JP2012118140A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012118140A JP2012118140A JP2010265714A JP2010265714A JP2012118140A JP 2012118140 A JP2012118140 A JP 2012118140A JP 2010265714 A JP2010265714 A JP 2010265714A JP 2010265714 A JP2010265714 A JP 2010265714A JP 2012118140 A JP2012118140 A JP 2012118140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- unit
- heat source
- fixing
- fixing roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】媒体上の現像剤を熱定着させる定着部を有する画像形成装置において、長手方向における中央部の出力が両端部の出力より高い第1の熱源と、長手方向における両端部の出力が中央部の出力より高い第2の熱源と、前記第1の熱源および前記第2の熱源により加熱され、前記第1の熱源および前記第2の熱源と長手方向が平行に配置された定着部とを備え、前記定着部の長手方向における中央部の温度を計測する温度検出部と、第1の閾値を記憶する温度設定部と、前記温度検出部で計測した温度が前記第1の閾値に達したとき、前記第1の熱源による加熱から前記第2の熱源による加熱に切り替えて前記定着部の予熱を行う定着制御部とを設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、定着部に備えた複数の熱源のピーク消費電力を小さくすることを目的とする。
図2において、1はトナー等の現像剤を熱で溶融して記録媒体上に熱定着させる熱定着器を有する画像形成装置としての印刷装置である。2は印刷する前の記録媒体であり、3は記録媒体2を収納する媒体カセットであり、4は印刷装置1で印刷され排出された記録媒体である。
電子写真プロセスユニット10と転写ローラ20との間を記録媒体2が通過しているとき、記録媒体2にトナーなどに代表される現像剤が電子写真プロセスユニット10の像担持体から記録媒体2に転写される。
ピックアップローラ40で引き出された記録媒体2は、搬送方向を示す矢印60、矢印61、矢印62、矢印63、矢印64、矢印65の順に搬送され、プロセスユニット25において現像剤像が転写され、定着ユニット30において転写された現像剤が定着されて装置外へ排出される。
一方、図6(b)において、ヒータ71は中央部の光強度を“1”とすると両端部の光強度は中央部の1.6倍であり、両端部の配熱が中央部の配熱より高いヒータ、すなわち両端部の出力が中央部の出力より高いヒータ(第2の熱源)である。
ヒータ70およびヒータ71の出力は、(ヒータ70の出力)>(ヒータ71の出力)の関係を有し、本実施例では、ヒータ70の出力は800W、ヒータ71の出力は400Wとする。
図7において、温度検出素子31、32は、定着ローラ46の長手方向における中心線46a上の中央部に配設され、定着ローラ46と図示しない加圧ローラとの間を記録媒体2が通過する場合に、記録媒体2の中央部が通過する定着ローラ46の長手方向における中心部の表面温度を検出できるようになっている。なお、記録媒体2は、記録媒体2の中心線と定着ローラ46の中心線46aが一致するように搬送され、図7では、紙幅が105mmのA6判の記録媒体2を搬送している様子を示している。
図1において、制御部106は、CPU(Central Processing Unit)等で構成され、用紙搬送制御部114と、温度制御部118と、インターフェース部150と、パネル制御部160とを制御し、印刷装置1全体の動作を制御する。また制御部106は、メモリ等で構成された記憶部107を包含し、用紙搬送制御部114、温度制御部118、インターフェース部150およびパネル制御部160から通知された情報を必要に応じて記憶部107に記憶させることができ、また記憶部107に記憶させた情報を読み出すことができる。
このように構成された印刷装置1は、記憶部107に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御部106により装置全体の動作が制御される。
まず、図9について説明する。
Tc=A×(Tnc−Tamb)+B×Tamb
となる。
S101:制御部106は、ホストコンピュータ151からインターフェース部150を介して印刷データを受信したか否かの判定を行い、受信していないと判定すると処理をS102へ移行し、受信したと判定すると処理をS103へ移行する。
通常制御モードが選択されている場合は、処理をS105へ移行し、排他制御モードが選択されている場合は、処理をS107へ移行する。
S106:温度制御部118は、定着ローラ46の中央部温度がウォームアップ終了温度(Tg−Tp)を超えたか否かを判定し、超えたと判定すると処理をS111へ移行し、超えていないと判定すると処理をS105へ移行してウォームアップを継続する。
図9において、時間t1〜t2の区間では、定着ローラ46の中央部温度は通電切替温度(Tg−Tdc)より低いため、ヒータ70のみが通電(ON)されて定着ローラ46がヒータ70により加熱される。時間t1のタイミングでは、定着ローラ46の両端部温度は、中央部温度よりも低い。これは、定着ローラ46の両端部の放熱の方が、中央部の放熱よりも大きいためである。
定着ローラの回転が必要であると判定されると、用紙搬送制御部114は、制御部106の指示によりモータ駆動制御部113を介して定着部回転機構173を動作させ、定着ローラを回転させる。
図11の上部のグラフにおいて、横軸は時間tの経過を表し、また縦軸は温度を表し、定着ローラ46の中央部温度および両端部温度、ならびに加圧ローラ45の温度の変化を表している。また、図11の下部の横軸も時間tの経過を表し、図11の下部の縦軸は定着ローラ46の回転/停止、ヒータ70およびヒータ71のON(通電)/OFF(非通電)、媒体通過センサ(書込センサ)51の出力(ON:記録媒体検知有り/OFF:記録媒体検知なし)、媒体通過センサ(排出センサ)52の出力(ON:記録媒体検知有り/OFF:記録媒体検知なし)、制御種別(ウォームアップ/印刷)を表している。
なお、中央部温度および両端部温度の検出方法は第1の実施例と同様なのでその説明を省略する。
S201、S202:図8におけるS101、S102と同様なのでその説明を省略する。
S203:制御部106が印刷データを受信したと判定すると、その制御部106の指示により温度制御部118の温度設定部117はウォームアップ終了温度(Tg−Tp)を設定し、温度制御部118は温度設定部117からウォームアップ終了温度(Tg−Tp)を読み出す。本実施例では、Tpは7℃である。
通常制御モードが選択されている場合は、処理をS205へ移行し、排他制御モードが選択されている場合は、処理をS207へ移行する。
S206:温度制御部118は、定着ローラ46の中央部温度がウォームアップ終了温度(Tg−Tp)を超えたか否かを判定し、超えたと判定すると処理をS210へ移行し、超えていないと判定すると処理をS205へ移行してウォームアップを継続する。
図11において、時間t11のタイミングでは、定着ローラ46の中央部温度がホットスタート/コールドスタート切替温度(Tg−Ths)より高いため、ヒータ71のみが通電(ON)されて定着ローラ46がヒータ71により加熱される。このとき、第1の実施例と同様に、定着ローラ46の両端部温度は、中央部温度よりも低い。これは、定着ローラ46の両端部の放熱の方が、中央部の放熱よりも大きいためである。
S210:定着ローラ46の中央部温度がウォームアップ終了温度(Tg−Tp)を超えたと判定した温度制御部118は、ヒータ71(およびヒータ70)の通電を停止して定着ローラ46のウォームアップを終了する。
S221:定着ローラ46の中央部温度がウォームアップ終了温度(Tg−Tp)を超えたと判定した温度制御部118は、ヒータ71の通電を停止して定着ローラ46のウォームアップを終了する。なお、このとき定着ローラ46は回転したままとする。
図12において、時間t21のウォームアップ開始時点における定着ローラ46の中央部温度および両端部温度、加圧ローラ45の外周表面の温度が室温に近い状態になっている。本実施例では、加圧ローラ45の外周表面の温度がほぼ室温(常温)と同じ温度まで冷めている状態であり、定着ローラ46の中央部温度および両端部温度は室温まで冷めている途中の状態でウォームアップが開始されるものとする。
定着ローラ46の中央部温度が通電切替温度(Tg−Tdc)に到達したとき、すなわち時間t22のタイミングで温度制御部118はヒータ71のみが通電(ON)するように制御を切替え、ウォームアップを継続する。
2 記録媒体
10 電子写真プロセスユニット
20 転写ローラ
25 プロセスユニット
30 定着ユニット
31、32 温度検出素子
40 ピックアップローラ
41、42 レジストローラ
43、44 搬送ローラ
45 加圧ローラ
46 定着ローラ
47、48 排出ローラ
50、51、52 媒体通過センサ
70、71 ヒータ
106 制御部
107 記憶部
112 電源部
113 モータ駆動制御部
114 用紙搬送制御部
115、116 温度検出部
117 温度設定部
118 温度制御部
119 モード選択部
150 インターフェース部
160 パネル制御部
161 パネル部
162 表示部
173 定着部回転機構
174 用紙搬送機構
Claims (8)
- 媒体上の現像剤を熱定着させる定着部を有する画像形成装置において、
長手方向における中央部の出力が両端部の出力より高い第1の熱源と、
長手方向における両端部の出力が中央部の出力より高い第2の熱源と、
前記第1の熱源および前記第2の熱源により加熱され、前記第1の熱源および前記第2の熱源と長手方向が略平行に配置された定着部とを備え、
前記定着部の長手方向における中央部の温度を計測する温度検出部と、
第1の閾値を記憶する温度設定部と、
前記温度検出部で計測した温度が前記第1の閾値に達したとき、前記第1の熱源による加熱から前記第2の熱源による加熱に切り替えて前記定着部の予熱を行う定着制御部とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
前記定着制御部は、予熱開始時に、前記温度検出部で計測した温度が前記第1の閾値より低いと判定したとき、前記第1の熱源により前記定着部の予熱を開始することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または請求項2の画像形成装置において、
前記定着制御部は、予熱開始時に、前記温度検出部で計測した温度が前記第1の閾値より高いと判定したとき、前記第2の熱源のみにより前記定着部の予熱を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
前記温度設定部は、前記第1の閾値に加え、前記第1の閾値より低い第2の閾値を記憶し、
前記定着制御部は、予熱開始時に、前記温度検出部で計測した温度が前記第2の閾値より低いと判定したとき、前記第1の熱源により前記定着部の予熱を開始し、
前記温度検出部で計測した温度が前記第1の閾値を超えたとき、前記第1の熱源による加熱から前記第2の熱源による加熱に切り替えて前記定着部の予熱を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
前記温度設定部は、前記第1の閾値および前記第2の閾値に加え、前記第1の閾値より高い第3の閾値を記憶し、
前記定着部は回転可能に構成され、
前記定着部の外周表面に接触するように配置された回転可能な加圧部を備え、
前記定着制御部は、前記温度検出部で計測した温度が前記第3の閾値を超えたとき、前記定着部を回転させて前記加圧部を加熱することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4または請求項5の画像形成装置において、
前記定着制御部は、予熱開始時に、前記温度検出部で計測した温度が前記第2の閾値より高いと判定したとき、前記第2の熱源のみにより前記定着部の予熱を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項の画像形成装置において、
前記第2の熱源は、前記第1の熱源より、出力が小さいことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項の画像形成装置において、
前記第1の熱源および前記第2の熱源を排他的に通電して前記定着部を加熱する排他モードと、前記第1の熱源および前記第2の熱源を同時に通電して前記定着部を加熱する非排他モードとを選択可能にするモード選択部を備え、
前記排他モードが選択されているとき、前記定着制御部は、前記第1の熱源による加熱から前記第2の熱源による加熱への切り替えを行うことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010265714A JP5400016B2 (ja) | 2010-11-29 | 2010-11-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010265714A JP5400016B2 (ja) | 2010-11-29 | 2010-11-29 | 画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013221255A Division JP5695161B2 (ja) | 2013-10-24 | 2013-10-24 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012118140A true JP2012118140A (ja) | 2012-06-21 |
JP5400016B2 JP5400016B2 (ja) | 2014-01-29 |
Family
ID=46501071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010265714A Expired - Fee Related JP5400016B2 (ja) | 2010-11-29 | 2010-11-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5400016B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2975467A1 (en) | 2014-07-15 | 2016-01-20 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0916015A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-01-17 | Canon Inc | 定着装置及び画像形成装置 |
JPH1165359A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-05 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JP2005055527A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Sharp Corp | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2006085142A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Toshiba Corp | 画像形成装置と定着器の温度制御方法 |
-
2010
- 2010-11-29 JP JP2010265714A patent/JP5400016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0916015A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-01-17 | Canon Inc | 定着装置及び画像形成装置 |
JPH1165359A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-05 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JP2005055527A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Sharp Corp | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2006085142A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Toshiba Corp | 画像形成装置と定着器の温度制御方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2975467A1 (en) | 2014-07-15 | 2016-01-20 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus |
US9400463B2 (en) | 2014-07-15 | 2016-07-26 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5400016B2 (ja) | 2014-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4382050B2 (ja) | 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
US8862010B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2007248656A (ja) | 定着装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP6345091B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5106044B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006259221A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
EP2031463A2 (en) | Image forming apparatus | |
US20140227002A1 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
KR20160008424A (ko) | 화상형성장치 및 정착기 구동 제어 방법 | |
JP5695161B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5400016B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009058773A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017122899A (ja) | 定着装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2017026741A (ja) | 画像形成装置、制御方法、および制御プログラム | |
JP2009265387A (ja) | 定着装置 | |
JP2007298553A (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
JP6300060B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5953784B2 (ja) | 画像形成装置 | |
EP2031462A2 (en) | Image forming apparatus | |
JP6167385B2 (ja) | 画像形成装置、および定着装置の温度制御方法 | |
JP2011033998A (ja) | 像加熱装置 | |
JP2014199409A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014085573A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008209538A (ja) | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP2004101608A (ja) | 像加熱装置および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130927 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131024 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5400016 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |