JPH0229346B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0229346B2
JPH0229346B2 JP54143209A JP14320979A JPH0229346B2 JP H0229346 B2 JPH0229346 B2 JP H0229346B2 JP 54143209 A JP54143209 A JP 54143209A JP 14320979 A JP14320979 A JP 14320979A JP H0229346 B2 JPH0229346 B2 JP H0229346B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prize
ball
winning ball
ball detection
prize ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP54143209A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5668476A (en
Inventor
Kichihei Niiyama
Koji Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP14320979A priority Critical patent/JPS5668476A/ja
Publication of JPS5668476A publication Critical patent/JPS5668476A/ja
Publication of JPH0229346B2 publication Critical patent/JPH0229346B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電気制御式のパチンコ機に関す
る。
[従来の技術] 従来、パチンコ機の作動を電気的に行なうよう
にしたものがある(例えば特開昭50−124742号公
報、特開昭53−128431号公報、特公昭54−10295
号公報、特開昭54−81939号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記した従来のパチンコ機では、その
基本動作を単に電気的に行なうようにしていたに
過ぎず、遊技者側からすれば聴覚的な且つ視覚的
な臨場感に乏しいばかりでなく、遊技内容も利益
変化が少ないものであつた。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決する
ものであつて、その目的とするところは、打球の
入賞状態に対応して賞球数を可変排出できるよう
にすることで、パチンコ遊技に利益変化を持たせ
て興趣を高めると共に、その打球の入賞状態を音
声や視覚を通じて遊技者にわかり易く表示できる
ようにして臨場感の高まるパチンコ機を提供しよ
うとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するためのものであ
り、以下にその内容を図面に示した実施例を用い
て説明する。
本発明は、 打球の一般入賞状態を検出する一般入賞球検出
手段(例えばセーフ球検出器81)と、 打球の特定入賞状態を検出する特定入賞球検出
手段(例えば中央入賞球検出器97)と、 賞球数を可変排出可能な賞球数可変排出手段
(例えば賞球排出装置44)と、 賞球数可変排出手段による排出賞球数を予め設
定可能な賞球数設定手段(例えば賞球数設定器1
04)と、 上記賞球数設定手段からの賞球数設定データを
記憶可能な賞球数設定データ記憶手段(例えば制
御装置52のデータメモリ55)と、 上記一般入賞球検出手段からの一般入賞球検出
信号と特定入賞球検出手段からの特定入賞球検出
信号にもとづいて、賞球数可変排出手段を駆動制
御して、賞球数設定データ記憶手段に記憶されて
いる数の賞球を排出させる駆動制御手段(例えば
制御装置52の中央処理部54、出力ポート8
3、ドライバ84)と、 上記特定入賞球検出手段からの特定入賞球検出
信号にもとづいて、予め設定した音声信号を発生
可能な音声制御手段(例えば制御装置52の中央
処理部54、出力ポート98、増幅器99)と、 上記音声制御手段からの音声信号にもとづいて
音声を発生させる音声発生手段(例えばスピーカ
100)と、 上記特定入賞球検出手段からの特定入賞球検出
信号に少なくとも関連して、入賞状態を遊技者に
可視表示する入賞表示手段(例えば入賞表示器8
8と)、 を備えたことを特徴とする。
[作用] 従つて、本発明によれば、賞球数可変排出手段
44による排出賞球数を、賞球数設定手段104
により予め複数種類に設定でき、予め設定した賞
球数設定データは賞球数設定データ記憶手段55
に記憶される。
そして、一般入賞球検出手段からの一般入賞球
検出信号と特定入賞球検出手段からの特定入賞球
検出信号にもとづき、駆動制御手段52により賞
球数可変排出手段を駆動制御して、賞球数設定デ
ータ記憶手段に記憶されている数の賞球を排出す
る。
又、音声制御手段54からの音声信号にもとづ
いて、音声発生手段100から音声を発生させ
る。
又、特定入賞球検出手段からの特定入賞球検出
信号に少なくとも関連させて、該入賞状態を入賞
表示手段88によつて可視表示する。
[実施例] 以下に本発明を図面に示した一実施例にもとづ
き説明すると、パチンコ機1は、第1図ないし第
3図に示す如く、前面枠2に設けられた供給皿3
から供給された遊技球を、操作ダイヤル4によつ
て弾発調整し得る発射レバー5によつて、ガイド
レール6に沿い遊技盤7表面に弾発することによ
つて、遊技球を遊技盤7表面に流下させる。
この流下の間に入賞装置8に入つた遊技球は、
遊技盤7の裏面に設けられたセーフ球集合樋9に
よつて集められ、回収樋10を通じてパチンコ機
1の背後下方に流下する。かくして、流出した遊
技球は、回収用コンベア(図示せず)により揚送
機構に送られる。
これに対し、アウト穴11に入つた遊技球は、
同様にして回収樋12を通じて回収用コンベアに
流出し、これによつて揚送機構に送られる。
かくして、各パチンコ機1から揚送機構に回収
された遊技球は、パチンコ機1の上側に延長する
配給樋13及びこの配給樋13から分岐された流
下樋14を通つて賞球タンク15に補給される。
セーフ球集合樋9は、第2図に示す如く、遊技
盤7の入賞装置8を背後から覆う背面板21と、
その周縁から前方に延長する周縁板22とでな
り、周縁板22の高さは、入賞装置8に入つた遊
技球が、遊技盤7の背面との間を回収樋10に向
つてスムーズに流下するに十分な大きさに選定さ
れている。
背面板21は、少なくとも遊技盤7の入賞装置
8が配設されている領域部分に対向する面積を有
し、この実施例の場合、前面枠2側からみて、遊
技盤7の左右両側部を上下方向の全範囲に亘つて
残し、下端縁をアウト穴11の僅かに上側位置を
通つて左下方に斜めに延長させ、上端縁を最上部
の入賞装置8の僅かに上側位置を通つて左右方向
に水平に延長させたほゞ方形形状を有する。
なお、遊技盤7は、前面枠2の上下左右幅より
小さい寸法で選定されているものとする。
セーフ球集合樋9の一側偶部には、第3図にお
いて特に明らかなように、L字状出口樋23が形
成され、その出口側が上下方向に延長する回収樋
10に連結されている。
前面枠2側からみて、セーフ球集合樋9の上方
周囲部から左方周囲部を通つて下方周囲部に至る
範囲には、細長く、賞球数可変排出手段としての
賞球排出機構27が設けられている。この一連の
賞球排出機構27は、共通の取付ベース板28上
に形成され、取付ベース板28を遊技盤7ないし
セーフ球集合樋9に固定することにより、一体に
裏面機構の一部として取付けられるようになされ
ている。
この実施例の場合、前面枠2側からみて取付ベ
ース板28は、セーフ球集合樋9の左側端と対向
する部分が、断面横L字状になされ、その他の部
分において断面下向きコ字状になされ、取付具2
9によつて遊技盤7に着脱自在に固定できるよう
なされている。
取付ベース板28の上部40は、左右方向に延
長し、その背面に賞球タンク15が設けられてい
る。又、取付ベース板28の上部40の右端部か
ら下方に延長する中間部42には、賞球排出装置
44が取付けられ、賞球タンク15の左側底部か
ら左下り方向に斜めに延長するシユート95が賞
球排出装置44に連結されている。
中間部42には、賞球排出装置44から下方に
賞球樋43が設けられ、その下端部に上部鈴樋4
6が連結されている。上部鈴樋46は段部にベル
が収納された構成を有し、賞球樋43から流下し
て来た遊技球がベルに当つて、これを鳴らしなが
ら供給皿3に流出するようになされている。
しかるに、供給皿3が満杯になつたとき、上部
鈴樋46から溢れ出た賞球は、接続樋49を通つ
てさらに流下し、下部鈴樋50を通つて前面枠2
に設けられた受皿51に流出する。こゝで下部鈴
樋50は、上部鈴樋46と同様の構造を有し、賞
球が受皿51に流出する際に、ベルを鳴らすよう
になされている。
この実施例の場合、接続樋49は、取付ベース
板28に取付けられた垂直部35を有し、この垂
直部35の下端が取付ベース板28の下縁からさ
らに下方に突出した後右下り方向に折れ曲り延長
し、この折曲り部36の先端に下部鈴樋50が連
結される。下部鈴樋50の出口側は、前方に下り
傾斜して受皿51に連結される。
このように賞球排出機構27は、比較的幅狭の
取付ベース板28に全体として収まるようになさ
れ、この目的を満足させるべく、賞球排出装置4
4として電気信号によつて所定数の賞球を複数種
類排出できる構成のものが採用される。
このような構成の遊技球発射から賞球排出に至
る機構をパチンコ遊技の基本的機能として動作さ
せると共に、各種の付帯的機能を実現するため
に、第4図の構成の制御装置52が用いられる。
制御装置52は、プログラムメモリ53のプロ
グラムによつて動作する中央処理部54を有する
ワンチツプマイクロコンピユータ構成のLSIでな
り、遊技結果を表わすデータや、パチンコ機の動
作及び管理上必要なデータや賞球数設定データを
中央処理部44の演算動作に応じてデータメモリ
55に記憶し、又はその記憶データを読出すこと
ができるようになされている。
第1に、制御装置52は、遊技者の操作にもと
づいて、遊技球を遊技盤7表面に弾発し、弾発さ
れた遊技球が入賞装置8等に入賞したか否かによ
つて賞球の排出を制御し、かくしてパチンコ機と
しての基本的機能を実現する。
まず、中央処理部54は、遊技者が操作ダイヤ
ル4を操作したとき、これを検出する発射指令検
出器57の検出出力を入力ポート58を介して受
け、出力ポート59を介しさらにD−A変換器6
0を介して発射装置61の駆動源としてのモータ
62に駆動出力を与える。
この実施例の場合、発射装置61は、第5図に
示す如く、垂直基板63の上端に遊技盤7のガイ
ドレール6の下端に連設する発射レール64を有
し、発射レール64の下端折曲げ部65に打球供
給装置66によつて供給皿3からの遊技球を受け
るようになされている。折曲げ部65には、開口
67が設けられ、この開口67を通じて発射杆6
8の先端に設けられた打球片69が突出すること
により、遊技球を発射レール64に沿つて発射す
る。
発射杆68は、左右に回動自在に基板63に枢
着され、先端側部に設けられたローラ70をばね
71によつてカム72のカム面73に弾力的に転
接させている。カム72は、駆動源としてのモー
タ62の出力軸に固定され、ほゞひようたん形の
カム面73を有し、これによりカム72が半回転
するごとに、カム面73の長軸部分にローラ70
が転接することにより、発射杆68がばね71を
引延す方向に引張られ、その後、カム72のカム
面73が回転に応じて急激に後退し、ローラ70
からはずれることにより、発射杆68がばね71
によつて比較的速い速度で回動させられ、かくし
て打球片69が開口67内をモータ62の回転速
度に相当する周期で後退し、かくして発射レール
64上の遊技球を1球づつ順次連続的に弾発する
ようになされている。
なお、詳細には図示しないが、発射杆68がカ
ム72によつて引張られたとき、打球供給装置6
6が出力ポート83及びドライバ84を介して駆
動され、これにより遊技球が1球づつ発射レール
64に供給される。
ばね71は、一端が発射杆68に連結され、他
端が調整ワイヤ74に連結されている。ワイヤ7
4は、操作ダイヤル4と連動のプーリ75に巻付
けられ、プーリ75に巻込まれたとき、ばね71
の発射杆68に対する引張り力を強めるようにな
されている。
かくして、発射杆68の弾発力は、遊技者が操
作ダイヤル4を回動調整することによつて調整さ
れると共に、遊技者が操作ダイヤル4を離すと、
操作ダイヤル4がばね71によつて原位置に戻
る。
しかるに、カム76が操作ダイヤル4に連動す
るように(例えばプーリ75に固定されることに
より)、操作ダイヤル4が回動調整することによ
つて遊技者が遊技を開始したとき、カム76によ
つて例えばマイクロスイツチ構成の発射指令検出
器57を動作させ、かくしてその検出出力を前述
のように、中央処理部54に対する発射指令信号
として与える。
これに加えて中央処理部54は、遊技者が発射
数調整ダイヤル77を操作したときこれに連動す
る、例えば可変抵抗器構成の発射数調整器78か
ら調整出力を、A−D変換器79を介してさらに
入力ポート80を介して受ける。
このとき、中央処理部54は、データメモリ5
5の発射数換算表メモリの記憶データのうちから
到来した調整出力に対応する換算値を読出して、
出力ポート59を介してさらにD−A変換器60
を介して発射装置61のモータ62に与える。か
くして、モータ62は、その回転数を発射数調整
ダイヤル77の調整に応じて変更制御され、これ
により発射装置61によつて発射される遊技球の
単位時間当りの発射数(従つて発射周期)を遊技
者の操作によつて制御できるようになされてい
る。
さらに、中央処理部54は、実施例として遊技
球が入賞装置8以外に入つたとき、これをセーフ
球集合樋9の回収樋10に設けられた一般入賞球
検出手段としてのセーフ球検出器81によつて検
出し、この一般入賞球検出信号を入力ポート82
を介して受ける。このとき、中央処理部54は、
出力ポート83を介して賞球排出装置44のドラ
イバ84を駆動すると共に、データメモリ55の
賞球数設定エリアに記憶されている賞球数設定デ
ータを読出して、これに相当する数(例えば15
個)の賞球を排出させる。
こゝでセーフ球検出器81としては、第6図に
示す如く、セーフ球集合樋9に連通する通過樋8
1Aと、この通過樋81Aを遊技球81Cが通過
したときに、これを静電的又は磁気的に検出して
応動する近接スイツチ81Bとを有するものを適
用し得る。
なお、第1図及び第2図の場合、入賞装置8と
して、中央入賞装置のみを図示したが、これに限
らず、一般入賞装置と、これに連動するいわゆる
チユーリツプ等の変動入賞装置などを設けている
ものとする。
これに対して、制御装置52は、遊技球が入賞
装置8に入らずにアウト穴11に入つたとき、こ
れをアウト球検出器86によつて検出し、この検
出出力信号を入力ポート82を介して中央処理部
54に入力する。
なお、アウト球検出器86として、第6図につ
いて上述したセーフ球検出器81と同様の構成の
ものを適用し得る。
かくして、制御装置52は、供給皿3に遊技球
がなくなるまで、パチンコ遊技を行うことができ
る基本的機能を実現できる。
以上の構成に加えて、第2に、制御装置52
は、パチンコ機の付帯的機能を実現すべく、以下
の構成をもつ。
まず、中央処理部54は、セーフ球検出器81
からの一般入賞球検出信号を受けたとき、出力ポ
ート87を介して入賞表示手段としての入賞表示
器88のドライバ89を駆動する。
この入賞表示器88は、中央入賞装置8の前面
板に設けられており、これにより遊技者に入賞状
態を可視表示する。
同時に、中央処理部54は、データメモリ55
のセーフ球数エリアの記憶データを読出して、こ
れに「1」を加算し、この加算結果をセーフ球数
エリアに再度記憶させ、かくして制御装置52が
セーフ球数データを記憶更新する機能を実現す
る。
さらに、中央処理部54は、セーフ球検出器8
1からの一般入賞球検出信号を受けたとき、賞球
数設定データ記憶手段として機能しているデータ
メモリ55の賞球設定数データエリアに記憶され
ている賞球数設定データを読出すと共に、データ
メモリ55の損益球数データエリアの記憶データ
を読出して、これから賞球数設定データを損失球
数として減算し、その減算結果を損益球数データ
として損益球数データエリアに記憶させる。
これに対して、中央処理部54は、アウト球検
出信号を受けたとき、損益球数データエリアの記
憶データを読出して、「1」を利益球数として加
算して損益球数データエリアに再記憶させる。
かくして、制御装置52は、アウト穴11に入
つた遊技球の数を遊技場にとつての利益球数と
し、また入賞装置8に入つた遊技球の数を遊技場
にとつての損失球数とし、その差を現在までの当
該パチンコ機の営業成績を表わす損益球数データ
として演算記憶する機能を実現する。
しかるに、中央処理部54は、セーフ球検出器
81からの一般入賞球検出信号が到来するごとに
得られる損益球数データを、データメモリ55の
打止め設定数エリアの記憶データを読出して比較
し、打止め設定数を越したとき、これを検出し
て、前面枠2に設けた表示装置90の打止め表示
器91のドライバ89を、出力ポート87を介し
て駆動して、打止めとなつたことを遊技者に知ら
せる。
これと同時に、出力ポート59を介してさらに
D−A変換装置60を介して与えれていた駆動出
力を消失させて、発射装置61を停止させると共
に、出力ポート83を介しさらにドライバ84を
介して与えられていた駆動出力を送出させないよ
うにして賞球補給装置92を停止させる。
かくして、制御装置52によつて打止め機能を
実現する。
又、中央処理部54は、賞球不足検出器93の
検出出力を入力ポート82を介して受け、出力ポ
ート83を介しさらにドライバ84を介して賞球
補給装置92に駆動信号を与える。
こゝで賞球補給装置92は、第2図に示す如
く、配給樋13から各パチンコ機の賞球タンク1
5にまで延長している流下樋14に設けられたゲ
ートとしての構成をもち、駆動信号が与えられて
いる間、ゲートを開いて遊技球を賞球タンク15
に1つづつ補給する。この補給球は、流下樋14
の賞球補給装置92の下流側に設けられた補給球
検出器94(遊技球が通過するごとに検出パルス
を発生する通過検出器構成をもつ)によつて検出
され、この検出パルスが入力ポート82を介して
中央処理部54に与えられる。
このとき、中央処理部54は、到来する検出パ
ルス数をカウントし、そのカウント数をデータメ
モリ55の賞球補給設定数エリアに記憶されてい
るデータと比較し、一致したとき、賞球補給装置
92に対する駆動信号を消失させる。
かくして、制御装置52は、賞球タンク15が
空になつたとき、自動的に補給する機能を果す。
なお、賞球不足検出器93としては、第7図に
示す如く、賞球タンク15のシユート95へ連結
口直下に、底板の一部を構成する揺動踏板レバー
93Aと、この踏板レバー93Aによつて動作す
るマイクロスイツチ93Bとを有し、賞球タンク
15が空になつたとき、踏板レバー93Aが重錘
93Cによつて揺動したとき、スイツチ93Bか
ら賞球不足検出出力を送出するものに適用し得
る。又、補給球検出器94として、第6図につい
て上述したセーフ球検出器81と同様の構成のも
のを用いればよい。
中央処理部54は、受皿51に関連して過大貯
留検出器96の検出出力を入力ポート82を介し
て受け、出力ポート59を介してさらにD−A変
換器60を介して、発射装置61への駆動信号の
送出を禁止する。
こゝで過大貯留検出器96は、第8図に示す如
く、下部鈴樋50の一側壁を形成する回動レバー
96Aと、この回動レバー96Aによつて動作す
るマイクロスイツチ96Bとを有し、受皿51が
満杯になつて遊技球が下部鈴樋50内に貯つて来
たとき、この内部遊技球によつて回動レバー96
Aが回動して、マイクロスイツチ96Bを動作さ
せるようにした構成のものを適用し得る。
かくして、制御装置52は、遊技中に供給皿3
が満杯になり、あふれた遊技球が受皿51に排出
されている状態において、受皿51が満杯になつ
たとき発射装置61を一時停止させ、これにより
賞球の排出動作を常に正常状態に維持する機能を
実現する。
又、中央処理部54は、特定の入賞装置、例え
ば中央入賞装置8に関連して、特定入賞球検出手
段としての中央入賞球検出器97の特定入賞球検
出信号を入力ポート82を介して受け、出力ポー
ト87且つ出力ポート98を介し、さらにドライ
バ89且つ増幅器99介して入賞表示手段として
の入賞表示器88を発光させ、且つ音声発生手段
としてのスピーカ100によつて入賞報知音声を
発生させる。さらに、この特定入賞球検出信号に
もとづいて賞球排出装置44を作動して、データ
メモリ55の賞球数設定エリアに記憶されている
賞球数設定データを読出し、これに相当する例え
ば前記した15個より多い数の賞球を排出する。
こゝで中央入賞検出器97としては、第6図に
ついて上述したと同様の通過検出器構成のものを
適用し得る。
かくして、制御装置52は、所定の入賞態様に
なつたとき、特定入賞球検出信号にもとづいて音
声制御手段として機能する中央処理部54、出力
ポート98等により音声信号を出力してスピーカ
100より音声を発生させることにより、パチン
コ遊技における興趣を一段と高める機能を実現す
る。
上述においては、中央入賞装置8との関連にお
いて説明したが、その他の入賞装置についても同
様であり、一般入賞球検出手段としてのセーフ球
検出器81からの一般入賞球検出信号にもどづい
てスピーカ100から音声を発生させてもよい。
又、入賞装置が複数の場合は、各入賞装置ごとに
音色、音高等を変えるようにするとよい。
中央処理部54は、データメモリ55に予定の
設定データを記憶するために、打止め数設定器1
02、補給数設定器103及び賞球数設定手段と
しての賞球数設定器104からのデータを入力ポ
ート105を介して受けて、データメモリ55の
対応するエリアに記憶する。
この実施例の場合、打止め数設定器102、補
給数設定器103及び賞球数設定器104は、前
面枠2の裏面に設けられた操作盤(図示せず)に
取付けられ、遊技場の管理者が営業の開始に先立
つて又は営業中に必要に応じて設定できるように
なされている。
又、中央処理部54は、打止め解除スイツチ1
06及び営業成績表示スイツチ107からの指令
信号を入力ポート108を介して受ける。このと
き、中央処理部54は、打止め解除スイツチ10
6の指令信号によつて、データメモリ55のセー
フ球数エリア及びアウト球数エリアの記憶をクリ
アし、これにより打止め表示器91の表示を消灯
させ、また発射装置61の動作禁止状態を解除
し、さらに賞球補給装置92の動作禁止状態を解
除する。又、営業成績表示スイツチ107の指令
信号によつて、データメモリ55の営業成績を表
わすデータ、例えば損益球数データエリアの記憶
を読出して、出力ポート87を介してさらにドラ
イバ89を介して営業成績表示器109に表示さ
せる。
なお、この実施例の場合、営業成績表示器10
9は、前面枠2の表示装置90を含んで構成され
ている。
かくして、遊技場の管理者は、必要に応じて各
パチンコ機位置において前面枠2を開いて操作す
ることにより、打止めの解除によつて打止め停止
状態にあるパチンコ機を稼動状態に切換えさせ、
また現在までの営業成績を確認することができ
る。
このように管理者は、各パチンコ機位置におい
て、各種設定値の設定や、打止め解除及び営業成
績の確認ができるが、これに加えて遊技場全体と
して管理室からの指令によつて各パチンコ機の制
御装置52に対して、これらの動作を行わせるこ
とができる。
すなわち、中央処理部54は、入出力ポート1
10を介しさらにデータ変換器111を介して、
管理室に接続されたデータ伝送ライン112に接
続され、このデータ伝送ライン112を通じて管
理室から設定指令信号及び設定数データが伝送さ
れて来たとき、このデータをデータメモリ55の
打止め設定数エリア、補給設定数エリア、賞球数
設定エリアにそれぞれ記憶する。又、同様にデー
タ伝送ライン112を通じて管理室から打止め解
除指令信号及び営業成績表示指令信号が到来する
と、中央処理部54は、これに応じて打止めの解
除及び営業成績の表示動作をする。
さらに、中央処理部54は、データ伝送ライン
112を介して管理室からデータ転送要求信号が
到来したとき、これを変換器111及び入出力ポ
ート110を介して受ける。
このとき、中央処理部54は、データメモリ5
5に記憶しているデータを管理に必要な管理デー
タとして管理室に転送する。
この実施例の場合、セーフ球数データが当該パ
チンコ機の稼動率を表わすデータとして送られ、
また損益球数データが当該パチンコ機によつて遊
技場に生じた損失又は利益を表わすデータとして
送られ、また賞球数設定データ、打止め数設定デ
ータ及び賞球補給数設定データが当該パチンコ機
の設定値の適否の判断をする基礎データとして送
られる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、賞球数可
変排出手段による排出賞球数を、賞球数設定手段
により予め設定できるようにし、この設定した賞
球数設定データを賞球数設定データ記憶手段によ
り記憶し、賞球数設定データ記憶手段に記憶され
ている数の賞球を、駆動制御手段により賞球数可
変排出手段を駆動制御して排出するようにしてい
るので、打球の入賞状態に対応した賞球数が排出
可能となつて利益に変化に富むパチンコ遊技を提
供できるばかりでなく、排出賞球数を可変設定す
ることで、賞球数を自由に変更することができ
る。このため、制御装置は排出賞球数が異なる機
種に共通して使用できるので、適用機種や応用範
囲が極めて広く、実用的価値に優れたパチンコ機
を提供することができる。
又、打球の入賞状態を視覚的に表示するばかり
でなく、聴覚的な音声によつても報知することが
できるので、臨場感が高まつて遊技の興趣を一層
かき立てることができるばかりでなく、その入賞
状態を遊技者にわかり易く報知できるので、遊技
者がパチンコ遊技を集中して楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はパチンコ機の正面図、第2図及び第3図はその
裏面機構を示す背面図及び斜視図、第4図は制御
装置を示す系統図、第5図は発射装置を示す斜視
図、第6図はセーフ球検出器を示す斜視図、第7
図は賞球不足検出器を示す断面図、第8図は過大
貯留検出器を示す断面図である。 1…パチンコ機、44…賞球数可変排出手段と
しての賞球排出装置、52…制御装置、54…中
央処理部、55…データメモリ、81…一般入賞
球検出手段としてのセーフ球検出器、83…出力
ポート、84…ドライバ、88…入賞表示手段と
しての入賞表示器、97…特定入賞球検出手段と
しての中央入賞球検出器、98…出力ポート、9
9…増幅器、100…音声発生手段としてのスピ
ーカ、104…賞球数設定手段としての賞球数設
定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 打球の一般入賞状態を検出する一般入賞球検
    出手段と、 打球の特定入賞状態を検出する特定入賞球検出
    手段と、 賞球数を可変排出可能な賞球数可変排出手段
    と、 賞球数可変排出手段による排出賞球数を予め設
    定可能な賞球数設定手段と、 上記賞球数設定手段からの賞球数設定データを
    記憶可能な賞球数設定データ記憶手段と、 上記一般入賞球検出手段からの一般入賞球検出
    信号と特定入賞球検出手段からの特定入賞球検出
    信号にもとづいて、賞球数可変排出手段を駆動制
    御して、賞球数設定データ記憶手段に記憶されて
    いる数の賞球を排出させる駆動制御手段と、 上記特定入賞球検出手段からの特定入賞球検出
    信号にもとづいて、予め設定した音声信号を発生
    可能な音声制御手段と、 上記音声制御手段からの音声信号にもとづいて
    音声を発生させる音声発生手段と、 上記特定入賞球検出手段からの特定入賞球検出
    信号に少なくとも関連して、入賞状態を遊技者に
    可視表示する入賞表示手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機。
JP14320979A 1979-11-07 1979-11-07 Pinball machine Granted JPS5668476A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14320979A JPS5668476A (en) 1979-11-07 1979-11-07 Pinball machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14320979A JPS5668476A (en) 1979-11-07 1979-11-07 Pinball machine

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13536991A Division JPH04329983A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 パチンコ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5668476A JPS5668476A (en) 1981-06-09
JPH0229346B2 true JPH0229346B2 (ja) 1990-06-28

Family

ID=15333416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14320979A Granted JPS5668476A (en) 1979-11-07 1979-11-07 Pinball machine

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5668476A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58203785A (ja) * 1982-05-25 1983-11-28 株式会社エ−ス電研 パチンコ遊技装置
JP2519684B2 (ja) * 1986-06-20 1996-07-31 株式会社 ソフイア 弾球遊技機
JP2754015B2 (ja) * 1988-08-05 1998-05-20 株式会社三共 弾球遊技機
JPH04329983A (ja) * 1991-05-13 1992-11-18 Sophia Co Ltd パチンコ機
JP2604658B2 (ja) * 1991-11-08 1997-04-30 株式会社エース電研 パチンコ遊技装置
JP2600034B2 (ja) * 1991-11-08 1997-04-16 株式会社エース電研 パチンコ遊技装置
JP2796789B2 (ja) * 1995-11-10 1998-09-10 株式会社ソフィア 遊技機
JP2573638Y2 (ja) * 1995-12-28 1998-06-04 株式会社平和 パチンコ機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50124742A (ja) * 1974-03-13 1975-10-01
JPS53128431A (en) * 1977-04-14 1978-11-09 Kenkichi Nakashima Pachinko game machine
JPS5410295A (en) * 1977-06-23 1979-01-25 Kernforschungsanlage Juelich Process for obtaining hydrogen and oxygen from water
JPS5481939A (en) * 1978-11-10 1979-06-29 Sankyo Giken Kk Centralized control apparatus for game yard

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50124742A (ja) * 1974-03-13 1975-10-01
JPS53128431A (en) * 1977-04-14 1978-11-09 Kenkichi Nakashima Pachinko game machine
JPS5410295A (en) * 1977-06-23 1979-01-25 Kernforschungsanlage Juelich Process for obtaining hydrogen and oxygen from water
JPS5481939A (en) * 1978-11-10 1979-06-29 Sankyo Giken Kk Centralized control apparatus for game yard

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5668476A (en) 1981-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0229346B2 (ja)
JP4122402B2 (ja) 封入球式遊技機
JP4161038B2 (ja) 封入球式遊技機
JPH04329983A (ja) パチンコ機
JP2009131390A (ja) 遊技機
JP2007215801A (ja) ホッパー装置及び遊技機
JPH07144054A (ja) 遊技機
JP4369731B2 (ja) 弾球遊技機
JPH0578B2 (ja)
JP4261333B2 (ja) 遊技機
JP2018175014A (ja) メダルゲーム機
JP7410827B2 (ja) 遊技機
JP3065463B2 (ja) パチンコ機におけるファウル玉処理装置
JP4161036B2 (ja) 封入球式遊技機
JPH0576652A (ja) パチンコ機
JP2000167210A (ja) パチンコ遊技機
JP2000167136A (ja) パチンコ遊技機
JP4261780B2 (ja) パチンコ遊技機
JP3969371B2 (ja) 遊技機
JP4161037B2 (ja) 封入球式遊技機
JP2002095796A (ja) 遊技機
JP3811784B2 (ja) 遊技機
JPS6362232B2 (ja)
JPH041965Y2 (ja)
JP2602692B2 (ja) パチンコ機