JP2012137551A - 定着装置 - Google Patents

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    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Abstract

【課題】定着フィルムがスリップするのを抑制し、記録シートへの定着を良好に行うことができる定着装置を提供する。
【解決手段】定着装置は、可撓性の定着フィルム110と、定着フィルム110の内面に摺接するように配置されたニップ板130と、ニップ板130との間で定着フィルム110を挟むことで定着フィルム110との間にニップ部NPを形成する加圧ローラ150と、を備えた定着装置であって、用紙搬送領域の用紙幅方向外側のみに、ニップ板130のニップ部NPを形成する部分より加圧ローラ150側へ突出し、定着フィルム110を加圧ローラ150の周面150Aに向けて押圧する押圧部171を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録シートに転写された現像剤像を熱定着する定着装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置として、円筒状の定着フィルムと、定着フィルム内に配置されるヒータと、定着フィルムを介して加圧ローラとの間にニップ部を形成するニップ板とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的に、この定着装置では、加圧ローラはモータにより駆動されており、定着フィルムは加圧ローラに従動して回転している。
特開平8−248791号公報
しかしながら、前述した技術では、記録シートが定着フィルムと加圧ローラの間を通過している際に、定着フィルムに加圧ローラからの駆動力が十分に伝わらずに、定着フィルムの走行性が低下する(定着フィルムがスリップする)ことがあった。このように、定着フィルムがスリップしてしまうと、記録シートに現像剤像を良好に定着できないという問題が生じていた。
本発明は、定着フィルムがスリップするのを抑制し、記録シートへの定着を良好に行うことができる定着装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、可撓性の筒状部材と、前記筒状部材の内面に摺接するように配置されたニップ部材と、駆動力が供給され、前記ニップ部材との間で前記筒状部材を挟むことで前記筒状部材との間にニップ部を形成するバックアップ部材と、を備えた定着装置であって、記録シート搬送領域の記録シート幅方向外側のみに、前記ニップ部材のニップ部を形成する部分よりバックアップ部材側へ突出し、前記筒状部材を前記バックアップ部材のバックアップ面に向けて押圧する押圧部を備えることを特徴とする。
このように構成された定着装置によれば、押圧部が記録シート搬送領域外で筒状部材の端部をバックアップ部材へ向けて押圧することで、バックアップ部材の駆動力を確実に筒状部材に伝えることができるため、筒状部材のスリップを抑制することができる。
本発明によれば、筒状部材のスリップを抑制することができるので、記録シートへの定着を良好に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るレーザプリンタを示す側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置の概略構成を示す図である。 ハロゲンランプ、ニップ板、反射板およびステイの斜視図である。 定着装置の断面図である。 第1実施形態の変形例に係るニップ板および反射板を示す斜視図である。 第2実施形態に係るニップ板を示す斜視図(a)と、断面図(b)である。 第2実施形態の変形例に係るニップ板を示す斜視図である。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本発明の実施形態に係る定着装置100を備えたレーザプリンタ1(画像形成装置)の概略構成について説明した後、定着装置100の詳細な構成について説明する。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、記録シートの一例としての用紙Pを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙P上にトナー像(現像剤像)を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙P上のトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
なお、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ31と、用紙Pの前側を持ち上げる用紙押圧板32と、給紙ローラ33と、給紙パット34と、紙粉取りローラ35,36と、レジストローラ37とを主に備えている。給紙トレイ31内の用紙Pは、用紙押圧板32によって給紙ローラ33に寄せられ、給紙ローラ33と給紙パット34によって1枚ずつ分離され、紙粉取りローラ35,36およびレジストローラ37を通ってプロセスカートリッジ5に向けて搬送される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、レーザ発光部(図示せず)と、回転駆動するポリゴンミラー41と、レンズ42,43と、反射鏡44,45,46とを主に備えている。露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、ポリゴンミラー41、レンズ42、反射鏡44,45、レンズ43、反射鏡46の順に反射または通過して、感光体ドラム61の表面で高速走査される。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とから構成されている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能に装着される構成となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナー(現像剤)を収容するトナー収容部74とを主に備えている。
プロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Pが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ5の後方に設けられている。用紙P上に転写されたトナー像(トナー)は、定着装置100を通過することで用紙P上に熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Pは、搬送ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
<定着装置の詳細構成>
図2に示すように、定着装置100は、筒状部材の一例としての定着フィルム110と、発熱体の一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、反射板140と、バックアップ部材の一例としての加圧ローラ150と、ステイ160と、回転体170(押圧部材)とを備えている。
定着フィルム110は、耐熱性と可撓性を有する無端状(筒状)のフィルムであり、その両端部がガイド部材180により回転が案内されている(図4参照)。この定着フィルム110は、グリスを介してニップ板130に摺接するようになっている。なお、定着フィルム110およびニップ板130の材質によっては、グリスは必ずしも塗布しなくてもよい。
ハロゲンランプ120は、ニップ板130および定着フィルム110を加熱することで用紙P上のトナーを加熱する公知の発熱体であり、定着フィルム110の内側において定着フィルム110およびニップ板130の内側から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、ハロゲンランプ120からの輻射熱を受ける板状の部材であり、筒状の定着フィルム110の内面に摺接するように配置されている。そして、このニップ板130は、ハロゲンランプ120から受けた輻射熱を定着フィルム110を介して用紙P上のトナーに伝達する。
このニップ板130は、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、例えば、アルミニウム板などで平面状に構成されている。なお、ニップ板130の上面130Aには、黒色の塗装を施したり、熱吸収部材を設けたりしてもよい。これによれば、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率よく吸収することができる。
また、図3に示すように、ニップ板130は、後述する回転体170が配置される開口部131と、支持部132とを有している。
開口部131は、ニップ板130の左右両端部において、用紙搬送領域Wの用紙幅方向外側であり、かつ、用紙搬送方向中央部において、上下方向(厚み方向)に貫通して形成されている。ここで、用紙搬送領域Wは、レーザプリンタ1で画像形成可能な最大サイズの用紙の搬送領域を指す(図4参照)。
支持部132は、開口部131の左右両端部にニップ板130の上面130Aから上方向に突出するように、板金加工によってニップ板130と一体に形成されている。この支持部132は、回転体170の回転軸172を回転可能に支持している。
図2に示すように、反射板140は、ハロゲンランプ120からの輻射熱(主に前後方向や上方向に向けて放射された輻射熱)をニップ板130(ニップ板130の上面130A)に向けて反射する部材であり、定着フィルム110の内側においてハロゲンランプ120を取り囲むように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
このような反射板140によってハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に集めることで、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率よく利用することができ、ニップ板130および定着フィルム110を速やかに加熱することができる。
反射板140は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U形状に湾曲させて形成されている。より詳しくは、反射板140は、湾曲形状(断面視略U形状)をなす反射部141と、反射部141の両端部から前後方向外側に沿って延びるフランジ部142とを主に有している。なお、熱反射率を高めるため、反射板140は、鏡面仕上げを施したアルミニウム板などを用いて形成してもよい。
加圧ローラ150は、弾性変形可能な部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。そして、この加圧ローラ150は、弾性変形した状態でニップ板130との間で定着フィルム110を挟むことで定着フィルム110との間にニップ部NPを形成している。
この加圧ローラ150は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように軸端に駆動ギヤ151が設けられており(図4参照)、この駆動ギヤ151を介して駆動力が伝達されて回転駆動する。そして、加圧ローラ150が回転駆動することで定着フィルム110(または用紙P)との摩擦力により定着フィルム110を従動回転する。これにより、トナー像が転写された用紙Pは、加圧ローラ150と加熱された定着フィルム110の間(ニップ部NP)を搬送されることでトナー像(トナー)が熱定着される。
ステイ160は、前後方向におけるニップ板130の両端部を反射板140のフランジ部142を介して支持することでニップ板130の剛性を確保する部材である。ステイ160は、反射板140(反射部141)の外面形状に沿った形状(断面視略U形状)を有して反射板140を覆うように配置されている。このようなステイ160は、比較的剛性が大きい、例えば、鋼板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。
回転体170は、ニップ板130とは別個に設けられる定着フィルム110の端部を加圧ローラ150の周面150A(バックアップ面)に向けて押圧する部材であり、円筒状に形成された押圧部171と、回転軸172とを有している。
回転体170の押圧部171は、ニップ板130の開口部131に配置され、ニップ板130の下面130B(ニップ部NPを形成する部分)より加圧ローラ150側へ突出している。このように開口部131に配置されることで、押圧部171は、ニップ板130の用紙搬送領域Wの用紙幅方向外側のみに設けられている。
これにより、用紙Pが定着フィルム110と加圧ローラ150の間を搬送されているときであっても、押圧部171が定着フィルム110の加圧ローラ150と接触している部分を押圧することで、加圧ローラ150の駆動力を定着フィルム110へ確実に伝えることができる。また、押圧部171が用紙搬送領域W外に設けられているため、押圧部171が用紙Pを押圧することで熱定着に影響が及ぶのを抑制することができる。
なお、定着フィルム110を確実に加圧ローラ150の周面150Aに向けて押圧するために、押圧部171は、左右方向(用紙幅方向)に見て、ニップ部NPと重なる位置に配置されるのが望ましい。また、十分な押圧力を得るために、押圧部171のニップ板130の下面130Bから加圧ローラ150側への突出は、0.2mm以上である方がよい。
回転軸172は、ニップ板130の定着フィルム110と摺接する下面130Bとは反対側の上面130Aよりも加圧ローラ150から離れた位置に配置され、支持部132に回転可能に支持されている。
また、ニップ板130の左方に支持されている回転体170の回転軸172は、図4に示すように、ガイド部材180の外側まで延び、左端部には駆動ギヤ173が設けられている。そして、駆動ギヤ173は、加圧ローラ150の駆動ギヤ151と係合している。つまり、ニップ板130の左方に支持されている回転体170は、加圧ローラ150と駆動連結されている。
一方、ニップ板130の右方に支持されている回転体170は、駆動ギヤ173を有しておらず、定着フィルム110を介して加圧ローラ150からの駆動力を受けて、従動回転するようになっている。
以上のように構成された定着装置100では、トナー像が転写された用紙Pが、加圧ローラ150と加熱された定着フィルム110の間(ニップ部NP)を搬送されることで、トナー像(トナー)が熱定着されることとなる。このとき、定着フィルム110と加圧ローラ150間の摩擦力が低下しても、回転可能な回転体170と加圧ローラ150で直接定着フィルム110を挟むことで、加圧ローラ150の駆動力が確実に定着フィルム110に伝わるため、定着フィルム110のスリップを抑制することができる。特に、ニップ板130の左方に支持されている回転体170は、加圧ローラ150と駆動連結されているので、この回転体170が定着フィルム110の内側からも定着フィルム110の駆動力を与え、定着フィルム110の従動回転を促すことができる。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
押圧部171が、用紙搬送領域Wの用紙幅方向外側のみに、ニップ板130の下面130Bから加圧ローラ150側へ突出し、定着フィルム110を加圧ローラ150の周面150Aに向けて押圧するため、加圧ローラ150から定着フィルム110への駆動力の伝達を促すことができ、定着フィルム110のスリップを抑制することができる。
そして、押圧部171は、ニップ板130と別部材の回転体170により構成されているため、定着フィルム110を押圧する部分をニップ板130に一体に設ける構成に比べて、押圧部171の押圧力を調節しやすい。
また、回転体170の回転軸172は、ニップ板130の上面130Aよりも加圧ローラ150から離れた位置に配置されているため、回転体170の大小に関わらず、押圧部171を適度な突出量でニップ板130から加圧ローラ150側へ突出させることができる。このため、回転体170の直径を大きくして、定着フィルム110の局部的な変形を避けることもできる。
そして、回転体170は、ニップ板130の開口部131の軸方向両側に配置されている支持部132に支持されているため、ニップ板130に安定して軸支されている。
また、ニップ板130は、支持部132と一体に形成されているため、支持部132を別部品として新たに設ける必要がない。
そして、回転体170は、加圧ローラ150と駆動連結されているため、回転体170が回転駆動することで、定着フィルム110の従動回転をフィルムの内側から促すことができる。
前記第1実施形態では、回転体170がニップ板130に支持されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、回転体170は、ニップ板130以外の部材に支持されていてもよい。
例えば、図5に示すように、回転体170をニップ板130よりも左右方向外側に配置し、反射板240に回転可能に支持させてもよい。
具体的に、反射板240は、左右端部に板金加工により形成された変形部241を有している。この変形部241は、回転体170の回転軸172と略同じ高さに形成されており、開口部242と支持部243とを有している。
開口部242は、回転体170の押圧部171を避けるようにして上下方向に貫通して形成されている。支持部243は、開口部242の左右両端部に設けられており、回転体170の回転軸172を回転可能に支持している。
このように、回転体170を反射板240で支持しても、定着フィルム110のスリップを抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。第1実施形態では、押圧部材として回転体170を採用していたが、本実施形態は、押圧部材として回転しない部材を採用している。なお、本実施形態では、前記した第1実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
図6(a)および(b)に示すように、押圧部材としての板状部材270は、湾曲形状をなす押圧部271と、押圧部271の両端部から前後方向に延びるフランジ部272とを有し、ニップ板130の用紙搬送領域の用紙幅方向外側に形成されている開口部131に配置されている。
フランジ部272は、下方へ付勢する圧縮バネ290の付勢力を受けて開口部131の縁に固定されている。そして、押圧部271は、開口部131に配置され、ニップ板130の下面130Bから下方へ向かって突出している。この突出した押圧部271によって、定着フィルム110は加圧ローラ150の周面150Aに向けて押圧されている。
このように、押圧部材が回転しない部材から構成されていても、押圧部271が用紙搬送領域の外側で定着フィルム110を加圧ローラ150へ向けて押圧することにより、加圧ローラ150の駆動力が定着フィルム110へ伝達されるのを促すことができる。
この第2実施形態では、押圧部271がニップ板130とは別部材である板状部材270によって構成されていたが、図7に示すように、押圧部231がニップ板230と一体に形成されていてもよい。
具体的に、押圧部231は、ニップ板230の用紙搬送領域の外側部分が加圧ローラ150側へ向かって凸となるように板金加工によって形成されている。このように、押圧部231をニップ板230と一体に設けることで、部品点数を少なくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、ニップ部材として板状のニップ板130を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、板状でない厚めの部材を採用してもよい。
また、前記実施形態では、バックアップ部材として加圧ローラ150を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ベルト状の加圧部材などであってもよい。
前記実施形態では、記録シートとして、普通紙やはがきなどの用紙Pを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、OHPシートなどであってもよい。
前記実施形態では、本発明の定着装置100を備えた画像形成装置として、レーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、LEDによって露光を行うLEDプリンタであってもよいし、プリンタ以外の複写機や複合機などであってもよい。また、前記実施形態では、モノクロ画像を形成する画像形成装置を例示したが、本発明はこれに限定されず、カラー画像を形成する画像形成装置であってもよい。
1 レーザプリンタ
100 定着装置
110 定着フィルム
120 ハロゲンランプ
130 ニップ板
131 開口部
132 支持部
140 反射板
150 加圧ローラ
150A 周面
151 駆動ギヤ
160 ステイ
170 回転体
171 押圧部
172 回転軸
173 駆動ギヤ
180 ガイド部材
NP ニップ部
P 用紙

Claims (11)

  1. 可撓性の筒状部材と、
    前記筒状部材の内面に摺接するように配置されたニップ部材と、
    駆動力が供給され、前記ニップ部材との間で前記筒状部材を挟むことで前記筒状部材との間にニップ部を形成するバックアップ部材と、を備えた定着装置であって、
    記録シート搬送領域の記録シート幅方向外側のみに、前記ニップ部材のニップ部を形成する部分よりバックアップ部材側へ突出し、前記筒状部材を前記バックアップ部材のバックアップ面に向けて押圧する押圧部を備えることを特徴とする定着装置。
  2. 前記押圧部は、記録シート幅方向に見て、前記ニップ部と重なることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記押圧部は、前記ニップ部材と別部材の押圧部材により構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記押圧部材は、前記ニップ部材に形成される厚み方向に貫通した開口部に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記押圧部材は、前記筒状部材の移動とともに回転する回転体であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記回転体の回転軸は、前記ニップ部材の前記筒状部材と摺接する面とは反対側の面よりも前記バックアップ部材から離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記回転体は、前記ニップ部材に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記ニップ部材は、板金加工により、前記回転体を支持する支持部と一体に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記バックアップ部材には、駆動力が入力されており、
    前記押圧部材は、前記バックアップ部材と駆動連結されていることを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 前記押圧部は、前記ニップ部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  11. 可撓性の筒状部材と、
    前記筒状部材の内面に摺接するように配置されたニップ部材と、
    駆動力が供給され、前記ニップ部材との間で前記筒状部材を挟むことで前記筒状部材との間にニップ部を形成するバックアップ部材と、を備えた定着装置であって、
    記録シート搬送領域の記録シート幅方向外側のみに、前記ニップ部材のニップ部を形成する部分よりバックアップ部材側へ突出し、前記筒状部材を前記バックアップ部材のバックアップ面に向けて押圧する押圧部を備え、
    前記押圧部は、記録シート幅方向に見て、前記ニップ部と重なることを特徴とする定着装置。
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