JPH1097153A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH1097153A JPH1097153A JP25007796A JP25007796A JPH1097153A JP H1097153 A JPH1097153 A JP H1097153A JP 25007796 A JP25007796 A JP 25007796A JP 25007796 A JP25007796 A JP 25007796A JP H1097153 A JPH1097153 A JP H1097153A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- roller
- shaft
- fixing device
- heating roller
- Prior art date
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ローラをクリーニングするためのウェブを有
し、巻取り軸の径に左右されずにウェブの単位時間当り
の移動量を調節する、配置位置の自由度が高い駆動手段
を有する定着装置を提供すること。 【解決手段】加熱ローラ（１）に圧接された圧接ローラ
（２）と、加熱ローラ（１）をクリーニングするための
ウェブ（３）と、ウェブ（３）を繰り出す繰り出し軸
（４）と、ウェブ（３）を、加熱ローラ（１）に圧着す
る圧着ローラ（５）と、ウェブ（３）を巻取る巻取り軸
（６）と、圧着ローラ（５）と巻取り軸（６）との間の
ウェブ（３）を巻取り軸（６）側に移動させる駆動手段
（７、８、９）とを設けた定着装置。
し、巻取り軸の径に左右されずにウェブの単位時間当り
の移動量を調節する、配置位置の自由度が高い駆動手段
を有する定着装置を提供すること。 【解決手段】加熱ローラ（１）に圧接された圧接ローラ
（２）と、加熱ローラ（１）をクリーニングするための
ウェブ（３）と、ウェブ（３）を繰り出す繰り出し軸
（４）と、ウェブ（３）を、加熱ローラ（１）に圧着す
る圧着ローラ（５）と、ウェブ（３）を巻取る巻取り軸
（６）と、圧着ローラ（５）と巻取り軸（６）との間の
ウェブ（３）を巻取り軸（６）側に移動させる駆動手段
（７、８、９）とを設けた定着装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクスなどの画像形成装置における定着装置、特
に加熱ローラと加圧ローラを有する加熱定着装置におい
て、上記２つのローラのうち少なくとも一方をクリーニ
ングするためのウェブを有する定着装置に関する。
タ、ファクスなどの画像形成装置における定着装置、特
に加熱ローラと加圧ローラを有する加熱定着装置におい
て、上記２つのローラのうち少なくとも一方をクリーニ
ングするためのウェブを有する定着装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクスなどの画像
形成装置における定着装置のうち加熱定着装置と呼ばれ
るものは、内部に熱源を有する加熱ローラと、この加熱
ローラに圧接された圧接ローラとを有しており、転写紙
上のトナー像は、その転写紙とともに上記２つのローラ
の圧接部、すなわちニップ部に通過され、加熱加圧され
て転写紙上に定着される。
形成装置における定着装置のうち加熱定着装置と呼ばれ
るものは、内部に熱源を有する加熱ローラと、この加熱
ローラに圧接された圧接ローラとを有しており、転写紙
上のトナー像は、その転写紙とともに上記２つのローラ
の圧接部、すなわちニップ部に通過され、加熱加圧され
て転写紙上に定着される。
【０００３】この際、転写紙上のトナーはすべて転写紙
に定着されることが理想的であるが、一部は加熱ローラ
若しくは圧接ローラ（以下、加熱ローラ、圧接ローラを
単にローラと称する）上にオフセットし、ローラを汚染
してしまう。汚染されたローラを定着に使用すると、転
写紙を汚してしまう不具合があるため、一般的にローラ
はその表面を離型性の良い素材で形成されている。
に定着されることが理想的であるが、一部は加熱ローラ
若しくは圧接ローラ（以下、加熱ローラ、圧接ローラを
単にローラと称する）上にオフセットし、ローラを汚染
してしまう。汚染されたローラを定着に使用すると、転
写紙を汚してしまう不具合があるため、一般的にローラ
はその表面を離型性の良い素材で形成されている。
【０００４】しかし、そのオフセット防止効果は十分で
なく、離型性を向上するシリコンオイルを含浸させたウ
ェブを圧着ローラにより加熱ローラや加圧ローラに圧着
させ、シリコンオイルをローラに塗布するとともにロー
ラ上の汚れを拭い、クリーニングすることが行われてい
る。ウェブは巻取り軸と繰り出し軸との間に張り渡さ
れ、繰り出し軸から少しずつ繰り出されて一部をローラ
に当接させながら巻取り軸に巻き取られる。
なく、離型性を向上するシリコンオイルを含浸させたウ
ェブを圧着ローラにより加熱ローラや加圧ローラに圧着
させ、シリコンオイルをローラに塗布するとともにロー
ラ上の汚れを拭い、クリーニングすることが行われてい
る。ウェブは巻取り軸と繰り出し軸との間に張り渡さ
れ、繰り出し軸から少しずつ繰り出されて一部をローラ
に当接させながら巻取り軸に巻き取られる。
【０００５】よって、巻取り軸の、巻き取ったウェブを
含む径（以下、巻き径という）は次第に大きくなり、巻
取り軸の回転駆動によってウェブを巻き取っていく方式
の定着装置では、ウェブの単位時間当りの移動量を一定
とするためには、巻取り軸の回転速度などを調節しなけ
ればならないという不具合が生じる。そこで、特開昭６
０−３５７６８号公報では、圧着ローラが、一定の速度
でウェブを移動させる構成とされている。
含む径（以下、巻き径という）は次第に大きくなり、巻
取り軸の回転駆動によってウェブを巻き取っていく方式
の定着装置では、ウェブの単位時間当りの移動量を一定
とするためには、巻取り軸の回転速度などを調節しなけ
ればならないという不具合が生じる。そこで、特開昭６
０−３５７６８号公報では、圧着ローラが、一定の速度
でウェブを移動させる構成とされている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、圧着ローラが
ウェブを移動させる場合には、圧着ローラを駆動する構
成の配置位置が自ずと限定されてしまうという問題点が
ある。
ウェブを移動させる場合には、圧着ローラを駆動する構
成の配置位置が自ずと限定されてしまうという問題点が
ある。
【０００７】本発明は、上記問題点を解決し、ローラを
クリーニングするためのウェブを有し、巻取り軸の径に
左右されずにウェブの単位時間当りの移動量を調節す
る、配置位置の自由度が高い駆動手段を有する定着装置
を提供するものである。
クリーニングするためのウェブを有し、巻取り軸の径に
左右されずにウェブの単位時間当りの移動量を調節す
る、配置位置の自由度が高い駆動手段を有する定着装置
を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
内部に熱源を有する加熱ローラと、この加熱ローラに圧
接された圧接ローラと、上記２つのローラのうち少なく
とも一方のローラをクリーニングするためのウェブと、
上記ウェブを繰り出す繰り出し軸と、繰り出された上記
ウェブを、クリーニングされる上記ローラに圧着する圧
着ローラと、上記ウェブを巻取る巻取り軸とを有する定
着装置において、上記圧着ローラと上記巻取り軸との間
に上記ウェブを上記巻取り軸側に移動させる駆動手段を
設けたことを特徴としている。
内部に熱源を有する加熱ローラと、この加熱ローラに圧
接された圧接ローラと、上記２つのローラのうち少なく
とも一方のローラをクリーニングするためのウェブと、
上記ウェブを繰り出す繰り出し軸と、繰り出された上記
ウェブを、クリーニングされる上記ローラに圧着する圧
着ローラと、上記ウェブを巻取る巻取り軸とを有する定
着装置において、上記圧着ローラと上記巻取り軸との間
に上記ウェブを上記巻取り軸側に移動させる駆動手段を
設けたことを特徴としている。
【０００９】請求項２記載の発明は、請求項１記載の定
着装置において、上記ウェブはその側縁にパーフォレー
ションを有し、上記駆動手段は上記パーフォレーション
に係合するスプロケット輪を有することを特徴としてい
る。
着装置において、上記ウェブはその側縁にパーフォレー
ションを有し、上記駆動手段は上記パーフォレーション
に係合するスプロケット輪を有することを特徴としてい
る。
【００１０】請求項３記載の発明は、請求項１または２
記載の定着装置において、上記２つのローラのうち少な
くとも一方のローラ上の汚れを検知し、上記駆動手段に
よる上記ウェブの単位時間当りの移動量を制御するため
のローラ汚れ検知手段を有することを特徴としている。
記載の定着装置において、上記２つのローラのうち少な
くとも一方のローラ上の汚れを検知し、上記駆動手段に
よる上記ウェブの単位時間当りの移動量を制御するため
のローラ汚れ検知手段を有することを特徴としている。
【００１１】請求項４記載の発明は、請求項１または２
または３記載の定着装置において、上記圧着ローラと上
記巻取り軸との間における上記圧着ローラ近傍の上記ウ
ェブ上の汚れを検知し、上記駆動手段による上記ウェブ
の単位時間当りの移動量を制御するためのウェブ汚れ検
知手段を有することを特徴としている。
または３記載の定着装置において、上記圧着ローラと上
記巻取り軸との間における上記圧着ローラ近傍の上記ウ
ェブ上の汚れを検知し、上記駆動手段による上記ウェブ
の単位時間当りの移動量を制御するためのウェブ汚れ検
知手段を有することを特徴としている。
【００１２】請求項５記載の発明は、請求項１記載の定
着装置において、上記駆動手段は、その間にウェブを通
過させてウェブを移動させるローラ対を有することを特
徴としている。
着装置において、上記駆動手段は、その間にウェブを通
過させてウェブを移動させるローラ対を有することを特
徴としている。
【００１３】請求項６記載の発明は、請求項１または２
または３または４または５記載の定着装置において、上
記駆動手段による上記ウェブの移動量を検知し、上記繰
り出し軸上のウェブの残量を検知するウェブ残量検知手
段を設けたことを特徴としている。
または３または４または５記載の定着装置において、上
記駆動手段による上記ウェブの移動量を検知し、上記繰
り出し軸上のウェブの残量を検知するウェブ残量検知手
段を設けたことを特徴としている。
【００１４】
【作用】請求項１記載の発明によれば、加熱ローラ、圧
接ローラのうち少なくとも一方のローラをクリーニング
するためのウェブは、圧着ローラにより、クリーニング
されるローラに圧着され、駆動手段により繰り出し軸か
ら巻取り軸の方へ移動されつつ、ローラをクリーニング
する。請求項２記載の発明によれば、駆動手段のスプロ
ケット輪が、ウェブの側縁に設けられたパーフォレーシ
ョンに係合し、回転することによりウェブを移動させ
る。
接ローラのうち少なくとも一方のローラをクリーニング
するためのウェブは、圧着ローラにより、クリーニング
されるローラに圧着され、駆動手段により繰り出し軸か
ら巻取り軸の方へ移動されつつ、ローラをクリーニング
する。請求項２記載の発明によれば、駆動手段のスプロ
ケット輪が、ウェブの側縁に設けられたパーフォレーシ
ョンに係合し、回転することによりウェブを移動させ
る。
【００１５】請求項３記載の発明によれば、ローラ汚れ
検知手段が、加熱ローラ、圧接ローラのうち少なくとも
一方のローラ上の汚れを検知し、これに基づいて、駆動
手段の駆動間隔が制御され、ウェブの単位時間当りの移
動量が制御される。請求項４記載の発明によれば、ウェ
ブ汚れ検知手段が圧着ローラと巻取り軸との間における
圧着ローラ近傍のウェブ上の汚れを検知し、これに基づ
いて、駆動手段の駆動間隔が制御され、ウェブの単位時
間当りの移動量が制御される。
検知手段が、加熱ローラ、圧接ローラのうち少なくとも
一方のローラ上の汚れを検知し、これに基づいて、駆動
手段の駆動間隔が制御され、ウェブの単位時間当りの移
動量が制御される。請求項４記載の発明によれば、ウェ
ブ汚れ検知手段が圧着ローラと巻取り軸との間における
圧着ローラ近傍のウェブ上の汚れを検知し、これに基づ
いて、駆動手段の駆動間隔が制御され、ウェブの単位時
間当りの移動量が制御される。
【００１６】請求項５記載の発明によれば、駆動手段の
２つのローラが、その間にウェブを通過させてウェブを
移動させる。請求項６記載の発明によれば、ウェブ残量
検知手段が、駆動手段によるウェブの移動量を検知する
ことにより、繰り出し軸上のウェブの残量を検知する。
２つのローラが、その間にウェブを通過させてウェブを
移動させる。請求項６記載の発明によれば、ウェブ残量
検知手段が、駆動手段によるウェブの移動量を検知する
ことにより、繰り出し軸上のウェブの残量を検知する。
【００１７】
【実施例】図１に示す本願発明の第１の実施例としての
定着装置は、内部に周知の熱源（図示せず）を有する加
熱ローラ１と、加熱ローラ１に圧接機構により圧接され
た圧接ローラ２と、加熱ローラ１をクリーニングするた
めのウェブ３と、ウェブ３の移動に従動しウェブ３を繰
り出す、逆回転を防止された繰り出し軸４と、繰り出さ
れたウェブ３を、加熱ローラ１に圧着する圧着ローラ５
と、ウェブ３を巻取る巻取り軸６とを有している。
定着装置は、内部に周知の熱源（図示せず）を有する加
熱ローラ１と、加熱ローラ１に圧接機構により圧接され
た圧接ローラ２と、加熱ローラ１をクリーニングするた
めのウェブ３と、ウェブ３の移動に従動しウェブ３を繰
り出す、逆回転を防止された繰り出し軸４と、繰り出さ
れたウェブ３を、加熱ローラ１に圧着する圧着ローラ５
と、ウェブ３を巻取る巻取り軸６とを有している。
【００１８】符号７、８、９はそれぞれ駆動手段として
のモータ、モータ７により回転駆動される軸、軸８に係
合し軸８と一体となって回転するスプロケット輪を示し
ている。スプロケット輪９、９は、圧着ローラ５と巻取
り軸６との間で、ウェブ３の両側縁の、長さ方向全域に
わたって列設された複数のパーフォレーション１０に係
合する位置にそれぞれ設けられている。
のモータ、モータ７により回転駆動される軸、軸８に係
合し軸８と一体となって回転するスプロケット輪を示し
ている。スプロケット輪９、９は、圧着ローラ５と巻取
り軸６との間で、ウェブ３の両側縁の、長さ方向全域に
わたって列設された複数のパーフォレーション１０に係
合する位置にそれぞれ設けられている。
【００１９】スプロケット輪９の軸８の一端部８ａに
は、軸８に係合し、これと一体となって回転する歯車１
１が固定されている。歯車１３の軸１４と巻取り軸６と
は、摩擦カップリング１５を介して互いに連結されてお
り、歯車１３に対する巻取り軸６の回転速度差を、同摩
擦カップリング１５の滑り作用により吸収するようにな
っている 摩擦カップリング１５としては、二軸間の回転速度の差
を吸収する手段として周知のものを採用することができ
るが、実施例では歯車１３の軸１４と巻取り軸６とにそ
れぞれ設けられたディスク１６、１７間に互いに圧接し
た摩擦板１６ａ、１７ａを設けたものを示す。
は、軸８に係合し、これと一体となって回転する歯車１
１が固定されている。歯車１３の軸１４と巻取り軸６と
は、摩擦カップリング１５を介して互いに連結されてお
り、歯車１３に対する巻取り軸６の回転速度差を、同摩
擦カップリング１５の滑り作用により吸収するようにな
っている 摩擦カップリング１５としては、二軸間の回転速度の差
を吸収する手段として周知のものを採用することができ
るが、実施例では歯車１３の軸１４と巻取り軸６とにそ
れぞれ設けられたディスク１６、１７間に互いに圧接し
た摩擦板１６ａ、１７ａを設けたものを示す。
【００２０】圧着ローラ５はその両端を回転自在に支持
する軸受１８を、ばね１９によって加熱ローラ１に押圧
することにより、ウェブ３を加熱ローラ１に圧接させて
いる。ウェブ３は離型性を良くするためのシリコンオイ
ルを含浸している。
する軸受１８を、ばね１９によって加熱ローラ１に押圧
することにより、ウェブ３を加熱ローラ１に圧接させて
いる。ウェブ３は離型性を良くするためのシリコンオイ
ルを含浸している。
【００２１】スプロケット輪９はモータ７により間欠的
に回転駆動される。駆動時のスプロケット輪の回転速度
及び１回の駆動当りの回転量は一定である。回転後は、
ウェブ３の新しい面が加熱ローラ１に当接されるよう、
その回転量は設定される。
に回転駆動される。駆動時のスプロケット輪の回転速度
及び１回の駆動当りの回転量は一定である。回転後は、
ウェブ３の新しい面が加熱ローラ１に当接されるよう、
その回転量は設定される。
【００２２】ウェブ３は、パーフォレーション１０に係
合するプロケット輪９により繰り出し軸４から間欠的に
繰り出され、圧着ローラ５によりその一つの当接面を一
定時間、加熱ローラ１に圧着され、加熱ローラ１とウェ
ブ３の相対移動により加熱ローラ１にシリコンオイルを
塗布し、加熱ローラ１上の汚れを拭いながら、巻取り軸
６の方へ移動される。圧着ローラ５は回転自在であるの
で、ウェブの移動の妨げとならない。
合するプロケット輪９により繰り出し軸４から間欠的に
繰り出され、圧着ローラ５によりその一つの当接面を一
定時間、加熱ローラ１に圧着され、加熱ローラ１とウェ
ブ３の相対移動により加熱ローラ１にシリコンオイルを
塗布し、加熱ローラ１上の汚れを拭いながら、巻取り軸
６の方へ移動される。圧着ローラ５は回転自在であるの
で、ウェブの移動の妨げとならない。
【００２３】モータ７は、歯車１１、１２、１３、カッ
プリング１５を介して巻取り軸６を摩擦的に回転駆動
し、移動されてきたウェブ３をこの巻取り軸６で巻き取
る。歯車１１、１３の大小関係を適宜設定することなど
により、繰り出し軸４と巻取り軸６との間において、ウ
ェブ３が弛むことはない。すなわち、巻取り軸６の最小
径における周速が繰り出し軸４の最大径におけるそれよ
りも大きくなるように適宜設定される。
プリング１５を介して巻取り軸６を摩擦的に回転駆動
し、移動されてきたウェブ３をこの巻取り軸６で巻き取
る。歯車１１、１３の大小関係を適宜設定することなど
により、繰り出し軸４と巻取り軸６との間において、ウ
ェブ３が弛むことはない。すなわち、巻取り軸６の最小
径における周速が繰り出し軸４の最大径におけるそれよ
りも大きくなるように適宜設定される。
【００２４】巻取り軸６の巻き径は、ウェブ３を巻取る
につれて次第に大きくなり、これにつれて巻取り軸６の
ウェブ３巻取り速度も大きくなり、スプロケット輪９が
ウェブ３を送る速度との差も大きくなる。この速度差
は、カップリング１５の摩擦体１６ａと１７ａとの間の
摩擦によって吸収される。スプロケット輪９と巻取り軸
６との間のウェブの張力は、略一定に保たれ、ウェブ３
のスプロケット輪９の回転時における移動速度は、巻取
り軸６の巻き径に左右されず、スプロケット輪９の回転
速度に比例する。
につれて次第に大きくなり、これにつれて巻取り軸６の
ウェブ３巻取り速度も大きくなり、スプロケット輪９が
ウェブ３を送る速度との差も大きくなる。この速度差
は、カップリング１５の摩擦体１６ａと１７ａとの間の
摩擦によって吸収される。スプロケット輪９と巻取り軸
６との間のウェブの張力は、略一定に保たれ、ウェブ３
のスプロケット輪９の回転時における移動速度は、巻取
り軸６の巻き径に左右されず、スプロケット輪９の回転
速度に比例する。
【００２５】図２に示すように、加熱ローラ１の表面の
汚れを検知し、駆動手段がウェブ３を駆動する時間間
隔、すなわちウェブ３の移動速度を制御するためのロー
ラ汚れ検知手段２０が加熱ローラ１の周面に対向して設
置されている。符号Ｐは転写紙、Ｔは転写紙Ｐ上に形成
されたトナー像をそれぞれ示しており、矢印Ａは、転写
紙Ｐの搬送方向を示している。
汚れを検知し、駆動手段がウェブ３を駆動する時間間
隔、すなわちウェブ３の移動速度を制御するためのロー
ラ汚れ検知手段２０が加熱ローラ１の周面に対向して設
置されている。符号Ｐは転写紙、Ｔは転写紙Ｐ上に形成
されたトナー像をそれぞれ示しており、矢印Ａは、転写
紙Ｐの搬送方向を示している。
【００２６】ローラ汚れ検知手段２０はフォトセンサで
あって、加熱ローラ１の表面からの反射光を検知し、図
示しない制御手段に出力する。制御手段はローラ汚れ検
知手段２０からの信号により加熱ローラ１表面の汚れの
度合いを判断し、これに基づいてモータ７の駆動の時間
間隔を制御して、スプロケット輪９によるウェブ３の単
位時間当りの移動量を制御する。
あって、加熱ローラ１の表面からの反射光を検知し、図
示しない制御手段に出力する。制御手段はローラ汚れ検
知手段２０からの信号により加熱ローラ１表面の汚れの
度合いを判断し、これに基づいてモータ７の駆動の時間
間隔を制御して、スプロケット輪９によるウェブ３の単
位時間当りの移動量を制御する。
【００２７】汚れの度合いが大きいと、ウェブ３の駆動
間隔を短くして、その単位時間当りの移動量が大きくな
るように、汚れの度合いが小さいと、ウェブ３の駆動間
隔を長くして、その単位時間当りの移動量は小さくなる
ように制御される。よって、ウェブ３は加熱ローラ１の
汚れの度合いに応じて、適宜新しい面を加熱ローラ１に
当接させる。
間隔を短くして、その単位時間当りの移動量が大きくな
るように、汚れの度合いが小さいと、ウェブ３の駆動間
隔を長くして、その単位時間当りの移動量は小さくなる
ように制御される。よって、ウェブ３は加熱ローラ１の
汚れの度合いに応じて、適宜新しい面を加熱ローラ１に
当接させる。
【００２８】図２において、スプロケット輪９によるウ
ェブ３の移動量を検知し、繰り出し軸４上のウェブの残
量を検知するウェブ残量検知手段２１がスプロケット輪
９の近傍に配置されている。ウェブ残量検知手段２３
は、スプロケット輪９の歯部と係脱するアクチュエータ
２１ａを有し、アクチュエータ２１ａが上記歯部に係合
して変位するとカウントを行う。歯部の１つ当りのウェ
ブ３の送り量及びウェブ全長は一定であるから、カウン
ト数によってウェブ３の繰り出し軸４上の残量が求ま
る。ウェブ３の残量が少なくなると、装置外部に設けた
表示手段（図示せず）によりこれを表示し、操作者など
に知らせる。
ェブ３の移動量を検知し、繰り出し軸４上のウェブの残
量を検知するウェブ残量検知手段２１がスプロケット輪
９の近傍に配置されている。ウェブ残量検知手段２３
は、スプロケット輪９の歯部と係脱するアクチュエータ
２１ａを有し、アクチュエータ２１ａが上記歯部に係合
して変位するとカウントを行う。歯部の１つ当りのウェ
ブ３の送り量及びウェブ全長は一定であるから、カウン
ト数によってウェブ３の繰り出し軸４上の残量が求ま
る。ウェブ３の残量が少なくなると、装置外部に設けた
表示手段（図示せず）によりこれを表示し、操作者など
に知らせる。
【００２９】図３は、図２のローラ汚れ検知手段２０と
は異なり、圧着ローラ５近傍のウェブ３上の汚れを検知
し、駆動手段がウェブ３を駆動する時間間隔、すなわち
ウェブ３の単位時間当りの移動量を制御するためのウェ
ブ汚れ検知手段２２を示す。図１と同じ構成要素には同
じ符号を附するに留め、説明を省略する。
は異なり、圧着ローラ５近傍のウェブ３上の汚れを検知
し、駆動手段がウェブ３を駆動する時間間隔、すなわち
ウェブ３の単位時間当りの移動量を制御するためのウェ
ブ汚れ検知手段２２を示す。図１と同じ構成要素には同
じ符号を附するに留め、説明を省略する。
【００３０】ウェブ汚れ検知手段２２は、フォトセンサ
であって、ウェブ３表面の反射光を検知し、図示しない
制御手段に出力する。制御手段はウェブ汚れ検知手段２
２からの信号により加熱ローラ１表面の汚れの度合いを
判断し、これに基づいてモータ７の駆動間隔を制御し
て、スプロケット輪９によるウェブ３の単位時間当りの
移動量を制御する。
であって、ウェブ３表面の反射光を検知し、図示しない
制御手段に出力する。制御手段はウェブ汚れ検知手段２
２からの信号により加熱ローラ１表面の汚れの度合いを
判断し、これに基づいてモータ７の駆動間隔を制御し
て、スプロケット輪９によるウェブ３の単位時間当りの
移動量を制御する。
【００３１】汚れの度合いが大きいと、ウェブ３の駆動
間隔を短くして、その単位時間当りの移動量が大きくな
るように、汚れの度合いが小さいと、ウェブ３の駆動間
隔を長くして、その単位時間当りの移動量が小さくなる
ように制御される。よって、ウェブ３はその汚れの度合
いに応じて、適宜新しい面を加熱ローラ１に当接させ
る。
間隔を短くして、その単位時間当りの移動量が大きくな
るように、汚れの度合いが小さいと、ウェブ３の駆動間
隔を長くして、その単位時間当りの移動量が小さくなる
ように制御される。よって、ウェブ３はその汚れの度合
いに応じて、適宜新しい面を加熱ローラ１に当接させ
る。
【００３２】図４に、第２の実施例を示す。この実施例
は、図１のスプロケット輪９に代えて、駆動ローラ２３
とこれに圧接されたピンチローラ２４をウェブの駆動手
段として用いた定着装置である。図１と同じ構成要素に
は同じ符号を附するに留め、説明を省略する。この定着
装置においては、ウェブ３は駆動ローラ２３とピンチロ
ーラ２４とからなるローラ対により巻取りローラ６側に
移動する。この実施例においては、ウェブ残量検知手段
は、モータ７の回転数や軸８の回転数をカウントするも
のとすることができる。
は、図１のスプロケット輪９に代えて、駆動ローラ２３
とこれに圧接されたピンチローラ２４をウェブの駆動手
段として用いた定着装置である。図１と同じ構成要素に
は同じ符号を附するに留め、説明を省略する。この定着
装置においては、ウェブ３は駆動ローラ２３とピンチロ
ーラ２４とからなるローラ対により巻取りローラ６側に
移動する。この実施例においては、ウェブ残量検知手段
は、モータ７の回転数や軸８の回転数をカウントするも
のとすることができる。
【００３３】第１の実施例、第２の実施例では、ともに
ウェブを加熱ローラに当接させているが、ウェブは圧接
ローラに当接するものでも良く、加熱ローラ及び圧接ロ
ーラの両方に当接するものでも良い。ローラ汚れ検知手
段も、加熱ローラに対してのみ設けることに限定され
ず、圧接ローラに対して設けても良いし、加熱ローラ及
び圧接ローラの両方に設けても良い。
ウェブを加熱ローラに当接させているが、ウェブは圧接
ローラに当接するものでも良く、加熱ローラ及び圧接ロ
ーラの両方に当接するものでも良い。ローラ汚れ検知手
段も、加熱ローラに対してのみ設けることに限定され
ず、圧接ローラに対して設けても良いし、加熱ローラ及
び圧接ローラの両方に設けても良い。
【００３４】ウェブ汚れ検知手段、駆動手段、ウェブ残
量検知手段、繰り出し軸および巻取り軸の回転方向等も
適宜組み合わせることができる。駆動時のスプロケット
輪の回転速度及び１回の駆動当りの回転量は可変とする
こともできる。また、スプロケット輪は間欠的にではな
く連続的に駆動することもできるが、その場合のスプロ
ケット輪の回転速度は可変で、ローラ汚れ検知手段、ウ
ェブ汚れ検知手段により回転速度が制御され、ウェブの
単位時間当りの移動量が制御される。
量検知手段、繰り出し軸および巻取り軸の回転方向等も
適宜組み合わせることができる。駆動時のスプロケット
輪の回転速度及び１回の駆動当りの回転量は可変とする
こともできる。また、スプロケット輪は間欠的にではな
く連続的に駆動することもできるが、その場合のスプロ
ケット輪の回転速度は可変で、ローラ汚れ検知手段、ウ
ェブ汚れ検知手段により回転速度が制御され、ウェブの
単位時間当りの移動量が制御される。
【００３５】
【発明の効果】本願発明によれば、加熱ローラ、圧接ロ
ーラのうち少なくとも一方のローラをクリーニングする
ためのウェブは、圧着ローラにより、クリーニングされ
るローラに圧着され、駆動手段により繰り出し軸から巻
取り軸の方へ移動されつつ、ローラをクリーニングす
る。この際、ウェブの単位時間当りの移動量は、巻取り
軸の巻き径に左右されず、駆動手段により調節すること
ができる。ウェブの駆動手段の設置位置が、クリーニン
グされるローラの位置によって限定されないので、設計
上の自由度が向上する。
ーラのうち少なくとも一方のローラをクリーニングする
ためのウェブは、圧着ローラにより、クリーニングされ
るローラに圧着され、駆動手段により繰り出し軸から巻
取り軸の方へ移動されつつ、ローラをクリーニングす
る。この際、ウェブの単位時間当りの移動量は、巻取り
軸の巻き径に左右されず、駆動手段により調節すること
ができる。ウェブの駆動手段の設置位置が、クリーニン
グされるローラの位置によって限定されないので、設計
上の自由度が向上する。
【００３６】駆動手段としてのスプロケット輪が、ウェ
ブの側縁に設けられたパーフォレーションに係合し、回
転することによりウェブを移動させるので、駆動手段と
ウェブとの間に滑りが起こらず、確実にウェブを移動さ
せることができる。
ブの側縁に設けられたパーフォレーションに係合し、回
転することによりウェブを移動させるので、駆動手段と
ウェブとの間に滑りが起こらず、確実にウェブを移動さ
せることができる。
【００３７】ローラ汚れ検知手段が、加熱ローラ、圧接
ローラのうち少なくとも一方のローラ上の汚れを検知
し、これに基づいて、駆動手段によるウェブの単位時間
当りの移動量が制御されるので、ローラの汚れに応じて
クリーニングを行うことができ、汚れが少ないときにウ
ェブを移動させることによるウェブの無駄や、汚れが多
いときにウェブの単位時間当りの移動量が足りないこと
によって生じるオフセットによる転写紙の汚染がなくな
る。
ローラのうち少なくとも一方のローラ上の汚れを検知
し、これに基づいて、駆動手段によるウェブの単位時間
当りの移動量が制御されるので、ローラの汚れに応じて
クリーニングを行うことができ、汚れが少ないときにウ
ェブを移動させることによるウェブの無駄や、汚れが多
いときにウェブの単位時間当りの移動量が足りないこと
によって生じるオフセットによる転写紙の汚染がなくな
る。
【００３８】ウェブ汚れ検知手段が圧着ローラと巻取り
軸との間における圧着ローラ近傍のウェブ上の汚れを検
知し、これに基づいて、駆動手段によるウェブの単位時
間当りの移動量が制御されるので、ウェブの汚れに応じ
てクリーニングを行うことができ、汚れが少ないときに
ウェブを移動させることによるウェブの無駄や、汚れが
多いときにウェブの単位時間当りの移動量が足りないこ
とによって生じるオフセットによる転写紙の汚染がなく
なる。
軸との間における圧着ローラ近傍のウェブ上の汚れを検
知し、これに基づいて、駆動手段によるウェブの単位時
間当りの移動量が制御されるので、ウェブの汚れに応じ
てクリーニングを行うことができ、汚れが少ないときに
ウェブを移動させることによるウェブの無駄や、汚れが
多いときにウェブの単位時間当りの移動量が足りないこ
とによって生じるオフセットによる転写紙の汚染がなく
なる。
【００３９】ウェブ残量検知手段が、駆動手段によるウ
ェブの移動量を検知することにより、繰り出し軸上のウ
ェブの残量を検知するので、ウェブの交換時期を確実に
把握することができる。
ェブの移動量を検知することにより、繰り出し軸上のウ
ェブの残量を検知するので、ウェブの交換時期を確実に
把握することができる。
【図１】本発明の第１の実施例の定着装置を示す斜視図
である。
である。
【図２】図１に示した定着装置にローラ汚れ検知手段及
びウェブ残量検知手段を用いた場合の側面図である。
びウェブ残量検知手段を用いた場合の側面図である。
【図３】図１に示した定着装置にウェブ汚れ検知手段を
用いた場合の側面図である。
用いた場合の側面図である。
【図４】本発明の第２の実施例の定着装置を示す側面図
である。
である。
１ 加熱ローラ ２ 圧接ローラ ３ ウェブ ４ 繰り出し軸 ５ 巻取り軸 ６ 圧着ローラ ９ スプロケット輪 １０ パーフォレーション ２０ ローラ汚れ検知手段 ２１ ウェブ残量検知手段 ２２ ウェブ汚れ検知手段 ２５、２６ ローラ対
Claims (6)
- 【請求項１】内部に熱源を有する加熱ローラと、この加
熱ローラに圧接された圧接ローラと、上記２つのローラ
のうち少なくとも一方のローラをクリーニングするため
のウェブと、上記ウェブを繰り出す繰り出し軸と、繰り
出された上記ウェブを、クリーニングされる上記ローラ
に圧着する圧着ローラと、上記ウェブを巻取る巻取り軸
とを有する定着装置において、 上記圧着ローラと上記巻取り軸との間に上記ウェブを上
記巻取り軸側に移動させる駆動手段を設けたことを特徴
とする定着装置。 - 【請求項２】請求項１記載の定着装置において、上記ウ
ェブはその側縁にパーフォレーションを有し、上記駆動
手段は上記パーフォレーションに係合するスプロケット
輪を有することを特徴とする定着装置。 - 【請求項３】請求項１または２記載の定着装置におい
て、上記２つのローラのうち少なくとも一方のローラ上
の汚れを検知し、上記駆動手段による上記ウェブの単位
時間当りの移動量を制御するためのローラ汚れ検知手段
を有することを特徴とする定着装置。 - 【請求項４】請求項１または２または３記載の定着装置
において、上記圧着ローラと上記巻取り軸との間におけ
る上記圧着ローラ近傍の上記ウェブ上の汚れを検知し、
上記駆動手段による上記ウェブの単位時間当りの移動量
を制御するためのウェブ汚れ検知手段を有することを特
徴とする定着装置。 - 【請求項５】請求項１記載の定着装置において、上記駆
動手段は、その間にウェブを通過させてウェブを移動さ
せるローラ対を有することを特徴とする定着装置。 - 【請求項６】請求項１または２または３または４または
５記載の定着装置において、上記駆動手段による上記ウ
ェブの移動量を検知し、上記繰り出し軸上のウェブの残
量を検知するウェブ残量検知手段を設けたことを特徴と
する定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25007796A JPH1097153A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25007796A JPH1097153A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1097153A true JPH1097153A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17202475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25007796A Pending JPH1097153A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1097153A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6266496B1 (en) * | 2000-04-13 | 2001-07-24 | Lexmark International, Inc. | Constant displacement oil web system and method of operating the same |
| US6771925B2 (en) | 2001-06-04 | 2004-08-03 | Ricoh Company, Limited | Fixing device, web differential gear and image formation apparatus |
| JP2008065001A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2012157983A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-23 | Fujifilm Corp | ノズル面清掃装置及び方法、並びに、インクジェット記録装置 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP25007796A patent/JPH1097153A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6266496B1 (en) * | 2000-04-13 | 2001-07-24 | Lexmark International, Inc. | Constant displacement oil web system and method of operating the same |
| US6771925B2 (en) | 2001-06-04 | 2004-08-03 | Ricoh Company, Limited | Fixing device, web differential gear and image formation apparatus |
| JP2008065001A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2012157983A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-23 | Fujifilm Corp | ノズル面清掃装置及び方法、並びに、インクジェット記録装置 |
| US8770713B2 (en) | 2011-01-28 | 2014-07-08 | Fujifilm Corporation | Nozzle surface cleaning apparatus and method, and inkjet recording apparatus |
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