JP5269005B2 - タイヤの滑り止め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のタイヤに装着する滑り止め装置に関する。
特許文献に例示される滑り止め装置は、自動車のタイヤにその外周側からU形状断面の滑り止め体を嵌め込む。滑り止め体は、数個をタイヤの全周にほぼ等間隔に配列し、隣同士を連結する。数個の滑り止め体は、輪になってタイヤの外周に嵌合し、タイヤに装着される。滑り止め装置をタイヤから取り外すときには、滑り止め体の隣同士を分離し、滑り止め体をタイヤから抜き取る。
U形状断面の滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材、及び、タイヤの内側面に沿う内側の線状部材を備えている。前側と後側のU形状部材は、それぞれ、タイヤの接地面を横断する横断部、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有する。内側の線状部材は、前側のU形状部材と後側のU形状部材の内側部同士を連結している。
滑り止め体の外側部は、タイヤの周方向の前端と後端にそれぞれ連結部材を取り付けている。連結部材は、鎖にし、連結具を取り付けている。タイヤの周方向に配列した滑り止め体を連結する際、滑り止め体の後側の連結部材を、後隣の滑り止め体の前側の連結部材に連結具で分離可能に連結する。
滑り止め体は、外側部に、タイヤの外側面に当る当て部材を設け、内側部に、タイヤの内側面に当る当て部材を設けている。
特許第3557464号公報 特許第3718779号公報 特開2008−308149号公報
[課 題]
上記のようなタイヤの滑り止め装置において、滑り止め体は、外側部の前側と後側、内側部の前側と後側にそれぞれ当て部材を取り付けている。4個所の当て部材の取付け構造は、同様である。外側部の前側の当て部材の取付け構造について説明すると、次の通りである。
滑り止め体の前側のU形状部材の外側部と連結部材との間に設けた連結板には、螺孔を滑り止め体の幅方向に沿って貫通し、螺孔にボルトのような螺軸を螺合している。螺軸は、連結板を滑り止め体の幅方向に沿って貫通している。滑り止め体内に突出した螺軸の内端は、円盤形状の当て部材にしている。滑り止め体外に突出した螺軸の外端部は、ナットを螺合し、ナットの抜け止めを施している。
このような当て部材の取付け構造は、部品点数が多く、簡単ではない。また、金属製であるので、タイヤのホイールのディスクやリムに当ると、傷を付けるおそれがある。
[着 想]
滑り止め体の外側部の前側の当て部材の取付け構造に関して説明する。
滑り止め体の前側のU形状部材は、外側部をタイヤの径方向に配置し、外側部の端側の部分を前側に折り曲げて突出する。外側部の端側の前側突出部分には、筒形状の当て部材を嵌合して取り付ける。筒形状の当て部材は、外周面をタイヤの外側面に当てる。
U形状部材の外側部の端側の部分に筒形状の当て部材を嵌合する取付け構造は、ボルトのような螺軸やナットが不要になる。部品点数が減り、簡単になる。
筒形状の当て部材は、ゴム製や弾性合成樹脂製にする。すると、タイヤのホイールに傷を付けるおそれがない。また、筒形状の当て部材は、U形状部材の外側部の端側の部分に対して回転可能にする。すると、タイヤの外側面に当る位置が変わる。片減りし難い。
1.自動車のタイヤにU形状断面の滑り止め体を嵌め込んで数個の滑り止め体をタイヤの周方向に配列して連結する構成にし、滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材を備え、前側のU形状部材と後側のU形状部材は、それぞれ、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有し、滑り止め体の外側部には、タイヤの外側面に当る当て部材を取り付け、滑り止め体の内側部には、タイヤの内側面に当る当て部材を取り付け、タイヤの外側面又は内側面に当る当て部材は、筒形状にし、前側のU形状部材は、外側部又は内側部をタイヤの径方向に配置し、外側部の端側の部分を前側に折り曲げて突出し、内側部の端側の部分を後側に折り曲げて突出し、外側部又は内側部の端側の突出部分に当て部材を嵌合して取り付け、後側のU形状部材は、外側部又は内側部をタイヤの径方向に配置し、外側部の端側の部分を後側に折り曲げて突出し、内側部の端側の部分を前側に折り曲げて突出し、外側部又は内側部の端側の突出部分に当て部材を嵌合して取り付けたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
2.上記のタイヤの滑り止め装置において、滑り止め体は、外側部の前側と後側に、それぞれ、タイヤの外側面に当る外側の当て部材を取り付け、内側部の前側と後側に、それぞれ、タイヤの内側面に当る内側の当て部材を取り付け、外側の当て部材と内側の当て部材は、それぞれ、筒形状にし、前側のU形状部材は、外側部をタイヤの径方向に配置し、外側部の端側の部分を前側に折り曲げて突出し、外側部の端側の前側突出部分に外側の当て部材を嵌合して取り付け、また、前側のU形状部材は、内側部をタイヤの径方向に配置し、内側部の端側の部分を後側に折り曲げて突出し、内側部の端側の後側突出部分に内側の当て部材を嵌合して取り付け、後側のU形状部材は、外側部をタイヤの径方向に配置し、外側部の端側の部分を後側に折り曲げて突出し、外側部の端側の後側突出部分に外側の当て部材を嵌合して取り付け、また、後側のU形状部材は、内側部をタイヤの径方向に配置し、内側部の端側の部分を前側に折り曲げて突出し、内側部の端側の前側突出部分に内側の当て部材を嵌合して取り付けたことを特徴とする。
3.上記のタイヤの滑り止め装置において、当て部材は、ゴム製又は弾性合成樹脂製にしたことを特徴とする。
4.上記のタイヤの滑り止め装置において、当て部材は、軸心の周りに回転可能にしたことを特徴とする。
5.上記のタイヤの滑り止め装置において、前側又は後側のU形状部材の外側部又は内側部の端側の突出部分は、タイヤの周方向に沿って配置し、その突出部分に嵌合する筒形状の当て部材は、外周面を円柱面又は角柱面にし、当て部材の外周面は、タイヤの外側面又は内側面に当る構成にしたことを特徴とする。
6.上記1〜4のいずれかのタイヤの滑り止め装置において、前側又は後側のU形状部材の外側部又は内側部の端側の突出部分は、タイヤの周方向に対して傾斜して配置し、その突出部分に嵌合する筒形状の当て部材は、外周面を円錐面又は角錐面にし、当て部材の外周面は、大径端を小径端よりタイヤの中心側に配置し、タイヤの外側面の内周側又は内側面の内周側に当る構成にしたことを特徴とする。
前側又は後側のU形状部材の外側部又は内側部の端側の部分に筒形状の当て部材を嵌合する取付け構造は、簡単である。
筒形状の当て部材は、ゴム製や弾性合成樹脂製にした場合、タイヤのホイールに傷を付けるおそれがない。
本発明の実施形態の第1例における滑り止め装置のタイヤ装着状態の正面図。 図1中の第1滑り止め体の拡大正面図。 同第1滑り止め体の拡大平面図。 図2のA−A線断面拡大図。 実施形態の第2例における滑り止め装置のタイヤ装着状態の正面図。 図5中の第1滑り止め体の拡大正面図。 同第1滑り止め体の拡大平面図。 図6のB−B線断面拡大図。
[第1例(図1〜図4参照)]
本例のタイヤの滑り止め装置は、自動車のタイヤTに装着した状態を自動車の外側から視た正面を図1に示す。この滑り止め装置は、第1、第2、第3滑り止め体1a、1b、1cをタイヤTの周方向に等間隔に連結している。3個の滑り止め体1a〜1c、1は、同一構造にしている。第1滑り止め体1aについて説明する。
第1滑り止め体1、1aは、タイヤTの上部に装着した時の姿態で図2と図3に拡大して示す。図2は、自動車の外側から視た正面図である。図3は、上側から視た平面図である。図4は、図2のA−A線断面拡大図である。
第1滑り止め体1、1aは、前側のU形状部材2と後側のU形状部材3及び内側の線状部材4を備えている。ここで、前側とは、図1に矢印で示す自動車前進時のタイヤTの正回転方向の前側、図1、図2と図3の第1滑り止め体1aの左側である。後側とは、タイヤTの正回転方向の後側、図1、図2と図3の第1滑り止め体1aの右側である。内側とは、自動車の内部側、図1に破線で示す部分である。
前側と後側のU形状部材2、3は、図1〜図3に示すように、対称構造にし、鋼の丸棒をタイヤTの外周側に嵌合するU形状に湾曲している。U形状部材2、3は、タイヤTの接地面を横断する横断部2a、3a、タイヤTの外側面に沿う外側部2b、3bとタイヤTの内側面に沿う内側部2c、3cを有している。前側と後側のU形状部材2、3は、タイヤTに60度位の中心角をなして嵌合する。
前側のU形状部材2は、外側部2bをタイヤTの径方向に配置し、外側部2bの端側の部分を前側に折り曲げて突出している。外側部2bの端側の前側突出部分は、タイヤTの周方向に沿って配置している。また、前側のU形状部材2は、内側部2cをタイヤTの径方向に配置し、内側部2cの端側の部分を後側に折り曲げて突出している。内側部2cの端側の後側突出部分は、タイヤTの周方向に沿って配置している。
後側のU形状部材3は、外側部3bをタイヤTの径方向に配置し、外側部3bの端側の部分を後側に折り曲げて突出している。外側部3bの端側の後側突出部分は、タイヤTの周方向に沿って配置している。また、後側のU形状部材3は、内側部3cをタイヤTの径方向に配置し、内側部3cの端側の部分を前側に折り曲げて突出している。内側部3cの端側の前側突出部分は、タイヤTの周方向に沿って配置している。
内側の線状部材4は、鎖にしている。この鎖4は、複数の板状リンクをピンで回転可能に繋いで紐状にしている。リーフチェーンにしている。
前側のU形状部材2は、外側部2bの端側の前側突出部分と内側部2cの端側の後側突出部分に、それぞれ、図1〜図3に示すように、筒形状の当て部材6を回転可能に嵌合して取り付けている。また、後側のU形状部材3は、外側部3bの端側の後側突出部分と内側部3cの端側の前側突出部分に、それぞれ、筒形状の当て部材6を回転可能に嵌合して取り付けている。それらの筒形状の当て部材6は、それぞれ、タイヤTの周方向に沿って配置している。筒形状の当て部材6は、ゴム製にし、外周面を円柱面にしている。外側の当て部材6の円柱面の外周面は、タイヤTの外側面に当る構成にしている。内側の当て部材6の円柱面の外周面は、タイヤTの内側面に当る構成にしている。
また、外側の当て部材6と内側の当て部材6は、タイヤTの外側面の内周側と内側面の内周側に当る構成にしている。タイヤTは、断面形状が接地によって扁平に変形してその後に復元し、外径や外幅が周期的に変動する。タイヤTの外幅の変動量は、リム側の内周側の方が接地面側の外周側より少ない。滑り止め体1は、外側と内側の当て部材6がタイヤTの外側面の内周側と内側面の内周側に当っていると、タイヤTに対して緩くなってずれたり、きつくなって大きな力を受けたりし難い。
更に、前側のU形状部材2又は後側のU形状部材3において、外側の当て部材6と内側の当て部材6は、滑り止め体1の幅方向に対面する真正面位置ではなく、斜め正面位置に配置している。外側と内側の当て部材6の間の距離は、滑り止め体1の内幅よりも長くしている。タイヤTの外幅は、内周と外周の間の中央部が内周側より広い。滑り止め体1は、外側と内側の当て部材6の間の距離が内幅よりも長いと、タイヤTに着脱し易い。
内側の線状部材4は、図3と図4に示すように、前端を前側のU形状部材2の内側部2cの端にボルト7、ナット8で着脱可能に取り付けている。ナット8は、割ピンで抜け止を施している。割ピンを取り外し、ナット8をねじ戻してボルト7を抜き取ると、前側のU形状部材2の内側部2cと内側の線状部材4は、分離する。前側のU形状部材2の内側部2cから内側の線状部材4を分離すると、内側部2cの端側の後側突出部分に取り付けた内側の当て部材6は、軸心方向に移動して抜き取ることができる。内側の当て部材6は、取替可能にしている。当て部材6は、外径などの寸法が適合しないときは、寸法違いのものに取り替える。磨耗や破損したときには、新品に取り替える。
また、内側の線状部材4は、前端と同様に、後端を後側のU形状部材3の内側部3cの端にボルト7、ナット8で着脱可能に取り付けている。ナット8は、割ピンで抜け止を施している。割ピンを取り外し、ナット8をねじ戻してボルト7を抜き取ると、後側のU形状部材3の内側部3cと内側の線状部材4は、分離する。後側のU形状部材3の内側部3cから内側の線状部材4を分離すると、内側部3cの端側の前側突出部分に取り付けた内側の当て部材6は、軸心方向に移動して抜き取ることができる。内側の当て部材6は、取替可能にしている。
前側のU形状部材2の外側部2bは、前側の連結部材11を取り付けている。後側のU形状部材3の外側部3bは、後側の連結部材12を取り付けている。前側と後側の連結部材11、12は、鎖にしている。この鎖11、12は、複数の板状リンクをピンで回転可能に繋いで紐状にしている。リーフチェーンにしている。前側の連結部材11は、前端に雌型の連結具を設けている。後側の連結部材12は、後端に雄型の連結具を設けている。雄型と雌型の連結具は、連結可能で分離可能にしている。
前側の連結部材11は、後端を前側のU形状部材2の外側部2bの端にボルト7、ナット8で着脱可能に取り付けている。この取り付け構造は、内側の線状部材4のボルト7、ナット8による取り付け構造と同様である。ナット8をねじ戻してボルト7を抜き取ると、前側のU形状部材2の外側部2bと前側の連結部材11は、分離する。前側のU形状部材2の外側部2bから前側の連結部材11を分離すると、外側部2bの端側の前側突出部分に取り付けた外側の当て部材6は、軸心方向に移動して抜き取ることができる。外側の当て部材6は、取替可能にしている。
後側の連結部材12は、前側の連結部材11と同様に、前端を後側のU形状部材3の外側部3bの端にボルト7、ナット8で着脱可能に取り付けている。ナット8をねじ戻してボルト7を抜き取ると、後側のU形状部材3の外側部3bと後側の連結部材12は、分離する。後側のU形状部材3の外側部3bから後側の連結部材12を分離すると、外側部3bの端側の後側突出部分に取り付けた外側の当て部材6は、軸心方向に移動して抜き取ることができる。外側の当て部材6は、取替可能にしている。
即ち、滑り止め体1は、タイヤTに嵌合するU形状断面の構造にしている。U形状断面の滑り止め体1は、前側と後側のU形状部材2、3の横断部2a、3aで、タイヤTの接地面を横断する横断部を構成している。前側と後側のU形状部材2、3の外側部2b、3bで、タイヤTの外側面に沿う外側部を構成している。前側と後側のU形状部材2、3の内側部2c、3cと内側の線状部材4で、タイヤTの内側面に沿う内側部を構成している。滑り止め体1の外側部は、タイヤTの周方向の前端と後端にそれぞれ前側の連結部材11と後側の連結部材12を取り付けている。
[第2例(図5〜図8参照)]
本例は、第1例のタイヤの滑り止め装置において、前側と後側のU形状部材2、3の外側部2b、3bと内側部2c、3cの端側の突出部分と、その突出部分に取り付けた筒形状の当て部材6を変更している。
図5〜図8は、それぞれ、第1例における図1〜図4に対応している。
前側と後側のU形状部材2、3の外側部2b、3bと内側部2c、3cの端側の部分は、それぞれ、図5に示すように、タイヤTの径方向に沿う位置から前側又は後側に折り曲げる角度を、第1例における90度弱から60度位にしている。前側と後側のU形状部材2、3の外側部2b、3bと内側部2c、3cの端側の前側突出部分又は後側突出部分は、それぞれ、タイヤTの周方向に対して傾斜して配置している。
前側のU形状部材2の内側部2cの端側の後側突出部分と後側のU形状部材3の内側部3cの端側の前側突出部分、及び、それらの間の内側の線状部材4は、一直線に配置している。前側のU形状部材2の外側部2bの前側突出部分と前側の連結部材11、この前側の連結部材11と連結する前隣の滑り止め体の後側の連結部材12と後側のU形状部材3の外側部3bの後側突出部分は、一直線に配置している。
前側と後側のU形状部材2、3の外側部2b、3bと内側部2c、3cの端側の前側突出部分又は後側突出部分に嵌合して取り付けた筒形状の当て部材6は、それぞれ、図5〜図7に示すように、外周面を、第1例における均一径の円柱面から円錐面にしている。筒形状の当て部材6の円錐面の外周面は、大径端を小径端よりリム側ないしタイヤTの中心側に配置し、タイヤTの外側面の内周側又は内側面の内周側に当る構成にしている。
タイヤTの外幅は、図8に示すように、リム側の内周側では、リムないしタイヤTの中心に近づくに従って狭くなる。筒形状の当て部材6の円錐面の外周面は、大径端を小径端よりリム側ないしタイヤTの中心側に配置して、タイヤTの外側面又は内側面に接する面積を広くしている。
その他の点は、第1例におけるのと同様にしている。第1例におけるのと同様な部分には、図中、第1例におけるのと同一の符号を付ける。
[変形例]
1.上記の実施形態において、筒形状の当て部材6は、ボルトナット7、8に隣接してボルトナット7、8側に移動不可能にし、ボルトナット7、8と反対側へ移動可能にしているが、ズレ止めを施してボルトナット7、8と反対側へ移動不可能にする。
2.上記の実施形態において、筒形状の当て部材6は、軸心の周りに回転可能にしているが、軸心周りに回転不可能にする。
3.上記の実施形態において、筒形状の当て部材6の外周面は、円柱面又は円錐面にしているが、角柱面又は角錐面にする。
4.上記の実施形態において、筒形状の当て部材6の中心孔は、円孔にしているが、角孔にする。
5.上記の実施形態において、筒形状の当て部材6は、ゴム製にしているが、弾性合成樹脂製にする。又は、その他の材料製にする。
6.上記の実施形態において、筒形状の当て部材6は、補強用の芯を入れていないが、補強用の芯を入れる。
7.上記の実施形態において、前側のU形状部材2と後側のU形状部材3は、丸棒にしているが、角棒にする。
8.上記の実施形態において、前側のU形状部材2の内側部2c、内側の線状部材4と後側のU形状部材3の内側部3cは、分離可能に連結しているが、分離不可能に連結する。また、前側のU形状部材2の外側部2bと前側の連結部材11、後側のU形状部材3の外側部3bと後側の連結部材12は、それぞれ、分離可能に連結しているが、分離不可能に連結する。
本発明のタイヤの滑り止め装置は、小型、中型、大型の乗用自動車や貨物自動車などの各種の自動車に使用される。
T 自動車のタイヤ
1、1a〜1c 滑り止め体
1a 第1滑り止め体
1b 第2滑り止め体
1c 第3滑り止め体
2 前側のU形状部材、丸棒
2a 横断部
2b 外側部
2c 内側部
3 後側のU形状部材、丸棒
3a 横断部
3b 外側部
3c 内側部
4 内側の線状部材、鎖、リーフチェーン
2a、3a 滑り止め体の横断部
2b、3b 滑り止め体の外側部
2c、3c、4 滑り止め体の内側部
6 筒形状の当て部材、外側の当て部材、内側の当て部材
7 ボルト
8 ナット
11 前側の連結部材、鎖、リーフチェーン
12 後側の連結部材、鎖、リーフチェーン

Claims (6)

  1. 自動車のタイヤにU形状断面の滑り止め体を嵌め込んで数個の滑り止め体をタイヤの周方向に配列して連結する構成にし、
    滑り止め体は、自動車前進時のタイヤ回転方向の前側のU形状部材と後側のU形状部材を備え、
    前側のU形状部材と後側のU形状部材は、それぞれ、タイヤの外側面に沿う外側部と、タイヤの内側面に沿う内側部を有し、
    滑り止め体の外側部には、タイヤの外側面に当る当て部材を取り付け、滑り止め体の内側部には、タイヤの内側面に当る当て部材を取り付け、
    タイヤの外側面又は内側面に当る当て部材は、筒形状にし
    前側のU形状部材は、外側部又は内側部をタイヤの径方向に配置し、外側部の端側の部分を前側に折り曲げて突出し、内側部の端側の部分を後側に折り曲げて突出し、外側部又は内側部の端側の突出部分に当て部材を嵌合して取り付け、
    後側のU形状部材は、外側部又は内側部をタイヤの径方向に配置し、外側部の端側の部分を後側に折り曲げて突出し、内側部の端側の部分を前側に折り曲げて突出し、外側部又は内側部の端側の突出部分に当て部材を嵌合して取り付けたことを特徴とするタイヤの滑り止め装置。
  2. 滑り止め体は、外側部の前側と後側に、それぞれ、タイヤの外側面に当る外側の当て部材を取り付け、内側部の前側と後側に、それぞれ、タイヤの内側面に当る内側の当て部材を取り付け、
    外側の当て部材と内側の当て部材は、それぞれ、筒形状にし、
    前側のU形状部材は、外側部をタイヤの径方向に配置し、外側部の端側の部分を前側に折り曲げて突出し、外側部の端側の前側突出部分に外側の当て部材を嵌合して取り付け、また、前側のU形状部材は、内側部をタイヤの径方向に配置し、内側部の端側の部分を後側に折り曲げて突出し、内側部の端側の後側突出部分に内側の当て部材を嵌合して取り付け、
    後側のU形状部材は、外側部をタイヤの径方向に配置し、外側部の端側の部分を後側に折り曲げて突出し、外側部の端側の後側突出部分に外側の当て部材を嵌合して取り付け、また、後側のU形状部材は、内側部をタイヤの径方向に配置し、内側部の端側の部分を前側に折り曲げて突出し、内側部の端側の前側突出部分に内側の当て部材を嵌合して取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のタイヤの滑り止め装置。
  3. 当て部材は、ゴム製又は弾性合成樹脂製にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤの滑り止め装置。
  4. 当て部材は、軸心の周りに回転可能にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤの滑り止め装置。
  5. 前側又は後側のU形状部材の外側部又は内側部の端側の突出部分は、タイヤの周方向に沿って配置し、その突出部分に嵌合する筒形状の当て部材は、外周面を円柱面又は角柱面にし、
    当て部材の外周面は、タイヤの外側面又は内側面に当る構成にしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤの滑り止め装置。
  6. 前側又は後側のU形状部材の外側部又は内側部の端側の突出部分は、タイヤの周方向に対して傾斜して配置し、その突出部分に嵌合する筒形状の当て部材は、外周面を円錐面又は角錐面にし、
    当て部材の外周面は、大径端を小径端よりタイヤの中心側に配置し、タイヤの外側面の内周側又は内側面の内周側に当る構成にしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤの滑り止め装置。
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