JP2012161347A - 枕 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】帯板状で表裏面の少なくとも一方にプロファイル加工が施された無膜化した軟質ポリウレタンフォームの中身部材11と、この中身部材11を覆う袋状の袋部材12と、この袋部材12の長手方向両端部および幅方向両側端部に複数設けられ枕の形状を保持する形状保持部材13とを備えてなり、形状保持部材13により異なる外形状の枕10および展開状態の枕を構成可能とする。
そして、洗濯する際に帯板状に展開することで、洗いやすく短時間に乾燥できるようになる。また、複数の形状保持部材13によって異なる外形状に保持することで、別に中身部材11を用意したり、中身部材11の一部を取り除くなどの必要もなく高さの調整が簡単にできる枕となる。
【選択図】 図1
Description
一方、軟質ウレタンフォームを中身部材とした枕では、通気性が低いため蒸れやすく、汚れた場合に中身部材を洗濯すると、乾きにくいという問題がある。
そこで、例えば特許文献1の枕では、軟質ウレタンフォームを無膜化して通気性を向上させるとともに、洗濯できるようにしたものが提案されている。
また、特許文献2の枕では、帯状体3を展開状態で洗濯し乾燥させることで、乾燥を早くすることができるものの、枕として使用する場合に、帯状体3の袋状区分4,4,4,4の境目から折り曲げるため折り曲げ部5が枕の前後端で重なるように集中し、折り曲げ部5,5が使用者の首に接触することになり、寝心地が悪くなってしまうという問題がある。
また、枕の高さを調整しようとすると、中身材2の高さを異なるものに変えたり、中身材2の充填量を変える必要があり、特に高くしようとする場合には、別に用意した補充用の中身材が必要で、簡単に調整することができないというい問題がある。
また、中身部材のプロファイル加工による凹凸を利用して折り曲げて形状保持部材で外形状の異なる枕を構成することができるとともに、折り曲げ部が鋭角になったり、薄く突き出すことがなく、プロファイル加工された折り曲げ部により首が接触しても違和感がなく寝心地の良い枕にすることができる。
さらに、複数の形状保持部材によって異なる外形状に簡単に保持することができ、別に中身部材を用意したり、中身部材の一部を取り除くなどの必要もなく高さの調整を簡単に行うことができる。
本発明における枕10は、帯板状で表裏面の少なくとも一方にプロファイル加工が施された無膜化した軟質ポリウレタンフォームの中身部材11と、この中身部材11を覆う袋状の袋部材12と、この袋部材12の長手方向両端部および幅方向両側端部に複数設けられ枕10の形状を保持する形状保持部材13とを備えて構成され、枕10としての使用に際しては、形状保持部材13により異なる外形状の枕10,10A,10Bとすることができ、洗濯やその後の乾燥の際には、袋部材12で覆った中身部材11ごと展開状態とすることができるように構成してある。
例えば、図4に示すように、表面の全面に凹凸が千鳥状に成型されたものであれば、プロファイル加工11aが施された面に頭部が位置するように使用されるので好ましい。これにより、枕の底付き感を緩和することができる。
ここで、無膜化した軟質ポリウレタンフォームとは、セル(気泡)から薄い膜を除去して骨格のみにしたものである。セル膜を除去する方法として、例えばアルカリ処理や爆発処理、その他の熱処理などが採用される。
また、帯板状の中身部材11の寸法としては、後述する枕として使用する主たる外形状によっても異なるが、幅が400〜600mm、長さが500〜1200mm、厚みが20〜50mmの範囲になるようにすればよい。そうすれば、折り曲げて枕として使用する際の外形状は、幅が400〜600mm、長さが250〜400mm、厚みが40〜200mmの範囲となり、通常使用されている枕の外形にすることができる。
さらに、中身部材11の厚みの20%以上がプロファイル加工されていることにより、折り曲げ易くなるとともに、折り曲げ部の違和感をなくすことができ好ましい。例えば、中身部材11としては、厚み35mmで帯板状のプロファイル加工高さが10/35mm(最小厚み10mm、最大厚み35mm)、幅が540mm、長さが760mmとしたものが用いられる。
このような縫い目14,14で中身部材11と袋部材12とを固定することで、袋状区分などに比べ縫い止めの幅がごくわずかなため折り曲げる場合に鋭く突き出すことがなく、枕として使用する際の首などとの接触による寝心地の悪化を防止することができる。
この枕では、外形状を変えることで図1〜図3に示す3つの異なる枕10,10A、10Bにできるようにしており、袋部材12で覆われた中身部材11ごとその長手方向両端部を中央に向けて折り曲げる2つ折り状態(図1参照)の枕10と、2箇所で折り曲げて3重に重ねる3つ折り状態(図2参照)の枕10Aと、一端部から巻き付けた丸め状態(図3参照)の枕10Bとに保持可能な位置に形状保持部材13を配置してある。
ここでは、3つの外形状をそれぞれ保持するために必要な場合に分けて形状保持部材13,13A,13Bの配置を説明するが、実際の袋部材12には、全ての場合に対応できる形状保持部材13,13A,13Bが1つの袋部材12に設けられたり、必要に応じて、1〜複数の外形状を保持するための形状保持部材を設けるようにしても良い。
また、この枕10では、洗濯する場合には、結んだ紐13a,13a同士を解くことで、展開状態にすることができ、1枚の帯板状とすることで、洗濯を容易とするとともに、乾燥をし易くすることができる。
さらに、枕10とする場合の折り曲げ部分は滑らかな曲線となり、袋状区分などを設ける場合に比べ鋭く突き出すことがなく、枕として使用する際の首などとの接触による寝心地の悪化を防止することができ、寝心地の良い枕とすることができる。
また、この枕10Aでは、洗濯する場合には、結んだ紐13Aa,13Ab同士を解くことで、展開状態にすることができ、1枚の帯板状とすることで、洗濯を容易とするとともに、乾燥をし易くすることができる。
さらに、枕10Aとする場合でも折り曲げ部分は滑らかな曲線となり、袋状区分などを設ける場合に比べ鋭く突き出すことがなく、枕として使用する際の首などとの接触による寝心地の悪化を防止することができ、寝心地の良い枕とすることができる。
また、この枕10Bでは、洗濯する場合には、結んだ紐13Ba,13Ba同士を解くことで、展開状態にすることができ、1枚の帯板状とすることで、洗濯を容易とするとともに、乾燥をし易くすることができる。
さらに、枕10Bとする場合でも丸めた部分は滑らかな曲線となり、袋状区分などを設ける場合に比べ鋭く突き出すことがなく、枕として使用する際の首などとの接触による寝心地の悪化を防止することができ、寝心地の良い枕とすることができる。
また、この枕10では、中身部材11として表裏面の少なくとも一方にプロファイル加工を施してあるので、中身部材のプロファイル加工による凹凸を利用して折り曲げて形状保持部材で外形状の異なる枕を構成することができ、折り曲げ部が鋭角になったり、薄く突き出すことがなく首が接触しても違和感がなく寝心地の良い枕にすることができる。
さらに、この枕10では、中身部材11として無膜化した軟質ポリウレタンフォームを用いるとともに、表裏面の少なくとも一方にプロファイル加工を施してあるので、中身部材の無膜化及びプロファイル加工による凹凸を利用して通気性を確保することができ、洗濯後の乾燥を短時間にすることができる。
10A 枕
10B 枕
11 中身部材
11a プロファイル加工
12 袋部材
13 形状保持部材
13a 紐
13b ループ
13A 形状保持部材
13Aa 紐
13Ab 紐
13B 形状保持部材
13Ba 紐
14 縫い目
Claims (4)
- 帯板状で表裏面の少なくとも一方にプロファイル加工が施された無膜化した軟質ポリウレタンフォームの中身部材と、
この中身部材を覆う袋状の袋部材と、
この袋部材の長手方向両端部および幅方向両側端部に複数設けられ枕の形状を保持する形状保持部材とを備えてなり、
前記形状保持部材により異なる外形状の枕および展開状態の枕を構成可能としてなることを特徴とする枕。 - 前記記中身部材と前記袋部材とが縫い止められていることを特徴とする請求項1記載の枕。
- 前記袋部材で覆われた前記中身部材ごとその長手方向両端部を中央に向けて折り曲げる2つ折り状態と、2箇所で折り曲げて3重に重ねる3つ折り状態と、一端部から巻き付けた丸め状態とに保持可能な位置に前記形状保持部材を配置してなることを特徴とする請求項1または2記載の枕。
- 前記中身部材を、無膜化した低反発ポリウレタンフォームで構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の枕。
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- 2011-02-03 JP JP2011021531A patent/JP5912258B2/ja active Active
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