JP2012192883A - タイヤの滑り止め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車のタイヤの周方向に配列した滑り止め体は連結分離作業を簡単にする。連結具は構造、製作を簡単にする。
【解決手段】 前後の滑り止め体を連結する滑り止め装置において、連結具は棒状と筒状にし滑り止め体の前側と後側に取り付け、操作部材は、取付棒32と連結棒33を並列して操作棒34で連結し、取付棒と連結棒を筒状連結具22の取付孔35と連結孔36に挿入し、筒状連結具の横断方向に移動可能にし、操作部材の往動時に連結棒が連結孔から抜け出し、復動時に連結棒が連結孔に挿入する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材37を設け、連結時に、操作部材は往動させ、筒状連結具に棒状連結具21を差し込み、操作部材は復動させて連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔27に挿入し、分離時に、操作部材は往動させて連結棒を筒状連結具と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車のタイヤに装着する滑り止め装置に関する。
特許文献1〜3に例示されるタイヤの滑り止め装置は、自動車のタイヤにU形状断面の滑り止め体を嵌め込む。滑り止め体は、数個をタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、隣同士を連結する。数個の滑り止め体は、輪になってタイヤの外周に巻き付き、タイヤに装着される。滑り止め装置をタイヤから取り外すときには、滑り止め体の隣同士を分離し、滑り止め体をタイヤから抜き取る。
U形状断面の滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備えている。前側と後側のU形状部材は、それぞれ、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有している。内側の線状部材は、前側のU形状部材と後側のU形状部材の内側部同士を連結している。
滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付けている。タイヤの周方向に配列した滑り止め体を連結する際、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する。
特許第3557464号公報 特許第3718779号公報 特開2007−290627号公報
1.課 題
上記のようなタイヤの滑り止め装置は、タイヤの周方向に配列した滑り止め体を連結する際、前側と後側の滑り止め体を連結具で連結する作業が簡単であることが望まれる。連結具で連結した滑り止め体を分離する作業も簡単であることが望まれる。
また、連結具は、構造が簡単で、製作が容易であることが望まれる。
また、自動車のタイヤは、使用により接地面が磨耗して外径が縮小する。新品に取り替えると、外径が大きくなる。タイヤの滑り止め装置は、タイヤの外径が変化しても、使用できることが望まれる。
2.着 想
2.1 連結具は、棒と筒の差し込み式にする。
連結具は、棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具を筒状連結具に差し込む方式にする。連結作業と分離作業が簡単になる。その上、棒状連結具と筒状連結具は、棒材と筒材から容易に製作することができる。構造が簡単になる。
棒状連結具は、取付端を滑り止め体の前側と後側の一方に取り付ける。筒状連結具は、取付端を滑り止め体の前側と後側の他方に取り付ける。
棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、連結孔を横断方向に貫通する。
筒状連結具は、操作部材を取り付ける。操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、取付棒を連結棒より長くし、鉤型にする。この操作部材は、1本の棒材を折り曲げて、又は、複数本の棒材を接続して、容易に製作することができる。
筒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置する。
操作部材は、取付棒を筒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を筒状連結具の連結孔に挿入し、筒状連結具の横断方向に移動可能にする。操作棒が筒状連結具から遠ざかる往動時に、連結棒が筒状連結具の連結孔から抜け出す構成にする。操作棒が筒状連結具に近づく復動時に、連結棒が筒状連結具の連結孔に挿入して筒状連結具の中心孔を横断する構成にする。取付棒は、往動時も、復動時も、筒状連結具の取付孔に挿入している構成にする。操作部材に復動力を与える弾性部材を設ける。
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は、例えば操作棒を手で引っ張り、弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の中心孔から待避させる。連結棒の待避状態で、筒状連結具の中心孔に棒状連結具を差し込む。次に、操作部材は、弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する。すると、棒状連結具と筒状連結具が連結する。
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は、例えば操作棒を手で引っ張り、弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出す。連結棒の抜出状態で、棒状連結具は、筒状連結具から抜き出す。棒状連結具と筒状連結具が分離する。
2.2 連結具は、連結長さを調節可能にする。
棒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って等間隔又は不等間隔に配置する。複数の連結孔は、棒状連結具の先端側の連結孔に連結棒を挿入すると、棒状連結具と筒状連結具の連結長さが長くなる。棒状連結具の取付端側の連結孔に連結棒を挿入すると、棒状連結具と筒状連結具の連結長さが短くなる。複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さ、滑り止め体の隣同士の間隔が調節される。
タイヤの外径ないし外周長さに合わせて、連結棒を挿入する連結孔を選択する。滑り止め装置は、タイヤの外径が変化しても、使用可能になる。
2.3 連結具の操作部材は、棒状連結具に取り付ける。
操作部材は、筒状連結具に替えて棒状連結具に取り付ける。
1.数個のU形状断面の滑り止め体は、自動車のタイヤに嵌め込んでタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、各滑り止め体はそれぞれ隣の滑り止め体に連結する構成にし、
滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有し、内側部同士を内側の線状部材で連結し、
滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、
棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、連結孔を横断方向に貫通し、
筒状連結具は操作部材を取り付け、操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、取付棒を連結棒より長くし、鉤型にし、筒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
操作部材は、取付棒を筒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を筒状連結具の連結孔に挿入し、筒状連結具の横断方向に移動可能し、操作棒が筒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が筒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が筒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が筒状連結具に近づく復動時に、連結棒が筒状連結具の連結孔に挿入して筒状連結具の中心孔を横断する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の中心孔から待避させ、筒状連結具の中心孔に棒状連結具を差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
2.上記のタイヤの滑り止め装置において、
棒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする。
3.数個のU形状断面の滑り止め体は、自動車のタイヤに嵌め込んでタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、各滑り止め体はそれぞれ隣の滑り止め体に連結する構成にし、
滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有し、内側部同士を内側の線状部材で連結し、
滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、
棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、操作部材を取り付け、
操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、取付棒を連結棒より長くし、鉤型にし、
棒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
操作部材は、取付棒を棒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を棒状連結具の連結孔に挿入し、棒状連結具の横断方向に移動可能し、操作棒が棒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が棒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が棒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が棒状連結具に近づく復動時に、連結棒が棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
筒状連結具は、連結孔を横断方向に貫通し、
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具の中心孔に差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
4.上記3のタイヤの滑り止め装置において、
筒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする。
タイヤの滑り止め装置は、滑り止め体の連結作業、分離作業が簡単である。連結具は、構造が簡単で、製作が容易である。
また、タイヤの外径が変化しても、使用することができる。
本発明の実施形態の第1例におけるタイヤの滑り止め装置のタイヤ装着状態の正面図。 図1中の第1滑り止め体の拡大正面図。 同第1滑り止め体の拡大平面図。 図2のA−A線断面拡大図。 図1中の第1滑り止め体と第2滑り止め体の連結部分の拡大正面図。 同連結部分の拡大平面図。 図6のB−B線断面図。 図6のC−C線断面拡大図。 同連結部分の連結具の操作部材を往動させて連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出した状態を示す図であり、図7と同様な断面図。 同連結具の操作部材を往動させて棒状連結具を筒状連結具から抜き出した状態を示す図であり、図7と同様な断面図。 実施形態の第2例における滑り止め装置の第1滑り止め体の図であり、図2と同様な正面図。 実施形態の第3例における滑り止め装置の連結具の図であり、図8と同様な断面図。 実施形態の第4例における滑り止め装置の連結具の図であり、図7と同様な断面図。
[第1例(図1〜図10参照)]
本例のタイヤの滑り止め装置は、自動車のタイヤTに装着した状態を自動車の外側から視た正面図を図1に示す。この滑り止め装置は、第1滑り止め体1a、第2滑り止め体1bと第3滑り止め体1cをタイヤTの周方向に等間隔に連結している。3個の滑り止め体1a〜1c、1は、同一構造にしている。第1滑り止め体1aについて説明する。
第1滑り止め体1、1aは、タイヤTの上部に装着した時の姿態で図2と図3に拡大して示す。図2は、自動車の外側から視た正面図である。図3は、上側から視た平面図である。図4は、図2のA−A線断面拡大図である。
第1滑り止め体1、1aは、前側のU形状部材2と後側のU形状部材3及び内側の線状部材4を備えている。ここで、前側とは、図1に矢印で示す自動車前進時のタイヤTの正回転方向の前側、図1、図2と図3の第1滑り止め体1aの左側である。後側とは、タイヤTの正回転方向の後側、図1、図2と図3の第1滑り止め体1aの右側である。内側とは、自動車の内部側、図1に破線で示す側である。
前側と後側のU形状部材2、3は、図1〜図3に示すように、対称構造にし、丸棒をタイヤTの外周側に嵌め込むU形状に湾曲している。U形状部材2、3は、タイヤTの接地面を横断する横断部2a、3a、タイヤTの外側面に沿う外側部2b、3bと、タイヤTの内側面に沿う内側部2c、3cを有している。前側と後側のU形状部材2、3は、タイヤTに60度位の中心角をなして嵌合する。
前側のU形状部材2は、外側部2bをタイヤTの径方向に配置し、外側部2bの端側の部分を前側に折り曲げて突出している。外側部2bの前側突出部分は、タイヤTの周方向に沿って配置している。また、前側のU形状部材2は、内側部2cをタイヤTの径方向に配置し、内側部2cの端側の部分を後側に折り曲げて突出している。内側部2cの後側突出部分は、タイヤTの周方向に沿って配置している。
後側のU形状部材3は、外側部3bをタイヤTの径方向に配置し、外側部3bの端側の部分を後側に折り曲げて突出している。外側部3bの後側突出部分は、タイヤTの周方向に沿って配置している。また、後側のU形状部材3は、内側部3cをタイヤTの径方向に配置し、内側部3cの端側の部分を前側に折り曲げて突出している。内側部3cの前側突出部分は、タイヤTの周方向に沿って配置している。
内側の線状部材4は、鎖にしている。この鎖4は、複数の板状リンクをピンで回転可能に繋いで紐状にしている。リーフチェーンにしている。
前側のU形状部材2は、外側部2bの前側突出部分と内側部2cの後側突出部分に、それぞれ、図1〜図3に示すように、筒形状の当て部材6を嵌合して取り付けている。また、後側のU形状部材3は、外側部3bの後側突出部分と内側部3cの前側突出部分に、それぞれ、筒形状の当て部材6を嵌合して取り付けている。筒形状の当て部材6は、それぞれ、タイヤTの周方向に沿って配置している。当て部材6は、ゴムのような弾性材料製にし、円筒形状にしている。外側の当て部材6の外周面は、タイヤTの外側面に当る構成にしている。内側の当て部材6の外周面は、タイヤTの内側面に当る構成にしている。また、外側の当て部材6と内側の当て部材6は、それぞれ、タイヤTの外側面の内周側、内側面の内周側に当る構成にしている。筒形状の当て部材6は、その軸心の周りに回転可能にしている。又は、回転不可能にしている。
内側の線状部材4は、図3と図4に示すように、前端を前側のU形状部材2の内側部2cの端にボルト7、ナット8で取り付けている。また、前端と同様に、後端を後側のU形状部材3の内側部3cの端にボルト7、ナット8で取り付けている。ボルト7は、タイヤTの軸心方向に沿って配置している。
前側のU形状部材2の外側部2bは、前端に前側の連結部材11をボルト7、ナット8で取り付けている。後側のU形状部材3の外側部3bは、後端に後側の連結部材12をボルト7、ナット8で取り付けている。前側と後側の連結部材11、12は、それぞれ、タイヤTの軸心方向に沿うボルト7の周りに回転可能にしている。また、鎖の板状リンクにしている。前側の連結部材11は、前端に棒状連結具21を取り付けている。後側の連結部材12は、後端に筒状連結具22を取り付けている。棒状連結具21と筒状連結具22は、連結可能で分離可能にしている。
滑り止め体1は、タイヤTに嵌め込むU形状断面の構造にしている。U形状断面の滑り止め体1は、前側と後側のU形状部材2、3の横断部2a、3aで、タイヤTの接地面を横断する横断部を構成している。前側と後側のU形状部材2、3の外側部2b、3bで、タイヤTの外側面に沿う外側部を構成している。前側と後側のU形状部材2、3の内側部2c、3cと内側の線状部材4で、タイヤTの内側面に沿う内側部を構成している。滑り止め体1の外側部は、タイヤTの周方向の前側と後側に、それぞれ、前側の連結部材11と後側の連結部材12を介して、棒状連結具21と筒状連結具22を取り付けている。
3個の滑り止め体1a〜1cを連結する棒状連結具21と筒状連結具22は、3組になる。3組の連結具21、22は、同一構造にしている。図5と図6は、図1中の第1滑り止め体1aと第2滑り止め体1bの連結部分を水平に配置して示す。その連結部分の棒状連結具21と筒状連結具22について、図5〜図10を参照して説明する。
棒状連結具21は、丸棒形状にし、取付端を前側の連結部材11の前端にピン26で取り付けている。ピン26は、タイヤTの軸心方向に沿って配置している。棒状連結具21は、ピン26の周りに回転可能にしている。丸棒形状の棒状連結具21は、複数の連結孔27をそれぞれ径方向、横断方向に貫通している。複数の連結孔27は、棒状連結具21の長手方向に沿って等間隔に配置している。各連結孔27は、タイヤTの径方向にほぼ沿っている。
筒状連結具22は、円筒形状にし、取付端を後側の連結部材12の後端にピン31で取り付けている。ピン31は、タイヤTの軸心方向に沿って配置している。筒状連結具22は、ピン31の周りに回転可能にしている。筒状連結具22の中心孔には、その先端の開口から棒状連結具21を差し込み可能にしている。
筒状連結具22には、操作部材を取り付けている。操作部材は、取付棒32と連結棒33を並列して操作棒34で連結し、取付棒32を連結棒33より長くし、鉤型にしている。この操作部材32、33、34は、1本の丸棒を折り曲げて製作している。
筒状連結具22は、取付孔35と連結孔36をそれぞれ横断方向に貫通している。取付孔35は筒状連結具22の取付端側に、連結孔36は筒状連結具22の先端側に配置している。取付孔35と連結孔36は、それぞれ、タイヤTの径方向にほぼ沿っている。
操作部材は、取付棒32を筒状連結具22の取付孔35に挿入し、連結棒33を筒状連結具22の連結孔36に挿入し、操作棒34を筒状連結具22と並列してタイヤTの中心と反対側に配置している。操作部材32、33、34は、筒状連結具22の横断方向に移動可能にしている。操作棒34が筒状連結具22から遠ざかる往動時に、取付棒32が取付孔35に挿入している状態で、連結棒33が連結孔36から抜け出す。操作棒34が筒状連結具22に近づく復動時に、連結棒33が連結孔36に挿入して筒状連結具22の中心孔を横断する。
取付棒32は、筒状連結具22から操作棒34側と反対側、タイヤTの中心側に突出した先端側部分に、螺旋ばね37を嵌合し、ばね受け38を取り付けている。螺旋ばね37は、筒状連結具22とばね受け38との間に嵌め込んでいる。螺旋ばね37は、操作部材32、33、34に復動力を与える弾性部材を構成している。
棒状連結具21と筒状連結具22を連結する時には、操作部材は、操作棒34を手で引っ張り、又は、取付棒32の先端を押し、弾性部材の螺旋ばね37に抗して往動させる。連結棒33は、図10に示すように、筒状連結具22の中心孔から待避させる。連結棒33の待避状態で、図9に示すように、筒状連結具22の中心孔に棒状連結具21を差し込む。次に、操作部材は、弾性部材37の弾性力で復動させる。連結棒33は、図7と図8に示すように、筒状連結具の連結孔36と棒状連結具の連結孔27に挿入する。すると、棒状連結具21と筒状連結具22が連結する。
連結棒33を棒状連結具の連結孔27に挿入する際、棒状連結具21の先端側に近い位置の連結孔27に挿入すると、棒状連結具21と筒状連結具22の連結長さが長くなる。棒状連結具21の取付端側に近い位置の連結孔27に挿入すると、棒状連結具21と筒状連結具22の連結長さが短くなる。連結棒33を挿入する連結孔27は、タイヤTの外径ないし外周長さに合わせて選択する。
棒状連結具21と筒状連結具22を分離する時には、操作部材は、操作棒34を手で引っ張り、又は、取付棒32の先端を押し、弾性部材37に抗して往動させる。連結棒33は、図9に示すように、筒状連結具の連結孔36と棒状連結具の連結孔27から抜き出す。次に、棒状連結具21は、図10に示すように、筒状連結具22から抜き出す。棒状連結具21と筒状連結具22が分離する。
[第2例(図11参照)]
本例のタイヤの滑り止め装置は、図11に示すように、第1例における連結具21、22が取り付け位置や向きを変更している。
棒状連結具21は、取付端を後側の連結部材12を介して後側のU形状部材3の外側部3bの後端、滑り止め体1の外側部の後端に取り付けている。
筒状連結具22は、取付端を前側の連結部材11を介して前側のU形状部材2の外側部2bの前端、滑り止め体1の外側部の前端に取り付けている。操作部材32、33、34は、操作棒34をタイヤTの中心側に配置している。螺旋ばね37とばね受け38は、タイヤTの中心と反対側に配置している。タイヤTの回転によって操作部材32、33、34に作用する遠心力は、連結棒33を棒状連結具21の連結孔27に挿入する向きになる。
その他の点は、第1例におけるのと同様である。第1例におけるのと同様な部分には、図中、第1例におけるのと同一の符号を付ける。
[第3例(図12参照)]
本例のタイヤの滑り止め装置は、図12に示すように、第1例における連結具21、22が断面形状を変更している。
棒状連結具21は、角棒形状にし、断面形状を四角形にしている。筒状連結具22は、角筒形状にし、断面形状を四角枠形にしている。
その他の点は、第1例におけるのと同様である。第1例におけるのと同様な部分には、図中、第1例におけるのと同一の符号を付ける。
[第4例(図13参照)]
本例のタイヤの滑り止め装置は、図13に示すように、第1例における連結具21、22が操作部材32、33、34を取り付ける連結具を変更している。
操作部材32、33、34は、棒状連結具21に取り付けている。棒状連結具21は、取付孔35と連結孔36をそれぞれ横断方向に貫通している。取付孔35は棒状連結具21の取付端側に、連結孔36は棒状連結具21の先端側に配置している。
操作部材は、取付棒32を棒状連結具21の取付孔35に挿入し、連結棒33を棒状連結具21の連結孔36に挿入し、棒状連結具21の横断方向に移動可能にしている。操作棒34が棒状連結具21から遠ざかる往動時に、取付棒32が棒状連結具21の取付孔35に挿入している状態で、連結棒33が棒状連結具21の連結孔36から抜け出す。操作棒34が棒状連結具21に近づく復動時に、連結棒33が棒状連結具21の連結孔36に挿入する。
取付棒32は、棒状連結具21から操作棒34側と反対側に突出した先端側部分に、螺旋ばね37を嵌合し、ばね受け38を取り付けている。螺旋ばね37は、棒状連結具21とばね受け38との間に嵌め込んでいる。螺旋ばね37は、操作部材32、33、34に復動力を与える弾性部材を構成している。
筒状連結具22は、複数の連結孔27をそれぞれ径方向、横断方向に貫通している。複数の連結孔27は、筒状連結具22の長手方向に沿って等間隔に配置している。
棒状連結具21と筒状連結具22を連結する時には、操作部材は、操作棒34を手で引っ張り、又は、取付棒32の先端を押し、弾性部材の螺旋ばね37に抗して往動させる。連結棒33は、棒状連結具21の連結孔36から抜き出す。連結棒33の待避状態で、棒状連結具21を筒状連結具22の中心孔に差し込む。次に、操作部材は、弾性部材37の弾性力で復動させる。連結棒33は、筒状連結具の連結孔27と棒状連結具の連結孔36に挿入する。
連結棒33を筒状連結具の連結孔27に挿入する際、筒状連結具22の先端側に近い位置の連結孔27に挿入すると、棒状連結具21と筒状連結具22の連結長さが長くなる。筒状連結具22の取付端側に近い位置の連結孔27に挿入すると、棒状連結具21と筒状連結具22の連結長さが短くなる。連結棒33を挿入する連結孔27は、タイヤTの外径ないし外周長さに合わせて選択する。
棒状連結具21と筒状連結具22を分離する時には、操作部材は、操作棒34を手で引っ張り、又は、取付棒32の先端を押し、弾性部材37に抗して往動させる。連結棒33は、筒状連結具の連結孔27と棒状連結具の連結孔36から抜き出す。次に、棒状連結具21は、筒状連結具22から抜き出す。
その他の点は、第1例におけるのと同様である。第1例におけるのと同様な部分には、図中、第1例におけるのと同一の符号を付ける。
[変形例]
1.上記の実施形態において、連結具21、22は、複数の連結孔27を等間隔に配置したが、不等間隔に配置する。
2.上記の実施形態において、連結孔27は、複数にしたが、単数にする。
3.上記の実施形態において、連結具の操作部材32、33、34に復動力を与える弾性部材は、螺旋ばね37にしたが、竹の子ばね又はその他のばねにする。
4.上記の実施形態において、操作部材32、33、34を構成する棒材は、丸棒にしたが、角棒にする。
5.上記の実施形態において、棒状連結具21は、前側のU形状部材2の外側部2b又は後側のU形状部材3の外側部3bに、前側の連結部材11又は後側の連結部材12を介して取り付けているが、前側の連結部材11又は後側の連結部材12をなくし、直接取り付ける。ピン26で回転可能に直接取り付ける。若しくは、ピン26もなくし、一体化する。
また、筒状連結具22は、後側のU形状部材3の外側部3b又は前側のU形状部材2の外側部2bに、後側の連結部材12又は前側の連結部材11を介して取り付けているが、後側の連結部材12又は前側の連結部材11をなくし、直接取り付ける。ピン31で回転可能に直接取り付ける。
本発明のタイヤの滑り止め装置は、小型、中型、大型の乗用自動車や貨物自動車などの各種の自動車に使用される。
T 自動車のタイヤ
1、1a〜1c 滑り止め体
1a 第1滑り止め体
1b 第2滑り止め体
1c 第3滑り止め体
2 前側のU形状部材
2a 横断部
2b 外側部
2c 内側部
3 後側のU形状部材
3a 横断部
3b 外側部
3c 内側部
4 内側の線状部材
2a、3a 滑り止め体の横断部
2b、3b 滑り止め体の外側部
2c、3c、4 滑り止め体の内側部
6 筒形状の当て部材、外側の当て部材、内側の当て部材
7 ボルト
8 ナット
11 前側の連結部材
12 後側の連結部材
21、22 連結具
21 棒状連結具
22 筒状連結具
26 ピン
27 連結孔
31 ピン
32、33、34 操作部材、丸棒
32 取付棒
33 連結棒
34 操作棒
35 取付孔
36 連結孔
37 螺旋ばね、弾性部材
38 ばね受け
U形状断面の滑り止め体は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有している
1.動車のタイヤにU形状断面の滑り止め体を嵌め込んで数個の滑り止め体をタイヤの周方向に配列し連結する構成にし、
滑り止め体は、タイヤの外側面に沿う外側部をし、滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する滑り止め装置において、
連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし
筒状連結具は操作部材を取り付け、操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、鉤型にし、
筒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
操作部材は、取付棒を筒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を筒状連結具の連結孔に挿入し、筒状連結具の横断方向に移動可能し、操作棒が筒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が筒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が筒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が筒状連結具に近づく復動時に、連結棒が筒状連結具の連結孔に挿入して筒状連結具の中心孔を横断する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
棒状連結具には連結孔を横断方向に貫通し、
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の中心孔から待避させ、筒状連結具の中心孔に棒状連結具を差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
2.上記のタイヤの滑り止め装置において、
棒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする。
3.動車のタイヤにU形状断面の滑り止め体を嵌め込んで数個の滑り止め体をタイヤの周方向に配列し連結する構成にし、
滑り止め体は、タイヤの外側面に沿う外側部をし、滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する滑り止め装置において、
連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、
棒状連結具には操作部材を取り付け、操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、鉤型にし、
棒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
操作部材は、取付棒を棒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を棒状連結具の連結孔に挿入し、棒状連結具の横断方向に移動可能し、操作棒が棒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が棒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が棒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が棒状連結具に近づく復動時に、連結棒が棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
筒状連結具は、連結孔を横断方向に貫通し、
棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具の中心孔に差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
4.上記3のタイヤの滑り止め装置において、
筒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする。

Claims (4)

  1. 数個のU形状断面の滑り止め体は、自動車のタイヤに嵌め込んでタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、各滑り止め体はそれぞれ隣の滑り止め体に連結する構成にし、
    滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有し、内側部同士を内側の線状部材で連結し、
    滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
    連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、
    棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、連結孔を横断方向に貫通し、
    筒状連結具は操作部材を取り付け、操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、取付棒を連結棒より長くし、鉤型にし、筒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
    操作部材は、取付棒を筒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を筒状連結具の連結孔に挿入し、筒状連結具の横断方向に移動可能し、操作棒が筒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が筒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が筒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が筒状連結具に近づく復動時に、連結棒が筒状連結具の連結孔に挿入して筒状連結具の中心孔を横断する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
    棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の中心孔から待避させ、筒状連結具の中心孔に棒状連結具を差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
    棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
  2. 棒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの滑り止め装置。
  3. 数個のU形状断面の滑り止め体は、自動車のタイヤに嵌め込んでタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、各滑り止め体はそれぞれ隣の滑り止め体に連結する構成にし、
    滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有し、内側部同士を内側の線状部材で連結し、
    滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前側と後側にそれぞれ連結具を取り付け、滑り止め体の後側の連結具と後隣の滑り止め体の前側の連結具を分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
    連結具は棒状連結具と筒状連結具にし、棒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の一方に取り付け、筒状連結具は取付端を滑り止め体の外側部の前側と後側の他方に取り付け、
    棒状連結具は、筒状連結具の中心孔にその先端の開口から差し込み可能にし、操作部材を取り付け、
    操作部材は、取付棒と連結棒を並列して操作棒で連結し、取付棒を連結棒より長くし、鉤型にし、
    棒状連結具は、取付孔と連結孔をそれぞれ横断方向に貫通し、取付孔を取付端側に、連結孔を先端側に配置し、
    操作部材は、取付棒を棒状連結具の取付孔に挿入し、連結棒を棒状連結具の連結孔に挿入し、棒状連結具の横断方向に移動可能し、操作棒が棒状連結具から遠ざかる往動時に、取付棒が棒状連結具の取付孔に挿入している状態で連結棒が棒状連結具の連結孔から抜け出す構成にし、操作棒が棒状連結具に近づく復動時に、連結棒が棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、操作部材に復動力を与える弾性部材を設け、
    筒状連結具は、連結孔を横断方向に貫通し、
    棒状連結具と筒状連結具を連結する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具の中心孔に差し込み、操作部材は弾性部材の弾性力で復動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔に挿入する構成にし、
    棒状連結具と筒状連結具を分離する時には、操作部材は弾性部材に抗して往動させ、連結棒を筒状連結具の連結孔と棒状連結具の連結孔から抜き出し、棒状連結具を筒状連結具から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
  4. 筒状連結具は、連結孔を複数にして長手方向に沿って間隔を置いて配置し、複数の連結孔から連結棒を挿入する連結孔を選択することで、棒状連結具と筒状連結具の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする請求項3に記載のタイヤの滑り止め装置。
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