバート分布を有し、すなわち、光は、基板表面に非常に近い面においてすべての方向に等しく放出される。したがって、ELデバイスタイル内に放出される光は、全方向に伝わってOLEDの基板に入る。ELデバイスは、近ランバート分布に従って基板内に光を放出する、高屈折率発光材料を採用するため、放出された光の大部分(例えば50%を上回る)は、通常、全内部反射に起因してデバイス内に閉じ込められ、したがって、デバイス効率を低減させる。特に、デバイスから放出されるのとおよそ同じ量の光が、デバイス基板に閉じ込められる。この光は、基板を通って移動し、基板の縁から放出される。
ELデバイスを採用するタイル状ディスプレイシステム、特にOLEDディスプレイもまた知られている。「Display Tile Structure Using Organic Light Emitting Materials」と題する特許文献4には、回路基板としての役割も果たす単一基板上に製作されたタイル状ディスプレイ構造について記載されている。しかしながら、この設計には、タイル内の画素間距離が、タイル間と同じである必要がある。Ricks他は、特許文献5において、広げ、折り畳み、折り曲げかつ丸めることができるディスプレイのためのオーバーラップしているタイル素子について記載している。しかしながら、こうしたオーバーラップ領域には、タイル構造が可撓性を有しかつ非平面であることが必要である。特許文献6には、タイル電子相互接続方法が記載されている。しかしながら、これらの開示のいずれも、タイル間の光漏れの問題に対処していない。
「Providing Optical Elements over Emissive Displays」と題する特許文献7には、各々が表示された画像全体の一部に寄与する、複数の隣接したタイルから形成されたELディスプレイが記載されている。この特許では、光学素子は、画素間に選択的に配置されることによりディスプレイの光学性能を向上させ、ディスプレイにわたるカバーガラスが厚くなるのを促進する可能性がある。その開示は、タイル間の光を吸収するために黒いストリップを使用することを述べている。この黒いストリップがあることにより、各タイルの縁を通して放出される光が目に見えることが防止される。不都合なことには、ディスプレイにこうした遮蔽が備えられ、或る角度で見られる場合、その吸収体は、黒いストリップの両側の画素を不明瞭にする可能性があり、それらの角度で知覚できる継目が生じる。
米国特許第5,838,405号明細書 米国特許第6,097,455号明細書 米国特許第6,384,529号明細書 米国特許第6,498,592号明細書 国際公開第2007/0001927号明細書 国際公開第2006/027727号明細書 米国特許第6,873,380号明細書
したがって、ELデバイスの外観がタイル内とタイル間との両方において一貫するように、ELフラットパネルディスプレイシステムの発光均一性を向上させるタイル状ELシステムが必要とされている。理想的には、こうしたデバイスはまた、周囲光からの反射の低減ももたらす。
この必要性は、発光均一性を向上させると共に周囲光からの反射を低減するタイル状エレクトロルミネッセンスデバイスであって、
(a)第1のエレクトロルミネッセンスデバイスタイル及び第2のエレクトロルミネッセンスデバイスであって、該第1のデバイスタイルの縁と該第2のデバイスタイルの縁との間に間隙を残して、該第1のデバイスタイルの該縁の一部は該第2のデバイスタイルの該縁の一部に隣接し、各デバイスタイルは、屈折率及び透明度を有する基板と、実質的にランバートである分布に従って光を放出するエレクトロルミネッセンスダイオードとを備え、それにより、光は、前記第1のタイルの前記基板の表面に対する傾斜角に沿ってかつ前記第1のデバイスタイルの前記縁を通して向けられる、第1のエレクトロルミネッセンスデバイスタイル及び第2のエレクトロルミネッセンスタイルと、
(b)隣接する前記第1のデバイスタイルの前記縁と前記第2のデバイスタイルの前記縁との間の前記間隙内に位置する充填材であって、屈折率及び透明度が、前記第1のデバイスタイルの前記基板及び前記第2のデバイスタイルの前記基板の前記屈折率及び前記透明度に一致し、それにより、第1の傾斜角度範囲内で前記第1のデバイスタイルの前記エレクトロルミネッセンスダイオードによって生成される前記光は、吸収されるか又は前記第2のデバイスタイルの前記基板の縁を通過する前に、前記第1のデバイスタイルの前記基板の前記縁を通り、該充填材を通り、前記第2のデバイスタイルの前記表面内に入り、第2の傾斜角度範囲内で前記第1のデバイスタイルの前記エレクトロルミネッセンスダイオードによって生成される光は、前記第2のデバイスタイルの前記基板の正面を通って放出される前に、前記第1のデバイスタイルの前記基板の前記縁を通り、該充填材を通り、前記第2のデバイスタイルの前記基板内に入る、充填材と、
を具備する、タイル状エレクトロルミネッセンスデバイスによって満たされる。
本発明には、隣接するELデバイス間の境界が、広範囲の視角にわたって見た時にそれほど目に見えないという利点がある。本発明によるELデバイスは、外観が主にデバイスから放出される光によって影響される、暗い視環境において、かつ外観が反射された周囲光によって更に影響を受け、本発明が反射を低減する、周囲照度が高い環境において有用である。本発明は、発光均一性を向上させて、単一の大型ELデバイス内への複数のより小さいELデバイスのタイル状配置を可能にすることができ、それによりタイル間のELデバイスの外観をタイル内の外観と一貫させることができる。これにより、マーケティングでの情報伝達及び広い会場での情報伝達等の市場に対し高品質な大型ELデバイスを可能にすることができる。
本発明の一実施形態によるタイル状ディスプレイの断面図である。 本発明の一実施形態による基板表面に対し低角度で放出された光線の経路の図である。 従来技術による基板表面に対し同じ低角度で放出された光線の経路の図である。 空気によって分離された2つの基板間の間隙の近くにおける放出された光の明るい線を示す、写真によるタイル状ELデバイスの図である。 2つの基板間の間隙の領域における均一な発光を示す、本発明の一実施形態のタイル状ELデバイスの写真の図である。 本発明のタイル状ELデバイスを形成する方法を示すフローチャートである。 本発明のデバイスタイルの一実施形態の図である。
図面におけるさまざまな層及び素子は、大幅にサイズが異なっているため、図面は比例尺にはなっていない。
図1を参照すると、本発明は、発光均一性を向上させかつ周囲光からの反射を低減するタイル状エレクトロルミネッセンス(EL)デバイス2を提供する。タイル状エレクトロルミネッセンスデバイス2は、少なくとも第1のエレクトロルミネッセンスデバイスタイル4及び第2のエレクトロルミネッセンスデバイス6を有している。第1のデバイスタイル4の縁8の一部は、第1のデバイスタイルの縁8と第2のデバイスタイルの縁10との間に1つ又は複数の間隙12を残して、第2のデバイスタイル6の縁10の一部と隣接している。各デバイスタイル4、6は、それぞれ基板14、16と、実質的にランバートである分布に従って光を放出する、基板14、16と光学的に接触して形成された少なくとも1つのエレクトロルミネッセンスダイオードとを有している。「光学的に接触して」とは、2つの材料が空隙によって分離されていないことを意味する。したがって、光は、エレクトロルミネッセンスダイオードから基板に入ることができ、基板のエレクトロルミネッセンスダイオードと反対側の面と、基板のエレクトロルミネッセンスダイオードが形成されている面とは反対側の面と接触している、空気等の低屈折率媒体との間の全内部反射により、この基板内に閉じ込められる。基板14、16は、各々、屈折率及び透明度を有する。図1に示すように、エレクトロルミネッセンスダイオードは、概して、第1の電極30a、30b、例えば本技術分野において既知であるITO電極と、被覆された発光層32a、32bと、第2の電極34a、34bとを有する。各基板上に単一のダイオードを形成することができるが、一般には、各基板上に複数のダイオードが形成される。ダイオードの各々から放出される光は、近ランバート分布を有し、かつ基板14の表面36の非常に近くで生成されるため、ベクトル18、20、22を含む広範囲の角度に沿って向けられるように基板14、16に入る。
図2に示すように、第1の電極30aと第2の電極34aとの間の被覆された発光層32a内で生成された光の少なくとも一部は、第1のデバイスタイル4の基板14の前面44に対して傾斜した第1の角度範囲40及び第2の角度範囲42に沿い、かつ第1のデバイスタイル4の縁8を通るように向けられる。この光の他の部分、例えば図1のベクトル18、20に沿って向けられた光は、基板の表面に対して垂直に、又は他の傾斜角度で放出され、第1のELデバイスタイル4の基板14の前面44又は背面を通過する。基板14、16は、縁8、10に沿って互いに隣接しており、単一のスーパー基板(super substrate)26に取り付けられている。スーパー基板26は、デバイスタイルの複数の基板(例えば基板14及び16)の上に配置され、複数の基板を固定する基板を提供する。
隣接する第1のデバイスタイル4の縁8と第2のデバイスタイル6の縁10との間の間隙12に、充填材24が配置されている。充填材24は、屈折率及び透明度が、第1のデバイスタイル4の基板14及び第2のデバイスタイル6の基板16の屈折率及び透明度に一致し、それにより、第1の傾斜角度範囲40内の第1のデバイスタイル4のエレクトロルミネッセンスダイオードによって生成される光は、吸収されるか又は第2のデバイスタイルの基板16の縁を通過する前に、第1のデバイスタイル4の基板14の縁8を通過し、充填材24を通過し、第2のデバイスタイル6の基板16内に入り、第2の傾斜角度範囲42内の第1のデバイスタイル4のエレクトロルミネッセンスダイオードによって生成される光は、第2のデバイスタイル6の基板16の正面44を通って放出される前に、第1のデバイスタイル4の基板14の縁8を通過し、充填材24を通過し、第2のデバイスタイル6の基板16内に入る。
充填材24の透明度が基板14、16の透明度に「一致する」と言うためには、充填材24の透明度が基板14、16の透明度におよそ等しいことが必要である。基板は、一般に、通常透明度が90パーセントを上回るガラスから形成されるが、基板を、より透明度が低いが、依然として光を通すことができる、着色ガラス又は他の材料から形成することができる。本発明に関して、充填材24の透明度は、基板14、16の透明度におよそ等しくあるべきであり、好ましくは、基板の透明度との相違が10パーセントを超えない透明度を有する。好ましくは、充填材24は、透明度が、基板14、16の透明度の4パーセント以内である。充填材24の透明度は、基板14、16の透明度に略等しいことが重要である。しかしながら、充填材24の透明度がスーパー基板26の透明度に一致することは必要ではない。充填材24の透明度が基板14、16の透明度に一致するという要件は、光を放出するとき、1つのELデバイスタイルにおいて第2の角度範囲42内で生成され、かつ隣接するELデバイスタイル内に入ることができるように放出される光と同程度の光が、固体基板を通過するのと同じ比率で充填材24を通過することが必要である、という事実から生じている。このように充填材24の透明度が基板14、16の透明度に一致することにより、1つのELデバイスタイル内で放出された光が、隣接するデバイスタイルに入りこの隣接するデバイスタイルの前面44から出る前に、第1のデバイスタイル4の縁8に遭遇することなく第1のデバイスタイル4から放出される、同じ角度で放出される光と、およそ同じ強度を有することができる。したがって、この要件により、タイル状デバイスのタイルの前面を横切って放出される光の均一性が向上する。
また、本発明で重要なのは、基板14、16及び充填材24の屈折率が一致するため、充填材24と接触している第1の基板14の縁8に遭遇する傾斜光の角度が、基板14の縁6、充填材24、及び同様に充填材24に接触している第2の基板16の縁10を通過する際に比較的変化しないままである、という事実である。第1の基板14から漏れ出た光が第2の基板16から漏れ出るのを可能にすることに加えて、他の理由でこの関係は重要である。ELダイオードが形成される第1のデバイスタイル4の基板14において光が生成される第1の角度範囲40を示す、図2に追加の理由を示す。この第1の角度範囲40内で生成される光線は、低角度で基板14に入り、したがって第1のデバイスタイル4の縁8を通過する。充填材24の屈折率が第1のデバイスタイル4の基板14の屈折率に等しいため、光線は屈折せず、障害なしに充填材24内に入り、充填材24を通過する。同様に、充填材24の屈折率が第2のデバイスタイル6の基板16の屈折率に一致するため、光線は、第2のデバイスタイルの基板の縁10に遭遇するときに屈折せず、遮られずに基板16に入る。そして、この光線は、スーパー基板26の屈折率が基板16の屈折率に一致するとすれば、スーパー基板26に入る。スーパー基板26は、上面26aを有し、上面26aは、スーパー基板26と、隣接する物質26b、例えば空気との間の境界面である。隣接する物質26bの屈折率は、スーパー基板26の屈折率より低い。したがって、スーパー基板26は、スーパー基板26の垂線に対して臨界角を有している。光線は、この臨界角を上回る(臨界角より垂線から遠い)角度でスーパー基板26の上面26aに遭遇する場合、デバイス内に反射されて戻り、タイル状ELデバイス6の縁を通って出る前にデバイスの長さを進み、それにより、ユーザーにはこの光線は見えない。したがって、スーパー基板26の上面26aの臨界角を上回る入射角を有する光は、第2の基板16内に閉じ込められ、間隙12の位置の近くで第1のデバイスタイル4の基板14又は第2のデバイスタイル6の基板16のいずれからも放出されない。
タイル状ELデバイス内でELダイオードが形成されている第1のELタイル4の基板14の表面に対して低角度で放出される光の閉じ込めは、間隙が空気で充填されている従来技術のデバイスとは異なる。図3を参照すると、間隙12が、屈折率が基板14、16の屈折率と一致しない空気等の物質で充填されている、従来技術によるデバイスが示されている。図3に示すように、光線48が、第1の電極30aと第2の電極34aとの間のこのデバイスのエレクトロルミネッセンス層32aから、前の段落において説明したように第1の角度範囲40内の光線と同様にかつ同じ角度で放出されるとき、傾斜光は、第1の基板14の縁8を通過する際、その角度が変化する。この角度の変化は十分大きいので、光線は図示するように第2の基板の縁に遭遇しないが代りにスーパー基板26に遭遇する。この例では、光線48は、この場合もまた、スーパー基板26に入る際に屈折し、スーパー基板26から漏れ出ることができる角度で、スーパー基板26の上面26aに遭遇する。したがって、ユーザーは、間隙12の位置の近くでデバイス内に発生する光線を知覚する可能性がある。光線の角度は、光線が第2の基板16に入るようなものであっても、依然として間隙12に入りかつそこから出る際に変えられる。したがって、光線48は、第2の基板16から漏れ出て、ユーザーにより、間隙12の領域においてデバイスから発生しているものとして知覚される可能性がある。
本発明のELデバイスでは、ELダイオードから放出される光のかなりの部分が、全内部反射のために基板内に閉じ込められる。したがって、基板の縁における屈折率の変化により、光の角度の変化に応じてタイル状ELデバイスから漏れ出る光は、タイル状ELデバイス内の他の位置で放出される光よりはるかに大きい。この屈折率の変化により、表示画像内に明るい線が現れる。間隙12内に、屈折率が基板の屈折率に一致する充填材24を配置することにより、デバイスの基板内に閉じ込められる光は、間隙が存在しないかのようにデバイスから漏れ出ることができる。
タイル状ELデバイス2はまた、スーパー基板26も有することができ、スーパー基板26は、第1のデバイスタイル4の基板14及び第2のデバイスタイル6の基板16の上に配置されかつそれらに取り付けられ、タイル状エレクトロルミネッセンスデバイス2が形成される。スーパー基板26は、好ましくは、可撓性材料から形成され、屈折率がスーパー基板の屈折率及び基板の屈折率に一致するエポキシ又は接着剤を用いて、基板14、16の上部に接着される。このスーパー基板26は、紫外線(UV)光がデバイスに入るのを遮断することができる。いくつかの実施形態では、このスーパー基板26は、380nmを下回る波長の光を吸収又は反射する可撓性基板から形成される。例えば、スーパー基板26を、ポリエチレン2,6−ナフタレート(PEN)等の材料から作製することができる。このUV遮断層は、好ましくは、タイル状ELデバイス2からの周囲光の反射を低減する役割を果たすことも可能である。
スーパー基板26がUV遮断性である必要性は、2つの別個の要件から生じている。第1に、有機発光ダイオード(OLED)材料を含む多くのEL材料は、UV光に影響されやすい。この光は、材料のフォトルミネッセンスをもたらす可能性があり、それは、タイル状ELデバイスがディスプレイである場合に特に望ましくなく、それは、デバイスにおける各ELダイオードがフォトルミネッセンスをもたらす可能性があり、それによりダイオードの黒レベルが増大し、ディスプレイのコントラストが低下するためである。これらのEL材料のUV露光はまた、それによってこれらのデバイス内の材料が崩壊し、材料の有効耐用年数が低減する可能性があるため、望ましくない。第2に、本発明に対して最も重要なことには、充填材24は、通常、ポリマー材料から形成され、これらのポリマー材料は、通常、UV光がある場合崩壊し、それにより、UV光によって材料は、可視スペクトルの緑色部分から赤色部分における光を反射し始めることになる。これらの材料は、この崩壊によって「黄変する」ため、透明度を喪失し、より不透明になる。したがって、この「黄変」により、本出願における充填材24の有効性が低減し、第2の傾斜角度範囲42内の光がこの充填材24により基板によって濾過されるより多く濾過されるため、タイル状ELデバイスを軸外で見るときに視覚的に暗い帯が導入される可能性があり、第2の傾斜角度範囲42内で放出される光の強度が低減する。
1つの特定の例では、ELダイオードは、基板からエレクトロルミネッセンスダイオードとは反対側に配置される反射要素を形成するように、反射性の第2の電極34a、34bを有することができる。この実施形態では、スーパー基板26は円偏光子である。既知の円偏光子は、UV遮断機能を提供し、更に、周囲光からの反射を低減する。偏光子を備え反射要素を有する構成では、周囲環境からタイル状ELデバイス2に入る光は、基板に入る際に円偏光される。そして、それは、基板14、16を通してELダイオード内に透過し、ELダイオードから出る前に第2の電極34a、34bから反射され、基板14、16を通り、2度目にスーパー基板26に入り、そこで円偏光子によって吸収されることが可能である。本発明の実施形態では、周囲光は、交互に、円偏光子を通り(そこで偏光され)、第1のデバイタイル4の縁8を通り、充填材12を通り、第2のデバイスタイル6に入った後にELダイオードに入り、第2のデバイスタイル6の第2の電極34bから反射され得るか、又は、それは、反射され、その後、第1のデバイスタイルの縁8を通り、充填材24を通り、第2のデバイスタイル6内に入る。いずれの場合も、光は反射されるため、その偏光は、デバイスを通過する際に変更されず、円偏光子に遭遇すると吸収される。この種のデバイスでは、タイル状ELデバイスのELダイオードと同じ側において、充填材24の上に充填材24と光学的に接触して反射要素28を形成することが望ましく、したがって、図1に示すように、反射要素28は、充填材24を通過する光を反射することができる。
本発明の実施形態において、スーパー基板26と基板14、16及び充填材24との間の境界面における光の閉じ込めを防止するために、スーパー基板26の屈折率が、充填材24と同様に基板14、16の屈折率に一致することが望ましい。スーパー基板26の透明度が基板14、16又は充填材24の透明度に一致することは必要ではない。
この開示において、「傾斜角度」という用語は、1つ又は複数のELダイオードと接触している基板の表面に対して垂直でない任意の角度である。この表面は、通常、基板の最も面積の広い表面である。本発明において特に重要なのは、ELダイオードが形成される基板の表面に対して低角度で放出される光であり、それによりその光は、基板のELダイオードと反対側の表面を通って放出されず、代りに、別の基板の縁に隣接している基板の縁に遭遇する。この特性を有している傾斜角度の範囲は、特に、基板の厚さによって決まる。有用であるために、本発明の基板は、有限厚さを有するべきであり、概して最小厚さが0.1mmであるが、より一般的には厚さは0.5mm〜1.0mmとなり、本発明では、厚さが1.0mmを上回る基板を有するデバイスの場合は値がより大きくなる。
本発明において、「隣接している」という用語は、2つの基板を、一方の基板の縁の一部が第2の基板の縁の一部に近接しているように物理的に配置することを指定するように定義される。各基板の少なくとも1つの表面は、共通面にあることが望ましい。これらの2つの基板を、近接して位置している縁部分に沿ったいくつかの位置において物理的に接触させることができるが、これは必須ではない。実際には、近接して配置されている縁部分の間に少なくとも幾分かの間隙が存在することが必要である。
本発明において、「遮られない」という用語は、光が基板の縁を通過することを述べるために使用する。本発明では、隣接しているタイル間に充填材を配置するときに間隙からすべての気泡を除去することは困難であり、充填材の屈折率を基板の屈折率に正確に一致させることは困難であることが認識される。したがって、わずかな屈折が発生する可能性があり得る。本発明において、「遮られない」という用語は、平均して、基板の縁に遭遇したときに光の角度の変化が10度を超えないように定義される。本開示において、充填材の屈折率が基板の屈折率に「一致する」という言うとき、2つの材料間の境界面を通過する光線は、著しく屈折せず、2つの材料の間を遮られずに通過する。
本発明の有用性を説明するために、図4は、空気が充填された間隙に共に隣接する2つの基板を含むディスプレイの写真の図を示す。この画像に示すように、空隙の領域において目に見える垂直線50がある。このタイル状ELディスプレイを見るとき、この明るい垂直線は、種々の視角で単一の明るい線又は一対の明るい線として現れる可能性があり、それは、略あらゆる角度から見えるが、いくつかの角度において他の角度よりよく見えることが多い。図5は、基板の間の間隙を充填するために液体ベンジルアルコールが用いられる場合の同じディスプレイの画像を示す。ベンジルアルコールは、屈折率が1.54であり、それはガラス基板の屈折率(例えば1.5)に近い。この例における基板の透明度は、ベンジルアルコールの透明度と同様に略100%であることに留意されたい。この流体は間隙を完全には充填しないが、間隙の位置52を示すことにより図示するように、この明るい線の可視性を制限する。この画像に示すように、線はこの時、図5の間隙の位置52においてわずかに見えるのみである。いくつかの角度では、この明るい線は完全に除去されることが実験的に観察された。さらなる実験では、基板の上部と光学的に接触している円偏波子を配置することを含めた。この構成では、図4に示す線50は、基板の間に空隙がある場合、明確に目に見えるままである。しかしながら、基板の上に円偏波子を配置すると共に、基板間にベンジルアルコールを分配することにより、明るい光が目に見えなくなり、すなわち、2つの基板がいかなるタイル欠陥もなしに単一のディスプレイとして現れた。本発明に従って間隙を充填することにより、充填材が基板間の間隙を十分には充填しないか、又は充填材の面が完全に平坦でない場合であっても、著しい利益を提供することができることに留意されたい。
上記の例における間隙はベンジルアルコールによって充填されたが、同様の結果を、屈折率及び透明度が基板の屈折率及び透明度に一致するさまざまな材料で間隙を充填することにより、同様の結果を得ることができる。当業者には、適切な材料が明らかとなろう。
EL発光層32a、32b(図1)の後方に反射面を採用するELデバイスタイルでは、円偏光子の使用は、光線がELダイオードから充填材24を通る際の光線の方向にはほとんど影響を与えない。しかしながら、円偏光子は、周囲環境からディスプレイに入り、基板14、16を通過してELダイオード内に入る光が、屈折することなく基板14、16を通って戻るときに表面から反射するのを防止することにより、周囲環境からの反射光の可視性を低減する。この環境光は、ELダイオード内又はその後方の反射面から反射するとき、基板14、16を通って戻り、2回目に円偏光子に遭遇することができ、そのときに吸収される。基板14、16間の間隙12内に充填材24がない場合、光は、基板14、16間の間隙12を通過する際に屈折し、この周囲光の偏光は変化する。したがって、周囲光を除去する反射面と共に円偏光子の有効性が低減する。本発明の一実施形態によれば、EL発光層の後方の反射面、及び屈折率が基板の屈折率に一致する基板間の充填材との円偏光子の組合せにより、周囲光の大部分のタイル状ELデバイスからの反射が防止される。
いくつかの実施形態、基板14、16間の間隙12が相対的に大きい(すなわち、物理的な幅がELダイオードのうちの1つの最小寸法より大きい)特定の実施形態では、充填材24の上に反射要素28を配置することが有用である場合があり、それは、これにより、光がディスプレイの後方から間隙12を通ってディスプレイの正面まで進むのを防止し、この領域に遭遇する、ELタイル内で生成された光をディスプレイの正面に向かって反射し、ELダイオードの後方の反射領域と同様に周囲光を反射するためである。しかしながら、タイル状ELデバイスのスーパー基板26と反対側に配置された側において、いかなる層も充填材24と接触して配置される必要はない。
基板14、16としてガラス又は透明アクリルを採用するデバイスでは、充填材24を形成するために有用な材料は、概して、基板14、16間の間隙内に堆積された後に硬化する流体を含む。この流体は、隣接する第1のデバイスタイル4の縁の部分8と第2のデバイスタイル6の縁の部分10との間の間隙12を充填することができるように、概して、粘度がおよそ1センチポイズ〜1000センチポイズであるべきである。この流体は、好ましくは、UV光露出又は可視光露出及び熱を含む、光学的露出によって硬化する接着剤である。この材料が、可視光又は熱を用いて硬化可能であることが有用であり、それは、この光又は熱を、ELデバイスタイルによって直接提供することができるためであり、外部の熱及びUV光への露出は、いくつかのEL材料、特に有機発光材料における崩壊をもたらすことが知られているためである。硬化の後、材料の屈折率は、基板の屈折率に略等しく、好ましくは1.4〜1.6、より好ましくは1.48〜1.55であるべきである。この充填材24を形成するために用いることができる既知の材料には、Dymax製のMulti−Cure OP−24 RevB光学接着剤、Ultra Light−Weld OP−29Vシリーズ光学接着剤及びUltra Light Weld OP−4−20632シリーズUV/可視光硬化性光学接着剤が挙げられる。他の有用な材料は、光学透明UV硬化性ポリマー、非黄変性接着剤であるUV17−7LRIを製造する、Master Bondを含む他の製造業者から販売されている。これらの材料はすべて、屈折率が1.48〜1.55である。
再び図4を参照すると、目に見える垂直線50の幅は、基板14、16の厚さによって決まる。したがって、充填材24の使用は、特に、厚い基板に対して、かつ小型ELダイオードを有するタイル状ELデバイスに対して有用である。図7は、本発明の2つの基板14、16を示す。これらの基板14、16は厚さ76を有している。概して、これらの基板14、16の厚さ76は0.5mm〜1.0mmであるが、これらの基板14、16は、いくつかの実施形態でははるかに厚い。これらの基板14、16の厚さ76が増大すると、目に見える垂直線50は厚さが増大する可能性があり、したがって、近距離から見るとより目に見える可能性がある。タイル状ELデバイスは、デバイス内に形成されるELダイオードが小さいときは特に欠陥がないことも重要である。例えば、図6に記載するプロセスでは、各基板の上にELダイオード72のアレイが形成されることにより、ELディスプレイデバイスが形成される。これらのELダイオードは、寸法、例えば74が、電極(すなわち図1の30a、30b、34a及び34b)の分割によって画成される。図7は、ELダイオード72の最小寸法を通るELデバイスタイルの断面を示し、それにより、寸法74は、ELデバイスタイルの各々及び結果として得られるタイル状ELデバイスにおけるELダイオード72の最小寸法となっている。本発明の実施形態は、ELダイオード27の最小寸法に対する基板厚さ76の比が比較的大きい場合に特に有用である。特に、充填材24は、エレクトロルミネッセンスダイオードの最小寸法が基板の厚さの5倍未満であるときはいつでも基板14、16の間に配置されることが特に望ましい。
本発明のタイル状エレクトロルミネッセンスデバイスを形成する方法は、図6に示すステップを含むことができる。図示するように、本方法は、複数のELデバイスタイルを提供すること(60)を含むことができ、各デバイスタイルは、屈折率を有する基板と、実質的にランバートである分布に従って光を放出するエレクトロルミネッセンスダイオードとを有しており、それにより、光は、第1のELタイルの基板の表面に対して傾斜角度に沿ってかつ第1のデバイスタイルの縁を通るように向けられる。ELデバイスタイルのうちの任意の1つより大きいスーパー基板を提供する(62)。第1のデバイスタイルの縁の一部が第2のデバイスタイルの縁の一部に隣接し、それにより、第1のデバイスタイルの縁と第2のデバイスタイルの縁との間に間隙が形成されるように、ELデバイスタイルをスーパー基板に接着する(64)。屈折率が各デバイスタイル内の基板の屈折率に一致する充填材を、ELデバイスタイルの隣接する縁の間に配置し(66)、充填材を硬化させる(68)。任意に接続を提供する(70)。
この方法では、スーパー基板はいくつかの実施形態において円形偏光子である。いくつかの実施形態では、ELデバイスタイルは搬送シートに取り付けられ、硬化性流体がELデバイスタイルの隣接する縁の間に配置され、スーパー基板をデバイスタイルに積層させることによって該スーパー基板を貼り付ける前に、硬化されて充填材を形成する。代替の実施形態では、ELデバイスタイルを円形偏光子に積層した後、デバイスタイルの隣接する縁の間に硬化性流体を配置し、硬化性流体を硬化させて充填材を提供する。
本発明の一方法によりタイル状ELデバイスを形成する方法には、デバイスタイルの各々と適切な駆動電極との間に電気的接続を提供すること(70)が含まれる。ELダイオードは、必ずしも保護シートで被覆されないため、各ELデバイスタイル上の電気的接続は、ELデバイスタイルがスーパー基板に取り付けられ基板間に充填材が形成された後にアクセス可能であるべきである。したがって、これらの接続は、本発明のタイルELデバイスの組立て後に形成されることが多い。いくつかの実施形態では、特にOLEDデバイスの場合、電気的接続を保護するために追加の保護障壁を提供するか、又はELデバイスに追加の物理的保護を提供する必要がある。したがって、スーパー基板の反対側に配置されたタイル状ELデバイスの上にカバーが設けられる。このカバーは、タイル状ELデバイスの縁に取り付けられるか、又はELデバイスタイルの角に若しくはデバイスタイル間の継目全体にわたる等、多数の箇所でタイル状ELデバイスと接触させ、追加の物理的保護を提供するように接続されることが多い。これらのデバイスでは、反射要素28は、2つの基板の間の密封封止を提供し、この追加の保護障壁は、好ましくは、タイル状ELデバイス全体にわたって略密封封止を提供する。この略密封封止を、タイル状ELデバイスのELダイオードの上に例えばステンレス鋼カバーを配置し、タイル状ELデバイスの縁において基板の縁に封止を提供し、電気的接続用の外部接続を提供することによって提供することができる。ELダイオード内のEL材料を湿気から更に隔離するために、カバーとタイル状ELデバイスとの間に乾燥剤を含む材料が配置されることが多い。
本発明は、或る特定の好ましい実施形態を特に参照しながら詳細に説明されてきたが、本発明の精神及び範囲内で変形及び変更を実施できることは理解されよう。
2 タイル状ELデバイス
4 第1のELデバイスタイル
6 第2のELデバイスタイル
8 第1のデバイスタイルの縁
10 第2のデバイスタイルの縁
12 隣接するデバイスタイル間の間隙
14 第1のデバイスタイルの基板
16 第2のデバイスタイルの基板
18 ベクトル
20 傾斜ベクトル
22 傾斜ベクトル
24 充填材
26 スーパー基板
26a 上面
26b 隣接する物質
28 反射要素
30a、30b 第1の電極
32a、32b 被覆された発光層
34a、32b 第2の電極
36 基板の表面
40 第1の傾斜角度範囲
42 第2の傾斜角度範囲
44 基板の前面
48 光線
50 目に見える垂直線
52 間隙の位置
60 ELデバイスタイルを提供するステップ
62 スーパー基板を提供するステップ
64 ELデバイスタイルを接着するステップ
66 充填材を配置するステップ
68 充填材を硬化させるステップ
70 電気的接続を提供するステップ
72 ELダイオード
74 寸法
76 基板厚さ

Claims (11)

  1. 発光均一性を向上させると共に周囲光からの反射を低減するタイル状エレクトロルミネッセンスデバイスであって、
    (a)第1のエレクトロルミネッセンスデバイスタイル及び第2のエレクトロルミネッセンスデバイスであって、該第1のデバイスタイルの縁と該第2のデバイスタイルの縁との間に間隙を残して、該第1のデバイスタイルの該縁の一部は該第2のデバイスタイルの該縁の一部に隣接し、各デバイスタイルは、屈折率及び透明度を有する基板と、実質的にランバートである分布に従って光を放出するエレクトロルミネッセンスダイオードとを備え、それにより、光は、前記第1のタイルの前記基板の表面に対する傾斜角に沿ってかつ前記第1のデバイスタイルの前記縁を通して向けられる、第1のエレクトロルミネッセンスデバイスタイル及び第2のエレクトロルミネッセンスタイルと、
    (b)隣接する前記第1のデバイスタイルの前記縁と前記第2のデバイスタイルの前記縁との間の前記間隙内に位置する充填材であって、屈折率及び透明度が、前記第1のデバイスタイルの前記基板及び前記第2のデバイスタイルの前記基板の前記屈折率及び前記透明度に一致し、それにより、第1の傾斜角度範囲内で前記第1のデバイスタイルの前記エレクトロルミネッセンスダイオードによって生成される前記光は、吸収されるか又は前記第2のデバイスタイルの前記基板の縁を通過する前に、前記第1のデバイスタイルの前記基板の前記縁を通り、該充填材を通り、前記第2のデバイスタイルの前記表面内に入り、第2の傾斜角度範囲内で前記第1のデバイスタイルの前記エレクトロルミネッセンスダイオードによって生成される光は、前記第2のデバイスタイルの前記基板の正面を通って放出される前に、前記第1のデバイスタイルの前記基板の前記縁を通り、該充填材を通り、前記第2のデバイスタイルの前記基板内に入る、充填材と、
    を具備する、タイル状エレクトロルミネッセンスデバイス。
  2. 前記第1のデバイスタイル及び前記第2のデバイスタイルの上に配置されたスーパー基板であって、紫外光が前記タイル状エレクトロルミネッセンスデバイスに入るのを遮断する、スーパー基板を更に具備する、請求項1に記載のタイル状エレクトロルミネッセンスデバイス。
  3. 前記第1のデバイスタイル及び前記第2のデバイスタイルの上に配置されるスーパー基板であって、周囲光からの反射を低減するように選択される円偏光子であるスーパー基板を更に具備する、請求項1に記載のタイル状エレクトロルミネッセンスデバイス。
  4. 各エレクトロルミネッセンスデバイスタイルの前記基板は厚さを有し、各面発光エレクトロルミネッセンスダイオードデバイスタイルはエレクトロルミネッセンスダイオードを含み、各エレクトロルミネッセンスダイオードは、最小寸法が前記基板の厚さの5倍未満である、請求項1に記載のタイル状エレクトロルミネッセンスデバイス。
  5. 各エレクトロルミネッセンスデバイスタイルは、前記基板から前記エレクトロルミネッセンスダイオードとは反対側に配置された反射要素を更に含む、請求項1に記載のタイル状エレクトロルミネッセンスデバイス。
  6. 前記タイル状ELデバイスの、前記充填材を通過する光を反射する前記エレクトロルミネッセンスダイオードと同じ側に位置する反射要素を更に含む、請求項5に記載のエレクトロルミネッセンスデバイス。
  7. 前記充填材の前記屈折率は前記基板の前記屈折率の10%以内である、請求項1に記載のタイル状エレクトロルミネッセンスデバイス。
  8. 前記基板は透明であり、前記充填材は硬化すると透明である、請求項1に記載のタイル状エレクトロルミネッセンスデバイス。
  9. 前記充填材は、熱硬化流体接着剤又は放射線硬化流体接着剤から形成される、請求項1に記載のタイル状エレクトロルミネッセンスデバイス。
  10. 前記エレクトロルミネッセンスダイオードは各々、有機材料から形成される、請求項1に記載のタイル状エレクトロルミネッセンスデバイス。
  11. 前記デバイスタイルは同一である、請求項1に記載のタイル状エレクトロルミネッセンスデバイス。
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