JP6335019B2 - 緩衝器 - Google Patents

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    • F16F9/061Mono-tubular units

Description

この発明は、緩衝器に関するものである。
緩衝器は、車両、機器、構造物等において、振動を減衰するために利用されている。例えば、特許文献1のFig.3に開示の緩衝器は、内部に作用室が形成されるシリンダと、このシリンダの上側開口部に固定される環状のロッドガイドと、このロッドガイドの内側に軸方向に移動可能に挿通されるロッドと、上記ロッドガイドの下側に取り付けられる環状のオイルシールと、上記ロッドガイドの外周に形成される環状溝に嵌る環状の外周シールとを備えている。そして、上記オイルシールでロッドの外周をシールし、上記外周シールでロッドガイドとシリンダとの間をシールして、作用室内の流体が外気側に漏れることを防いでいる。
ドイツ特許出願公開DE3018215A1号公報
上記従来の緩衝器においては、オイルシールをロッドガイドの作用室側となる下側に配置しているので、外気側の異物がオイルシールに到達し難く、オイルシールの傷付きを抑制できるものの、上記従来の緩衝器の構成に加えて、ロッドガイドの上側に異物の混入を防ぐためのダストシールを取り付ける場合、部品数が増えて組立作業が煩雑になる。詳しくは、従来の構成においては、緩衝器におけるシリンダ等の筒部材のロッド挿入側開口を塞ぐため、オイルシール、ダストシール及び外周シールを個別に組み付ける必要があり、組付工数が増えて、組立作業が煩雑化する。
さらに、従来の緩衝器においては、外周シールを取り付けるため、断面コ字状の環状溝をロッドガイドの外周に形成しなければならず、ロッドガイドの形状が複雑化してロッドガイドの加工費が高くなる。
そこで、本発明の目的は、ロッドガイドの作用室側にオイルシールを設けるとともに、ロッドガイドの反作用室側にダストシールを設け、さらに、外周シールを備える場合であっても、組立作業を簡易にするとともに、ロッドガイドの加工費を低減することが可能な緩衝器を提供することである。
上記課題を解決するための手段は、内部に作用室が形成される筒部材と、上記筒部材の一方側開口部に固定される環状のロッドガイドと、上記ロッドガイドの内側に軸方向に移動可能に挿通されるロッドと、上記ロッドガイドの内周に嵌合されて上記ロッドを軸方向へ移動自在に軸支する軸受と、上記ロッドガイドの上記軸受よりも上記作用室側に取り付けられて上記ロッドの外周をシールするオイルシールと、上記ロッドガイドの反作用室側に積層されるシール部材とを備えており、上記シール部材は、上記ロッドの外周をシールするダストシールと、上記筒部材と上記ロッドガイドとの間をシールする外周シールとを備えていることである。
本発明によれば、ロッドガイドの作用室側にオイルシールを設けるとともに、ロッドガイドの反作用室側にダストシールを設け、さらに、外周シールを備える場合であっても、組立作業を簡易にするとともに、ロッドガイドの加工費を低減することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る緩衝器を部分的に切欠いて示した正面図である。 図1の主要部を拡大して示した図である。 (a)は、本発明の一実施の形態に係る緩衝器のシール部材の縦断面を部分的に拡大して示した図である。(b)は、(a)の一部を拡大して示した切断部端面図である。 図2の一部を拡大し、作動油がロッドガイドとシリンダとの間から外側に移動しようとする様子を示した説明図である。 本発明の一実施の形態に係る緩衝器の変更例を示し、この変更部分を拡大して示した縦断面図である。
以下に本発明の一実施の形態に係る緩衝器について、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品か対応する部品を示す。
図1,2に示すように、本実施の形態に係る緩衝器Aは、内部に作用室Lが形成されるシリンダ(筒部材)1と、このシリンダ1の一方側開口部に固定される環状のロッドガイド2と、このロッドガイド2の内側に軸方向に移動可能に挿通されるロッド4と、上記ロッドガイド2の上記作用室L側に取り付けられてロッド4の外周をシールするオイルシール10と、上記ロッドガイド2の反作用室側に積層されるシール部材11とを備えている。そして、上記シール部材11は、上記ロッド4の外周をシールするダストシール7と、上記シリンダ1と上記ロッドガイド2との間をシールする外周シール8とを備えている。
以下、詳細に説明すると、本実施の形態に係る緩衝器Aは、自動車等の車両に利用されており、シリンダ1が車輪側に連結されるとともに、シリンダ1から突出するロッド4の突端部が車体側に連結されて、正立型に設定されている。このため、路面凹凸による衝撃が車輪に入力されると、シリンダ1にロッド4が出入りして緩衝器Aが伸縮作動する。なお、緩衝器Aは、自動車以外の車両や、機器、構造物等に利用されるとしてもよく、シリンダ1が車体側に連結されるとともに、ロッド4が車輪側に連結されて倒立型に設定されるとしてもよい。
図1に示すように、本実施の形態に係る緩衝器Aは、有底筒状に形成されるシリンダ1と、このシリンダ1の上側開口部に固定される環状のロッドガイド2と、このロッドガイド2を貫通してシリンダ1に出入りするロッド4と、このロッド4の下端部に保持されてシリンダ1の内周面に摺接するピストン5と、上記シリンダ1の反ロッド側の内周面に摺接するフリーピストン6と、緩衝器Aの最伸長時の衝撃を緩和するリバウンド部材3とを備えている。そして、シリンダ1内には、作動油が充填される作用室Lと、この作用室Lとフリーピストン6で区画され、気体が封入される気室Gとが形成されている。
気室Gは、フリーピストン6の軸方向(上下)の移動により膨縮し、緩衝器Aの伸縮作動に伴うロッド出没体積分のシリンダ内容積変化や、温度変化による作動油の体積変化を補償できる。詳しくは、シリンダ1からロッド4が退出する緩衝器Aの伸長作動時には、フリーピストン6が上側に移動して気室Gが拡大するので、ロッド退出体積分のシリンダ内容積の増加を気室Gで補償でき、反対に、シリンダ1にロッド4が進入する緩衝器Aの圧縮作動時には、フリーピストン6が下側に移動して気室Gが縮小されるので、ロッド進入体積分のシリンダ内容積の減少を気室Gで補償できる。また、温度上昇により作動油の体積が膨張する場合には、フリーピストン6が下側に移動して気室Gが縮小され、温度低下により作動油の体積が縮小される場合には、フリーピストン6が上側に移動して気室Gが拡大する。
なお、本実施の形態に係る緩衝器Aは、上記気室Gを備えて単筒型に設定されているが、気室Gに替えて、シリンダ1の外側にリザーバを設けて作動油と気体を封入し、上記リザーバでシリンダ内容積変化や作動油の体積変化を補償するとしてもよい。この場合には、シリンダ1の外周に外筒を設けて緩衝器Aを複筒型に設定し、シリンダ1と外筒との間にリザーバを形成してもよい。このように、緩衝器Aが複筒型に設定される場合には、本発明に係る外周シール8が外筒とロッドガイド2との間をシールするとしてもよい。また、作用室Lに充填する液体は、作動油以外であるとしてもよく、減衰力を発生可能な限りにおいて適宜変更することが可能である。
作用室Lは、ピストン5でロッド4側の伸側室L1と、ピストン5側の圧側室L2とに区画されている。ピストン5には、伸側室L1と圧側室L2とを連通する伸側通路5aと圧側通路5bとが形成されるとともに、ピストン5の下側に伸側通路5aを開閉するリーフバルブ50が積層され、ピストン5の上側に圧側通路5bを開閉するリーフバルブ51が積層されている。そして、下側のリーフバルブ50は、緩衝器Aの伸長作動時にのみ伸側通路5aを開き、この伸側通路5aを通過する作動油の流れに抵抗を与える伸側減衰弁として機能する。他方、上側のリーフバルブ51は、緩衝器Aの圧縮作動時にのみ圧側通路5bを開き、この圧側通路5bを通過する作動油の流れに抵抗を与える圧側減衰弁として機能する。
上記構成によれば、緩衝器Aの伸長作動時に、縮小される伸側室L1の作動油が下側のリーフバルブ50を開き、伸側通路5aを通過して拡大する圧側室L2に移動するので、緩衝器Aは、作動油が伸側通路5aを通過する際のリーフバルブ50の抵抗に起因する伸側減衰力を発生する。反対に、緩衝器Aの圧縮作動時には、縮小される圧側室L2の作動油が上側のリーフバルブ51を開き、圧側通路5bを通過して拡大する伸側室L1に移動するので、緩衝器Aは、作動油が圧側通路5bを通過する際のリーフバルブ51の抵抗に起因する圧側減衰力を発生する。
なお、本実施の形態において、緩衝器Aは、リーフバルブ50,51の抵抗に起因する伸側と圧側の減衰力を発生するように設定されているが、伸側室L1と圧側室L2との間を移動する作動油の流れに抵抗を与えるための構成は、適宜変更することが可能である。例えば、ポペット弁やオリフィス等をリーフバルブ50,51の代用とするとしてもよい。また、伸側の減衰力を発生させるリーフバルブ50と、圧側の減衰力を発生させるリーフバルブ51とを分けているので、伸側と圧側の減衰力を個別に設定できるが、一つのバルブで伸側と圧側の両方の減衰力を発生できるようにしてもよい。
上記ピストン5に連結されるロッド4は、ピストン5を外周に保持する小径な取付部4aと、この取付部4aから上側に延びて伸側室L1を貫通し、シリンダ1外に突出する軸部4bとを備えている。シリンダ1内に配置される軸部4bの外周には、周方向に沿う環状の溝4cが形成されており、この溝4cに嵌合する環状のストッパ32で、後述のシート30とともにリバウンド部材3を構成する環状のリバウンドクッション31が支えられている。このリバウンドクッション31は、ゴム等の弾性体からなり、緩衝器Aの最伸長時にシート30に突き当たって弾性変形し、最伸長時の衝撃を緩和する。
ロッド4の軸部4bは、シリンダ1の上側開口部に固定される環状のロッドガイド2を貫通している。このロッドガイド2は、図2に示すように、環状の本体部2aと、この本体部2aの下側に連なる環状のケース部2bと、このケース部2bの下端部内周から中心側に張り出す円弧状の爪2cとを備えている。本体部2aの上部の形状は、略円錐台状とされており、外周が上端に向けて徐々に縮径されるように傾斜して、傾斜面2dとされている。また、ケース部2bの下部の形状は、逆円錐台状とされており、外周が下端に向けて徐々に縮径されるように傾斜して、上記傾斜面2dとは逆向きの傾斜面2eとされている。さらに、ケース部2bの下部には、外周端から内周端にかけて径方向に沿う底溝2fが形成されており、この底溝2fは、爪2cの隙間に開口するようになっている。
ロッドガイド2における本体部2aの上側には、ロッド4の外周とシリンダ1の内周をシールするシール部材11が積層され、本体部2aの内周に、ロッド4を軸方向に移動自在に軸支する環状の軸受12が嵌合されている。他方、ケース部2bの内周には、ロッド4の外周をシールするオイルシール10と、シールホルダ13が保持されており、ケース部2bの下側に環状のシート30が積層されている。
オイルシール10及びシールホルダ13は、共に、ゴム等の弾性体からなり、オイルシール10をケース部2bの内側に挿入してから、シールホルダ13を弾性変形させながら爪2cの上側に嵌め込むことで、オイルシール10とシールホルダ13が爪2cで抜け止めされる。また、軸受12は、本体部2aに嵌合されて当該本体部2aに保持されるので、ロッドガイド2、軸受12、オイルシール10及びシールホルダ13を予め組み立ててロッドガイドアッセンブリBを構成し、一体化した状態でシリンダ1に組み付けることができるようになっている。
シリンダ1の内周には、周方向に沿う溝1aが形成されていて、当該溝1aに止め輪14が嵌合されている。そして、シリンダ1の内周面から突出する止め輪14の上側に、シート30、ロッドガイドアッセンブリB、シール部材11をこの順に積層し、シリンダ1の上端部1bを内側に加締めることで、シート30、ロッドガイドアッセンブリB及びシール部材11を積層状態にしてシリンダ1の上側開口部に固定している。このように、ロッドガイドアッセンブリBとして、ロッドガイド2、軸受12、オイルシール10及びシールホルダ13を一体化することにより、これらを個別にシリンダ1に組み付ける場合と比較して組立作業を簡易にできる。なお、シート30、ロッドガイドアッセンブリB及びシール部材11のシリンダ1への取付方法は、適宜変更することが可能である。例えば、上記溝1aに対応する部分をロール加締めで内周側に突出させ、当該突出部にシート30を引っ掛けるようにしてもよい。
また、本実施の形態において、オイルシール10は、後述のダストシール7と分離され、軸受12よりも作用室L側に配置されている。これにより、オイルシール10を外気側の異物と離すことができるとともに、例え異物がダストシール7を通過したとしても、当該異物の作用室L側への移動を軸受12でも抑制できるため、異物がオイルシール10まで到達し難く、異物によるオイルシール10の傷付きを抑制し、オイルシール10の耐久性を向上させることができる。また、オイルシール10は、ロッド4においてピストン5と軸受12とで挟まれる部分の外周面に摺接している。当該部分は、外力がロッド4に対して横向きに作用したとしても撓み難い部分であるので、オイルシール10のリップ部10aがロッド4の外周面から離れ難く、オイルシール10のシール性を良好にできる。さらには、オイルシール10とダストシール7とを分離させて別体としているので、これらを形成するに当たり、それぞれに最適な材料を選択し易い。
つづいて、ケース部2bの下側に積層される環状のシート30は、内側に上記ロッド4の軸部4bが挿通され、上記したリバウンドクッション31とともにリバウンド部材3を構成する。当該シート30は、リバウンドクッション31が突き当たる環板状の突当部30aと、この突当部30aの外周側に設けられる環板状の座部30bとを備えている。この座部30bの外周部には、複数の切欠30eが周方向に並んで形成されるとともに、下部に止め輪14に引っ掛かる引掛溝30fが形成されている。そして、切欠30eは、ケース部2bの下部外周に形成される傾斜面2eに対向するようになっており、切欠30eとシリンダ1との間に形成される縦通路33と、傾斜面2eとシリンダ1との間に形成される環状通路20と、底溝2fとシート30の座部30bとの間に形成される横通路21と、爪2cの隙間(符示せず)とで連通路Pを構成している。当該連通路Pは、本実施の形態において、作用室Lと、シールホルダ13とシート30の突当部30aとの間にできる隙間Sとを連通し、作用室Lの圧力をオイルシール10に伝えるようになっている。
詳しくは、上記した連通路Pによりシールホルダ13とシート30との間にできる隙間Sと作用室Lとが連通されるので、気室G内に気体を圧縮しながら封入して作用室Lを加圧すると、上記隙間Sも加圧され、この圧力でシールホルダ13が圧縮される。そして、当該圧縮により、シールホルダ13の支持部13bが縮径されて、オイルシール10のリップ部10aを締め付ける力が強くなる。つまり、作用室Lの圧力を、連通路P、隙間S及びシールホルダ13を介してオイルシール10に作用させることで、当該オイルシール10のリップ部10aをロッド4の外周面に押し当てる力を強めて、オイルシール10のシール性を高めることができる。
また、上記構成によれば、緩衝器Aの最伸長時において、リバウンドクッション31は、シート30における突当部30aに衝突し、連通路Pの作用室L側開口となる切欠30eに重ならないようになっている。このため、当該切欠30eのエッジでリバウンドクッション31を傷付けることがなく、連通路Pがシート30を通る場合であっても、リバウンドクッション31の耐久性を高めることができる。また、連通路Pが環状通路20を備えて構成されているので、底溝2fと切欠30eの位置合わせをする必要が無く、緩衝器Aの組立性を良好にすることが可能である。
なお、連通路Pの構成は、適宜変更することが可能であり、同一直線上に配置される底溝2fと、爪2cの隙間を周方向に等間隔に配置して、シールホルダ13に対して均一に圧力をかけられるようにしてもよい。また、爪2cの形状や数、配置は適宜変更することが可能である。例えば、爪2cが環状に形成されて、底溝2fが爪2cの内周端まで延びるとしてもよい。
つづいて、本体部2aの上側に積層されるシール部材11は、金属製の環板状のインサート部材9と、このインサート部材9を被覆するゴム部材(符示せず)とで構成されており、このゴム部材で、インサート部材9の内周部から上側に向けて傾斜しながら延びる環状のダストシール7と、インサート部材9の外周部から下側に向けて延びる環状の外周シール8と、インサート部材9の下側面を覆いダストシール7と外周シール8とを連結する連結ゴム部70とが構成される。ダストシール7は、ロッド4の軸部4b外周面に摺接し、ロッド4の外周をシールしてシリンダ1内に外気側からの異物が混入することを防いでいる。また、外周シール8は、ロッドガイド2における上側の傾斜面2dとシリンダ1の内周面に密着し、シリンダ1内の作動油が外気側に漏れることを防いでいる。また、連結ゴム部70は、ロッドガイド2の上側面に密着している。
詳しくは、上記外周シール8は、図3(a)に示すように、インサート部材9に対して略垂直な環状の内周面8a及び外周面8bと、内周面8aの下端から徐々に拡径しながら下側に延びる環状の第一傾斜面8cと、外周面8bの下端から徐々に縮径しながら下側に延びる環状の第二傾斜面8dと、上記第一傾斜面8cと上記第二傾斜面8dの下端を結ぶ環状の底面8eとを備えている。そして、第一傾斜面8cと底面8eとの境界部分にできる角部が内周リップ80であり、外周面8bと第二傾斜面8dとの境界部分にできる角部が外周リップ81である。この外周リップ81は、内周リップ80よりも上側に設けられ、シール部材11を組み付ける際、内周リップ80がロッドガイド2の傾斜面2dに当接して外周シール8が押し上げられると、シリンダ1の内周面に押し付けられるようになっている。
本実施の形態において、シール部材11をシリンダ1の軸方向に沿ってシリンダ1内に挿入し、内周リップ80がロッドガイド2の上側の傾斜面2dに接したとき、当該傾斜面2dと第一傾斜面8cのなす角度θ1は、ロッドガイド2の上側の傾斜面2dと底面8eのなす角度θ2よりも小さくなるように設定される(θ1>θ2)とともに、外周シール8の体積は、ロッドガイド2の傾斜面2d、シリンダ1の内周面及びインサート部材9で囲われる収容部の容積の大部分を占めるように設定されている。このように、外周シール8の体積を収容部の容積を超えない範囲で、なるべく大きく設定することで、外周シール8のへたりを抑制しながら面圧を高め、シール性を良好にできる。
なお、上記シール部材11の構成は、ダストシール7と外周シール8とを備え、ダストシール7でロッド4の外周をシールするとともに、外周シール8でロッドガイド2とシリンダ1との間をシールできるように設定される限り、適宜変更することが可能である。
以下、本実施の形態に係る緩衝器Aの作動について説明する。
止め輪14に引っ掛かるシート30に積層されるロッドガイド2の上側から、シール部材11をシリンダ1内に挿入すると、下側に配置される内周リップ80がロッドガイド2の上側の傾斜面2dに当接し、外周シール8が斜め上側に押し上げられる。これにより、外周リップ81がシリンダ1の内周面に押し付けられ、この部分の面圧が高くなるので、シリンダ1の内周を確実にシールできる。他方、内周リップ80は、傾斜面2dに押し付けられ、この部分の面圧が高くなるので、ロッドガイド2の上側を確実にシールできる。
つまり、本実施の形態において、外周シール8は、内周リップ80と外周リップ81の両方を備えることにより、ロッドガイド2とシリンダ1との間から、中心側(図4中矢印y1)と、上側(図4中矢印y2)に向かう二方向の作動油の移動を防ぐことができるので、ロッドガイド2とシリンダ1との間を確実にシールすることができる。
ところで、例えば、ドイツ特許出願公開DE3018215A1号公報のFig.1,4に開示されるような、オイルシールとダストシールの両方を備えてロッドガイドの上側に積層されるシール部材に外周シールを設ける場合においては、外周シールがロッドガイドとシリンダとの間から中心側に向かう作動油の移動を防ぐ内周リップを備えていなくても、オイルシールで作動油の漏れを防ぐことができる。しかし、本実施の形態のように、オイルシール10のシール性の向上を目的として、オイルシール10がシール部材11から分離され、ロッドガイド2の下側に取り付けられる場合には、ロッドガイド2とシリンダ1との間から中心側に作動油が移動することを外周シール8で防ぐ必要がある。このため、本実施の形態のように、外周シール8に内周リップ80を設けることが有効である。
また、本実施の形態において、外周シール8が弾性変形していない状態において、外周シール8の最も外側となる外周面8bが、インサート部材9から作用室L側となる下側に垂直方向に延びており、内周リップ80がロッドガイド2に当接するまでの間、シリンダ1の内周面に沿う形状となっている。このため、外周シール8をシリンダ1内に挿入し易く、当該挿入時における外周シール8の傷付きを防ぐことができる。
以下、本実施の形態に係る緩衝器Aの作用効果について説明する。
本実施の形態において、ロッドガイド2は、爪2cでオイルシール10とシールホルダ13の抜け止めをしている。
上記構成によれば、ロッド4の摺動によりオイルシール10がずれることを防止できるとともに、ロッドガイド2、オイルシール10及びシールホルダ13をロッドガイドアッセンブリBとして一体化できるので、組立作業を容易にできる。なお、図5に示すように、爪2cを廃し、ケース部2bの外周から下側に延びる環状の延設部2iを設け、ケース部2bの内側に、オイルシール10とシールホルダ13を挿入してから、延設部2iの内側にシート30を挿入し、延設部2iの下端を内側に加締めることで、ロッドガイド2、オイルシール10、シールホルダ13及びシート30を一体化するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、シート30は、ロッドガイド2に当接している。
上記構成によれば、リバウンドクッション31がシート30に突き当てられたときの荷重(以下、リバウンド荷重という)を、強度部材であるロッドガイド2で受けることができるので、シート30の厚みを薄くできる。なお、シート30とロッドガイド2とを離間させ、シート30単体でリバウンド荷重を受けるようにしてもよいが、この場合には、大きな荷重に耐え得るようにシート30を高強度に設定しなければならない。さらに、シート30とロッドガイド2を個別にシリンダ1に固定しなければならず、構造が複雑化する。
また、本実施の形態において、ロッドガイド2の外周には、シート30側端(下端)に向けて徐々に縮径されて切欠30eに対向する傾斜面2eが形成されるとともに、ロッドガイド2のシート30側(下部)には、直径方向に沿う底溝2fが形成されている。そして、連通路Pは、上記傾斜面2eとシリンダ1との間に形成される環状通路20と、底溝2fとシート30との間に形成される横通路21とを備えて構成されている。
上記構成によれば、切欠30eと底溝2fとの位置合わせをしなくても、環状通路20を介して切欠30eによって形成される縦通路33と、底溝2fとシート30との間に形成される横通路21とを連通させることができ、緩衝器Aの組立性を良好にできる。なお、切欠30eと底溝2fとを位置合わせして、縦通路33と横通路21を常に連通させることができるようになっていれば、環状通路20を廃することも可能である。また、上記傾斜面2e及び底溝2fに替えて、図5に示すように、シート30のロッドガイド2側(上部)に、切欠30eから中心側に径方向に沿って延びる横溝30gを形成し、この横溝30gとロッドガイド2との間に形成される横通路34と、切欠30eによって形成される縦通路33とを備えて連通路Pが構成されるとしてもよい。
また、本実施の形態において、シート30の外周部には、切欠30eが形成されており、連通路Pは、上記切欠30eによって形成される縦通路33を備えて構成されている。
上記構成によれば、連通路Pにおける作用室L側開口を、なるべく外周側に寄せることができるので、リバウンドクッション31の設計自由度を向上させることができる。なお、連通路Pの構成や、シート30の形状は、上記の限りではなく、連通路Pの作用室L側開口にリバウンドクッション31が重ならないように設定される限りにおいて、適宜変更することが可能である。
また、本実施の形態において、緩衝器Aは、作用室Lの圧力をオイルシール10に伝える連通路Pを備えており、この連通路の作用室L側の開口(切欠30e)は、シート30においてリバウンドクッション1が突き当たる部分(突当部30a)よりも外周側に配置される。
上記構成によれば、連通路Pがシート30を通るとともに、ロッド4の外周に取り付けられるリバウンドクッション31をシート30に突き当てる場合であっても、シート30におけるリバウンドクッション31を受ける面をなるべく平滑にすることができるので、リバウンドクッション31の傷付きを抑制し、リバウンドクッション31の耐久性を高めることが可能となる。
また、本実施の形態において、内周リップ80は、外周リップ81よりも作用室L側(下側)に配置される。
上記構成によれば、内周リップ80がロッドガイド2の傾斜面2dに当接し、外周シール8が斜め上側に押し上げられたとき、外周リップ81をシリンダ1の内周面に押し当てて、この部分の面圧を高めることができる。また、内周リップ80は、傾斜面2dに押し当てられて、この部分の面圧が高くなる。つまり、上記構成によれば、内周リップ80をロッドガイド2に押し当てるとともに、外周リップ81をシリンダ1に押し当てることが容易に可能となる。なお、このように内周リップ80や外周リップ81を押し当てることができれば、内周リップ80や外周リップ81の配置や形状は適宜変更することが可能である。
また、本実施の形態において、外周シール8は、インサート部材9から作用室L側(下側)に垂直方向に延びる環状の内周面8a及び外周面8bと、上記内周面8の作用室L側端(下端)から徐々に拡径しながら作用室L側(下側)に延びる第一傾斜面8cと、上記外周面8bの作用室L側端(下端)から徐々に縮径しながら作用室L側(下側)に延びる第二傾斜面8dと、上記第一傾斜面8cと上記第二傾斜面8dの作用室L側端(下端)を結ぶ底面8eとを備えている。そして、内周リップ80は、第一傾斜面8cと底面8eの境界部分にできる角部であり、上記外周リップ81は、外周面8bと第二傾斜面8dとの境界部分にできる角部である。
上記構成によれば、弾性変形していない状態において、外周シール8の最も外側となる外周面8bがシリンダ1の内周面に沿う形状となるとともに、外周リップ81が外周面8bよりも外側に張り出さない構造となっているので、外周シール8をシリンダ1の内側に挿入する際に、外周リップ81がシリンダ1に引っ掛からず、当該挿入時における外周シール8の傷付きを塞ぐことができる。なお、内周リップ80や外周リップ81が角部によらず、突起等によって形成されるとしてもよい。
また、本実施の形態において、ロッドガイド2の外周には、反作用室側端(上端)に向けて徐々に縮径される傾斜面2dが形成されており、外周シール8は、上記傾斜面2dに当接する内周リップ80と、シリンダ1の内周面に当接する外周リップ81とを備えている。
上記構成によれば、内周リップ80でシリンダ1とロッドガイド2との間から中心側(図4中矢印y1)に向かう作動油の移動を防ぎ、外周リップ81でシリンダ1とロッドガイド2との間から反作用室側となる上側(図4中矢印y2)に向かう作動油の移動を防ぐことができるので、シリンダ1とロッドガイド2との間を確実にシールすることができる。なお、シリンダ1とロッドガイド2との間をシールできる限りにおいて、ロッドガイド2や外周シール8の構成は適宜変更することが可能である。
また、本実施の形態において、シール部材11は、環板状のインサート部材9と、このインサート部材9を被覆するゴム部材とからなり、このゴム部材でダストシール7と外周シール8とを形成している。
上記構成によれば、インサート部材9を介してダストシール7と外周シール8とを一体化できるので、ダストシール7と外周シール8の両方を備えるシール部材11を容易に形成できる。なお、シール部材11がダストシール7と外周シール8とを備える限りにおいて、シール部材11の構成は適宜変更することが可能である。
また、本実施の形態において、内部に作用室Lが形成されるシリンダ(筒部材)1と、このシリンダ1の一方側(上側)開口部に固定される環状のロッドガイド2と、このロッドガイド2の内側に軸方向に移動可能に挿通されるロッド4と、上記ロッドガイド2の上記作用室L側(下側)に取り付けられてロッド4の外周をシールするオイルシール10と、上記ロッドガイド2の反作用室側(上側)に積層されるシール部材11とを備えている。そして、上記シール部材11は、上記ロッド4の外周をシールするダストシール7と、上記シリンダ1と上記ロッドガイド2との間をシールする外周シール8とを備えている。
上記構成によれば、オイルシール10をロッドガイド2の作用室L側となる下側に配置しているので、外気側の異物がオイルシール10に到達し難く、オイルシール10の傷付きを抑制できる。さらには、このように、ロッドガイド2の作用室L側にオイルシール10を設けるとともに、ロッドガイド2の反作用室側にダストシール7を設け、さらに、外周シール8を備える場合であっても、シール部材11としてダストシール7と外周シール8を一つの部品として一体化することができる。したがって、部品数を削減するとともに、組付工数を少なくして組立作業を簡易にできる。
また、上記構成によれば、従来のように、ロッドガイド2の外周に外周シールを嵌め込むための断面コ字状の環状溝を形成する必要がないので、ロッドガイド2の加工費を低減できる。
なお、本実施の形態において、緩衝器Aが単筒型とされるので、シリンダ1とロッドガイド2との間を外周シール8でシールするようにしているが、緩衝器Aが複筒型とされる場合には、外筒とロッドガイド2との間を外周シール8でシールするようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱することなく改造、変形及び変更を行うことができることは理解すべきである。
A 緩衝器
L 作用室
1 シリンダ(筒部材)
2 ロッドガイド
2d 傾斜面
4 ロッド
7 ダストシール
8 外周シール
8a 内周面
8b 外周面
8c 第一傾斜面
8d 第二傾斜面
8e 底面
10 オイルシール
11 シール部材
80 内周リップ
81 外周リップ

Claims (6)

  1. 内部に作用室が形成される筒部材と、
    上記筒部材の一方側開口部に固定される環状のロッドガイドと、
    上記ロッドガイドの内側に軸方向に移動可能に挿通されるロッドと、
    上記ロッドガイドの内周に嵌合されて上記ロッドを軸方向へ移動自在に軸支する軸受と、
    上記ロッドガイドの上記軸受よりも上記作用室側に取り付けられて上記ロッドの外周をシールするオイルシールと、
    上記ロッドガイドの反作用室側に積層されるシール部材とを備えており、
    上記シール部材は、上記ロッドの外周をシールするダストシールと、上記筒部材と上記ロッドガイドとの間をシールする外周シールとを備えている
    ことを特徴とする緩衝器。
  2. 上記シール部材は、環板状のインサート部材と、上記インサート部材を被覆するゴム部材とからなり、上記ゴム部材で上記ダストシールと上記外周シールとを形成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器。
  3. 上記ロッドガイドの外周には、反作用室側端に向けて徐々に縮径される傾斜面が形成されており、
    上記外周シールは、上記傾斜面に当接する内周リップと、上記筒部材の内周面に当接する外周リップとを備えている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の緩衝器。
  4. 上記外周シールは、上記インサート部材から上記作用室側に垂直方向に延びる環状の内周面及び外周面と、上記内周面の上記作用室側端から徐々に拡径しながら上記作用室側に延びる第一傾斜面と、上記外周面の上記作用室側端から徐々に縮径しながら上記作用室側に延びる第二傾斜面と、上記第一傾斜面と上記第二傾斜面の上記作用室側端を結ぶ底面とを備えており、
    上記内周リップは、上記第一傾斜面と上記底面との境界部分にできる角部からなり、
    上記外周リップは、上記外周面と上記第二傾斜面との境界部分にできる角部からなる
    ことを特徴とする請求項3に記載の緩衝器。
  5. 上記内周リップは、上記外周リップよりも上記作用室側に配置される
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の緩衝器。
  6. 上記ロッドガイドは、環状の本体部と、上記本体部の上記作用室側に連なる環状のケース部とを有し、
    上記軸受は、上記本体部の内周に嵌合され、
    上記オイルシールは、上記軸受から離間して上記ケース部の内周に保持されている
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の緩衝器。
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