JP2012176166A - 車両用ランバーサポート付きシートバックの構造 - Google Patents

車両用ランバーサポート付きシートバックの構造 Download PDF

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Abstract

【課題】腰椎支持機能の機構を頚部障害対策の機構に兼用できるように工夫することで、部品点数も重量も増加しないようにする。
【解決手段】ヘッドレスト21を支持するバックフレーム20内で前後移動可能に支持されるランバーサポートプレート1と、ランバーサポートプレート1を支持する付勢部材5とを備えている。ハンドル軸2の回転操作で出力部材3を回転可能なブレーキ機構4と、ブレーキ機構4の出力部材3に連係してランバーサポートプレート1の前後位置を調整可能な調整部材とを備えている。ランバーサポートプレート1に所定値以上の荷重が負荷されたときに、ブレーキ機構4との連係を一時解除して、ランバーサポートプレート1の後方移動を許容させる連係解除機構が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ランバーサポート付きシートバックの構造に関する。
車両、特に自動車においては、後突時の乗員の頚部障害(むち打ち)の対策のために、シートバックの上部にヘッドレストが設けられている。しかし、ヘッドレストだけでは、頚部障害の対策としては不充分である。
そのため、シートバックフレームのSばね(S字状に湾曲させたクッションばね)との連結部に、所定値以上の荷重が負荷されたときにのみ後方に伸びる連結部材を設けたものが提案されている(特許文献1参照)。
そして、後突時の反動で乗員の荷重がSばねに作用すると、連結部材が後方に伸びて乗員の背中をシートバック内に沈み込ませることで、ヘッドレストによって頭部を受け止められるようにしたものである。
一方、シートバック内に、乗員の腰椎支持のためのランバーサポートプレートを設けたものが提案されている(特許文献2参照)。
具体的には、図7および図8に示すように、シートバックのバックフレーム〔図1の符号20参照〕内に、前後移動可能に支持されるランバーサポートプレート1が設けられている。
バックフレームの一方の側部フレーム〔図1の符号20b参照〕には、ハンドル軸2の回転操作で、出力部材であるピニオン3を回転可能なブレーキ機構4が設けられている。また、ランバーサポートプレート1を前方に付勢する付勢部材として、バックフレームの他方の側部フレーム〔図1の符号20c参照〕で一端部5aが支持され、ブレーキ機構4のピニオン3で旋回される扇形ギヤ(旋回部材)7に他端部5bが固定されるトーションバー5が設けられている。
ランバーサポートプレート1の前後位置の調整部材として、ブレーキ機構4のピニオン3の回転に連係して扇形ギヤ7が旋回されることで、トーションバー5の他端部5bの前後位置を調整するようになっている。
ブレーキ機構4は、図9(a)のように、ブレーキドラム10と、このブレーキドラム10の内壁に圧接するブレーキスプリング11と、ハンドル軸2と一体のコア12と、ピニオン3と一体の爪部3aとを備えている(特許文献3参照)。
そして、図9(b)のように、ピニオン3側(ランバーサポートプレート1側)からの回転力に対しては、爪部3aの側端部がブレーキスプリング11のフック部11a(若しくは11b)を押し、ブレーキスプリング11の外径を広げるように作用する。そのため、ブレーキスプリング11とブレーキドラム10との圧接力が強くなり、ピニオン3の回転が阻止される(ブレーキ状態)。
また、ハンドル軸2側からの回転力に対しては、ブレーキスプリング11のフック部11a(若しくは11b)がコア12の側端部12aから外径を縮める方向の力を受ける。そのため、圧接力が小さくなり、ハンドル軸2の回転が可能となって(ブレーキ力解除状態)、ブレーキスプリング11および爪部3aを介してピニオン3を回転させることができる。
ブレーキ機構4は、図8のように、ブレーキドラム10内にブレーキスプリング11とコア12とが組み込まれ、ブラケット14にブレーキドラム10がねじ15で固定される。また、ハンドル軸2がコア12に連結され、ブラケット14の外側からピニオン3の爪部3aがコア12の切欠き12a内に嵌め込まれる。
そして、ピニオン3に咬み合う扇形ギヤ7の上部がブラケット14の外面上部に皿ばね25を介してピン部材16で旋回可能に固定され、トーションバー5の他端部5bが扇形ギヤ7にねじ18で固定されている。
特開平7−291005号公報 実開平4−107651号公報 実開平7−19562号公報
しかしながら、特許文献1では、シートバックフレームにSばねが設けられているだけであり、このSばねには、腰椎支持(ランバーサポート)機能は全く無い。また、特許文献2では、腰椎支持機能は有るが、頚部障害対策は施されていない。
そのため、腰椎支持機能と頚部障害対策とを満足するためには、腰椎支持機能の機構と頚部障害対策の機構との双方を必要とするために、部品点数が増加してコストも高くなり、重量も増加するという問題があった。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、腰椎支持機能の機構を頚部障害対策の機構に兼用できるように工夫することで、部品点数も重量も増加しない車両用ランバーサポート付きシートバックの構造を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、シートバック内に設けられ、ヘッドレストを支持するバックフレームと、このバックフレーム内で前後移動可能に支持されるランバーサポートプレートとを備えた車両用ランバーサポート付きシートバックの構造において、前記ランバーサポートプレートに所定値以上の荷重が負荷されたときに、ランバーサポートプレートの後方移動を許容させる解除機構が設けられていることを特徴とする車両用ランバーサポート付きシートバックの構造を提供するものである。
具体的には、シートバック内に設けられ、ヘッドレストを支持するバックフレームと、このバックフレーム内で前後移動可能に支持されるランバーサポートプレートと、このランバーサポートプレートを支持する付勢部材と、前記バックフレームの一方の側部フレームに設けられ、ハンドル軸の回転操作で出力部材を回転可能なブレーキ機構と、このブレーキ機構の出力部材に連係して前記ランバーサポートプレートの前後位置を調整可能な調整部材とを備えた車両用ランバーサポート付きシートバックの構造において、前記ランバーサポートプレートに所定値以上の荷重が負荷されたときに、ブレーキ機構との連係を一時解除して、ランバーサポートプレートの後方移動を許容させる連係解除機構が設けられている構成とすることができる。
前記付勢部材は、前記バックフレームの他方の側部フレームで一端部が支持され、前記ブレーキ機構の出力部材で旋回される旋回部材に他端部が支持されるトーションバーであり、前記調整部材は、前記出力部材の回転に連係して前記トーションバーの他端部の前後位置を調整することで、ランバーサポートプレートの前後位置を調整可能な前記旋回部材であり、前記連係解除機構は、前記トーションバーの他端部を前記旋回部材に回動可能に、かつ軸方向に移動可能に嵌合するピン部材と、前記トーションバーの他端部を旋回部材に接触する方向に付勢するばね部材と、前記旋回部材に設けられ、常時は前記トーションバーの他端部を初期位置に保持するとともに、前記ランバーサポートプレートに所定値以上の荷重が負荷されたとき、前記トーションバーの他端部がばね部材の付勢力に抗して旋回部材から離間する方向に軸方向移動しながら乗り上げることで、ランバーサポートプレートの後方移動を許容する凹凸状部材である構成とすることができる。
前記ランバーサポートプレートを初期位置に復帰させる復帰スプリング部材が設けられている構成とすることができる。
前記連係解除機構は、前記ブレーキ機構のブレーキドラムと、このブレーキドラムの内壁に圧接するブレーキスプリングとでなり、前記ランバーサポートプレートに所定値以上の荷重が負荷されたときに、前記ブレーキドラムの内壁をブレーキスプリングがスリップして、ランバーサポートプレートの後方移動を許容するように設定されている構成とすることができる。
前記バックフレームと左右の側部フレームの間の空間内で、ランバーサポートプレートの前側に、乗員の上半身の背中を支持するクッションパッドが収納され、このクッションパッドの両側部に、上下方向に延在するスリットが形成されている構成とすることができる。
本発明によれば、シートバック内で支持されたランバーサポートプレートで腰椎支持機能が得られるようになる。
また、後突時の反動でランバーサポートプレートに所定値以上の乗員の荷重が負荷されたときは、解除機構でランバーサポートプレートの後方移動が許容されるようになる。これにより、乗員の背中がランバーサポートプレートとともにシートバック内に沈み込むので、ヘッドレストによって頭部を確実に受け止められることで、頚部障害対策となる。
このように、腰椎支持機能のランバーサポート装置を頚部障害対策の機構に兼用できるように工夫することで、部品点数が減少してコストも安くなり、重量も減少するようになる。
一方、シートバック内で前方に付勢されたランバーサポートプレートは、ハンドル軸の回転操作でブレーキ機構を介して前後位置を調整することができる。これにより、ランバーサポートプレートで腰椎支持機能が得られるようになる。
また、後突時の反動でランバーサポートプレートに所定値以上の乗員の荷重が負荷されたときは、連係解除機構により、ブレーキ機構との連係が一時解除されて、ランバーサポートプレートの後方移動が許容されるようになる。これにより、乗員の背中がランバーサポートプレートとともにシートバック内に沈み込むので、ヘッドレストによって頭部を確実に受け止められることで、頚部障害対策となる。
このように、腰椎支持機能のランバーサポート装置を頚部障害対策の機構に兼用できるように工夫することで、部品点数が減少してコストも安くなり、重量も減少するようになる。
一方、付勢部材をトーションバーとし、調整部材を旋回部材とし、連係解除機構をピン部材とばね部材と凹凸状部材とで構成すれば、トーションバータイプのランバーサポートプレートでは、出力部材で旋回される旋回部材とピン部材はほぼ既設のものであり、これにばね部材と凹凸状部材とを追加するだけであるから、構造が簡単でコスト安になる。
また、ランバーサポートプレートを初期位置に復帰させる復帰スプリング部材を設けると、所定値以上の荷重の負荷が無くなると、ランバーサポートプレートを初期位置に自動復帰させることができる。また、乗員がシートバックに凭れている状態で、ランバーサポートプレートを前方に移動させる調整をする場合には、操作荷重が重くなるが、復帰用ばねによって、操作荷重が低減できるようになる。
さらに、連係解除機構をブレーキドラムとブレーキスプリングとで構成すれば、ブレーキドラムに対するブレーキスプリングのスリップタイミングを設定するだけであるから、追加部品が不要でコスト安になる。
また、バックフレームと左右の側部フレームの間の空間内で、ランバーサポートプレートの前側に、乗員の上半身の背中を支持するクッションパッドを収納し、このクッションパッドの両側部に、上下方向に延在するスリットを形成する構成とすれば、乗員の腰部付近とともに上半身がシートバックに、より早くより深く沈み込むようになる。
本発明の実施形態の車両用シートのシートバックの内部フレーム構造であり、(a)は正面図、(b)は側面断面図である。 本発明の実施形態のランバーサポートプレートとトーションバーとブレーキ機構の斜視図である。 本発明の実施形態の扇形ギヤとトーションバーの他端部との関係を示し、(a)はランバーサポートプレートが「強」に設定された状態の側面図、(b)はランバーサポートプレートが「弱」に設定された状態の側面図、(c)はランバーサポートプレートに所定値以上の荷重が負荷された状態の側面図である。 本発明の実施形態の乗員の背中とランバーサポートプレートとの関係を示し、(a)はランバーサポートプレートが「強」に設定された状態の平面図、(b)はランバーサポートプレートが「弱」に設定された状態の平面図、(c)はランバーサポートプレートに所定値以上の荷重が負荷された状態の平面図である。 本発明の実施形態であり、(a)は扇形ギヤの凸部をトーションバーの他端部が乗り上げるときの側面断面図、(b)は(a)の正面図である。 背景技術と本発明の実施形態のランバーサポートプレートの腰支持荷重と変位量とを比較したグラフである。 背景技術のランバーサポートプレートとトーションバーとブレーキ機構の斜視図である。 背景技術のランバーサポートプレートとトーションバーとブレーキ機構の分解斜視図である。 特許文献3のブレーキ機構であり、(a)は分解斜視図、(b)は平面断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術と同一構成・作用の箇所は、同一番号を付して詳細な説明を省略する。
図1は、車両用シートのシートバックの内部フレーム構造であり、(a)は正面図、(b)は側面断面図である。図2は、ランバーサポートプレートとトーションバーとブレーキ機構の斜視図である。
シートバック用のバックフレーム20は、逆U字状形状の上部フレーム20aと、上部フレーム20aの左右部にそれぞれ固定された左右の側部フレーム20b,20cと、左右の側部フレーム20b,20cの下部を連結する下部フレーム20dで構成されている。
上部フレーム20aには、ヘッドレスト21のポール21a,21aを支持するポールガイド22が固定されている。
バックフレーム20内の左右の側部フレーム20b,20cの間の下部位置には、バックフレーム20で前後移動可能に支持される横長矩形状のランバーサポートプレート1が配置されている。また、左右の側部フレーム20b,20cの間の上部位置には、Sばね23が張設されている。
そして、ランバーサポートプレート1とSばね23の上面側にクッションパッドが設置され、これらの外面部分をトリムで被覆することにより、シートクッションが構成されるようになる。
バックフレーム20の一方の側部フレーム20bには、図2にも示すように、ハンドル軸2の回転操作で出力部材であるピニオン3を回転可能なブレーキ機構4が設けられている。また、ランバーサポートプレート1を前方に付勢する付勢部材として、バックフレーム20の他方の側部フレーム20cで一端部5aが支持され、ブレーキ機構4のピニオン3で旋回される扇形ギヤ(旋回部材)7に他端部5bが連係されるトーションバー5が設けられている。なお、図7の背景技術では、トーションバー5の他端部5bが扇形ギヤ(旋回部材)7に連係ではなく、固定されている点で相違する。この連係機構および連係解除機構については、後で説明する。
ランバーサポートプレート1の前後位置の調整部材として、背景技術と同様に、ブレーキ機構4のピニオン3の回転に連係して扇形ギヤ7が旋回されることで、トーションバー5の他端部5bの前後位置を調整するようになっている。図3(a)と図4(a)は、ランバーサポートプレート1が「強」設定された状態、図3(b)と図4(b)は、ランバーサポートプレート1が「弱」設定された状態である、図4(a)〜(c)において、符号Mは乗員の背中である。
また、ブレーキ機構4は、図8および図9で説明した背景技術と同じ構造であり、ピニオン3側(ランバーサポートプレート1側)からの回転力に対しては、爪部3aの側端部がブレーキスプリング11のフック部11a(若しくは11b)を押し、ブレーキスプリング11の外径を広げるように作用する。そのため、ブレーキスプリング11とブレーキドラム10との圧接力が強くなり、ピニオン3の回転が阻止される(ブレーキ状態)。
また、ハンドル軸2側からの回転力に対しては、ブレーキスプリング11のフック部11a(若しくは11b)がコア12の側端部12aから外径を縮める方向の力を受ける。そのため、圧接力が小さくなり、ハンドル軸2の回転が可能となって(ブレーキ力解除状態)、ブレーキスプリング11および爪部3aを介してピニオン3を回転させることができる。
図5(a)のように、扇形ギヤ7の上部をブラケット14に旋回可能に固定するピン部材16には、トーションバー5の他端部5bの穴5cが回動可能に、かつ軸方向に移動可能に嵌合されている。
そして、ピン部材16の頭部16aとトーションバー5の他端部5bとの間には、この他端部5bを扇形ギヤ7の前面に接触する方向に付勢する皿ばね(ばね部材)25が介設されている。
扇形ギヤ7の前面には、図5(b)のように、トーションバー5の他端部5bの回動方向に沿う凹凸部(凹凸状部材)7a,7bが設けられている。トーションバー5の他端部5bは、常時は凹部7aに嵌り込むことで、扇形ギヤ7の前面に接触して、初期位置に保持される。
この状態では、扇形ギヤ7の旋回に連係してトーションバー5の他端部5bの前後位置が調整されるようになる(連係機構)。
そして、ランバーサポートプレート1に所定値以上の荷重が負荷されたとき、図3(c)と図4(c)のように、トーションバー5の他端部5bが皿ばね25の付勢力に抗して扇形ギヤ7から離間する方向に軸方向移動しながら凸部7bに乗り上げることで〔図5(b)の二点鎖線参照〕、ブレーキ機構4との連係が一時解除されて、ランバーサポートプレート1の後方移動が許容されるようになる(連係解除機構)。
前記のように、車両用ランバーサポート付きシートバックを構成すれば、シートバック19(図4参照)内でトーションバー5により前方に付勢されたランバーサポートプレート1は、ハンドル軸2の回転操作でブレーキ機構4を介して前後位置を調整することができる。これにより、ランバーサポートプレート1で腰椎支持機能が得られるようになる。
また、後突時の反動でランバーサポートプレート1に所定値以上の乗員の荷重が負荷されたときは、トーションバー5の他端部5bが皿ばね25の付勢力に抗して扇形ギヤ7から離間する方向に軸方向移動しながら凸部7bに乗り上げる。これにより、ブレーキ機構4との連係が一時解除されるから、ランバーサポートプレート1の後方移動が許容されるようになる。
これにより、図4(c)のように、乗員の背中がランバーサポートプレート1とともにシートバック19内に沈み込むので、ヘッドレスト21によって頭部を確実に受け止められることで、頚部障害対策となる。
図6は、背景技術と本実施形態のランバーサポートプレート1との腰支持荷重Wと変位量Lとを比較したグラフである。
ランバーサポートプレート1が「弱」または「強」設定された状態では、両者の腰支持荷重Wと変位量Lは同じである。
そして、後突時の反動でランバーサポートプレート1に所定値以上の乗員の荷重が負荷されたときは、背景技術のランバーサポートプレート1では、腰支持荷重Wが高くなるとともに変位量Lが少ないので、ヘッドレスト21によって乗員の頭部を確実に受け止めることが困難であることが分かる。
これに対して、本実施形態のランバーサポートプレート1では、連係解除ポイントを境にして、腰支持荷重Wが低くなるとともに変位量Lが多くなるので、ヘッドレスト21によって乗員の頭部を確実に受け止めることができることが分かる。
このように、腰椎支持機能のランバーサポート装置を頚部障害対策の機構に兼用できるように工夫することで、部品点数が減少してコストも安くなり、重量も減少するようになる。
また、トーションバータイプのランバーサポートプレート1では、ピニオン3で旋回される扇形ギヤ7とピン部材16はほぼ既設のものであり、これに皿ばね(ばね部材)25と凹凸部(凹凸状部材)7a,7bとを追加するだけであるから、構造が簡単でコスト安になる。
前記実施形態において、図2に示すように、ランバーサポートプレート1を初期位置(トーションバー5の他端部5bが扇形ギヤ7の凹部7aに嵌り込む位置)に復帰させるコイルスプリング(復帰スプリング部材)27を設けることができる。
この構成であれば、所定値以上の荷重の負荷が無くなると、ランバーサポートプレート1を初期位置に自動復帰させることができる。また、乗員がシートバック19に凭れている状態で、ランバーサポートプレート1を前方に移動させる調整をする場合には、操作荷重が重くなるが、コイルスプリング27によって、操作荷重が低減できるようになる。
前記実施形態の連係解除機構は、トーションバー5の他端部5bを扇形ギヤ7の凸部7bに乗り上げさせることで、ブレーキ機構4との連係を一時解除するものであった。
これに対して、連係解除機構は、ブレーキ機構4のブレーキドラム10と、このブレーキドラム10の内壁に圧接するブレーキスプリング11とで構成することもできる。
すなわち、ランバーサポートプレート1に所定値以上の荷重が負荷されたときに、ブレーキドラム10の内壁をブレーキスプリング11がスリップして、ランバーサポートプレート1の後方移動を許容するように設定するのである。
具体的には、ランバーサポートプレート1の作用する乗員の荷重の負荷は、通常、約200〜400Nであり、これに対して、乗員の荷重の負荷が約600Nになったときに、ブレーキドラム10の内壁をブレーキスプリング11がスリップするように設定する。
この構成であれば、ブレーキドラム10に対するブレーキスプリング11のスリップタイミングを設定するだけであるから、追加部品が不要でコスト安になる。
前記実施形態において、バックフレーム20内の左右の側部フレーム20b,20cの間の空間内で、Sばね23とランバーサポートプレート1の前側に、図5(a)に点々で一部を示すように、乗員の上半身の背中を支持するクッションパッド28を収納している。そして、図1(a)のように、このクッションパッド25の両側部に、上下方向に延在するスリット29を形成することができる。
このようにすれば、スリット29の間のクッションパッド28によって、乗員の腰部付近とともに上半身がシートバック19に、より早くより深く沈み込むようになる。
1 ランバーサポートプレート
2 ハンドル軸
3 ピニオン(出力部材)
4 ブレーキ機構
5 トーションバー(付勢部材)
5a 一端部
5b 他端部
7 扇形ギヤ(旋回部材)
7a 凹部(凹凸状部材)
7b 凸部(凹凸状部材)
10 ブレーキドラム
11 ブレーキスプリング
16 ピン部材
19 シートバック
20 バックフレーム
20b,20c 側部フレーム
21 ヘッドレスト
25 皿ばね(ばね部材)
27 コイルスプリング(復帰スプリング部材)
28 パッド
29 スリット

Claims (6)

  1. シートバック内に設けられ、ヘッドレストを支持するバックフレームと、このバックフレーム内で前後移動可能に支持されるランバーサポートプレートとを備えた車両用ランバーサポート付きシートバックの構造において、
    前記ランバーサポートプレートに所定値以上の荷重が負荷されたときに、ランバーサポートプレートの後方移動を許容させる解除機構が設けられていることを特徴とする車両用ランバーサポート付きシートバックの構造。
  2. シートバック内に設けられ、ヘッドレストを支持するバックフレームと、このバックフレーム内で前後移動可能に支持されるランバーサポートプレートと、このランバーサポートプレートを支持する付勢部材と、前記バックフレームの一方の側部フレームに設けられ、ハンドル軸の回転操作で出力部材を回転可能なブレーキ機構と、このブレーキ機構の出力部材に連係して前記ランバーサポートプレートの前後位置を調整可能な調整部材とを備えた車両用ランバーサポート付きシートバックの構造において、
    前記ランバーサポートプレートに所定値以上の荷重が負荷されたときに、ブレーキ機構との連係を一時解除して、ランバーサポートプレートの後方移動を許容させる連係解除機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ランバーサポート付きシートバックの構造。
  3. 前記付勢部材は、前記バックフレームの他方の側部フレームで一端部が支持され、前記ブレーキ機構の出力部材で旋回される旋回部材に他端部が支持されるトーションバーであり、
    前記調整部材は、前記出力部材の回転に連係して前記トーションバーの他端部の前後位置を調整することで、ランバーサポートプレートの前後位置を調整可能な前記旋回部材であり、
    前記連係解除機構は、前記トーションバーの他端部を前記旋回部材に回動可能に、かつ軸方向に移動可能に嵌合するピン部材と、
    前記トーションバーの他端部を旋回部材に接触する方向に付勢するばね部材と、
    前記旋回部材に設けられ、常時は前記トーションバーの他端部を初期位置に保持するとともに、前記ランバーサポートプレートに所定値以上の荷重が負荷されたとき、前記トーションバーの他端部がばね部材の付勢力に抗して旋回部材から離間する方向に軸方向移動しながら乗り上げることで、ランバーサポートプレートの後方移動を許容する凹凸状部材であることを特徴とする請求項2に記載の車両用ランバーサポート付きシートバックの構造。
  4. 前記ランバーサポートプレートを初期位置に復帰させる復帰スプリング部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用ランバーサポート付きシートバックの構造。
  5. 前記連係解除機構は、前記ブレーキ機構のブレーキドラムと、このブレーキドラムの内壁に圧接するブレーキスプリングとでなり、前記ランバーサポートプレートに所定値以上の荷重が負荷されたときに、前記ブレーキドラムの内壁をブレーキスプリングがスリップして、ランバーサポートプレートの後方移動を許容するように設定されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ランバーサポート付きシートバックの構造。
  6. 前記バックフレームと左右の側部フレームの間の空間内で、ランバーサポートプレートの前側に、乗員の上半身の背中を支持するクッションパッドが収納され、このクッションパッドの両側部に、上下方向に延在するスリットが形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用ランバーサポート付きシートバックの構造。
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