JP2012524226A - リブ付フランジ部を有するファスナ - Google Patents

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Abstract

【課題】パネルの孔部に容易に挿入されるように十分変形するよう適合されているが、取り外しに対して増加した抵抗性を有するファスナを提供する。
【解決手段】パネルの孔部に押し通されるスナップ係合脚部(2)を有するファスナ(1)であって、前記スナップ係合脚部(2)が、軸方向(A)に延在するフラット剛性コア(8)、及び、凹状の内側面を有するウェブ(12)によってフランジ部(9)の自由外側長手方向エッジ(11)から離隔されており、コア(8)の側面に沿って走る内側長手方向エッジ(10)を有する少なくとも1つのフレキシブル湾曲フランジ部(9)を含む。堅固化リブ(14)は、フランジ部(9)のウェブの凹状面に提供される。前記リブは、フランジの自由外側長手方向エッジに前記軸方向(A)に実質的に整列した2つの離隔位置において繋がる。
【選択図】図2

Description

本発明は、パネルの孔部に押し通されるスナップ係合脚部を有するファスナに関連する。ここで、前記スナップ係合脚部は、軸方向に沿って延在するフラット剛性コア、及び、コアに沿って走る内側長手方向エッジを有する少なくとも1つのフレキシブル湾曲フランジ部を含み、該内側長手方向エッジは、凹状の内側面を有するウェブによってフランジ部の自由外側長手方向エッジから離隔している。
より特別には、本発明は、パネルにエレメントを留め付けるファスナに関連し、例えば、乗り物のドアに、装飾的なパネルなどの装飾的なエレメントを留め付けるファスナに関連する。例えば、ファスナは、先ず、フレキシブルフランジ部の変形によって、当該フレキシブルフランジ部を受け入れるように適合され、かつ、装飾的なエレメントに位置した開口部(opening)に圧嵌され、次に、ドアの内側に形成された孔部(orifice)(例えば、円筒形の孔部)に、ドアに装飾的なエレメントを留め付けるように挿入される。例えば、ドアごとに1ダースのファスナが[必要で]有り得るので、ファスナをドアに素早くかつ簡単に埋め込むことが重要である。同時に、ファスナはエレメントをドアに堅固に接続し、かつ、不適切な取り外し又は引き裂きに耐えなければならない。
類似のファスナが英国特許第2236353号公報から知られている。この公知のファスナは、孔部へのファスナの挿入を促進することに寄与する切り詰められた形状によって画成される2つのフレキシブルフランジ部を含む。しかしながら、このファスナはフランジ部の柔軟性に起因して容易に取り外され得る。
側面のカット(切込、lateral cut)をファスナに形成して、ファスナが挿入された孔部から容易に取り出されることを防止した類似のファスナも米国特許第6572317号公報から知られている。
英国特許第2236353号公報 米国特許第6572317号公報
フランジ部のウェブの厚さを増加して堅固にすることで、引き裂き取外しに対するファスナの力学的な保持力を増加することも知られている。しかしながら、フランジ部のウェブの厚さを増加することは、フランジ部を完全に堅固にすることになり、パネルにファスナを埋め込むために必要な変形をより困難にするという効果も有する。
本発明の目的は、上記定義のようにパネルの孔部に容易に挿入されるように十分変形するよう適合されているが、取り外しに対して増加した抵抗性を提供する他のファスナを提供することである。
この目的のために、本発明の対象は、パネルの孔部に押し通されるスナップ係合脚部を有するファスナであって、前記スナップ係合脚部は、軸方向に沿って延在するフラット剛性コア、及び、コアに沿って走る内側長手方向エッジを有する少なくとも1つのフレキシブル湾曲フランジ部を含み、該フレキシブル湾曲フランジ部は、コアに対する境界(bordering)としての内側長手方向エッジを有すると共に、該内側長手方向エッジは、凹状の内側面を有するウェブによってフランジ部の自由外側長手方向エッジから離隔している。前記ファスナは、更に、前記軸方向に沿って実質的に整列した2つの離隔位置において該フランジ部の自由外側長手方向エッジに繋がる堅固化(stiffening)リブが、ウェブの凹状表面に配設されたことを特徴とする。
かかるリブの配設は、孔部へのファスナの挿入の際には、フランジ部自体がコアの端に対して折れ曲がることによってフランジ部が軸方向を中心としてねじれ枢動する(そのため、半径方向への突出状態があたかも消失するよう変形する)ように作用し、孔部を通過した後には、フランジ部が展開した位置に復元することに寄与する。孔部からファスナを取り外したいと思ったときには、リブの配設(所定態様での配置)がブレース(つっかい棒)としての役割(リブがフランジ部の上端を支えて、その変形に耐えることを意味する)を果たすことによってフランジ部の変形を防止し、引き裂き取り外しに対するファスナの保持を補強する。
従って、リブのこの配設は、ファスナを容易に埋め込むことに寄与し、そして、パネルからファスナが取り外されることを困難にする。
図1は、本発明に係るファスナの側面図である。 図2は、本発明に係る図1のファスナの軸II−IIに沿った断面図である。 図3は、底から見た本発明に係るファスナを示す。 図4は、本発明に係るファスナの部分的な透視図である。
非限定的な実施例によって与えられ、添付の図面によって示される実施形態の詳細な記載から、本発明がより良く理解されるだろうし、他の利点が明らかになるだろう。
本発明のファスナは、有利には、以下の特徴を有する:
−フランジ部の自由外側長手方向エッジが、観察者からコアを横方向に見たときに、V字頂部がフランジ部の折曲り湾曲面を画成するV字の形状を有し、前記リブが、前記観察者から同様に見たときに、V字頂部がフランジ部の前記折曲り湾曲面を画成し、かつ、フランジ部の自由外側長手方向エッジのV字の形状に対称的なV字の形状を有し、フランジ部の自由外側長手方向エッジと、リブとが、菱型の開口凹部を有するセルを形成する。
−コアがリブの対向位置に補強部[「凹部」の誤記]を有する。
−ファスナが、コアの両側の側面に配設された2つのフランジ部を含み、2つのフランジ部は、コアの軸方向に関して対称的である。
−コア、及び、リブを有する各フランジ部が、プラスチック材料をモールド成形することによって1体に作製される。
図1は、本発明に係るファスナ1を示し、当該ファスナ1は、長手(ないし縦)軸方向Aに沿って延在して、スナップ係合脚部2を含み、該スナップ係合脚部2(「アンカー部」とも称される)は、パネルの孔部(図示しない)に押し通してスナップ係合するように適合されて、接続ゾーン4によって頭部3に接続され、当該接続ゾーン4には既知のようにパネルを支持(受承)するように適合される可変形ゾーンを構成する傘部5が固定されている。
頭部3は、エレメントをパネル(図示しない)に堅固に留め付けるように適合されている。
図1では、頭部3はキャップ部7によってトップ部が覆われた環状突起6の形状で存在し、キャップ部7はディスクの形状であり、留め付けられるべきエレメントに形成された開口部に挿入されるように適合されている。頭部3は、任意の他の留め付けシステムの形状、例えば、チューブサポートタイプやコネクタ留め付けタイプの留め付けシステムでもあり得るし、ワイヤ束を包むデバイスですらあり得る。
図1の例では、接続ゾーン4(スナップ係合脚部2のトップ部とも称される)はディスクの形状であり、接続ゾーン4の周囲は、例えば、卵型、円形、又は他の型など、留め付けられるべきエレメントに適合して適宜可変な形状を有する。
傘部5は、スナップ係合脚部2の脚部上端2aの方向に、接続ゾーン4からフレア状に広がる円錐形を有する。傘部5は、フレキシブルであり、軸力が頭部3に適用される場合には変形してファスナが異なる厚さのパネルに付着することを許容する。傘部5は、浸透防止材(シール材)の役割を果たし、特に、粉塵又は雨水に対する保護に使用される。
スナップ係合脚部2は、軸方向Aに沿って延在するフラット剛性(リジッド)コア8を含み、図1では、スナップ係合脚部2は、脚部(レッグ)2が実質的に軸Aに関して対称になるように軸方向Aに関して対称的に延在する2つのフレキシブル湾曲フランジ部9を有しており、ファスナを埋め込むように働く力も対称的になるようにしている。
各フランジ部9は、コア8に対して境界を成すウェブ12であって、かつ、コア8に指向する内側面15が凹状(concave)であるウェブ12によってフランジ部の自由外側長手方向エッジ11から離隔されている内側長手方向エッジ10を有する。この凹状内側面15は、一般的には、1/4卵型(oval sphere)の形状を有する。
図2は、図1の軸II−IIに沿った縦断面のファスナ1を示す。フランジ部9は、脚部2に、円錐の2つの円錐台の一般形状を与え、両円錐台の基部は脚部に繋がる。脚部は、切り詰められた頭部3に連なる脚部上端2aを有するが、その一方では、脚部自由下端2bは先細になっている。より正確には、本実施例において、脚部の自由下端2bは弾丸の形状であり、ファスナ1が挿入(圧嵌)される前に孔部の中で脚部2が予め中心に位置するようにしている。この弾丸形状の脚部自由下端2bは、図2に示すように、切り詰める(平坦化する)ことができる。
更に、各フランジ部9の自由外側長手方向エッジ11は、コア8を横方向から(図3において矢印Dによって示されるように)観察者が見たとき、V字頂部が外側に指向したV字の形状を有してフランジ部9の折曲り湾曲面(以下、「湾曲面」とも称する)16(1つの円錐の(部分を成す)2つの円錐台の共通基部に対応する)を形成し、ファスナ1は、切錐台形状の支持ゾーン(ないし、受けゾーン:retaining zone)17と称されるゾーンを有する。支持ゾーンは、脚部2の脚部上端2aから開始して軸Aから折曲り湾曲面16まで離れるように画成され、そして、さらに挿入ゾーン18と称されるゾーンが折曲り湾曲面16から開始して脚部2の脚部自由下端2bまで軸Aにより近づいていくように画成される。
挿入ゾーン18は、支持ゾーン17より大きく、先ず、孔部に係合させられ、支持ゾーン17が以下に記載されるように働く引き裂き力に耐えることによって孔部の中でファスナ1をブロック(保持)する役割を果たす。
図2に示すように、堅固化リブ(ないし剛性付与リブ:stiffening rib)14は、各フランジ部9のウェブ12の凹状面(内側面)15に配設される。この堅固化リブ14は、その2つのリブ端14a、14bが、軸方向Aに沿って実質的に整列した2つの離隔位置(14a、14b)において、フランジ部9の外側長手方向エッジ(自由外側縦エッジ)11に繋がる。より特別には、堅固化リブ14の上端14aは支持ゾーン17のエリアにおいて端部(自由外側長手方向エッジ)11に繋がり、堅固化リブ14の下端14bは挿入ゾーン18のエリアにおいて該端部11に繋がる。
堅固化リブ14は、多かれ少かれ、フランジ部9の変形に抗するブレース(つっかい棒)の役割を果たし、その一方では、孔部へのファスナ1の挿入過程の間にフランジ部9がコア8に対して折れ曲がることに役立ち、かつ、孔部から離れるようにファスナ1を引き裂く試みがなされた場合(引き抜く力が作用した場合)には軸Aに対して横方向のフランジ部9の変形を防止する。
堅固化リブ14は、多かれ少かれ、フランジ部の外側端部(自由外側長手方向エッジ)11のエリアにおいてウェブ12を二重にし、深さ方向にウェブ12の凹状面15に達するまで、コア8の平らな表面(内側面)に平行に延在する(図4に示すように)。
堅固化リブ14は、直線状又は半環状であり得る。しかし、好ましくは、堅固化リブ14は、コア8を観察者が横方向に(図3において矢印Dによって示される方向に)見たときに、V字頂部20がコア8に指向したV字の形状を有し、フランジ部9のV字形状に対し、対称的である。図2に示されるように、本実施例では、フランジ部9の外側長手方向エッジ11のV字形状と堅固化リブ14のV字形状は、互いに反対向きであるが、フランジ部9の折曲り湾曲面(inflection plane)16のエリアにおいて実質的に整列して、軸方向Aに引き伸ばされた開口部を有する菱形状中空セル22を画成する。中空セルの底部は、ウェブ12で構成される。より正確には、このダイアモンド形状は、フランジ部9の支持ゾーン17よりも挿入ゾーン18の方がより長く延在する。
フランジ部9の支持ゾーン17は、円筒形のゾーン、ないしは、中心ネック部19に続き、これは軸方向Aに延在して孔部内においてファスナ1を正確に位置づけることを目的とする。
図2に示すように、補強部[「凹部」の誤記]21は、フランジ部9のV字形状の堅固化リブ14の側面上に位置するコア8の平坦な横側表面8aに形成される。この補強部[「凹部」の誤記]21は、ファスナ1の挿入過程の間において、フランジ部9がコア8に向かって折れ曲がる時に堅固化リブ14を収容する役割を果たす。2つのフランジ部9を有するファスナ1については、当然に、補強部[「凹部」の誤記]21がコア8の各横側表面8aに配設される。
底から見た場合の、すなわち、スナップ係合脚部2の方向から見た場合の本発明に係るファスナ1を表す図3に、より良く示されるように、フランジ部9は、コア8を2つの同等の部分にその長さ8aの方向に分割するコア8の対称軸Bを超えて直線状ゾーン13に延在して、自由外側長手方向エッジ11が軸Bよりも「d」によって示される距離ずつ長く延在する。直線状ゾーン13に起因して、2つのフランジ部9は、フランジ部9とファスナ1が挿入される孔部との間の接触を増強するように、軸Bについて重複するゾーンを有する。更に、ファスナ1がモールド成形によって生産される場合には、直線状ゾーン13は、ファスナ1に如何なる制約をもかけることなく、フランジ部9をモールドから容易に取り出すことを可能にする。
図3に示すように、フランジ部9の内側長手方向エッジ10は、図3において「e」によって示されたコア8の端から離れたコア8の横側表面8aに繋がり、コア8がパネルの孔部内にファスナ1をプレガイドする役割を果たすことを可能にする。
フランジ部9の外側長手方向エッジ11は、コア8の横側表面8aを(図3の矢印Cによって示されるように)観察者から見たとき、直線状、かつ、コア8の側面に対して実質的に直交して(直交する線ないし面として)表われる。
図4は、中空セル22がより良く示されるように、フランジ部9の折曲り湾曲面16の直ぐ上部を横断方向に切断した本発明に係るファスナ1の脚部2を示す。
フランジ部9の厚さは、堅固化リブ14の上端14a及び下端14b(後者はフランジ部9に繋がり、両者ともに接続スポーク(肉厚部)が形成される)を除いて、フランジ部9に破裂ゾーンが形成されないように、フランジ部9の全体に渡って一定(一様)である。
本発明に係るファスナ1は、一般的には、4ミリメートル(mm)及び20mmの間に含まれる直径を有する。従って、フランジ部9及び堅固化リブ14の厚さは、0.05mmから3mmまで変化し得るが、好ましくは互いに同様の値となる。傘部5は、フランジ部9の厚さよりも薄い厚さを有し、約、0.3及び0.8mmの間に含まれる。軸Bから突き出た自由外側長手方向エッジ11の距離「d」は約、1及び2mmの間で変化し得る。脚部自由下端2bの弾丸形状は、約、0.5mmから1mmまで延在し得る。
好ましくは、コア8、各フランジ部9、堅固化リブ14が、プラスチック材料をモールド成形することによって1体に作製され、ファスナ1の全体をプラスチック材料をモールド成形することによって1体に作製することもできる。選択されるプラスチック材料は、例えば、以下のリストから選択することができる射出成形可能な熱可塑性ポリマーで有り得る:ポリアミド、ポリエチレン、ポリオキシメチレン、ポリプロピレン又は任意の他の適適当な熱可塑性ポリマー。
パネルの適合された(対応する)孔部(図示しない)に、すなわち、折曲り湾曲面16のエリアにおけるファスナ1の脚部2の円周よりも実質的に小さく、かつ、中心ネック19のエリアにおける脚部2の円周と実質的に同等な直径を有する孔部に、本発明に係るファスナ1を埋め込む(嵌合する)ためには、ファスナ1の頭部3に軸方向Aに圧力をかけるのみでよい。この軸方向の圧力は、挿入ゾーン18に押し付け力を及ぼし、フランジ部9をその内側長手方向エッジ10の周りに枢動させることによって、フランジ部9をコア8に向かって折り曲げる、ないしは、折るように作用し、そのため、フランジ部9に関するヒンジの役割を果たす。フランジ部9の堅固化リブ14は、フランジ部9を剛性化させ、図4に示された方向Aに対して実質的に直角な半径方向Eへのフランジ部9の変形を防止する。特に、挿入ゾーン18に関する支持ゾーン17によって形成される角度α(即ち、V字形状の頂角に対する余角)は、一定のままである。この圧力の間に、堅固化リブ14をコア8の補強部[「凹部」の誤記]21に収納することができる。
一度挿入されると、ファスナ1は、傘部5及び中心ネック19の間で、既知の仕方でパネルの中にブロック(抑止)される。
かくて、頭部3がファスナ1から挿入方向と反対の方向である方向Aに取り除かれようとする(引っ張られる)が、堅固化リブ14はフランジ部9のコア8に向かう半径方向Eへの変形に対して抵抗しているので、ファスナ1を取り外すことは困難である。この時、軸方向の圧力は、挿入ゾーン18より短いフランジ部9の支持ゾーン17にかかるが、フランジ部9へは、フランジ部9の内側長手方向エッジ10を中心に枢動させるより少ない力を伝達する。
堅固化リブ14のV字形状は、不都合な、ないしは、故意ではないファスナ1の取り外しを防止するが、最小の力がファスナ1の頭部3に適用される場合には、ファスナ1を破壊することなくファスナ1を取り外すことができるようにするために採用されることが理解される。
本発明が上述の一実施形態に限定されないことは明確であり、本発明の範囲を逸脱することなく種々のつかの修正の対象でもありえることは明白である。例えば、ファスナ1は、横長(ないし楕円形)の孔部に挿入されるように適合することができる。この場合には、コア8は、2つの部分に開裂することができ、ある距離だけ離隔した2つの横側ポスト(脚柱部)が形成され、各々には上述のようにリブ体のフランジ部9が配設される。
1 :ファスナ
2 :スナップ係合脚部(レッグ)
2a :脚部上端
2b :脚部自由下端(下端)
3 :頭部
4 :接続ゾーン
5 :傘部
6 :環状突起
7 :キャップ部
8 :コア(フラット剛性コア)(stiffening core)
8a :横側表面・コアの表面
9 :フランジ部、ないしフレキシブル湾曲フランジ部(curved, flexible flanges)
10 :内側長手方向エッジ(inner longitudinal edge)
11 :自由外側長手方向エッジ(外側端・外側長手方向エッジ)((free) outer longitudinal edge)
12 :ウェブ
13 :直線状ゾーン
14 :堅固化リブ(剛化ないし補強リブ)
14a :(リブ)上端
14b :(リブ)下端
15 :(ウェブの)内側面(凹状内側面)
16 :(折曲り)湾曲面(部)(inner surface)
17 :支持ゾーン(受けゾーン、retaining zone)
18 :挿入ゾーン
19 :中心ネック
20 :V字頂部(先端)
21 :補強部[「凹部」の誤記]
22 :中空セル
本発明は、パネルの孔部に押し通されるスナップ係合脚部を有するファスナに関連する。ここで、前記スナップ係合脚部は、軸方向に沿って延在するフラット剛性コア、及び、コアに沿って走る内側長手方向エッジを有する少なくとも1つのフレキシブル湾曲フランジ部を含み、該内側長手方向エッジは、凹状の内側面を有するウェブによってフランジ部の自由外側長手方向エッジから離隔している。
より特別には、本発明は、パネルにエレメントを留め付けるファスナに関連し、例えば、乗り物のドアに、装飾的なパネルなどの装飾的なエレメントを留め付けるファスナに関連する。例えば、ファスナは、先ず、フレキシブルフランジ部の変形によって、当該フレキシブルフランジ部を受け入れるように適合され、かつ、装飾的なエレメントに位置した開口部(opening)に圧嵌され、次に、ドアの内側に形成された孔部(orifice)(例えば、円筒形の孔部)に、ドアに装飾的なエレメントを留め付けるように挿入される。例えば、ドアごとに1ダースのファスナが[必要で]有り得るので、ファスナをドアに素早くかつ簡単に埋め込むことが重要である。同時に、ファスナはエレメントをドアに堅固に接続し、かつ、不適切な取り外し又は引き裂きに耐えなければならない。
類似のファスナが英国特許第2236353号公報から知られている。この公知のファスナは、孔部へのファスナの挿入を促進することに寄与する切り詰められた形状によって画成される2つのフレキシブルフランジ部を含む。しかしながら、このファスナはフランジ部の柔軟性に起因して容易に取り外され得る。
側面のカット(切込、lateral cut)をファスナに形成して、ファスナが挿入された孔部から容易に取り出されることを防止した類似のファスナも米国特許第6572317号公報から知られている。
英国特許第2236353号公報 米国特許第6572317号公報
フランジ部のウェブの厚さを増加して堅固にすることで、引き裂き取外しに対するファスナの力学的な保持力を増加することも知られている。しかしながら、フランジ部のウェブの厚さを増加することは、フランジ部を完全に堅固にすることになり、パネルにファスナを埋め込むために必要な変形をより困難にするという効果も有する。
本発明の目的は、上記定義のようにパネルの孔部に容易に挿入されるように十分変形するよう適合されているが、取り外しに対して増加した抵抗性を提供する他のファスナを提供することである。
本発明の一視点により、パネルの孔部に押し通されるスナップ係合脚部を有するファスナが提供される。該ファスナにおいて、前記スナップ係合脚部は、軸方向に沿って延在するフラット剛性コア、及び、コアに沿って走る内側長手方向エッジを有する少なくとも1つのフレキシブル湾曲フランジ部を含み、該フレキシブル湾曲フランジ部は、コアに対する境界(bordering)としての内側長手方向エッジを有すると共に、該内側長手方向エッジは、凹状の内側面を有するウェブによってフランジ部の自由外側長手方向エッジから離隔している。前記ファスナは、更に、前記軸方向に沿って実質的に整列した2つの離隔位置において該フランジ部の自由外側長手方向エッジに繋がる堅固化(stiffening)リブが、ウェブの凹状表面に配設されたことを特徴とする。
かかるリブの配設は、孔部へのファスナの挿入の際には、フランジ部自体がコアの端に対して折れ曲がることによってフランジ部が軸方向を中心としてねじれ枢動する(そのため、半径方向への突出状態があたかも消失するよう変形する)ように作用し、孔部を通過した後には、フランジ部が展開した位置に復元することに寄与する。孔部からファスナを取り外したいと思ったときには、リブの配設(所定態様での配置)がブレース(つっかい棒)としての役割(リブがフランジ部の上端を支えて、その変形に耐えることを意味する)を果たすことによってフランジ部の変形を防止し、引き裂き取り外しに対するファスナの保持を補強する。
従って、リブのこの配設は、ファスナを容易に埋め込むことに寄与し、そして、パネルからファスナが取り外されることを困難にする。
図1は、本発明に係るファスナの側面図である。 図2は、本発明に係る図1のファスナの軸II−IIに沿った断面図である。 図3は、底から見た本発明に係るファスナを示す。 図4は、本発明に係るファスナの 部分的な透視図である。
非限定的な実施例によって与えられ、添付の図面によって示される実施形態の詳細な記載から、本発明がより良く理解されるだろうし、他の利点が明らかになるだろう。
本発明において、以下の実施形態が可能である。
(形態1)
パネルの孔部に押し通されるスナップ係合脚部を有するファスナであって、
前記スナップ係合脚部が、軸方向(A)に沿って延在するフラット剛性コア、及び、該コアに沿って走る内側長手方向エッジを有する少なくとも1つのフレキシブル湾曲フランジ部を含み、
前記内側長手方向エッジは、凹状の内側面を有するウェブによって該フランジ部の自由外側長手方向エッジから離隔しており、
前記軸方向(A)に沿って実質的に整列した2つの離隔位置において前記フランジ部の外側長手方向エッジに接続する堅固化リブが、前記ウェブの凹状の内側面に配設されたこと、
を特徴とするファスナ。
(形態2)
フランジ部の自由外側長手方向エッジが、コアを横方向に観察者から見たときに、長手方向V字の形状を有するとともに、該V字の頂部がフランジ部の折曲り湾曲面を画成し、
前記堅固化リブが、前記観察者から見たときに、前記V字頂部がフランジ部の前記折曲り湾曲面を画成すると共に、フランジ部の自由外側長手方向エッジのV字の形状に対し対称的なV字の形状を有し、
フランジ部の自由外側長手方向エッジと、堅固化リブとが、菱型の開口部を有するセルを形成することが好ましい。
(形態3)
コアが堅固化リブの反対側に凹部を有することが好ましい。
(形態4)
コアの両側の側面に、コアの軸方向(A)に関して対称的に配設された2つのフランジ部を含むことが好ましい。
(形態5)
コア、及び、堅固化リブを有する各フランジ部が、プラスチック材料をモールド成形することによって1体に作製されていることが好ましい。
なお、特許請求の範囲に付した図面参照符号は、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
本発明のファスナは、有利には、以下の特徴を有する:
−フランジ部の自由外側長手方向エッジが、観察者からコアを横方向に見たときに、V字頂部がフランジ部の折曲り湾曲面を画成するV字の形状を有し、前記リブが、前記観察者から同様に見たときに、V字頂部がフランジ部の前記折曲り湾曲面を画成し、かつ、フランジ部の自由外側長手方向エッジのV字の形状に対称的なV字の形状を有し、フランジ部の自由外側長手方向エッジと、リブとが、菱型の開口凹部を有するセルを形成する。
−コアがリブの対向位置に凹部を有する。
−ファスナが、コアの両側の側面に配設された2つのフランジ部を含み、2つのフランジ部は、コアの軸方向に関して対称的である。
−コア、及び、リブを有する各フランジ部が、プラスチック材料をモールド成形することによって1体に作製される。
図1は、本発明に係るファスナ1を示し、当該ファスナ1は、長手(ないし縦)軸方向Aに沿って延在して、スナップ係合脚部2を含み、該スナップ係合脚部2(「アンカー部」とも称される)は、パネルの孔部(図示しない)に押し通してスナップ係合するように適合されて、接続ゾーン4によって頭部3に接続され、当該接続ゾーン4には既知のようにパネルを支持(受承)するように適合される可変形ゾーンを構成する傘部5が固定されている。
頭部3は、エレメントをパネル(図示しない)に堅固に留め付けるように適合されている。
図1では、頭部3はキャップ部7によってトップ部が覆われた環状突起6の形状で存在し、キャップ部7はディスクの形状であり、留め付けられるべきエレメントに形成された開口部に挿入されるように適合されている。頭部3は、任意の他の留め付けシステムの形状、例えば、チューブサポートタイプやコネクタ留め付けタイプの留め付けシステムでもあり得るし、ワイヤ束を包むデバイスですらあり得る。
図1の例では、接続ゾーン4(スナップ係合脚部2のトップ部とも称される)はディスクの形状であり、接続ゾーン4の周囲は、例えば、卵型、円形、又は他の型など、留め付けられるべきエレメントに適合して適宜可変な形状を有する。
傘部5は、スナップ係合脚部2の脚部上端2aの方向に、接続ゾーン4からフレア状に広がる円錐形を有する。傘部5は、フレキシブルであり、軸力が頭部3に適用される場合には変形してファスナが異なる厚さのパネルに付着することを許容する。傘部5は、浸透防止材(シール材)の役割を果たし、特に、粉塵又は雨水に対する保護に使用される。
スナップ係合脚部2は、軸方向Aに沿って延在するフラット剛性(リジッド)コア8を含み、図1では、スナップ係合脚部2は、脚部(レッグ)2が実質的に軸Aに関して対称になるように軸方向Aに関して対称的に延在する2つのフレキシブル湾曲フランジ部9を有しており、ファスナを埋め込むように働く力も対称的になるようにしている。
各フランジ部9は、コア8に対して境界を成すウェブ12であって、かつ、コア8に指向する内側面15が凹状(concave)であるウェブ12によってフランジ部の自由外側長手方向エッジ11から離隔されている内側長手方向エッジ10を有する。この凹状内側面15は、一般的には、1/4卵型(oval sphere)の形状を有する。
図2は、図1の軸II−IIに沿った縦断面のファスナ1を示す。フランジ部9は、脚部2に、円錐の2つの円錐台の一般形状を与え、両円錐台の基部は脚部に繋がる。脚部は、切り詰められた頭部3に連なる脚部上端2aを有するが、その一方では、脚部自由下端2bは先細になっている。より正確には、本実施例において、脚部の自由下端2bは弾丸の形状であり、ファスナ1が挿入(圧嵌)される前に孔部の中で脚部2が予め中心に位置するようにしている。この弾丸形状の脚部自由下端2bは、図2に示すように、切り詰める(平坦化する)ことができる。
更に、各フランジ部9の自由外側長手方向エッジ11は、コア8を横方向から(図3において矢印Dによって示されるように)観察者が見たとき、V字頂部が外側に指向したV字の形状を有してフランジ部9の折曲り湾曲面(以下、「湾曲面」とも称する)16(1つの円錐の(部分を成す)2つの円錐台の共通基部に対応する)を形成し、ファスナ1は、切錐台形状の支持ゾーン(ないし、受けゾーン:retaining zone)17と称されるゾーンを有する。支持ゾーンは、脚部2の脚部上端2aから開始して軸Aから折曲り湾曲面16まで離れるように画成され、そして、さらに挿入ゾーン18と称されるゾーンが折曲り湾曲面16から開始して脚部2の脚部自由下端2bまで軸Aにより近づいていくように画成される。
挿入ゾーン18は、支持ゾーン17より大きく、先ず、孔部に係合させられ、支持ゾーン17が以下に記載されるように働く引き裂き力に耐えることによって孔部の中でファスナ1をブロック(保持)する役割を果たす。
図2に示すように、堅固化リブ(ないし剛性付与リブ:stiffening rib)14は、各フランジ部9のウェブ12の凹状面(内側面)15に配設される。この堅固化リブ14は、その2つのリブ端14a、14bが、軸方向Aに沿って実質的に整列した2つの離隔位置(14a、14b)において、フランジ部9の外側長手方向エッジ(自由外側縦エッジ)11に繋がる。より特別には、堅固化リブ14の上端14aは支持ゾーン17のエリアにおいて端部(自由外側長手方向エッジ)11に繋がり、堅固化リブ14の下端14bは挿入ゾーン18のエリアにおいて該端部11に繋がる。
堅固化リブ14は、多かれ少かれ、フランジ部9の変形に抗するブレース(つっかい棒)の役割を果たし、その一方では、孔部へのファスナ1の挿入過程の間にフランジ部9がコア8に対して折れ曲がることに役立ち、かつ、孔部から離れるようにファスナ1を引き裂く試みがなされた場合(引き抜く力が作用した場合)には軸Aに対して横方向のフランジ部9の変形を防止する。
堅固化リブ14は、多かれ少かれ、フランジ部の外側端部(自由外側長手方向エッジ)11のエリアにおいてウェブ12を二重にし、深さ方向にウェブ12の凹状面15に達するまで、コア8の平らな表面(内側面)に平行に延在する(図4に示すように)。
堅固化リブ14は、直線状又は半環状であり得る。しかし、好ましくは、堅固化リブ14は、コア8を観察者が横方向に(図3において矢印Dによって示される方向に)見たときに、V字頂部20がコア8に指向したV字の形状を有し、フランジ部9のV字形状に対し、対称的である。図2に示されるように、本実施例では、フランジ部9の外側長手方向エッジ11のV字形状と堅固化リブ14のV字形状は、互いに反対向きであるが、フランジ部9の折曲り湾曲面(inflection plane)16のエリアにおいて実質的に整列して、軸方向Aに引き伸ばされた開口部を有する菱形状中空セル22を画成する。中空セルの底部は、ウェブ12で構成される。より正確には、このダイアモンド形状は、フランジ部9の支持ゾーン17よりも挿入ゾーン18の方がより長く延在する。
フランジ部9の支持ゾーン17は、円筒形のゾーン、ないしは、中心ネック部19に続き、これは軸方向Aに延在して孔部内においてファスナ1を正確に位置づけることを目的とする。
図2に示すように、凹部21は、フランジ部9のV字形状の堅固化リブ14の側面上に位置するコア8の平坦な横側表面8aに形成される。この凹部21は、ファスナ1の挿入過程の間において、フランジ部9がコア8に向かって折れ曲がる時に堅固化リブ14を収容する役割を果たす。2つのフランジ部9を有するファスナ1については、当然に、凹部21がコア8の各横側表面8aに配設される。
底から見た場合の、すなわち、スナップ係合脚部2の方向から見た場合の本発明に係るファスナ1を表す図3に、より良く示されるように、フランジ部9は、コア8を2つの同等の部分にその長さ8aの方向に分割するコア8の対称軸Bを超えて直線状ゾーン13に延在して、自由外側長手方向エッジ11が軸Bよりも「d」によって示される距離ずつ長く延在する。直線状ゾーン13に起因して、2つのフランジ部9は、フランジ部9とファスナ1が挿入される孔部との間の接触を増強するように、軸Bについて重複するゾーンを有する。更に、ファスナ1がモールド成形によって生産される場合には、直線状ゾーン13は、ファスナ1に如何なる制約をもかけることなく、フランジ部9をモールドから容易に取り出すことを可能にする。
図3に示すように、フランジ部9の内側長手方向エッジ10は、図3において「e」によって示されたコア8の端から離れたコア8の横側表面8aに繋がり、コア8がパネルの孔部内にファスナ1をプレガイドする役割を果たすことを可能にする。
フランジ部9の外側長手方向エッジ11は、コア8の横側表面8aを(図3の矢印Cによって示されるように)観察者から見たとき、直線状、かつ、コア8の側面に対して実質的に直交して(直交する線ないし面として)表われる。
図4は、中空セル22がより良く示されるように、フランジ部9の折曲り湾曲面16の直ぐ上部を横断方向に切断した本発明に係るファスナ1の脚部2を示す。
フランジ部9の厚さは、堅固化リブ14の上端14a及び下端14b(後者はフランジ部9に繋がり、両者ともに接続スポーク(肉厚部)が形成される)を除いて、フランジ部9に破裂ゾーンが形成されないように、フランジ部9の全体に渡って一定(一様)である。
本発明に係るファスナ1は、一般的には、4ミリメートル(mm)及び20mmの間に含まれる直径を有する。従って、フランジ部9及び堅固化リブ14の厚さは、0.05mmから3mmまで変化し得るが、好ましくは互いに同様の値となる。傘部5は、フランジ部9の厚さよりも薄い厚さを有し、約、0.3及び0.8mmの間に含まれる。軸Bから突き出た自由外側長手方向エッジ11の距離「d」は約、1及び2mmの間で変化し得る。脚部自由下端2bの弾丸形状は、約、0.5mmから1mmまで延在し得る。
好ましくは、コア8、各フランジ部9、堅固化リブ14が、プラスチック材料をモールド成形することによって1体に作製され、ファスナ1の全体をプラスチック材料をモールド成形することによって1体に作製することもできる。選択されるプラスチック材料は、例えば、以下のリストから選択することができる射出成形可能な熱可塑性ポリマーで有り得る:ポリアミド、ポリエチレン、ポリオキシメチレン、ポリプロピレン又は任意の他の適適当な熱可塑性ポリマー。
パネルの適合された(対応する)孔部(図示しない)に、すなわち、折曲り湾曲面16のエリアにおけるファスナ1の脚部2の円周よりも実質的に小さく、かつ、中心ネック19のエリアにおける脚部2の円周と実質的に同等な直径を有する孔部に、本発明に係るファスナ1を埋め込む(嵌合する)ためには、ファスナ1の頭部3に軸方向Aに圧力をかけるのみでよい。この軸方向の圧力は、挿入ゾーン18に押し付け力を及ぼし、フランジ部9をその内側長手方向エッジ10の周りに枢動させることによって、フランジ部9をコア8に向かって折り曲げる、ないしは、折るように作用し、そのため、フランジ部9に関するヒンジの役割を果たす。フランジ部9の堅固化リブ14は、フランジ部9を剛性化させ、図4に示された方向Aに対して実質的に直角な半径方向Eへのフランジ部9の変形を防止する。特に、挿入ゾーン18に関する支持ゾーン17によって形成される角度α(即ち、V字形状の頂角に対する余角)は、一定のままである。この圧力の間に、堅固化リブ14をコア8の凹部21に収納することができる。
一度挿入されると、ファスナ1は、傘部5及び中心ネック19の間で、既知の仕方でパネルの中にブロック(抑止)される。
かくて、頭部3がファスナ1から挿入方向と反対の方向である方向Aに取り除かれようとする(引っ張られる)が、堅固化リブ14はフランジ部9のコア8に向かう半径方向Eへの変形に対して抵抗しているので、ファスナ1を取り外すことは困難である。この時、軸方向の圧力は、挿入ゾーン18より短いフランジ部9の支持ゾーン17にかかるが、フランジ部9へは、フランジ部9の内側長手方向エッジ10を中心に枢動させるより少ない力を伝達する。
堅固化リブ14のV字形状は、不都合な、ないしは、故意ではないファスナ1の取り外しを防止するが、最小の力がファスナ1の頭部3に適用される場合には、ファスナ1を破壊することなくファスナ1を取り外すことができるようにするために採用されることが理解される。
本発明が上述の一実施形態に限定されないことは明確であり、本発明の範囲を逸脱することなく種々のつかの修正の対象でもありえることは明白である。例えば、ファスナ1は、横長(ないし楕円形)の孔部に挿入されるように適合することができる。この場合には、コア8は、2つの部分に開裂することができ、ある距離だけ離隔した2つの横側ポスト(脚柱部)が形成され、各々には上述のようにリブ体のフランジ部9が配設される。
1 :ファスナ
2 :スナップ係合脚部(レッグ)
2a :脚部上端
2b :脚部自由下端(下端)
3 :頭部
4 :接続ゾーン
5 :傘部
6 :環状突起
7 :キャップ部
8 :コア(フラット剛性コア)(stiffening core)
8a :横側表面・コアの表面
9 :フランジ部、ないしフレキシブル湾曲フランジ部(curved, flexible flanges)
10 :内側長手方向エッジ(inner longitudinal edge)
11 :自由外側長手方向エッジ(外側端・外側長手方向エッジ)((free) outer longitudinal edge)
12 :ウェブ
13 :直線状ゾーン
14 :堅固化リブ(剛化ないし補強リブ)
14a :(リブ)上端
14b :(リブ)下端
15 :(ウェブの)内側面(凹状内側面)
16 :(折曲り)湾曲面(部)(inner surface)
17 :支持ゾーン(受けゾーン、retaining zone)
18 :挿入ゾーン
19 :中心ネック
20 :V字頂部(先端)
21 :凹部
22 :中空セル

Claims (5)

  1. パネルの孔部に押し通されるスナップ係合脚部(2)を有するファスナ(1)であって、
    前記スナップ係合脚部(2)が、軸方向(A)に沿って延在するフラット剛性コア(8)、及び、該コア(8)に沿って走る内側長手方向エッジ(10)を有する少なくとも1つのフレキシブル湾曲フランジ部(9)を含み、
    前記内側長手方向エッジ(10)は、凹状の内側面を有するウェブ(12)によって該フランジ部(9)の自由外側長手方向エッジ(11)から離隔しており、
    前記軸方向(A)に沿って実質的に整列した2つの離隔位置において前記フランジ部(9)の外側長手方向エッジ(11)に接続する堅固化リブ(14)が、前記ウェブの凹状の内側面に配設されたこと、
    を特徴とするファスナ。
  2. フランジ部(9)の自由外側長手方向エッジ(11)が、コア(8)を横方向(D)に観察者から見たときに、長手方向V字の形状を有するとともに、該V字の頂部がフランジ部(9)の折曲り湾曲面(16)を画成し、
    前記堅固化リブ(14)が、前記観察者から見たときに、前記V字頂部(20)がフランジ部(9)の前記折曲り湾曲面(16)を画成すると共に、フランジ部(9)の自由外側長手方向エッジ(11)のV字の形状に対し対称的なV字の形状を有し、
    フランジ部(9)の自由外側長手方向エッジ(11)と、堅固化リブ(14)とが、菱型の開口部を有するセルを形成する請求項1に記載のファスナ。
  3. コア(8)が堅固化リブ(14)の反対側に補強部[「凹部」の誤記](21)を有する請求項1又は2に記載のファスナ。
  4. コア(8)の両側の側面に、コア(8)の軸方向(A)に関して対称的に配設された2つのフランジ部(9)を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のファスナ。
  5. コア(8)、及び、堅固化リブ(14)を有する各フランジ部(9)が、プラスチック材料をモールド成形することによって1体に作製されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のファスナ。
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