JP2012136156A - 自動二輪車の燃料タンク取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンクを支持するためのクロスメンバーを不要とし、車体フレームの燃料タンクを支持する部分を簡素化できる、燃料タンク取付構造を提供する。
【解決手段】自動二輪車1の燃料タンク11を車体フレーム8、18に着脱可能に取り付ける取付体41、42が、左右一対のリヤフレーム18を連結するようになっていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動二輪車の燃料タンク取付構造に関するものである。
自動二輪車では、特許文献1に示すように、燃料タンクは、車体フレームに支持されるようになっているが、左右一対の車体フレームに燃料タンクを取り付ける場合、左右一対の車体フレーム同士を連結するクロスメンバーを設けて、そのクロスメンバーの上に燃料タンクを載置するようになっている。
特開2006−21638号公報
そこで、本発明では、燃料タンクを支持するためのクロスメンバーを不要とし、車体フレームの剛性を維持しつつ、燃料タンクを支持する部分を簡素化できる、燃料タンク取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、自動二輪車の燃料タンク取付構造において、燃料タンクを車体フレームに着脱可能に取り付ける取付体が、左右一対のリヤフレームを連結するようになっていることを特徴とする。
前記構成によれば、燃料タンクを車体フレームに取り付ける取付体が左右一対のリヤフレームを連結するので、車体フレームの剛性を維持しつつ、クロスメンバーを不要とすることができ、車体のリヤフレームの構成を簡素化することができる。
本発明は、更に、次のような構成を備えるのが好ましい。
(1)前記取付体は、前記燃料タンクを車幅方向に延びる軸線まわりに角変位可能に支持する。
(2)前記左右一対のリヤフレームが、前記取付体との連結部において、車幅方向内方に突出する突出部を有しており、前記自動二輪車のシートは、前記突出部に上方から載置される載置部が形成される。
(3)前記構成(2)において、前記シートの前部下面には、前方下方に向かって突出する係合部が設けられており、前記突出部に前記係合部が下方から係合する。
(4)前記構成(2)又は(3)において、前記左右一対のリヤフレームの車幅方向外側面には、同乗者用ステップが設けられており、前記連結部は、前記同乗者用ステップの近傍に設けられている。
(5)前記構成(2)〜(4)にいずれか1つにおいて、前記突出部は、さらに上方に突出するようになっており、前記燃料タンクの後部上壁には、前記取付体の取付ブラケットが設けられており、前記燃料タンクが前記取付体で前記車体フレームに取り付けられた状態において、前記燃料タンクの後端部が、前記取付体の後部下方に位置するようになっている。
前記構成(1)によれば、取付体が燃料タンクを角変位可能に支持するので、燃料タンク下方に位置する部品、例えばエアクリーナやスロットルボディの点検手入れを行う場合、燃料タンクを車体フレームから取り外すことなく、燃料タンクを取付体に対して角変位させるだけで、上記部材の点検手入れを行うことができる。
前記構成(2)によれば、リヤフレームの突出部にシートの載置部が載置されるようになっているので、シートを支持する部分を別途設ける必要がない。また、シートの荷重をリヤフレームで受けるようになっているので、シートの荷重が燃料タンクにかかることを防止できる。
前記構成(3)によれば、リヤフレームの突出部とシートの係合部とが係合するようになっているので、シートをリヤフレームに保持することができる。
前記構成(4)によれば、リヤフレームの連結部は、同乗者用ステップの近傍に設けられているので、同乗者の荷重をリヤフレームの連結部及び取付体でも負担することができ、同乗者の荷重に対するリヤフレーム剛性を向上させることができる。
前記構成(5)によれば、燃料タンクの後端部が、取付体の後部下方に位置するようになっているので、燃料タンクの上下方向位置を低くすることができる。その結果、車体の重心及びシート高さを低くすることができる。
要するに本発明によると、燃料タンクを支持するためのクロスメンバーを不要とし、車体フレームの剛性を維持しつつ、燃料タンクを支持する部分を簡素化できる、燃料タンク取付構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図1の自動二輪車の燃料タンクの後部分の斜視図である。 図1の自動二輪車の燃料タンクの後部分の図2とは異なる方向からの斜視図である。 図2のIV−IV断面図である。 運転者用のシートを取り付けた状態の、燃料タンクの後部分の側面図である。 図5の後方斜視図である。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車1の左側面図である。なお、本実施形態で用いる方向の概念は、自動二輪車1の運転者から見た方向の概念と一致するものとして説明する。
図1に示すように、自動二輪車1は前輪2と後輪3とを備え、前輪2は略上下方向に延びるフロントフォーク4の下部にて回転自在に支持されている。フロントフォーク4は、ステアリングシャフト5に支持されている。ステアリングシャフト5は、ヘッドパイプ6によって回転自在に支持されている。フロントフォーク4の上端部に設けられたアッパーブラケット(図示せず)には、左右に延びるバー型のステアリングハンドル7が取り付けられている。従って、運転者がステアリングハンドル7を左右に揺動させることによって、ステアリングシャフト5を回転軸として、前輪2が操舵される。
車体フレームはメインフレーム8とリヤフレーム18とを有しており、メインフレーム8は、左右一対となっており、ヘッドパイプ6から後方に延設されている。メインフレーム8の後下端部には、スイングアーム9の前端部がピボットボルト10で軸支されており、スイングアーム9の後端部には後輪3が回転自在に支持されている。メインフレーム8の上方であって、ステアリングハンドル7の後方には、燃料タンク11が配置され、燃料タンク11の後方には、運転者用のシート12が配置されている。運転者用のシート12の後方には、同乗者用のシート13が配置されている。燃料タンク11の下方には、エンジン20が搭載されている。エンジン20の後部には、出力スプロケット(図示せず)が配置されており、出力スプロケットの動力がチェーン14を介して後輪3へと伝達される。
ステアリングハンドル7の前方には、ヘッドランプ16が配置されており、ヘッドランプ16は、フロントカウル17で覆われている。フロントカウル17は、その上部がヘッドランプ16を覆い、その下部がエンジン20等を覆った、フルカウル型である。
図2は、図1の自動二輪車1の燃料タンク11の後部分の斜視図であり、図3は、図1の自動二輪車1の燃料タンク11の後部分の図2とは異なる方向からの斜視図である。図2及び図3は、運転者用のシート12及び同乗者用のシート13を除いている。図2及び図3に示すように、左右一対のメインフレーム8の後上端部には、それぞれ、左右一対のリヤフレーム18の前端部が連結されている。左右一対のリヤフレーム18の後端部は、連結部材19によって連結されている。
リヤフレーム18は、車幅方向に垂直な平面に沿って、前端部から後方に進むにつれて上方に延びる形状に形成されている。そして、リヤフレーム18の上部には、運転者用のシート12が配置され、各リヤフレーム18の下部には、同乗者用シート13に着座する同乗者の足置きである同乗者用ステップ131を支持するステップステー132が連結されている。燃料タンク11の後部は、左右一対のリヤフレーム18の前部の間に配置されている。
各リヤフレーム18の前後方向中間部、より具体的には、前後方向略中央部には、リヤフレーム18の上壁18bから車幅方向内方に突出する突出部31が形成されている。突出部31は、車幅方向内方端でさらに上方に突出する上方突出部31aを有しており、取付体である取付ボルト41及びナット42が、左右一対の上方突出部31aを連結している。具体的には、上方突出部31aには、車幅方向に貫通する貫通孔が形成されており、取付ボルト41は、前記貫通孔を貫通して、ボルト頭部41aが一方のリヤフレームの上部突出部31aの車幅方向外側面に配置され、ボルト先端部41bが他方のリヤフレームの上部突出部31aの車幅方向外方に配置されるようになっている。取付ボルト41には、少なくともボルト先端部41bから上方突出部31aまでの間で、外ねじが形成されており、取付ボルト41のボルト頭部41aと取付ボルト41に螺合したナット42とによって、一対のリヤフレーム18が挟持されている。
燃料タンク11の後部上壁には、取付ボルト41を取り付ける取付ブラケット433が固着されている。図4は、図2のIV−IV断面図である。図4に示すように、取付ブラケット433の内周には、取付ボルト41側から外方に向かって順に、円筒状のカラー部材431、ゴム等の弾性体からなる円筒状のダンパ部材432が設けられている。カラー部材431は、比較的剛性の高い材料、例えば金属からなっており、各リヤフレーム18の上方突出部31aの間に配置されている。そして、カラー部材431は、取付けボルト41に貫通され、カラー部材431の両端部がそれぞれ上方突出部31aの車幅方向内側面に当接している。これによって、リヤフレーム18の車幅方向間がカラー部材431によって規定され、リヤフレーム18同士が剛直に連結されている。すなわち、取付ボルト41及びナット42は、突出部31の上方突出部31aとカラー部材431とを、締結するようになっている。そして、取付ボルト41を軸として、取付ブラケット433、又は、取付ブラケット433及びダンパ部材432が回動可能となっており、その結果、燃料タンク11は、取付ボルト41を軸として、上下方向に角変位可能となっている。したがって、燃料タンク11は、一端部(後部)に回動軸線が設定され、燃料タンク11の収納状態においては、一端部(後部)が後方に位置し、他端部(前部)が前方に位置し、他端部(前部)と一端部(後部)が前後方向に並ぶようになっている。そして、燃料タンク11の回動状態においては、収納状態に比べ、他端部(前部)が一端部(後部)に対してより上方に位置するようになっている。また、ダンパ部材432が取付ブラケット433とカラー部材431との間に設けられることによって、燃料タンク11は、取付ボルト41に対して緩衝性を有するようになっている。
取付ブラケット433は、燃料タンク11上面に沿って延びてタンクに固定される板状のベース部433aと、ベース部433aから上方に立設する立設部433bと、立設部433bに連結される円筒状の円筒部433cとを有する。立設部433bは、車幅方向に間隔を空けて配置され、車幅方向に垂直な平面に沿って延びる側端部433b1と、車幅方向に延びて側端部433b1を連結する中央部433b2と、を有する。円筒部433cは、中心軸線が車幅方向に延びるとともに予め定められる燃料タンク11の回動軸線に一致するように、立設部433bに固定される。円筒部433cは、立設部433bの側端部433b1間に形成されるとともに、立設部433bから、円筒部433cの両端部が車幅方向に突出する。円筒部433cの内部空間は、円筒部433cの両端部でそれぞれ開放される。そして、上述したように円筒部433cの内部空間には、径方向中心に向かうにつれて、円筒状のダンパ部材432、円筒状のカラー部材431、取付けボルト41の順でそれぞれ同軸に配置される。
図5は、運転者用のシート12を取り付けた状態の、燃料タンク11の後部分の側面図であり、図6は、図5の後方斜視図である。図5及び図6に示すように、運転者用のシート12の前部下面には、下方前方に向かって突出する係合部12aが設けられている。そして、係合部12aの先端が、突出部31と燃料タンク11との間に挿入され、係合部12aの先端の上面と突出部31の下面とが接触することによって、突出部31と係合部12aとが係合するようになっている。
また、運転者用シート12の前部下面であって、係合部12aの前方には、下方に突出する載置部12bが設けられている。そして、運転者用のシート12は、突出部31に上方から載置部12bが載置されることによって、突出部31に支持されるようになっている。また、載置部12bの下端部にはゴム等の弾性体からなるダンパ部材12cが取り付けられており、突出部31に対して、載置部12bが緩衝性を有するようになっている。
図1に示すように、同乗者用ステップ131を支持するステップステー132が、左右一対のリヤフレーム18にそれぞれ取り付けられている。図2、図3、図5、図6に示すように、リヤフレーム18には、ステップステー132を取り付けるためのボス部18aが形成されており、このボス部18aに、ステップステー132が、ボルト133で取り付けられるようになっている。
左右のリヤフレーム18を連結する取付ボルト41及びナット42と締結される突出部31は、ボス部18aの近傍に設けられている。
前記構成の燃料タンク11の取付構造によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)燃料タンク11をリヤフレーム18に取り付ける取付ボルト41及びナット42が左右一対のリヤフレーム18を連結するので、リヤフレーム18の剛性を維持できる。したがって、リヤフレーム18を連結するためのクロスメンバーをリヤフレーム18と一体形成等する必要がなく、リヤフレーム18の構成を簡素化、例えば、リヤフレーム18を小型化できる。
(2)取付ボルト41及びナット42が燃料タンク11を角変位可能に支持するので、燃料タンク11下方に位置する部品、例えば、エアクリーナやスロットルボディの点検手入れを行う場合、燃料タンク11をリヤフレーム18から取り外すことなく、燃料タンク11を取付ボルト41及びナット42に対して角変位させるだけで、上記部材の点検手入れを行うことができる。
(3)リヤフレーム18の突出部31に運転者用のシート12の載置部12bが載置されるようになっているので、運転者用のシート12を支持する部分を別途設ける必要がない。また、運転者用のシート12の荷重をリヤフレーム18で受けるようになっているので、運転者用のシート12の荷重が燃料タンク11にかかることを防止できる。
(4)リヤフレーム18の突出部31と運転者用のシート12の係合部12aとが係合するようになっているので、運転者用のシート12をリヤフレーム18に保持することができる。
(5)リヤフレーム18を連結する取付ボルト41及びナット42が取り付けられる突出部31は、同乗者用ステップ131を支持するステップステー132が取り付けられるボス部18aの近傍に設けられているので、同乗者の荷重をリヤフレーム18の連結部及び取付ボルト41でも負担することができ、同乗者の荷重に対するリヤフレーム18の剛性を向上させることができる。
(6)燃料タンク11の後端部が、取付ボルト41の後部下方に位置するようになっているので、燃料タンク11の上下方向位置を低くすることができる。その結果、自動二輪車1の車体の重心及び運転者用のシート12の高さを低くすることができる。
(7)ダンパ部材432が取付ブラケット433とカラー部材431との間に設けられているので、燃料タンク11は、取付ボルト41に対して緩衝性を有するようになっている。その結果、自動二輪車1の運転時や燃料タンク11の角変位時における燃料タンク11とリヤフレームとの間の振動を緩和できるようになっている。
(8)載置部12bの下端部にはダンパ部材12cが取り付けられているので、突出部31に対して、載置部12bが緩衝性を有するようになっている。その結果、運転時における運転者用のシート12とリヤフレーム18との間の振動を緩和できるようになっている。
(9)燃料タンク11の回動軸がリヤフレーム18よりも上方に設定されるので、燃料タンク着脱作業を容易に行うことができる。また、燃料タンク11の回動軸が、リヤフレーム18よりも上方に設定されることで、リヤフレーム18に対して、燃料タンク11上面をなるべく上方に配置することができ、リヤフレーム18間に位置する燃料タンク部分を増やすことができる。
(10)左右のリヤフレーム18は板状に形成されるので、成形型によってリヤフレーム18を形成する場合に、成形型の大型化を防止することができる。また、切削によってリヤフレーム18を形成する場合であっても、板状態から切除される部分を低減することができ、歩留まりを向上させることができる。
(11)上方突出部31aが、リヤフレーム18の上壁18bよりも車幅方向内側に配置されるので、取付体の取付ボルト41及びナット42がリヤフレーム18よりも車幅方向外側に突出することを防止できる。
(12)突出部31が燃料タンク11と運転者用のシート12との間に位置するので、燃料タンク11の支持と、運転者用のシート12の保持とを同じ部材(突出部31)によって実現することができ、部品点数を低減することができる。また、突出部31の上面に運転者用のシート12が載置されるので、運転者用のシート12を着脱可能な構成としやすくなっている。また、2つの載置部12bの車幅方向内側に取付ボルト41を配置することで、燃料タンク11と運転者用のシート12との間の空間に取付ボルト41を配置することができ、取付ボルト41の収納スペースを別途形成する必要がない。
(13)取付ボルト41がリヤフレーム18から着脱可能に構成されるので、取付ボルト41を、燃料タンク11より先に取り外す、又は、燃料タンク11より後で取り付けることで、取付ボルト41と干渉することなく、リヤフレーム18から燃料タンク11を着脱することができる。
(14)リヤフレーム18のメインフレーム8に接続される部分と連結部材19によって接続される部分との間で、取付ボルト41が配置されるので、少なくとも前後方向に間隔をあけた3つの位置で、左右のリヤフレーム18を連結することができ、リヤフレーム18の剛性を向上させることができる。
(15)載置部12bが形成されるので、運転者用のシート12と取付ブラケット433とが接触することを防止できる。
[他の実施形態]
本実施形態では、取付体が取付ボルト41及びナット42であるが、取付体は取付ボルト41及びナット42に限定されず、燃料タンク11を角変位可能に支持する軸体であれば良い。ただし、この軸体は、左右のリヤフレームを連結できる締結機能を有している必要がある。
本実施形態では、突出部31が、車幅方向内方に突出し、さらに、車幅方向内方端で上方に突出しているが、突出部31は、車幅方向外方に突出し、さらに、車幅方向外方端で上方に突出していても良い。この場合、取付ボルト41の車幅方向長さは、リヤフレーム18間の車幅方向長さよりも長くなる。また、突出部31は、リヤフレーム18の上壁18bから上方に突出し、さらに上方端で車幅方向内方又は車幅方向外方に突出しても良い。
本実施形態では、燃料タンク11の回動軸は、リヤフレーム18の上壁18bから上方に設定されているが、リヤフレーム18の上壁18bよりも下方に設定されてもよい。また、カラー部材431が上部突出部31aと当接するとしたが、カラー部材431と上部突出部31aとの間に隙間が形成されてもよい。そして、本実施形態では、ナット42が他方のリヤフレームの上部突出部31aの車幅方向外側面に配置されているが、カラー部材431と上部突出部31aとの間に隙間が形成されている場合、ナット42に加えて、リヤフレーム18の上部突出部31aの車幅方向内側面にも更にナットが配置され、カラー部材431の車幅方向の位置決めがなされても良い。
本実施形態では、取付ボルト41は燃料タンク11を支持しているが、燃料タンク11に代えて、燃料以外が収容されるタンク体を支持してもよい。また、メインフレーム8の上方を覆う蓋体を取付ボルト41が支持してもよい。
特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、各種変形及び変更を行うことも可能である。
本発明の燃料タンク取付構造では、燃料タンクを支持するためのクロスメンバーを不要とし、車体フレームの剛性を維持しつつ、燃料タンクを支持する部分を簡素化できるので、産業上の利用価値が大である。
1 自動二輪車
2 前輪 3 後輪 4 フロントフォーク 5 ステアリングシャフト
6 ヘッドパイプ 7 ステアリングハンドル 8 メインフレーム
9 スイングアーム 10 ピボットボルト
11 燃料タンク
12 運転者用のシート 12a 係合部 12b 載置部 12c ダンパ部材
13 同乗者用のシート
131 同乗者用ステップ 132 ステップステー 133 ボルト
14 チェーン 16 ヘッドランプ 17 フロントカウル
18 リヤフレーム 18a ボス部 18b 上壁
19 連結部材
20 エンジン
31 突出部 31a 上方突出部
41 取付ボルト 41a ボルト頭部 41b ボルト先端部
42 ナット
431 カラー部材 432 ダンパ部材
433 取付ブラケット
433a ベース部
433b 立設部 433b1 側端部 433b2 中央部
433c 円筒部

Claims (6)

  1. 自動二輪車の燃料タンクを車体フレームに着脱可能に取り付ける取付体が、左右一対のリヤフレームを連結するようになっていることを特徴とする、燃料タンク取付構造。
  2. 前記取付体は、前記燃料タンクを車幅方向に延びる軸線まわりに角変位可能に支持する、請求項1記載の燃料タンク取付構造。
  3. 前記左右一対のリヤフレームが、前記取付体との連結部において、車幅方向内方に突出する突出部を有しており、
    前記自動二輪車のシートは、前記突出部に上方から載置される載置部が形成される、請求項1又は2に記載の燃料タンク取付構造。
  4. 前記シートの前部下面には、前方下方に向かって突出する係合部が設けられており、
    前記突出部に前記係合部が下方から係合する、請求項3記載の燃料タンク取付構造。
  5. 前記左右一対のリヤフレームの車幅方向外側面には、同乗者用ステップが設けられており、
    前記連結部は、前記同乗者用ステップの近傍に設けられている、請求項3又は4に記載の燃料タンク取付構造。
  6. 前記突出部は、さらに上方に突出するようになっており、
    前記燃料タンクの後部上壁には、前記取付体の取付ブラケットが設けられており、
    前記燃料タンクが前記取付体で前記車体フレームに取り付けられた状態において、前記燃料タンクの後端部が、前記取付体の後部下方に位置するようになっている、請求項3〜5のいずれか1つに記載の燃料タンク取付構造。
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