JP2012127365A - 緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】狙い通りの減衰力を発揮させることができる緩衝器を提供することである。
【解決手段】上記目的を達成するために、本発明の課題解決手段は、シリンダ1と、ピストンロッド2に設けた上記小径部の外周に嵌合される環状のピストン3と、当該ピストン3に積層されてピストンロッド2の外周に嵌合される環状のストッパ5と、シリンダの端部に設けられてピストンロッド2を軸支するロッドガイド6と、ストッパ5に積層されてピストン3側への移動が規制されるとともにピストンロッド2の外周に装着されて最伸長時にロッドガイド6に衝合する環状のリバウンドクッション7とを備えた緩衝器Dにおいて、ピストンロッド2に対してストッパ5を回り止めしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、緩衝器に関する。
従来、車両の車体と車軸との間に介装されるサスペンション用途で使用される緩衝器にあっては、たとえば、シリンダと、ピストンロッドの先端に設けた小径部の外周に嵌合される環状のピストンと、当該ピストンとともに小径部に嵌合されてピストンに積層されるリーフバルブと、リーフバルブに積層されてピストンロッドの小径部に嵌合される環状のストッパと、ピストンロッドの小径部に螺着されてピストン、リーフバルブおよびストッパを当該小径部に固定するピストンナットと、シリンダの端部に設けられてピストンロッドを軸支するロッドガイドと、ストッパに積層されてピストン側への移動が規制されるとともにピストンロッドの外周に装着されて最伸長時にロッドガイドに衝合する環状のリバウンドクッションとを備えて構成される緩衝器がある(たとえば、特許文献1参照)。
このような緩衝器にあっては、ピストンロッドの上端に取り付けたマウントと称される防振ゴムを備えた取付部材を介して、車両の車体に固定される。このマウントとピストンロッドの締結は、ピストンロッドの上端に螺子軸を形成しておき、当該螺子軸をマウント側に設けた取付孔に挿入し、螺子軸にナットを螺着することで行っている。
特開平08−233020号公報
ところで、緩衝器の外周に車体を弾性支持する懸架ばねを設ける際に、マウントとともにピストンロッドの上端にナットで固定されるばね受けを設けることがあり、この場合、懸架ばねの交換等の際には、緩衝器を車両から取り外したうえで、緩衝器からばね受を取り外す必要があるが、上記したように、ナットによって緩衝器とばね受を締結しているので、ナットをピストンロッドの上端に対して回転させる作業を要する。
したがって、上記のような交換作業では、ナットにトルクを作用させるのであるが、懸架ばねがピストンロッドの外周に配置されているので、ピストンロッドを把持することができず、ナットへ与えたトルクでピストンロッドも回転する場合がある。
また、懸架ばねを緩衝器から取り外そうとする場合、懸架ばねによって緩衝器が伸長側へ附勢されて伸び切っていて、ピストンロッドに装着されたリバウンドクッションがロッドガイドに当接する状態となっている。この状況下で、インパクトレンチで衝撃的なトルクをナットに負荷すると、ピストンロッドにも衝撃的なトルクが作用して回転しようとするが、上記リバウンドクッションがストッパとロッドガイドとの間で圧縮された状態で両者へ接しており、ストッパを回転させまいとする摩擦力が生じ、ピストンロッドが回転してもストッパが回転しないことがある。
ここで、ストッパはストッパ側のリーフバルブに積層され、ストッパ側のリーフバルブはピストンに積層され、ピストンは反ストッパ側のリーフバルブに積層され、反ストッパ側のリーフバルブはピストンナットに当接している。これらの部材は、ピストンナットから締付力を受けているため、互いに周方向の相対移動に対して摩擦力を生じさせる関係となっている。したがって、リバウンドクッションによってストッパの回転が阻止されると、ストッパがストッパ側のリーフバルブの回転を阻止し、ストッパ側のリーフバルブがピストンの回転を阻止し、ピストンが反ストッパ側のリーフバルブの回転を阻止し、反ストッパ側のリーフバルブがピストンナットの回転を阻止するので、インパクトレンチの衝撃的なトルクでピストンロッドが回転すると、ストッパ、ストッパ側のリーフバルブ、ピストン、反ストッパ側のリーフバルブおよびピストンナットは回転せずに、ピストンロッドのみが空転することがある。
このようにピストンロッドのみが空転すると、ピストンナットが緩んだり、逆に締め込まれたりして、リーフバルブの締付力が変化し、緩衝器に狙い通りの減衰力を発生させることができなくなる可能性もある。
そこで、本発明は、上記した不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、狙い通りの減衰力を発揮させることができる緩衝器を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の課題解決手段は、シリンダと、ピストンロッドに設けた上記小径部の外周に嵌合される環状のピストンと、当該ピストンに積層されてピストンロッドの外周に嵌合される環状のストッパと、シリンダの端部に設けられてピストンロッドを軸支するロッドガイドと、ストッパに積層されてピストン側への移動が規制されるとともにピストンロッドの外周に装着されて最伸長時にロッドガイドに衝合する環状のリバウンドクッションとを備えた緩衝器において、ピストンロッドに対してストッパを回り止めしたことを特徴とする。
本発明の緩衝器によれば、インパクトレンチ等で衝撃的なトルクをピストンロッドへ作用させても、ピストンロッドとピストンナットとが緩んだり、逆に、締め込まれたりすることがないので、ピストンロッドにピストンナットで締め付け固定されているバルブの締付力が変化せず、緩衝器に狙い通りの減衰力を発揮させることができる。
一実施の形態における緩衝器の縦断面図である。 一実施の形態における緩衝器のピストンロッドの一部拡大斜視図である。 一実施の形態の緩衝器におけるストッパの平面図である。 一実施の形態の緩衝器におけるストッパとピストンロッドの一部拡大縦断面図である。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1に示すように、一実施の形態における緩衝器Dは、シリンダ1と、ピストンロッド2に設けた小径部21の外周に嵌合される環状のピストン3と、当該ピストン3とともに上記小径部21に嵌合されてピストン3に積層されるリーフバルブ4と、リーフバルブ4に積層されてピストンロッド2の外周に嵌合される環状のストッパ5と、シリンダ1の端部に設けられてピストンロッド2を軸支するロッドガイド6と、ストッパ5に積層されるとともにピストンロッド2の外周に装着されて最伸長時にロッドガイド6に衝合する環状のリバウンドクッション7とを備えて構成されている。また、この実施の形態の場合、ピストンロッド2は、中間の小径部21を境にして図1中上方側の上方ロッド22と、図1中下方側の下方ロッド23とを備え、ピストン3がピストンロッド2の中間部に設けた小径部21に固定されていて、緩衝器Dは、いわゆる両ロッド型の緩衝器として構成されている。また、シリンダ1内は、ピストン3によって作動油等の液体が充填される二つの圧力室R1,R2に区画されていて、緩衝器Dは、ピストン3の上下移動に応じて圧力室R1から圧力室R2へ、あるいは圧力室R2から圧力室R1へと移動する液体の流れに抵抗を与えてピストン3の移動を抑制する減衰力を発生するようになっている。
以下、各部材について詳細に説明すると、シリンダ1は、上端1aには環状のピストンロッド2の上方ロッド22を摺動自在に軸支する上方側のロッドガイド6が嵌合され、下端1bにもピストンロッド2の下方ロッド23を摺動自在に軸支する環状の下方側のガイド部材11が嵌合され、シリンダ1内は、上述のように、シリンダ1内に摺動自在に挿入されたピストン3によって二つの圧力室R1,R2が区画され、これら圧力室R1,R2内には作動油等の液体が充填されている。そして、シリンダ1は、外筒14内に挿入されており、外筒8との間の環状隙間でエア抜通路9を形成している。
ピストンロッド2は、下端に小径部21が延設される上方ロッド22と、上端に小径部21の先端に設けた螺子部21aが螺合される螺子孔23aを備えた下方ロッド23とを備えて構成されている。そして、小径部21の螺子部21aを螺子孔23aに螺合することで、上方ロッド22と下方ロッド23が一体化されてピストンロッド2を成すようになっている。また、上方ロッド22の外径は、小径部21の外径より大径とされており、図1中下端22aは、この場合、一部に切欠22bが設けられていて、当該下端の断面は、図1、図2および図4に示すように、D形状とされている。
さらに、上方ロッド21の図1中上端には、緩衝器Dを車両の図示しない車体へ連結するためのマウントMが固定されている。具体的には、マウントMは、上方ロッド22の上端に設けた螺子軸22cを挿通させる挿通孔41を備えたマウント本体40と、マウント本体の外周に設けた懸架ばね受42とを備えており、マウントMの挿通孔41に螺子軸22cを挿通した後、螺子軸22cに固定ナット43を螺着することでピストンロッド2に固定される。
また、ピストン3は、環状とされてシリンダ1内に移動自在に挿通されたロッド2の中間部に設けた小径部21に取付けられ、上記圧力室R1と圧力室R2とを連通するポート3a,3bを有している。
このピストン3の図1中上方には、ポート3aを開閉するリーフバルブ4が積層されてピストンロッド2の小径部21の外周に嵌合され、ピストン3の図1中下方には、ポート3bを開閉するリーフバルブ10が積層されてやはり、ピストンロッド2の小径部21の外周に嵌合されている。
なお、上記リーフバルブ4,10は、この場合、ともに、複数の環状板を積層して構成した積層リーフバルブとされている。そして、このリーフバルブ4の上方には、ピストンロッド2の小径部21の外周に嵌合される環状のストッパ5が積層されている。つまり、この場合、ストッパ5は、ピストン3にリーフバルブ4を介して積層されているが、ストッパ5をピストン3に積層することには、ピストン3に直接積層するほか、リーフバルブ4その他の部品を介して積層することも当然に含まれる。そして、このストッパ5の図1中下側となるリーフバルブ側内周5aの形状は、小径部21の外周に嵌合する円形とされているが、図1中上側となる反リーフバルブ側内周5bの形状は、図3および図4に示すように、上方ロッド22の下端22aに嵌合できるように、当該下端22aの外周形状に符合したD形状とされている。
したがって、ストッパ5をピストンロッド2に装着すると、ストッパ5のリーフバルブ側内周5aが小径部21に嵌合するとともに、反リーフバルブ側内周5bが上方ロッド22の下端22aに嵌合する。そして、ストッパ5の反リーフバルブ側内周5bと小径部21とが円形以外の形状とされているので、この上記反リーフバルブ側内周5bと上記下端22aの嵌合によって、ピストンロッド2に対してストッパ5が周方向へ回り止めされることになる。つまり、反リーフバルブ側内周5bの形状と上記下端22aの外周形状は、ストッパ5とピストンロッド2の周方向の相対回転を防止できればよいので、円形以外の形状とされればよく、たとえば、二面幅形状といったD形状以外の形状を採用できる。
さらに、このストッパ5の図1中上方には、上方ロッド22の外周に装着される環状のリバウンドクッション7が積層されていて、当該リバウンドクッション7は、ストッパ5によってピストン側となる下方への移動が規制されている。
そして、ストッパ5、リーフバルブ4、ピストン3およびリーフバルブ10を順に小径部21に組み付けたのち、小径部21の螺子部21aを下方ロッド23の螺子孔23aに螺合させると、下方ロッド23自体がピストンナットとして機能して、上方ロッド22と下方ロッド23でストッパ5、リーフバルブ4、ピストン3およびリーフバルブ10を挟持して、これらストッパ5、リーフバルブ4、ピストン3およびリーフバルブ10をピストンロッド2に固定することができる。
つづいて、ピストンロッド2の下方ロッド23は、シリンダ1の図1中下端1bを閉塞する環状のガイド部材11の内側に固定される筒状のベアリング13に挿通されてシリンダ1外へ突出させてあり、ピストンロッド2の上方ロッド22は、シリンダ1の図1中上端を閉塞する環状の上方側のロッドガイド6の内側に固定される筒状のベアリング12に挿通されてシリンダ1外へ突出させてある。すなわち、ピストンロッド2における上方ロッド22は、上方側のロッドガイド6によって軸支され、下方ロッド23は、ガイド部材11によって軸支されている。すなわち、ピストンロッド2は、その両端をそれぞれロッドガイド6とガイド部材11によって軸支されている。
なお、下方ロッド23は、制振対象となる車体や車軸へ連結されることがなく、軸力が作用しないので、軽量化等の目的で筒状とされているが、中実とされてもよい。
そして、シリンダ1の外方には、このシリンダ1を覆って、シリンダ1との間に環状のエア抜き通路9を形成する外筒14が設けられており、この外筒14は、アルミニウムによって作られていて、シリンダ1より長尺とされ、シリンダ1の下端1bより下方へ延長されて、ピストンロッド2の下方ロッド23がシリンダ1の下端1bから最大限突出しても、当該下方ロッド23の外周をカバーできるようになっている。すなわち、ピストンロッド2の図1中下方側へのストローク範囲をカバーすることができるようになっている。
なお、外筒14の外周には、螺子部14eが設けてあって、当該螺子部14eには、環状の懸架ばね受44が螺着されており、この懸架ばね受44と、ピストンロッド2の上端に設けたマウントMにおける懸架ばね受42との間には、コイル状の懸架ばね45が介装されており、緩衝器Dは、常に、懸架ばね45によって伸長方向へ附勢されていて、車両から取り外し無負荷状態では最伸長状態となって、図1に示すように、ストッパ5に押圧されてリバウンドクッション7がロッドガイド6に圧縮状態で突き当てられている。
また、外筒14の図1中上端14aの内周には上方側に配置される上方ロッドガイド6が嵌合固定されている。また、外筒14の下端14bの内周径は、小径に設定されて内周小径部14cが形成されており、この内周小径部14cの上端に段部14dが形成されている。
外筒14の上端14aに嵌合される上方側のロッドガイド6の外周には、シールリング15が装着されていて、外筒14とロッドガイド6との間がシールされている。さらに、ロッドガイド6の上方にシール部材16が積層され、シール部材16の上方には、スペーサ17が積層され、さらに、スペーサ17は、外筒14の上端14aに螺着されるナット部材18によってロッドガイド6へ締め付けられている。
そして、ロッドガイド6は、下端が小径とされてシリンダ1の上端1aに嵌合する嵌合部6aを備えるとともに外周に段部6bが形成されて外筒14の上端14a内に嵌合されていて、シリンダ1を外筒14に対して径方向に位置決めしている。また、このロッドガイド6は、これを軸方向に貫く貫通孔6cを備えている。
なお、シール部材16の内周には、ピストンロッド2の上方ロッド22の外周に摺接するリップ部16aが設けられており、このリップ部16aには、ロッドガイド6に設けた貫通孔6cを介して圧力室R1内の圧力が作用しており、当該圧力によって上方ロッド22の外周へ押付けられて、上方ロッドの外周を緊迫して密にシールしている。また、シール部材16の外周には、ロッドガイド6に密着する外周シール部16bが設けられており、ロッドガイド6とシール部材16との間が密にシールされている。
したがって、シール部材16は、ピストンロッド2とロッドガイド6との間をシールし、シールリング15と協働して外筒14とピストンロッド2との間を密封している。
外筒14の下端14bの内周小径部14cに嵌合されるボトム部材19は、環状であって、軸線に沿って肉を貫いて形成される気体封入口19aと、外周上方側の外径を大径に設定して設けた段部19bとを備えている。このボトム部材19を外筒14の上端14a側から外筒14内へ挿入するとともに外筒14の下端14bの内周に嵌合すると、段部19bが外筒14の段部14dに衝合して、外筒14の下端14bからの抜けが阻止された状態で外筒14の下端14bの内周に嵌合される。なお、ボトム部材19の外周のうち大径な上方側には、シールリング20が装着されており、このシールリング20で外筒14とボトム部材19との間に密にシールされる。
そして、ボトム部材19の内周には、筒状であって内径がピストンロッド2の下方ロッド23の外径より大きく、外径が外筒14の内径より小径の内筒24の下端24bが嵌合されている。この内筒24は、ピストンロッド2の上下動を妨げず、外筒14との間の環状隙間でリザーバRを形成している。そして、この内筒24は、上端24aが拡径されており、当該拡径された上端24aは、外筒14の内周に嵌合される。また、内筒24のボトム部材19の内周に嵌合される下端24bと上端24aとの間の中間部24cは下端24bよりも大径に設定されており、中間部24cと下端24bの境に形成される段部24dがボトム部材19の上端内周に係合して図1中で下方側への移動が規制されている。このように、内筒24は、下端24bがボトム部材19により径方向へ位置決めされ、上端24aが外筒14によって径方向へ位置決めされる。また、ボトム部材19の内周には、内筒24の下端24bの外周に密着するシールリング25が装着されており、内筒24とボトム部材19との間は密にシールされる。
このように、内筒24が外筒14に収容されると、上述のように内筒24と外筒14との間の環状隙間でリザーバRが形成される。そして、この環状隙間内には、内筒24の外周と外筒14の内周の双方に摺接するフリーピストン26が上下方向移動自在に収容され、リザーバRは、フリーピストン26より下方の気体が封入される気室Gと上方の液体が充填される液室Lとに区画される。また、リザーバRにおける液室Lは、内筒24の上端24aの外周に設けた溝24eによって、エア抜き通路9に連通される。
さらに、内筒24の上端24a内周には、ピストンロッド2における下方ロッド23と内筒24との間をシールするシール部材27が収容されるとともに、シール部材27の上方には、ピストンロッド2における下方ロッド23を軸支するガイド部材11が嵌合されている。なお、シール部材27の内周には、ピストンロッド2の下方ロッド23の外周に摺接するリップ部27aが設けられており、このリップ部27aには、ガイド部材11に設けた貫通孔11dを介して圧力室R2内の圧力が作用しており、当該圧力によって下方ロッド23の外周へ押付けられて、下方ロッド23の外周を緊迫して密にシールしている。また、シール部材27の外周には、ガイド部材11に密着する外周シール部27bが設けられており、ガイド部材11とシール部材27との間が密にシールされている。
ガイド部材11は、外周の中間に設けられてシリンダ1の下端1b面に当接する大径部11aと、大径部11aより上方側であって外径が大径部11aより小径でシリンダ1の下端1bの内周に嵌合する嵌合部11bと、大径部11aより下方側であって外径が大径部11aより小径で内筒24の上端24aの内周に嵌合する内筒嵌合部11cと、嵌合部11bの上端から軸方向に沿って外筒嵌合部11cの下端へ通じる貫通孔11d、圧力室R2側の端部となる嵌合部11bの上端から開口して大径部11aの外周へ通じる通孔11eを備えて構成されている。なお、大径部11aの外径は、外筒14の内径よりも小径に設定されており、大径部11aでリザーバRとエア抜き通路9との連通を遮断しないようになっている。
そして、上記通孔11eの嵌合部11b側の出口端には、オリフィス28aを備えたプラグ28が螺着されており、通孔11eを通過する液体の流れにオリフィス28aで抵抗を与えるようになっている。つまり、液室Lは、オリフィス28aを介して圧力室R2に連通され、また、当該液室Lは、上記した溝24eを介してエア抜き通路9にも連通されている。なお、大径部11aは、内筒24の上端24aの外周に設けた溝24eを閉塞しないように、上端24aの上端に面する下端外周をテーパ面状として逃げ部11fを設けている。当該逃げ部11fは、内筒24の下端外周を円弧状に切除したような形状として形成してもよい。
したがって、液室Lは、オリフィス28aを介して内部の圧力を各圧力室R1,R2の圧力に作用させており、この緩衝器Dにあっては、両ロッド型に構成されて、ピストン3のシリンダ1内で移動しても各圧力室R1,R2内の全体の容積変化は無いので、基本的には、ピストン作動時の体積補償を行わず、温度変化による各圧力室R1,R2内の液体の体積変化について液室L内の気体の体積変化で吸収して体積補償する。
なお、上記したボトム部材19に設けた気体封入口19aは、気室Gへの気体の給排を行うために設けられており、リザーバRの内圧の調節を行うことができるようになっており、気体封入口19aにプラグ29を螺着することで気室Gを栓して、リザーバRの内圧を維持できるようになっている。
さらに、外筒14の下端14bの外周には緩衝器Dを車両へ取付可能な取付部31を備えたキャップ30が螺子締結によって装着されるようになっており、気室Gの気圧の調整が必要な場合には、キャップ30を取外して簡単にプラグ29へアクセスすることができるようになっている。また、各種の車両に合わせ取付部の形状が異なるキャップを複数用意しておくことで、キャップ交換を行うことで各種車両へ緩衝器Dを搭載することができる。
このように構成された緩衝器Dから懸架ばね45を取り外すには、マウントMをピストンロッド2から取り外さなければならないので、マウントMをピストンロッド2に締め付け固定している固定ナット43を緩める必要がある。ここで、インパクトレンチで固定ナット43を緩める場合、衝撃的なトルクがピストンロッド2に作用するのに対して、緩衝器Dは最伸長状態では、リバウンドクッション7がロッドガイド6に圧縮状態で当接しており、リバウンドクッション7とロッドガイド6との間には、互いの周方向の相対回転に対して摩擦力を生じる。
ストッパ5にもリバウンドクッション7を圧縮する荷重が作用しているので、やはり、リバウンドクッション7とストッパ5との間にも、互いの周方向の相対回転に対して摩擦力が生じる。
しかしながら、ストッパ5は、ピストンロッド2に対して回り止めされているので、ストッパ5とリバウンドクッション7との間に摩擦力が生じても、ピストンロッド2が回転する場合には、ストッパ5もピストンロッド2とともに回転してピストンロッド2に対しては周方向の相対回転することは無く、ストッパ5がリーフバルブ4をピストンロッド2に対して周方向に回転させる摩擦力を発生しないので、レンチ側からトルクを受ける上方ロッド22に対して、ピストンロッド2の小径部21の外周に装着されるストッパ5、リーフバルブ4、ピストン3、リーフバルブ10およびピストンナットとして機能する下方ロッド23は、相対回転することはない。
したがって、インパクトレンチ等で衝撃的なトルクをピストンロッド2へ作用させても、上方ロッド22の螺子部22aとピストンナットとして機能する下方ロッド23の螺子孔23aとが緩んだり、逆に、締め込まれたりすることがないので、リーフバルブ4、さらには、ピストン3の反対側に積層されるリーフバルブ10の締付力が変化することがなく、緩衝器Dに狙い通りの減衰力を発生させることができる。
また、上記したところでは、緩衝器Dが両ロッド型に設定されているが、片ロッド型の緩衝器に本発明が具現化されても上記した作用効果を得ることができる。つまり、ピストンロッドの一端にピストンが組付けられる小径部に、上述したところと同様に、ストッパ5、リーフバルブ4、ピストン3およびリーフバルブ10を組み付け、下方ロッド23の代わりにピストンナットで固定するようにする場合にあっても、ストッパ5が回り止めされることで、インパクトレンチ等で衝撃的なトルクをピストンロッドへ作用させても、ピストンロッドとピストンナットの緩みと締め込みを防止できるから、緩衝器に狙い通りの減衰力を発生させることができる。
なお、当然であるが、ピストンロッドに組み付けられる部品は、上記した実施の形態に限定されるものではないので、減衰力を発生させるバルブもリーフバルブに限定されるものではなく、たとえば、収縮行程時に開弁するバルブを片ロッド型緩衝器において周知であるチェックバルブとしてもよい。
また、本実施の形態の緩衝器Dを実際に組み立てるには、外筒14の上端14aの開口から、ボトム部材19、フリーピストン26、内筒24、シール部材27、ガイド部材11、シリンダ1、ピストン3が一体に連結されたピストンロッド2、ロッドガイド6、シール部材16およびスペーサ17を順に外筒14内に挿入してから、外筒14の上端14aの内周にナット部材18を螺着する。すると、外筒14内で最下方に収容されるボトム部材19が外筒14によって抜け止めされているので、ナット部材18を外筒14に対して下方へ捩じ込んでいくと、フリーピストン26およびピストン3が一体化されたピストンロッド2は軸方向へ移動可能とされるものの、ボトム部材19とナット部材18との間で、内筒24、シール部材27、ガイド部材11、シリンダ1、ロッドガイド6、シール部材16およびスペーサ17の一連の構成部材が挟持されて外筒14に軸方向移動不能に固定される。
したがって、緩衝器Dを組み立てるには、外筒14の上端14a側から、緩衝器Dの構成部材を挿入して固定することができ、また、分解に際しても、ナット部材18を外筒14から取り外すことで、緩衝器Dの上記構成部材を外筒14から取り外すことができる。
つまり、緩衝器Dの組立および分解は、外筒14の上端14a側から行うことができ、外筒14の両端の双方で組立分解作業を行う必要がなく、ナット部材18の取り付け取り外しにて組立と分解を行うことができるので、緩衝器Dの組立および分解が簡単となり、その作業時間をも短縮することができる。
また、ナット部材18の外筒14への螺合によって、緩衝器Dの構成部品を組立ることができるので、組立に際してトルク管理が必要なナット部材18のみとなって、この点でも、組立作業が容易となる。
さらに、緩衝器Dの上記構成部材がそれぞれ外筒14によって径方向に調芯されるようになっているので、組み上げられた緩衝器Dの円滑な伸縮が保障される。
つづいて、上述のよう構成されが緩衝器Dの動作について説明する。緩衝器Dは、ピストン3がシリンダ1に対して図1中上方向に移動して伸長作動すると、圧力室R1から圧力室R2へ上記ポート3bを介して移動する液体の流れにリーフバルブ5で抵抗を与えて減衰力を発生し、逆に、ピストン3がシリンダ1に対して図1中下方に移動して圧縮作動すると、圧力室R2から圧力室R1へ上記ポート3aを介して移動する液体の流れにリーフバルブ4で抵抗を与えて減衰力を発生するようになっている。
このように、構成される緩衝器Dによれば、シリンダ1内を加圧する気室Gがピストンロッド2の下方ロッド23の外周に配置される内筒24と外筒14との間に形成されるので、ピストンロッド2に気室G内の圧力による推力が負荷されない。
したがって、この緩衝器Dによれば、ロッド2に気室G内の圧力が作用しないので、気室G内の圧力の設定に制限を受けることがなく、シリンダ1内を加圧する気室G内の圧力を自由に設定することができ、緩衝器Dの発生減衰力や応答性の設定の自由度が飛躍的に高まり、気室G内の圧力を車両における乗り心地にとって最適となるように設定することができ、車両における乗り心地を飛躍的に向上させることができる。
そして、この緩衝器Dを実際に組み立てる際には、ロッドガイド6、シール部材16、スペーサ17およびナット部材18のみを組みつけていない状態で、圧力室R1,R2内へシリンダ1の上端開口部から、液室L内へはエア抜き通路9から液体を注入する。
その後、ロッドガイド6を内周側にピストンロッド2の上方ロッド22を挿入させつつ、シリンダ1および外筒14に嵌合し、その上からシール部材16およびスペーサ17を積層し、最後にナット部材18を外筒14の上端内周に螺合することで組立が完了する。
この液体注入時に、シリンダ1内を介してエア抜きしにくい液室L内や通孔11e内等に混入した気体は、エア抜き通路9を介して速やかに緩衝器D外に排出される。したがって、緩衝器Dの組立工程やメンテナンスにおけるエア抜き作業を軽減でき、この点でも作業時間も短縮することができる。なお、圧力室R2内の気体は、ロッドガイド6の貫通孔6cを介してシリンダ1外へ排出される。
また、溝24eは、鉛直方向から視認できるようにエア抜き通路9に接続されているので、液室L内の気体を速やかにエア抜き通路9へ排出させることができる。
そしてまた、緩衝器Dの組立が終了した後に、万が一、液室L内の液体中に気泡が発生することがあっても、エア抜き通路9へ誘導されて、エア抜き通路9の上方に気体が溜まるだけで、圧力室R1、R2内への気体の混入を防止することができる。
さらに、溝24eを閉塞しないようにガイド部材11の大径部11aの下端外周に逃げ部11fを設けているので、外筒14の内径とシリンダ1の外径とに差を大きくせずとも、液室L内の気体を速やかにエア抜き通路9へ排出させることができる。換言すれば、シリンダ1の内径を確保しつつも緩衝器Dの外径を小径化することができ、緩衝器Dの減衰力不足を招くことなく小型化することができるのである。なお、逃げ部11fの形状をテーパ面状とすると、より一層気体の移動を妨げることなくエア抜き通路9へ誘導できるようになる。
また、外筒14には、高頻度で摺動する部材が摺接していないので、外筒14をアルミニウムで形成することができ、緩衝器Dを軽量化することができる。
さらに、圧力室R1,R2を介してピストンロッド2の外周をシールするシール部材16,27へ気室G内の圧力を作用させることができ、気室G内の圧力の設定によってピストンロッド2とシール部材16,27との間の摩擦力をチューニングすることができ、特に、ピストンロッド2とシール部材16,27との間の摩擦力を大きくするようにしておくことによって、緩衝器Dの発生する減衰力に摩擦力を重畳させて、ピストン3がシリンダ1に対して移動する際のピストン速度が低い場合における減衰力を高めて、車体のローリング、ピッチング、スクワット等の挙動をしっかりと抑制することができるようになる。
また、ピストンロッド2の径を太くしなくてはならない状況となっても、シリンダ1の外周側に形成されてロッド2が出入りすることのないエア抜き通路9のボリュームをもリザーバRの一部として使用することができるので、ピストンロッド2の径に影響を受けずに液室Lの容積を確保することができ、緩衝器Dの全長が長くなることが無く、車両への搭載性を悪化することがない。
さらに、外筒14を介して緩衝器Dを車両の車体や車軸へ連結することができるので、シリンダ1に横力や軸力が直接的に作用することを回避できるとともに、外筒14でピストンロッド2の下端側となる下方ロッド23のストローク範囲をカバーすることで、ピストンロッド2の外周の滑らかな摺動面を飛石や泥等から保護することができる。なお、ピストンロッド2の保護の必要が無い場合には、外筒14でピストンロッド2の下方ロッド23のストローク範囲全体をカバーせずに、内筒24および外筒14の長さを気室Gと液室Lを形成できる程度の長さに設定するようにしてもよい。
そして、さらに、この実施の形態の場合、外筒14の開口端がキャップ30によって閉塞されるので、ピストンロッド2に飛石や泥等が直接干渉することを確実に防止でき、ピストンロッド2の保護が確実となる。
さらに、内筒5内はキャップ30によって閉塞されて、緩衝器Dが伸縮する際に、ピストンロッド2が閉空間とされる内筒24内に出入りして、当該内筒24内の気圧が変動して、ピストンロッド2に内筒24内の気圧が作用するようになっているが、内筒24内には気圧を加圧して封入することなく大気圧を基準として変動する程度であるから内筒24内の気圧は然程大きくなることがなく、緩衝器Dが発生する減衰力に与える影響は小さく特段の問題は無いが、内筒24内が密閉とされないようにキャップ30あるいは外筒14に内筒24内へ通じる通孔を設けて内筒24が気体バネとして作用しないようにして減衰力への影響を排除するようにしてもよい。
また、ナット部材18は、外筒14の上端14aの内周に螺合されているが、スペーサ17を押圧することができれば、外筒14の上端14aの外周に螺着されてもうよい。たとえば、外筒14の上端14aの外周に螺着される筒部と、筒部の上端から内方へ形成したフランジとでナット部材を構成し、フランジでスペーサ17を押圧するようにすればよい。また、スペーサ17とナット部材18とを一体化して一部品としても構わない。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
本発明の緩衝器は、たとえば、車両の制振用途に利用することができる。
1 シリンダ
1a シリンダの上端
1b シリンダの下端
2 ピストンロッド
3 ピストン
3a,3b ポート
4,10 リーフバルブ
5 ストッパ
5 ストッパ
5a ストッパのリーフバルブ側内周
5b ストッパの反リーフバルブ側内周
6 ロッドガイド
6a ロッドガイドの嵌合部
6b ロッドガイドの段部
6c ロッドのガイドの貫通孔
7 リバウンドクッション
9 エア抜き通路
11 ガイド部材
11a ガイド部材の大径部
11b ガイド部材の嵌合部
11c ガイド部材の内筒嵌合部
11d ガイド部材の貫通孔
11e ガイド部材の通孔
11f ガイド部材の逃げ部
12,13 ベアリング
14 外筒
14a 外筒の上端
14b 外筒の下端
14c 外筒の内周小径部
14d 外筒の段部
14e 螺子部
15,20,25 シールリング
16,27 シール部材
16a,27a シール部材のリップ部
16b,27b シール部材の外周シール部
17 スペーサ
18 ナット部材
19 ボトム部材
19a 気体封入口
19b ボトム部材の段部
21 ピストンロッドの小径部
21a 小径部の螺子部
22 ピストンロッドの上方ロッド
22a 上方ロッドの下端
22b 切欠
22c 上方ロッドの螺子部
23 ピストンロッドの下方ロッド
23a 下方ロッドの螺子孔
24 内筒
24a 内筒の上端
24b 内筒の下端
24c 内筒の中間部
24d 内筒の段部
26 フリーピストン
28,29 プラグ
28a オリフィス
30 キャップ
31 取付部
40 マウント本体
41 挿通孔
42,44 懸架ばね受
43 固定ナット
45 懸架ばね
D 緩衝器
G 気室
L 液室
M マウント
R リザーバ
R1,R2 圧力室

Claims (3)

  1. シリンダと、ピストンロッドに設けた小径部の外周に嵌合される環状のピストンと、当該ピストンに積層されてピストンロッドの外周に嵌合される環状のストッパと、シリンダの端部に設けられてピストンロッドを軸支するロッドガイドと、ストッパに積層されてピストン側への移動が規制されるとともにピストンロッドの外周に装着されて最伸長時にロッドガイドに衝合する環状のリバウンドクッションとを備えた緩衝器において、ピストンロッドに対してストッパを回り止めしたことを特徴とする緩衝器。
  2. ピストンロッドのストッパが嵌合されるストッパ嵌合部の外周形状を円形以外の形状とするとともに、ストッパの内周形状を上記ストッパ嵌合部の外周形状に符合する形状として、ピストンロッドに対してストッパを回り止めしたことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器。
  3. ストッパ嵌合部の外周形状とストッパの内周形状を断面視でD形状としたことを特徴とする請求項2に記載の緩衝器。
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