JPH0616742U - サスペンションサポート - Google Patents
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- JPH0616742U JPH0616742U JP5502592U JP5502592U JPH0616742U JP H0616742 U JPH0616742 U JP H0616742U JP 5502592 U JP5502592 U JP 5502592U JP 5502592 U JP5502592 U JP 5502592U JP H0616742 U JPH0616742 U JP H0616742U
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- B60G15/068—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper characterised by the mounting on the vehicle body or chassis of the spring and damper unit specially adapted for MacPherson strut-type suspension
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Abstract
(57)【要約】
【目的】内側部材3の形状の選択の自由度を確保し、外
側部材2と内側部材3との軸方向における相対変位を効
果的に規制し、軸方向のゴム剛性を高めたアッパサポー
トを提供すること。 【構成】アッパサポートは、第1部材21と第2部材2
2とを重ね合わせ状態で結合して形成した外側部材2
と、外側部材2の内部の収納空間2rにほぼ同軸的に配
置された内側部材3と、外側部材2と内側部材3との間
に介在するゴム弾性体4とで構成されている。内側部材
3は、サスペンション機構のショックアブソーバの作動
軸50にナット52で固定される金属製の固定盤30
と、固定盤30のフランジ部32fの外周部の全周にほ
ぼ同軸的に一体的に樹脂で射出成形された樹脂部材31
とからなる。樹脂部材31は、固定盤30よりも軸方向
の一方に突出し第1部材21の板部21cに対向する第
1突出部32と、固定盤よりも軸方向の他方に突出し第
2部材22の板部22cに対向する第2突出部33と、
径外方向に突出する第3突出部34とをもつ。
側部材2と内側部材3との軸方向における相対変位を効
果的に規制し、軸方向のゴム剛性を高めたアッパサポー
トを提供すること。 【構成】アッパサポートは、第1部材21と第2部材2
2とを重ね合わせ状態で結合して形成した外側部材2
と、外側部材2の内部の収納空間2rにほぼ同軸的に配
置された内側部材3と、外側部材2と内側部材3との間
に介在するゴム弾性体4とで構成されている。内側部材
3は、サスペンション機構のショックアブソーバの作動
軸50にナット52で固定される金属製の固定盤30
と、固定盤30のフランジ部32fの外周部の全周にほ
ぼ同軸的に一体的に樹脂で射出成形された樹脂部材31
とからなる。樹脂部材31は、固定盤30よりも軸方向
の一方に突出し第1部材21の板部21cに対向する第
1突出部32と、固定盤よりも軸方向の他方に突出し第
2部材22の板部22cに対向する第2突出部33と、
径外方向に突出する第3突出部34とをもつ。
Description
【0001】
本考案は車両のサスペンション機構と車体との間に介置されるアッパーサポー トやストラットマウント等のサスペンションサポートに関する。
【0002】
従来より、車両のサスペンション機構と車体との間に介置されるアッパーサポ ートとして、金属製の外側部材と、外側部材の収納空間内にほぼ同軸的に配置さ れた金属製の内側部材と、外側部材と内側部材との間に介在するゴム弾性体とで 構成されたものが知られている。
【0003】 このものでは、外側部材が車体に取付られ、内側部材がサスペンション機構の ショックアブソーバの作動軸に固定される。ゴム弾性体はサスペンション機構か らの振動を減衰する。 ところで、外側部材と内側部材との相対変位を効果的に規制するには、内側部 材は、最も適する形状であることが好ましい。ここで、内側部材は、金属素材を 鍛造成形したり複数の金属部品を溶接したりして製造されるが、製造時における 形状の選択の自由度には限界がある。
【0004】
本考案は上記した実情に鑑みなされたものであり、サスペンション機構のショ ックアブソーバの作動軸に固定される金属製の固定盤に一体的に軸方向に突出す る第1突出部及び第2突出部を樹脂で形成することにより、第1突出部及び第2 突出部の形状の選択の自由度を確保し、これにより外側部材と内側部材との軸方 向における相対変位を効果的に規制できるサスペンションサポートを提供するこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案のサスペンションサポートは、第1部材と第2部材との開口周縁部を重 ね合わせ状態で結合して内部に収納空間を形成し、車体に取付られる外側部材と 、 外側部材の収納空間にほぼ同軸的に配置され、サスペンション機構に固定され る内側部材と、 外側部材と内側部材との間に介在するゴム弾性体とで構成され、 内側部材は、 サスペンション機構のショックアブソーバの作動軸に固定される金属製の固定 盤と、 固定盤の外周部の全周にほぼ同軸的に一体的に樹脂で型成形され、固定盤より も軸方向の一方に突出し第1部材に対向する第1突出部と、固定盤よりも軸方向 の他方に突出し第2部材に対向する第2突出部とで構成されていることを特徴と するものである。
【0006】 本考案では、内側部材を構成する固定盤は、サスペンション機構のショックア ブソーバの作動軸に固定される。固定手段はボルト止め等を採用できる。固定盤 は所要の強度を確保するため金属製であり、一般的には鋼、アルミ合金で形成さ れている。第1突出部及び第2突出部は、固定盤の外周部の全周に樹脂をほぼ同 軸的に一体的に型成形して形成されている。型成形の手段としては通常、射出成 形を採用できる。
【0007】 樹脂は熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれでもよく、例えば、ナイロン樹脂 、フェノール樹脂を採用できる。樹脂は繊維を含むものでも良い。繊維はガラス 繊維、メタ系アラミド繊維、ウィスカ等を採用できる。 本考案では、成形後の樹脂の冷却に伴う収縮により、樹脂製の第1突出部及び 第2突出部と固定盤との一体結合性を確保できる。更に、樹脂製の第1突出部及 び第2突出部と固定盤との高い一体結合性を一層確保すべく、固定盤に凹状、凸 状の係合部を形成したり、固定盤の表面を粗面化したり、することもできる。
【0008】 本考案では、外側部材の第1部材と樹脂製の第1突出部との間は空間であって も、あるいは、ゴム弾性体のゴムの一部が配置されていても良い。外側部材の第 2部材と第2突出部との間も同様である。
【0009】
内側部材を構成する樹脂製の第1突出部が固定盤よりも軸方向の一方に突出し 第1部材に対向しているとともに、同じく樹脂製の第2突出部が固定盤よりも軸 方向の他方に突出し第2部材に対向している。そのため、外側部材と内側部材と の軸方向における相対変位は、第1突出部及び第2突出部により規制される。
【0010】
(第1実施例) 以下、本考案を車両のアッパーサポートに適用した実施例について説明する。 このアッパーサポート1の断面を図1に示す。図1に示す様にアッパーサポート 1は、外側部材2と、内側部材3と、ゴム弾性体4とで構成されている。外側部 材2は、透孔20aを備えたフランジ部20をもつ第1部材21と、透孔23a を備えたフランジ部23をもつ第2部材22とからなり、開口周縁部としてのフ ランジ部20、23を重ね合わせ状態で溶接で結合して形成されている。外側部 材2の透孔20a及び透孔23aには取付ボルト25が圧入されている。なお、 外側部材2の内部に収納空間2rが形成されている。
【0011】 内側部材3は外側部材2の収納空間2rに配置されている。図3、図4は内側 部材3を示す。内側部材3は、鋼製の固定盤30と、固定盤30の外周部の全周 にほぼ同軸的に一体的に樹脂で射出成形された樹脂部材31とからなる。樹脂は ガラス繊維(30%)を含むナイロン樹脂である。固定盤30は、取付孔31a 、31b及び段部31cをもつ筒部31dと、筒部31dの上端から遠心方向に 延設されたフランジ部32fとで形成されている。図4に示す様に、固定盤30 のフランジ部32fの外周部には平坦状の係合部33fが形成され、樹脂部材3 1の回り止め性が向上している。
【0012】 図1に示す様に、樹脂部材31は、固定盤30よりも軸方向の一方つまり矢印 Y1方向に突出するリング状の第1突出部32と、固定盤30よりも軸方向の他 方つまり矢印Y2方向に突出するリング状の第2突出部33と、固定盤30より も径外方向に突出し外側部材2に対向するリング状の第3突出部34とを備えて いる。図1に示す様に、第1突出部32は、第1部材21の板部21cに対向し ている。第2突出部33は、第2部材22の板部22cに対向している。なお、 図3に示す様に、樹脂部材31は平坦面31h、傾斜面31i、外周面31j、 傾斜面31k、平坦面31m、溝31nをもつ。
【0013】 図1に示す様に、ゴム弾性体4は、外側部材2と内側部材3との間に介在して いる。外側部材2の第2部材22の下面側に結着された筒状の金具22hにはゴ ムスリーブ41が圧入されている。 なお製造に際しては次の様にした。即ち、図3に示す様な内側部材3を用い、 内側部材3の外周にゴム材を加硫成形して図2に示す様な加硫成形品Pを形成し た。加硫成形品Pに係るゴム弾性体4には弧状にのびる突部4b、4cが形成さ れている。そして、かかる加硫成形品Pを外側部材2の第1部材21および第2 部材22に圧入し、その後第1部材21および第2部材22を溶接で結着した。
【0014】 ところでアッパーサポート1を車両に組付ける際には、内側部材3の取付孔3 1a、31bにショックアブソーバ5の作動軸50が挿通されるとともに、作動 軸50の上端部の螺子部51にナット52が螺合され、これにより内側部材3は 作動軸50に取付けられる。また、外側部材2の取付ボルト25は車体に螺着さ れ、これにより外側部材2は車体に取付けられる。
【0015】 上記の様にアッパーサポート1を車両に組付けた状態において、作動軸50か らの振動等により、内側部材3と外側部材2とが相対変位するが、この相対変位 はゴム弾性体4により許容される。 以上説明した様に本実施例では、第1突出部32が固定盤30よりも矢印Y1 方向に突出しているとともに第2突出部33が固定盤30よりも矢印Y2方向に 突出している。そのため、矢印Y1、Y2方向つまり軸方向におけるゴム剛性が 増し、その方向におけるバネ定数が大きくなる。加えて、第3突出部34が固定 盤30よりも径外方向に突出しているので、軸直角方向におけるゴム剛性が増し 、その方向におけるバネ定数が大きくなる。
【0016】 更に本実施例では、前述した様に固定盤30のフランジ部32fには平坦状の 係合部33fが形成され、樹脂部材31の回り止め性が向上しているので、内側 部材3を構成する樹脂部材31と固定盤30との一体結合性が向上している。 ところで、金属素材を鍛造成形する場合には、成形形状が複雑化すると欠肉等 の問題が生じ、成形の困難性、成形コストのアップを招く。この点、第1突出部 32、第2突出部33及び第3突出部34を樹脂の射出成形で形成する本実施例 では、第1突出部32〜第3突出部34をもつ内側部材3全体を鍛造成形で形成 する場合に比較して、欠肉等の回避に有効であり、成形性の面で有利であり、更 に軽量化も期待できる。この様に成形性が容易であるため、第1突出部32〜第 3突出部34の形状の選択の自由度、第1突出部32〜第3突出部34の突出量 の選択の自由度も増す。従って本実施例では軸方向、軸直角方向のバネ定数のチ ューニングに有利である。
【0017】 更に本実施例では、複数の車種に共通化した固定盤30を用い、樹脂部材31 のサイズを変えるだけで、異なる車種にも適用でき、複数の車種にわたり固定盤 30を共通化する共通化方式を採用することもできる。 (第2実施例) 本考案の第2実施例を図6〜図10を参照して説明する。この例は車両のスト ラットマウントに適用した例である。このストラットマウントの断面を図9に示 す。図9に示す様にストラットマウント6は、外側部材7と、内側部材8と、ゴ ム弾性体9とで構成されている。図9に示す様に外側部材7は、透孔70aを備 えたフランジ部70をもつ第1部材71と、透孔73aを備えたフランジ部73 をもつ第2部材72とからなり、開口周縁部としてのフランジ部70、73を重 ね合わて形成されている。外側部材7の透孔70a、73aには取付ボルト25 が圧入されている。なお外側部材7の内部に収納空間7rが形成されている。
【0018】 内側部材8は外側部材7の収納空間7rに配置されている。内側部材8は、鋼 製の固定盤80と、固定盤80の外周部の全周にほぼ同軸的に一体的に樹脂で射 出成形された樹脂部材81とからなる。樹脂はガラス繊維(30%)を含むナイ ロン樹脂である。図8に示す様に固定盤80は平板状をなし、取付孔80aをも つ。固定盤80の外周部には平坦状の係合部83fが形成され、樹脂部材81の 回り止め性が向上している。
【0019】 図9に示す様に樹脂部材81は、固定盤80よりも軸方向の一方つまり矢印Y 1方向に突出するリング状の第1突出部82と、固定盤80よりも軸方向の他方 つまり矢印Y1方向に突出するリング状の第2突出部83とを備えている。第1 突出部82は、第1部材71の板部71cに隙間71fを介して対向し、第2突 出部83は、第2部材72の板部72cに隙間72fを介して対向している。
【0020】 ゴム弾性体9は内側部材8に加硫接着されており、外側部材7と内側部材8と の間に介在している。ゴム弾性体9は、リング状の本体部90と、樹脂部材81 を被覆する被覆膜部91と、リップ状の膜部92、93とをもつ。図9に示す様 に、膜部92、93の先端部は通常、第2部材72、第1部材71に当接してい る。なお、ゴム弾性体9の本体部90の外周面にはリング金具95が加硫接着さ れている。
【0021】 なお製造に際しては次の様にした。即ち、内側部材8とゴム弾性体9とリング 金具95とを一体的に形成した加硫成形品Pを用い、図7に示す様にその加硫成 形品Pを第1部材71に圧入した。この状態では、リング金具95は本体部90 のゴム反発弾性で第1部材71の内周部に圧着している。その後に第2部材72 を第1部材71に被着した。
【0022】 ところで車体への組付の際には、図9に示す様に、内側部材8の取付孔80a にショックアブソーバ5の作動軸50が挿通されるとともに、作動軸50の上端 部の螺子部51にナット52が螺合され、これにより内側部材8は作動軸50に 取付けられる。また外側部材7の取付ボルト25は車体に螺着され、これにより 外側部材7は車体に取付けられる。
【0023】 以上説明した様に本実施例では第1突出部82が固定盤80よりも矢印Y1方 向に突出しているとともに、第2突出部83が固定盤80よりも矢印Y2方向に 突出しており、第1突出部82及び第2突出部83は軸方向におけるストッパ機 能を果たす。 ところで図10(a)の特性線W1は軸直角方向から外力が作用した場合にお ける荷重−たわみ特性を模式的に示す。図10(b)の特性線W2は軸方向から 外力が作用した場合における荷重−たわみ特性を模式的に示す。図10(b)の 特性線W2に示す様に、軸方向においてストッパ機能を果たす第1突出部82及 び第2突出部83による立ち上がり域W20、W21が発現している。
【0024】 この例においても第1実施例と同様の効果が得られる。即ち、本実施例では、 第1突出部82、第2突出部83をもつ内側部材8全体を鍛造成形で形成する場 合に比較して、成形性の面で有利であり、更に軽量化も期待できる。この様に成 形性が容易であるため、第1突出部82、第2突出部83の形状、突出量の選択 の自由度も増し、従って軸方向、軸直角方向のバネ定数のチューニングに有利で ある。
【0025】 更に本実施例では、複数の車種に共通化した固定盤80を用い、樹脂部材81 のサイズを変えるだけの共通化方式を採用することもできる。 (他の例) 上記した実施例では樹脂部材31、81はガラス繊維を含む樹脂で形成されて いるが、ガラス繊維等の繊維の所定方向における配向度を高め、配向により樹脂 部材31、81の一層の強化を図ることもできる。この場合、ガラス繊維を樹脂 部材31、81の半径方向、あるいは、周方向、あるいは軸方向にそう様に配向 させたりできる。この場合、例えば、繊維からなる網体を用い、繊維が所定方向 を向く様に網体を成形型のキャビティに配置した状態で、キャビティに樹脂を装 填して、形成できる。
【0026】
本考案のサスペンションサポートによれば、サスペンション機構のショックア ブソーバの作動軸に固定される金属製の固定盤に一体的に樹脂で第1突出部及び 第2突出部を形成する方式が採用されている。そのため、第1突出部及び第2突 出部の形状の選択の自由度が増す。故に、外側部材と内側部材との軸方向におけ る相対変位を効果的に規制できる。
【図1】第1実施例に係るアッパーサポートの断面図で
ある。
ある。
【図2】加硫成形品の断面図である。
【図3】内側部材の断面を示し、図4のK−O−K線に
そう断面図である。
そう断面図である。
【図4】内側部材の平面図である。
【図5】図1の矢印H1方向からみたアッパーサポート
の平面図である。
の平面図である。
【図6】第2実施例に係る加硫成形品を第1部材に圧入
した状態を示し、図7の矢印H2方向からみた底面図で
ある。
した状態を示し、図7の矢印H2方向からみた底面図で
ある。
【図7】図6のM−M線にそう断面図である。
【図8】内側部材の固定盤の平面図である。
【図9】ストラットマウントの断面図である。
【図10】(a)(b)共に荷重−たわみ特性を模式的
に示す特性図である。
に示す特性図である。
図中、2は外側部材、21は第1部材、22は第2部
材、2rは収納空間、3は内側部材、30は固定盤、3
1は樹脂部材、32は第1突出部、33は第2突出部、
4はゴム弾性体、7は外側部材、71は第1部材、72
は第2部材、7rは収納空間、8は内側部材、80は固
定盤、81は樹脂部材、82は第1突出部、83は第2
突出部、9はゴム弾性体を示す。
材、2rは収納空間、3は内側部材、30は固定盤、3
1は樹脂部材、32は第1突出部、33は第2突出部、
4はゴム弾性体、7は外側部材、71は第1部材、72
は第2部材、7rは収納空間、8は内側部材、80は固
定盤、81は樹脂部材、82は第1突出部、83は第2
突出部、9はゴム弾性体を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】第1部材と第2部材との開口周縁部を重ね
合わせ状態で結合して内部に収納空間を形成し、車体に
取付られる外側部材と、 該外側部材の収納空間にほぼ同軸的に配置され、サスペ
ンション機構に固定される内側部材と、 該外側部材と該内側部材との間に介在するゴム弾性体と
で構成され、 該内側部材は、 該サスペンション機構のショックアブソーバの作動軸に
固定される金属製の固定盤と、 該固定盤の外周部の全周にほぼ同軸的に一体的に樹脂で
型成形され、該固定盤よりも軸方向の一方に突出し該第
1部材に対向する第1突出部と、該固定盤よりも軸方向
の他方に突出し該第2部材に対向する第2突出部とで構
成されていることを特徴とするサスペンションサポー
ト。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5502592U JP2593400Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | サスペンションサポート |
DE19934326197 DE4326197C2 (de) | 1992-08-05 | 1993-08-04 | Aufhängungslager für einen Stoßdämpfer eines Kraftfahrzeuges |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5502592U JP2593400Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | サスペンションサポート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616742U true JPH0616742U (ja) | 1994-03-04 |
JP2593400Y2 JP2593400Y2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=12987133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5502592U Expired - Fee Related JP2593400Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | サスペンションサポート |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593400Y2 (ja) |
DE (1) | DE4326197C2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001094808A1 (fr) * | 2000-06-05 | 2001-12-13 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Support de suspension |
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