JP5295153B2 - タイヤの滑り止め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のタイヤに装着する滑り止め装置に関する。
特許文献に例示される滑り止め装置は、自動車のタイヤにその外周側からU形状断面の滑り止め体を嵌め込む。滑り止め体は、数個をタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、隣同士を連結する。数個の滑り止め体は、輪になってタイヤの外周に嵌合し、タイヤに装着される。滑り止め装置をタイヤから取り外すときには、滑り止め体の隣同士を分離し、滑り止め体をタイヤから抜き取る。
U形状断面の滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備えている。前側と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部とタイヤの内側面に沿う内側部を有する。内側の線状部材は、前側のU形状部材と後側のU形状部材の内側部同士を連結している。
滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前端と後端にそれぞれ連結部材を取り付けている。連結部材は、鎖にし、連結具を取り付けている。タイヤの周方向に配列した滑り止め体を連結する際、滑り止め体の後側の連結部材を、後隣の滑り止め体の前側の連結部材に連結具で分離可能に連結する。
特許第3557464号公報 特許第3718779号公報 特開2007−290627号公報
[課 題]
上記のようなタイヤの滑り止め装置は、タイヤの周方向に配列した滑り止め体を連結する際、滑り止め体の前側の連結部材と後側の連結部材の連結具を連結する作業が簡単であることが望まれる。前側の連結部材と後側の連結部材の連結具を分離する作業も簡単であることが望まれる。また、連結具は、構造が簡単であることが望まれる。
更に、自動車のタイヤは、使用により接地面が磨耗して外径が縮小する。新品に取り替えると、外径が大きくなる。タイヤの滑り止め装置は、タイヤの外径が変化しても、使用できることが望まれる。
[着 想]
1.連結具は、差し込み式にする。
前側の連結部材と後側の連結部材は、複数のリンクをピンで回転可能に繋いた鎖にする。前側の連結部材の前端のリンクと後側の連結部材の後端のリンクは、板状リンクにする。
差し込み式の連結具は、前側の連結部材の前端の板状リンクと後側の連結部材の後端の板状リンクを連結する。一方の板状リンクには、他方の板状リンクを差し込む筒状部材を設ける。筒状部材には、これを横断して貫通する軸状部材を設ける。軸状部材は、その軸心方向に前後動可能にする。軸状部材に前進力を与える弾性部材を設ける。他方の板状リンクには、軸状部材が貫通する連結孔を設ける。
連結時には、軸状部材は弾性部材に抗して後退させ、筒状部材に連結孔付き板状リンクを差し込む。軸状部材は、弾性部材の弾性力で前進させ、連結孔付き板状リンクの連結孔に貫通する。すると、筒状部材付き板状リンクと連結孔付き板状リンクが連結する。
分離時には、軸状部材は、弾性部材に抗して後退させ、連結孔付き板状リンクの連結孔から抜き出す。連結孔付き板状リンクは、筒状部材から抜き出す。筒状部材付き板状リンクと連結孔付き板状リンクは、分離する。
2.連結具は、自動車の走行中に不意に分離しない構成にする。
連結具は、タイヤの外側に位置し、自動車の走行によるタイヤの回転で、タイヤの放射方向に遠心力を受ける。この遠心力が軸状部材にその後退方向に作用すると、軸状部材が弾性部材に抗して後退する可能性がある。タイヤの回転による遠心力で軸状部材が後退すると、筒状部材付き板状リンクと連結孔付き板状リンクが分離することになる。
そこで、軸状部材は、その軸心方向、前後動方向をタイヤの放射方向、遠心力方向にせず、タイヤの軸心方向にする。また、前側の連結部材と後側の連結部材は捩れが生じない構成にして軸状部材をタイヤの軸心方向に維持する構成にする。すると、自動車の走行中、軸状部材は、その軸心方向にはタイヤの回転による遠心力を受けない。
3.連結具は、連結作業を更に簡単にする。
軸状部材は、前端に、軸心方向に対して傾斜した斜面の後退駆動面を設ける。連結孔付き板状リンクは、筒状部材に差し込むと、前端が軸状部材の前端の後退駆動面に当って軸状部材を弾性部材に抗して後退させる。次に、連結孔付き板状リンクは、板面に軸状部材の前端が弾性部材の弾性力で押し付けられた状態で差し込みが進行する。軸状部材は、その前端位置に板状リンクの連結孔が達すると、弾性部材の弾性力で前進して連結孔に貫通する。連結孔付き板状リンクは、差し込み操作だけで、筒状部材付き板状リンクに連結する。
4.連結具は、連結長さを調節可能にする。
連結孔付き板状リンクは、連結孔を複数にして連結方向に沿って配置する。前側の連結部材と後側の連結部材の連結長さを調節可能にする。隣同士の滑り止め体の間隔を調節する。
タイヤの外径ないし外周長さに合わせて、軸状部材を貫通する連結孔付き板状リンクの連結孔を選択する。
1.数個の滑り止め体を自動車のタイヤに嵌め込んでタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、各滑り止め体の外側部をそれぞれ隣の滑り止め体の外側部に連結する構成にし、滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部とタイヤの内側面に沿う内側部を有し、前側のU形状部材の内側部の端側を後側に折り曲げてタイヤの周方向に配置される部分と後側のU形状部材の内側部の端側を前側に折り曲げてタイヤの周方向に配置される部分とを内側の線状部材で連結し、滑り止め体の外側部は、前側のU形状部材の外側部の端側を前側に折り曲げてタイヤの周方向に配置される部分の前端と後側のU形状部材の外側部の端側を後側に折り曲げてタイヤの周方向に配置される部分の後端にそれぞれ前側と後側の連結部材を取り付け、タイヤの周方向に配列した滑り止め体の後側の連結部材を、後隣の滑り止め体の前側の連結部材に連結具で分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
前側の連結部材と後側の連結部材は、それぞれ、複数のリンクをピンで回転可能に繋いた鎖にし、前側の連結部材の前端のリンクと後側の連結部材の後端のリンクは、それぞれ、板状リンクにし、連結具は、前側の連結部材の前端の板状リンクと後側の連結部材の後端の板状リンクを連結する構成にし、一方の板状リンクには、他方の板状リンクを差し込む筒状部材を設け、筒状部材に、これを横断して貫通する軸状部材を設け、軸状部材はその軸心方向に前後動可能にし、軸状部材に前進力を与える弾性部材を設け、他方の板状リンクには、軸状部材が貫通する連結孔を設け、筒状部材付き板状リンクと連結孔付き板状リンクの連結時には、軸状部材は弾性部材に抗して後退させ、筒状部材に連結孔付き板状リンクを差し込み、軸状部材は、弾性部材の弾性力で前進させ、連結孔付き板状リンクの連結孔に貫通する構成にし、筒状部材付き板状リンクと連結孔付き板状リンクの分離時には、軸状部材は、弾性部材に抗して後退させ、連結孔付き板状リンクの連結孔から抜き出し、連結孔付き板状リンクは筒状部材から抜き出す構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
2.数個の滑り止め体を自動車のタイヤに嵌め込んでタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、各滑り止め体の外側部をそれぞれ隣の滑り止め体の外側部に連結する構成にし、滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部とタイヤの内側面に沿う内側部を有し、内側部同士を内側の線状部材で連結し、滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前端と後端にそれぞれ前側と後側の連結部材を取り付け、タイヤの周方向に配列した滑り止め体の後側の連結部材を、後隣の滑り止め体の前側の連結部材に連結具で分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
前側の連結部材と後側の連結部材は、それぞれ、複数のリンクをピンで回転可能に繋いた鎖にし、前側の連結部材の前端のリンクと後側の連結部材の後端のリンクは、それぞれ、板状リンクにし、連結具は、前側の連結部材の前端の板状リンクと後側の連結部材の後端の板状リンクを連結する構成にし、一方の板状リンクには、他方の板状リンクを差し込む筒状部材を設け、筒状部材に、これを横断して貫通する軸状部材を設け、軸状部材はその軸心方向に前後動可能にし、軸状部材に前進力を与える弾性部材を設け、他方の板状リンクには、軸状部材が貫通する連結孔を設け、筒状部材付き板状リンクと連結孔付き板状リンクの連結時には、軸状部材は弾性部材に抗して後退させ、筒状部材に連結孔付き板状リンクを差し込み、軸状部材は、弾性部材の弾性力で前進させ、連結孔付き板状リンクの連結孔に貫通する構成にし、筒状部材付き板状リンクと連結孔付き板状リンクの分離時には、軸状部材は、弾性部材に抗して後退させ、連結孔付き板状リンクの連結孔から抜き出し、連結孔付き板状リンクは筒状部材から抜き出す構成にし、
軸状部材は、前端に、軸心方向に対して傾斜した斜面の後退駆動面を設け、連結孔付き板状リンクは、筒状部材に差し込むと、軸状部材の前端の後退駆動面に当って軸状部材を弾性部材に抗して後退させ、軸状部材の前端が弾性部材の弾性力で板面に押し付けられた状態で差し込みが進行し、軸状部材の前端位置に連結孔が達すると、軸状部材が弾性部材の弾性力で前進して連結孔に貫通する構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
.上記のタイヤの滑り止め装置において、
軸状部材はその軸心方向をタイヤの軸心方向にし、連結孔はその中心軸方向をタイヤの軸心方向にし、前側の連結部材と後側の連結部材は捩れが生じない構成にして軸状部材をタイヤの軸心方向に維持する構成にしたことを特徴とする。
4.上記のタイヤの滑り止め装置において、
連結孔付き板状リンクは、連結孔を複数にして複数の連結孔を連結方向に沿って配置し、前側の連結部材と後側の連結部材の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする。
タイヤの滑り止め装置は、タイヤの周方向に配列した滑り止め体の連結作業、分離作業が簡単になる。また、連結具は、構造が複雑にならない。更に、タイヤの外径が変化しても、使用することができる。
本発明の実施形態の第1例における滑り止め装置のタイヤ装着状態の正面図。 図1中の第1滑り止め体の拡大正面図。 同第1滑り止め体の拡大平面図。 図2のA−A線断面拡大図。 図1中の第2滑り止め体と第3滑り止め体の連結部分の拡大正面図。 同第2滑り止め体と第3滑り止め体の連結部分の拡大平面図。 図5のB−B線断面拡大図。 図5のC−C線断面拡大図。 同連結部分の連結具の分離状態、軸状部材の後退状態を示す図であり、図7と同様な断面図。 同連結具の分離状態、軸状部材の後退状態を示す図であり、図8と同様な断面図。 実施形態の第2例における滑り止め装置の滑り止め体の連結部分の図であり、図7と同様な断面図。 同連結部分の連結具の分離状態を示す図であり、図11と同様な断面図。
[第1例(図1〜図10参照)]
本例のタイヤの滑り止め装置は、自動車のタイヤTに装着した状態を自動車の外側から視た正面を図1に示す。この滑り止め装置は、第1、第2、第3滑り止め体1a、1b、1cをタイヤTの周方向に等間隔に連結している。3個の滑り止め体1a〜1c、1は、同一構造にしている。第1滑り止め体1aについて説明する。
第1滑り止め体1、1aは、タイヤTの上部に装着した時の姿態で図2と図3に拡大して示す。図2は、自動車の外側から視た正面である。図3は、上側から視た平面である。図4は、図2のA−A線断面拡大図である。
第1滑り止め体1、1aは、前側のU形状部材2と後側のU形状部材3及び自動車の内側の線状部材4を備えている。ここで、前側とは、図1に矢印で示す自動車前進時のタイヤTの正回転方向の前側、図1、図2と図3の左側である。後側とは、タイヤTの正回転方向の後側、図1、図2と図3の右側である。
前側と後側のU形状部材2、3は、対称構造にし、鋼の丸棒をタイヤTの外周側に嵌合するU形状に湾曲している。U形状部材2、3は、タイヤTの接地面を横断する横断部2a、3a、タイヤTの外側面に沿う外側部2b、3bとタイヤTの内側面に沿う内側部2c、3cを有している。前側と後側のU形状部材2、3は、タイヤTに60度位の中心角をなして嵌合する。
前側のU形状部材2は、外側部2bをタイヤTの径方向に配置し、外側部2bの端側の部分を前側に折り曲げてタイヤTの周方向に配置している。また、前側のU形状部材2は、内側部2cをタイヤTの径方向に配置し、内側部2cの端側の部分を後側に折り曲げてタイヤTの周方向に配置している。後側のU形状部材3は、外側部3bをタイヤTの径方向に配置し、外側部3bの端側の部分を後側に折り曲げてタイヤTの周方向に配置している。また、後側のU形状部材3は、内側部3cをタイヤTの径方向に配置し、内側部3cの端側の部分を前側に折り曲げてタイヤTの周方向に配置している。
内側の線状部材4は、鎖にしている。この鎖4は、複数の板状リンクをピンで回転可能に繋いで紐状にしている。リーフチェーンにしている。
内側の線状部材4は、前端を前側のU形状部材2の内側部2cの端に軸6で取り付けている。図3と図4に示すように、前側のU形状部材2の内側部2cは、端に溝を形成し、溝を横断する螺孔をタイヤTの軸心方向に貫通している。内側の線状部材4は、前端にばか孔をタイヤTの軸心方向に貫通している。内側の線状部材4の前端は、前側のU形状部材2の内側部2cの端の溝に挿入している。軸6は、螺軸部を前側のU形状部材2の内側部2cの螺孔に螺合して貫通し、また、内側の線状部材4の前端のばか孔に貫通している。即ち、前側のU形状部材2の内側部2cの端と内側の線状部材4の前端は、軸6をタイヤTの軸心方向に貫通して回転可能に結合している。軸6の内端の頭部には、内側の当て部材7を固定している。内側の当て部材7は、円盤状に形成し、タイヤTの内側面に当る位置に配置している。軸6の外端には、ロックナット8を螺合して割ピンを取り付けている。
また、内側の線状部材4は、前端と同様に、後端を後側のU形状部材3の内側部3cの端に軸6で取り付けている。後側のU形状部材3の内側部3cの端と内側の線状部材4の後端は、軸6をタイヤTの軸心方向に貫通して回転可能に結合している。軸6は、内端の頭部に内側の当て部材7を固定し、外端にロックナット8を螺合して割ピンを取り付けている。
前側のU形状部材2の外側部2bは、前端に前側の連結部材11を取り付けている。後側のU形状部材3の外側部3bは、後端に後側の連結部材12を取り付けている。前側と後側の連結部材11、12は、鎖にしている。前側の連結部材11は、前端に筒状の連結具21を設けている。後側の連結部材12は、後端に板状の連結具22を設けている。筒状の連結具21と板状の連結具22は、連結可能で分離可能にしている。
前側と後側の連結部材11、12の鎖は、それぞれ、複数の板状リンクを、タイヤTの軸心方向に沿うピンでそのピンの周りに回転可能に繋いたリーフチェーンにしている。
前側の連結部材11と後側の連結部材12は、それぞれ、前側のU形状部材2の外側部2b、後側のU形状部材3の外側部3bに取り付けるに当たり、タイヤTの軸心方向に沿う軸6を用い、その軸6の周りに回転可能にしている。
前側の連結部材11の取り付け構造は、内側の線状部材4の取り付け構造と同様である。詳述すると、前側のU形状部材2の外側部2bは、端にタイヤTの放射方向に貫通する溝を形成し、溝を横断する螺孔をタイヤTの軸心方向に貫通している。前側の連結部材11は、後端の板状リンクにばか孔をタイヤTの軸心方向に貫通している。前側の連結部材11の後端の板状リンクは、前側のU形状部材2の外側部2bの端の溝に挿入している。軸6は、螺軸部を前側のU形状部材2の外側部2bの螺孔に螺合して貫通し、また、前側の連結部材11の後端の板状リンクのばか孔に貫通している。即ち、前側のU形状部材2の外側部2bの端と前側の連結部材11の後端は、軸6をタイヤTの軸心方向に貫通して結合している。軸6の内端の頭部には、外側の当て部材16を固定している。外側の当て部材16は、円盤状に形成し、タイヤTの外側面に当る位置に配置している。軸6の外端には、ロックナット8を螺合して割ピンを取り付けている。
後側の連結部材12の取り付け構造も、内側の線状部材4の取り付け構造と同様である。詳述すると、後側のU形状部材3の外側部3bは、端にタイヤTの放射方向に貫通する溝を形成し、溝を横断する螺孔をタイヤTの軸心方向に貫通している。後側の連結部材12は、前端の板状リンクにばか孔をタイヤTの軸心方向に貫通している。後側の連結部材12の前端の板状リンクは、後側のU形状部材3の外側部3bの端の溝に挿入している。軸6は、螺軸部を後側のU形状部材3の外側部3bの螺孔に螺合して貫通し、また、後側の連結部材12の前端の板状リンクのばか孔に貫通している。即ち、後側のU形状部材3の外側部3bの端と後側の連結部材12の前端は、軸6をタイヤTの軸心方向に貫通して結合している。軸6は、内端の頭部に外側の当て部材16を固定し、外端にロックナット8を螺合して割ピンを取り付けている。
滑り止め体1は、タイヤTに嵌合する構造にしている。り止め体1は、前側と後側のU形状部材2、3の横断部2a、3aで、タイヤTの接地面を横断する横断部を構成している。前側と後側のU形状部材2、3の外側部2b、3bで、タイヤTの外側面に沿う外側部を構成している。前側と後側のU形状部材2、3の内側部2c、3cと内側の線状部材4で、タイヤTの内側面に沿う内側部を構成している。滑り止め体1の外側部は、タイヤTの周方向の前端と後端にそれぞれ前側の連結部材11と後側の連結部材12を取り付けている。前側の連結部材11は前端に筒状の連結具21を、後側の連結部材12は後端に板状の連結具22を設けている。
図5〜図8は、第2滑り止め体1bと第3滑り止め体1cを連結する連結具21、22を示す。3組の連結具21、22は、同一構造にしている。筒状の連結具21と板状の連結具22は、前側の連結部材11の前端の板状リンク26と後側の連結部材12の後端の板状リンク36を連結する構成にしている。
前側の連結部材11は、前端の板状リンク26を他の板状リンクより長い帯形状にしている。この板状リンク26は、先端部に軸孔をタイヤTの軸心方向に貫通し、軸孔付き先端部に筒状部材27を嵌め込んでいる。筒状部材27は、四角筒形状にし、タイヤT側の内側板部とその反対側の外側板部に、それぞれ、軸孔28、29をタイヤTの軸心方向に貫通している。筒状部材27には、これを外側板部から内側板部に横断して軸状部材30をタイヤTの軸心方向に貫通している。軸状部材30は、細径部、中径部と大径の操作端部を備えている。軸状部材30の細径部は、筒状部材27の外側板部の軸孔29、板状リンク26の先端部の軸孔と筒状部材27の内側板部の軸孔28に貫通している。軸状部材30の中径部と大径の操作端部は、筒状部材27の外側板部から外側に突出している。軸状部材30は、その軸心方向、タイヤTの軸心方向に前後動可能にしている。軸状部材30の細径部は、筒状部材27の外側板部と板状リンク26の先端部の間に螺旋ばね31を嵌め、板状リンク26の先端部と筒状部材27の内側板部の間に割ピン32を取り付けている。螺旋ばね31は、板状リンク26の先端部を割ピン32に押し当て、軸状部材30に筒状部材27の内側板部側、タイヤT側に前進させる力を与えている。螺旋ばね31の弾性力で、軸状部材30は、中径部と細径部の間の段部を筒状部材27の外側板部に押し当て、細径部の前端が筒状部材27の内側板部の軸孔28に挿入した状態を維持している。
軸状部材30は、螺旋ばね31の弾性力に抗して後退させると、図9と図10に示すように、板状リンク26の先端部が軸状部材30と一緒に後退し、軸状部材30の細径部が筒状部材27の内側板部の軸孔28から抜け出し、筒状部材27の内側板部と軸状部材30の細径部の間に隙間が形成される。
筒状の連結具21は、板状リンク26、筒状部材27、軸状部材30、弾性部材の螺旋ばね31と抜け止め部材の割ピン32で構成している。板状の連結具22は、次のように構成している。
後側の連結部材12は、後端の板状リンク36を他の板状リンクより長い帯形状にしている。この板状リンク36は、先端部に第1連結孔37と第2連結孔38をそれぞれタイヤTの軸心方向に貫通している。複数の連結孔37、38は、板状リンク36の長手方向、連結方向に沿って配置している。第1連結孔37は、第2連結孔38より板状リンク36の先端側に位置している。
筒状の連結具21の筒状部材27付き板状リンク26と板状の連結具22の連結孔37、38付き板状リンク36の連結時には、軸状部材30は、螺旋ばね31の弾性力に抗して後退させ、筒状部材27の内側板部と軸状部材30の細径部の間に隙間を形成する。その隙間には、連結孔37、38付き板状リンク36の先端部を差し込む。軸状部材30は、螺旋ばね31の弾性力で前進させ、細径部を板状リンク36の第1連結孔37又は第2連結孔38に貫通し、細径部の前端を筒状部材27の内側板部の軸孔28に挿入する。
軸状部材30の細径部を板状リンク36の第2連結孔38に貫通したときには、第1連結孔37に貫通したときよりも、前側の連結部材11と後側の連結部材12の連結長さが短くなる。
分離時には、軸状部材30は、螺旋ばね31の弾性力に抗して後退させ、細径部を筒状部材27の内側板部の軸孔28から抜き出し、更に、板状リンク36の第1連結孔37又は第2連結孔38から抜き出す。連結孔37、38付き板状リンク36は、筒状部材27から抜き出す。
軸状部材30は、その軸心方向、前後動方向をタイヤTの軸心方向に配置している。そして、前側の連結部材11と後側の連結部材12は、リーフチェーンにし、捩れが生じない構成にしている。軸状部材30は、その前後動方向がタイヤTの軸心方向に維持されている。従って、自動車の走行中、タイヤTの回転による遠心力で軸状部材30が後退することはない。
[第2例(図11と図12参照)]
本例のタイヤの滑り止め装置は、連結具21、22の連結作業を更に簡単にする。
軸状部材30は、図11と図12に示すように、細径部の前端に、軸心方向に対して傾斜した斜面の後退駆動面41を設けている。斜面の後退駆動面41は、筒状部材27の差し込み口に対面している。軸状部材30は、筒状部材27に対して回転しない構成にしている。軸状部材30の回り止めを施している。
連結時には、連結孔37、38付き板状リンク36を筒状部材27に差し込む。すると、板状リンク36は、前端が軸状部材30の後退駆動面41に当って軸状部材30を弾性部材の螺旋ばね31に抗して後退させる。次に、板状リンク36は、板面に軸状部材30の前端が弾性部材31の弾性力で押し付けられた状態で差し込みが進行する。軸状部材30は、その前端位置に板状リンク36の第1連結孔37が達すると、弾性部材31の弾性力で前進して第1連結孔37に貫通する。更に、軸状部材30の前端は、筒状部材27の内側板部の軸孔28に進入する。
板状リンク36の第2連結孔38に軸状部材30を貫通するときには、第1連結孔37に軸状部材30が貫通した後、連結孔37、38付き板状リンク36を筒状部材27に押し込む。すると、板状リンク36の第1連結孔37の周壁が軸状部材30の後退駆動面41に当って軸状部材30を弾性部材31に抗して後退させる。次に、板状リンク36は、板面に軸状部材30の前端が弾性部材31の弾性力で押し付けられた状態で押し込みが進行する。軸状部材30は、その前端位置に板状リンク36の第2連結孔38が達すると、弾性部材31の弾性力で前進して第2連結孔38に貫通する。更に、軸状部材30の前端は、筒状部材27の内側板部の軸孔28に進入する。
その他の点は、第1例におけるのと同様である。第1例におけるのと同様な部分には、図中、第1例におけるのと同一の符号を付ける。
[変形例]
1.上記の実施形態において、筒状の連結具21は前側の連結部材11に、板状の連結具22は後側の連結部材12に設けたが、逆にして、筒状の連結具21は後側の連結部材12に、板状の連結具22は前側の連結部材11に設ける。
2.上記の実施形態において、板状の連結具22の板状リンク36は、連結孔37、38を2個にしたが、3個以上にする。
3.上記の実施形態の第2例において、軸状部材30の後退駆動面41の斜面は、平面にしたが、軸状部材30と同心の円錐面にする。軸状部材30の回り止めが不要になる。
本発明のタイヤの滑り止め装置は、小型、中型、大型の乗用自動車や貨物自動車などの各種の自動車に使用される。
T 自動車のタイヤ
1、1a〜1c 滑り止め体
1a 第1滑り止め体
1b 第2滑り止め体
1c 第3滑り止め体
2 前側のU形状部材、丸棒
2a 横断部
2b 外側部
2c 内側部
3 後側のU形状部材、丸棒
3a 横断部
3b 外側部
3c 内側部
4 内側の線状部材、鎖、リーフチェーン
2a、3a 滑り止め体の横断部
2b、3b 滑り止め体の外側部
2c、3c、4 滑り止め体の内側部
6 軸
7 内側の当て部材
8 ロックナット
11 前側の連結部材、鎖、リーフチェーン
12 後側の連結部材、鎖、リーフチェーン
16 外側の当て部材
21 筒状の連結具
22 板状の連結具
26 前側の連結部材の前端の板状リンク
27 筒状部材
28、29 軸孔
28 筒状部材の内側板部の軸孔
29 筒状部材の外側板部の軸孔
30 軸状部材
31 螺旋ばね、弾性部材
32 割ピン、抜け止め部材
36 後側の連結部材の後端の板状リンク
37、38 連結孔
37 第1連結孔
38 第2連結孔
41 後退駆動面、斜面

Claims (3)

  1. 数個の滑り止め体を自動車のタイヤに嵌め込んでタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、各滑り止め体の外側部をそれぞれ隣の滑り止め体の外側部に連結する構成にし、
    滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備え、
    前側のU形状部材と後側のU形状部材は、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部とタイヤの内側面に沿う内側部を有し、内側部同士を内側の線状部材で連結し、
    滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前端と後端にそれぞれ前側と後側の連結部材を取り付け、タイヤの周方向に配列した滑り止め体の後側の連結部材を、後隣の滑り止め体の前側の連結部材に連結具で分離可能に連結する構成にした滑り止め装置において、
    前側の連結部材と後側の連結部材は、それぞれ、複数のリンクをピンで回転可能に繋いた鎖にし、前側の連結部材の前端のリンクと後側の連結部材の後端のリンクは、それぞれ、板状リンクにし、
    連結具は、前側の連結部材の前端の板状リンクと後側の連結部材の後端の板状リンクを連結する構成にし、一方の板状リンクには、他方の板状リンクを差し込む筒状部材を設け、筒状部材に、これを横断して貫通する軸状部材を設け、軸状部材はその軸心方向に前後動可能にし、軸状部材に前進力を与える弾性部材を設け、他方の板状リンクには、軸状部材が貫通する連結孔を設け、
    筒状部材付き板状リンクと連結孔付き板状リンクの連結時には、軸状部材は弾性部材に抗して後退させ、筒状部材に連結孔付き板状リンクを差し込み、軸状部材は、弾性部材の弾性力で前進させ、連結孔付き板状リンクの連結孔に貫通する構成にし、
    筒状部材付き板状リンクと連結孔付き板状リンクの分離時には、軸状部材は、弾性部材に抗して後退させ、連結孔付き板状リンクの連結孔から抜き出し、連結孔付き板状リンクは筒状部材から抜き出す構成にし、
    軸状部材は、前端に、軸心方向に対して傾斜した斜面の後退駆動面を設け、
    連結孔付き板状リンクは、筒状部材に差し込むと、軸状部材の前端の後退駆動面に当って軸状部材を弾性部材に抗して後退させ、軸状部材の前端が弾性部材の弾性力で板面に押し付けられた状態で差し込みが進行し、軸状部材の前端位置に連結孔が達すると、軸状部材が弾性部材の弾性力で前進して連結孔に貫通する構成にしたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
  2. 軸状部材はその軸心方向をタイヤの軸心方向にし、連結孔はその中心軸方向をタイヤの軸心方向にし、
    前側の連結部材と後側の連結部材は捩れが生じない構成にして軸状部材をタイヤの軸心方向に維持する構成にしたことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの滑り止め装置。
  3. 連結孔付き板状リンクは、連結孔を複数にして複数の連結孔を連結方向に沿って配置し、前側の連結部材と後側の連結部材の連結長さを調節可能にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤの滑り止め装置。
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