JP2012214275A - 用紙搬送機構、画像形成装置、及び用紙搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でロール状用紙から引き出された用紙へのバックテンションを適切化した用紙搬送機構、画像形成装置、用紙搬送方法、及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】ロール状用紙を搬送する際に、ロール状用紙を支持するロール軸の回転数をエンコーダで測定し、回転数から推定されるロール状用紙のロール径に基づいて、ロール軸のトルクを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙搬送機構、画像形成装置、及び用紙搬送方法に関する。
プリンタには、ロール状用紙から引き出された用紙に記録できる機能を有するものがある。この種のプリンタは、ロール状用紙をインサートローラにより引出して自転ローラとしてのプラテンに引き出された用紙を搬送し、プラテン上で記録ヘッドによって記録するようになっている。このロール状用紙の中心軸にはトルクリミッタが設けられており、ロール状用紙から引き出された用紙にバックテンションを付与するようになっている。
このため、使用するロール状用紙に対し適切なバックテンションを簡易に付与することができる技術が提案された(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の発明は、ロール状用紙を支持するロール軸に連結され、前記ロール状媒体の送り出し、又は巻戻しをする第1の歯車機構と、トルクリミッタに連結され、複数のトルク伝達手段を有する第2の歯車機構と、前記第2の歯車機構を動作して、複数のトルク伝達手段のそれぞれと前記第1の歯車機構との連結を切替えて異なるバックテンションを前記ロール軸に付与する歯車切替機構と、を備えたものである。
特開2007−290866号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、ロール状用紙を交換したときのバックテンションの付与を適切化するために遊星歯車や太陽歯車を有しており、装置がその分だけ複雑化、大型化している。
そこで、本発明の目的は、簡単な構成でロール状用紙から引き出された用紙へのバックテンションを適切化した用紙搬送機構、画像形成装置、及び用紙搬送方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ロール状用紙を搬送する自転ローラと、前記ロール状用紙を支持するロール軸の回転を検出するエンコーダと、前記自転ローラによる前記ロール状用紙の搬送時に、前記エンコーダにより前記ロール軸の回転数を測定し、測定した回転数から推定される前記ロール状用紙のロール径に基づいて、前記ロール軸のトルクを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記ロール軸と連動する電磁クラッチを含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記ロール軸と連動する第一トルクリミッタ、及び、前記ロール軸との連動から切り離し可能な第二トルクリミッタと、を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の用紙搬送機構を備えた画像形成装置であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、ロール状用紙を搬送する際に、前記ロール状用紙を支持するロール軸の回転数をエンコーダで測定し、前記回転数から推定される前記ロール状用紙のロール径に基づいて、前記ロール軸のトルクを制御することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成でロール状用紙から引き出された用紙へのバックテンションを適切化することができる。
本発明に係る用紙搬送機構の具体的な構造を示す構造図の一例である。 本発明に係る用紙搬送機構を適用した画像形成装置の一実施の形態を示すブロック図である。 従来例によるバックテンションと実施形態1によるバックテンションとを示す図である。 本発明に係る用紙搬送機構を適用した画像形成装置の他の実施の形態を示すブロック図である。 本発明に係る用紙搬送機構の具体的な構成を示す構造図の他の一例である。 (a)はトルクリミッタの切り離しを行う前の様子を示し、(b)は0トルクリミッタの切り離しを行った後の様子を示す。 従来例によるバックテンションと実施形態2によるバックテンションとを示す図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<第一実施の形態>
本用紙搬送機構は、自転ローラとしてのプラテン106に対するロール状用紙101から引き出された用紙101aへのバックテンションによる負荷を適切化するため、電磁クラッチ23に取り付けたエンコーダ(図1では102、図2では19)でロール状用紙101のロール径Φを測定し、ロール径Φに合ったロール軸123へのトルクを変化させることによりプラテンフィード力に対する用紙負荷を適切化するものである。
[構 成]
図2は、本発明に係る用紙搬送機構を適用した画像形成装置の一実施の形態を示すブロック図である。
同図に示す画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、操作部14、I/O(Input/Output)15、ドライバ16、17、18、エンコーダ19、画像形成部20、プラテンモータ21、給紙モータ22、電磁クラッチ23、及びバスライン24を有する。
CPU11は、画像形成装置100を統括制御する回路であり、例えばマイクロプロセッサが挙げられる。
ROM12は、画像形成装置100の制御プログラムを記憶した回路であり、例えば、マスクROMが挙げられる。
RAM13は、後述する操作部14で操作入力されたデータ、エンコーダ18からの計測データ、I/O15を介して外部から入力された画像データを一時的に記憶する回路であり、例えば、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)が挙げられる。
操作部14は、画像形成装置100で画像形成処理を実行させるための回路であり、電源スイッチ、スタートスイッチ、テンキー、拡大・縮小キー、表示モニタを有する。
I/Oポート(図ではI/O)15は、外部からの画像データを入力したり、外部の回路に画像データを出力したりするための回路であり、例えば、USB(Universal Serial Bus)コネクタが挙げられる。
ドライバ16は、プラテンモータ21を回転駆動させるための回路であり、ドライバ17は給紙モータ22を回転駆動させるための回路であり、ドライバ18は、電磁クラッチ23を駆動させるための回路である。
エンコーダ19は、ロール状用紙101の回転数(回転速度)を検出して、ロール状用紙101のロール径を測定するための装置であり、インクリメンタル(相対値)エンコーダが挙げられる。このインクリメンタルエンコーダは、ロータリーエンコーダの一種であり、例えば外周部に径方向のスリットが周方向に多数形成されたエンコーダ盤と、エンコーダ盤の外周部に配置され光を発する発光部と、発光部からの光をスリット越しに受光する受光部と、を有し中心が電磁クラッチ23と共通軸になっている。尚、エンコーダ19の代わりに周波数発電機を用いてもよい。
画像形成部20は、プラテン106と、図示しないヘッドとで構成され、用紙101に文字、数字、画像を形成(印刷)する装置である。
プラテンモータ21は、プラテン106を一定の角速度で回転させるためのモータであり、例えばステッピングモータが挙げられる。
給紙モータ22は、給紙ベルト105を駆動するためのモータであり、例えばステッピングモータが挙げられる。給紙ベルト105で用紙101aがプラテン106に巻き付けられた後は、給電が停止し、空転することとなる。空転時に逆起電力が発生する場合には、例えば、図示しないコンデンサにより吸収させるかダイオードで阻止するか、もしくはリレーで遮断するようにしてドライバが破壊されるのを防止するようにするようになっている。
電磁クラッチ23は、一対の対向するクラッチ盤の押しつけ圧力に電磁力を利用するクラッチであり、両クラッチ盤の中心軸にはそれぞれギヤの中心軸が直結されている。電磁クラッチ23の一方のギヤはギヤ付きプーリー108に歯合し、他方のギヤはロール軸123のギヤ124に歯合するようになっている。
24はバスラインである。
図1は、本発明に係る用紙搬送機構の具体的な構造を示す構造図の一例である。
同図において、ロール状用紙101が、上側に引き出されてインサートローラ112で折り返されて水平方向に搬送され、引き出された用紙101aの一部がプラテン106に巻き付けられ搬送されるようになっている。
ロール紙101とプラテン106との間には給紙モータ22が配置されている。給紙モータ22の出力軸には、外周にギヤ溝が形成されたプーリー110が直結されている。そのプーリー110には給紙ベルト105の一部が巻き付けられている。
給紙ベルト105は、その内側にギヤ溝が形成されており、上側と下側に引き伸ばされている。
給紙モータ22の上側にはギヤ溝が形成されたプーリー109aが配置されている。給紙ベルト105の上側に引き延ばされた部分がプーリー109に巻き付けられている。プーリー109aにはプーリー109bが共通軸になるように張り合わされている。プーリー109bとインサートローラ112との間にはベルトが巻き付けられている。インサートローラ112は、対向するように配置されたローラ113で用紙101aを挟むようになっている。
一方、給紙モータ22の下側にはギヤ付きプーリー108が示されており、給紙ベルト105の下側に引き延ばされた部分が巻き付けられている。ギヤ付きプーリー108は、電磁クラッチ23の中心軸121に共通軸のギヤ122と歯合するように配置されている。
ロール軸123にはギヤ124が共通軸となるように固定されている。
ここで、図ではギヤ122とギヤ124とが離れて記載されているが、これは見やすくするためであり、実際にはギヤ122とギヤ124は歯合するように隣接配置(連結)されている。
引き出された用紙101aからインサートローラ112、ベルト、112、プーリー109a、109b、給紙ベルト105、及びギヤ付きプーリー108を伝達してきた力が電磁クラッチ23を介してロール軸123に伝達するので、電磁クラッチ23への電流を変えることにより、引き出された用紙101aへのバックテンションを制御することができる。
尚、給紙ベルト105がプーリー109の近傍で下側にたるんでいるのは、給紙ベルト105が用紙101aにバックテンションを与えるため、ギヤ付きプーリー108とプーリー109との間が引っ張られ、逆にプーリー109とプーリー110との間が押されるためである。
[動 作]
本画像形成装置は、給紙モータ22でインサートローラ112に動力を与え、引き出された用紙101aをプラテン106に搬送する。用紙101aの一部がプラテン106に巻き付いた後は、給紙モータ22の動力を切り(給電を停止し)、プラテン106のみで引き出された用紙101aを搬送する。電磁クラッチ23とロール軸123のギヤ124とは連結しているので、引き出された用紙101aを張るため電磁クラッチ23によりバックテンションがかかるようになっている。
電磁クラッチ23に流す電流を制御することにより、引き出し初めから引き出し終わりまでのロール状用紙101のロール径Φの違いによってバックテンションが変化する。すなわち、ロール径Φが大きいときにはバックテンションは小さくなり、ロール径Φが小さいときにはバックテンションは大きくなる。
バックテンションが大きいとレジずれ(レジストレーションずれ・色ずれ)が大きくなってしまうので、バックテンションを小さくする必要がある。
しかし、ロール径Φによりバックテンションが変化すると、引き出された用紙101aのプラテン106に対する巻き付きが変わってしまい、レジずれがロール径Φによって変化してしまう。
そこで、レジずれがロール径Φによって変化しないようにバックテンションを一定にする必要がある。
従来例によるバックテンションと実施形態1によるバックテンションとを図3に示す。
同図において、横軸はロール径Φを示し、縦軸はバックテンションを示す。
バックテンションを一定にするためには、まず電磁クラッチ23に取り付けられているエンコーダ102の回転により用紙搬送機構の用紙搬送時のロール径Φを読み取る。電磁クラッチ23により、ロール径Φに応じたバックテンションをかけるように電流を変化させる。
なお、用紙搬送機構の搬送時のロール径Φは、次のように推定することができる。
ロール軸123の回転数(毎秒)がNのとき、プラテン106の直径をL(一定)とし、プラテン106の回転数(毎秒)をM(一定)とすると、ロール径Φは、以下の数式(1)として推定できる。
Φ=(M×L)/N …(1)
このようにして、バックテンションを一定に保ち、プラテン106への引き出された用紙101aの巻き付けを一定にすることができる。
電磁クラッチ23を用いる場合には、トルクリミッタ2個とソレノイドを用いる必要がなくなる。
<第二実施の形態>
本用紙搬送機構は、プラテン106に対するロール状用紙101から引き出された用紙のバックテンションによる負荷を適切化するため、第一トルクリミッタ103に取り付けたエンコーダでロール状用紙101のロール径Φを測定し、ロール径Φが所定の値になるとトルクを切り換えるものである。これによりプラテンフィード力に対する引き出された用紙101aへの負荷を適切化するものである。
[構 成]
図4は、本発明に係る用紙搬送機構を適用した画像形成装置の他の実施の形態を示すブロック図である。尚、前述と同様の部材には共通の符号を用いた。
同図に示す画像形成装置200は、CPU11、ROM12、RAM13、操作部14、I/O15、ドライバ17、19、25、エンコーダ19、画像形成部20、プラテンモータ21、給紙モータ22、ソレノイド26、及びバスライン24を有する。
すなわち、図4に示したブロック図の図2に示したブロック図との相違点は、電磁クラッチ23の代わりにソレノイド26を用いた点である。
ソレノイド26は、例えば、電磁石と、図示しないスプリングで電磁石から離れるように付勢され、電磁石に通電することにより電磁石に引き寄せられるアーキテクチャとを有する。
図5は、本発明に係る用紙搬送機構の具体的な構成を示す構造図の一例である。
同図において、ロール状用紙101が、上側に引き出されてインサートローラ2で折り返されて水平方向に搬送され、引き出された用紙101aの一部がプラテン106に巻き付けられて搬送されるようになっている。
ロール紙101とプラテン106との間には給紙モータ22が配置されている。給紙モータ22の出力軸には、外周にギヤ溝が形成されたプーリー110が固定されている。そのプーリー110には給紙ベルト105の一部が巻き付けられている。
給紙ベルト105は、その内側にギヤ溝が形成されており、上側と下側に引き伸ばされている。
給紙モータ22の上側にはギヤ溝が形成されたプーリー109aが配置されている。給紙ベルト105の上側に引き延ばされた部分がプーリー109に巻き付けられている。プーリー109aにはプーリー109bが共通軸になるように張り合わされている。プーリー109bとインサートローラ112との間にはベルトが巻き付けられている。インサートローラ112は、対向するように配置されたローラ113で用紙101aを挟むようになっている。
一方、給紙モータ22の下側にはギヤ付きプーリー108が示されており、給紙ベルト105の下側に引き延ばされた部分が巻き付けられている。ギヤ付きプーリー108は第一トルクリミッタ103のギヤ122と歯合するように配置されている。
第一トルクリミッタ103は、例えば、一対の対向する円盤の押しつけ圧力にコイルバネを利用する制動装置の一種であり、両円盤の中心軸にはそれぞれギヤの中心軸が直結されている。第一トルクリミッタ103の一方のギヤはギヤ付きプーリー108に歯合し、他方のギヤはロール軸123のギヤ124に歯合するようになっている。
ここで、前述した図1と同様にギヤ122とギヤ124とが離れて記載されているが、これは見やすくするためであり、実際にはギヤ122とギヤ124とは歯合するように隣接配置されている。
第一トルクリミッタ103の中心軸121にはエンコーダ102のエンコーダ盤が共通軸になるように固定されている。
ギヤ付きプーリー108には第二トルクリミッタ104のギヤ部が歯合するように配置されている。第二トルクリミッタ104も第一トルクリミッタ103と同様の構造を有しているので、説明を省略する。
ギヤ付きプーリー108の中心軸153は、支点152を中心に回動可能なくの字形状のアーム150の一方の移動端(図では上端)に固定されている。アーム150の他方の移動端(図では下端)151にはソレノイド26のアーキテキチャの端部が取り付けられていると共に弾性体(例えばスプリング)160により、ギヤ付きプーリー108と第二トルクリミッタ104とが接触するように付勢されている。
[動 作]
本実施形態は従来例の構造をそのまま利用し、実施形態1と同等の効果を得るものである。
本実施形態は、2個のトルクリミッタ103、104をソレノイド26で脱着させることでトルクを変化させることができる。
つまり、エンコーダ102でロール状用紙101のロール径Φを読み取り、ロール径Φが大きいときは2個のトルクリミッタ103、104を使用し、ロール径Φが小さくなり、ある一定のロール径Φになったときにトルクリミッタを1個使用する。これにより、ロール径Φの大小でバックテンションの差を小さくすることができる。
トルクリミッタの切り離しを行う前の様子を図6(a)に示し、トルクリミッタの切り離しを行った後の様子を図6(b)に示す。
トルクリミッタを2個使用するときはソレノイド26には通電せずに、スプリング160の付勢によりギヤ付きプーリー108に第二トルクリミッタ104を接続し、トルクリミッタを1個使用するときはソレノイド26に通電することにより、アーキテクチャによりアーム150がスプリング160に打ち勝って回動しギヤ付きプーリー108から第二トルクリミッタ104が離れる。
図7に従来例によるバックテンションと実施形態2によるバックテンションとを示す。同図において、横軸はロール径Φを示し、縦軸はバックテンションを示す。
同図は、ロール状用紙101のロール径Φが中間(例えば、図1のロール状用紙101のロール半径(大)とロール半径(小)との間)のときに第二トルクリミッタ104の切り離しを行ったバックテンションを示す。
このように、ロール状用紙101のロール径Φを測定し、所定の径に到達したときに2個のトルクリミッタ103、104を切り離すことにより、ロール状用紙101から引き出された用紙101aへのバックテンションを適切化することができる。
尚、印刷中にトルクリミッタのギヤ付きプーリー108への接続個数を変化させると、レジずれが発生してしまうので、個数を変化させるのは用紙先端が待機位置まで戻った際にする必要がある。
以上において、本実施形態によれば、自転ローラとしてのプラテン106に搬送されるロール状用紙101のロール径Φをエンコーダ19(102)で測定し、ロール状用紙101の中心軸123を介して、引き出された用紙101aへのバックテンションが一定になるように制御することにより、簡単な構成で、バックテンションを適切化することができる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 操作部
15 I/O
16、17、18、25 ドライバ
19、102 エンコーダ
20 画像形成部
21 プラテンモータ
22 給紙モータ
23 電磁クラッチ
24 バスライン
26 ソレノイド
100、200 画像形成装置
101 用紙(ロール紙)
101a 用紙
103 第一トルクリミッタ
104 第二トルクリミッタ
105 給紙ベルト
106 プラテン
108 ギヤ付きプーリー
112 インサートローラ

Claims (5)

  1. ロール状用紙を搬送する自転ローラと、
    前記ロール状用紙を支持するロール軸の回転を検出するエンコーダと、
    前記自転ローラによる前記ロール状用紙の搬送時に、前記エンコーダにより前記ロール軸の回転数を測定し、測定した回転数から推定される前記ロール状用紙のロール径に基づいて、前記ロール軸のトルクを制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする用紙搬送機構。
  2. 前記制御手段は、前記ロール軸と連動する電磁クラッチを含むことを特徴とする請求項1記載の用紙搬送機構。
  3. 前記制御手段は、前記ロール軸と連動する第一トルクリミッタ、及び、前記ロール軸との連動から切り離し可能な第二トルクリミッタと、を含むことを特徴とする請求項1記載の用紙搬送機構。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の用紙搬送機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. ロール状用紙を搬送する際に、前記ロール状用紙を支持するロール軸の回転数をエンコーダで測定し、前記回転数から推定される前記ロール状用紙のロール径に基づいて、前記ロール軸のトルクを制御することを特徴とする用紙搬送方法。
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