JP6592867B1 - 包布および包布の製造方法 - Google Patents
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(1) マットレスを備えたベッドに用いられる掛布団の包布であって、
前記包布は、一方の短辺側に前記掛布団を挿入するための布団挿入口を形成してなる長尺な袋状の包布本体と、前記包布本体の裏面の前記布団挿入口が形成された短辺側に設けられ、前記マットレスの一部を収容可能に形成されたポケットと、前記包布本体の表面および前記ポケットの表面のそれぞれに、互いに係合可能な留め具とを有し、
前記包布本体の前記布団挿入口反対の短辺側の両長辺部に、前記掛布団を前記包布本体内に手で引き入れるための手差込み口が形成されており、
前記包布本体の前記裏面が前記マットレスと対向するようにして前記包布を前記マットレス上に載置して、前記ポケットを前記マットレスの一部に被せた状態で、前記布団挿入口から前記掛布団を前記包布本体内に挿入し、かつ、前記手差込み口から前記包布本体内に手を入れて前記掛布団を前記包布本体内に引き入れた後、前記ポケットを、前記マットレスから外して、前記布団挿入口を覆うように、前記包布本体の前記表面に裏返して、裏返された前記ポケットの前記表面の前記留め具を、前記包布本体の前記表面の前記留め具に係合することにより前記掛布団が前記包布内に収容されることを特徴とする包布。
前記ポケットの表面に設けられた複数の前記留め具は、前記ポケットの開口沿いに配列されている上記(1)に記載の包布。
ポケット構成部、裏面構成部および表面構成部がこの順に連続して存在する、長尺かつ幅広な1枚の生地を準備する工程と、
前記ポケット構成部を、前記ポケット構成部と前記裏面構成部との境界部で折返して前記裏面構成部に重ねる工程と、
前記ポケット構成部を挟み込むように、前記表面構成部を、前記裏面構成部と前記表面構成部との境界部で折畳んで前記裏面構成部に重ねる工程と、
前記表面構成部、前記ポケット構成部および前記裏面構成部の両側部の前記生地が重なった部分を縫製するとともに、前記表面構成部および前記裏面構成部の両側部の前記生地が重なった部分のうち、前記裏面構成部と前記表面構成部との前記境界部側に設定される手差込み口領域を除いて縫製して、袋状の縫製体を得る工程と、
前記縫製体を裏返すことにより、一方の短辺側に前記掛布団を挿入するための布団挿入口を形成してなる長尺な袋状の包布本体と、前記包布本体の裏面の前記布団挿入口が形成された短辺側に設けられ、前記マットレスの一部を収容可能に形成されたポケットとを有し、前記包布本体の前記布団挿入口反対の短辺側の両長辺部に、前記掛布団を前記包布本体内に手で引き入れるための手差込み口が形成された包布を得る工程と、
前記包布本体の表面および前記ポケットの表面のそれぞれに、前記ポケットを前記包布本体の前記表面に裏返した際に、互いに係合可能な留め具を取り付ける工程と、を有することを特徴とする包布の製造方法。
まず、本発明の包布の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態の包布の斜視図であり、図1(a)は包布の表側の斜視図であり、図1(b)は包布の裏側の斜視図である。図2は、図1に示す包布内に掛布団を収容した状態を示す斜視図であり、図2(a)はその表側の斜視図であり、図2(b)はその裏側の斜視図である。
生地100としては、平坦になるような生地が好ましい。生地としては、例えば、織物、編物、不織布または織物部分と編物部分とを組み合わせた構成の生地を用いることができるが、編物を用いるのが好ましい。また、このような編物としては、各種緯編地および各種経編地を用いることができるが、特に、経編地であるトリコット地を用いるのが好ましい。トリコット地は、適度な収縮性(ストレッチ性)を有しており、しわが目立ちにくい生地である。そのため、生地100としてトリコット地を用いることにより、包布表面にしわが出来難く、また、包布内に掛布団を収容した状態で折畳んでも、しわのない、清潔感のあるベッドメイキングが可能である。さらに、生地100としてトリコット地を用いることにより、包布1の洗濯後にアイロンがけが不要となる。すなわち、包布1を洗濯後、乾燥させてから折り畳むだけで、しわのないクリーニングされた包布1を得ることができる。そのため、包布1のクリーニングコストを抑えることができる。
<包布の製造方法>
図3(a)、(b)および図4(a)、(b)は、本発明の好適な実施形態の包布の製造方法を説明するための図である。図5(a)は、本発明の好適な実施形態の包布の製造方法により製造された包布の裏側の平面図であり、図5(b)は、図5(a)のX−X線断面の模式図である。
(I)
まず、前述した、長尺かつ幅広な生地100を準備する(図3(a)参照)。係る生地100は、包布1のポケット3を構成するポケット構成部C、包布1(包布本体2)の裏面を構成する裏面構成部A、および包布1(包布本体2)の表面を構成する表面構成部Bがこの順に連続して存在する生地である。
次に、ポケット構成部Cを、ポケット構成部Cと裏面構成部Aとの境界部(折返し部101)で折返して裏面構成部Aに重ねる(図3(b)および図4(a)参照)。このポケット構成部Cの両長辺部の生地100が重なった領域が縫製されることによって、包布1のポケット3が形成される。
次に、ポケット構成部Cを挟み込むように、表面構成部Bを、裏面構成部Aと表面構成部Bとの境界部(折畳み部102)で折畳んで裏面構成部Aに重ねる(図4(a)および図4(b)参照)。
次に、表面構成部Bおよび裏面構成部Aの両側部(長辺部)の生地100が重なった部分のうち、裏面構成部Aと表面構成部Bとの境界部側に設定される手差込み口領域Fを除いて縫製して、袋状の縫製体10を得る(図4(b))。手差込み口領域Fは包布1の手差込み口6をなす。
その後、縫製体10を裏返すことにより、包布1を得る。上記工程(IV)において、縫製体10の長辺部の縫い目(インターロック縫い、オーバーロック縫い、本縫いの縫い目)は、縫製体10を裏返すことによって、外部から見えなくなり、包布1の外観が良好となり、綺麗にベッドメイキングすることができる。
<包布の使用方法>
図6(a)〜(c)および図7(a)〜(c)は、図1に示す包布に掛布団を収容する手順を説明するための図である。
Claims (6)
- マットレスを備えたベッドに用いられる掛布団の包布であって、
前記包布は、一方の短辺側に前記掛布団を挿入するための布団挿入口を形成してなる長尺な袋状の包布本体と、前記包布本体の裏面の前記布団挿入口が形成された短辺側に設けられ、前記マットレスの一部を収容可能に形成されたポケットと、前記包布本体の表面および前記ポケットの表面のそれぞれに、互いに係合可能な留め具とを有し、
前記包布本体の前記布団挿入口反対の短辺側の両長辺部に、前記掛布団を前記包布本体内に手で引き入れるための手差込み口が形成されており、
前記包布本体の前記裏面が前記マットレスと対向するようにして前記包布を前記マットレス上に載置して、前記ポケットを前記マットレスの一部に被せた状態で、前記布団挿入口から前記掛布団を前記包布本体内に挿入し、かつ、前記手差込み口から前記包布本体内に手を入れて前記掛布団を前記包布本体内に引き入れた後、前記ポケットを、前記マットレスから外して、前記布団挿入口を覆うように、前記包布本体の前記表面に裏返して、裏返された前記ポケットの前記表面の前記留め具を、前記包布本体の前記表面の前記留め具に係合することにより前記掛布団が前記包布内に収容されることを特徴とする包布。 - 前記留め具は、前記包布本体の前記表面および前記ポケットの表面のそれぞれに、複数設けられており、
前記ポケットの表面に設けられた複数の前記留め具は、前記ポケットの開口沿いに配列されている請求項1に記載の包布。 - 前記留め具は、プラスチック製のスナップボタンである請求項1または2に記載の包布。
- 前記包布本体および前記ポケットを構成する生地は、制電糸を含むポリエステル繊維で構成された生地である請求項1ないし3のいずれかに記載の包布。
- マットレスを備えたベッドに用いられる掛布団の包布の製造方法であって、
ポケット構成部、裏面構成部および表面構成部がこの順に連続して存在する、長尺かつ幅広な1枚の生地を準備する工程と、
前記ポケット構成部を、前記ポケット構成部と前記裏面構成部との境界部で折返して前記裏面構成部に重ねる工程と、
前記ポケット構成部を挟み込むように、前記表面構成部を、前記裏面構成部と前記表面構成部との境界部で折畳んで前記裏面構成部に重ねる工程と、
前記表面構成部、前記ポケット構成部および前記裏面構成部の両側部の前記生地が重なった部分を縫製するとともに、前記表面構成部および前記裏面構成部の両側部の前記生地が重なった部分のうち、前記裏面構成部と前記表面構成部との前記境界部側に設定される手差込み口領域を除いて縫製して、袋状の縫製体を得る工程と、
前記縫製体を裏返すことにより、一方の短辺側に前記掛布団を挿入するための布団挿入口を形成してなる長尺な袋状の包布本体と、前記包布本体の裏面の前記布団挿入口が形成された短辺側に設けられ、前記マットレスの一部を収容可能に形成されたポケットとを有し、前記包布本体の前記布団挿入口反対の短辺側の両長辺部に、前記掛布団を前記包布本体内に手で引き入れるための手差込み口が形成された包布を得る工程と、
前記包布本体の表面および前記ポケットの表面のそれぞれに、前記ポケットを前記包布本体の前記表面に裏返した際に、互いに係合可能な留め具を取り付ける工程と、を有することを特徴とする包布の製造方法。 - 前記ポケット構成部および前記表面構成部は、前記生地の両短辺部を複数回折り込んで形成される短辺折込み部を含む請求項5に記載の包布の製造方法。
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