JP2012165850A - クレーンゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレーヤがクレーンゲーム装置に装着されたクレーンを実際のクレーンのように操縦することが出来る、クレーンゲーム装置を提供する。
【解決手段】クレーンゲーム本体5には、ターゲット配置スペース7が形成されたクレーン配置空間6が形成されており、クレーン配置空間6に、クレーン模型11を第1の水平方向に移動駆動自在に設け、クレーン模型11に、クレーン本体15を第1の水平方向に対して直角な第2の水平方向に移動駆動自在に設ける。クレーン本体15に、ターゲット把持機構19を昇降駆動自在に設け、クレーン本体15にビデオカメラ20を下方に向けた形で首振り駆動自在に設け、ターゲット把持機構19の上下方向位置を検出して、ターゲット把持機構19の画像がディスプレイ26上に常に表示されるようにビデオカメラ20を追随制御する把持機構追随制御部を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレーヤがクレーン模型を操作することでケース内に配置された景品等を把持獲得することが出来る、クレーンゲーム装置に関する。
従来、この種のクレーンゲーム装置におけるクレーンは、クレーンを模擬的に操縦するというよりも、景品の獲得のための景品キャッチ機構として利用されていたことから、実際のクレーンとはその構造や操作方法がかけ離れており、クレーンを模擬的に操縦する楽しみを得ることは出来なかった。また、特許文献1に示すように、景品を把持するための景品キャッチャーの部分にビデオカメラを下向きに装着し、該カメラが捕らえた映像をディスプレイに表示するクレーンゲーム装置が知られているが、これは背の低いプレーヤなどが景品の位置を容易に確認するためのものであり、ビデオカメラの撮像範囲が固定され、クレーンの模擬運転をプレーヤに楽しませる趣旨のものではなかった。
特開平11−319305
従って、従来のクレーンゲーム装置では、クレーンゲーム装置に装着されたクレーン模型を実際のクレーンのように操縦してみたいというプレーヤの要望は満たされなかった。
そこで、本発明は、プレーヤがクレーンゲーム装置に装着されたクレーンを実際のクレーンのように操縦することが出来る、クレーンゲーム装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点は、昇降駆動自在に設けられたターゲット把持機構(19)を有し、プレーヤが該ターゲット把持機構(19)を操作装置(25)を介して移動操作することで、ターゲット配置スペース(7)に配置されたターゲット(21)を把持し、その後該把持されたターゲットをターゲット目的位置(9)まで運搬することで、ターゲット運搬ゲームを実行するクレーンゲーム装置(1)において、
ディスプレイ(26)及び前記プレーヤが操作自在なクレーン操作装置(25)が設置された操縦ユニット(3)及び該操縦ユニットの前方に設けられたクレーンゲーム本体(5)を有し、
前記クレーンゲーム本体(5)には、前記ターゲット配置スペース(6a,6b,7)が形成されたクレーン配置空間(6)が形成されており、
前記クレーン配置空間(6)に、クレーン模型(11)を第1の水平方向に、前記操作装置(25)を介して前記プレーヤにより移動駆動自在に設け、
前記クレーン模型(11)に、クレーン本体(15)を前記第1の水平方向に対して直角な第2の水平方向(矢印A、B方向)に、前記操作装置(25)を介して前記プレーヤにより移動駆動自在に設け、
前記クレーン本体(15)に、前記ターゲット把持機構(19)を、前記操作装置(25)を介して前記プレーヤにより昇降駆動自在に設け、
前記クレーン本体にビデオカメラ(20)を、カメラ光軸(Z)を下方に向けた形で首振り駆動自在に設け、
前記ターゲット把持機構(19)の上下方向位置を検出して、前記ビデオカメラ(20)が捕捉する前記ターゲット把持機構(19)の画像が前記ディスプレイ(26)上に常に表示されるように前記ビデオカメラ(20)のカメラ光軸(Z)を首振り駆動することで追随制御する把持機構追随制御部(30,31,33)を設け、
たことを特徴とするものである。
本発明の第2の観点は、前記ビデオカメラ(20)は、前記クレーン本体(15)の、実際のガントリークレーンの運転席に相当する、仮想運転席位置に対応する位置に配置されていることを、
特徴とするものである。
本発明の第3の観点は、前記操作装置(25)には、カメラ向き操作装置が配置されており、プレーヤが前記カメラ向き操作装置を操作した場合には、前記追随制御を解除して、前記操作装置(25)からの指令を優先して前記ビデオカメラ(20)のカメラ光軸(Z)を、前記操作装置(25)からの指令に対応させて首振り駆動させるように制御するカメラ制御手段(30)を設けたことを、
特徴とするものである。
本発明によれば、クレーン本体に装着されたビデオカメラにより、ターゲット把持機構の映像を捕捉してディスプレイに表示させ、プレーヤは、当該表示された映像を見ながら操作装置を操作することでガントリークレーン模型を移動駆動することで、プレーヤはクレーンゲーム装置に装着されたクレーンを実際のクレーンのように操縦することが出来る。
また、クレーン本体(15)の、実際のガントリークレーンの運転席に相当する、仮想運転席位置に対応する位置に配置されビデオカメラ(20)により、ターゲット配置スペース(7)上のターゲット(21)を、ガントリークレーン模型(11)の仮想上の運転席から見る形となり、実際にガントリークレーンを運転しているような臨場感を味わうことが出来る。
また、プレーヤがカメラ向き操作装置を操作した場合には、カメラ制御手段(30)は、追随制御を解除して、操作装置(25)からの指令を優先してビデオカメラ(20)のカメラ光軸(Z)を、操作装置(25)からの指令に対応させて首振り駆動させるように制御すると、プレーヤは任意の時点で、自分の見たい方向にビデオカメラのカメラ光軸を移動させることが出来、プレイの自由度が増す。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
図1は、本発明が適用されるクレーンゲーム装置の1実施例を示す模式側面図。 図2は、図1のクレーンゲーム装置の制御ブロック図である。 図3は、図1のクレーンゲーム装置の模式平面図、 図4は、クレーンゲーム装置の別の実施例を示す模式側面図、 図5は、図4のクレーンゲーム装置の模式平面図である。
クレーンゲーム装置1は、図1に示すように、箱形の筐体2を有しており、筐体2の図中右側には、ガントリークレーンの運転席を模した操縦ユニットであるコックピット3が設けられ、筐体2の図中左側、即ちコックピットの前方には、クレーンゲーム本体5が設けられている。クレーンゲーム本体5には、全体が港湾の荷役施設を模した形で作られたクレーン配置空間6が形成されている。クレーン配置空間6には、図中下部に景品配置スペース(ターゲット配置スペース)である港湾モデル6aが形成されており、港湾モデル6aは、図中右方に荷役ヤード6bが形成れている。荷役ヤード6bの図中左方には、樹脂などで海面を模して形成された海面モデル6cが形成されており、海面モデル6cにはコンテナ船を模したコンテナ船模型7が、荷役ヤード6bに接岸したような状態で配置されている。平坦な荷役ヤード6bは広場状に形成されており、荷役ヤード9bの図3ほぼ中央部には、ターゲット目的位置である景品搬出口9が図1下方に向いた穴のような形で形成されている。景品搬出口9の図1右方には、景品取り出し口9aが形成されており、景品搬出口9に後述するガントリークレーン模型により把持搬送された景品をコックピット3側から取り出すことが出来る。
荷役ヤード6bには、図1に示すように、景品搬出口9の上端に形成された投入口9bの両側に沿う形でガイドレール10、10が、図3矢印F、G方向に平行に敷設されており、該ガイドレール10、10には、港湾のガントリークレーンを模したガントリークレーン模型11が、該ガイドレール10、10上を図3矢印F,G方向、即ち、第1の水平方向に、後述するコックピット3内に設けられた操作装置25を介してプレーヤにより移動駆動自在に設けられている。ガントリークレーン模型11は、支柱状のフレーム12、12を有しており、フレーム12、12には、ブーム13が第1の水平方向に対して直角な第2の水平方向(矢印A,B方向)に搭載されている。ブーム13には、クレーン本体15が、ブーム13上を第2の水平方向である矢印A,B方向に、後述するコックピット3内に設けられた操作装置25を介してプレーヤにより移動駆動自在に設けられており、クレーン本体15は、上部本体16を有している。上部本体16には、ワイヤ−ウインチ機構、ラックアンドピニオン機構、シリンダ装置などを用いた適宜な昇降駆動機構17を介して公知のターゲット把持機構である景品把持機構19が、操作装置25により図中上下方向に昇降駆動自在に設けられている。
景品把持機構(ターゲット把持機構)19には、景品を把持するためのグリッパ19a、19aが開閉駆動自在に設けられている。なお、この景品把持機構19としては、実際のガントリークレーンのように、荷役コンテナを把持するスプレッダの模型を、景品を把持可能自在に設けることも可能である。上部本体16後部(コックピット側)には、その下部の、実際のガントリークレーンの運転席に相当する、仮想運転席(ガントリークレーン模型11の仮想上の運転席)位置にビデオカメラ20がカメラ光軸Zを水平より下方、即ち景品把持機構19、及び景品配置スペース(ターゲット配置スペース)であるコンテナ船模型7又は荷役ヤード6b方向に向けた形で設けられており、ビデオカメラ20は、矢印C,D方向及び図1紙面と直角な方向にカメラ光軸Zを首振り駆動自在に設けられている。
一方、コンテナ船模型7及び荷役ヤード6bには、内部に景品が収納された透明なプラスチックなどから形成された直方体状のコンテナ模型21がターゲットとして複数配置されている。
また、操縦ユニットであるコックピット3には、運転席22が設けられており、運転席22には、シート23、ガントリークレーン模型11を操作するための複数の操作レバー等からなる操作装置25及びディスプレイ26が設けられている。操作装置25は、実際のガントリークレーンを模した形に作られており、プレーヤは当該操作装置25上の操作レバーなどを適宜操作することで、ガントリークレーン模型11を、実際のガントリークレーンと同様に操作することが出来る。なお操縦ユニットは、簡易な構成とすることも可能であり、シート23を無くしてプレーヤが立った状態で操作するように構成することも可能である。
クレーンゲーム装置1は、更に、図2に示すように、主制御部27を有しており、主制御部27には、バス線29を介して前述のビデオカメラ20、カメラ位置制御部30、把持機構位置演算部31、クレーン駆動制御部32、画像処理部33、前述のディスプレイ26及び操作装置25が接続している。
クレーンゲーム装置1は、以上のような構成を有するので、クレーンゲームをプレイするプレーヤは、まず、コックピット3のシート23に座り、図示しないコイン投入口に所定のコインをプレイ料金として投入する。コインが投入されると、クレーンゲーム装置1の主制御部27は、クレーン駆動制御部32を始動して、操作装置25の操作によりガントリークレーン模型11を操作可能な状態にする。これにより、プレーヤは、操作装置25を適宜操作することで、ガントリークレーン模型11をガイドレール10、10に沿って矢印F、G方向に自在に移動駆動位置決めすることが出来、また、クレーン本体15をブーム13に沿って矢印A,B方向に自在に移動駆動位置決めすることが出来、更に、景品把持機構19を図1上下方向に自在に移動駆動位置決めすることが出来、また、グリッパ19を自在に開閉することが出来る。なお、プレーヤが操作装置25を操作することでガントリークレーン模型11を操作することの出来る操作時間は限られており、クレーン駆動制御部32が、プレーヤがコインを投入してからの経過時間を図示しないタイマで計時し、所定時間が経過した時点で操作装置25によるガントリークレーン模型11の操作は、無効状態となり、クレーンゲーム装置1によるクレーンゲームは、ゲームオーバーとなるように制御される。
なお、プレーヤの操作装置25の操作による、ガントリークレーン模型11の矢印F、G方向の移動駆動、クレーン本体15の矢印A,B方向の移動駆動、および景品把持機構19の図1上下方向の移動駆動、以上3種の移動駆動については、各種の移動駆動を個々に操作する方法だけでなく、2種以上の移動駆動を同時並行的に実施(即ち、グリッパ19の位置が斜め方向に移動するように)できるようにしてもよい。これにより、熟練に応じて効率的なガントリークレーンの操縦が可能となり、よりリアルなガントリークレーンゲームが提供される。
また、ガントリークレーン模型11が操作装置25を介してクレーン駆動制御部32により駆動制御されている状態では、主制御部27によりビデオカメラ20が駆動され、該ビデオカメラ20が取得した映像を画像処理部33を介してディスプレイ26に表示するように制御する。この際、主制御部27は、把持機構位置演算部31に対して、景品把持機構19の図1上下方向の座標位置を、昇降駆動機構17の昇降駆動状態などから(例えば、ワイヤの繰り出し量、シリンダの突出量、ラックの移動量、景品把持機構19をビデオカメラ20により捕捉した際の画像の重心位置及びカメラ光軸Zの水平方向からの傾き角度などから)演算させ、画像処理部33に出力するように指令する。画像処理部33は、これを受けて、ビデオカメラ20が取得している映像の中央に景品把持機構19が位置するように、カメラ位置制御部30を介してビデオカメラ20、従ってカメラ光軸Zを図1矢印C,D方向及び紙面と直角な方向に首振り駆動させる。
これにより、ビデオカメラ20の撮像範囲が、図1の視野V1に示すように、常に景品把持機構19がビデオカメラ20が取得している映像の中央に位置するように追随制御され、ディスプレイ26には、画面の中央に景品把持機構19が配置された映像が表示される。ビデオカメラ20は、既に述べたように、実際のガントリークレーンの運転席に相当する仮想運転席位置に配置されているので、プレーヤはディスプレイ26に表示される画像を見ることで、景品配置スペース(ターゲット配置スペース)であるコンテナ船模型7やヤード6b上のコンテナ模型21を、ガントリークレーン模型11の仮想上の運転席から見る形となり、実際にガントリークレーンを運転しているような臨場感を味わうことが出来る。なお、把持機構位置演算部31、画像処理部33及びカメラ位置制御部30による追随制御で表示される景品把持機構19の映像は、必ずしもディスプレイ26の中央に景品把持機構19が配置されるように制御する必要はなく、景品把持機構19が常にディスプレイ26の画像上に表示され、これにより景品把持機構19によりコンテナ船模型7又はヤード6b上に配置されたコンテナ模型21を把持する為の操作が容易となるような最適運転操作位置に景品把持機構19が配置されるように制御する限り、ディスプレイ26の画像上のどのような位置に配置されても良い。
また、プレーヤがヤード7上の他の部分を見たい場合には、プレーヤが操作装置25上に配置されたカメラ向き操作装置(図示せず)を操作することで、それまでの把持機構位置演算部31、カメラ位置制御部30及び画像処理部33による、景品把持機構19の追随制御が解除され、カメラ位置制御部30はカメラ向き操作装置からの指令を優先する処理となり、該装置からの指令に応じてビデオカメラ20、従ってカメラ光軸Zの向きを、プレーヤの意志に応じて、図1矢印C,D方向及び紙面と直角な方向に首振り駆動させる。これにより、例えばビデオカメラ20で取得され、ディスプレイ26に表示される画像の視野を、最適運転操作位置に対応する図1の視野V1から、矢印D方向にずれた視野V2に示すように、景品配置スペース(ターゲット配置スペース)であるコンテナ船模型7及びヤード6bに対するプレーヤの視点を自由に変更することが出来る。なお、カメラ向き操作装置によるビデオカメラ20の首振り制御、即ち視野変更制御は、所定の時間が経過した時点でカメラ位置制御部30により、解除され、その後は、それまでの把持機構位置演算部31及びカメラ位置制御部30による、最適運転操作位置に対応する図1の視野V1を確保する、景品把持機構19に対する追従制御が再開される。これにより、プレーヤが視野を最適運転操作位置に対応した視野位置からずらせたとしても、迅速に元の最適運転操作位置に対応した視野位置にビデオカメラ20を復帰させることが出来るので、プレイ時間を無駄にすることが無く、好都合である。
こうして、プレーヤはディスプレイ26に表示されるビデオカメラ20からのコンテナ船模型7又はヤード6bの映像を見ながら、コックピット3内で操作装置25を操作することでガントリークレーン模型11を移動駆動させ、景品把持機構19をコンテナ船模型7又はヤード6b上の空間で3次元方向に自由に移動させ、コンテナ船模型7又はヤード6b上に配置され、プレーヤが所望する景品が収納されたコンテナ模型21を景品把持機構19により把持させるように操縦する。これにより、プレーヤはあたかもガントリークレーンの運転席でガントリークレーンを操縦しているような感覚を味わうことが出来る。
プレーヤがコンテナ船模型7又はヤード6b上に配置された所望のコンテナ模型21を景品把持機構19により把持することに成功した場合には、主制御部27は、景品把持機構19からクレーン駆動制御部32に入力される把持成功信号に基づいて、クレーン駆動制御部32のガントリークレーン模型11の運転モードを、それまでのプレーヤによる操作装置25を介した手動制御運転から、自動景品搬出運転モードに切り換える。これにより、コンテナ模型21を把持した景品把持機構19は、クレーン駆動制御部32を介して昇降駆動機構17及びクレーン本体5により、図1点線で示す景品排出位置にまで移動制御され、更に、景品把持機構19のグリッパ19a、19aが解放駆動され、把持していたコンテナ模型21を図中下方の景品搬出口9に落下させる。景品搬出口9に落下したコンテナ模型21は、プレーヤが景品取り出し口9aを介して取り出す。なお、ガントリークレーン模型11が自動景品搬出運転モードに入ると、クレーン駆動制御部32によるプレーヤのコイン投入からの経過時間の計時は、中断処理され、自動景品搬出運転モードが完了してコンテナ模型21が景品搬出口9に投入されるまで、ゲームオーバーとなるようなことはないように制御される。
なお、景品把持機構19によるコンテナ模型21の把持以後、景品排出口9までの運搬を、自動景品搬出運転モードによることなく、プレーヤによる操作装置25を介した手動運転により行うように制御することも可能である。なお、この場合も、クレーン駆動制御部32によるプレーヤのコイン投入からの経過時間の計時は、中断処理され(あるいは、そもそも経過時間の計時を行わない構成とし)、プレーヤがガントリークレーン模型11を操作してコンテナ模型21が景品搬出口9に投入されるまで、ゲームオーバーとなるようなことはないように制御される。
また、上述したコンテナ模型21の把持以後の運搬について自動景品搬出運転モードを採用しない場合における、更に別の実施形態として、コイン投入からの経過時間の計時を、コンテナ模型21が景品搬出口9に投入されるまで(即ち、景品搬出口9に設置された図示しないセンサから景品搬出信号が発信されるまで)、またはタイマにより所定の制限時間が計時されるまで、行うようにする構成を採用してもよい。この場合、コンテナ模型21の把持以後の運搬途中で制限時間超過となりゲームオーバーとなる可能性が生じる。ゲーム難易度は上がるが、ガントリークレーンの効率的な運転技術をより高いレベルで競うことができる。
更に、上述したコンテナ模型21の把持以後の運搬について自動景品搬出運転モードを採用しない場合における、更に別の実施形態として、コイン投入からの経過時間の計時を、タイマにより所定の制限時間が計時されるまで行う、即ちコンテナ模型21が景品搬出口9に投入されても計時を中断しないようにする構成を採用してもよい。この場合も、コンテナ模型21の運搬途中で制限時間超過となりゲームオーバーとなる可能性が生じるが、制限時間内であれば、コンテナ船模型7とヤード6bとの間を往復して、複数のコンテナ模型21を景品搬出口9に運搬し獲得することが可能となる。
なお、上述した運搬途中で制限時間超過となりゲームオーバーとなり得る構成を採用した場合、運搬途中でゲームオーバーとなった際に、次のような動作をするように制御してもよい。運搬途中でゲームオーバーになると、運搬動作が一旦停止する。停止後、直前に行われたコンテナ模型21の把持成功時点の状態(把持成功信号発信時の状態)の位置に復帰移動させる。この復帰移動は、プレーヤによる操作装置25の入力ログを逆方向に自動再生実行することにより実施する。そして、復帰移動完了後にグリッパ19を開放することで、運搬途中になっていたコンテナ模型21は元の位置に戻されることとなる。この構成により、運搬途中でゲームオーバーになったコンテナ模型21の整理に人手がかからず便利となる。
なお、画像処理部33により画像処理されディスプレイ26に出力される映像は、ビデオカメラ20により撮像された映像内容そのままではなく、画像処理部33のメモリ内に港の実写映像を格納しておき、コンテナ模型21やクレーン以外の背景をメモリに格納された実際の港の実写映像と合成させたり、リアルタイムでの反応操作が不要な場面においてディスプレイ26に表示される景品把持機構19などの映像の再生速度を実際の景品把持機構19の移動速度よりも低下させた形で表示することで重量感を表現させたりすることも出来る。また、場面に応じてガントリークレーンの実際の駆動音、金属音、エンジン音などを録音したサウンドデータをメモリに格納しておき、該サウンドデータを図示しないスピーカー等より出力させるなど、いわゆる特殊画像・音響処理方法を利用することも有効である。
なお、景品配置スペース(ターゲット配置スペース)である港湾モデル6aの態様は様々な態様を取ることが出来る、例えば、図4及び図5に示すように、コンテナ船模型7の中央部に景品搬出口9を設け、景品把持機構19で取得した景品であるコンテナ模型21を該コンテナ船模型7の景品搬出口9に投入して、景品取り出し口9a側にローラ機構などの図示しない搬出機構を介して搬送するように構成することも可能である。なお、図4及び図5において、図1及び図3と同一な部分は、同一の符号を付して当該部分の説明を省略する。
上記図4及び図5の実施形態に関する別の例として、景品搬出口9の開口部の形状及び大きさは、コンテナ模型21の水平断面の形状及び大きさとほぼ等しく(または若干大き目に)形成してもよい。これにより、コンテナ模型21を景品搬出口9に位置決めするための操縦技術を競うことができ、リアルな操縦体験が可能となる。なお、景品搬出口9の位置は、コンテナ船模型7の中央部に限らず、任意の位置に形成可能である。また、景品搬出口9は、コンテナ船模型7に複数個形成しておき、プレーヤの判断で、またはゲーム中のミッションとして、いずれかの景品搬出口9に選択的にコンテナ模型21を運搬するようにしてもよい。
以上説明した実施形態では、荷役ヤード6bには、コンテナ模型21が投入される景品搬出口9が形成されていたり(図1、図3)、コンテナ模型21が載置される平地状(図4、図5)に形成されていたが、よりリアルな荷役ヤードを再現するために、次のような構成も可能である。たとえば、図4及び図5で示すような平地状の荷役ヤード6bの上面に、コンテナ模型21を載置可能なトレーラ模型を設置してもよい。この場合、コンテナ船模型7とトレーラ模型(図示省略)との間でコンテナ模型21を運搬させるゲームとなる。
トレーラ模型にコンテナ模型21を運搬させる場合、トレーラ模型のコンテナ積載位置に景品搬出口9と同様の景品搬出口を形成しておき、トレーラ模型に運搬位置決めされたコンテナ模型21が当該景品搬出口を通って景品取り出し口9aに吐き出されるように構成してもよい。または、荷役ヤード6bを、図5矢印F、G方向が搬送方向となるベルトコンベアにより構成し、当該ベルトコンベアの搬送面がの荷役ヤード6bの上面を形成するように設置し、ベルトコンベアの搬送面にトレーラ模型を設置するようにしてもよい。これにより、トレーラ模型にコンテナ模型21が運搬され積載された後、ベルトコンベアが駆動されることで、コンテナ模型21が積載されたトレーラ模型がベルトコンベアの下面側に移送され、たとえば図4で示す景品取り出し口9a近傍の空間にコンテナ模型21が落とされる。
以上説明した実施形態では、コンテナ模型21を景品として獲得するゲームであったが、コンテナ模型21を景品とせず、コンテナ船模型7と荷役ヤード6bとの間、あるいはコンテナ船模型7内での、コンテナ模型21の運搬を競うゲームとしてもよい。この場合、どのコンテナ模型21をどこに(どのターゲット目的位置に)運搬するのかというミッションが出され、プレーヤの操縦により、そのスピード、正確性などを競うゲームとなる。この場合、スピードや正確性などの評価により採点され、所定の点数をクリアした場合に別途景品が排出されるように構成することも可能である。
上記のコンテナ模型21を景品としないゲームの場合、コンテナ模型21を景品として排出する必要がないので、景品搬出口9等は不要となる。ゲームによりコンテナ模型21が排出されないので、景品補充が不要となり手間がかからない。ゲーム終了時のコンテナ模型21の配置状態に基づいて、次のゲームのミッション内容を作成することができるので、毎回ランダムなミッション内容が楽しめる。
1……クレーンゲーム装置
3……コックピット
5……クレーンゲーム本体
6……クレーン配置空間
6a……景品配置スペース、ターゲット配置スペース(港湾モデル)
6b……景品配置スペース、ターゲット配置スペース(荷役ヤード)
7……景品配置スペース、ターゲット配置スペース(コンテナ船模型)
9……ターゲット目的位置(景品搬出口)
11……クレーン模型(ガントリークレーン模型)
15……クレーン本体
19……ターゲット把持機構(景品把持機構)
20……ビデオカメラ
21……ターゲット(コンテナ模型)
25……操作装置
26……ディスプレイ
30……把持機構追随制御部、カメラ制御手段(カメラ位置制御部)
31……把持機構追随制御部(把持機構位置演算部)
33……把持機構追随制御部(画像処理部)
Z……カメラ光軸

Claims (3)

  1. 昇降駆動自在に設けられたターゲット把持機構を有し、プレーヤが該ターゲット把持機構を操作装置を介して移動操作することで、ターゲット配置スペースに配置されたターゲットを把持し、その後該把持されたターゲットをターゲット目的位置まで運搬することで、ターゲット運搬ゲームを実行するクレーンゲーム装置において、
    ディスプレイ及び前記プレーヤが操作自在なクレーン操作装置が設置された操縦ユニット及び該操縦ユニットの前方に設けられたクレーンゲーム本体を有し、
    前記クレーンゲーム本体には、前記ターゲット配置スペースが形成されたクレーン配置空間が形成されており、
    前記クレーン配置空間に、クレーン模型を第1の水平方向に、前記操作装置を介して前記プレーヤにより移動駆動自在に設け、
    前記レーン模型に、クレーン本体を前記第1の水平方向に対して直角な第2の水平方向に、前記操作装置を介して前記プレーヤにより移動駆動自在に設け、
    前記クレーン本体に、前記ターゲット把持機構を、前記操作装置を介して前記プレーヤにより昇降駆動自在に設け、
    前記クレーン本体にビデオカメラを、カメラ光軸を下方に向けた形で首振り駆動自在に設け、
    前記ターゲット把持機構の上下方向位置を検出して、前記ビデオカメラが捕捉する前記ターゲット把持機構の画像が前記ディスプレイ上に常に表示されるように前記ビデオカメラのカメラ光軸を首振り駆動することで追随制御する把持機構追随制御部を設け、
    たことを特徴とする、クレーンゲーム装置。
  2. 前記ビデオカメラは、前記クレーン本体の、実際のガントリークレーンの運転席に相当する、仮想運転席位置に対応する位置に配置されていることを、
    特徴とする、請求項1記載のクレーンゲーム装置。
  3. 前記操作装置には、カメラ向き操作装置が配置されており、プレーヤが前記カメラ向き操作装置を操作した場合には、前記追随制御を解除して、前記操作装置からの指令を優先して前記ビデオカメラのカメラ光軸を、前記操作装置からの指令に対応させて首振り駆動させるように制御するカメラ制御手段を設けたことを、
    特徴とする、請求項1記載のクレーンゲーム装置。
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