JP2012505107A - エアバッグ - Google Patents

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Abstract

膨張可能な容積を画定するよう相互に固定された後面パネルと前面パネルとを備えたエアバッグが開示されている。テザーが、上記パネルを相互接続し、少なくとも1本の切り込み線またはミシン目によって提供される機械的な脆弱領域を有している。テザーは、上記機械的な脆弱領域がほぼ無傷である第1の形態を有し、前記機械的な脆弱領域が破断することによって第2の形態を取るよう構成されている。テザーの第1の形態は、エアバッグの膨張中、エアバッグの最大厚みを、前面パネルと後面パネルとの間で測定された所定距離に制限するのに有効であり、第2の形態は、エアバッグの最大厚さ、上記所定距離を越えて増大可能となるのに有効である。
【選択図】図19

Description

本発明は、エアバッグ、特に自動車などで安全装置として使用するのに適した膨張式エアバッグに関する。
衝突したときに車両の乗員を保護するために、安全装置としてエアバッグモジュールを自動車内に備えることが、今では広く知られている。典型的なエアバッグモジュールは、最初は折り畳まれている布製のエアバッグと、ガス発生器などのインフレータとを備えている。ガス発生器は、実際の、すなわち、切迫した事故状況を示すセンサから信号を受信すると、極めて迅速に大量のガスを発生して、エアバッグを膨張させ、車両の乗員を保護するためのクッションを提供するよう構成されている。例えば、前面にエアバッグを配置した場合、膨張すると、車両の乗員の前にクッションが提供され、正面衝突の際に車両の運転者または乗員が前方へ慣性運動するのを阻止する。
膨張後のクッションの形状は、エアバッグのパネルの形状および構造に大きく依存するが、エアバッグ内部に1個以上のテザー(tether)を用いることによって、さらに影響を受ける。この一般的なテザーは、膨張時にエアバッグの形状を変更、または注意深く管理するために用いられてもよい。
テザーを使用することにより、テザーがエアバッグの布製壁面に取り付けられる箇所において、エアバッグの拡張を防止または制限することが以前から提案されてきている。このタイプのテザーを用いる1つの目的は、通常、「バッグスラップ(bag-slap)」として知られる概念の危険性を防ぐか、または少なくとも低減することである。これは、拡張防止されていないエアバッグが自動車の乗員区画内で拡張する間に、エアバッグがほぼ完全に膨張し、エアバッグの完全な膨張形状に達する前に、エアバッグの外側面が、一瞬、通常の到達位置を越えて外側に広がる概念である。この現象が起こると、典型的には、車両の乗員が衝突慣性を受けた状態において、乗員に接触するよう意図された表面であるエアバッグの最表部が、乗員に激突する。「バッグスラップ」により重大な負傷を負うこともあり、それゆえに、エアバッグがこのように外側に広がり、自動車の乗員に激突するのを防ぐために、膨張中にエアバッグの前面パネルを確実に拘束することが望ましい。
また、「バッグスラップ」の問題に対処するために、エアバッグの最大厚み(膨張後のエアバッグの前面パネルと後面パネルとの間の最大距離で測定される)になる前に、全体として半径方向に極めて迅速に膨張するエアバッグを提供することも望ましい。
上述の点から、本発明の目的は、改良されたエアバッグを提供することである。
したがって、本発明は、膨張可能な容積を画定するよう相互に固定された後面パネルと前面パネルとを備えたエアバッグを提供する。このエアバッグはさらに、上記パネルを相互接続するテザーを備え、機械的脆弱領域を有しており、この場合、テザーは、上記の機械的脆弱領域がほぼ無傷である第1の形態を採り、上記機械的脆弱領域が破断することによって第2の形態を採るよう構成され、上記テザーの第1の形態は、エアバッグの膨張中、エアバッグの最大厚みを、前面パネルと後面パネルとの間で測定された所定距離に制限するのに有効であり、上記第2の形態は、エアバッグの最大厚さが、上記所定距離を越えて増加するのを可能にするのに有効である。
好ましくは、上記機械的脆弱領域は、所定の内圧までエアバッグが膨張すると、破断するよう構成されている。
有利には、テザーは布製である。
好都合には、機械的脆弱領域は、少なくとも1本の切り込み線またはミシン目によって画定されている。
好ましくは、テザーは、2本の間隔の空いた切り込み線またはミシン目を備えている。
有利には、上記の切り込み線またはミシン目は、互いにほぼ平行になっている。
好都合には、1組の直線状の切断部が、テザーを通して設けられ、上記切断部はそれぞれ、各切り込み線またはミシン目とほぼ同一線上にあって、上記切断部と各ラグとの間のタブを、各切断部の反対側に画定している。上記テザーは、タブを介して上記パネルのうちの一方に固定され、上記1組のラグを介して他方のパネルに固定されている。
好ましくは、テザーは、前面パネルに接続されるテザーの領域と、後面パネルに接続されるテザーの領域との間に位置するように、テザーのほぼ中央領域を横断して延びる切り込み線またはミシン目を備えている。
好ましくは、エアバッグは、上記テザーを複数本備えている。
有利には、上記テザーはそれぞれ、後面パネルの各領域に固定され、後面パネルの上記領域は、後面パネルの中央領域に設けられたガス入口開口を中心とした、ほぼ規則的な配列で、相互にほぼ等しく間隔が空けられている。
好都合には、上記テザーはそれぞれ、前面パネルの各領域に固定され、前面パネルの上記領域は、ほぼ規則的な配列で、相互にほぼ等しく間隔が空けられている。
好ましくは、前面パネルの領域の上記配列は、後面パネルの領域の上記配列とほぼ対応している。
有利には、エアバッグは上記テザーを3個備えている。
好都合には、上記の切り込み線またはミシン目の間に位置するテザーの領域は、前面パネルに固定されている。
好ましくは、上記テザーは、少なくとも後面パネルの領域と一体形成されている。
有利には、上記後面パネルは、2つの相互接続されたサブパネルによって形成され、上記テザーは、上記サブパネルのうちの第1のパネルと一体形成されている。
好都合には、上記切り込み線またはミシン目は、上記第1のサブパネルを貫通して設けられている。
好ましくは、上記切り込み線またはミシン目は、上記第1のサブパネルから切り取られた1組のフラップの間で、第1のサブパネルのほぼ中央領域にわたって延び、上記フラップはそれぞれ、上記中央領域の後ろに曲げられ、後面パネルを貫通して設けられたガス入口開口に対して固定されている。
有利には、上記フラップはそれぞれ、上記切り込み線またはミシン目の方向とほぼ一致する方向に、上記ガス入口開口から外側に延びる少なくとも1つのガス流路を画定している。
好都合には、上記テザーは、上記第1のサブパネルのほぼ中央領域を形成し、第2のサブパネルは、第1のサブパネルの上記中央領域を横切って延びるように、上記第1のサブパネルに接続されている。
好ましくは、上記ガス入口開口は、上記第2のサブパネルを貫通して設けられている。
有利には、上記第2のサブパネルは、1組の間隔の空いた縫い目によって、上記第1のサブパネルに接続され、上記切り込み線またはミシン目は両方とも上記縫い目の間にあり、切り込み線またはミシン目はそれぞれ、上記縫い目とそれぞれほぼ隣接して位置している。
好都合には、テザーまたは各テザーは、第1の形態では、後面パネルを貫通して設けられたガス入口開口を通ってエアバッグの内部容積に入る流れに対して、ガスデフレクタとして作用するよう構成されている。
好ましくは、上記切り込み線またはミシン目の間で画定されたテザーの領域は、上記ガス入口開口を覆っている。
本発明をより容易に理解するため、および、本発明のさらなる特徴を認識するために、添付の図面を参照して、本発明の実施形態を例としてここで説明する。
本発明の第1の実施形態の前面パネルを示している。 エアバッグの後面パネルの一部を形成する、第1の実施形態の第1のサブパネルを示している。 図2と同様にエアバッグの後面パネルの一部を形成する、第1の実施形態の第2のサブパネルを示している。 第1の実施形態のエアバッグの一部を形成する熱シールドを示している。 第2のサブパネルに固定された熱シールドを示している。 エアバッグの形成の後続段階の間における、図1の第1のサブパネルの上方で位置合わせされた、図5で図示された熱シールドと第2のサブパネルとの組み合わせを、ひっくり返した状態で示している。 図6で示されたパネルの組み合わせを、ひっくり返した向きで示している。 図2で示された第1のサブパネルの一部と、図4で示された熱シールドとを縫合するステップを図示している。 エアバッグの製造中の後続段階を図示し、第1のサブパネルと第2のサブパネルとが、相互に縫い合わされて、エアバッグの後面パネルを形成していることを示している。 図9で図示された縫合ステップの結果、部分的に形成されたエアバッグを図示した部分断面図である。 図10の線A−Aに沿って切断された、部分的に形成されたエアバッグの概略的な断面図である。 図10の線B−Bに沿って切断された、部分的に形成されたエアバッグを図示した概略的な断面図である。 図1で図示された前面パネルが、図9〜12で図示された後面パネルに重ね合わせられた、エアバッグの製造の後続段階を図示している。 周辺まわりで相互に接続された前面パネルと後面パネルとを示している。 図14で図示された接続ステップの結果、部分的に形成されたエアバッグを図示した部分断面図である。 図15の線C−Cに沿って切断された、部分的に形成されたエアバッグの概略的な断面図である。 図15の線D−Dに沿って切断された、部分的に形成されたエアバッグを図示した概略的な断面図である。 図16と全体的には対応しているが、ひっくり返した、部分的に形成されたエアバッグを図示した図である。 図17の図と全体的には対応しているが、ひっくり返した、部分的に形成されたエアバッグを図示した図である。 第1の実施形態についてのほぼ完成したエアバッグを示している。 本発明の第2の実施形態によるエアバッグの一部を形成するために用いられる前面パネルを示している。 第2の実施形態のエアバッグの一部を形成するために用いられる後面パネルを図示している。 第2の実施形態のエアバッグの一部を形成するために用いられる熱シールドを図示している。 第2の実施形態のエアバッグで用いられるテザー取付要素を図示している。 第2の実施形態のエアバッグで用いられるテザーを図示している。 図22の後面パネルに固定された図23の熱シールドを示している。 折り畳まれ、縫合された、図25のテザーを示している。 折り畳まれた図24のテザー取付部を示し、また図27で図示されたテザーの一部も示している。 相互接続されたテザーとテザー取付部とを示している。 テザー取付部と、エアバッグの前面パネルに固定されたテザーとを示した断面図である。 周辺まわりで相互に接続されたエアバッグの前面パネルと後面パネルとを示している。 線E−Eに沿って切断された、図31で図示の部分的に形成されたエアバッグの概略的な断面図である。 図32の図と全体的に対応した図であるが、ひっくり返されたエアバッグを示している。 図33の図と全体的に対応した図であるが、膨張状態のエアバッグを図示している。 膨張中の3つの連続した段階において、側面から見た、本発明によるエアバッグを示している。 膨張中の3つの連続した段階において、側面から見た、本発明によるエアバッグを示している。 膨張中の3つの連続した段階において、側面から見た、本発明によるエアバッグを示している。 最初のほぼ無傷の構成における、図21〜34で示した3個のテザーによる構成体の使用に適した、代替的な形態のテザー構成体を示している。 破断に続くエアバッグの膨張中の第2の形態における、図36で示されたテザーを概略的に図示している。
ここで、本発明の第1の実施形態によるエアバッグを、特に図1〜20を参照して、説明する。図1〜20は、エアバッグの種々の構成部品と、エアバッグを形成するために提案された方法とを図示している。
最初に図1を参照すると、略円形の形状を有するように布地の層から切り取られた、エアバッグの前面パネル1が図示されている。前面パネル1の周辺部2まわりの一箇所には、小さな、内側に向いた指標用切り欠き部3と、対応する外側に向いた、指標用突出部4とが設けられている。これらの目的は、これ以降より詳細に説明するが、製造中に、前面パネルをエアバッグの他の構成部品と正確に位置合わせ可能にすることである。
前面パネル1を図1で示した向きにして、指標用切り欠き部3を垂直方向で最上の位置にすると、布地の縦糸5と横糸6とが、横軸と縦軸に対して約45°の角度を成す。
図2は、織られた布地のシートから切り取られた第1の後面サブパネル7を図示している。第1のサブパネル7は、図1で図示された円形の前面パネル1と直径がほぼ等しい略円形形状をしている。前面パネル1と同様の方法で、第1のサブパネル7には、小さな指標用切り欠き部8と、小さな指標用突出部9とが、第1サブパネル7の周辺まわりの所定の位置に設けられている。第1のサブパネル7の指標用切り欠き部8は、前面パネル1の指標用切り欠き部3と対応し、第1のサブパネル7の指標用突出部9は、前面パネル1の指標突出部4と対応している。第1のサブパネル7の指標用切り欠き部8と指標用突出部9とは、前面パネル1の指標用切り欠き部3と指標用突出部4と同じ距離で、相互に間隔が空けられている。
図2は、図1で示された前面パネル1と同様の向きの第1の後面サブパネル7を示している。図2では、指標用切り欠き部8は垂直方向で最上の位置にある。この向きでは、第1のサブパネル7を形成する布地の縦糸10と横糸11は、横軸と縦軸にほぼ平行に位置するように(逆に、縦糸10と横糸11が、縦軸と横軸にほぼ平行に位置するように)、配置されている。
2本の間隔の空いた切り込み線またはミシン目12が設けられている。切り込み線またはミシン目12は、第1のサブパネル7のほぼ中央領域を越えて延び、機械的脆弱領域をそれぞれ画定し、エアバッグが膨張する間、切り込み線またはミシン目12に沿って、パネルが引き裂かれるよう構成されている。このことについては、以下により詳細に説明する。切り込みまたはミシン目は、第1のサブパネル7の織布に切り込むことができ、あるいは、織布内に一体的に形成されてもよいと考えられる。
このようにして、テザー13が、第1のサブパネル7と一体化されるよう、2本の間隔の空いた切り込み線またはミシン目12の間で画定される。テザー13の目的は、以下で明らかとなろう。テザー13は、略矩形形状をしているが、1組の外側に向けられたフラップ14が設けられている。フラップ14はそれぞれ、切り込み線またはミシン目12の間で画定された中央領域から外側に(図2で図示された向きでは垂直方向で上下に)延びている。各フラップ14は、実際には、布地から略U字状の切り抜き部15を取り除くことによって形成される。図2で明確に見られるように、各フラップ14は、略矩形形状であって、第1のサブパネル7の周辺縁部から内側に間隔の空いた自由端部16で終端している。布地17の細いウェブ(web)17が、U字状の切り抜き部15を除去した際に、周辺縁部に隣接して残っている。
第1のサブパネル7には、パネルの周辺まわりの間隔の空いた位置に、1組の内側に向いた位置決め切り欠き部18が設けられている。図2で図示されたパネルの向きで、指標用切り欠き部8を垂直方向で最上の位置にすると、2つの位置決め切り欠き部18が、一番下にある切り抜き部15にほぼ隣接して、切り抜き部15の両側で、パネルの下部領域に位置している。
小さな通気孔19が、それ自体は既知の方法で、第1のサブパネル7を貫通して設けられてもよい。
図3は、織布材料から切り取られ、1組の略直線の側縁部21と1組の弓状の端部22とを有する、略矩形形状の第2のサブパネル20を図示している。端部22は、図2で図示された第1のサブパネル7の周辺縁部の外形に一致している。
第2のサブパネル20の端部22のうちの一方には、指標用切り欠き部23と指標用突出部24とが設けられている。切り欠き部23と突出部24とは両方とも、前面パネル1と第1のサブパネル7上に形成された、対応する指標用切り欠き部と指標用突出部に、形状および位置において一致している。反対側の端部22には、1組の位置決め切り欠き部25が設けられている。位置決め切り欠き部25は、図2で図示される第1のサブパネル7に設けられた位置決め切り欠き部18と、形状および位置において一致している。
第2のサブパネル20を、図3で示されたように向け、指標用切り欠き部23を垂直方向で最上の位置にすると、布地の縦糸26が略水平方向に延び、横糸27が略垂直方向に延びて(または、逆に、縦糸26が略垂直方向に、横糸27が略水平方向に延びて)、図2で図示された第1のサブパネル7の縦糸10および横糸11と方向が一致する。
中央に位置したガス入口開口28が、第2のサブパネル20の布地を貫通して形成されている。ガス入口開口は、略円形形状であるが、不規則な配列の内側に向いた突出部29を有しており、それによって、確実に、ガス発生器(図示しない)と、それ自体は既知の方法で、正確に位置を合わせることができる。
図4は、第1の実施形態についてのエアバッグの形成で用いられる布製の熱シールド30を図示している。熱シールド30は、略六角形の形状であり、最も好ましくは、正六角形の形状を有する。しかし、熱シールド30は他の好都合な形状であってもよいことが理解されるべきである。例えば、熱シールド30は、略四角形または矩形形状を有するように切断されてもよい。
熱シールド30には、中央領域を貫通するガス入口開口31が設けられている。ガス入口開口31は、図3で図示された第2のサブパネル20を貫通して形成されたガス入口開口28と、大きさおよび構成において一致している。
図5は、本発明の第1の実施形態による、エアバッグを形成する間における初期段階を図示し、第2のサブパネル20に重ね合わせられた熱シールド30を示している。図に見られるように、第2のサブパネル20は、まず、図3で図示された向きからひっくり返され、そして、熱シールド30が、2つの要素のガス入口開口31、28を位置合わせした状態で、第2のサブパネル20の上に位置決めされる。熱シールド30と第2のサブパネル20とは、位置合わせされたガス入口開口31、28の外側まわりを走り、また、複数のガス発生器取付開口のまわりを走る蛇行状の縫い目32によって、それ自体は既知の方法で相互接続されている。
実際、図5は、このような方法で、相互に位置合わせされ、第2のサブパネル20に固定された2つの重ね合わせられた熱シールド30を図示している。ガス入口開口のまわりに布地の厚い領域を提供するために、2つの熱シールド要素をこのように用いることが好ましいが、簡略化のため、第2のサブパネル20に固定された単一の熱シールド30のみが存在するとして、エアバッグのさらなる形成ステップについて説明する。
図6は、図5で示された第2のサブパネル20と熱シールド30との組み合わせが、ひっくり返され、図2で図示された第1のサブパネル7の上に重ね合わせられた後続の形成段階を図示している。第2のサブパネル20と熱シールド30の組み合わせは、第2のサブパネル20の指標用切り欠き部23が、第1のサブパネル7の対応する指標用切り欠き部8と位置合わせされるように、かつ第2のサブパネル20の指標用突出部24が、第1のサブパネル7の対応する指標用突出部9と位置合わせされるように、第1のサブパネル7の中央領域の上に重ね合わされている。
図7は、図6の重ね合わさったパネルを下から図示している。図に見られるように、熱シールド30は、第2のサブパネル20と、第1のサブパネル7の中央のテザー領域13との間に位置している。次に、2つのテザーフラップ14が、テザーフラップの端部16が熱シールド30と第2のサブパネル20との間で画定される空間に突き出るように、内側に曲げられる。次に、テザーフラップ14はそれぞれ、図8で示されているように、ボックス縫い(box stitch)33によって熱シールド30に固定される。
図9は、エアバッグの後面パネルを形成するために、2つのサブパネル7、20を相互に接続する後続ステップを示している。この接続は、第2のサブパネル20にある直線の側縁部21と、第1のサブパネル7にある内側方向に間隔の空いた切り込み線またはミシン目12とにほぼ隣接して走る縫い目34を形成することによってなされる。
図10は、内側に曲げられたテザーフラップ14がはっきり見える状態の、部分断面図における結果としての構造を図示しているおり、そして、第1のサブパネル7の切り込み線またはミシン目12と、第2のサブパネル20の各側縁部21とに平行に、かつミシン目12と側縁部21との間で延びる縫い目34を示している。
図11は、線A−Aを通る横断面において、図10の構造を概略的に示し、図12は、その構造を、線B−Bに沿って概略的に示している。
図13で示されているように、前面パネル1は、次に、図10〜12で図示された、一部完成したエアバッグ構造の上に重ね合わされ、前面パネル1の外周が、第1のサブパネル7の外周と位置合わせされるよう配置される。前面パネル1の指標用切り欠き部3が、後面パネル7、20の対応する各指標用切り欠き部8、23と位置合わせされ、一方、前面パネル1の指標用突出部4は、後面パネル7、20の指標用突出部9、24と同様に位置合わせされる。認識されるように、図1および図2を考慮すると、前面パネル1と第1のサブパネル7とがこのように配置された状態では、前面パネル1の縦糸5と横糸6が、第1のサブパネル7の縦糸10と横糸11に対して約45°の角度を成している。同様に、前面パネル1の縦糸5と横糸6は、第2のサブパネル20の縦糸26と横糸27に対して約45°の角度を成している。次に、前面パネル1は、図14で図示されているように、周囲の縫い目35によって、2つのサブパネル7、20に固定される。
図15は、結果としての構造を図示し、図16は、線C−Cに沿った概略的な断面図で見られる構成体を示し、図17は、線D−Dに沿った概略的な断面図での構成体を図示している。
図15〜17で図示された構造は、次に、第2のサブパネル20と熱シールド30のガス入口開口28、31を通して、ひっくり返される。その結果としての構造は、図18、19で概略的に図示されているような形状を有する。図18は、図16の図にほぼ対応する図である。一方、図19は、図17の図にほぼ対応する図である。
図に見られるように、構造をひっくり返した結果、後面パネル(2つのサブパネル7、20から構成されている)と、前面パネル1とを相互に接続する周囲の縫い目35が、結果としてのエアバッグの内部の膨張可能な容積36の内側に位置するようになる。次に、テザー13を画定する第1のサブパネル7の中央領域は、アクセスするために、位置合わせされたガス入口開口28、31を用いて形成された円形の縫い目37によって、前面パネル1に接続される。任意選択の布地補強要素38を、円形の縫い目37によって第1のサブパネル7に固定して、エアバッグ構造のこの領域をさらに補強してもよい。その結果としてのエアバッグ構成体が、図20で図示され、テザー13の機能は、図19および図20を考慮して最も容易に理解される。
このように認識されるように、第1の実施形態についてのエアバッグは、相互接続されたサブパネル7、20から構成された後面パネルと、前面パネル1とを備え、後面パネルと前面パネルは、周囲の縫い目35によって互いに固定されて、膨張可能な容積36を画定する。テザー13は、テザーフラップ14を折り曲げた状態で、後面パネルと前面パネル1を相互接続するのに役立つ。
エアバッグの膨張の初期段階の間、第2のサブパネル20と熱シールド30とを貫通して設けられたガス入口開口28、31を通して膨張ガス流を注入することによって、テザー13の中央の矩形領域が、ガスデフレクタとして効果的に作用する。ガスデフレクタは、膨張ガスの内向き流を、テザーフラップ14と、隣接する切り込み線またはミシン目12との間で、テザーフラップ14の各側に画定された流路39(図20を参照のこと)を略半径方向にるように向けるのに効果的である。この放射状のガス流は、図19、20で、矢印40によって概略的に示されている。膨張のこの段階では、テザー13の中央領域が、全体として膨張した円筒形形状となるように、ガス入口開口28、31から強制的に離れるようにされることが理解されよう。
先に示したように、2本の切り込み線またはミシン目12は、テザー13の機械的脆弱領域を効果的に形成し、これらは、膨張中のエアバッグの内圧が所定のレベルに到達すると破断するよう構成されている。切り込み線またはミシン目12がこのように破断すると、膨張した円筒形の側面が開いて、膨張ガスがエアバッグの前面パネル1に直接作用するようになる。テザー13は、このように、切り込み線またはミシン目12が無傷のままで、テザーが、膨張の初期段階の間に、後面パネルから離れるように前面パネル1の動きを制限するのに効果的な第1の形態を取り、切り込み線またはミシン目12が破断すると、エアバッグの膨張の後続段階の間に、前面パネル1が、後面パネルからさらに離れて移動することが可能な第2の形態を取るように構成されている。
図35は、上述の種類のテザー構造を有するエアバッグの3つの連続した膨張段階を図示している。図35aは、部分的に膨張した段階のエアバッグを図示している。ここでは、エアバッグ内の膨張ガスの内圧は、上述の所定レベルよりも低い。膨張のこの段階では、テザー13は、切り込み線またはミシン目12によって画定された機械的脆弱領域が、ほぼ無傷のままである第1の形態を取っている。その結果、テザーの中央領域13は、ガスデフレクタとして作用する。エアバッグは、このように、即座に、初期の所定の厚さdに達し、即座に、直径rで示された、完全な半径方向範囲に達する。図35bは、テザー13が破断し始める際の膨張の後続段階の間のエアバッグを図示している。ガスの内部流れが、略半径方向にはもはや制限されず、代わりに、前面パネル1に直接圧力を加えるため、エアバッグの前面パネル1が、後面パネル41からさらに離れて移動し始めていることが見られる。図35cは、エアバッグが最大厚さDに達した、ほぼ完全に膨張状態にあるエアバッグを図示している。
認識されるように、図35で図示された膨張特性は、「バッグスラップ」の問題に対処するのに有利である。なぜなら、エアバッグが、即座に、ほぼ完全な半径方向拡張範囲に達して、車のハンドル42の全範囲にわたって広がり、前面パネル1が座席の乗員の方へ、ハンドル42から離れて移動するのが最初は制限されるからである。膨張の後続段階の間にテザー13が破断すると、前面パネル1だけが、図35aで図示された段階を越えて移動することができる。
ここで、本発明の第2の実施形態によるエアバッグ構成体を、図21〜34を参照しつつ、詳細に説明する。
最初に図21を参照すると、略円形形状を取るように、織布の層から切り取られた前面パネル50が図示されている。前面パネル50の周縁部51まわりの数箇所に、一連の指標用切り欠き部52が不規則な配列で設けられている。図21で図示された前面パネル50の向きでは、布地の縦糸53と横糸54とは、前面パネル50の縦軸と横軸に平行に走るように(または、縦糸53と横糸54とが、横軸と縦軸に平行に走るように)配置されている。
図22は、直径が前面パネル50とほぼ等しい略円形形状を取るように、やはり布地の層から切り取られた後面パネル55を図示している。後面パネル55の周縁部には、前面パネル50のまわりの指標用切り欠き部52の配置に対応した不規則な配列で、複数の指標用切り欠き部56が設けられている。図22で図示された後面パネル55の向きでは、布地の縦糸57と横糸58とが、後面パネル55の縦軸と横軸に対して約45°の角度を成すよう配置されていることが理解できよう。
後面パネル55には、図3で図示された第1の実施形態の第2のサブパネル20を貫通して設けられたガス入口開口と同様の形状の、中央のガス入口開口59が設けられている。ガス入口開口59は、このように、ガス発生器(図示しない)と正確に位置合わせ可能にするために、不規則な配列で配置された、複数の内側に向いた突出部60を有していることが理解されよう。
6つの直線状スリット61が、後面パネル55の布地を貫通して設けられ、各ペアのスリットが、相互に間隔を空け、円形パネルの中心点62を中心とした、仮想の正三角形の同じ側にあるように、ペアで配置されている。
小さな通気孔63が、それ自体は既知の方法で、後面パネル55の布地を貫通して設けられてもよい。
図23は、第1の実施形態についての熱シールド30とほぼ同一であり、それゆえに、好ましくは、略正六角形の形状を取り、後面パネル55を貫通して設けられるガス入口開口59とほぼ同一形状である、中央のガス入口開口65を有する。しかし、認識されるように、例えば、正方形または矩形の熱シールドなど、他の形状の熱シールドが用いられてもよいと考えられる。
図24は、略矩形形状で、横方向で中心に位置する折り目68に沿って、細長いスリット67が設けられた、布製のテザー取付要素66を図示している。
図25は、略矩形形状の布製テザー69を図示している。2本の間隔の空いた切り込み線またはミシン目70が、テザーのほぼ中心領域において、テザー69の布地を貫通して設けられている。切り込み線またはミシン目70は、中央の長手軸71の両側に設けられている。1組の直線状の切断部72が、テザー69の布地を貫通して設けられている。各切断部72は、各切り込み線またはミシン目70とほぼ同一線上にあり、各切り込み線またはミシン目70から、テザー69の下方端部73へ走っている。切断部72は、このように、テザー69の下方領域(図25で図示された向きにおいて)を、中央のタブ74と、中央のタブ74の両側に位置する1組のラグ75とに分ける。
図26は、本発明の第2の実施形態による、エアバッグの製造の初期段階を図示し、熱シールド64の中央のガス入口開口65が、後面パネル55の中央のガス入口開口59と位置合わせされるよう、後面パネル55に重ね合わせられた熱シールド64を示している。熱シールド64と後面パネル55とは、上述の第1の実施形態から理解される方法で、この向きで、蛇行状の縫い目32によって互いに固定されている。図示された実施形態は、単一の熱シールド要素64のみを備えているが、代替的な構成体では、2つまたは、場合によっては、それ以上重ね合わせられた熱シールド要素64を備えてもよいことが理解されよう。
次に、図27を考慮すると、テザー69が、切り込み線またはミシン目70の区域を越えたテザーの最上領域が、二重の厚み部を形成するよう、折り目76で折られた状態で示されている。次に、布製のテザー69のこの2つの厚い部分は、テザー69を横断して走る、1本以上の縫い目77によって、この領域で、相互に固定されている。図示された実施形態では、3個のテザー69が用いられ、各テザーは、図27で図示されたように、折り曲げられ、縫合されている。
同様に、図示された実施形態では、3個の布製のテザー取付要素66が用いられている。これら取付要素66はそれぞれ、図28で図示された構成を取るよう、中心の折り目68のまわりで折り曲げられる必要がある。テザー取付部66がそれぞれこのように折り曲げられている場合には、布地の2つの厚い部分は、折り曲げられた要素の中央領域を横切って走る1本以上の縫い目78によって、相互に固定される。認識されるように、このようにして、折り曲げられたテザー取付部66の2つの布地層の間に、小さなポケットが画定され、スリット67がポケットへの開口部を形成している。次に、各テザー69の中心タブ74の端部領域が、二重の厚みを有するよう折り重ねられ、そして、二重の厚み領域78は、各テザー取付要素66のポケット内に収容されるよう、各スリット67を通して挿入される。次に、図29で図示されているように、テザー取付要素66はそれぞれ、縫い目80によって各テザーの中心タブ74に固定される。
次に、各テザー69は、その対応するテザー取付部66を介して、図30で図示されたようにして、前面パネル50に固定される。図30に見られるように、布地の2つの層が、反対方向に延びるよう相互に引き離された状態で、折り曲げられたテザー取付部66の未縫合領域が開いている。その際、布地の各層は、各縫い目81によって、前面パネル50に固定されている。縫い目81の向きと位置は、図21で概略的に図示されている。この図から、各組の縫い目81が、前面パネル50の中心点を中心とする仮想の正三角形の辺に沿って配置されていることが見られる。したがって、認識されるように、3個のテザー69は、このように、前面パネル50の各領域(複数組の縫い目81で画定された)に固定されている。これらの領域は、略規則的な配列で、互いにほぼ等間隔で空けられている。
次に、図31で図示されているように、熱シールド64が取り付けられる後面パネル55は、前面パネル50に重ね合わされ、2枚のパネルが、1本以上の周囲の縫い目82によって、相互に接続されている。特に図32から認識されるように、後面パネル55は、テザー69が、テザー69の各テザー取付部68によって取り付けられる側とは反対の、前面パネル50の側と対向して配置されている。この構成では、後面パネル55は、熱シールド64と前面パネル50との間にある。しかし、この構成体は、次に、図33で図示された全体的な構成を取るように、後面パネル55と熱シールド64に形成されたガス入口開口59、65を通して、ひっくり返されている。この構成では、周囲の縫い目82は、結果として得られるエアバッグの内部容積83の内側に位置する。図33からも見られるように、上述のようにエアバッグ構成体がひっくり返されると、熱シールド64は、内部容積83内に位置するようになる。
次に、各テザー69は、布地の二重の厚み部を形成するように、各ラグ75の端部領域を折り重ね、折り重なったラグ75をそれぞれ、後面パネル55を貫通して形成されたスリット61にそれぞれ挿入することによって、後面パネル55に固定される。ラグ75は、各スリット61のすぐ側の領域で、後面パネル55の布地を外側に引っ張り、後面パネルの2層の布地と、折り重なったラグ75とを、図33で図示されたようにして、縫い目84により互いに縫合することによって、後面パネル55の布地に固定される。
ガス入口開口59、65を通して膨張ガス流を注入することによって、図33で図示された構成体が膨張すると、3個の内部のテザー69はそれぞれ、テザーの切り込み線またはミシン目70がほぼ無傷のままである初期構成の状態にある。これは、図33で図示された状態である。図33では、各テザー69の有効長は、切り込み線またはミシン目70によって制限されている。各テザー69は、このようにして、膨張の初期段階の間、前面パネル50と後面パネル55との間で測定された、膨張中のエアバッグが到達可能な最大厚みを制限するよう働く。しかし、エアバッグの内圧が所定値に達すると、切り込み線またはミシン目70は破断し、それによって、各テザー69は、図34で図示されているように延び、これによって、エアバッグの最大厚さがさらに増大可能となる第2の形態を取る。このテザー構成体は、このように、図1〜20についての上述の第1の実施形態のガスデフレクタ機能を提供しないにもかかわらず、図35で図示された構成体と同様の膨張特性をもたらす。なぜなら、第2の実施形態の構成体では、ガス入口開口59、65を通ってエアバッグの内部容積へ入るガス流が、直接、前面パネル50に衝突することが可能とされるからである。
図21〜34を参照して上記で説明した第2の実施形態では、3個のほぼ等間隔のテザーを備えるよう示してきたが、この構成体は、同様の構造を有する、より少数またはより多数のテザーを設けることによって、修正されてもよいことが理解されるべきである。例えば、4つのテザーが、図面で図示された略三角形の配列ではなく、略四角形の配列で配置された領域において、前面および後面パネルに固定される、4個のテザーによる構成体が提供されてもよいことが考えられる。
図36は、上記で説明し、図21〜34で示した構成体と同様のエアバッグ構成体で用いるのに適した、テザー85の代替形態を図示している。図に見られるように、テザー85の代替形態は、一般に、細長く、十字構成を有している。テザーの第1の領域86が、主要部分の矩形領域から外側に突出し、エアバッグの後面パネル55に接続するために設けられる。一方、反対向きの領域87が、エアバッグの正面パネル50に接続するために設けられている。直線の切り込み線またはミシン目88によって、単一の機械的な脆弱領域が設けられる。切り込み線またはミシン目88は、後面パネルと前面パネルにそれぞれ接続される、テザーの2つの領域86、87の間を通過するように、テザー85の中央領域を横断して延びている。この切り込み線またはミシン目88は、好ましくは、テザー85の鏡面対称の横軸に沿って設けられている。
小さな孔89、あるいは、小さな十字形スリットが、切り込み線またはミシン目88に沿って、ほぼ中間に設けられている。
認識されるように、図36で示された、修正されたテザー85を組み込んだエアバッグの膨張の初期段階の間は、切り込み線またはミシン目88はほぼ無傷のままであり、それによって、エアバッグの後面パネルと前面パネルに接続される領域86、87を分離する初期距離の関数として、膨張中のエアバッグの最大厚さを制限する。しかし、エアバッグの内圧が所定レベルに達すると、切り込み線またはミシン目88は破断する。この点に関して、中央開口89または十字形スリットは、切り込み線またはミシン目88が中央領域で最初に破断し始め、裂け目がその中央領域の両側へ外向きに伝播することを保証するよう意図されていることに留意すべきである。図37は、切り込み線またはミシン目88の破断に続く、テザー85の構成を概略的に図示している。この図から、エアバッグの前面パネルと後面パネルに接続されるテザーの領域86、87を分離する距離が、著しく大きくなり、それによって、上述の実施形態と同様に、エアバッグの最大厚みが増大可能となることが見られる。
上述の例示的な実施形態と併せて本発明を説明してきたが、本開示が提供されると、数多くの等価な修正形態および変更形態が、当業者には明らかになるであろう。したがって、上述の本発明の例示的な実施形態は、例示であり、限定と見なされるべきではない。本発明の精神および範囲から逸脱することなく、上述の実施形態に対して種々の変更がなされてもよい。
本明細書および特許請求項で用いられる場合には、「備える」および「備えた」という用語、ならびにその活用形は、特定の特徴、ステップまたは付加物が含まれることを意味している。この用語は、他の特徴、ステップまたは構成要素の存在を排除すると解釈されるべきではない。
以上の説明、もしくは添付の特許請求の範囲、もしくは添付の図面で開示され、特定の形態もしくは開示された機能を果たす手段の観点から表現された特徴、または、開示された結果を達成するための方法もしくはプロセスは、適宜、様々な形態で本発明を実現するために、単独で、もしくは、このような特徴を任意で組み合わせて用いられてもよい。

Claims (24)

  1. 膨張可能な容積(76、83)を形成すべく相互に固定された後面パネル(7、55)と前面パネル(1、50)とを備えたエアバッグであり、
    前記エアバッグはさらに、前記パネルを相互接続し機械的な脆弱領域(12、70)を有するテザー(13、69)を備え、
    前記テザー(13、69)は、前記機械的な脆弱領域(12、70)が実質的に無傷である第1の形態を採り、前記機械的な脆弱領域の破断によって第2の形態を採り、
    前記テザーの前記第1の形態は、前記エアバッグの膨張中、前記エアバッグの最大厚みを、前記前面パネル(1、50)と前記後面パネル(7、55)との間で測定される所定距離dに制限し、
    前記第2の形態は、前記エアバッグの最大厚みが、前記所定距離dを越えて増大可能とする、エアバッグ。
  2. 前記機械的な脆弱領域は、前記エアバッグが所定の内圧まで膨張すると破断するよう構成されている、請求項1に記載のエアバッグ。
  3. 前記テザー(13、69)は布製である、請求項1または2に記載のエアバッグ。
  4. 前記機械的な脆弱領域は、少なくとも1本の切り込み線またはミシン目(12、70)によって形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアバッグ。
  5. 前記テザーは、2本の間隔の空いた切り込み線またはミシン目(12、70)を備えている、請求項4に記載のエアバッグ。
  6. 上記の切り込み線またはミシン目(12、70)は、相互にほぼ平行である、請求項5に記載のエアバッグ。
  7. 1組の直線状の切断部(72)が、前記テザー(69)に設けられ、
    前記切断部(72)はそれぞれ、各切り込み線またはミシン目(70)とほぼ同一線上にあって、前記切断部(72)と各ラグ(75)との間のタブ(74)を、各切断部(72)の反対側に画定しており、前記テザー(69)は、前記タブ(74)を介して前記パネルのうちの一方(50)に固定され、前記1組のラグ(75)を介して他方のパネル(55)に固定されている、請求項5または6に記載のエアバッグ。
  8. 前記テザー(85)は、前記前面パネルに接続される前記テザーの領域(87)と、前記後面パネルに接続される前記テザーの領域(86)との間に位置するように、前記テザーのほぼ中央領域を横断して延びる切り込み線またはミシン目(88)を備えている、請求項4に記載のエアバッグ。
  9. 前記テザー(69)を複数備えている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のエアバッグ。
  10. 前記テザー(69)はそれぞれ、前記後面パネル(55)の各領域(61)に固定され、前記後面パネル(55)の前記領域は、前記後面パネル(55)の中央領域に設けられたガス入口開口(59)を中心として、ほぼ規則的な配列で、相互にほぼ等間隔を空けている、請求項9に記載のエアバッグ。
  11. 前記テザー(69)はそれぞれ、前記前面パネル(50)の各領域(81)に固定され、前記前面パネル(50)の前記領域(81)は、ほぼ規則的な配列で、相互にほぼ等間隔を空けている、請求項9または10に記載のエアバッグ。
  12. 前記前面パネルの前記領域(81)の配列は、前記後面パネル(55)の前記領域(61)の配列とほぼ対応している、請求項10に従属した請求項11に記載のエアバッグ。
  13. 前記テザー(69)を3個備えている、請求項9〜12のいずれか一項に記載のエアバッグ。
  14. 前記の切り込み線またはミシン目(12)の間に位置する前記テザーの領域(13)が、前記前面パネル(1)に固定されている、請求項5または6に記載のエアバッグ。
  15. 前記テザー(13)は、少なくとも前記後面パネルの領域(7)と一体形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のエアバッグ。
  16. 前記後面パネルは、2つの相互接続されたサブパネル(7、20)によって形成され、前記テザー(13)は、前記サブパネル(7)のうちの第1のパネルと一体形成されている、請求項14に記載のエアバッグ。
  17. 前記切り込み線またはミシン目(12)は、前記第1のサブパネル(7)を貫通して設けられている、請求項5または6に従属した請求項16に記載のエアバッグ。
  18. 前記切り込み線またはミシン目(12)は、前記第1のサブパネル(7)から切り取られた1組のフラップ(14)の間で、前記第1のサブパネル(7)のほぼ中央領域にわたって延び、前記フラップ(14)はそれぞれ、前記中央領域の後ろに曲げられ、前記後面パネルを貫通して設けられたガス入口開口(28)に対して固定されている、請求項17に記載のエアバッグ。
  19. 前記フラップ(14)はそれぞれ、前記切り込み線またはミシン目(12)とほぼ一致する方向に、前記ガス入口開口(28)から外側に延びる少なくとも1つのガス流路(39)を画定している、請求項18に記載のエアバッグ。
  20. 前記テザー(13)は、前記第1のサブパネル(7)のほぼ中央領域を形成し、前記第2のサブパネル(20)は、前記第1のサブパネル(7)の前記中央領域を横切って延びるように、前記第1のサブパネル(7)に接続されている、請求項16〜19のいずれか一項に記載のエアバッグ。
  21. 前記ガス入口開口(28)は、前記第2のサブパネル(20)を貫通して設けられている、請求項18に従属した請求項20に記載のエアバッグ。
  22. 前記第2のサブパネル(20)は、1組の間隔の空いた縫い目(34)によって前記第1のサブパネル(7)に接続され、前記切り込み線またはミシン目(12)は両方とも前記縫い目(34)の間にあり、切り込み線またはミシン目(12)はそれぞれ、前記縫い目(34)とそれぞれほぼ隣接して位置している、請求項17に従属した請求項20または21に記載のエアバッグ。
  23. 前記テザーまたは各テザー(13)は、第1の形態では、前記後面パネル(7、20)を貫通して設けられたガス入口開口(28)を通って前記エアバッグの前記内部容積に入るガス流に対して、ガスデフレクタとして作用するよう構成されている、請求項1〜22のいずれか一項に記載のエアバッグ。
  24. 前記切り込み線またはミシン目(12)の間で画定された前記テザーの領域(13)は、前記ガス入口開口(28)を覆っている、請求項22に記載のエアバッグ。
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