JP2012140161A - 電子部品の収納方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を向上させるとともに、電子部品を電子部品収納テープの収納穴に容易かつ確実に収納させることができる電子部品の収納方法を提供する。
【解決手段】電子部品Eを一定の間隔で収納する電子部品収納テープ42の収納穴44に電子部品Eを収納する電子部品Eの収納方法であって、電子部品が電子部品収納テープ42と収納ガイド28との間に形成された通過口Hを通過するときに当該通過口Hの開口面積を拡大させる通過口拡大工程と、電子部品Eが通過口Hを完全に通過した後、通過口Hの開口面積を縮小させる通過口縮小工程と、を有し、通過口拡大工程では、電子部品が通過口を通過すると推定されるタイマ設定により収納ガイド28が鉛直上方向に移動して通過口Hの開口面積を拡大し、通過口縮小工程では、電子部品が収納穴44に到着すると推定されるタイマ設定により収納ガイド28が鉛直下方向に移動して通過口Hの開口面積を縮小する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子部品を収納するための電子部品収納テープに対する電子部品の収納方法に関する。
チップ型の電子部品を収納する電子部品収納テープと、電子部品を吸引して電子部品収納テープの収納穴に移動させる吸引機構と、電子部品を収納穴に確実に導くための収納ガイドと、電子部品が収納穴に収納したことを確認するための確認センサと、収納ガイドを上方に移動させるための収納ガイド駆動機構と、からなる電子部品収納装置が記載されている(特許文献1参照)。
これによれば、電子部品は吸引力を受けて収納ガイドの傾斜面に倣って導かれるが、収納開始時点では、電子部品は収納穴に中途半端に収納された状態、換言すれば電子部品の一部が収納穴から突出した状態となっている。収納ガイドは、電子部品収納テープの搬送方向に対しテーパ面を有しており、収納開始後、電子部品収納テープを搬送するに伴い、収納穴を徐々に閉塞し、電子部品は収納穴に完全に収納される。
また、電子部品の収納ミスが発生したときに電子部品を自動的に取り除くため、収納ガイドを上方へ逃がすための収納ガイド駆動機構を備えた電子部品収納装置が記載されている(特許文献2参照)。
これによれば、電子部品の排出穴を露出するために収納ガイドを大きく持ち上げる必要があるため、エラー時等において作業の復帰までに多くの時間を費やしてしまう。
さらに、良品の電子部品及び不良の電子部品を共に収納位置まで搬送して、不良の電子部品のみを排出するために収納ガイドを上方へ移動させる機構を備えた電子部品収納装置が記載されている(特許文献3参照)。
これによれば、良品の電子部品を収納穴に収納する際に、収納ガイド、電子部品収納テープの搬送を停止させるため、設備が停止する。また、不良の電子部品を排出させるための排出穴を露出するために収納ガイドを大きく持ち上げる必要があるため、エラー時等において作業の復帰までに多くの時間を費やしてしまう問題がある。
特開平07−052909号公報 特開平02−205515号公報 特開平2007−290833号公報
上記従来技術では、電子部品の収納開始時点において電子部品が収納穴に中途半端にしか収納できないため、電子部品の収納開始後に電子部品収納テープを搬送する際に、電子部品が収納穴から飛び出すおそれがある。具体的には、電子部品の寸法や収納穴の寸法及び形成位置には誤差があるため、電子部品の収納ミスを無くすためには、収納ガイドの傾斜面の傾斜角度を急角度にして大きな収納口を確保する必要があるが、収納ガイドの傾斜面の傾斜角度を急角度にすると、電子部品が収納穴から半分以上露出した状態で収納穴に収納されるため、電子部品収納テープの搬送時に電子部品が収納穴から飛び出すおそれがある。
この問題を解決するためには、挿入ガイドの傾斜面が収納穴側に近接するように傾斜面の傾斜角度を浅くさせる必要があるが、挿入ガイドの傾斜面の傾斜角度を浅くすると、電子部品の収納穴に対する収納口が狭くなる。この結果、電子部品を収納穴に収納し難くなる。
さらに、上記従来技術では、収納ガイドの操作に伴い、エラー時等において作業の復帰までに多くの時間を費やしてしまい、生産効率が低下する問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、生産効率を向上させるとともに、電子部品を電子部品収納テープの収納穴に容易かつ確実に収納させることができる電子部品の収納方法を提供することを目的とする。
本発明は、電子部品を一定の間隔で収納する電子部品収納テープの収納穴に前記電子部品を収納する電子部品の収納方法であって、前記電子部品が前記電子部品収納テープと収納ガイドとの間に形成された通過口を通過するときに当該通過口の開口面積を拡大させる通過口拡大工程と、前記電子部品が前記通過口を完全に通過した後、前記通過口の開口面積を縮小させる通過口縮小工程と、を有し、前記通過口拡大工程では、前記電子部品が前記通過口を通過すると推定されるタイマ設定により前記収納ガイドが鉛直上方向に移動して前記通過口の開口面積を拡大し、前記通過口縮小工程では、前記電子部品が前記収納穴に到着すると推定されるタイマ設定により前記収納ガイドが鉛直下方向に移動して前記通過口の開口面積を縮小することを特徴とする。
本発明によれば、通過口拡大工程において、電子部品が通過口を通過すると推定されるタイマ設定により収納ガイドが鉛直上方向に移動して通過口の開口面積が拡大される。これにより、電子部品が収納穴に進入し易くなる。この結果、電子部品の収納穴に対する進入ミスを防止できる。
通過口縮小工程において、電子部品が前記収納穴に到着すると推定されるタイマ設定により収納ガイドが鉛直下方向に移動して通過口の開口面積が縮小する。これにより、電子部品収納テープの搬送時において、収納穴に収納された電子部品が収納穴から飛び出すことを防止できる。さらに、電子部品が収納穴に収納する過程において、電子部品の収納ミスが発生することを防止できるため、生産効率の低下を抑制できる。
前記収納ガイドは前記電子部品を前記収納穴へ導くための傾斜面を有し、前記電子部品は一方からの圧縮空気により押し出されるとともに他方からの吸引により前記収納ガイドの傾斜面に沿って前記収納穴に収納され、前記通過口の開口面積を拡大及び縮小するための前記両タイマ設定の開始タイミングを、前記電子部品が前記圧縮空気により押し出されるタイミングとすることが好ましい。
前記電子部品の寸法を、
L:電子部品の長手方向の寸法、
W:電子部品の幅方向の寸法、
T:電子部品の高さ寸法、
R:電子部品の正面または背面における曲率半径、
とし、さらに前記通過口の付近における寸法および位置関係を、
X:通過口の開口面積が最大となるときの開口寸法、
Y:収納ガイドの底面における水平線、
A:Yと傾斜面とが交わる交点から通過口の下端までの水平距離、
B:収納ガイドの底面と電子部品収納テープのテープ本体の表面までの最短距離、
θ:Yに対する傾斜面の開き角度、
ε:電子部品が通過口を通過するときの電子部品とテープ本体との隙間(ε=X−min(W、T))、
としたときに、
X=A×SINθ+B×COSθ、かつ、
0<ε<[(W−2R)+(T−2R)1/2+2R−min(W,T)、
の関係を満たすように、前記通過口拡大工程及び前記通過口縮小工程を実行することが好ましい。
また、本発明は、電子部品を一定の間隔で収納する電子部品収納テープの収納穴に前記電子部品を収納する電子部品の収納方法であって、前記電子部品が前記電子部品収納テープと収納ガイドとの間に形成された通過口を通過するときに当該通過口の開口面積を拡大させる通過口拡大工程と、前記電子部品が前記通過口を完全に通過した後、前記通過口の開口面積を縮小させる通過口縮小工程と、を有し、前記通過口拡大工程では、前記電子部品収納テープの前記収納穴が前記収納ガイド側に移動して前記通過口の開口面積を拡大し、前記通過口縮小工程では、前記電子部品収納テープの前記収納穴が前記収納ガイド側と反対側に移動して前記通過口の開口面積を縮小することを特徴とする。
本発明によれば、生産性を向上させるとともに、電子部品を電子部品収納テープの収納穴に容易かつ確実に収納させることができる。
本発明の第1実施形態に係る電子部品の収納方法を実行する電子部品収納装置の説明図である。 本発明の第1実施形態に係る電子部品の収納方法を実行する電子部品収納装置の主要部を示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係る電子部品の収納方法で使用する電子部品の寸法と形状を示した図であり、(A)は側面図であり、(B)は正面図である。 本発明の第1実施形態に係る電子部品の収納方法を実行する電子部品収納装置の通過口及び各部の寸法を示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係る電子部品の収納方法の第1工程を示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係る電子部品の収納方法の第2工程を示した説明図である。 本発明の第2実施形態に係る電子部品の収納方法の第1工程を示した説明図である。 本発明の第2実施形態に係る電子部品の収納方法の第2工程を示した説明図である。 本発明に適用される収納ガイドの上下移動のタイミングと電子部品との関係を示した説明図である。 本発明が課題とする収納ガイドの上下移動のタイミングと電子部品との関係を示した説明図である。
本発明の第1実施形態の電子部品の収納方法について、図面を参照して説明する。
先ず、実装対象となる電子部品を電子部品収納テープの収納穴に収納するための電子部品収納装置について説明する。
図1及び図2に示すように、電子部品収納装置10は、中心軸回りに回転するターンテーブル12を備えている。ターンテーブル12は、ステッピングモータ14により回転駆動される。ステッピングモータ14は、ターンテーブル駆動部16により駆動制御される。また、ターンテーブル駆動部16は、制御部18からの制御信号に基づいてターンテーブル12の回転駆動を制御する。なお、制御部18は、例えば、CPUで構成されている。
ターンテーブル12の外周部には、等間隔で凹部20が形成されている。凹部20は、ターンテーブル12の径方向外側に開口するように形成されている。凹部20には、電子部品Eが配置される。
凹部20には、空気供給孔22が形成されている。ターンテーブル12の空気供給孔22の入口には、圧空バルブ24が設けられており、圧空バルブ24の開閉操作により空気供給孔22を介して凹部20の内部に空気を供給することが可能になる。
圧空バルブ24の開閉操作は、圧空バルブ駆動部26によって実行される。また、圧空バルブ駆動部26は、制御部18からの制御信号に基づいて圧空バルブ24の開閉操作を制御する。
ターンテーブル12の近傍には、収納ガイド28が配置されている。収納ガイド28は、ソレイド30によって上下方向に移動する。ソレイド30は、収納ガイド駆動部32により駆動制御される。また、収納ガイド駆動部32は、制御部18からの制御信号に基づいてソレノイド30の駆動を制御する。
収納ガイド28には、空気吸引孔34(図4乃至図8参照)が形成されている。また、収納ガイド28の空気吸引孔34の出口には、吸引バルブ36が設けられており、吸引バルブ36の開閉操作により空気吸引孔34からの空気吸引が可能になる。
吸引バルブ36の開閉操作は、吸引バルブ駆動部36によって実行される。また、吸引バルブ駆動部38は、制御部18からの制御信号に基づいて吸引バルブ36の開閉操作を制御する。
なお、電子部品収納装置10の駆動中、すなわち、ターンテーブル12から電子部品収納テープ42に電子部品Eを収納する作業中は、常時、吸引バルブ36が開いて吸引動作が継続している。
電子部品収納テープ42は、テープ搬送機構52によって長手方向に沿って搬送される。テープ搬送機構52は、テープ駆動部54によって駆動制御される。テープ駆動部54は、制御部18からの制御信号に基づいてテープ搬送機構52の駆動を制御する。
制御部18には、記憶部58が電気的に接続されている。記憶部58は、例えば、ROMで構成されている。記憶部58には、電子部品収納装置10を駆動するための駆動プログラムが記憶されている。
収納ガイド28には、傾斜面40が形成されている。傾斜面40は、ターンテーブル12の凹部20に配置された電子部品Eを電子部品収納テープ42の収納穴44に導くためのガイドとして機能する。
傾斜面40はターンテーブル12側から電子部品収納テープ42側に向かって斜め下向きに傾斜している。詳細には傾斜面40は、収納ガイド28のターンテーブル12側から電子部品収納テープ42に向かって斜め下に傾斜し、収納ガイド28の底面を終了端として形成されている。傾斜面40とテープ本体46の表面との最短距離で形成される通過口Hの開口面積が最も大きくなったとき(図5の状態)、ターンテーブル12からの電子部品Eを収納穴44に円滑に導くことができる。一方、通過口Hの開口面積が最も小さくなったとき(図6の状態)、収納穴44に一旦収納された電子部品Eが収納穴44から飛び出すことを防止できる。
図9に示すように、電子部品Eはターンテーブル12の圧空バルブ24からの圧縮空気により押し出されるとともに、収納ガイド28側の吸引バルブ36の吸引により収納ガイド28の傾斜面40に沿って収納穴44に収納される。収納ガイド28を上昇させるタイミングは、電子部品Eが圧縮空気により押し出されるときを開始タイミング(起点)として設定される。
具体的には、収納ガイド28を上昇させるタイミングは、タイマ設定1に基づく。タイマ設定1は、ターンテーブル12の回転後、圧空バルブ24の開動作をONにしたときからカウントを開始し、電子部品Eが通過口Hを通過する時間を推定することにより設定する。この設定時間は統計データを取り電子部品Eが安定して収納穴44に収納されるのに十分な時間を設定する。
図10に示すように、仮に、予め収納ガイド28を上昇させ、電子部品Eの通過経路を大きくしていると、電子部品Eが移動しながら様々な姿勢を取る余地を作ってしまう。これにより、ターンテーブル12の凹部20から収納ガイド28に至る通過経路で電子部品が引っ掛かる可能性が高まる。それに対し、図9に示すように、圧空バルブ24がONするまでは収納ガイド28を下げ、圧空バルブ24をONして圧縮空気を流してから収納ガイド28を上昇させると、通過経路を移動中は電子部品Eの姿勢が安定し、通過経路にて引っ掛かる可能性が低くなる。
図5、図6において、収納ガイド28及び電子部品収納テープ42は搬送されずに静止した状態である。このとき、ターンテーブル12の凹部20に配置された電子部品Eは、吸引力を受けて凹部20から径方向外側に向かって移動し、傾斜面40に沿って移動し、やがて下方向に移動して収納穴44に収納される。
収納ガイド28が上方向に移動した場合には、傾斜面40とテープ本体46の表面との間の通過口Hの開口面積が大きくなり(図5の状態)、収納ガイド28が下方向に移動した場合には、傾斜面40とテープ本体46の表面との間の通過口Hの開口面積が小さくなる(図6の状態)。
図1、図2に示すように、収納ガイド28の近傍には、収納ガイド28の上下方向の変位を検出するセンサ48が配置されている。このセンサ48は、例えば、光電センサで構成されている。
収納ガイド28が最下位置にあるときに、センサ48からの検出信号が制御部18に出力される。一方、収納ガイド28が最下位置以外の位置にあるときに、センサ48からの検出信号が制御部18に出力されない。そして、制御部18にセンサ48からの検出信号が入力した後、電子部品収納テープ42が搬送される。
ここで、ターンテーブル12から電子部品Eが収納される電子部品収納テープ42について説明する。
図2に示すように、電子部品収納テープ42は、電子部品Eを収納するための凹部状の収納穴44を有するテープ本体46と、収納穴44を密閉する透明のカバーテープ(図示省略)と、を有している。なお、カバーテープは、収納穴44に電子部品Eが収納された後、テープ本体46に接着される。なお、電子部品収納テープ42は、図2中の矢印S方向(テープの長手方向)に搬送される。
電子部品Eは、例えば、積層型セラミック電子部品が該当する。
テープ本体46は、例えば、ポリエチレンテレフタラート、ポリスチレン、ポリカーボネートなどで構成されている。カバーテープは、ポリエチレンテレフタラートで構成されている。テープ本体46とカバーテープとの間には溶着層(例えば、ポリエチレン)が介在しており、この溶着層が熱溶着することによってテープ本体46とカバーテープとが相互に接着されている。
電子部品収納テープ42には、円孔が形成されている。この円孔50には駆動制御された爪部材(図示省略)が係合し、爪部材から駆動力を受けて電子部品収納テープ42が長手方向に沿って搬送される。
電子部品Eが収納穴44に到達していない場合(図5の状態)には、収納ガイド28が下降せず、通過口Hの開口面積が変化しない。電子部品Eが電子部品収納テープ42に収納開始されるときは通過口Hの開口が大きく開いており、電子部品Eが収納ガイド28の側面に衝突してはじき出されることなく、傾斜面40に沿って円滑に収納穴44に進入する。
電子部品Eが収納穴44に到達すれば、傾斜面40とテープ本体46の表面との通過口Hの開口面積が縮小するように、収納ガイド駆動部32に対して制御信号を出力する。そして、収納ガイド28を下降させて図6に示すように通過口Hの開口面積を縮小させる。
電子部品Eが収納穴44に到達したとする時刻は、タイマ設定2により行う。タイマ設定2は、ターンテーブル12の回転後、圧空バルブ24の開動作をONにしたときからカウントを開始し、電子部品Eが収納穴44に到着する時間を推定することにより設定する。この設定時間は統計データを取り電子部品Eが安定して収納穴44に収納されるのに十分な時間を設定する。
通過口Hを縮小するためのタイマ設定2の開始タイミング(起点)は、電子部品Eが圧縮空気により押し出されるタイミングである。
さらに具体的には、凹部20に配置されていた電子部品Eが吸引力を受けて収納ガイド28の傾斜面40に沿って移動し、電子部品Eの先端部が収納穴44の上方の所定位置(図6の位置)に到達する。このとき、制御部18は、収納ガイド駆動部32に対して制御信号を出力して、収納ガイド28を下方に移動させる。これにより、傾斜面40とテープ本体46の表面との通過口Hの開口面積が縮小する。この結果、電子部品Eが通過口Hを通過すると傾斜面40が収納穴側に最も近接するため、電子部品Eが収納穴44の内部に円滑に導かれると共に、収納穴44に一旦収納された電子部品Eが収納穴44から飛び出すことを防止できる。
ここで、電子部品Eの各寸法等と通過口Hの寸法との関係について説明する。
図3及び図4に示すように、
L:電子部品Eの長手方向の寸法、
W:電子部品Eの幅方向の寸法、
T:電子部品Eの高さ寸法、
R:電子部品Eの正面または背面における曲率半径、
X:通過口Hの開口面積が最大となるときの開口寸法、
Y:収納ガイド28の底面における水平線、
A:水平線Yと傾斜面40とが交わる交点から通過口Hの下端までの水平距離、
B:収納ガイド28の底面と電子部品収納テープ42のテープ本体46の表面までの最短距離、
θ:傾斜面40の傾斜角度(水平線Yに対する開き角度)、
ε:電子部品Eが通過口Hを通過するときの電子部品Eとテープ本体46との隙間(ε=X−min(W、T))、
とする。図4において、B寸法はわかりやすさのため実際より大きく描いている。
このとき、通過口Hの開口面積が最大となるときの開口寸法Xは、
X=A×SINθ+B×COSθとなるように設定される。
ここで、εの範囲は、
0<ε<[(W−2R)+(T−2R)1/2+2R−min(W,T)
である。電子部品Eが通過口Hを通過するときにW,Tが入れ替わるように回転したり、電子部品Eが斜めになって通過する場合があるので、それを考慮して収納ガイド42の上昇限界を設けている。なお、min(W,T)はWまたはTの最小値を意味する。
なお、「通過口」とは、傾斜面40とテープ本体46の表面とで区画形成された開口部を意味し、電子部品Eが収納穴44に進入するために通過しなければならない最狭の開口部と定義する。
次に、本発明の第1実施形態の電子部品の収納方法について説明する。なお、電子部品収納装置10の各部の駆動制御の詳細については、上述した通りであるため、それらの説明を適宜省略する。
図2及び図5に示すように、ターンテーブル12の凹部20に配置された電子部品Eが吸引力を受けて電子部品収納テープ42の収納穴側に移動する。
ここで、通過口拡大工程が実行される。通過口拡大工程では、電子部品Eが通過口Hを通過すると推定されるタイマ設定に基づき、収納ガイド28が収納ガイド駆動部32による駆動制御を受けて、鉛直上方に移動する。これにより、電子部品Eの先端部及び後端部が電子部品収納テープ42のテープ本体46の表面と収納ガイド28の傾斜面40との間に形成された通過口Hを通過するまでの間、通過口Hの開口面積が拡大される。このため、凹部20に配置された電子部品Eが傾斜面40に衝突してはじき出されることなく、通過口Hを通り傾斜面40に沿って収納穴側に移動する。この結果、電子部品Eは、傾斜面40側に円滑に進入する。
次に、通過口縮小工程が実行される。図6に示すように、電子部品Eが収納穴44に到着すると推定されるタイマ設定に基づき、収納ガイド28が収納ガイド駆動部32による駆動制御を受けて、鉛直下方に移動する。換言すれば、電子部品Eの後端部が通過口Hを通過して電子部品Eの先端部が収納穴44の上方の所定位置に到達した場合に通過口Hが縮小される。これにより、電子部品Eが収納穴44に完全に収納されるまで傾斜面40が収納穴側に最も近接する。収納ガイド28は、電子部品収納テープ42の搬送方向に対してもテーパ面を有しており、電子部品収納テープ42を搬送するに伴い収納穴44を徐々に閉塞し、電子部品Eを収納穴44の内部に円滑に導く。
なお、「電子部品Eが収納穴44に完全に収納される」とは、電子部品全体が収納穴44の内部に入りきった状態(図2のEA参照)を意味する。
以上のように、通過口拡大工程において、電子部品Eが電子部品収納テープ42のテープ本体46の表面と収納ガイド28の傾斜面40との間に形成された通過口Hを通過するときに、当該通過口Hの開口面積が拡大される。これにより、電子部品Eが収納穴44に進入し易くなる。この結果、電子部品Eの収納穴44に対する進入ミスを防止できる。また、通過口縮小工程において、電子部品Eの後端部が通過口Hを通過した後、通過口Hの開口面積が縮小される。これにより、電子部品Eが収納穴44に完全に収納されるまで傾斜面40が収納穴44に最も近接している状態になるため、収納穴44に収納された電子部品Eが収納穴44から飛び出すことを防止できる。さらに、電子部品Eが収納穴44に収納する過程において、電子部品Eの収納ミスが発生することを防止できるため、生産効率の低下を抑制できる。
次に、本発明の第2実施形態の電子部品の収納方法について、図面を参照して説明する。なお、第1実施形態の電子部品収納装置の構成及び電子部品の収納方法の工程と重複する構成及び工程についての説明は、省略する。
第2実施形態においても、図7及び図8に示すように、電子部品Eが電子部品収納テープ42と収納ガイド28との間に形成された通過口Hを通過するときに当該通過口Hの開口面積が拡大する通過口拡大工程と、電子部品Eの後端部が通過口Hを完全に通過した後、電子部品Eが収納穴44に完全に収納される前に通過口Hの開口面積が縮小する通過口縮小工程と、を有している。
記憶部58には、通過口拡大工程において電子部品収納テープ42の収納穴44が収納ガイド側に移動して通過口Hの開口面積を拡大し、通過口縮小工程において電子部品収納テープ42の収納穴44が収納ガイド側と反対側に移動して通過口Hの開口面積を縮小するために、テープ搬送機構52を駆動させるための駆動プログラムが記憶されている。
具体的には、図7に示すように、通過口拡大工程において電子部品収納テープ42が幅方向(図7及び図8の矢印T方向)でかつターンテーブル12側に移動して、収納穴44が収納ガイド28の傾斜面側に近接する。これにより、通過口Hの開口面積が拡大する。なお、図7は、通過口Hの開口面積が拡大した後の状態の図である。
収納ガイド28の上下に動作させるタイミングは、タイマ(図示省略)などの計測手段によるタイムカウントにより管理されている。
一方、図8に示すように、通過口縮小工程において電子部品収納テープ42が幅方向(図7及び図8の矢印T方向)でかつターンテーブル12側に移動して、収納穴44が収納ガイド側と反対側に離れていく。これにより、通過口Hの開口面積が縮小する。なお、図8は、通過口Hの開口面積が縮小した後の状態の図である。
第2実施形態では、収納ガイド28は、鉛直方向に移動しない。
次に、本発明の第2実施形態の電子部品の収納方法の作用・効果について説明する。
図7に示すように、通過口拡大工程において、電子部品収納テープ42が幅方向(図7及び図8の矢印T方向)でかつターンテーブル12側に移動して、収納穴44が収納ガイド28の傾斜面側に近接する。これにより、通過口Hの開口面積が拡大して、ターンテーブル12の凹部20に配置された電子部品Eが通過口Hを通過し易くなる。
一方、図8に示すように、通過口縮小工程において、電子部品Eが収納穴44の上方の所定位置に到達した後、電子部品収納テープ42が幅方向(図7及び図8の矢印T方向)でかつターンテーブル12と反対側に移動して、収納穴44が収納ガイド側と反対側に離れていく。これにより、通過口Hの開口面積が縮小する。
電子部品収納テープ42を幅方向に移動させるタイミングは、タイマ(図示省略)などの計測手段によるタイムカウントにより管理されている。タイマは、例えば、制御部18に内蔵されている。すなわち、タイマのカウントに基づき所定のタイミングにおいて、制御部18は、電子部品収納テープ42が幅方向(図7及び図8の矢印T方向)でかつターンテーブル12側に移動するように制御する。また、制御部18は、タイマのカウントに基づいて電子部品Eが収納穴44の上方の所定位置に到達したことを判別して、電子部品収納テープ42が幅方向(図7及び図8の矢印T方向)でかつターンテーブル12側と反対側に移動するように制御する。
第2実施形態によれば、従来と同等の動作時間を維持しながら、電子部品Eの収納穴44に対する収納ミスを防止し、収納穴44に収納した電子部品Eが収納穴44から飛び出すことを防止できる。
10 電子部品収納装置
28 収納ガイド
42 電子部品収納テープ
44 収納穴
H 通過口
E 電子部品

Claims (4)

  1. 電子部品を一定の間隔で収納する電子部品収納テープの収納穴に前記電子部品を収納する電子部品の収納方法であって、
    前記電子部品が前記電子部品収納テープと収納ガイドとの間に形成された通過口を通過するときに当該通過口の開口面積を拡大させる通過口拡大工程と、
    前記電子部品が前記通過口を完全に通過した後、前記通過口の開口面積を縮小させる通過口縮小工程と、
    を有し、
    前記通過口拡大工程では、前記電子部品が前記通過口を通過すると推定されるタイマ設定により前記収納ガイドが鉛直上方向に移動して前記通過口の開口面積を拡大し、
    前記通過口縮小工程では、前記電子部品が前記収納穴に到着すると推定されるタイマ設定により前記収納ガイドが鉛直下方向に移動して前記通過口の開口面積を縮小することを特徴とする電子部品の収納方法。
  2. 前記収納ガイドは前記電子部品を前記収納穴へ導くための傾斜面を有し、前記電子部品は一方からの圧縮空気により押し出されるとともに他方からの吸引により前記収納ガイドの傾斜面に沿って前記収納穴に収納され、
    前記通過口の開口面積を拡大及び縮小するための前記両タイマ設定の開始タイミングを、前記電子部品が前記圧縮空気により押し出されるタイミングとすることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の収納方法。
  3. 前記電子部品の寸法を、
    L:電子部品の長手方向の寸法、
    W:電子部品の幅方向の寸法、
    T:電子部品の高さ寸法、
    R:電子部品の正面または背面における曲率半径、
    とし、さらに前記通過口の付近における寸法および位置関係を、
    X:通過口の開口面積が最大となるときの開口寸法、
    Y:収納ガイドの底面における水平線、
    A:Yと傾斜面とが交わる交点から通過口の下端までの水平距離、
    B:収納ガイドの底面と電子部品収納テープのテープ本体の表面までの最短距離、
    θ:Yに対する傾斜面の開き角度、
    ε:電子部品が通過口を通過するときの電子部品とテープ本体との隙間(ε=X−min(W、T))、
    としたときに、
    X=A×SINθ+B×COSθ、かつ、
    0<ε<[(W−2R)+(T−2R)1/2+2R−min(W,T)、
    の関係を満たすように、前記通過口拡大工程及び前記通過口縮小工程を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品の収納方法。
  4. 電子部品を一定の間隔で収納する電子部品収納テープの収納穴に前記電子部品を収納する電子部品の収納方法であって、
    前記電子部品が前記電子部品収納テープと収納ガイドとの間に形成された通過口を通過するときに当該通過口の開口面積を拡大させる通過口拡大工程と、
    前記電子部品が前記通過口を完全に通過した後、前記通過口の開口面積を縮小させる通過口縮小工程と、
    を有し、
    前記通過口拡大工程では、前記電子部品収納テープの前記収納穴が前記収納ガイド側に移動して前記通過口の開口面積を拡大し、
    前記通過口縮小工程では、前記電子部品収納テープの前記収納穴が前記収納ガイド側と反対側に移動して前記通過口の開口面積を縮小することを特徴とする電子部品の収納方法。
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