JP3208235U - シーツ - Google Patents

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義弘 岩元
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【課題】一人でも短時間で綺麗にベッドメイキングすることができ、かつ、クリーニングコストが低いシーツを提供する。【解決手段】シーツ1は、マットレスよりも、長尺かつ幅広な生地100で形成されており、生地100の両方の短辺部11、12を、それぞれ、生地100の表面に重なるように折返し部103で折返すとともに、生地100の両方の長辺部の生地が重なった部分104を縫製することにより、表側に2つのポケット2を有している。かかるシーツ1は、シーツ1の2つの折返し部103をマットレスの短辺側の両端部に重ね合わせた状態で、2つのポケット2を、それぞれシーツの裏側に裏返し、マットレスの短辺側の両端部を裏返された2つのポケット2内に収納することにより、マットレスに装着される。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、ベッドのマットレスを覆うために用いられるシーツに関する。
医療施設、福祉施設、ホテル等に設置されるベッドのベッドメイキングでは、マットレス上に載置されるマットレスおよびベッドパッドを覆うシーツ(ベッド用シーツ)等の交換が行われる。
シーツとしては、一般的に長方形状のシーツが用いられている。リネンサプライ業者にとって、このような長方形状のシーツは、アイロンをかけ易く、また手作業によらずに機械を用いて自動的にたたむことができるという利点を有する。
その一方で、長方形状のシーツは、通常、シーツの縁部がマットレスの下面(裏面)側に十分に巻き込まれるように、縦横のサイズが、マットレスのサイズよりも大きく設計されている。このようなシーツは、そのサイズが大きく、一人でマットレスにシーツを取り付けるのに時間がかかってしまうため、通常、二人がかりでマットレスにシーツを取り付けている。
また、医療施設や福祉施設等に設置されるベッドとして、マットレスを支持するベッド本体の床板部分の一部を上下に変位させることにより、ベッド使用者の上体を起こしたり、膝を曲げたりするギャッジアップ機能を有するベッドが広く用いられている。このようなベッドでは、床板を変位させると、マットレスと床板との間に巻き込まれたシーツの縁部がマットレスの外側に出やすく、シーツがずれやすくなる。このような問題を解決するため、例えば、縁部にゴム紐を通したシーツであって、ゴム紐の弾性力により、マットレスの裏面側をシーツの縁部で包んだ状態で締め付ける立体的なシーツ(ボックスシーツ)が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ボックスシーツは、立体的な形状を有するため、一般的な長方形状のシーツよりも商品価格が高い。また、クリーニングの際に、機械を用いて自動でたたむことが難しく、手作業でたたむ必要があるという問題がある。また、縁部にゴム紐を通しているボックスシーツでは、繰り返しクリーニングすると、ゴム紐が劣化してしまい、長期間にわたって繰り返し使用することができないという問題がある。
特開平10−286160号公報
本考案は、上記従来の問題点を鑑みなされたものであり、その目的は、一人でも短時間で綺麗にベッドメイキングすることができ、かつ、クリーニングコストが低いシーツを提供することにある。
このような目的は以下の(1)〜(6)の本考案により達成される。
(1) マットレスに着脱自在なシーツであって、
前記シーツは、前記マットレスよりも、長尺かつ幅広な生地で形成されており、
前記生地の両方の短辺部を、それぞれ、前記生地の表面に重なるように折返し部で折返すとともに、前記生地の両方の長辺部の生地が重なった部分を縫製することにより、表側に2つのポケットを有する前記シーツが形成され、
前記シーツの前記2つの折返し部を前記マットレスの短辺側の両端部に重ね合わせた状態で、前記2つのポケットを、それぞれシーツの裏側に裏返し、前記マットレスの短辺側の両端部を裏返された前記2つのポケット内に収納することにより、前記マットレスに装着されることを特徴とするシーツ。
(2) 前記折返し部の一部に、前記マットレスの角に位置合わせするためのマークと、該マーク付近から前記ポケットの開口の外縁方向に向かって斜め外側に縫製されて形成された斜め縫い部とを有する上記(1)に記載のシーツ。
(3) 前記斜め縫い部により前記シーツの角側に4つの角部が形成されており、
各前記角部は、各前記ポケットを前記シーツの裏側に裏返した際に、前記ポケットの表側の面で被覆される上記(2)に記載のシーツ。
(4) 前記角部には、前記シーツの外側に開口する貫通孔が形成されている上記(3)に記載のシーツ。
(5) 前記斜め縫い部は、前記折返し部から1〜5cm離間した位置から前記ポケットの開口の外縁に向かって縫製されて形成されている上記(2)ないし(4)のいずれかに記載のシーツ。
(6) 前記生地は、制電糸を含むポリエステル繊維で構成された生地である上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のシーツ。
本考案の好適な実施形態のシーツを示す斜視図である。 図2(a)は、図1に示すシーツの平面図であり、図2(b)は、図2(a)の一点鎖線で囲まれた領域の部分拡大図である。 図1に示すシーツの底面図である。 図1に示すシーツをマットレス上に敷いた状態を示す図である。 図4に示すベッドの脚部側の部分拡大図である。 シーツのポケットを裏返した状態を説明するための図である。 図1に示すシーツをマットレスに取り付けた状態を示す図である。
以下、本考案のシーツを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて説明する。
図1は、本考案の好適な実施形態のシーツを示す斜視図である。図2(a)は、図1に示すシーツの平面図であり、図2(b)は、図2(a)の一点鎖線で囲まれた領域の部分拡大図である。図3は、図1に示すシーツの底面図である。
本考案のシーツは、医療施設、福祉施設、ホテル等に設置される通常のベッド、またはギャッジアップ機能を有するベッドの床板上に配置されるマットレスおよびベットパッドを覆うシーツとして用いられる。
<シーツ>
シーツ1は、図1に示すように、全体形状が長方形状をなし、その長手方向の表側の両端部(表側の短辺部)に2つのポケット2、2を有している。なお、図1および2では、シーツ1の表面側が示されており、図3では、シーツ1の裏面側が示されている。
シーツ1は、シーツ1を取り付けるマットレスよりも長尺かつ幅広な、長方形状の生地100で形成されている。
生地100としては、平坦になるような生地が好ましい。生地としては、例えば、織物、編物、不織布または織物部分と編物部分とを組み合わせた構成の生地を用いることができるが、編物を用いるのが好ましい。また、このような編物としては、各種緯編地および各種経編地を用いることができるが、特に、経編地であるトリコット地を用いるのが好ましい。トリコット地は、適度な収縮性を有している。そのため、トリコット地の生地100を用いたシーツ1を、ギャッジアップ機能を有するベッドのマットレスに取り付けた場合でも、ギャッジアップに伴うマットレスの変形に合わせてシーツ1が伸縮し、シーツ1がマットレスからずれるのを確実に防止することができる。また、トリコット地は、しわが目立ちにくい生地であるため、マットレスに綺麗に取り付けることができる。さらに、生地100としてトリコット地を用いることにより、シーツ1の洗濯後にアイロンがけが不要となる。すなわち、シーツ1を洗濯後、乾燥させてから折り畳むだけで、しわのないクリーニングされたシーツ1を得ることができる。そのため、シーツ1のクリーニングコストを抑えることができる。
なお、生地100を構成する繊維としては、例えば、ポリエステル繊維やポリアミド繊維等の合成繊維、綿、綿と各種合成繊維との混紡繊維等を用いることができるが、ポリエステル(ポリエステル100%)繊維がより好ましい。特に、生地100として、ポリエステル繊維で構成された平坦な生地を用いることが好ましい。このような生地100で構成されたシーツ1は、マットレスから取り外した際や、洗濯・乾燥後に折り畳み易くなる。また、ポリエステル繊維としては、シーツ1に静電気が発生するのを防止する観点から、制電糸を含んでいることが好ましい。
生地100のサイズは、マットレスよりも長尺かつ幅広であれば特に限定されない。例えば、マットレスのサイズが、幅:83cm程度、長さ:191cm程度、厚さ:12cm程度であれば、幅:120〜140cm程度、長さ:220〜250cm程度の生地100を用いるのが好ましい。
シーツ1は、上述したような生地100を用いて以下の(I)〜(III)の工程を経て形成される。
(I)
まず、長方形状の生地100の4辺を、生地100の裏面側に2〜4cm程度折り込みながら片面飾り縫いで縫製することにより、短辺折込み部101および長辺折込み部102が形成される(図1および2参照)。なお、生地100の伸縮性を妨げない観点から、各片面飾り縫いはフィラメント糸とウーリー糸を用いて行うのが好ましい。また、片面飾り縫いの代わりに、伸縮性のあるバイアステープでシーツの4辺を縫製することにより、シーツの各端部のほつれを防止することができる。
上記の縫製により、短辺折込み部101および長辺折込み部102は、生地100の裏面側の外縁全体にわたって形成される。なお、生地100の長辺部および短辺部を折り込む長さ、すなわち、短辺折込み部101および長辺折込み部102の幅は、2.5cm程度が好ましい。なお、シーツ1をマットレスに取り付ける際に、シーツ1の両長辺部は、マットレスの長辺側の端面(側面)を覆うようにして、マットレスから垂れ下げられる。長辺折込み部102の幅が2.5cm程度であれば、ギャッジアップ機能を有するベッドに用いた場合でも、ギャッジアップに伴うマットレスの変形によって、長辺折込み部102が反り返りにくくなる。また、生地100(シーツ1)の4辺が片面飾り縫いされるため、生地100の表面と裏面とを容易に確認することができる。
(II)
次に、生地100の両方の短辺部を、それぞれ、生地100の表面に重なるように折返し部103で折り返す(図1および図2参照)。次に、生地100の両方の長辺部の生地が重なった部分(以下、単に「長辺重なり部104」ともいう)を生地100の長辺に沿って縫製する。これにより、生地100(シーツ1)の表側に、短辺折込み部101と生地100とで規定される開口21を有する2つのポケット2、2が形成される(図1および図2参照)。なお、生地100の長辺重なり部104の縫製は、適度な伸縮性を有するフィラメント糸を用いて行うのが好ましい。
また、生地100の折返し部103の際(両端から幅:0.2〜0.5cm程度の部分)を、生地100の短辺に沿って縫製することが好ましい。この縫製された部分を、シーツ1をマットレスの短辺上端32に合わせながら取り付ける際の目印にすることができる。
なお、生地100の折返し部103、103間の長さは、マットレスの長さよりも若干短く形成されている(後述する図4参照)。
(III)
次に、折返し部103の一部に、マットレスの角に位置合わせするためのマーク13を設定し、このマーク13付近からポケット2の開口21の外縁方向に向かって斜め外側に縫製することにより斜め縫い部14を形成する(図1および図2参照)。なお、マーク13は、生地100に明確に表されたマークでなくてもよい。例えば、図1に示すシーツ1では、斜め縫い部14の折返し部103側の端部と折返し部103との間が、マットレスの角に位置合わせするためのマーク13として機能する。なお、斜め縫い部14の縫製は、適度な伸縮性を有するフィラメント糸を用いて行うのが好ましい。
以上のようにして、生地100から、表側に2つのポケット2、2を有するシーツ1が得られる。
かかる構成のシーツ1は、以下のようにして用いられる。まず、シーツ1の裏面側がマットレス表面に対向するように、シーツ1をマットレス上に敷いて、その短辺部11、12(折返し部103)をマットレスの短辺側の両端部に重ね合わせる。その際に、各マーク13がマットレスの各角に位置するように調整する。次に、2つのポケット2、2をそれぞれシーツ1の裏側に裏返すことにより、マットレスの短辺側の両端部を裏返された2つのポケット2、2内に収納する。この作業は、各ポケット2に両手を入れて、マーク13に指先がくるようにして、各ポケット2の2つのマーク13をマットレス短辺の上側の両角31に合わせるようにして行う。
シーツ1は、短辺部11、12間の長さ(折返し部103、103間の長さ)がマットレスの長さよりも若干短く形成されている。そのため、マットレスよりも長尺な長方形状のシーツに比べて取扱い易い。また、シーツ1をマットレス上に位置合わせした後、2つのポケット2、2を順番に裏返すことにより、シーツ1をマットレスに取り付けることができる。そのため、ベッドメイキングの際に、皺があっても生地が伸びて皺が目立たなくなることにより、一人でも短時間で綺麗にベッドメイキングすることができる。さらに、シーツ1は、その全体形状が平坦な長方形状になっているため、立体的な形状を有するボックスシーツに比べ、折り畳み易く、かつアイロンが不要である。そのため、クリーニングコストを抑えることができる。
また、図1および図2に示すように、シーツ1には、各角側に4つの斜め縫い部14が設けられている。そのため、ポケット2を裏返す際に、ポケット2は、各斜め縫い部14を折返し線として裏返される。言い換えれば、シーツ1には、斜め縫い部14によりシーツ1の角側に4つの角部15が形成されており、各角部15は、各ポケット2をシーツ1の裏側に裏返した際に、ポケット2の表側の面で被覆される。4つの角部15があることによってシーツ1は、平坦な長方形状になるため、たたみ易い構造となっている。
なお、斜め縫い部14を形成しないシーツでは、ポケット2を裏返した際に、この角部15に相当する生地が余ってしまい、余った生地をマットレスとベッドの床板との間に丁寧に巻き込まなくてはならない。これに対して、上記のような斜め縫い部14が形成されたシーツ1では、ポケット2を裏返すことにより、各角部15がマットレスの側部に密着した状態で、裏返されたポケット2に被覆されるため、生地の余りがなく、より簡単に、かつ綺麗にベッドメイキングを行うことができる。
また、シーツ1では、ポケット2を裏返した際に、図2(a)で示される各縫い目は、マットレスの底面側に巻き込まれた状態となる。さらに、斜め縫い部14は折返し線となるため、縫い目が外部から見えなくなる。したがって、シーツ1の各縫い目は、シーツ1をマットレスに取り付けた際には、外部から見えなくなり、綺麗にベッドメイキングされた状態となる。
ポケット2の深さ(折返し部103から短辺折込み部101までの長さ)X(cm)およびシーツ1の各角から最短距離にあるマーク13までの長さY(cm)は、ポケット2を裏返した際に、マットレスの端部を収納することができる深さおよび長さであれば、特に限定されない。例えば、ポケット2の深さX(cm)を20〜30cm程度とし、シーツ1の長さY(cm)を20〜30cm程度とすることができる。また、マットレスのサイズに応じて、折返し部103のマーク13、13間の長さを変更する(図1参照)。具体的には、シーツ1を取り付けるマットレスの幅が78cm程度である場合は、マーク13、13間の長さを、78〜82cm程度とすることが好ましい。また、シーツ1を取り付けるマットレスの幅が83cm程度である場合は、マーク13、13間の長さを、83〜87cm程度とすることが好ましい。また、シーツ1を取り付けるマットレスの幅が91cm程度である場合は、マーク13、13間の長さを、91〜95cm程度とすることが好ましい。
マットレスの端部を収納することができる上記深さ(X)および上記長さ(Y)は、ギャッジアップする時には外れにくく、シーツ交換時には取り外しやすい寸法および構造である。
また、各角部15には、シーツ1の外側に開口する貫通孔16が形成されていることが好ましい。各角部15に貫通孔16を形成することにより、シーツ1を洗濯する際に、ポケット2内にゴミが溜まるのを防止することができる。
また、斜め縫い部14のマーク13側の端部と折返し部103との距離a(cm)は、1〜5cm程度であるのが好ましく、2〜3cm程度であるのがより好ましい。かかる構成のシーツ1では、洗濯時に、ポケット2内および角部15内にゴミが溜まるのを防止することができる。
なお、シーツ1は、使用する生地100のサイズを調整することにより、様々なサイズ(例えば、幅:78cm、83cm、91cm)のマットレス用のシーツとすることができる。ここで、各サイズのマットレスに対応したシーツ1を速やかに選択するために、対応するサイズのマットレスとシーツ1とに、共通の色彩の目印を付すのが好ましい。例えば、マットレスのカバーのファスナーの色と、対応するシーツ1の縫製で用いる糸(特に、片面飾り縫いで用いるウーリー糸等)の色とを同じにすることにより、上記目的を達成することができる。片面飾り縫いの代わりにバイアステープを用いる場合は、バイアステープの色をマットレスのファスナーの色と同じにする。
次に、上述したシーツ1の使用方法について、添付図面を参照して説明する。
<シーツの使用方法>
図4は、図1に示すシーツをマットレス上に敷いた状態を示す図である。図5は、図4に示すベッドの脚部側の部分拡大図である。図6は、シーツのポケットを裏返した状態を説明するための図である。図7は、図1に示すシーツをマットレスに取り付けた状態を示す図である。なお、図4〜6に示すベッドでは、説明のため、脚部側のフットボードを取り外しているが、以下に記載する手順により、フットボードを取り外すことなくシーツ1をマットレス30に取り付けることができる。
まず、図4および5に示すように、シーツ1の短辺部11をマットレス30の一方の短辺(図4および図5では、脚部側の短辺)に重ね合わせるとともに、2つのマーク13が、それぞれマットレス30の一方の短辺の両角31に位置するように位置合わせをして、シーツ1をマットレス30上に敷く。
次に、シーツ1の短辺部11側(脚部側)のポケット2をシーツ1の裏側に裏返すことにより、マットレス30の脚部側の端部を裏返されたポケット2内に収納する(図6参照)。次に、シーツ1の短辺部12側(頭部側)のポケット2をシーツ1の裏側に裏返すことにより、マットレス30の頭部側の端部を裏返されたポケット2内に収納する。この状態で、シーツ1の側部は、マットレス30の長辺側の端面(側面)を覆うようにして、マットレス30から垂れ下がる。この作業により、図7に示すように、シーツ1をマットレス30に取り付けることができる。なお、マットレス30の厚さが薄い場合には、シーツ1のマットレス30の側面側に垂れ下がった部分をマットレス30とベッドの床板との間に巻き込んでもよい。また、シーツ1の短辺部12側のポケット2でマットレス30の頭部側の端部を収納した後に、シーツ1の短辺部11側のポケット2でマットレス30の脚部側の端部を収納して使用してもよい。
なお、かかる構成のシーツ1は、通常のベッド、および、ギャッジアップ機能を有するベッドのいずれにも適用することができる。特に、ギャッジアップ機能を有するベッドでは、ギャッジアップに伴ってマットレス30が変形しても、マットレス30の短辺側の両端部がシーツ1の裏返されたポケット2、2内に収納されているため、マットレス30からシーツ1が簡単に外れることはない。また、前述したような伸縮性に優れたトリコット地の生地100を用いることにより、マットレス30の変形に合わせてシーツ1が伸縮し、シーツ1がマットレス30からずれるのを確実に防止することができる。
以上、本考案のシーツを図示の実施形態に基づいて説明したが、本考案は、これに限定されるものではなく、各構成は、同様の機能を発揮し得る任意のものと置換することができ、あるいは、任意の構成のものを付加することができる。
1…シーツ 11、12…短辺部 13…マーク 14…斜め縫い部 15…角部 16…貫通孔 2…ポケット 21…開口 100…生地 101…短辺折込み部 102…長辺折込み部 103…折返し部 104…長辺重なり部 30…マットレス 31…角 32…マットレスの短辺上端

Claims (6)

  1. マットレスに着脱自在なシーツであって、
    前記シーツは、前記マットレスよりも、長尺かつ幅広な生地で形成されており、
    前記生地の両方の短辺部を、それぞれ、前記生地の表面に重なるように折返し部で折返すとともに、前記生地の両方の長辺部の生地が重なった部分を縫製することにより、表側に2つのポケットを有する前記シーツが形成され、
    前記シーツの前記2つの折返し部を前記マットレスの短辺側の両端部に重ね合わせた状態で、前記2つのポケットを、それぞれシーツの裏側に裏返し、前記マットレスの短辺側の両端部を裏返された前記2つのポケット内に収納することにより、前記マットレスに装着されることを特徴とするシーツ。
  2. 前記折返し部の一部に、前記マットレスの角に位置合わせするためのマークと、該マーク付近から前記ポケットの開口の外縁方向に向かって斜め外側に縫製されて形成された斜め縫い部とを有する請求項1に記載のシーツ。
  3. 前記斜め縫い部により前記シーツの角側に4つの角部が形成されており、
    各前記角部は、各前記ポケットを前記シーツの裏側に裏返した際に、前記ポケットの表側の面で被覆される請求項2に記載のシーツ。
  4. 前記角部には、前記シーツの外側に開口する貫通孔が形成されている請求項3に記載のシーツ。
  5. 前記斜め縫い部は、前記折返し部から1〜5cm離間した位置から前記ポケットの開口の外縁に向かって縫製されて形成されている請求項2ないし4のいずれかに記載のシーツ。
  6. 前記生地は、制電糸を含むポリエステル繊維で構成された生地である請求項1ないし5のいずれかに記載のシーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190138046A (ko) * 2018-06-04 2019-12-12 이희자 침대 매트리스 시트

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