JP2011178243A - 鞍乗型車両のカウル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な外観が得られ、組み付けの作業性を向上でき、光軸の微調整が容易な鞍乗型車両のカウル構造を提供すること。
【解決手段】前照灯41と、前照灯の周囲を覆うように前照灯を固定したフロントカウル50と、フロントカウルを支持する支持部を有し、車体フレーム10に固定されるフロントカウルステー60と、を備える。支持部は、フロントカウルの上側を支持する第1の支持部と、フロントカウルの下側を支持する第2の支持部552a、553とを有する。第1の支持部は、フロントカウルステーに設けられた支持面661及び支持面から上方向に延びるピン部662と、ピン部に対してフロントカウルを位置決めする上部弾性部材544と、を有する。第2の支持部は、フロントカウルステーに対して、フロントカウルの角度を前後方向に調整可能に支持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗型車両のカウル構造に関する。詳しくは、本発明は、自動二輪車のフロントカウルの構造に関する。
従来から、鞍乗型車両としての自動二輪車において、ヘッドライトを固定したフロントカウルが車体フレームに対して角度を調整可能に取り付けられた自動二輪車用前照灯がある(例えば、特許文献1参照)。
このような自動二輪車用前照灯は、ヘッドライトの光軸の調整が可能である。このような自動二輪車用前照灯によれば、ヘッドライトがフロントカウルに直接固定されることで、ヘッドライトとフロントカウルとの間隙を最少限にすることができる。そして、光軸調整の前後でその間隙が変化しないため、良好な外観が得られる。
特許第3480724号公報
しかしながら、特許文献1に記載された自動二輪車用前照灯は、つぎのような構造である。すなわち、車体フレームに設けられた左右の支持ステーに左右方向の軸孔が形成される。また、フロントカウルの左右両側に同様の軸孔が形成される。そして、フロントカウルの外側から、ボルトが、フロントカウル及び支持ステーの左右の軸孔にそれぞれ挿し込まれて締め付けられて固定される。また、このボルトが緩められることで、ヘッドライトの光軸調整が行われる。
つまり、車体フレームに対してフロントカウルを取り付ける締結用のボルトが、ヘッドライトの光軸調整用のボルトを兼ねる構造である。
そのため、フロントカウルの両側外方から、このボルトの頭部が見えてしまい、外観に好ましくない影響を与える。
また、生産ラインでは、このボルトで仮止めしないとフロントカウルが落下してしまうため、組み付けの作業性が低い。
さらに、車体フレームに対するフロントカウルの支持軸と、ヘッドライトの光軸調整軸とが一致しているため、ボルトを少し緩めるだけで、フロントカウルの支持が不安定になり、光軸の微調整をすることが困難である。
本発明は、良好な外観が得られ、組み付けの作業性を向上でき、光軸の微調整が容易な鞍乗型車両のカウル構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、前照灯と、前記前照灯の周囲を覆うように前記前照灯を固定したフロントカウルと、前記フロントカウルを支持する支持部を有し、車体フレームに固定されるフロントカウルステーと、を備えた鞍乗型車両において、前記支持部は、前記フロントカウルの上側を支持する第1の支持部と、前記フロントカウルの下側を支持する第2の支持部とを有し、前記第1の支持部は、前記フロントカウルステーに設けられた支持面及び前記支持面から上方向に延びるピン部と、前記ピン部に対して前記フロントカウルを位置決めする上部弾性部材と、を有し、前記第2の支持部は、前記フロントカウルステーに対して、前記フロントカウルの角度を前後方向に調整可能に支持することを特徴とする。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の構成に加えて、前記ピン部は、前記第2の支持部が前記フロントカウルの角度を前後方向に調整するときに回動される前記フロントカウルの回動軸上に位置することを特徴とする。
請求項3に記載の発明においては、請求項1又は2に記載の構成に加えて、前記第2の支持部は、車両の前後方向に延びる長孔を有し、前記フロントカウルに設けられるエーミングステーと、前記長孔を貫通して前記エーミングステーを前記フロントカウルステーに締結するボルトとを有し、前記ボルトの位置に対して、前記フロントカウルが前記エーミングステーの前記長孔に沿って移動可能に構成されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明においては、請求項3に記載の構成に加えて、前記エーミングステーは、前記フロントカウルの下部に下部弾性部材を介して支持されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明においては、請求項3又は4に記載の構成に加えて、前記フロントカウルステーの下部に前記フロントカウルの下面と干渉しない範囲で前方に膨出した膨出部を有し、前記エーミングステーは、前記膨出部に取り付けられることを特徴とする。
請求項6に記載の発明においては、請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成に加えて、前記第1の支持部は、前記フロントカウルの上部に左右一対設けられ、前記第2の支持部は、前記フロントカウルの下部に左右一対設けられることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、フロントカウルは、フロントカウルステーのピン部に位置決めされて、支持面に支持される。そのため、フロントカウルを取り付ける締結用のボルトが不要である。これにより、不要なボルトが外から見えないため、良好な外観が得られる。
また、フロントカウルの組み付け作業時には、フロントカウルをピン部に位置決めするだけで、フロントカウルをフロントカウルステーに組み付けることができる。これにより、フロントカウルの組み付けの作業性が向上する。
また、フロントカウルは、上部弾性部材を介して、フロントカウルステーのピン部に位置決めされて、支持面に支持される。そのため、第2の支持部がフロントカウルの角度を前後方向に調整するときに、フロントカウルは、上部弾性部材の弾力を利用して回動することができる。よって、前照灯の光軸調整が容易となる。
また、第1の支持部は、フロントカウルの上側を支持する。第2の支持部は、フロントカウルの下側を支持する。すなわち、前照灯の光軸調整を行うための回動軸と、光軸調整を行う調整部とが離間している。これにより、光軸の微調整が容易である。
請求項2に係る発明によれば、第2の支持部がフロントカウルの角度を前後方向に調整するときに、フロントカウルは回動する。その回動軸はピン部にある。これにより、ピン部とは別に新たに回動軸を設ける必要がない。
請求項3に係る発明によれば、ボルトの位置に対して、エーミングステーを長孔に沿って移動することができる。これにより、前照灯の光軸調整を行うときには、ボルトを緩めて、フロントカウル全体を長孔に沿って光軸調整をすることができる。よって、光軸調整の作業が容易である。
請求項4に係る発明によれば、エーミングステーは、フロントカウルの下部に支持されている。これにより、前照灯の光軸調整の作業がし易い。
また、エーミングステーは、下部弾性部材を介して支持されている。これにより、光軸調整の作業において、例えば多少の調整誤差があった場合に、その誤差を下部弾性部材によって吸収することができる。
請求項5に係る発明によれば、エーミングステーは、フロントカウルステーの下部にフロントカウルの下面と干渉しない範囲で前方に膨出した膨出部に取り付けられる。そのため、フロントカウルの下面と膨出部とは干渉しない。これにより、前照灯を固定したフロントカウルを、フロントカウルステーに対して上方から組み付けることができる。よって、組み付けの作業性がさらに向上する。
請求項6に係る発明によれば、第1の支持部は、フロントカウルの上部に左右一対設けられる。これにより、前照灯の光軸調整を行うための回動軸が安定する。よって、光軸調整の作業がさらにし易くなる。
また、第2の支持部は、フロントカウルの下部に左右一対設けられる。そのため、フロントカウルは、フロントカウルステーに対して、合計4箇所で固定される。よって、フロントカウルの支持剛性が向上する。
本発明の実施形態に係るカウル構造を備えた鞍乗型車両としての自動二輪車を示す左側面図である。 図1に示す自動二輪車のカウル構造を示す左側面図である。 図1に示す自動二輪車のカウル構造を示す左斜め後方からみた斜視図である。 図1に示す自動二輪車のカウル構造を示す背面図である。 図4に示すカウル構造の要部の拡大図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
先ず、図1を参照しながら、本発明の実施形態に係るカウル構造を備えた鞍乗型車両としての自動二輪車1の全体構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車1は、ヘッドパイプ11及びシートレール13を含んで構成される車体フレーム10と、この車体フレーム10の前方に配置されるカウル構造としてのカウル構造部40と、前輪21と、この前輪21の上方に配置されるフロントフェンダ211と、前輪21を軸支するフロントフォーク22と、このフロントフォーク22をヘッドパイプ11に対して左右に回動自在に連結するステアリングステム23と、車体フレーム10の後方に配置される後輪24と、この後輪24の上方に配置されるリアフェンダ241と、後輪24を軸支するスイングアーム25と、このスイングアーム25を車体フレーム10に上下に揺動自在に連結するピボットプレート26と、スイングアーム25とシートレール13との間に介在するリアクッション27と、燃料タンク28と、シート29と、エンジン30と、を備える。
車体フレーム10は、複数種の鋼材が溶接等により一体的に結合されて構成される。図1に示すように、この車体フレーム10は、ヘッドパイプ11と、メインフレーム12と、シートレール13と、ダウンフレーム14と、サブフレーム15と、を備える。
ヘッドパイプ11は、車体フレーム10の前端部に配置される。
メインフレーム12は、左右に一対設けられている。一対のメインフレーム12は、側面視で、ヘッドパイプ11から後方に延出し、途中で下方に屈曲する屈曲部12aを有する。
シートレール13は、左右に一対設けられている。一対のシートレール13は、側面視で、一端側がメインフレーム12の屈曲部12aに連結されており、他端側が後方に向かって延びている。
ダウンフレーム14は、左右に一対設けられている。一対のダウンフレーム14は、側面視で、ヘッドパイプ11の後部から斜め下後方に延びている。
サブフレーム15は、左右に一対設けられている。一対のサブフレーム15は、一端側が一対のメインフレーム12の後部に連結され、他端側が斜め上後方に延びて一対のシートレール13の後部に連結されている。
フロントフォーク22は、左右に一対設けられている。一対のフロントフォーク22は、ヘッドパイプ11の前方に、このヘッドパイプ11に略平行に配置される。一対のフロントフォーク22は、トップブリッジ231、ボトムブリッジ232及びステアリングステム23を介してヘッドパイプ11に軸支される。
トップブリッジ231の上面には、ハンドルステー161を介してハンドル16が連結される。ボトムブリッジ232及びトップブリッジ231には、カウル構造部40のフロントカウルステー60(後述)が固定される。ボトムブリッジ232は、フロントカウルステー60の下部固定ボス611(後述)を収容するボス孔232a(図2参照)を有する。トップブリッジ231は、フロントカウルステー60の上部固定ボス612(後述)を収容するボス孔231a(図2参照)を有する。
スイングアーム25は、左右に一対設けられている。一対のスイングアーム25は、車体フレーム10における前後方向の中央部に揺動自在に懸架され、後輪24を回転自在に保持する。
ピボットプレート26は、左右に一対設けられている。一対のピボットプレート26は、一対のメインフレーム12の後部の前側に連結されており、一対のスイングアーム25を軸支している。
リアクッション27は、左右に一対設けられている。一対のリアクッション27は、一端側が一対のスイングアーム25の後部に連結され、他端側がクッションガセット17を介して一対のシートレール13に連結されている。
燃料タンク28は、一対のメインフレーム12の上部に支持されている。シート29は、燃料タンク28の後方において一対のシートレール13の上部に支持されている。
エンジン30は、車体における前後方向の略中央部に搭載される。このエンジン30は、シリンダヘッド31を有するシリンダ部32と、シリンダヘッド31に連結された吸気部33及び排気部34と、を備える。
シリンダ部32は、一対のメインフレーム12、一対のダウンフレーム14及び一対のピボットプレート26に囲まれた空間に配置される。このシリンダ部32の内部には、ピストン(図示せず)が往復動可能に嵌装されている。ピストンの往復動は、コンロッド(図示せず)を介してクランク軸(図示せず)の回転動に変換される。そして、エンジン30の出力は、変速機構(図示せず)を経由して出力され、チェーンドライブ式の動力伝達機構(図示せず)を介して、後輪24に伝達される。
吸気部33は、シリンダヘッド31の後部に接続されたキャブレタ331と、このキャブレタ331の後部に接続されたエアクリーナ332と、を備える。エアクリーナ332は、一対のシートレール13、一対のメインフレーム12及び一対のサブフレーム15に囲まれた空間に配置される。
排気部34は、基端側がシリンダヘッド31の前部に接続された排気管341と、この排気管341の先端側に接続されるサイレンサ(図示せず)と、を備える。排気管341は、シリンダ部32の前方及び下方において湾曲し、先端側が後方に向かって延びている。サイレンサは、後輪24の右側に配置される。
図2は、本実施形態の自動二輪車1のカウル構造を示す左側面図である。図3は、カウル構造を示す左斜め後方からみた斜視図である。図4は、カウル構造を示す背面図である。図5は、図4に示すカウル構造の要部の拡大図である。
図2〜図4に示すように、本実施形態のカウル構造としてのカウル構造部40は、前照灯としてのヘッドライト41と、ウインカ45と、ヘッドライト41の周囲を覆うフロントカウル50と、フロントカウル50を車体フレーム10に固定するフロントカウルステー60と、フロントナンバープレート(図示せず)を取り付けるナンバープレート取り付けステー70と、を備える。
ヘッドライト41は、電球(図示せず)と、電球の後方に配置され電球を収容するハウジング42と、電球の前面を覆うレンズ43と、を備える。このヘッドライト41は、フロントカウル50に固定される。
フロントカウル50は、樹脂等により形成される。フロントカウル50は、ヘッドライト41の上面を覆う上面カバー部51と、ヘッドライト41の左右の側面を覆う一対の側面カバー部52と、ヘッドライト41の下面を覆う下面カバー部53と、左右一対のブラケット54と、エーミングステー55と、を備える。
図2に示すように、上面カバー部51は、後端側が後ろ上がりになるように形成されている。図4に示すように、一対の側面カバー部52は、後端が幅広になるように形成されている。一対の側面カバー部52には、左右一対のウインカ45が固定されている。
図2に示すように、下面カバー部53は、フロントカウル50の前側から後方に向かって略水平に少し延び、そこから下方に向かって少し延び、さらに後方に向かって略水平に少し延びるように形成されている。下面カバー部53の下端部には、後方に向かって略水平に延びる取り付け面531が形成されている。
左右一対のブラケット54は、一対の側面カバー部52の内側に設けられる。一対のブラケット54は、略水平に位置する水平部541と、水平部541の前側から略垂直に立ち上がる前側垂直部542と、水平部541の後側から略垂直に垂れ下がる後側垂直部543と、を有する。
一対のブラケット54の水平部541には、上部弾性部材544が固定されている。図5に示すように、上部弾性部材544は、略円筒状であり、中心孔544aを有する。上部弾性部材544には、外周面における上下間の中間位置に、上面及び下面と平行な環状溝544bが形成されている。水平部541にあけた孔541aに環状溝544bを嵌合することにより、上部弾性部材544は、水平部541に固定される。
一対のブラケット54の前側垂直部542及び後側垂直部543は、一対の側面カバー部52の内側に取り付けられている。図2、図3に示すように、一対の側面カバー部52は、内側に、一対のブラケット54の前側垂直部542に対応するボス穴521、及び後側垂直部543に対応するボス穴522を有する。ねじ545を、前側垂直部542及び後側垂直部543にあけた孔(図示せず)に通して、ボス穴521、522にねじ込むことにより、前側垂直部542及び後側垂直部543は、側面カバー部52の内側に取り付けられる。
エーミングステー55は、下面カバー部53の内側に設けられる。エーミングステー55は、略水平に位置する水平部551と、水平部551の左右両側から略垂直に垂れ下がる一対の垂直部552と、を有する。
図2に示すように、エーミングステー55の水平部551は、下面カバー部53の内側に下部弾性部材554を介して取り付けられている。水平部551は、一対の取り付け孔(図示せず)を有する。下部弾性部材554は、略円筒状であり、中心孔(図示せず)を有する。
ナンバープレート取り付けステー70にあけた孔(図示せず)に下からボルト555を通し、このボルト555に、下面カバー部53の取り付け面531にあけた孔(図示せず)、下部弾性部材554の中心孔、水平部551の取り付け孔を順次通して、ナット556で固定することにより、水平部551は、下面カバー部53の内側に下部弾性部材554を介して取り付けられる。
エーミングステー55の左右一対の垂直部552には、車両の前後方向に延びる長孔552aが形成されている。
フロントカウルステー60は、左右一対の固定フレーム61と、下部連結フレーム62と、左右一対の膨出部としての下部支持フレーム63と、左右一対の上部フレーム64と、上部連結フレーム65と、左右一対の上部支持フレーム66と、を備える。
一対の固定フレーム61は、上下方向に延びている。一対の固定フレーム61の下部は、中間部に対して後方に位置するように屈曲している。一対の固定フレーム61の下端部は、下部固定ボス611を有する。一対の固定フレーム61の上部は、中間部に対して後方に位置するように屈曲している。一対の固定フレーム61の上端部は、上部固定ボス612を有する。
下部連結フレーム62は、一対の固定フレーム61の下側において一対の固定フレーム61どうしを互いに連結する。
一対の下部支持フレーム63は、フロントカウル50の下面としての取り付け面531と干渉しない範囲で、一対の固定フレーム61の下部から前方へ膨出している。一対の下部支持フレーム63の相互の間隔は、フロントカウル50のエーミングステー55における左右一対の垂直部552の間隔に比べて、やや狭く配置されている。
一対の下部支持フレーム63は、エーミングステー55の左右一対の長孔552aに対応する位置に、孔(図示せず)があけられ、ナット631(図3参照)が溶接されている。
一対の上部フレーム64は、上下方向に延びている。一対の上部フレーム64の下部は、固定フレーム61の中間部に連結されている。上部連結フレーム65は、一対の上部フレーム64の上端部において一対の上部フレーム64どうしを互いに連結する。
一対の上部支持フレーム66は、一対の上部フレーム64の中間部に連結されている。一対の上部支持フレーム66は、一対の上部フレーム64の中間部から、フロントカウル50の一対のブラケット54に対応する位置まで延びる。
一対の上部支持フレーム66は、それぞれ、支持面661と、支持面661から上方向に延びるピン部662と、を有する。ピン部662は、フロントカウル50の一対のブラケット54の中心孔544に対応する位置に配置される。
上記のように構成されたフロントカウルステー60は、自動二輪車1の車体フレーム10に固定されている。詳述すると、フロントカウルステー60の下部固定ボス611は、ボトムブリッジ232のボス孔232aに収容される。フロントカウルステー60の上部固定ボス612は、トップブリッジ231のボス孔231aに収容される。これにより、フロントカウルステー60は、ボトムブリッジ232及びトップブリッジ231に固定される。フロントカウルステー60は、ボトムブリッジ232及びトップブリッジ231を介して、車体フレーム10に固定される。
次に、本実施形態のフロントカウル50をフロントカウルステー60に取り付ける手順及び光軸調整を行う手順について説明する。
先ず、自動二輪車1の車体フレーム10に固定されているフロントカウルステー60に対して、フロントカウル50を上方から接近させる。そして、フロントカウル50の左右の上部弾性部材544の中心孔544aが、フロントカウルステー60の左右のピン部662に対応するように位置合わせする。この位置で、フロントカウル50を降ろして左右の上部弾性部材544の中心孔544aに、フロントカウルステー60の左右のピン部662を挿入させる。
このとき、フロントカウル50のエーミングステー55の左右の垂直部552は、フロントカウルステー60の左右の下部支持フレーム63を両側から挟むようにして位置する。
これにより、フロントカウル50は、フロントカウルステー60に対して、左右の上部弾性部材544と左右のピン部662とによって所定の位置に位置決めされる。また、フロントカウル50は、その重量を、フロントカウルステー60の左右の支持面661によって支持される。このように、フロントカウルステー60の左右の支持面661及び左右のピン部662と、フロントカウル50の左右の上部弾性部材544とで、第1の支持部を構成する。
次に、フロントカウル50のエーミングステー55を前後方向に移動させることによって、ヘッドライト41の光軸調整を行う。エーミングステー55を前後方向に移動させようとすると、フロントカウル50は、フロントカウルステー60の支持面661に支持された状態で、上部弾性部材544の中心孔544aが弾力によってピン部662に対して変形する。これにより、フロントカウル50は、支持面661と平行な軸線を回動軸50aとして前後方向に回動する。この回動によってフロントカウル50は、前後方向に角度が調整される。すなわち、フロントカウル50に固定されたヘッドライト41の光軸が調整される。
ヘッドライト41の光軸調整が定まったら、その位置で、ボルト553を、エーミングステー55の左右の長孔552aに外側から通して、ナット631に締結する。このように、フロントカウル50のエーミングステー55の長孔552aと、長孔552aに通されるボルト553と、ボルト553が締結されるフロントカウルステー60のナット631とで、第2の支持部を構成する。
以上説明した本実施形態の自動二輪車1のカウル構造部40によれば、以下のような効果を奏する。
フロントカウル50は、フロントカウルステー60のピン部662に位置決めされて、支持面661に支持される。そのため、フロントカウル50を取り付ける締結用のボルトが不要である。これにより、不要なボルトが外から見えないため、良好な外観が得られる。
フロントカウル50の組み付け作業時には、フロントカウル50をピン部662に位置決めするだけで、フロントカウル50をフロントカウルステー60に組み付けることができる。これにより、フロントカウル50の組み付けの作業性が向上する。
フロントカウル50は、上部弾性部材544を介して、フロントカウルステー60のピン部662に位置決めされて、支持面661に支持される。そのため、フロントカウル50の角度を前後方向に調整するときに、フロントカウル50は、上部弾性部材544の弾力を利用して回動することができる。よって、ヘッドライト41の光軸調整が容易となる。
ヘッドライト41の光軸調整を行うためのフロントカウル50の回動軸50aと、光軸調整を行うためのエーミングステー55とが離間している。これにより、光軸の微調整が容易である。
エーミングステー55がフロントカウル50の角度を前後方向に調整するときに、フロントカウル50は回動する。その回動軸50aはピン部662にある。これにより、ピン部662とは別に新たに回動軸を設ける必要がない。
ボルト553及びナット631の位置に対して、エーミングステー55を長孔552aに沿って移動することができる。これにより、ヘッドライト41の光軸調整を行うときには、ボルト553を緩めて、フロントカウル50全体を長孔552aに沿って調整することができる。よって、光軸調整の作業が容易である。
エーミングステー55は、フロントカウル50の下部に支持されている。これにより、ヘッドライト41の光軸調整の作業がし易い。
エーミングステー55は、下部弾性部材554を介して支持されている。これにより、光軸調整の作業において、例えば多少の調整誤差があった場合に、その誤差を下部弾性部材554の弾力によって吸収することができる。
エーミングステー55は、フロントカウルステー60の下部にフロントカウル50の下面と干渉しない範囲で前方に膨出した下部支持フレーム63に取り付けられる。そのため、フロントカウル50の下面と下部支持フレーム63とは干渉しない。これにより、ヘッドライト41を固定したフロントカウル50を、フロントカウルステー60に対して上方から組み付けることができる。よって、組み付けの作業性がさらに向上する。
支持面661、ピン部662、上部弾性部材544は、フロントカウル50の上部に左右一対設けられる。これにより、ヘッドライト41の光軸調整を行うための回動軸50aが安定する。よって、光軸調整の作業がさらにし易くなる。
ナット631、長孔552a及びボルト553は、フロントカウル50の下部に左右一対設けられる。そのため、フロントカウル50は、フロントカウルステー60に対して、合計4箇所で固定される。よって、フロントカウル50の支持剛性が向上する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されることなく、種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、上部弾性部材544を、ブラケット54に固定し、フロントカウル50側に設けることで、第1の支持部を構成しているが、これに限らない。すなわち、上部弾性部材544を、ピン部662に固定し、フロントカウルステー60側に設けることで、第1の支持部を構成してもよい。
また、上部弾性部材544を、フロントカウル50及びフロントカウルステー60から独立した部品として構成して、第1の支持部を構成してもよい。その場合には、フロントカウルステー60に対するフロントカウル50の組み付け作業時に、上部弾性部材544を、ピン部662とブラケット54との間に介在させることができる。
さらに、上記実施形態では、本発明を鞍乗型車両としての自動二輪車に適用したが、これに限らない。すなわち、本発明を三輪又は四輪の鞍乗型車両に適用してもよい。つまり、鞍乗型車両とは、車体にまたがって乗車する車両全般を含む。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)
10…車体フレーム
41…ヘッドライト(前照灯)
50…フロントカウル
50a…回動軸
544…上部弾性部材(第1の支持部)
55…エーミングステー
552a…長孔(第2の支持部)
553…ボルト(第2の支持部)
554…下部弾性部材
60…フロントカウルステー
63…下部支持フレーム(膨出部)
631…ナット(第2の支持部)
661…支持面(第1の支持部)
662…ピン部(第1の支持部)

Claims (6)

  1. 前照灯(41)と、
    前記前照灯(41)の周囲を覆うように前記前照灯(41)を固定したフロントカウル(50)と、
    前記フロントカウル(50)を支持する支持部(544、552a、553、631、661、662)を有し、車体フレーム(10)に固定されるフロントカウルステー(60)と、
    を備えた鞍乗型車両(1)において、
    前記支持部(544、552a、553、631、661、662)は、前記フロントカウル(50)の上側を支持する第1の支持部(544、661、662)と、前記フロントカウル(50)の下側を支持する第2の支持部(552a、553、631)とを有し、
    前記第1の支持部(544、661、662)は、前記フロントカウルステー(60)に設けられた支持面(661)及び前記支持面(661)から上方向に延びるピン部(662)と、前記ピン部(662)に対して前記フロントカウル(50)を位置決めする上部弾性部材(544)と、を有し、
    前記第2の支持部(552a、553、631)は、前記フロントカウルステー(60)に対して、前記フロントカウル(50)の角度を前後方向に調整可能に支持する
    ことを特徴とする鞍乗型車両のカウル構造。
  2. 前記ピン部(662)は、前記第2の支持部(552a、553、631)が前記フロントカウル(50)の角度を前後方向に調整するときに回動される前記フロントカウル(50)の回動軸(50a)上に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両のカウル構造。
  3. 前記第2の支持部(552a、553、631)は、
    車両の前後方向に延びる長孔(552a)を有し、前記フロントカウル(50)に設けられるエーミングステー(55)と、
    前記長孔(552a)を貫通して前記エーミングステー(55)を前記フロントカウルステー(60)に締結するボルト(553)とを有し、
    前記ボルト(553)の位置に対して、前記フロントカウル(50)が前記エーミングステー(55)の前記長孔(552a)に沿って移動可能に構成される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両のカウル構造。
  4. 前記エーミングステー(55)は、前記フロントカウル(50)の下部に下部弾性部材(554)を介して支持されていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両のカウル構造。
  5. 前記フロントカウルステー(60)の下部に前記フロントカウル(50)の下面と干渉しない範囲で前方に膨出した膨出部(63)を有し、
    前記エーミングステー(55)は、前記膨出部(63)に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の鞍乗型車両のカウル構造。
  6. 前記第1の支持部(544、661、662)は、前記フロントカウル(50)の上部に左右一対設けられ、
    前記第2の支持部(552a、553、631)は、前記フロントカウル(50)の下部に左右一対設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鞍乗型車両のカウル構造。
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