JP2012192883A - タイヤの滑り止め装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 前後の滑り止め体を連結する滑り止め装置において、連結具は棒状と筒状にし滑り止め体の前側と後側に取り付け、操作部材は、取付棒32と連結棒33を並列して操作棒34で連結し、取付棒と連結棒を筒状連結具22の取付孔35と連結孔36に挿入し、筒状連結具の横断方向に移動可能にし、操作部材の往動時に連結棒が連結孔から抜け出し、復動時に連結棒が連結孔に挿入する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材37を設け、連結時に、操作部材は往動させ、筒状連結具に棒状連結具21を差し込み、操作部材は復動させて連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔27に挿入し、分離時に、操作部材は往動させて連結棒を筒状連結具と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す。
【選択図】 図5
Description
上記のようなタイヤの滑り止め装置は、タイヤの周方向に配列した滑り止め体を連結する際、前側と後側の滑り止め体を連結具で連結する作業が簡単であることが望まれる。連結具で連結した滑り止め体を分離する作業も簡単であることが望まれる。
また、連結具は、構造が簡単で、製作が容易であることが望まれる。
また、自動車のタイヤは、使用により接地面が磨耗して外径が縮小する。新品に取り替えると、外径が大きくなる。タイヤの滑り止め装置は、タイヤの外径が変化しても、使用できることが望まれる。
2.1 連結具は、棒と筒の差し込み式にする。
連結具は、棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具を筒状連結具に差し込む方式にする。連結作業と分離作業が簡単になる。その上、棒状連結具と筒状連結具は、棒材と筒材から容易に製作することができる。構造が簡単になる。
棒状連結具は、取付端を滑り止め体の前側と後側の一方に取り付ける。筒状連結具は、取付端を滑り止め体の前側と後側の他方に取り付ける。
棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、連結孔を横断方向に貫通する。
筒状連結具は、操作部材を取り付ける。操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、取付棒を連結棒より長くし、鉤型にする。この操作部材は、1本の棒材を折り曲げて、又は、複数本の棒材を接続して、容易に製作することができる。
筒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置する。
操作部材は、取付棒を筒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を筒状連結具の連結孔に挿入し、筒状連結具の横断方向に移動可能にする。操作棒が筒状連結具から遠ざかる往動時に、連結棒が筒状連結具の連結孔から抜け出す構成にする。操作棒が筒状連結具に近づく復動時に、連結棒が筒状連結具の連結孔に挿入して筒状連結具の中心孔を横断する構成にする。取付棒は、往動時も、復動時も、筒状連結具の取付孔に挿入している構成にする。操作部材に復動力を与える弾性部材を設ける。
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は、例えば操作棒を手で引っ張り、弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の中心孔から待避させる。連結棒の待避状態で、筒状連結具の中心孔に棒状連結具を差し込む。次に、操作部材は、弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する。すると、棒状連結具と筒状連結具が連結する。
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は、例えば操作棒を手で引っ張り、弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出す。連結棒の抜出状態で、棒状連結具は、筒状連結具から抜き出す。棒状連結具と筒状連結具が分離する。
棒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って等間隔又は不等間隔に配置する。複数の連結孔は、棒状連結具の先端側の連結孔に連結棒を挿入すると、棒状連結具と筒状連結具の連結長さが長くなる。棒状連結具の取付端側の連結孔に連結棒を挿入すると、棒状連結具と筒状連結具の連結長さが短くなる。複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さ、滑り止め体の隣同士の間隔が調節される。
タイヤの外径ないし外周長さに合わせて、連結棒を挿入する連結孔を選択する。滑り止め装置は、タイヤの外径が変化しても、使用可能になる。
操作部材は、筒状連結具に替えて棒状連結具に取り付ける。
滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有し、内側部同士を内側の線状部材で連結し、
滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、
棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、連結孔を横断方向に貫通し、
筒状連結具は操作部材を取り付け、操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、取付棒を連結棒より長くし、鉤型にし、筒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
操作部材は、取付棒を筒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を筒状連結具の連結孔に挿入し、筒状連結具の横断方向に移動可能し、操作棒が筒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が筒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が筒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が筒状連結具に近づく復動時に、連結棒が筒状連結具の連結孔に挿入して筒状連結具の中心孔を横断する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の中心孔から待避させ、筒状連結具の中心孔に棒状連結具を差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
2.上記のタイヤの滑り止め装置において、
棒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする。
3.数個のU形状断面の滑り止め体は、自動車のタイヤに嵌め込んでタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、各滑り止め体はそれぞれ隣の滑り止め体に連結する構成にし、
滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有し、内側部同士を内側の線状部材で連結し、
滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、
棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、操作部材を取り付け、
操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、取付棒を連結棒より長くし、鉤型にし、
棒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
操作部材は、取付棒を棒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を棒状連結具の連結孔に挿入し、棒状連結具の横断方向に移動可能し、操作棒が棒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が棒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が棒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が棒状連結具に近づく復動時に、連結棒が棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
筒状連結具は、連結孔を横断方向に貫通し、
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具の中心孔に差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
4.上記3のタイヤの滑り止め装置において、
筒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする。
また、タイヤの外径が変化しても、使用することができる。
本例のタイヤの滑り止め装置は、自動車のタイヤTに装着した状態を自動車の外側から視た正面図を図1に示す。この滑り止め装置は、第1滑り止め体1a、第2滑り止め体1bと第3滑り止め体1cをタイヤTの周方向に等間隔に連結している。3個の滑り止め体1a〜1c、1は、同一構造にしている。第1滑り止め体1aについて説明する。
本例のタイヤの滑り止め装置は、図11に示すように、第1例における連結具21、22が取り付け位置や向きを変更している。
筒状連結具22は、取付端を前側の連結部材11を介して前側のU形状部材2の外側部2bの前端、滑り止め体1の外側部の前端に取り付けている。操作部材32、33、34は、操作棒34をタイヤTの中心側に配置している。螺旋ばね37とばね受け38は、タイヤTの中心と反対側に配置している。タイヤTの回転によって操作部材32、33、34に作用する遠心力は、連結棒33を棒状連結具21の連結孔27に挿入する向きになる。
その他の点は、第1例におけるのと同様である。第1例におけるのと同様な部分には、図中、第1例におけるのと同一の符号を付ける。
本例のタイヤの滑り止め装置は、図12に示すように、第1例における連結具21、22が断面形状を変更している。
その他の点は、第1例におけるのと同様である。第1例におけるのと同様な部分には、図中、第1例におけるのと同一の符号を付ける。
本例のタイヤの滑り止め装置は、図13に示すように、第1例における連結具21、22が操作部材32、33、34を取り付ける連結具を変更している。
その他の点は、第1例におけるのと同様である。第1例におけるのと同様な部分には、図中、第1例におけるのと同一の符号を付ける。
1.上記の実施形態において、連結具21、22は、複数の連結孔27を等間隔に配置したが、不等間隔に配置する。
2.上記の実施形態において、連結孔27は、複数にしたが、単数にする。
3.上記の実施形態において、連結具の操作部材32、33、34に復動力を与える弾性部材は、螺旋ばね37にしたが、竹の子ばね又はその他のばねにする。
4.上記の実施形態において、操作部材32、33、34を構成する棒材は、丸棒にしたが、角棒にする。
5.上記の実施形態において、棒状連結具21は、前側のU形状部材2の外側部2b又は後側のU形状部材3の外側部3bに、前側の連結部材11又は後側の連結部材12を介して取り付けているが、前側の連結部材11又は後側の連結部材12をなくし、直接取り付ける。ピン26で回転可能に直接取り付ける。若しくは、ピン26もなくし、一体化する。
また、筒状連結具22は、後側のU形状部材3の外側部3b又は前側のU形状部材2の外側部2bに、後側の連結部材12又は前側の連結部材11を介して取り付けているが、後側の連結部材12又は前側の連結部材11をなくし、直接取り付ける。ピン31で回転可能に直接取り付ける。
1、1a〜1c 滑り止め体
1a 第1滑り止め体
1b 第2滑り止め体
1c 第3滑り止め体
2 前側のU形状部材
2a 横断部
2b 外側部
2c 内側部
3 後側のU形状部材
3a 横断部
3b 外側部
3c 内側部
4 内側の線状部材
2a、3a 滑り止め体の横断部
2b、3b 滑り止め体の外側部
2c、3c、4 滑り止め体の内側部
6 筒形状の当て部材、外側の当て部材、内側の当て部材
7 ボルト
8 ナット
11 前側の連結部材
12 後側の連結部材
21、22 連結具
21 棒状連結具
22 筒状連結具
26 ピン
27 連結孔
31 ピン
32、33、34 操作部材、丸棒
32 取付棒
33 連結棒
34 操作棒
35 取付孔
36 連結孔
37 螺旋ばね、弾性部材
38 ばね受け
滑り止め体は、タイヤの外側面に沿う外側部を有し、滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する滑り止め装置において、
連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、
筒状連結具には操作部材を取り付け、操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、鉤型にし、
筒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
操作部材は、取付棒を筒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を筒状連結具の連結孔に挿入し、筒状連結具の横断方向に移動可能にし、操作棒が筒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が筒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が筒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が筒状連結具に近づく復動時に、連結棒が筒状連結具の連結孔に挿入して筒状連結具の中心孔を横断する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
棒状連結具には連結孔を横断方向に貫通し、
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の中心孔から待避させ、筒状連結具の中心孔に棒状連結具を差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
2.上記1のタイヤの滑り止め装置において、
棒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする。
3.自動車のタイヤにU形状断面の滑り止め体を嵌め込んで数個の滑り止め体をタイヤの周方向に配列して連結する構成にし、
滑り止め体は、タイヤの外側面に沿う外側部を有し、滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する滑り止め装置において、
連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、
棒状連結具には操作部材を取り付け、操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、鉤型にし、
棒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
操作部材は、取付棒を棒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を棒状連結具の連結孔に挿入し、棒状連結具の横断方向に移動可能にし、操作棒が棒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が棒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が棒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が棒状連結具に近づく復動時に、連結棒が棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
筒状連結具には、連結孔を横断方向に貫通し、
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具の中心孔に差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
4.上記3のタイヤの滑り止め装置において、
筒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする。
Claims (4)
- 数個のU形状断面の滑り止め体は、自動車のタイヤに嵌め込んでタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、各滑り止め体はそれぞれ隣の滑り止め体に連結する構成にし、
滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有し、内側部同士を内側の線状部材で連結し、
滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、
棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、連結孔を横断方向に貫通し、
筒状連結具は操作部材を取り付け、操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、取付棒を連結棒より長くし、鉤型にし、筒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
操作部材は、取付棒を筒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を筒状連結具の連結孔に挿入し、筒状連結具の横断方向に移動可能し、操作棒が筒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が筒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が筒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が筒状連結具に近づく復動時に、連結棒が筒状連結具の連結孔に挿入して筒状連結具の中心孔を横断する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の中心孔から待避させ、筒状連結具の中心孔に棒状連結具を差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。 - 棒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの滑り止め装置。
- 数個のU形状断面の滑り止め体は、自動車のタイヤに嵌め込んでタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、各滑り止め体はそれぞれ隣の滑り止め体に連結する構成にし、
滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有し、内側部同士を内側の線状部材で連結し、
滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、
棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、操作部材を取り付け、
操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、取付棒を連結棒より長くし、鉤型にし、
棒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
操作部材は、取付棒を棒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を棒状連結具の連結孔に挿入し、棒状連結具の横断方向に移動可能し、操作棒が棒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が棒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が棒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が棒状連結具に近づく復動時に、連結棒が棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
筒状連結具は、連結孔を横断方向に貫通し、
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具の中心孔に差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。 - 筒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする請求項3に記載のタイヤの滑り止め装置。
Priority Applications (9)
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